JP3788785B2 - ギガビットイーサネット(登録商標)受動光加入者網システムにおける動作具現方法 - Google Patents
ギガビットイーサネット(登録商標)受動光加入者網システムにおける動作具現方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、受動光加入者網(passive optical network)システムに係り、特に、ギガビットイーサネット(登録商標)受動光加入者網(GE−PON)システムにおける動作具現方法及びそのイーサネット(登録商標)フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電話局からビルディング及び一般家庭までの加入者網の構成のために、xDSL(x-Digital Subscriber Line)、HFC(Hybrid Fiber Coax)、FTTB(Fiber To The Building)、FTTC(Fiber To The Curb)、FTTH(Fiber To The Home)などの各種の網構造が提示されている。このような網構造のうち、FTTx(x=B,C,H)の具現は能動型光加入者網(Active Optical Network:AON)構成による能動型FTTxと、受動型光加入者網(Passive Optical Network:PON)構成による受動型FTTxとに分けられる。PONは受動素子による点対多点(point-to-multipoint)のトポロジー(topology)を有する網構造により、今後、経済性のある光加入者網具現方法として提案されている。
【0003】
PONは一つの光線路終端装置(Optical Line Termination:OLT)と複数の光加入者網装置(Optical Network Unit:ONU)を“1×N”の受動型光分配器(passive optical splitter)を用いて連結することにより、ツリー構造の分散トポロジーを形成する光加入者網構造である。最近、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication section)では、点対多点方式の非同期伝送モード−受動型光加入者網(Asynchronous Transfer Mode-Passive Optical Network:ATM−PON)システムに対する標準化内容をITU−T G.982、ITU−T G.983.1、ITU−T G.983.3として文書化した。さらに、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ah TFでは、点対多点方式に基づくGE−PONシステムの標準化作業が行われている。
【0004】
現に、点対点方式のギガビットイーサネット(登録商標)及び点対多点方式のATM−PON用のMAC(Medium Access Control)技術は既に標準化されており、その内容はIEEE 802.3z及びITU−T G.983.1に開示されている。ATM−PONにおけるMAC技術の一例としては、Ghaibehなどによる1999年11月2日付けの“PROTOCOL FOR DATA COMMUNICATION OVER A POINT-TO-MULTIPOINT PASSIVE OPTICAL NETWORK”の発明の名称を有する米国特許第5,973,374号に詳細に開示されている。
【0005】
標準化済みの通常の点対点方式によるギガビットイーサネット(登録商標)標準フレーム構造を図1に示す。また、標準化済みの通常のATM−PONシステムの概略的な構成を図2に示す。標準化済みの点対点方式のギガビットイーサネット(登録商標)では、点対多点方式のPONシステムが要求する機能については定義していない。点対多点方式のPON形態としては、上述したように、ATM−PONが初めて開発されて標準化された。
【0006】
標準化済みのATM−PONシステムは、図2に示したように、ツリー構造のルートに位置し、アクセス網の各加入者に情報を提供するために主位的な役割をする一つのOLT10を含む。OLT10にはツリートポロジー構造を有するODN(Optical Distribution Network)16が接続される。ODN16はOLT10から伝送される下向き(Downstream)データフレームを分配し、逆に上向き(Upstream)データフレームを多重化してOLT10へ伝送する。複数のONU12a,12b,12cは下向きデータフレームを受信して終端使用者(TERMINATION USER)14a,14b,14cに提供し、それらから出力されるデータを上向きデータフレームとしてODN16へ伝送する。図2において、終端使用者14a,14b,14cはNT(Network Terminal)を含むPONで使用可能な各種の加入者網終端装置をいう。
【0007】
図2に示したようなATM−PONシステムは53バイトの一定サイズを有するATMセルをデータフレームの形態で下向き又は上向きパケット伝送を行う。図2に示したツリー構造を有するPON構造において、OLT10は下向きフレーム内に多数のONU12iの各々に分配される下向きセルを適宜に挿入する。さらに、上向き伝送の場合、OLT10はTDM(Time Division Multiplexing)方式に基づいて複数のONU12a,12b,12cから伝送されたデータにアクセスする。この際、OLT10と複数のONU12a,12b,12cとの間に接続されたODN16は受動素子である。したがって、OLT10はレンジング(ranging)アルゴリズムを用いて仮想距離補正を通じ受動素子であるODN16でのデータ衝突を避けるようにしている。さらに、OLT10は複数のONU12a,12b,12cに下向きデータを伝送する場合、ONU12a,12b,12cと、秘密保障のための暗号キー及び維持管理保守のためのOAM(Operations, Administration and Maintenance)メッセージをやり取りする。このため、上/下向きフレームには一定の時間間隔でメッセージをやり取りする専用ATMセル又は一般ATMセル内に該当データフィールドが備えられている。
【0008】
上述したように、ATM−PONシステムは一定サイズのATMセルを基にして上向き及び下向きフレームを構成し、点対多点(point to multi-point)連結のツリー構造によりパケット上向き伝送に対してはTDM方式を使用する。
【0009】
インターネット技術の発達によって加入者側はより大きな帯域幅を要求しており、ATMシステムよりもギガビットイーサネット(登録商標)方式を要求している。すなわち、ATMシステムでは、広帯域幅を得るために、相対的に高価な装置を必要とし、帯域幅の制限も発生する(最高622Mbps)。また、ATMシステムではIP(Internet Protocol)パケットを分割しなければならない。一方、これとは対照的に、ギガビットイーサネット(登録商標)システムでは安価な装置を使用することができ、かつ、広い帯域幅(1Gbps程度)が確保できる終端間(end to end)伝送を提供することができる。したがって、加入者網のPON構造でも、ATM方式ではなくイーサネット(登録商標)方式を要求するようになっている。
