JP3787405B2 - 電池測定装置 - Google Patents

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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電池測定装置に関し、さらに詳しく言えば、電池の内部抵抗および端子電圧などを同時に測定し、それらの測定値から電池の劣化状態を判定できるようにした電池測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この電池測定装置はバッテリテスタとも称されるが、一般に、電池の劣化状態はその内部抵抗(等価直列抵抗)とその端子間直流電圧とにより判定される。すなわち、劣化が進むと内部抵抗が高くなり、また、端子間直流電圧は小さくなる傾向を示す。
【0003】
そこで、従来では交流抵抗計(たとえばACmΩ計)とテスタとを2台用意し、交流抵抗計にて電池の内部抵抗を測定し、また、テスタにてその端子間直流電圧を測定した後、それらの測定値に基づいて電池の劣化状態を判定するようにしている。なお、電池の内部抵抗は温度依存性があるため、より正確さが要求される場合には、温度計にてその周囲温度を測定して、温度値を劣化判定の参考データとして加味するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これによると測定器を2台必要とするとともに、内部抵抗と端子間直流電圧とをそれぞれ別操作で測定しなければならず、その測定作業が煩雑であることは否めない。また、温度を参考データとして加味する場合には、さらに温度計による温度測定が必要であり、作業負担がさらに増えることになる。
【0005】
また、それらの測定値に基づいて電池の劣化状態を判定するにしても、電池によりその判定基準としての閾値が異なるため、その都度、仕様書などからその電池の諸元や特性を調べた上で判定しなければならないという煩わしさがあった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、その主たる目的は、電池の内部抵抗および端子間直流電圧などを1回の操作で同時に測定でき、しかもその測定値に基づいて劣化判定までをも自動的に行うことができるようにした電池測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電流を印加する交流定電流源と、上記交流電流の印加時における上記電池の端子間に発生する交流電圧信号によりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備えていることを特徴としている。
【0008】
この場合、内部抵抗検出部は、電池の端子間カップリングコンデンサを介して接続され、交流定電流源の位相に同期して電池の内部抵抗に比例する電圧を検出する検波回路から構成することができる。
【0009】
なお、上記交流定電流源に代えて、交流電圧源から電池に交流電圧を加えることもできる。この場合、内部抵抗検出回路は、交流電圧の印加時に電池の端子間を流れる交流電流信号により内部抵抗を検出するか、もしくは交流電圧の印加時に電池の端子間を流れる交流電流信号と電池の端子間に発生する交流電圧信号とにより内部抵抗を検出することができる。
【0010】
前者の場合、内部抵抗検出回路には、交流電圧源の位相に同期して電池の内部抵抗に反比例する電流値を検出する検波回路が用いられ、後者の場合、内部抵抗検出回路には、交流電圧源の位相に同期して電流の内部抵抗に反比例する電流値と、同電池の内部抵抗に比例する電圧とを同時に検出する検波回路が用いられる。
【0011】
測定端子(プローブ)に対して、電池の極性を逆に接続した場合には、電圧検出部にて検出される端子間直流電圧が負の値となり、このまま所定の閾値と比較してしまうと良品でも、劣化判定となってしまう。このため、少なくとも端子間電圧は絶対値として常に正の値として処理することが好ましい。なお、電圧検出部にて検出される端子間直流電圧の極性を判断して、電池の接続が逆である場合には、表示またはブザーなどで注意を促すこともできる。
【0012】
また、劣化判定部は、内部抵抗検出部および電圧検出部にて検出された各検出信号をディジタルデータに変換するA/D変換回路と、そのデータを記憶するデータ用メモリと、電池劣化判定用の抵抗閾値および電圧閾値などの閾値データが格納された制御用メモリと、上記電池の内部抵抗測定値および端子間直流電圧測定値を上記データ用メモリに書き込むとともに、その内部抵抗測定値と上記抵抗閾値および端子間直流電圧測定値と上記電圧閾値とをそれぞれ比較して上記電池の劣化判定を行う制御部(CPU)とから構成され、この劣化判定部により、その判定結果がディスプレイやプリンタなどの表示部に表示される。
【0013】
なお、内部抵抗検出部および電圧検出部を切換スイッチにより交代的に切り換えて、それらの各検出信号をA/D変換回路に入力し、電池の内部抵抗測定値と端子間直流電圧測定値とを逐次データ用メモリに取り込むようにすることが好ましい。
