JPH0636273U - 接続器具 - Google Patents
接続器具Info
- Publication number
- JPH0636273U JPH0636273U JP7304992U JP7304992U JPH0636273U JP H0636273 U JPH0636273 U JP H0636273U JP 7304992 U JP7304992 U JP 7304992U JP 7304992 U JP7304992 U JP 7304992U JP H0636273 U JPH0636273 U JP H0636273U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing door
- main body
- conductors
- connecting device
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造物本体3及び開閉扉5にそれぞれ設けら
れる電気機器7及び9相互を電気的に接続する際に、軟
線を使用する必要がなく、組み付け時での作業効率を向
上させて無駄な空間を排除する。 【構成】 構造物本体3及び構造物本体3に対して開閉
可能な開閉扉5に、絶縁体からなる接続器具本体11,
17,19をそれぞれ装着し、この各接続器具本体1
1,17,19に、一端側が相互に接触し他端側が構造
物本体3及び開閉扉5にそれぞれ設けられる電気機器7
及び9に接続される導体13をそれぞれ設け、この各導
体13相互を連結し開閉扉5の回動中心となるねじ21
を設けた。
れる電気機器7及び9相互を電気的に接続する際に、軟
線を使用する必要がなく、組み付け時での作業効率を向
上させて無駄な空間を排除する。 【構成】 構造物本体3及び構造物本体3に対して開閉
可能な開閉扉5に、絶縁体からなる接続器具本体11,
17,19をそれぞれ装着し、この各接続器具本体1
1,17,19に、一端側が相互に接触し他端側が構造
物本体3及び開閉扉5にそれぞれ設けられる電気機器7
及び9に接続される導体13をそれぞれ設け、この各導
体13相互を連結し開閉扉5の回動中心となるねじ21
を設けた。
Description
【0001】
この考案は、構造物本体及び構造物本体に対して開閉可能な開閉扉にそれぞれ 設けられる電気機器相互を電気的に接続する接続器具に関する。
【0002】
従来では、構造物本体に設けられた電気機器に、構造物本体の開閉扉に設けた 電気機器を電線を介して接続する場合、開閉扉の開放時に備えて電線に弛みを持 たせ、開閉により電線に張力が加わらないように考慮している。また、弛みを持 たせる電線は、開閉扉の開閉の度に応力が加わるため、通常使用される電線より 軟らかい、いわゆる軟線を使用し、応力により電線が断線しないようにしている 。
【0003】
しかしながら、このような従来の接続方法で使用する軟線は、一般電線に比べ て高価格であり、また電線は弛みを考慮した配線とする必要があることから、組 み付け時での作業効率が悪く、しかも無駄な空間が生じていた。
【0004】 そこで、この考案は、構造物本体及び開閉扉にそれぞれ設けられる電気機器相 互を電気的に接続する際に、軟線を使用する必要がなく、組み付け時での作業効 率を向上させて無駄な空間を排除することを目的としている。
【0005】
前記目的を達成するために、この考案は、構造物本体及び構造物本体に対して 開閉可能な開閉扉に、絶縁体からなる接続器具本体をそれぞれ装着し、この各接 続器具本体に、一端側が相互に接触し他端側が前記構造物本体及び開閉扉にそれ ぞれ設けられる電気機器に接続される導体をそれぞれ設け、この各導体相互を連 結し前記開閉扉の回動中心となる芯棒を設けた構成としてある。
【0006】
このような構成の接続器具によれば、構造物本体及び開閉扉にそれぞれ設けら れた電気機器相互は、絶縁体からなる接続器具本体に設けられる導体を介して電 気的に接続される。開閉扉の開閉動作時には、開閉扉側の導体が、構造物本体側 及び開閉扉側のそれぞれの導体相互を連結する芯棒を中心に、構造物本体側の導 体に対し接触しながら回動する。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0008】 図1は、この考案の一実施例を示す接続器具1を、構造物本体3及び構造物本 体3に対しヒンジ4により開閉支持される開閉扉5に取付けた状態を示している 。この接続器具1は、構造物本体3及び開閉扉5にそれぞれ装着された電気機器 7及び電気機器9相互を電気的に接続する機能を備えている。
【0009】 図2は接続器具1の分解斜視図であり、接続器具1は、構造物本体3側の三つ の要素A1 ,A2 ,A3 及び、開閉扉5側の三つの要素B1 ,B2 ,B3 を備え 、これら各要素は構造物本体3側と開閉扉5側とで互い違いに積み重ねられてい る。図3は、中間に位置する要素A2 ,B2 の分解斜視図である。この要素A2 ,B2 は、絶縁材からなる接続器具本体11と、導体13と、絶縁キャップ15 とから構成される。導体13は、連結孔13aを備えた円筒部13bと、円筒部 13bの外周部から接線方向に延長される主体部13cとを有している。一方、 接続器具本体11には、この主体部13cが挿入される導体挿入孔11aが、長 手方向に貫通して形成されるとともに、図中上端に凸部11bが、同下端に凹部 11cがそれぞれ長手方向に沿って形成されている。絶縁キャップ15は、ほぼ 円筒状を呈しており、導体13の円筒部13bの外周及び一方の端面(図3中で は上面)を覆うように円筒部13bに装着される。
【0010】 上記した要素A2 ,B2 以外の要素については、要素A1 と要素B3 とが同じ もので、要素A3 と要素B1 とが同じものであるが、これら各要素も前記要素A2 ,B2 と基本的な構成、つまり、接続器具本体17,19と、導体13と、絶 縁キャップ15とから構成される点は同様である。このうち、要素A1 及び要素 B3 の接続器具本体17には、導体13が挿入される挿入孔17aと、要素A2 ,B2 の凸部11bと係合する凹部17bと、構造物本体3に取付けるための取 付孔17cとが形成されている。一方、要素A3 及び要素B1 の接続器具本体1 9には、導体13が挿入される挿入孔19aと、要素A2 ,B2 の凹部11cと 係合する凸部19bと、開閉扉5に取付けるための取付孔19cとが形成されて いる。
【0011】 構造物本体3側の三つの要素A1 ,A2 ,A3 と、開閉扉5側の三つの要素B1 ,B2 ,B3 とは、構造物本体3側と開閉扉5側とで交互に配置され、これら は芯棒としてのねじ21により連結される。ねじ21は、導体13の円筒部13 bの連結孔13aに絶縁管23を介して挿入され、ナット25により締結される 。このとき、要素A1 と要素B1 の各導体13同志、要素A2 と要素B2 の各導 体13同志、要素A3 と要素B3 の各導体13同志は、それぞれ円筒部13bを 介して接触し電気的に導通状態にあり、また、これら三つのグループの導体13 相互は絶縁キャップ15により電気的に絶縁されている。