【0010】
ギガビットイーサネット(登録商標)の場合、点対点方式及び衝突方式のMACプロトコルは既に標準化されてMACコントローラチップが常用化されているが、点対多点方式のGE−PON構造はMACを含めていまだ標準化が進行中である。これにより、GE−PONでは、PON構造で要求する点対多点方式の機能が具体化されず、OLTとONUとのフレームフォーマットも定められていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、ギガビットイーサネット(登録商標)受動光加入者網(GE−PON)システムの機能を具現する方法を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、GE−PONシステムでギガビットイーサネット(登録商標)トラフィックを効率的に収容することのできるフレームフォーマット構造を提供することにある。
【0013】
また、本発明の他の目的は、GE−PONシステムで初期ONU登録、追加ONU登録、及び動的帯域幅割当てのような機能を具現する方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の一側面によれば、OLT(Optical Line Termination)、受動素子である光スプリッタからなるODN(Optical Distribution Network)及び複数のONU(Optical Network Unit)を少なくとも備える受動光加入者網(GE−PON:Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)システムの動作具現方法において、(a)OLTが初期駆動後に周期的に同期信号を複数のONUの各々に伝送して複数のONUの各々が周期的に伝送される同期信号の中の一つに同期を合わせる過程と、(b)同期信号の中の一つに同期を合わせたONUが、グラント(上向きデータ伝送機会割当て)フレームに含まれた初期登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握し、初期登録要求フレームの伝送時点に他のONUとのデータ衝突を避けるためのランダム遅延以後、初期登録要求フレームをOLTへ伝送する過程と、(c)初期登録要求フレームを受けたOLTが、グラントフレームに与えた初期登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間と実際フレーム到着時間との差を計算し、ランダム遅延値を用いてRTT(Round Trip Time)を計算する過程と、(d)RTTの計算後、OLTが、ONUリストにONU登録を要求するONUを登録し、そのONUの各々に対する新たなONU IDを与えた後、この新たなONU ID及びRTTを含む登録応答フレームを、ONU登録を要求するONUへ伝送する過程と、を備えてなることを特徴とするGE―PONシステムの動作具現方法を提供する。
【0016】
この方法では、登録応答フレームを受けたONUが下向き及び上向き遅延による同期化誤差を登録応答フレームに含まれたRTTを用いて補正する(e)過程をさらに備えるとよく、また、同期信号の中の一つに同期を合わせたONUが、グラントフレームに含まれた初期登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握する前に、グラントタイプフィールドの値が初期登録要求のグラントを示す値に設定されているかを判断する(f)過程をさらに備えるようにすると好ましい。
【0017】
初期登録要求フレームには、ONU登録を要求するONUを示すためにイーサネット(登録商標)MAC(Medium Access Control)ハードウェアアドレスが臨時ONU IDとして含まれているとよい。RTTは、実際フレーム到着時間−予想フレーム到着時間−ランダム遅延値の値であるとなおよい。
【0018】
本発明の他の側面によれば、OLT、受動素子である光スプリッタからなるODN及び複数のONUを少なくとも備えるGE−PONシステムの動作具現方法において、(a)複数のONUがOLTの同期信号に基づいて同期を合わせ、OLTと複数のONUとがデータを送受信する過程と、(b)複数のONUのうち、新たに駆動された少なくとも一以上のONUが下向き伝送同期信号に同期を合わせる過程と、(c)同期信号に同期を合わせ新たに駆動されたONUが、グラントフレームに含まれた追加登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握し、追加登録要求フレームの伝送時点に追加登録要求フレームをOLTへ伝送する過程と、(d)追加登録要求フレームを受けたOLTが、グラントフレームに与えた追加登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間と実際フレーム到着時間との差を計算し、ランダム遅延値を用いてRTTを計算する過程と、(e)RTTの計算後、OLTが、ONUリストに追加ONU登録を要求するONUを登録し、そのONUの各々に対する新たなONU IDを与えた後、新たなONU ID及びRTTを含む登録応答フレームを、追加ONU登録を要求するONUへ伝送する過程と、を備えてなることを特徴とするGE―PONシステムの動作具現方法も提供する。
【0019】
この方法では、登録応答フレームを受信したONUが下向き及び上向き遅延による同期化誤差を登録応答フレームに含まれたRTTを用いて補正する(f)過程と、登録応答フレームを受信していないONUが、ランダムバックオフアルゴリズムを用いて自分の追加登録に対する追加登録要求フレームを所定の回数だけ再伝送する(i)過程、追加登録グラントフレームを受ける(ii)過程及び追加登録要求フレームを上向き伝送する(iii)過程を行う(g)過程と、をさらに含むようにすると好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0036】
図3は本発明の一実施例によるGE−PONシステムの概略的な構成図である。
【0037】
図3に示したGE−PONシステムは、OLT20、受動素子である光スプリッタからなるODN26、ONU22a,22b,22c及び終端使用者24a,24b,24cを備えてなる。図3のGE−PONシステムにおける構成要素間の連結構成は、図2のATM−PON構成とほぼ類似している。図3のように構成されたGE−PONシステムは、一つのOLT20と、最大32個のツリー構造のONUとを備えることができる。最大32個のONUはOLT20と各ONUとの距離及びパワーバジェット(power budget)に基づいて決められる。ONU22a,22b,22cはOFDH(Optical Fiber Distribution Housing)にインストールされ、必要によってビルディング及びアパート団地の分配箱や個人注宅の入り口などに設けられADSL(Asynchronous Digital Subscriber Line)のような各種のサービスを提供する機能を備える。OLT20はバックボーン網(backbone network)からデータを受信してODN26を通じてONU22a,22b,22cの各々にデータを分配するか、TDM方式に基づいてONU22a,22b,22cからのデータにアクセスする。このため、OLT20は基本的にレイヤ2(layer-2)のMACアドレスに対するスイッチ機能を行い、ONU22a,22b,22cはレイヤ2、レイヤ3(layer-3)のインターネットプロトコルスイッチ/ルータ(IP switch/router)機能を行うように設計される。