【0014】
ここで、抵抗閾値をα,β(ただし、α<β)、上記電圧閾値をγ、抵抗測定値をR、端子間直流電圧測定値をVとするとき、CPUは、▲1▼R≦αかつV>γであれば良品と判定し、▲2▼R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、▲3▼R>βかつV>γ、R>βかつV≦γのいずれかのときには劣化と判定し、その判定結果を表示部に表示する。この場合、上記▲1▼〜▲3▼の不等式において、「<」記号の部分を「≦」記号に、また、「≦」記号の部分を「<」記号に置き換えてもよい。
【0015】
なお、上記▲2▼の注意判定の際、R≦αかつV≦γの場合と、α<R≦βかつV>γもしくはα<R≦βかつV≦γの場合とでは、同じ注意判定でありながら、上記表示部にはそれらを識別可能に表示することが好ましい。
【0016】
すなわち、R≦αかつV≦γのときには、その原因として電池セルの短絡と、過放電による場合とが考えられ、一概に不良とは判定できないため、例えば注意を意味する「WARNING」なる語をフラッシング表示することにより、α<R≦βかつV>γもしくはα<R≦βかつV≦γの場合と識別可能としている。
【0017】
制御用メモリには検波回路および電圧検出部を含むアナログ測定部に対するレンジ設定情報が各閾値データごとにあらかじめ書き込まれているが、キーボードなどの操作部より閾値データが変更されるに伴って、アナログ測定部のレンジが切り替えられるようにすることが好ましい。
【0018】
これによれば、測定対象としての電池の定格や種類などに応じて、その閾値データを操作部の例えばキー操作により簡単に変更できるとともに、その変更に伴ってアナログ測定部のレンジが切り替えられるため、測定の作業性が大幅に改善される。
【0019】
また、この電池測定装置は、電池の端子温度を直接的に検出する温度検出部と、電池の端子部を狭持する一対の開閉可能なアームを含むプローブとをさらに備えている。そして、同温度検出部が検波回路および電圧検出部とともに切換スイッチにて選択的に切換可能とされ、電池の抵抗値および電圧値に関連してその端子温度データが上記データ用メモリに記憶される。
【0020】
この場合、各プローブアームの先端に検波回路および電圧検出部に共用される測定電極が取り付けられているとともに、いずれか一方のアームには温度検出部が電池の端子部に接触可能に組み込まれていることが好ましい。
【0021】
これによれば、内部抵抗および端子間直流電圧の測定と同時に電池の端子部温度も測定されるため、従来のように別途に温度計を用意して温度測定を行う手間が省けるとともに、温度検出部が直に端子に当接するため、端子の正確な温度が得られる。
【0022】
温度検出部はゴムなどの弾性体を介してプローブのアームに取り付けられていることが好ましく、これによれば温度検出部が端子に対してより広い面積で当接するため、端子のより正確な温度が得られる。
【0023】
また、この電池測定装置においては、プローブにCPUに対して測定データをデータ用メモリに取り込ませる指示を与えるメモリトリガスイッチが設けられており、CPUは同メモリトリガスイッチによる指示があった時点の測定データをデータ用メモリに取り込む。
【0024】
これによれば、例えばUPS(無停電電源装置)などのように、数多くの電池が並べられており、その一つずつにプローブを当てて内部抵抗などのデータをとるような場合、プローブから手を離すことなく、同プローブに設けられている手元のメモリトリガスイッチを押すことにより、そのデータをメモリに取り込むことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の技術的思想をよりよく理解するため、図面を参照しながらその実施の形態について説明する。
【0026】
図1はこの電池測定装置(バッテリテスタ)の全体構成を示した概略的なブロック線図であり、これによると、同装置は測定対象である電池BTに測定信号を印加する測定信号源としての交流定電流源10と、電池BTの内部抵抗を検出する内部抵抗検出部20と、電池BTの端子間直流電圧を検出する電圧検出部30と、電池BTの端子温度を検出する温度検出部40と、これら各検出部からの検出信号をディジタル的に処理するディジタル処理部50とを備えている。
【0027】
この実施例において、交流定電流源10の電源電圧は数mVオーダーときわめて小さく、この交流定電流源10から電池BTに測定信号としての交流信号がカップリングコンデンサ11を介して供給される。
【0028】
内部抵抗検出部20は、電池BTの各端子に接続される一対の測定電極21,22と、入力側がこの測定電極21,22にそれぞれカップリングコンデンサ23,24を介して接続された増幅器25と、同増幅器25の次段に接続された検波回路26とからなる。この場合、検波回路26は交流定電流源10の位相と同期がとられている。
【0029】
