JP3788062B2 - ズームファインダー - Google Patents

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    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
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    • G03B13/12Viewfinders adjusting viewfinders field to compensate for change of camera lens or size of picture

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズームファインダーに関するものであり、更に詳しくは、ファインダーユニットに保持されたファインダーズーム用のカムを、鏡胴部材又はそれと一体に動く部材で駆動する構成のズームファインダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、多くのズームカメラにおいては、ファインダーユニットに保持されたファインダーズーム用のカムを、撮影レンズ鏡胴のズーム駆動系或いはその鏡胴自身と、ギア等で連動させて駆動していた。また、近年では、撮影レンズ鏡胴上に保持されたファインダーズーム用のカムを、その鏡胴の直進筒と連動させて駆動し、ファインダーのズーミングを行う構成を持つズームカメラも出現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者のような、カムをギア等で連動させる構成では、その連動のための機構部材が必要となるため、カメラのコストダウン及び小型化を図る上で不利である。さらに、その機構部材のバックラッシュ等のガタによって、撮影レンズ鏡胴とファインダーズームとのズレが生じ、ファインダーの倍率が実際に撮影される像に対してずれてしまうという問題が生じる。
【0004】
また、上記後者のような、鏡胴上のカムを直進筒と連動させる構成では、ファインダーレンズ間の相対位置を決める機構の組立状態が、カメラ全体の組立状態で決まってくるため、前記相対位置がファインダーのズーム性能上重要であるにもかかわらず、その誤差が大きくなり、性能劣化の要因となる。そして、上記ファインダーユニット単独の状態ではカムが含まれていないため、カメラ製造時にそのユニットの状態で機能,性能を確認する事ができない。さらに、そのカムに対するユニット側のカムフォロワーの組み込みを、カメラ全体の組立時に行うため、組み立て難くなる。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑み、低コストで省スペースであり、且つ撮影レンズ鏡胴とファインダーズームとのズレが少なく、しかも組立性が良くて機能,性能の保障がしやすいズームファインダーを提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数のレンズ成分を有し、該複数のレンズ成分の内の少なくとも一つのレンズ成分を光軸方向に駆動する事によってズーミングを行うズームファインダーにおいて、該ズームファインダーは、少なくとも該複数のレンズ成分を保持するとともに、該レンズ成分を光軸方向に駆動するカムを有するファインダーユニットとして構成され、前記カムは平カムであり、鏡胴部材が駆動されるとき一体的に駆動される部材により駆動され、該レンズ成分を光軸方向に駆動する事を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、複数のレンズ成分を有し、該複数のレンズ成分の内の少なくとも一つのレンズ成分を光軸方向に駆動する事によってズーミングを行うズームファインダーにおいて、該ズームファインダーは、少なくとも該複数のレンズ成分を保持するとともに、該レンズ成分を光軸方向に駆動するカムを有するファインダーユニットとして構成され、該ファインダーユニットがカメラ本体に組み込まれたとき、撮影レンズ鏡胴の一部を成しズーミング時に光軸方向に移動する部材によって上記カムが駆動される構成となることを特徴としている。