JP3787703B2 - 回転刃、保護板及び刈払機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転刃の刃こぼれを防止するようにした回転刃、回転刃の刃こぼれを防ぐ保護板、及び、回転刃の刃こぼれを防止するようにした回転刃を備える刈払機に関する。
雑草等の草刈には、例えば、刈払機が使用されている。
図8は、そのような刈払機の一例を模式的に示す一部切欠斜視図である。
従来の刈払機101は、回転刃102と、回転刃取付具103aを有するシャフト103と、シャフト103の途中に設けられたハンドル104と、エンジン等の回転刃を回転させるための駆動源105とを備える。
尚、図8中、106で示す部材は、駆動源105の駆動・停止を行うスイッチを示している。
刈払機101を用いて雑草等を刈る際には、まず、回転刃取付具103aに回転刃102を取り付ける。
その後、作業者は、ハンドル104を持ち、スイッチ106をオンにして、駆動源105を駆動させ、回転刃取付具103aに取り付けた回転刃102を回転させ、雑草を刈る。
雑草の刈り取り作業が終了すれば、作業者は、スイッチ106をオフにする。
マキタ総合カタログ 2002−1、カタログNo.Z1155A1、第124頁 MEM201
しかしながら、従来の刈払機101の回転刃102は、図9(a)に示すように、回転刃本体102aの外周に複数の刃102b・・・が設けられ、刃102b・・・の各々には、切削用のチップ102c・・・が設けられた構造になっている。
このため、図9(b)に示すように、例えば、雑草等の草刈作業中に、回転刃102が石St等にあたると、刃こぼれ(チップ102cの欠損)を生じることがあった。
尚、図9(a)中、h1は、回転刃取付具103aに回転刃102を回転可能に取り付ける際に用いる固定穴を示しており、h2、h2は、回転刃102の軽量化のための軽量化用切抜き部を示している。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、回転刃の刃こぼれを防止するようにした回転刃、回転刃の刃こぼれを防ぐ保護板、及び、回転刃の刃こぼれを防止するようにした回転刃を備える刈払機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の回転刃は、回転刃本体部の外周に設けられる刃の一部に前記刃の外方に突出するように、凸部を設け、凸部を回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するように、回転刃本体部の他方の面から前記回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工した。
請求項2に記載の回転刃は、回転刃本体部の外周に設けられる刃の一部に前記刃の外方に突出するように、凸部を設け、凸部を前記回転刃本体部のチップに近接する側から回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するようにするように、前記回転刃本体部の他方の面から前記回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工し、且つ、
前記回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分の幅が、前記回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出させた部分の幅より短い。
請求項3に記載の刈払機は、請求項1又は請求項2に記載の回転刃を備えるので、回転刃の刃こぼれが生じ難い。この結果、この刈払機は、使用の耐久性に優れている。
請求項1に記載の回転刃は、凸部を回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するようにするように、回転刃本体部の他方の面から回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工しているので、石その他の硬いものが、回転刃本体の両面のいずれかに接近しても、凸部の回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出し、これと連続するように他方の面に突出するように曲げ加工されている部分に、石その他の硬いものが当たる結果、回転刃の使用中に、回転刃本体に設けられているチップに、石その他の硬いものが当たるのを防ぐことができる。
この結果、この回転刃は、使用の耐久性に優れている。
また、この回転刃は、使用の耐久性を曲げ加工により達成しているので、製造が容易であり、安価に使用の耐久性優れた回転刃を製造できる、というメリットがある。
請求項2に記載の回転刃は、凸部を回転刃本体部のチップに近接する側から回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するようにするように、回転刃本体部の他方の面から回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工しているので、請求項5に記載の回転刃と同様の効果を奏する。