この内部抵抗検出部20によれば、電池BTの内部抵抗(等価直列抵抗)による電圧降下分が増幅器25にて所定に増幅されるとともに、検波回路26にて交流電流源10の位相と同期して検波され、これにより電池BTの実効抵抗のみが検出される。
【0030】
電圧検出部30は、測定電極21,22から得られる端子間直流電圧を所定に減衰(例えば1/10もしくは1/100)するアッテネータ31と、同アッテネータ31の出力側に接続された増幅器32とを備えている。
【0031】
温度検出部40は、電池BTの端子に直接的に接触可能にされた温度センサー41を有し、この場合後述するように、この温度センサー41は測定電極21,22とともに同一のプローブ内に組み込まれている。
【0032】
ディジタル処理部50は、A/D変換回路51と、その出力側に接続された制御部としてのCPU52とを備えている。A/D変換回路51の入力側には、検波回路26の接点a、電圧検出部30の接点bおよび温度検出部の接点cのいずれか一つの接点を選択するスイッチSWが設けられている。
【0033】
このスイッチSWは、CPU52によって順次切替え制御され、これにより各検出部20,30,40からの測定信号はA/D変換回路51にてディジタルデータに変換され、RAM(データ用メモリ)53に取り込まれる。
【0034】
この場合、図2に例示されているように、RAM53の各エリア1,2…にはそれぞれ内部抵抗データ、端子間直流電圧データ、温度データおよび判定結果用の書込み領域が設定されており、スイッチSWが例えば接点a→接点b→接点cへと順次切替えられることにより、1回の測定について各検出部20,30,40からの測定データがその対応する領域に書き込まれるとともに、ディスプレイ54に表示されるようになっている。なお、判定結果欄には後述の劣化判定時における判定結果として、「PASS」「WARNING」「FAIL」のいずれかが書き込まれる。
【0035】
また、制御用メモリとしてのROM55には、劣化判定用の閾値データが格納されている。この実施例においては、内部抵抗の閾値として2つの閾値α,β(ただし、α<β)と、端子間直流電圧の閾値として1つの閾値γとが設定されており、CPU52は例えば抵抗データ、電圧データがRAM53に取り込まれるごとに、その抵抗測定値および電圧測定値と、それに対応する各閾値とを比較して劣化判定を行う。
【0036】
ここで、その内部抵抗の測定値をR、端子間直流電圧の測定値をVとして図3の劣化判定表に基づいて劣化判定の一例を説明する。まず、
▲1▼R≦αかつV>γであれば良品と判定し、ディスプレイ54に良品を意味する例えば『PASS』表示を行う。次に、
▲2▼R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、ディスプレイ54にその注意を促す例えば『WARNING』表示を行う。次に、
▲3▼R>βかつV>γ、R>βかつV≦γのいずれかのときには劣化と判定し、
ディスプレイ54に劣化品であることを意味する例えば『FAIL』表示を行う。
【0037】
なお、上記▲2▼に含まれるR≦αかつV≦γのときには、その原因として電池セルの短絡と、過放電による場合とが考えられ、一概に不良と判定することは危険である。そこで、本発明ではこのような場合、注意を意味する『WARNING』を例えばフラッシング表示として、同じ注意判定でありながら、α<R≦βかつV>γもしくはα<R≦βかつV≦γの場合と識別可能とし、測定者に再測定を促すようにしている。
【0038】
ちなみに、試料である電池BTを放電し、その電圧が十分に上昇しなければ電池セルが短絡していると判断され、これに対して電圧が十分に上昇すれば過放電によるものであると判断できる。また、電池BTの温度については、特別に閾値を設定していないが、端子温度が際立った温度上昇を見せれば、電池BTの故障によるものと判断できる。温度と内部抵抗とは相関があることがわかっているため、温度データを加味することにより、さらに劣化判定の信頼性を高めることができる。なお、この例では抵抗閾値として2つの閾値α,β、電圧閾値として1つの閾値γを設定しているが、これは一例であって閾値をどのように設定するかは任意である。
【0039】
測定対象となる電池BTは、1種類とは限られず定格電圧について言えば、例えば1.2Vから12Vもしくはそれ以上の定格電圧のものが存在する。これに対応するため、この電池測定装置においては、ROM55にあらかじめ測定対象となる電池BTごとにその閾値データ(抵抗閾値および電圧閾値など)と、その測定時に適用される好ましいレンジ情報とが書き込まれており、操作部56にてその閾値データを変更するに伴って自動的にアナログ測定部、この例で言えば交流定電源10の電源電圧や抵抗検出部20の増幅度、および電圧検出部30の減衰率などが自動的に変更されるようになっている。
【0040】
例えば、レンジ情報について説明すれば、0:300mΩ,1:3Ω,2:30Ωの3種類が用意されており、各閾値データについて好ましいレンジ情報が設定されている。したがって、操作部56で閾値データを変更することにより、それに相応しいアナログ測定計のレンジが自動的にセットされる。
【0041】
