JP3025714U - 検電装置 - Google Patents
検電装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数機種の導体であっても、その充電状態の
検電を可能にすることを目的とする。 【解決手段】 検電対象の充電導体と検電電極との間の
分布容量と、検電電極と大地との間に接続された分圧コ
ンデンサの容量とによって充電導体の電圧を分圧する。
この分圧電圧を、整流、平滑し、これを増幅率が異なる
複数の増幅器で増幅してから、この増幅出力を多チャン
ネルA/Dコンバータでディジタル化する。これをマイ
クロコンピュータにより演算、記憶、比較し、その結果
によって導体の充電状態を警報、表示する。
検電を可能にすることを目的とする。 【解決手段】 検電対象の充電導体と検電電極との間の
分布容量と、検電電極と大地との間に接続された分圧コ
ンデンサの容量とによって充電導体の電圧を分圧する。
この分圧電圧を、整流、平滑し、これを増幅率が異なる
複数の増幅器で増幅してから、この増幅出力を多チャン
ネルA/Dコンバータでディジタル化する。これをマイ
クロコンピュータにより演算、記憶、比較し、その結果
によって導体の充電状態を警報、表示する。
Description
【0001】
本考案は任意の回路における充電状態を点検するのに使用する検電装置に関す る。
【0002】
例えば遮断器を主体とする配電設備において、その遮断器またはこれに付属す る他の電気機器の補修、点検にさきだって、遮断器の主回路が充電状態にあるか または無電状態にあるか判定する必要があり、そのために検電装置を使用し、そ の主回路における電圧の有無を知るようにしている。そのためには主回路を構成 している導体に検電電極を相対して設置し、その間の分布容量と分圧コンデンサ とによって分圧される電圧を検出するようにしている。
【0003】 この種の従来構成を示したのが図3である。同図において、1は検電対象の主 回路を構成している充電導体、2は充電導体1に相対して配置された検電電極、 6は検電電極2とアースとの間に接続された分圧コンデンサ、7は分圧コンデン サ6の両端の電圧を整流し、平滑する整流平滑回路、18は整流平滑回路7の出 力電圧を所定の電圧と比較するレベル判定回路、11はレベル判定回路18によ る判定結果により警報、表示などを行なう出力回路である。
【0004】 この構成において、充電導体1の電圧は、検電電極2との間の空間の分布容量 (これをC1とする。)と分圧コンデンサ6の容量(これをC2とす。)との容 量比により分圧される。したがって分圧コンデンサ6の端子電圧から充電導体1 の電圧の有無を判定するすることができる。すなわち充電導体1の電圧をEとす ると、分圧コンデンサ6の端子電圧したがって測定電圧は、C1/(C1+C2 )にEを乗じた値となる。
【0005】 具体例をあげて説明すると、E=275,000V、C1=1pFであったと すると、例えばC2=1μFであれば、分圧コンデンサ6の端子電圧は0.27 Vとなる。したがって0.27Vの電圧が得られるときは導体1は充電状態に、 また0Vであれば停電状態にある、と判断できる。
【0006】 しかし実際には必ずしもこのような正確な結果は得られないので、したがって 例えば測定電圧が0.27Vの30%すなわち0.081V以上であれば、充電 状態にあると判定し、30%未満であれば停電状態にある判定する。この30% の値は使用者が任意に設定するものであり、その設定はレベル判定回路18によ り行なわれる。
【0007】 一方遮断器の機種によって、あるいは同じ定格のものであっても、メーカーに よって、主回路の電圧E、分布容量C1などは相違する。そのため分圧コンデン サ6の容量C2を一定としても、充電状態における出力電圧は1〜100倍程度 の差が生じるようになり、これでは正確な判定を期待することはできない。その ため従来では同一機種のみに使用できる検電装置を用意していた。しかしこれで は他機種のものには使用できないため、各機種毎の検電装置が必要となり、極め て不経済である。
【0008】
本考案は、定格電圧が異なる多数機種の検電が可能な検電装置を提案すること を目的とする。また検電に必要な測定用のリード線の点検手段を含む検電装置を 提案することを目的とする。
【0009】
本考案は、検電対象の充電導体と検電電極との間の分布容量と、検電電極と大 地との間に接続された分圧コンデンサの容量とによって分圧された、充電導体に 比例する電圧を、整流、平滑し、これを増幅率が異なる複数の増幅器で増幅し、 更にこの増幅出力を多チャンネルA/Dコンバータでディジタル化してから、こ れをマイクロコンピュータにより演算、記憶、比較し、その結果によって充電導 体の充電状態を警報、表示するようにしたことを特徴とする。
