JP3789283B2 - サーボプレス - Google Patents

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    • B30PRESSES
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    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/26Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーボモータを動力源として駆動するサーボプレスに関する。詳しくは、スライド駆動力伝達機構部に減速ギア機構などの動力伝達上の誤差を生ずる機構を有するサーボプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動力伝達機構部に減速ギア機構等を有するサーボプレスが特開平10−328891に開示されている。
従来サーボプレスにおいては、サーボモータの出力軸にタイミングプーリが設けられている。一方、回転軸にはピニオンギアと前記タイミングプーリとは別のタイミングプーリが固設されている。サーボモータ出力軸のタイミングプーリと回転軸のタイミングプーリにはタイミングベルトが掛けられている。
【0003】
また、回転軸のピニオンギアはメインギアと噛合している。そして、メインギアとクランク軸はリンク機構を介して連結されている。クランク軸の偏心部にはコンロッドの大端部が連結し、他端はスライドと連結している。
【0004】
以上の構成によると、サーボモータを駆動源とするため、速度を任意に設定することができる。また、駆動力伝達機構部にリンク機構を採用している。ゆえに、加圧部では低速(サーボモータのトルク大)で加圧し、上昇及び下降時は高速(サーボモータのトルク小)でプレスを運転することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来サーボプレスにおいて、高度な下死点精度を得るため、スライドの位置を測定する位置センサを取付けるとする。そして、スライドの停止位置精度及び速度制御の精度を上げるため、サーボモータの位置ループゲインや速度ゲインを増加させる。ここで、サーボモータは位置センサにより検出したスライド位置に基づいて制御される。
【0006】
しかし、駆動力伝達機構部のギアには、バックラッシュが存在する。このため、位置ループゲインや速度ゲインを増加させると、スライドが下降し、プレス荷重がかかり始めるまで(金型が材料に触れるまで)は、ギアが不安定に動作し、スライドが微少に振動することで、位置センサによる検出に影響を及ぼす。ゆえに、ハンチング等が起こり、スライドの停止位置精度及び速度制御の精度に悪影響を及ぼしてしまう。
【0007】
本発明の目的は、駆動力伝達機構部にギア等の動力伝達上の誤差を生ずる機構を有するサーボプレスにおいて、位置ループゲイン及び速度ゲインを増加させ、下死点精度を向上させるとともに、バックラッシュ等によるハンチング等を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、スライドとサーボモータ間の駆動力伝達機構部に動力伝達上の誤差を生ずる機構を有するサーボプレスにおいて、プレス荷重の発生を検出する荷重発生検出手段13と、サーボモータ9の位置ループゲインと速度ゲインの設定を切換えるNC装置12を有し、プレス荷重が発生し始めたことを荷重発生検出手段13が検出するまでは、NC装置12が位置ループゲイン及び速度ゲインを低く設定する信号をサーボモータ9のドライバ11に出力し、プレス荷重が発生していることを荷重発生検出手段13が検出しているときは、NC装置12が位置ループゲイン及び速度ゲインを大きく設定する信号をドライバ装置11に出力することを特徴とするサーボプレスである。
【0009】
請求項1の発明では、プレス荷重の発生を検出する荷重発生検出手段が、プレス荷重がかかり始めたとき、すなわち金型が材料に触れたときを検出する。このときを境にしてNC装置によりサーボモータの位置ループゲイン及び速度ゲインを切換えることができる。すなわち、プレス荷重がかかり始めるまでは、位置ループゲイン及び速度ゲインを低く設定する。すると、動力伝達上の誤差を生ずる機構を有する駆動力伝達機構部のバックラッシュ等の影響を極力抑えてスムーズにスライドを動作することができる。
【0010】
そして、プレス荷重が発生し、加工が終了するまでは、位置ループゲイン及び速度ゲインを大きく設定する。プレス荷重が発生したときは、動力伝達上の誤差を生ずる機構を有する駆動力伝達機構部にもプレス荷重がかかるため、従来例で示したバックラッシュによるギアの変動は少ない。ゆえに、位置ループゲイン及び速度ゲインを大きく設定しても、ハチング等の影響を受けないで、スライドを高精度に制御することができる。特に下死点精度を向上することができる。
【0011】
請求項2の発明は、前記荷重発生検出手段13は、サーボモータを駆動する電流値により荷重の発生を検出する検出回路を有することを特徴とする請求項1記載のサーボプレスである。
以上
【0012】
請求項2の発明では、特別な装置を用いることなく、荷重発生検出手段を構成することができる。よって、請求項1の発明による効果に加えて、安価なコストで本発明によるサーボプレスを製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明によるサーボプレスの制御ブロック図を示す。
図1において、サーボプレス1にはスライド2が上下移動自在に設けられている。一方、クランク軸3は回動自在に設けられている。そして、スライド2とクランク軸3はコネクティングロッド4により連結されている。また、スライド2と対向した位置にボルスタ5が設けられている。そして、ボルスタ5からのスライド2の位置を検出するため、リニアスケール10が設けられている。
【0014】