更に、この回転刃は、回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分の幅を、回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出させた部分の幅より短くしているので、例えば、地面に対し、回転刃本体部を平行又は概ね平行になるようにして使用する場合、石その他の硬いものが当たる確率の高い、地面に近接する側に、回転刃に設けられている凸部の幅の広い部分が位置するようにして使用することで、使用の耐久性を更に優れたものにすることができる。
請求項3に記載の刈払機は、請求項1又は請求項2に記載の回転刃を備えるので、回転刃の刃こぼれが生じ難い。この結果、この刈払機は、使用の耐久性に優れている。
以下、本発明に係る回転刃、保護板及び刈払機について、図面を参照しながら更に詳しく説明する。
図1(a)は、本発明に係る回転刃の一例を概略的に示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す回転刃の効果を模式的に説明する説明図である。
この回転刃2は、図1(a)に示すように、回転刃本体2aの外周に複数の刃2b・・・が設けられ、刃2b・・・の各々には、切削用のチップ2c・・・が設けられた構造になっている。
尚、図1(a)中、h1は、回転刃取付具(図8に示す回転取付具103a)に回転刃2を回転可能に取り付ける際に用いる固定穴を示しており、h2、h2は、回転刃2の軽量化のための軽量化用切抜き部を示している。
この回転刃2の以上の構成は、図9(a)に示す従来の回転刃102と同様であるが、この回転刃2は、以下の構成を更に備える点で、従来の回転刃102と異なっている。
即ち、この回転刃2は、回転刃本体部2aの外周に設けられる刃2b・・・の一部に刃2b・・・の外方に突出するように凸部2d・・・が設けられている点で、従来の回転刃102と異なっている。
凸部2d・・・は、通常、複数個設けている。
尚、この例では、凸部2d・・・を、4個設けている例を示しているが、これは、単に例示であって、凸部2d・・・の数は、4個に限定されることはない。
また、凸部2d・・・を複数個設ける場合にあっては、凸部2d・・・は、回転刃本体部2aの外周に均等間隔を隔てるように設けるのが好ましい。
また、凸部2d・・・の各々の先端は、刃2b・・・の各々の先端に対し、例えば、2mm以上5mm以下の範囲内で、刃2b・・・の各々の外方に突出するように設けるのが好ましい。
これは、凸部2d・・・の各々の先端を、刃2b・・・の各々の先端に対し、例えば、5mmを超える範囲で、刃2b・・・の各々の外方に突出するように設けると、回転刃2の草を刈る機能が劣るので好ましくなく、例えば、2mmを未満の範囲で、刃2b・・・の各々の外方に突出するように設けると、石等に回転刃2が当たった場合、刃こぼれ(チップ2cの欠損)を生じ易くなったり、回転刃2の使用により、凸部2d・・・のちびにより、凸部2d・・・の、刃2b・・・(チップ2c・・・)の保護機能が失われ易いためである。
刈払機を用いて雑草等を刈る際には、まず、例えば、図8に示す刈払機101を用いる場合を例にして説明すると、回転刃取付具103aに回転刃2を取り付ける。
その後、作業者は、ハンドル104を持ち、スイッチ106をオンにして、駆動源105を駆動させ、回転刃取付具103aに取り付けた従来の回転刃2を回転させ、雑草を刈る。
雑草の刈り取り作業が終了すれば、作業者は、スイッチ106をオフにする。
回転刃2を使用した場合、この回転刃2は、図1(b)に示すように、回転刃本体2aの外周に複数の刃2b・・・が設けられ、刃2b・・・の各々には、切削用のチップ2c・・・が設けられ、且つ、刃2b・・・の一部に凸部2d・・・が設けられた構造になっている。
このため、図1(b)に示すように、例えば、雑草等の草刈作業中に、回転刃2が石St等にあたった場合であっても、石St等には、凸部2d・・・が当たり、刃2b・・・(チップ2c・・・)の各々が石St等に当たることが防止されるので、回転刃2の刃こぼれ(チップ2cの欠損)が生じることが防止される。
一方、雑草等は、凸部2d・・・の存在にかかわらず、これらは、靭性があるので、刃2b・・・(チップ2c・・・)の各々によって切られることになる。
以上の説明により、明らかなように、この回転刃2は、回転刃本体部2aの外周に設けられる刃2b・・・の一部に刃2b・・・の外方に突出するように凸部2d・・・を備えるので、回転刃2の使用中に、回転刃2が、硬いものにあたっても、凸部2d・・・が硬いものにあたり、刃2aを保護するので、回転刃2の刃こぼれ(チップ2cの欠損)が生じない。
この結果、この回転刃は、使用の耐久性に優れている。
図2は、本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図2(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図2(b)は、図2(a)中、A−A線に従う断面図である。