【0010】 検電対象の導体が充電状態にあるときのその電圧をマイコンに予め記憶させて おく。これを設定操作と呼ぶことにする。検電対象の充電導体が複数である場合 は、各充電導体毎に記憶させておく。検電に際しては、予めマイコンに記憶され ているその検電対象の充電導体が充電状態にあるときの電圧を呼び出しておく。 これを対象選定操作と呼ぶ。
【0011】 検電操作によって分圧コンデンサの端子電圧、したがって測定電圧が各増幅器 によって増幅され、ついでデジタル化され、マイコンに読み込まれる。マイコン はこれらの複数の電圧データのうちから飽和していない最大値を選択し、これを さきに増幅した増幅器の増幅率で除算する。これを測定電圧データとして、それ までに選定操作によって選定されている電圧データと比較する。この比較結果に 基づいて、充電導体の充電状態を判定する。
【0012】 複数の増幅器を使用するのに代えて、複数の分圧コンデンサを利用することも 可能である。この場合はA/Dコンバータの出力が測定範囲を超えて大きいとき に、分圧コンデンサを切り換えてそれまでよりも大きい容量の分圧コンデンサを 利用するようにする。逆にA/Dコンバータの出力が測定範囲を超えて小さいと きに、分圧コンデンサを切り換えてそれまでよりも小さい容量の分圧コンデンサ を利用するようにする。そしてこのときの分圧コンデンサの容量に測定電圧を乗 ずれば、その値は充電電圧に比例する値となる。これを既に選定されている電圧 データと比較することは先に述べた例と同じである。
【0013】
本考案の実施の形態を図1により説明する。なお図3と同じ符号を付した部分 は同一又は対応する部分を示す。5は本考案による検電のための回路を示し、本 考案にしたがい、検電電極2に接続される測定リード線3として直流抵抗器4を 内蔵したものを使用する。また整流平滑回路7の出力を複数(図の例では4個) の増幅器からなる増幅回路群8によって増幅する。各増幅器8の増幅率をG1〜 G4とすると、G1<G2<G3<G4の関係に定めておく。
【0014】 各増幅器8の出力電圧は多チャンネルのA/Dコンバータ9に各チャンネルを 経て与えられる。A/Dコンバータ9によって変換されたデジタル値はマイクロ コンピュータ(以下単にマイコンという。)10に時分割的に読み込まれる。A /Dコンバータ9はアナログマルチプレクサとサンプルホールド回路を内蔵し、 マイコン10によって制御されるものを使用する。なおマイコン10としてA/ Dコンバータを内蔵したものを使用してもよい。
【0015】 マイコン10の入力ポートには、測定対象選定スイッチ12、設定操作スイッ チ13、検電操作スイッチ14及び点検操作スイッチ15が接続されている。更 にマイコン10の出力ポートは出力回賂11及び直列抵抗器16を介して整流平 滑回路7の入力側に接続されている。なお直列抵抗器4の抵抗値は、分圧コンデ ンサ6の容量のインピーダンスに比較して十分小さいものを利用する。
【0016】 検電にさきだって、検電対象の各充電導体1につき、各充電導体が充電状態に あるときの測定電圧、すなわち分圧コンデンサ6の端子電圧を測定し、この測定 電圧に応じたA/Dコンバータ9の出力を各充電導体1ごとにマイコン10に読 み込んで記憶する。この操作のために測定対象選定スイッチ12から、記憶対象 の充電導体にしたがう接点をオンとし、及び設定操作スイッチ13をオンとして 設定命令をマイコン10に与えれば、その充電導体にしたがうアドレスにそのと きの充電導体の測定電圧(設定測定電圧と呼ぶ。)が読み込まれ、記憶される。
【0017】 すべての充電導体につき、その測定電圧がマイコン10に記憶された以後は、 検電動作が可能となる。すなわち検電対象の充電導体が選択されたとき、測定対 象選定スイッチ12のうちからその充電導体に応じた接点を選択してオンとし、 予め記憶している各充電導体に関する設定測定電圧を呼び出す。そして検電電極 2を、さきに設定のために予め測定したときの位置に設定(したがってC1は設 定時と同じ)してから測定する。この測定の際のC2は設定時の値と同じとして おく必要がある。
【0018】 その測定電圧は検電電極2よりA/Dコンバータ9を介してマイコン10に与 えられる。そしてここで検電操作スイッチ14をオンとすることにより、この測 定電圧とそれ迄に呼び出されていた設定測定電圧とがマイコン10によって比較 される。測定電圧が設定測定電圧に対して一定の割合たとえば10%以上であれ ば、その充電導体は充電状態にあると判断し、また逆にその一定の割合たとえば 10%未満であれば、非充電状態にあると判断する。その判断結果は出力回路1 1により、警報または表示される。