【0038】
図3に示したGE−PONシステムは、PON構造で上/下向きデータのQoS(Quality of Service)を保障し、各ONU22a,22b,22cに対する帯域割当てを適宜一定なレベルで維持する。GE−PONシステムは、ブロードキャスティング伝送される下向きデータに対して隣接する他のONU22j(ここで、jは自然数a,b,cであり、i≠j)が特定のONU22iのデータを読み取らないように暗号化する動作を行う。さらに、通信上の物理的なエラーが発生する場合も、これをOLT20とONU22a,22b,22cとの相互間に伝えるようにするOAM機能と、パケットがODN26を通過した後、OLT20から各ONU22a,22b,22cまでの距離が異なるので、パケット上向き伝送時にODN26でデータの衝突が発生しないように仮想的にOLT20とONU22a,22b,22cとの距離を同一に設定維持するレンジング(ranging)機能とを行う。
【0039】
本発明の一実施例によるGE−PONシステムは、図3に示したように、可変長イーサネット(登録商標)フレーム(variable length Ethernet(登録商標) frame)を基にして上向き及び下向きフレームを構成し、点対多点方式の連結ツリー構造に応じて上向き伝送に対してはTDM方式を使用する。また、本発明の一実施例では、GE−PONシステムでギガビットイーサネット(登録商標)トラフィックを効率的に収容する可変長イーサネット(登録商標)フレームフォーマット構造を提示する。このGE−PONシステムは、可変長イーサネット(登録商標)フレームに関連する各種の機能、すなわち、初期ONU登録、追加ONU登録、レンジング及び動的帯域幅割当てなどの機能を具現する。
【0040】
まず、可変長イーサネット(登録商標)フレームフォーマット構造について図4乃至図13を参照して詳細に説明する。本発明の一実施例で提示したイーサネット(登録商標)フレームフォーマットの各フィールドの名称及びその配置は、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で各種の変形及び変更が可能であることを理解すべきである。
【0041】
図4は、本発明の一実施例によるGE−PONシステムにおいて、OLT20とONU22a,22b,22cとの間で送受信されるデータの基本的な形態である可変長イーサネット(登録商標)フレームフォーマットの構成図である。図4を参照すれば、本発明の一実施例による可変長イーサネット(登録商標)フレームは、1バイトのSOP(Start Of Packet)フィールド30、2ビットのパケットタイプ(Packet Type)フィールド32、PONヘッダー内容(PON header content)フィールド34及びPDU(Packet Data Unit)フィールド36から構成される。SOPフィールド30はパケットの開始を示すためのSOP情報の記録フィールドであり、パケットタイプフィールド32はパケットの種類を区別するためのパケットタイプ情報の記録フィールドであり、PONヘッダー内容フィールド34はパケットの種類によるPONヘッダー内容の記録フィールドである。さらに、PDUフィールド36はパケットの種類によるパケットデータの記録フィールドである。
【0042】
本発明の一実施例では、パケットの種類をイーサネット(登録商標)PDU、ATM−PDU及びPON機能収容のためのPON専用に分ける。
【0043】
図5は、パケットの種類を区別するためのパケットタイプがイーサネット(登録商標)PDUである場合の具体的なパケットフォーマットの構成図である。図5を参照すれば、パケットタイプがイーサネット(登録商標)PDUである場合のイーサネット(登録商標)データフレームは、SOPフィールド40及びパケットタイプフィールド41を含む。また、イーサネット(登録商標)データフレームは、6ビットの空データ(Null Data)フィールド42、1バイトのONU IDフィールド43、2バイトの長さフィールド44及び2バイトのHCS(Head Check Sum)フィールド45から構成されるPONヘッダー内容フィールド34と、イーサネット(登録商標)PDUフィールド46と、を含む。図5に示したように、パケットの種類がイーサネット(登録商標)PDUである場合はイーサネット(登録商標)データフレームのパケットタイプフィールド41にパケットタイプが“00”と記録される。さらに、PONヘッダー内容フィールド34のうち、OLT20が下向きパケットを伝送する場合はパケットを受信するONUを示すONU IDが図5のONU IDフィールド43に記録され、複数のONU22a,22b,22cが上向きパケットを伝送する場合はパケットを送信するONUを示すONU IDがONU IDフィールド43に記録される。長さフィールド44には、イーサネット(登録商標)PDU長さとヘッダー長さとを含む全体長さ情報が記録される。HCSフィールド45には、イーサネット(登録商標)PDUを除いたヘッダーエラー点検のために1バイトのCRC(Cyclic Redundancy Check)情報が記録される。
【0044】
図6は、パケットの種類を区別するためのパケットタイプがATM−PDUである場合の具体的なパケットフォーマットの構成図である。図6を参照すれば、パケットタイプがATM−PDUである場合のATMデータフレームは、SOPフィールド50及びパケットタイプフィールド51を含む。また、ATMデータフレームは、6ビットの空データフィールド52、1バイトのONU IDフィールド53、2バイトの長さフィールド54及び2バイトのHCSフィールド55から構成されるPONヘッダー内容フィールド34と、ATM−PDUフィールド56と、を含む。図6に示したように、パケットの種類がATM−PDUである場合、ATMデータフレームのパケットタイプフィールド51にパケットタイプが“01”と記録される。さらに、PONヘッダー内容フィールド34のうち、OLT20が下向きパケットを伝送する場合はパケットを受信するONUを示すONU IDがONU IDフィールド53に記録され、複数のONU22a,22b,22cが上向きパケットを伝送する場合はパケットを送信するONUを示すONU IDが図6のONU IDフィールド53に記録される。長さフィールド54には、イーサネット(登録商標)PDU長さとヘッダー長さとを含む全体長さ情報が記録される。HCSフィールド55には、ATM−PDU56を除いたヘッダーエラー点検のために1バイトのCRC情報が記録される。
【0045】