また、この電池測定装置は図5に示されているプローブ60を備えている。なお、このプローブ60は実際には一対として用いられるが、ここでは温度センサー41を有する側の一方について説明する。すなわち、図示されていない他方のプローブは温度センサーを備えていない以外は同一構成であると理解されたい。
【0042】
このプローブ60は、連結軸63を介して開閉可能に組合わされた一対のアーム61,62を備えている。アーム61,62は、その連結軸63に装着されたバネ64にて常時閉方向に付勢されており、その先端には測定電極21(22)、211(221)が取り付けられている。この場合、測定電極211(221)はソース側電極である。測定電極21,211は適度な弾性を有する金属片からなり、図5には電池BTの端子Tを挟持した状態が示されている。
【0043】
この実施例において、一方のアーム62側には温度センサー41か端子Tに接触し得るように設けられている。この温度センサー41は、ゴムなどの弾性体65を介してアーム62に取り付けられており、これにより端子Tに対して可動的に接触し得るようになされている。このことは、端子Tに対してより広い面で接触できることを意味している。また、温度センサー41の温度検知面には金属製の保護カバー66が被せられている。
【0044】
このプローブ60によれば、アーム61,62を開いてその測定電極21,211を電池BTの端子Tに噛ませることにより、温度センサー41が端子Tに接触することになるため、内部抵抗測定および端子間直流電圧測定と同時に温度測定が行え、従来のように温度センサーを別途に用いるという2度手間が省けることになる。
【0045】
ところで、図1に示されているように、ディジタル処理部50にはCPU52に対して測定データのRAM53への取り込みを指示するメモリトリガキー57が設けられているが、例えばUPS(無停電電源装置)などのように、数多くの電池が並べられており、その一つずつにプローブを当てて内部抵抗などのデータをとるような場合、一々プローブから手を離してそのメモリトリガキー57を押すのは煩わしい。
【0046】
そこで、この発明ではプローブ60にメモリトリガキー57を設け、プローブから手を離すことなく、各測定操作ごとにその測定データをRAM53に取り込めるようにしている。このメモリトリガキー57は一方のプローブ60に設けられていればよく、また、指で簡単に押せるような位置に配置されていることが好ましい。
【0047】
このように、メモリトリガキー57が押されるたびに、1データ(この例では抵抗値、電圧値および温度値)がRAM53に取り込まれるのであるが、メモリトリガキー57はこの1データ記憶モードのほかに、操作部56にて1データ消去モードに切り替え可能とされている。
【0048】
すなわち、1データ消去モードとされた場合には、メモリトリガキー57が押されるたびに、RAM53内の最新のデータ側から1データずつ順次消去されることになる。なお、操作部56から特に上記のようなモード指定がなく、単に測定スタート指示のみがあった場合、CPU52はスイッチSWを接点a〜cへと順次切り替えて各測定データをRAM53に書き込むとともに、その各測定データおよび劣化判定結果をディスプレイ54に表示する。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被測定対象としての電池に測定信号としての交流電流を印加する交流定電流源と、交流電流の印加時における電池の端子間に発生する交流電圧信号によりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、内部抵抗検出部および電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備えているため、1台の測定装置で電池の劣化状態を判定することができる。
【0050】
この場合、切換スイッチを介して内部抵抗値と端子間直流電圧値とがそれぞれA/D変換回路を介してデータ用メモリに取り込まれるようにし、CPUにてそれら各測定値と閾値データとの比較判定を行わせ、その結果を表示部に表示することにより、きわめて簡単な操作にて電池の劣化状態を知ることができる。
【0051】
また、内部抵抗に対する閾値をα,β(ただし、α<β)、端子間直流電圧の閾値をγ、内部抵抗測定値をR、電圧測定値をVとして、▲1▼R≦αかつV>γであれば良品と判定し、▲2▼R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、▲3▼R>βかつV>γ、R>βかつV≦γのいずれかのときには劣化と判定するようにしているため、より正確な判定結果が得られる。
【0052】
そして、上記▲2▼の注意判定の際には、R≦αかつV≦γの場合と、α<R≦βかつV>γもしくはα<R≦βかつV≦γの場合とでは、同じ注意判定でありながら、上記表示部にはそれらが識別可能に表示されるため、不用意な誤判定が防止される。
【0053】