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、前記カムが、一方の面に前記レンズ成分を駆動するための溝状の有底カムを有し、他方の面に前記鏡胴部材と連動するための溝状の有底カムを有する事を特徴としている。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、前記カムと前記駆動するレンズ成分とを係合させるための開口部を備え、該開口部は、前記ズーミングを行う駆動領域において、常に前記カムにより覆われている事を特徴としている。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、前記鏡胴部材が撮影レンズ鏡胴内の直進筒である事を特徴としている。
【0010】
また、請求項6に記載の発明は、前記直進筒を取り囲む固定筒を前記撮影レンズ鏡胴内に有し、該固定筒は、前記カムと前記直進筒とを係合させるための開口部を備え、該開口部は、前記ズーミングを行う駆動領域において、常に前記カムにより覆われている事を特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、ファインダー台板をさらに備え、前記カムは該ファインダー台板に組み込まれている事を特徴としている。また、請求項8に記載の発明は、前記ファインダー台板がファインダーガイド軸を備え、該ファインダーガイド軸によって前記レンズ成分が保持される事を特徴としている。また、請求項9に記載の発明は、前記ファインダー台板に前記レンズ成分が接着固定される事を特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1〜図4は、本発明のズームファインダーの具体的な構成の一例を示す図であり、図1は正面図、図2は上面図、図3は背面図、図4は下面図である。ここで、図2の上面図は、カバーシートを外した状態を表している。同図に示すように、本実施形態のファインダー光学系は、対物側より順に、対物レンズG1,G2,G3,G4、略台形形状の対物プリズム11、ファインダーLCD12、略三角形状の接眼プリズム13、及び接眼レンズ14より成っている。
【0012】
また、ファインダー台板1は、本実施形態におけるズームファインダー全体のフレームを構成していて、対物レンズG1は、そのファインダー台板1との間にG1絞りSを挟んで接着,固定されている。そして、対物レンズG2,G3がこの光学系の光軸x方向に移動して、ズーミングを行う仕組みである。詳しくは後述する。さらに、対物レンズG4は、対物プリズム11との間に図示しないG4絞りを挟んで位置決め,接着されており、その対物プリズム11はファインダー台板1に嵌合保持されている。
【0013】
また、ファインダーLCD12は視野枠15に接着されており、その視野枠15がファインダー台板1に嵌合保持されている。そして、接眼プリズム13はファインダー台板1に嵌合保持されている。さらに、接眼レンズ14はファインダー台板1に接着,固定されている。
【0014】
ところで、図6にプリズム部を縦断面図で示すように、対物プリズム11の像面近傍にはプリズムリブ11aがあり、また、ファインダー台板1のそれに対応する位置には台板凹部1jがある。それにより、対物系に外部から入り込んだゴミが、像面へ侵入するのを防止している。また、接眼プリズム13と像面との間には、ファインダー台板1から台板リブ1kが突出しており、接眼プリズム13部分のゴミが、像面へ侵入するのを防止している。
【0015】
また、図2や接眼レンズ14付近の縦断面図である図7に示すように、ファインダー台板1に取り付けられている接眼レンズ14の外周部には、リブ14aが設けられている。これは、図7に示すカメラ本体の外装18に外面を沿わせた形となっていて、これにより、接眼レンズ14が外装18の近辺に配置される場合にも、レンズ面に傷を付ける事なく組立を行う事ができ、且つ良好な外観を保つ事ができる。
【0016】
図2において、玉枠5と一体的に形成されている対物レンズG2は、ファインダー台板1に設けられているファインダーガイド軸2aに軸方向に摺動自在に保持されている。但し、このファインダーガイド軸2aは、対物レンズG3を摺動自在に保持する後述のファインダーガイド軸2bに沿って、その下側に配設されており、同図においては図示されていない。また、玉枠5は、ファインダーガイド軸2aを取り巻くところの、破線で示したG2付勢スプリング3aにより、いわゆる圧縮コイルバネの作用で、前方(同図の対物側)へ付勢されている。そして、玉枠5の下面より、カムフォロワー4が突出している。