本発明の一実施例によってOLT20とONU22a,22b,22cとの点対多点連結方式のPON機能実行に必要なパケットタイプはPON専用パケットである。点対多点方式を支援するための本発明の一実施例によるGE−PONでのPON機能には、初期ONU登録、追加ONU登録、レンジング及び動的帯域幅割当てがある。PON機能実行に必要なパケットは、図7乃至図10に示したように、フレーム(以下、“PON機能制御フレーム”という)フォーマットとして定義され、各PON機能制御フレーム内のパケットタイプフィールド61,71,81,91にはパケットタイプが“11”と記録される。
【0046】
次に、PON機能制御フレームについては図7乃至図10を参照して詳細に説明する。図7乃至図10に示したように、PON機能制御フレームには、図5のイーサネット(登録商標)データフレームに存在するイーサネット(登録商標)PDUと図6のATMデータフレームに存在するATM−PDUとが含まれていないことを理解すべきである。
【0047】
図7は、PON機能制御フレームのうち、ONU登録要求のための登録要求フレームフォーマット(REGISTRATION REQUEST FRAME)の構成図である。図7の登録要求フレームは、ONU22a,22b,22cの一つがOLT20の承諾を受けてOLT20に登録を要求するときに使用する上向きパケットである。
【0048】
図7を参照すれば、登録要求フレームは、SOPフィールド60、パケットタイプフィールド61、6ビットの制御タイプ(Control Type)フィールド62、6バイトの臨時(Temp)ONU IDフィールド63、3バイトのランダム遅延(Random delay)フィールド64及び2バイトのHCSフィールド65から構成される。図7の登録要求フレームの制御タイプフィールド62には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例による登録要求に対応する制御タイプは“2(二進数=000010)”と定義される。したがって、登録要求フレームの制御タイプフィールド62には、制御タイプが“2(二進数=000010)”と記録される。登録要求フレームの臨時ONU IDフィールド63には、登録要求時の臨時ONU IDが記録される。臨時ONU IDは6バイトのイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを有する。ランダム遅延フィールド64には、他のパケットとの衝突を避けるための3バイトのランダム遅延情報が記録される。しかし、追加登録要求時にはランダム遅延を使用しないので、ランダム遅延フィールド64には空データ値である“0”が記録される。HCSフィールド65には、登録要求フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0049】
図8は、PON機能制御フレームのうち、ONU登録応答のための登録応答フレームフォーマット(REGISTRATION RESPONSE FRAME)の構成図である。図8の登録応答フレームは、OLT20がONU登録をした後、対応するONUに登録結果を知らせるときに使用する下向きパケットである。
【0050】
図8を参照すれば、登録応答フレームは、SOPフィールド70、パケットタイプフィールド71、6ビットの制御タイプフィールド72、6バイトの臨時ONU IDフィールド73、1バイトの登録(REGISTRATION)ONU IDフィールド74、3バイトのRTT(Round Trip Time)フィールド75及び2バイトのHCSフィールド76から構成される。図8の登録応答フレームの制御タイプフィールド72には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例による登録応答に対応する制御タイプは“3(二進数=000011)”と定義される。これにより、登録応答フレームの制御タイプフィールド72には、制御タイプが“3(二進数=000011)”と記録される。登録応答フレームの臨時ONU IDフィールド73には登録要求時の臨時ONU IDが記録され、登録ONU IDフィールド74にはOLT20により新たに与えられたONU IDが記録される。RTTフィールド75には、OLT20とONU22a,22b,22cとのRTTが記録される。HCSフィールド76には登録応答フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0051】
図9は、PON機能制御フレームのうち、レンジング要求のためのレンジング要求フレーム(RANGING REQUEST FRAME)フォーマットの構成図である。図9のレンジング要求フレームは、ONU22a,22b,22cの一つがOLT20の許可を受けてOLT20にレンジングを要求するときに使用する上向きパケットである。
【0052】
図9を参照すれば、レンジング要求フレームは、SOPフィールド80、パケットタイプフィールド81、6ビットの制御タイプフィールド82、1バイトのONU IDフィールド83及び2バイトのHCSフィールド84から構成される。図9のレンジング要求フレームの制御タイプフィールド82には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例によるレンジング要求に対応する制御タイプは“4(二進数=000100)”と定義される。これにより、レンジング要求フレームの制御タイプフィールド82には、制御タイプが“4(二進数=000100)”と記録される。レンジング要求フレームのONU IDフィールド83にはレンジングを要求するONU IDが記録される。HCSフィールド84にはレンジング要求フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0053】
図10は、PON機能制御フレームのうち、レンジング応答のためのレンジング応答フレーム(RANGING RESPONSE FRAME)フォーマットの構成図である。図10のレンジング応答フレームは、OLT20が対応するONUにレンジング結果を知らせるときに使用する下向きパケットである。
【0054】
図10を参照すれば、レンジング応答フレームは、SOPフィールド90、パケットタイプフィールド91、6ビットの制御タイプフィールド92、1バイトのONU IDフィールド93、3バイトの誤差補正値(ERROR CORRECTION VALUE)フィールド及び2バイトのHCSフィールド95から構成される。図10のレンジング応答フレームの制御タイプフィールド92には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例によるレンジング応答に対応する制御タイプは“5(二進数=000101)”と定義される。これにより、レンジング応答フレームの制御タイプフィールド92には、制御タイプが“5(二進数=000101)”と記録される。レンジング応答フレームのONU IDフィールド93にはレンジング要求ONU IDが記録され、誤差補正値フィールド94にはレンジング後の3バイトの誤差補正値が記録される。HCSフィールド95には、レンジング応答フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0055】