この回転刃12は、以下の構成を除けば、図1に示す回転刃2と同様であるので、回転刃12の構成部材中、回転刃2の構成部材に相当する部材には、相当する参照符号を付し、その説明を省略する。
この回転刃12では、凸部2d・・・の各々を、図2(b)に示すように、その厚さを厚くしている。
この回転刃12では、凸部2d・・・の各々を、図2(b)に示すように、その厚さを厚くしているので、回転刃12の使用をしても、凸部2d・・・の各々のちびが生じ難い。
尚、この回転刃12の使用方法は、図1に示す回転刃2の使用方法と同様であるので、ここでの説明は、省略する。
図3は、本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図3(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図3(b)は、図3(a)に示す回転刃の効果を模式的に示す図である。
この回転刃22は、保護板5と、従来の回転刃102とを備える。
保護板5は、従来の回転刃102に重ねて固定するようにして使用するものである。
保護板5は、その外周に凸部5d・・・を有する。
この凸部5d・・・の各々は、保護板5を従来の回転刃102に重ねて固定した場合、従来の回転刃102の外周に設けられている刃102bの外方に突出するようにされている。
凸部5d・・・は、通常、複数個設けている。
尚、この例では、凸部5d・・・を、4個設けている例を示しているが、これは、単に例示であって、凸部5d・・・の数は、4個に限定されることはない。
また、凸部5d・・・を複数個設ける場合にあっては、凸部5d・・・は、保護板本体5aの外周に均等間隔を隔てるように設けるのが好ましい。
また、凸部5d・・・の各々の先端は、従来の回転刃102に重ね合わせた場合、従来の回転刃102の刃102b・・・の各々の先端に対し、例えば、2mm以上5mm以下の範囲内で、刃102b・・・の各々の外方に突出するように設けるのが好ましい。
これは、凸部5d・・・の各々の先端を、刃102b・・・の各々の先端に対し、例えば、5mmを超える範囲で、刃5b・・・の各々の外方に突出するように設けると、従来の回転刃102の草を刈る機能が劣るので好ましくなく、例えば、2mmを未満の範囲で、刃5b・・・の各々の外方に突出するように設けると、石等に従来の回転刃102が当たった場合、刃こぼれ(チップ102cの欠損)を生じ易くなったり、従来の回転刃102の使用により、凸部5d・・・のちびにより、凸部5d・・・の、刃102b・・・(チップ102c・・・)の保護機能が失われ易いためである。
刈払機を用いて雑草等を刈る際には、まず、例えば、図8に示す刈払機101を用いる場合を例にして説明すると、回転刃取付具103aに従来の回転刃102を取り付ける。次に、保護板5を取り付ける。
尚、この保護板5は、従来の回転刃102の押さえ固定部材としての機能を有するので、従来の回転刃102のみを回転刃取付具103aに取り付ける際に用いていた押さえ固定部材は、不要となる。
その後、作業者は、ハンドル104を持ち、スイッチ106をオンにして、駆動源105を駆動させ、回転刃取付具103aに取り付けた回転刃22(従来の回転刃102と保護板5)を回転させ、雑草を刈る。
雑草の刈り取り作業が終了すれば、作業者は、スイッチ106をオフにする。
回転刃22(従来の回転刃102と保護板5)を使用した場合、この回転刃22(従来の回転刃102と保護板5)は、図3(b)に示すように、従来の回転刃102と保護板5とを重ね合わせた場合、回転刃本体102aの外周に複数の刃102b・・・の各々外方に保護板5の凸部5d・・・が設けられた構造になっている。
このため、図2(b)に示すように、例えば、雑草等の草刈作業中に、回転刃22(従来の回転刃102と保護板5)が石St等にあたった場合であっても、石St等には、保護板5の凸部5d・・・が当たり、従来の回転刃102の刃102b・・・(チップ102c・・・)の各々が石St等に当たることが防止されるので、従来の回転刃102の刃こぼれ(チップ102cの欠損)が生じることが防止される。
一方、雑草等は、保護板5の凸部5d・・・の存在にかかわらず、これらは、靭性があるので、従来の回転刃102の刃102b・・・(チップ102c・・・)の各々によって切られることになる。
以上の説明により、明らかなように、保護板5を、回転刃(従来の回転刃102)と組み合わせて使用すると、その外周に、回転刃(従来の回転刃102)の外周に設けられている刃102b・・・の外方に突出するように凸部5d・・・を備えるので、保護板5及び回転刃(従来の回転刃102)が、硬いものにあたっても、保護板5の凸部5d・・・が硬いものにあたる結果、回転刃(従来の回転刃102)の刃102b・・・を保護するので、回転刃(従来の回転刃102)の刃こぼれが生じない。
この結果、この保護板5を用いれば、回転刃(従来の回転刃102)を、長く使用することが出来る。即ち、この保護板5を用いれば、回転刃(従来の回転刃102)の使用の耐久性を向上させることができる。