【0019】 しかし実際にはこのような手段のみでは多種の充電導体について対応すること はできない。すなわちすべての充電導体についてその電圧E、容量C1は一定で はなく異なるものであるため、測定電圧の最大値は最小値の100倍にもなるこ とがある。一方A/Dコンバータとして、価格あるいは汎用性の点から通常8ビ ットを用いるのを普通としている。8ビットのA/Dコンバータは2の8乗(= 256)のレベルのアナログ信号を判別することができる。
【0020】 したがって測定電圧が最も大きい充電導体の測定電圧について、A/Dコンバ ータ9によりディジタル変換したときに256(10進法)以下になるようにし なければならない。しかしそのようにすると、測定電圧が最も小さい充電導体の ディジタル出力は、256/100以下、すなわち2又は1の値しか取れないよ うになるため、測定電圧が大きい充電導体については精度よく判定できるとして も、測定電圧が小さい充電導体については、きわめて精度が悪くなる。
【0021】 これを解消するに本考案では増幅率が異なる複数の増幅器を使用する。たとえ ば各増幅器の増幅率G1〜G4を、1,4,16,64とし、また各増幅器は出 力5Vが飽和電圧であるとする。最大の測定電圧を出す充電導体について、変換 されて得られる直流電圧が5Vであるとすれば、すべての増幅器の出力電圧は5 Vであり、8ビットのA/Dコンバータ9の場合、その出力はすべて256とな る。マイコン10にはこのデータがすべて送りこまれる。マイコン10はすべて の増幅器の出力が5Vであることにより、すべての増幅器は飽和していると判断 し、この場合は増幅率がG1の増幅器のデータのみを採用し、測定電圧は5Vで ある認識する。
【0022】 最も低い測定電圧を出力する充電導体については、その測定電圧が0.05V であったとすると、増幅率G1〜G4の増幅器からは、0.05V,0.20V ,0.8V及び3.2Vが出力され、これらに基づいてA/Dコンバータ9の出 力は、2,10,40及び163となる。この場合はすべての増幅器が飽和して いないので、最大のデータ163を採用する。このデータは増幅率が64の増幅 器から出力されているので、マイコン10は3.2/64を演算し、測定電圧は 0.05Vであることを認識する。
【0023】 次に中間の測定電圧を出力する充電導体の場合、その測定電圧が0.5Vであ ったとすると、増幅率G1〜G4の増幅器からは、0・5V,2.0V,5V及 び5Vが出力され、これらに基づいてA/Dコンバータ9の出力は、25,10 2,256及び256となる。この場合飽和しているデータを捨て、飽和してい ない最大のデータ102を採用する。このデータは増幅率が4の増幅器から出力 されているので、マイコン10は2.0/4を演算し、測定電圧は0.5Vであ ることを認識する。
【0024】 これらから理解されるように本考案では、大きい測定電圧は増幅率が小さい増 幅器で、また小さい測定電圧は増幅率が大きい増幅器で、更に中間の測定電圧は 増幅率が中間の増幅器で、それぞれ増幅してA/D変換するというように、測定 電圧をA/D変換するのに適当な大きさに変えてからA/D変換し、そしてマイ コンの計算により元の大きさに戻して認識するようにしている。そのために増幅 率が異なる複数の増幅器を使用するのである。
【0025】 次に検電測定系の故障を診断するための動作を説明する。測定リード線3、整 流平滑回路7、増幅器群8、A/Dコンバータ9がすべて正常であるとき、まず 測定リード線3の先端(検電電極2側の先端)を短絡し、直列抵抗器16を介し てマイコン10の出力ポートから周期的に変動する電圧を整流平滑回路7の入力 側に印加する。この電圧は直列抵抗器4,16と分圧コンデンサ6により分圧さ れる。この分圧された電圧は整流平滑回路7、増幅器群8、A/Dコンバータ9 を経てマイコン10に入力され、故障診断のための基準データとなる。
【0026】 故障の診断に際しては、同じく測定リード線3の先端を短絡しておき、ここで 点検操作スイツチ15を操作すると、マイコン10の出力ポートから直列抵抗器 16を介して、基準データを得たときと同じ周期で変動する電圧が整流平滑回路 7の入力側に印加される。このときのA/Dコンバータ9からマイコン10に入 力されるデータは、マイコン10によって先の基準データと比較される。そして 所定の誤差以下で一致すれば、故障診断の結果は正常と判断される。