図11は、PON機能制御フレームのうち、帯域割当て要求のための帯域割当て要求フレーム(BANDWIDTH ALLOCATION REQUEST FRAME)フォーマットの構成図である。図11の帯域割当て要求フレームは、ONU22a,22b,22cの一つがOLT20の許可を受けてOLT20に帯域割当てを要求するときに使用する上向きパケットである。
【0056】
図11を参照すれば、帯域割当て要求フレームは、SOPフィールド100、パケットタイプフィールド101、6ビットの制御タイプフィールド102、1バイトのONU IDフィールド103、2バイトのキュー長さ(Queue Length)フィールド104及び2バイトのHCSフィールド105から構成される。図11の帯域割当て要求フレームの制御タイプフィールド102には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例による帯域割当て要求に対応する制御タイプは“6(二進数=000110)”と定義される。これにより、帯域割当て要求フレームの制御タイプフィールド102には、制御タイプが“6(二進数=000110)”と記録される。帯域割当て要求フレームのONU IDフィールド103には帯域割当てを要求するONU IDが記録され、キュー長さフィールド104には帯域割当てを要求するONUの現在伝送待機中のバッファサイズ情報が記録される。HCSフィールド105には、帯域割当て要求フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0057】
図12は、PON機能制御フレームのうち、上向きデータを伝送する機会を与えるための上向きデータ伝送機会割当てフレームフォーマットの構成図である。図12の上向きデータ伝送機会割当て(以下、“グラント(Grant)”と称する)フレーム(GRANT FRAME)は、OLT20が対応するONUに上向きデータを伝送する機会を与えるときに使用する下向きパケットである。
【0058】
図12を参照すれば、グラントフレームは、SOPフィールド110、パケットタイプフィールド111、6ビットの制御タイプフィールド112、1バイトのONU個数(Number of ONUs)フィールド113、1バイトのONU IDフィールド114、1バイトのグラントタイプ(Grant Type)フィールド115、3バイトのグラントタイムオフセット(Grant Time Offset)フィールド116、3バイトのグラントタイム長さ(Grant Time Length)フィールド117、3バイトの周期的レンジング補正値(Periodic ranging correction Value)フィールド118及び2バイトのHCSフィールド119から構成される。グラントフレームのうち、1バイトのONU IDフィールド114、1バイトのグラントタイプフィールド115、3バイトのグラントタイムオフセットフィールド116、3バイトのグラントタイム長さフィールド117及び3バイトの周期的レンジング補正値フィールド118はONU割当て情報(ONU ALLOCATION INFORMATION)108と定義され、グラントフレームにはONU割当て情報108がONUの個数(ONU ALLOCATION INFORMATION * NUMBER OF ONUs)だけ存在する。
【0059】
図12のグラントフレームの制御タイプフィールド112には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例による上向きデータ伝送機会割当てのための制御タイプは“1(二進数=000001)”と定義される。これにより、グラントフレームの制御タイプフィールド112には、制御タイプが“1(二進数=000001)”と記録される。グラントフレームのONU個数フィールド113には、OLT20が上向きデータ伝送機会割当てを行うONU個数情報が記録される。ONU個数情報はグラントフレームを受信するONUがパケット長さを求めるのに用いる。ONU IDフィールド114にはグラントフレームを受信するONU IDが記録され、グラントタイプフィールド115にはグラントタイプ情報が記録される。本発明の一実施例によれば、グラントタイプは、初期登録要求(INITIAL REGISTRATION REQUEST)が“1(00000001)”、追加登録要求(LATE REGISTRATION REQUEST)が“2(00000010)”、レンジング要求(RANGING REQUEST)が“3(00000011)”、帯域割当て要求(BANDWIDTH ALLOCATION REQUEST)が“4(00000100)”及びデータ要求(DATA REQUEST)が“5(00000101)”として定義される。グラントタイムオフセットフィールド116にはONUデータ伝送開始時点情報が記録され、グラントタイム長さフィールド117には伝送時間長さ情報が記録される。周期的レンジング補正値フィールド118には周期的レンジング補正値が記録され、HCSフィールド119にはグラントフレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0060】
図13はPON機能制御フレームのうち、維持管理及び保守のためのOAMフレームフォーマットの構成図であり、OAMフレームはOLT20とONU22a,22b,22cとの通信を可能にするパケットである。
【0061】
図13を参照すれば、OAMフレームは、SOPフィールド120、パケットタイプフィールド121、6ビットの制御タイプフィールド122、OAM内容(Content)フィールド123及び2バイトのHCSフィールド124から構成される。図13のOAMフレームの制御タイプフィールド122には、PON機能実行に必要なパケットの種類を示す6ビットの制御タイプ情報が記録される。本発明の一実施例による維持管理及び保守のための制御タイプは“7(二進数=000111)”と定義される。これにより、OAMフレームの制御タイプフィールド122には、制御タイプが“7(二進数=000111)”と記録される。OAM内容フィールド123にはOAM内容が記録され、HCSフィールド124にはOAMフレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報が記録される。
【0062】
本発明の一実施例では、上述したような可変長イーサネット(登録商標)フレームに関連するGE−PON機能、すなわち、初期ONU登録、追加ONU登録、レンジング及び動的帯域幅割当てなどの過程を行う。
【0063】
図14は初期ONU登録過程を説明するための図であり、図15は上向き及び下向き伝送遅延に対する同期化誤差をラウンドトリップタイム(RTT)を用いて補正することを説明するための図である。図16は追加ONU登録過程を説明するための図であり、図17は初期レンジング過程を説明するための図である。図18は動的帯域幅割当て過程を説明するための図である。
【0064】