また、この保護板5を用いれば、従来の回転刃102をそのまま使用できるという効果がある。
図4は、本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図4(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図4(b)は、図4(a)中、A−A線に従う断面図であって、使用の状態を示すため、上下逆転して表示してある。
この回転刃32は、以下の構成を除けば、図3に示す回転刃22と同様であるので、回転刃32の構成部材中、回転刃22の構成部材に相当する部材には、相当する参照符号を付し、その説明を省略する。
この回転刃32では、保護板15の凸部5d・・・の各々を、図4(b)に示すように、その厚さを厚くしている。
この回転刃32では、保護板15の凸部5d・・・の各々を、図4(b)に示すように、その厚さを厚くしているので、回転刃32の使用をしても、保護板15の凸部5d・・・の各々のちびが生じ難い。
尚、この回転刃32の使用方法は、図3に示す回転刃22の使用方法と同様であるので、ここでの説明は、省略する。
また、実施例3及び実施例4において説明したように、従来の回転刃102と保護板5又は保護板15とを組み合わせたものを、新たな回転刃22又は32と考えれば、この新たな回転刃22又は32は、保護板5又は保護板15を備えるので、従来の回転刃102の刃こぼれが生じがたい。即ち、この回転刃22又は32は使用の耐久性に優れている。
尚、上記した実施例1〜実施例4では、図8に示す刈払機101に、回転刃2、回転刃12、回転刃22又は回転刃32を取り付けた例を示したが、これは、単に、本発明にかかる回転刃、保護板を説明するためにのみ用いたものであって、本発明にかかる回転刃、保護板は、図8に示すような刈払機101用の回転刃、保護板に限定されることはない。
実施例5、実施例6及び実施例7のような回転刃も本願発明に含まれる。
図5〜図7の各々に示す回転刃は、本発明に係る回転刃の他の例の要部を概略的に説明する図である。
図5〜図7に示す回転刃42、52及び62の各々は、いずれも凸部を曲げ加工している。
より詳しく説明すると、図5に示す回転刃42では、凸部42dを回転刃本体部2aの一方の面Saから概ね縦方向に突出させ、これと連続するようにするように、回転刃本体部2aの他方の面Sbから回転刃本体2aの一方の面Saから概ね縦方向に突出させた部分p1と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工している(部分p2を参照。)ので、石その他の硬いものが、回転刃本体2aの両面Sa、Sbのいずれかに接近しても、凸部42dの回転刃本体部2aの一方の面Saから概ね縦方向に突出し、これと連続するように他方の面Sbに突出するように曲げ加工されている部分p1、p2に、石その他の硬いものが当たる結果、回転刃42の使用中に、回転刃本体部2aに設けられているチップ2cに、石その他の硬いものが当たるのを防ぐことができる。
この結果、この回転刃42は、使用の耐久性に優れている。
また、図6に示す回転刃52は、凸部52dの回転刃本体部2aの一方の面Saから概ね縦方向に突出させた部分p1の幅wp1を、回転刃本体2aの一方の面Saから概ね縦方向に突出させた部分p1と逆方向に概ね縦方向に突出させた部分p2の幅wp2より短くしているので、例えば、地面に対し、回転刃本体部2aを平行又は概ね平行になるようにして使用する場合、石その他の硬いものが当たる確率の高い、地面に近接する側に、回転刃52に設けられている凸部52dの幅の広い部分p2が位置するようにして使用することで、使用の耐久性を更に優れたものにすることができる。
また、図7に示す回転刃62は、凸部62を一方側に曲げ加工している。
この回転刃62は、例えば、地面に対し、回転刃本体部2aを平行又は概ね平行になるようにして使用する場合、石その他の硬いものが当たる確率の高い、地面に近接する側に、回転刃62に設けられている凸部62dが位置するようにして使用することで、使用の耐久性を更に優れたものにすることができる。
実施例1〜実施例5において説明したように、回転刃2、12、22、32、42、52及び62を取り付けた刈払機は、回転刃2、12、22、32、42、52及び62の刃こぼれが生じ難い。この結果、この刈払機は、使用の耐久性に優れている。
また、実施例5において説明した回転刃42、52、62の各々は、凸部42d、52d、62dを曲げ加工しているので、使用の耐久性に優れた回転刃を安価に製造できる、というメリットがある。
また、保護板15の凸部5dを保護板15の一方の面から概ね縦方向に突出するように曲げ加工(例えば、図7に示す凸部62dと同様の形状に曲げ加工)すれば、凸部の保護板の一方の面から概ね縦方向に突出している部分に、石その他の硬いものが当たる結果、回転刃の使用中に、回転刃本体に設けられているチップに、石その他の硬いものが当たるのを防ぐことができる。