【0017】
ここで、図1の正面図の内、(a)は正面外観図、(b)は正面断面図であるが、同図(b)に示すように、玉枠5の下面より突出しているカムフォロワー4は、ファインダー台板1の底部に開けられている開口部1eを貫通し、その下方に設けられている平板状のカム(平カム)であるファインダーカム6上面に溝状に設けられた有底カムであるG2カム6aに係合しつつ、そのファインダーカム6引いてはG2カム6aの動作に追従して位置決めされる。
【0018】
尚、開口部1eは、ズーミングを行う駆動領域においては、常にファインダーカム6によって覆われた状態となっている。それにより、ファインダー内部からカメラ本体内部へと光が洩れる事を防いでいる。また、同図においては、上記ファインダーガイド軸2a及びG2付勢スプリング3aが、軸方向より見た状態で示されている。また、同様にして、ここでの光軸xの方向は、紙面に垂直である。
【0019】
図4では、上記ファインダーカム6を下方から見た様子が示されている。同図に示すように、ファインダーカム6上面に設けられた破線で示す直線溝状のG2カム6aの側面には、カムフォロワー4が常に当接している。これは、上記G2付勢スプリング3aからの前方(対物側)への付勢力によるものであり、同図にαで示すようなある圧力角を持っていて、これにより玉枠5に対して、対物側から見て常に時計回りの力のモーメントがファインダーガイド軸2aの周りに働く(図1参照)。そして、図1及び図2に示すファインダー台板1のガイド面1aに、図2に示す玉枠5の当接部5aが当接する事により、玉枠5は回転止めされる。
【0020】
上記と同様にして、図2に示すように、玉枠7と一体的に形成されている対物レンズG3は、ファインダー台板1に設けられているファインダーガイド軸2bに軸方向に摺動自在に保持されている。この玉枠7は、ファインダーガイド軸2bを取り巻くところの、G3付勢スプリング3bにより、いわゆる圧縮コイルバネの作用で、後方(同図の接眼側)へ付勢されている。そして、玉枠7の下面より、カムフォロワー8が突出している。
【0021】
また、図1(b)に示すように、玉枠7の下面より突出しているカムフォロワー8は、ファインダー台板1の底部に開けられている開口部1fを貫通し、その下方に設けられている平板状のファインダーカム6上面に溝状に設けられた有底カムであるG3カム6bに係合しつつ、そのファインダーカム6引いてはG3カム6bの動作に追従して位置決めされる。尚、開口部1fは、ズーミングを行う駆動領域においては、常にファインダーカム6によって覆われた状態となっている。それにより、ファインダー内部からカメラ本体内部へと光が洩れる事を防いでいる。また、同図においては、上記ファインダーガイド軸2b及びG3付勢スプリング3bが、軸方向より見た状態で示されている。
【0022】
また、図4に示すように、ファインダーカム6に設けられた破線で示す直線溝状のG3カム6bの側面には、カムフォロワー8が常に当接している。これは、上記G3付勢スプリング3bからの後方(接眼側)への付勢力によるものであり、同図にβで示すようなある圧力角を持っていて、これにより玉枠5に対して、対物側から見て常に時計回りの力のモーメントがファインダーガイド軸2bの周りに働く(図1参照)。そして、図1及び図2に示すファインダー台板1のガイド面1aに、図2に示す玉枠7の当接部7aが当接する事により、玉枠7は回転止めされる。
【0023】
但し、この場合は、上記カムフォロワー4の圧力角αに対して、カムフォロワー8の圧力角βは比較的小さく、生じる力のモーメントも小さいので、これを補うために、図1,図2に示すように、G3付勢スプリング3bの両端部に腕3b′,3b″を設けて、いわゆるねじりコイルバネの働きを兼用させ、それぞれの腕をファインダー台板1のガイド面1b及び玉枠7側面の突起7bに係合させる事により、確実に上記力のモーメントを発生させるようにしている。
【0024】