図14乃至図18に示した同期信号“sync”はOLT20とONU22a,22b,22cとの間のサイクル周期(cycle period)を合わせるための信号であり、OLT20から周期的に下向き伝送される。本発明の一実施例による同期信号“sync”間のサイクル周期は好ましくは2msecである。2msecをサイクル周期とするのは、サイクル周期を短くすると2msecのサイクル周期に比べてオーバーヘッドの占有比率が大きくなり、サイクル周期を長くすると複数のONUの各々のアクセス時間間隔が長くなってQoS及びOAM機能を適宜に実行することができないからである。したがって、同期信号“sync”間のサイクル周期はオーバーヘッド対QoSのトレードオフ(trade off)により設定される。本発明の一実施例では、同期信号“sync”を具体的なフレームフォーマットで定義していないが、特定のビットパターンを有するフレーム形態で具現することができる。
【0065】
初期ONU登録過程
【0066】
まず、本発明の好ましい一実施例による初期ONU登録過程を図14に基づき詳細に説明する。
【0067】
図14を参照すれば、OLT20は、初期駆動の後、周期的に(例えば、2msec)同期信号“sync”を複数のONU22i,22jに伝送する。複数のONU22i,22j(ここで、i、jは自然数a,b,cであり、i≠j)はOLT20により周期的に伝送される同期信号“sync”の一つに応答してOLT20と同期を合わせる。その後、ONU22i,22jはグラントフレームを待つ。ONU22i,22jは、図12のグラントフレームのうち、グラントタイプフィールド115の値が初期登録要求のグラントを示す“1(00000001)”に設定されているかをチェックする。仮に、グラントタイプフィールド115の値が初期登録要求のグラントを示す“1(00000001)”に設定されていると、グラントタイムオフセットフィールド116及びグラントタイム長さフィールド117にそれぞれ記録されている初期登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握する。その後、初期登録要求フレームの伝送時点に初期登録を要求する他のONUとのデータ衝突を避けるためにランダム遅延以後に登録要求フレームを図7に示した初期登録要求フレームとしてOLT20へ伝送する(Registration Request transmission)。初期登録要求フレームを伝送する場合、ONU22i又は22jは初期登録要求フレームを伝送したONUがどのONUであるかを示すために、6バイトのイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを臨時ONU IDとして図7の臨時ONU IDフィールド63に記録する。さらに、ONU22i又は22jはRTTの計算に必要な3バイトのランダム遅延値RD(x)(xはi又はj)を図7のランダム遅延フィールド64に記録する。
【0068】
登録要求を受けたOLT20は、グラントフレームに与えた初期登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間t1と実際到着時間t2との差を計算し、対応ONUが初期登録要求フレームのランダム遅延フィールド64に記録したランダム遅延値RD(x)(xはi又はj)(Random Delay generated at each ONU)を用いてRTTを計算する。このRTTは下向き遅延(Down-stream Delay:DD)と上向き遅延(Up-stream Delay:UD)とからなる。RTTは、実際フレーム到着時間t2−予想フレーム到着時間t1−ランダム遅延値RD(x)の値となる。RTTの計算後、OLT20はONUリストにONU登録を要求したONU22i,22jを登録した後、そのONU22i,22jに対する新たなONU IDを与える。OLT20は、図8の登録応答フレームの臨時ONU IDフィールド73に臨時ONU ID、すなわち、ONU登録要求時のONUにより設定されたイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを記録し、登録ONU IDフィールド74に新たに与えたONU IDを記録する。さらに、OLT20は、RTTフィールド75に上向き及び下向き伝送RTT補正のために使用される計算済みのRTTを記録し、HCS(Head Check Sum)フィールド65には登録応答フレームのエラー点検のために2バイトのCRC情報を記録する。
【0069】
その後、OLT20は新たに与えたONU ID及びRTTなどを含む図8の登録応答フレームを該当ONU22x(xはi又はj)へ伝送する。該当ONU22xが図8の登録応答フレームを受信すると、図15に示したように、上向き及び下向き遅延UD,DDによる同期化誤差をOLT20から受信したRTTを用いて補正する(CORRECTION USING RTT FROM OLT)。ONU22xは同期信号受信時点を、RTTだけ減算した以前の時点として処理し同期化誤差を補正する。
【0070】
OLT20は一定の周期(例えば、数十回)にかけて初期登録グラントフレームを続けて送信し、すべてのONU22i,22jは初期登録するのに十分な機会を有する。しかし、ONUが初期登録過程を通じて登録をしない場合は、次の追加登録過程を用いてONU登録を行うことができる。
【0071】
追加ONU登録過程
【0072】
次に、本発明の好ましい一実施例による追加ONU登録過程を図16に基づき詳細に説明する。追加ONU登録過程とは、既存のOLT20とONU22a,22b,22cとの通信中に新たなONUに追加登録機会を与える過程をいう。
【0073】
図16を参照すれば、OLT20は周期的に同期信号“sync”と図12のグラント情報とを送信する。既存のONU22mは下向きグラント情報を受信して上向き情報(実際の加入者データ)を送信する。
【0074】
既存のONU22m以外の新たなONU22nが駆動すると、新たなONU22nはOLT20から周期的に伝送される同期信号“sync”の一つに応答してOLT20と同期を合わせる。その後、ONU22nは図12のグラントフレームを待つ。ONU22nは、図12のグラントフレームに含まれたグラントタイプフィールド115の値をチェックする。仮に、グラントタイプフィールド115の値が追加登録要求のグラントを示す“2(00000010)”に設定されていると、グラントタイムオフセットフィールド116及びグラントタイム長さフィールド117にそれぞれ記録されている追加登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握する。その後、追加登録要求フレームの伝送時点に登録要求フレームを図7の追加登録要求フレームとしてOLT20に伝送する。追加登録要求フレームを伝送する場合、ONU22nは追加登録要求フレームを伝送したONUがどのONUであるかを示すために、6バイトのイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを臨時ONU IDとして臨時ONU IDフィールド63に記録する。さらに、ONU22nはランダム遅延値“0”をランダム遅延フィールド64に記録した後、追加登録要求フレームを伝送する。初期登録要求時と異なり、追加登録要求時は新たなONU登録に多くの帯域を割当てることができないので、ランダム遅延値は使用されない。