この結果、この保護板を回転刃と組み合わせて使用すれば、回転刃の使用の耐久性を向上させることができる。
また、この保護板は、凸部5dを保護板15の一方の面から概ね縦方向に突出するように曲げ加工(例えば、図7に示す凸部62dと同様の形状に曲げ加工)するようにしているので、従来の回転刃と組み合わせて使用するようにすれば、従来の回転刃の耐久性を向上させることができる。
本発明にかかる回転刃、保護板は、例えば、車輌の底面に回転可能に取り付け、そのような車輌を芝刈り機等として使用するようにしてもよい。
本発明に係る回転刃は、刃こぼれが防止されるので、回転刃の使用耐久性が向上する。
また、本発明に係る刈払機は、本発明に係る回転刃を備えるので、使用に際し、回転刃の刃こぼれが生じ難い。この結果、この刈払機は、使用の耐久性に優れている。
本発明に係る、回転刃及び刈払機は、雑草等の草刈りに好適に用いることができる。
本発明に係る回転刃の一例を概略的に示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す回転刃の効果を模式的に説明する説明図である。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図2(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図2(b)は、図2(a)中、A−A線に従う断面図である。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図3(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図3(b)は、図3(a)に示す回転刃の効果を模式的に示す図である。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図4(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図4(b)は、図4(a)中、A−A線に従う断面図でA−A線に従う断面図であって、使用の状態を示すため、上下逆転して表示してある。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図5(a)は、その回転刃の凸部を中心にして概略的に示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)の概略的な側面図であって、また、図5(c)は、図5(a)の概略的な斜視図である。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図6(a)は、その回転刃の凸部を中心にして概略的に示す平面図であり、図6(b)は、図6(a)の概略的な側面図であって、また、図6(c)は、図6(a)の概略的な斜視図である。 本発明に係る他の実施例としての回転刃の一例を示す図であり、図7(a)は、その回転刃の凸部を中心にして概略的に示す平面図であり、図7(b)は、図7(a)の概略的な側面図であって、また、図7(c)は、図7(a)の概略的な斜視図である。 従来の刈払機の一例を模式的に示す一部切欠斜視図である。 従来の回転刃の一例を示す図であり、図9(a)は、その回転刃の概略的な平面図であり、図9(b)は、図9(a)に示す回転刃の問題を模式的に示す図である。
符号の説明
2、22、32、42、52、62 回転刃
2a 回転刃本体
2b 刃
2c チップ
2d、42d、52d、62d、5d 凸部
5 保護板

Claims (3)

  1. 回転刃本体部の外周に設けられる刃の一部に前記刃の外方に突出するように、凸部を設け、
    前記凸部を回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するように、前記回転刃本体部の他方の面から前記回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工した、回転刃。
  2. 回転刃本体部の外周に設けられる刃の一部に前記刃の外方に突出するように、凸部を設け、
    前記凸部を前記回転刃本体部のチップに近接する側から前記回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させ、これと連続するように、前記回転刃本体部の他方の面から前記回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出するように曲げ加工し、且つ、
    前記回転刃本体部の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分の幅が、前記回転刃本体の一方の面から概ね縦方向に突出させた部分と逆方向に概ね縦方向に突出させた部分の幅より短い、回転刃。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転刃を備える、刈払機。
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