【0027】 もし測定リード線3が断線していたとすれば、直列抵抗器4は分圧に寄与しな いため、そのときのマイコン10への入力データは、基準データより大きい値と なって一致せず、この場合は故障と判定する。測定リード線3が中間で短絡して いれば入力電圧は0となるため、この場合でも基準データと一致しないようにな る。同様に整流平滑回路7、増幅器群8、A/Dコンバータ9などが故障してい るときも、基準データとは一致せず、いずれも故障していると判断される。なお このように故障と判断された場合は、出力回路11にその旨を表示し、または警 告を発するとともに、検電動作が行なわれないように各回路の動作をロックする ようにする。
【0028】 図2は本考案の他の実施の形態を示すもので、これは図1における複数の増幅 器に代えて、分圧コンデンサ6の容量を切り換え自在としたもので、具体的には それぞれ異なる容量C21,C22,C23の複数の分圧コンデンサを用意し、 これを切換スイッチ要素17によって切り換え自在としてある。
【0029】 この構成による検電動作を説明する。導体1と検電電極2との間の容量C1に 比較して分圧容量C2が十分に大きいものとすれば、分圧コンデンサ6の両端の 電圧すなわち測定電圧は、近似的にC1/C2に充電導体1の電圧Eを乗じた値 で示すことが出来る。この関係から(測定電圧)×C2=C1Eが得られる。C1 は既値のものであるから、測定電圧にC2を乗じた値を求めれば、充電導体1 の電圧に比例した値を知ることができる。この演算はマイコン10が行なう。
【0030】 この測定電圧を適当な大きさとするために、分圧コンデンサ6を切換スイッチ 要素17によって切り換える。この分圧コンデンサの切り換えは次のようにして 行なう。すなわちA/Dコンバータ9の出力をマイコン10が見ており、これが 増幅器8が飽和しているときの値であれば、切換スイッチ要素17によって分圧 コンデンサとして容量の大きいものに切り換え、逆に小さすぎるような場合は、 容量の小さいものに切り換えるようにする。
【0031】 この場合分圧コンデンサ6の容量を切り換えた場合、その端子電圧すなわち測 定電圧は当然変化する。しかし前述のようにこの測定電圧にそのときの分圧容量 を乗じたときは、その値はC1Eとなる。これにより切り換えた分圧容量の影響 されることなく、電圧Eに比例した値を求めることができるようになる。このよ うにして得たデータを設定測定電圧と比較し、検電結果を出力することは図1の 場合と特に相違するものではない。なお本考案による検電装置は携帯可能な程度 に小形に製作すると便利である。、
【0032】
以上説明したように本考案によれば、充電導体の充電状態を分圧コンデンサを 利用して検電するにあたり、充電電圧、充電導体と検電電極との間の容量などが 相違する多種の充電導体についても、精度よくしかも広範囲にわたって検電する ことができ、また測定系の故障診断ができ、かつその診断結果に応じて正しく検 電結果が得られるようになるといった効果を奏する。
【図1】本考案の実施形態を示す回路図である。
【図2】本考案の他の実施形態を示す回路図である。
【図3】従来の回路図である。
1 検電対象の充電導体 2 検電電極 3 測定リード線 4 直列抵抗器 6 分圧コンデンサ 7 整流平滑回路 8 増幅器 9 A/Dコンバータ 10 マイクロコンピュータ 11 出力回路 16 直列抵抗器 17 切換スイツチ要素
Claims (4)
- 【請求項1】 検電対象の充電導体に相対して配置され
る検電電極と、前記充電導体と前記検電電極との間の容
量とによって、前記充電導体の電圧を分圧するように前
記検電電極と大地との間に接続される分圧コンデンサ
と、前記分圧コンデンサの端子電圧を整流・平滑する整
流平滑回路と、前記整流平滑回路の出力電圧をそれぞれ
異なる増幅器で増幅する増幅回路群と、前記増幅回路群
の出力をディジタル化する多チャンネル形のA/Dコン
バータと、検電対象の充電導体毎に充電時の電圧を基準
データとして記憶し、検電操作の際に前記増幅回路群の
増幅器のうち飽和しておらず、かつ最大出力を出す増幅
器からの増幅出力に基づく前記A/Dコンバータの出力
と前記基準データとを比較して、前記充電導体の充電の
有無の判定出力を出すマイクロコンピュータとを備えて
なる検電装置。 - 【請求項2】 検電対象の充電導体に相対して配置され
る検電電極と、前記充電導体と前記検電電極との間の容
量とによって、前記充電導体の電圧を分圧するように前
記検電電極と大地との間に接続される容量が切り換え自