【0075】
仮に、多数のONUが同時に新たに駆動されて追加登録要求フレームの各々を上向き伝送することによりフレームの衝突が発生する場合、OLT20からの登録応答が追加登録を要求するONUへ伝送されない。登録応答フレームを受けないONUは、ランダムバックオフアルゴリズムを用いて自分の追加登録に対する追加登録要求フレームを所定の回数だけ再伝送して追加登録グラントフレームを受けて伝送することにより、フレームの衝突を避ける。追加登録要求フレームを伝送する場合、追加登録要求フレームを伝送したONUがどのONUであるかを示すために、6バイトのイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを臨時ONU IDとして臨時ONU IDフィールド63に記録し、3バイトのランダム遅延値をランダム遅延フィールド64に記録する。
【0076】
OLT20が追加登録要求フレームを衝突なしに受信する場合、OLT20はグラントフレームに与えた追加登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想到着時間t3と実際到着時間t4との差を用いてRTTを計算する。そのRTTは、実際フレーム到着時間t4−予想フレーム到着時間t3の値となる。RTTの計算後、OLT20はONUリストに追加登録を要求するONUを登録して新たなONU IDを与える。その後、OLT20は新たなONU IDに含まれた登録応答フレームを追加登録を要求するONU22nへ伝送する。OLT20は臨時ONU ID、すなわち、追加登録を要求するONU22nにより設定されたイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスを図8の登録応答フレームの6バイトの臨時ONU IDフィールド73に記録して、追加登録を要求するONU22nが登録応答フレームを受けるようにする。さらに、OLT20は登録ONU IDフィールド74に新たなONU IDを記録し、上向き及び下向き伝送RTTを補正するために3バイトのRTTフィールド75にRTTを記録する。
【0077】
追加登録を要求するONU22nが図8の登録応答フレームを受けると、図15に示したように、上向き及び下向き遅延UD,DDによる同期化誤差をOLT20から受けたRTTを用いて補正する。
【0078】
初期レンジング過程
【0079】
次に、本発明の好ましい一実施例による初期レンジング過程を図17に基づき詳細に説明する。
【0080】
OLT20は初期ONU登録及び追加ONU登録過程により登録されたONUに対して初期レンジング機会を与える。OLT20及び複数のONU22a,22b,22cはONU登録過程により上向き及び下向き遅延による同期化誤差を補正するが、他の外部変数による誤差については精密な補正がなされていない。外部変数により発生する誤差を補正するために、OLT20は図12のグラントフレームのONU IDフィールド114にレンジングの機会を有するONUを示す1バイトのONU IDを記録し、グラントタイプをレンジング“3(00000011)”としてグラントタイプフィールド115に記録する。OLT20は周期的レンジング補正値を“0”として周期的レンジング補正値フィールド118に記録する。さらに、OLT20はグラントタイムオフセットフィールド116に3バイトのグラント開始時点を記録し、グラントタイム長さフィールド117に3バイトのグラントタイム長さを記録する。OLT20はこのように記録されたグラントフレームを下向き伝送する。
【0081】
レンジング要求に対する上向き伝送機会を有するONUは、次のレンジンググラント開始時点にレンジング要求フレームの上向き伝送を行う。
【0082】
レンジング要求フレームを受信したOLT20は、グラントフレームに与えたレンジング要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間と実際フレーム到着時点との差を用いて誤差(error)を計算する。その後、OLT20は、図10のレンジング応答フレームの誤差補正値フィールド94に計算誤差を3バイトの誤差補正値として記録し、誤差補正値を含むレンジング応答フレームを下向き伝送する。したがって、該当ONUが図10のレンジング応答フレームを受信すると、誤差補正値フィールド94に記録された誤差補正値を用いて外部変数により発生する誤差に対して精密補正を行う。
【0083】
初期レンジングの後、OLTは周期的誤差補正に対しては追加動的レンジング機会を与えない。但し、図18を参照して後述する動的帯域割当て過程で周期的に発生する図11の上向き帯域割当て要求フレームの到着時間差を用いて誤差を求め、次のグラントフレームの周期的レンジング補正値フィールド118に3バイトの周期的レンジング補正値を記録して下向き伝送する。
【0084】
動的帯域幅割当て過程
【0085】
本発明の好ましい一実施例による動的帯域幅割当て過程を図18に参照して詳細に説明する。
【0086】
OLT20は登録された複数のONU22a,22b,22cの各々に図12のグラントフレームを伝送して帯域割当て要求機会を与える。OLT20は、図12のグラントフレームのONU個数フィールド113にONU個数を記録し、1バイトのONU IDフィールド114に帯域割当て要求機会を有するONUのIDを記録する。OLT20は、1バイトのグラントタイプフィールド115に帯域割当て要求のグラントを示す“4(00000100)”を記録し、3バイトの周期的レンジング補正値フィールド118に周期的レンジング補正値を記録する。さらに、OLTは3バイトのグラントタイムオフセットフィールド116にグラントタイムオフセットを、グラントタイム長さフィールド117にはOLT20のスケジューラ(Scheduler)によりスケジューリングされた伝送時間長さ情報を記録する。スケジューラはONUから提供された伝送待機中のバッファサイズに基づいてスケジューリングし各ONUの伝送時間長さを計算する。
【0087】
OLT20は上述したような情報を有する図12のグラントフレームを複数のONU22a,22b,22cへ伝送し、複数のONU22a,22b,22cは帯域割当て要求機会を有する。
【0088】
帯域割当て要求上向き伝送機会を有するONUは、次の帯域割当て要求時点に図11の帯域割当て要求フレーム(BW_Request)の2バイトのキュー長さフィールド104に現在の伝送待機中のバッファサイズを記録して帯域割当て要求フレーム(BW_Request)を上向き伝送する。その後、ONUはスケジューリングされた伝送時間長さ情報に基づいて伝送時間長さの間、伝送待機中のデータを伝送する。
【0089】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、GE−PON構造でギガビットイーサネット(登録商標)トラフィックを効率的に収容することのできるフレームフォーマットを提供し、GE−PONシステムに必要な初期ONU登録、追加ONU登録、及び動的帯域幅割当てのような各種の機能を具現する方法を提供することができるようになる。