さらに、ファインダーカム6には、図1(b)に示すように、その下面に溝状に、有底カムである駆動カム6cが設けられており、ここに、二点鎖線で模式的に示す直進筒9の上部より突出したピン9aが係合している。この直進筒9は、図示しないカメラ本体に設けられた撮影レンズ鏡胴の一部を成すものであり、図5に側面縦断面図で示すように、同じく撮影レンズ鏡胴の一部を成す固定筒10に取り囲まれた状態であって、この上部に設けられた開口部としての長穴10aにピン9aが貫通しつつ、これに沿って矢印Aで示す如く、ズーミング時に光軸X方向にワイド端(W)からテレ端(T)まで移動する。
【0025】
この移動時にピン9aから駆動カム6cに駆動力が伝達され、ファインダーカム6が駆動される。尚、長穴10aは、ズーミングを行う駆動領域においては、常にファインダーカム6によって覆われた状態となっている。これにより、外部からの光が鏡胴内部へ洩れるのを防いでいる。
【0026】
また、ワイド端位置の、テレ端とは反対側には、沈胴領域に対応する部分がある。その部分は、組み込み用幅広部6fと呼ばれ、ファインダーユニットをカメラ本体(鏡胴)に組み込むときに、容易に直進筒9のピン9aと係合できるように、幅を広くしてある(図4参照)。
【0027】
そして、図4に示すように、直進筒9のピン9aが9a(W)で示すワイド端位置から9a(T)で示すテレ端位置までの間を相対移動するに従って、ファインダーカム6は、その曲線溝状の駆動カム6cにより、矢印Bで示す如くワイド端(W)位置からテレ端(T)位置までの間を左右に駆動される。ここで、ファインダーカム6は、左右にそれぞれ延びるアーム6d,6eがそれぞれファインダー台板1のガイド部1c,1dにガイドされる事により、左右に摺動自在に直進ガイドされている。
【0028】
ファインダーカム6をファインダー台板1に組み込むときは、同図に示すファインダーカム6のカム組み込み用凹部6gを、ファインダー台板1のカム保持用凸部1gに合わせて、同図の紙面上方から組み込み、その状態からファインダーカム6をテレ方向へ移動する事により、ファインダーカム6のアーム6d,6eがガイド部1c,1d及びカム保持用凸部1gにガイドされる。
【0029】
尚、ファインダーカム6の組み込み時は、図2に示すように、ファインダーカム6のアーム6eを、ファインダー台板1のカム脱落防止用突起1hを避けるように、破線で示すように少し撓ませて組み込み、テレ方向にスライドさせる事で、正規の状態となる。その状態から組み込み位置にファインダーカム6を戻そうとしても、アーム6eの先端が、カム脱落防止用突起1hに当接するため、不用意にファインダーカム6が脱落するのを防止する事ができる。また、図4に示すように、駆動カム6cのテレ端は、多少の余裕を見込んで長くしてあり、ピン9aの移動範囲が誤差により大きくなっても、無理な力がかからないようにしてある。
【0030】
ファインダーカム6が駆動されると、カムフォロワー4及び8は、それぞれG2カム6a及びG3カム6bに対して、同図にそれぞれ4(W)及び8(W)で示すワイド端位置からそれぞれ4(T)及び8(T)で示すテレ端位置までの間を相対移動する。このとき、図2に示すように、対物レンズG2は、G2′,G2″で表すような位置へとその光軸x方向に駆動され、対物レンズG3も、G3′,G3″で表すような位置へとその光軸x方向に駆動されて、ファインダーのズーミングが達成される。これらカムフォロワー4,8及びピン9aのワイド端及びテレ端の位置関係は、図2においても示されている。
【0031】
尚、図4に示す16は、上記ファインダーLCD12とカメラ本体とを電気的に接続するフレキシブル基板である。そして、図4及び図6に示すように、ファインダーLDC12から出ているフレキシブル基板16を曲げてファインダー台板1に沿わせ、その下からフレキ押さえシート17を貼る事により、フレキシブル基板16を固定するとともに、ファインダー台板1の開口部1iを塞ぎ、像面にゴミが侵入するのを防いでいる。また、接眼プリズム13aのダハ部13aを有効に利用して、フレキシブル基板16を折り返している。19はカバーシートである。その他、上述した各図におけるズーミングの位置は、ワイド端(W)の状態を基準として描いてある。
【0032】