また、測定対象としての電池の定格や種類などに応じて、その閾値データを操作部の例えばキー操作により簡単に変更可能とし、かつ、その変更に伴ってアナログ測定部のレンジが切り替えられるようにすることにより、測定の作業性が大幅に改善される。
【0054】
さらに、本発明によれば、内部抵抗と端子間直流電圧測定と同時に電池の端子部温度も測定されるため、従来のように別途に温度計を用意して温度測定を行う手間が省ける。この場合、上記温度検出部をゴムなどの弾性体を介して上記アームに取り付けることにより、温度検出部が端子に対してより広い面積で当接するため、端子の正確な温度が得られる。
【0055】
また、例えばUPS(無停電電源装置)などのように、数多くの電池が並べられており、その一つずつにプローブを当てて内部抵抗などのデータをとるような場合、本発明によれば、プローブから手を離すことなく、同プローブに設けられている手元のメモリトリガスイッチを押すことにより、そのデータをメモリに取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池測定装置の一実施例を示した概略的なブロック線図。
【図2】上記ブロック線図中にあるデータ用メモリの記憶領域の配置を示した説明図。
【図3】電池劣化状態の判定に用いられる基準を説明するための説明図。
【図4】上記ブロック線図中にある制御用メモリに格納されてるデータを説明するための説明図。
【図5】この電池測定装置に用いられるプローブを示した断面図。
【符号の説明】
10 交流電流源
11,23,24 カップリングコンデンサ
20 抵抗検出部
21,22 測定電極
26 検波回路
30 電圧検出部
31 アッテネータ
40 温度検出部
41 温度センサー
50 ディジタル処理部
51 A/D変換回路
52 CPU
53 データ用メモリ
54 ディスプレイ
55 制御用メモリ
56 操作部
57 メモリトリガキー
60 プローブ
BT 電池
T 端子

Claims (16)

  1. 被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電流を印加する交流定電流源と、上記交流電流の印加時における上記電池の端子間に発生する交流電圧信号によりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備え
    上記劣化判定部は、上記内部抵抗の抵抗測定値をR、その抵抗閾値をα,β(ただし、α<β)、上記端子間直流電圧の電圧測定値をV、その電圧閾値をγとして、
    R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、その判定結果を表示部に表示することを特徴とする電池測定装置。
  2. 被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電圧を印加する交流定電圧源と、上記交流電圧の印加時に上記電池の端子間を流れる交流電流信号によりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備え
    上記劣化判定部は、上記内部抵抗の抵抗測定値をR、その抵抗閾値をα,β(ただし、α<β)、上記端子間直流電圧の電圧測定値をV、その電圧閾値をγとして、
    R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、その判定結果を表示部に表示することを特徴とする電池測定装置。
  3. 被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電圧を印加する交流定電圧源と、上記交流電圧の印加時に上記電池の端子間を流れる交流電流信号と上記電池の端子間に発生する交流電圧信号とによりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備え
    上記劣化判定部は、上記内部抵抗の抵抗測定値をR、その抵抗閾値をα,β(ただし、α<β)、上記端子間直流電圧の電圧測定値をV、その電圧閾値をγとして、
    R≦αかつV≦γ、α<R≦βかつV>γ、α<R≦βかつV≦γのいずれかのときには注意と判定し、その判定結果を表示部に表示することを特徴とする電池測定装置。
  4. 上記注意判定の際、R≦αかつV≦γの場合と、α<R≦βかつV>γもしくはα<R≦βかつV≦γの場合とでは、同じ注意判定でありながら、上記表示部にはそれらが識別可能に表示されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電池測定装置。
  5. 上記劣化判定部は、R≦αかつV>γであれば良品と判定し、R>βかつV>γ、R>βかつV≦γのいずれかのときには劣化と判定し、その判定結果を表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電池測定装置。
  6. 上記内部抵抗検出部は、上記電池の端子間にカップリングコンデンサを介して接続され、上記交流定電流源の位相に同期して上記電池の内部抵抗に比例する電圧を検出する検波回路からなることを特徴とする請求項1に記載の電池測定装置。