【0090】
以上、具体的な一実施例を参照して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、各種の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、該当技術分野における通常の知識をもつ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ギガビットイーサネット(登録商標)の標準フレーム構成図。
【図2】ATM−PONシステムの構成図。
【図3】本発明の一実施例によるGE−PONシステムの構成図。
【図4】本発明の一実施例によりGE−PONシステムにおけるOLTとONUとの間で送受信されるデータの基本的な形態である可変長イーサネット(登録商標)フレームの構成図。
【図5】パケットの種類を区別するためのパケットタイプがイーサネット(登録商標)PDUである場合の具体的なパケットフォーマットの構成図。
【図6】パケットの種類を区別するためのパケットタイプがATM−PDUである場合の具体的なパケットフォーマットの構成図。
【図7】PON機能制御フレームのうち、ONU登録要求のための登録要求フレームフォーマットの構成図。
【図8】PON機能制御フレームのうち、ONU登録応答のための登録応答フレームフォーマットの構成図。
【図9】PON機能制御フレームのうち、レンジング要求のためのレンジング要求フレームフォーマットの構成図。
【図10】PON機能制御フレームのうち、レンジング応答のためのレンジング応答フレームフォーマットの構成図。
【図11】PON機能制御フレームのうち、帯域割当て要求のための帯域割当て要求フレームフォーマットの構成図。
【図12】PON機能制御フレームのうち、上向きデータを伝送する機会を与えるための上向きデータ伝送機会割当てフレームフォーマットの構成図。
【図13】PON機能制御フレームのうち、維持管理及び保守のためのOAM
(Operations, Administration and Maintenance)フレームフォーマットの構成図。
【図14】初期ONU登録過程を説明するための図。
【図15】上向き及び下向き伝送遅延に対する同期化誤差をラウンジトリップタイムを用いて補正することを説明するための図。
【図16】追加ONU登録過程を説明するための図。
【図17】初期レンジング過程を説明するための図。
【図18】動的帯域幅割当て過程を説明するための図。
Claims (7)
- OLT、受動素子である光スプリッタからなるODN及び複数のONUを少なくとも備えるギガビットイーサネット(登録商標)GE−PONシステムの動作具現方法において、
(a) OLTが初期駆動後に周期的に同期信号を複数のONUの各々に伝送して複数のONUの各々が前記周期的に伝送される同期信号の中の一つに同期を合わせる過程と、
(b) 前記同期信号の中の一つに同期を合わせたONUが、グラント(上向きデータ伝送機会割当て)フレームに含まれた初期登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握し、前記初期登録要求フレームの伝送時点に他のONUとのデータ衝突を避けるためのランダム遅延以後、前記初期登録要求フレームを前記OLTへ伝送する過程と、
(c) 前記初期登録要求フレームを受けたOLTが、前記グラントフレームに与えた初期登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間と実際フレーム到着時間との差を計算し、ランダム遅延値を用いてRTTを計算する過程と、
(d) 前記RTTの計算後、前記OLTが、ONUリストにONU登録を要求するONUを登録し、そのONUの各々に対する新たなONUIDを与えた後、前記新たなONUID及び前記RTTを含む登録応答フレームを、ONU登録を要求するONUへ伝送する過程と、を備えてなることを特徴とするGE―PONシステムの動作具現方法。 - 前記登録応答フレームを受けたONUが下向き及び上向き遅延による同期化誤差を前記登録応答フレームに含まれたRTTを用いて補正する(e)過程をさらに備える請求項1記載のGE−PONシステムの動作具現方法。
- 前記同期信号の中の一つに同期を合わせたONUが、前記グラントフレームに含まれた初期登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握する前に、グラントタイプフィールドの値が前記初期登録要求のグラントを示す値に設定されているかを判断する(f)過程をさらに備える請求項1記載のGE−PONシステムの動作具現方法。
- 前記初期登録要求フレームには、ONU登録を要求するONUを示すためにイーサネット(登録商標)MACハードウェアアドレスが臨時ONUIDとして含まれている請求項1記載のGE−PONシステムの動作具現方法。
- 前記RTTは、前記実際フレーム到着時間−前記予想フレーム到着時間−前記ランダム遅延値の値である請求項1記載のGE−PONシステムの動作具現方法。
- OLT、受動素子である光スプリッタからなるODN及び複数のONUを少なくとも備えるGE−PONシステムの動作具現方法において、
(a) 前記複数のONUが前記OLTの同期信号に基づいて同期を合わせ、前記OLTと前記複数のONUとがデータを送受信する過程と、
(b) 前記複数のONUのうち、新たに駆動された少なくとも一以上のONUが下向き伝送同期信号に同期を合わせる過程と、
(c) 前記同期信号に同期を合わせた新たに駆動されたONUが、グラントフレームに含まれた追加登録要求フレームの伝送開始時点と伝送時間長さとを把握し、前記追加登録要求フレームの伝送時点に前記追加登録要求フレームをOLTへ伝送する過程と、
(d) 前記追加登録要求フレームを受けたOLTが、前記グラントフレームに与えた追加登録要求フレームの伝送開始時点から予想される予想フレーム到着時間と実際フレーム到着時間との差を計算し、ランダム遅延値を用いてRTTを計算する過程と、
(e) 前記RTTの計算後、前記OLTが、ONUリストに追加ONU登録を要求するONUを登録し、そのONUの各々に対する新たなONUIDを与えた後、前記新たなONUID及び前記RTTを含む登録応答フレームを、追加ONU登録を要求するONUへ伝送する過程と、を備えてなることを特徴とするGE―PONシステムの動作具現方法。 - 前記登録応答フレームを受けたONUが下向き及び上向き遅延による同期化誤差を前記登録応答フレームに含まれたRTTを用いて補正する(f)過程と、
前記登録応答フレームを受けていないONUが、ランダムバックオフアルゴリズムを用いて自分の追加登録に対する追加登録要求フレームを所定の回数だけ再伝送する(i)過程、追加登録グラントフレームを受ける(ii)過程及び前記追加登録要求フレームを上向き伝送する(iii)過程を行う(g)過程と、をさらに含む請求項6記載のGE―PONシステムの動作具現方法。
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