クランク軸3の一端にはメインギア6が設けられている。メインギア6には減速機構部7の小ギア7aが噛合している。小ギア7aは軸7cの一端に固設されている。軸7cの他端は大ギア7bが固設している。従って、小ギア7aと大ギア7bは同軸で回転するように設けられている。
【0015】
一方、サーボプレス1の動力源であるサーボモータ9の出力軸9aには、ピニオンギア8が固設されている。このピニオンギア8と大ギア7bは噛合し、サーボモータ9の動力を伝達している。
【0016】
また、サーボプレス1には、サーボモータ9に指令信号を出力するドライバ装置11が設けられ、サーボモータ9と接続されている。ドライバ装置11には、ドライバ装置11が出力する信号を制御するNC装置12が接続されている。NC装置12には、リニアスケール10が検出したスライド2の位置信号と、サーボモータ9の駆動に係わる電流値を検出する電流値検出回路13の信号が入力される。サーボモータ9は、リニアスケール10が検出したスライド2の位置信号に基づいてNC装置12により位置制御される。
【0017】
また、NC装置12には設定入力表示手段14が接続されている。各種パラメータは設定入力表示手段14により入力・設定される。また、スライド2のモーションカーブ等が設定入力表示手段14の表示器に表示される。
【0018】
次に、本発明によるサーボプレス1の動作について説明する。
サーボモータ9が起動すると、減速機構部7を介してメインギア6が回動するとともに、クランク軸3が回動する。すると、コネクティングロッド4を介して、スライド2が上下に動作する。
【0019】
ここで、スライド2に取付けた金型(図示せず)が材料に触れることでプレス荷重がスライド2にかかると、サーボモータ9に負荷が生じ、サーボモータ9を駆動する電流値に変化が生じる。電流値検出回路13は、検出した電流値をNC装置12に出力し、その電流値の変化により、プレス荷重がかかり始めたことを判断する。すなわち、電流値検出回路13及びNC装置12は、プレス荷重の発生を検出することができる。
【0020】
一方、NC装置12は、プレス荷重の発生を認識すると、ドライバ装置11に、位置ループゲインと速度ゲインを増加させる信号を出力することができる。
【0021】
ここで、スライド2にプレス荷重がかかっていない状態では、メインギア6と小ギア7a及び、大ギア7bとピニオンギア8に存在するバックラッシュの影響を受けない程度に位置ループゲインと速度ゲインを設定し、スライド2を動作させる。
【0022】
しかし、スライド2にプレス荷重がかかり、各ギアにも負荷がかかると、バックラッシュによる各ギアの不安定動作が低減される。この時点で、NC装置12は位置ループゲインと速度ゲインを増加させる信号をドライバ装置11に出力する。すると、サーボモータ9は精度良く制御される。
【0023】
つまり、図1の構成によるサーボプレス1では、バックラッシュの影響を受け易いプレス荷重発生前は、位置ループゲインと速度ゲインを低く動作させ、バックラッシュの影響を受け難いプレス荷重発生後は、位置ループゲインと速度ゲインを増加させることができる。
【0024】
すなわち、スライドの位置精度、特に下死点精度が必要なプレス荷重発生後において、位置ループゲインと速度ゲインを増加させることで、サーボモータ9の制御性を向上することができる。
【0025】
ここで、本実施例では、プレス荷重の発生を検出する手段としてサーボモータ9を駆動する電流値を検出する方式とすることで、安価に製造できる構成としたが、本発明はこれに制限されることはない。例えば、サーボプレスのフレームに取付ける歪みゲージにより荷重発生を検出することもできる。
【0026】
また、動力伝達上の誤差を生ずる機構を有する駆動力伝達機構部を構成するメインギア6,減速機構部7,ピニオンギア8においても、本実施例に限定されることはない。例えば、リンク機構、ナックル機構、ベルト伝達機構などにおいても本発明は適用される。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、プレス荷重発生後に位置ループゲイン及び速度ゲインを増加させることができるので、スライドの駆動源であるサーボモータを、精度が必要とされる下死点付近において高精度に制御することができる。
【0028】
請求項2の発明によると、プレス荷重の発生をサーボモータを駆動する電流値により検出する構成としたことで、請求項1の発明による効果に加えて、安価で製造しやすいサーボプレスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における制御ブロック図
【符号の説明】
1はサーボプレス、2はスライド、3はクランク軸、4はコネクティングロッド、5はボルスタ、6はメインギア、7は減速機構部、7aは小ギア、7bは大ギア、7cは軸、8はピニオンギア、9はサーボモータ、9aは出力軸、10はリニアスケール、11はドライバ装置、12はNC装置、13は電流値検出回路、14は設定入力表示手段である。

Claims (2)

  1. スライド(2)とサーボモータ(9)間の駆動力伝達機構部(7)に動力伝達上の誤差を生ずる機構を有するサーボプレス(1)において、プレス荷重の発生を検出する荷重発生検出手段(13)と、サーボモータ(9)の位置ループゲインと速度ゲインの設定を切換えるNC装置(12)を有し、プレス荷重が発生し始めたことを荷重発生検出手段(13)が検出するまでは、NC装置(12)が位置ループゲイン及び速度ゲインを低く設定する信号をサーボモータ(9)のドライバ(11)に出力し、プレス荷重が発生していることを荷重発生検出手段(13)が検出しているときは、NC装置(12)が位置ループゲイン及び速度ゲインを大きく設定する信号をドライバ装置(11)に出力することを特徴とするサーボプレス(1)
  2. 前記荷重発生検出手段(13)は、サーボモータ(9)を駆動する電流値により荷重の発生を検出する検出回路を有することを特徴とする請求項1記載のサーボプレス(1)
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