  7. 被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電圧を印加する交流定電圧源と、上記交流電圧の印加時に上記電池の端子間を流れる交流電流信号によりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧と により上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備え、
    上記内部抵抗検出部は、上記電池の端子間にカップリングコンデンサを介して接続され、上記交流定電圧源の位相に同期して上記電池の内部抵抗に反比例する電流値を検出する検波回路からなることを特徴とする電池測定装置。
  8. 被測定対象としての電池にカップリングコンデンサを介して交流電圧を印加する交流定電圧源と、上記交流電圧の印加時に上記電池の端子間を流れる交流電流信号と上記電池の端子間に発生する交流電圧信号とによりその内部抵抗を検出する内部抵抗検出部と、上記電池の端子間直流電圧を検出する電圧検出部と、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された内部抵抗と端子間直流電圧とにより上記電池の劣化状態を判定する劣化判定部とを備え、
    上記内部抵抗検出部は、上記電池の端子間にカップリングコンデンサを介して接続され、上記交流定電圧源の位相に同期して上記電池の内部抵抗に反比例する電流値と、上記電池の内部抵抗に比例する電圧とを同時に検出する検波回路からなることを特徴とする電池測定装置。
  9. 上記劣化判定部は、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部にて検出された各検出信号をディジタルデータに変換するA/D変換回路と、そのデータを記憶するデータ用メモリと、電池劣化判定用の上記抵抗閾値α,βおよび上記電圧閾値γを含む閾値データが格納された制御用メモリと、上記電池の内部抵抗測定値および端子間直流電圧測定値を上記データ用メモリに書き込むとともに、その内部抵抗測定値と上記抵抗閾値α,βおよび端子間直流電圧測定値と上記電圧閾値γとをそれぞれ比較して上記電池の劣化判定を行う制御部(CPU)とから構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電池測定装置。
  10. 上記劣化判定部は、上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部を交代的に切り換えて、それらの各検出信号を上記A/D変換回路に与える切り換えスイッチをさらに備えていることを特徴とする請求項に記載の電池測定装置。
  11. 上記CPUに種々の指示信号を与える操作部をさらに備えているとともに、上記制御用メモリには上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部を含むアナログ測定部に対するレンジ設定情報が各閾値データごとに書き込まれており、上記操作部より上記閾値データが変更されるに伴って、上記アナログ測定部のレンジが切り替えられることを特徴とする請求項9または10に記載の電池測定装置。
  12. 上記電池の端子温度を直接的に検出する温度検出部をさらに備え、上記温度検出部が上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部とともに上記切換スイッチにて選択的に切換可能とされ、上記電池の内部抵抗値および端子間直流電圧値に関連してその端子温度データが上記データ用メモリに記憶されるようにしたことを特徴とする請求項10に記載の電池測定装置。
  13. 上記電池の端子部を狭持する一対の開閉可能なアームを含み、その各先端に上記内部抵抗検出部および上記電圧検出部に共用される測定電極が取り付けられているとともに、いずれか一方のアームには上記温度検出部が上記電池の端子部に接触可能に組み込まれたプローブを備えていることを特徴とする請求項12に記載の電池測定装置。
  14. 上記温度検出部はゴムなどの弾性体を介して上記アームに取り付けられていることを特徴とする請求項13に記載の電池測定装置。
  15. 上記プローブには、上記CPUに対して測定データを上記データ用メモリに取り込ませる指示を与えるメモリトリガスイッチが設けられており、上記CPUは上記メモリトリガスイッチによる指示があった時点の測定データを上記データ用メモリに取り込むことを特徴とする請求項13または14に記載の電池測定装置。
  16. 上記劣化判定部は、上記電圧検出部にて検出される端子間直流電圧を絶対値として常に正の値として処理することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項,7または8に記載の電池測定装置。
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