【0012】 このような接続器具1は、要素A1 ,A2 ,A3 側は、要素A1 及びA3 の取 付孔17c及び19cを用いて構造物本体3にねじなどにより固定し、要素B1 ,B2 ,B3 側は、要素B1 及びB3 の取付孔19c及び17cを用いて開閉扉 5にねじなどにより固定する。
【0013】 導体13の主体部13cは、いずれも先端が接続器具本体11,17,19か ら若干突出し、この突出端部に電線27,29が接続される。電線27は構造物 本体3側の電気機器7に、電線29は開閉扉5側の電気機器9にそれぞれ接続さ れる。これにより、構造物本体3側及び開閉扉5側のそれぞれの電気機器7及び 9相互は、接続器具1の導体13を介して電気的に接続された状態となる。開閉 扉5の開閉の際には、導体13の円筒部13b同志が接触状態で摺動しつつ、開 閉扉5側の要素B1 ,B2 ,B3 が、ヒンジ4の回転中心と同一のねじ21を支 点として構造物本体3側の要素A1 ,A2 ,A3 に対して回動する。
【0014】 このとき、電線27と電線29との間の接続は、導体13相互の接触により行 っているので、開閉扉5の開放時に備えた電線の弛みを考慮した組み付け作業は 不要であり、作業効率の向上が図られる。また、開閉扉5の開閉動作に伴う電線 の弛み部が不要であることから、電線は高価な軟線を使用する必要がなく、無駄 な空間も排除される。
【0015】
以上説明してきたように、この考案によれば、構造物本体側及び開閉扉側のそ れぞれの電気機器相互を電気的に接続するために、芯棒により相互に連結されか つ相互に接触する導体を、構造物本体側及び開閉扉側にそれぞれ設けるよう構成 したため、開閉扉の開放時の電線の弛みを考慮した組み付け作業は不要であり、 作業効率の向上が図られるとともに、開閉動作に伴う電線の弛み部が不要である ことから、電線は高価な軟線を使用する必要がなく、弛み部を不要とする分その 空間を有効利用できる。
【図1】この考案の一実施例の接続器具が装着された構
造物本体及び開閉扉の要部の斜視図である。
造物本体及び開閉扉の要部の斜視図である。
【図2】図1の接続器具の分解斜視図である。
【図3】図2の接続器具における要素の分解斜視図であ
る。
る。
3 構造物本体 5 開閉扉 7,9 電気機器 11,17,19 接続器具本体 13 導体 21 ねじ(芯棒)
Claims (1)
- 【請求項1】 構造物本体及び構造物本体に対して開閉
可能な開閉扉に、絶縁体からなる接続器具本体をそれぞ
れ装着し、この各接続器具本体に、一端側が相互に接触
し他端側が前記構造物本体及び開閉扉にそれぞれ設けら
れる電気機器に接続される導体をそれぞれ設け、この各
導体相互を連結し前記開閉扉の回動中心となる芯棒を設
けたことを特徴とする接続器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304992U JPH0636273U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 接続器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304992U JPH0636273U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 接続器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636273U true JPH0636273U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13507129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7304992U Pending JPH0636273U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 接続器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636273U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010016039A (ko) * | 2000-10-11 | 2001-03-05 | 신종철 | 힌지식가변형배선장치 및 이를 이용한정보통신선로용공통장치함 |
KR100613270B1 (ko) * | 2004-07-21 | 2006-08-21 | 주식회사 평일 | 저압선로형 분기접속장치 |
WO2012086130A1 (ja) | 2010-12-21 | 2012-06-28 | オイレス工業株式会社 | 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手 |
JP2013502032A (ja) * | 2009-08-11 | 2013-01-17 | ジーイー・アビエイション・システムズ・リミテッド | 電気ヒンジコネクタ |
WO2021132076A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 接続部材、及びワイヤハーネス |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP7304992U patent/JPH0636273U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010016039A (ko) * | 2000-10-11 | 2001-03-05 | 신종철 | 힌지식가변형배선장치 및 이를 이용한정보통신선로용공통장치함 |
KR100613270B1 (ko) * | 2004-07-21 | 2006-08-21 | 주식회사 평일 | 저압선로형 분기접속장치 |
JP2013502032A (ja) * | 2009-08-11 | 2013-01-17 | ジーイー・アビエイション・システムズ・リミテッド | 電気ヒンジコネクタ |
WO2012086130A1 (ja) | 2010-12-21 | 2012-06-28 | オイレス工業株式会社 | 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手 |
WO2021132076A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 接続部材、及びワイヤハーネス |
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