尚、特許請求の範囲で言うレンズ成分は、実施形態における対物レンズに対応しており、カムは、ファインダーカム6に対応している。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、低コストで省スペースであり、且つ撮影レンズ鏡胴とファインダーズームとのズレが少なく、しかも組立性が良くて機能,性能の保障がしやすいズームファインダーを提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームファインダーの具体例を示す図(正面図)。
【図2】本発明のズームファインダーの具体例を示す図(上面図)。
【図3】本発明のズームファインダーの具体例を示す図(背面図)。
【図4】本発明のズームファインダーの具体例を示す図(下面図)。
【図5】撮影レンズ鏡胴部分の側面縦断面図。
【図6】フレキシブル基板の保持状態を示すプリズム部縦断面図。
【図7】接眼レンズ付近の縦断面図。
【符号の説明】
1 ファインダー台板
2a,2b ファインダーガイド軸
3a G2付勢スプリング
3b G3付勢スプリング
4,8 カムフォロワー
5,7 玉枠
6 ファインダーカム
6a G2カム
6b G3カム
6c 駆動カム
9 直進筒
9a ピン
10 固定筒
11 対物プリズム
12 ファインダーLCD
13 接眼プリズム
14 接眼レンズ
15 視野枠
16 フレキシブル基板
17 フレキ押さえシート
18 外装
19 カバーシート
G1,G2,G3,G4 対物レンズ
S G1絞り

Claims (9)

  1. 複数のレンズ成分を有し、該複数のレンズ成分の内の少なくとも一つのレンズ成分を光軸方向に駆動する事によってズーミングを行うズームファインダーにおいて、
    該ズームファインダーは、少なくとも該複数のレンズ成分を保持するとともに、該レンズ成分を光軸方向に駆動するカムを有するファインダーユニットとして構成され、
    前記カムは平カムであり、鏡胴部材が駆動されるとき一体的に駆動される部材により駆動され、該レンズ成分を光軸方向に駆動する事を特徴とするズームファインダー。
  2. 複数のレンズ成分を有し、該複数のレンズ成分の内の少なくとも一つのレンズ成分を光軸方向に駆動する事によってズーミングを行うズームファインダーにおいて、
    該ズームファインダーは、少なくとも該複数のレンズ成分を保持するとともに、該レンズ成分を光軸方向に駆動するカムを有するファインダーユニットとして構成され、
    該ファインダーユニットがカメラ本体に組み込まれたとき、撮影レンズ鏡胴の一部を成しズーミング時に光軸方向に移動する部材によって上記カムが駆動される構成となることを特徴とするズームファインダー。
  3. 前記カムは、一方の面に前記レンズ成分を駆動するための溝状の有底カムを有し、他方の面に前記鏡胴部材と連動するための溝状の有底カムを有する事を特徴とする請求項1または2に記載のズームファインダー。
  4. 前記カムと前記駆動するレンズ成分とを係合させるための開口部を備え、該開口部は、前記ズーミングを行う駆動領域において、常に前記カムにより覆われている事を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のズームファインダー。
  5. 前記鏡胴部材は、撮影レンズ鏡胴内の直進筒である事を特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のズームファインダー。
  6. 前記直進筒を取り囲む固定筒を前記撮影レンズ鏡胴内に有し、該固定筒は、前記カムと前記直進筒とを係合させるための開口部を備え、該開口部は、前記ズーミングを行う駆動領域において、常に前記カムにより覆われている事を特徴とする請求項5に記載のズームファインダー。
  7. ファインダー台板をさらに備え、前記カムは該ファインダー台板に組み込まれている事を特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載のズームファインダー。
  8. 前記ファインダー台板はファインダーガイド軸を備え、該ファインダーガイド軸によって前記レンズ成分が保持される事を特徴とする請求項7に記載のズームファインダー。
  9. 前記ファインダー台板に前記レンズ成分が接着固定される事を特徴とする請求項7に記載のズームファインダー。
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