在の分圧コンデンサと、前記分圧コンデンサの端子電圧
を整流・平滑する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の
出力電圧を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力をディ
ジタル化するA/Dコンバータと、前記増幅器が飽和し
ない範囲で出力が最大となるように前記分圧コンデンサ
の容量を切り換える切換スイッチ要素と、検電対象の充
電導体毎に充電時の電圧を基準データとして記憶し、検
電操作の際に前記増幅器器からの増幅出力に基づく前記
A/Dコンバータの出力に、このときの前記分圧コンデ
ンサの容量を乗じたデータと前記基準データとを比較し
て、前記充電導体の充電の有無の判定出力を出すマイク
ロコンピュータとを備えてなる検電装置。 - 【請求項3】 前記検電電極と前記分圧コンデンサとを
接続する測定リード線に直列抵抗器を内蔵し、前記整流
平滑回路の入力端に周期的に変化する電圧を他の直列抵
抗器を介して供給してなり、前記マイクロコンピュータ
により前記測定リード線を短絡した状態のときの前記A
/Dコンバータの出力データを基準データと比較して前
記測定リード線を含めた測定系を故障診断する故障診断
要素を備えた請求項1又は2に記載の検電装置。 - 【請求項4】 前記故障診断要素が故障ありと診断した
結果に基づいて検電動作を不可能とするように測定系を
ロックする手段を備えてなる請求項3に記載の検電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014376U JP3025714U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 検電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014376U JP3025714U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 検電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025714U true JP3025714U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43160904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014376U Expired - Lifetime JP3025714U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 検電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025714U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564310U (ja) * | 1992-02-05 | 1993-08-27 | 株式会社イトーキクレビオ | 間仕切パネルのコーナー金具兼用アジャスター装置 |
JP2010261761A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Japan Radio Co Ltd | 出力電圧測定装置 |
CN103080756A (zh) * | 2010-08-10 | 2013-05-01 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP1995014376U patent/JP3025714U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564310U (ja) * | 1992-02-05 | 1993-08-27 | 株式会社イトーキクレビオ | 間仕切パネルのコーナー金具兼用アジャスター装置 |
JP2010261761A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Japan Radio Co Ltd | 出力電圧測定装置 |
CN103080756A (zh) * | 2010-08-10 | 2013-05-01 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
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