JP3787083B2 - 複合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオート節電機能を有する複合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真方式のプリンタ部を有する複合装置は、用紙に転写されたトナー像を定着装置の内部にハロゲンランプなどの熱源を有する熱ローラと表面を弾性ゴムで覆われた圧ローラのニップに挟持、加熱することにより定着している。この方法であると定着装置の熱ローラに供給する電力が非常に多くなるので、所定の時間複合装置が使われないと自動的に節電状態に移行する。この仕組みは、複合装置の動作が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した時間が所定の時間以上になると節電状態へ移行する。またタイマーがスタートした後で節電状態に移行する前に新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリアされて、この動作が終了すると再びタイマーがスタートする。この節電状態においてはコピー時の定着温度より低い温度に設定されているプレヒートモードや、節電状態では定着装置への電力供給をカットするオートシャットオフモードなどがあり、いずれもユーザーが画像形成をするために操作をすると定着装置の温度を所定のコピー時の温度に復帰するように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術を採用する画像形成装置では、定着装置を必要としない動作でも節電状態へ移行する時間を計時するタイマーがクリアされていた。例えば操作表示部のキーを単に触った程度でもタイマーがクリアされ、いつまでたっても節電状態へは移行せず、必要もない電力が消費されるという問題が発生していた。
【0004】
そこで、操作表示部のキーを単に触っただけではタイマーがクリアされないようにすれば良いが、節電状態が定着装置をオフ状態にするものでは、コピーの設定中に完全の定着装置がオフ状態になり、コピーボタンを押してもすぐにコピーしてくれないという問題があった。また節電状態が操作表示部もオフにして消費電力を少なくしているものでは、操作表示部を操作している最中に突然操作表示部の画面が消えてしまうことが発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題を解決するために本件第1の発明は、複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、第1の動作群に含まれる動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に第1の節電状態に移行する第1のオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作群の動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、前記第1の動作群とは範囲の異なる第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に第2の節電状態にする第2のオート節電手段と、前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作群の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段と、を有し、前記第1のタイマー及び前記第2のタイマーは複合装置が安定待機状態になった時点から計時を開始し、前記第2の所定時間が経過する過程において、前記第2のタイマークリア手段により前記第2のタイマーをクリアした後、前記第1の動作群に含まれる動作があった場合、前記第1の節電状態は解除される、ことを特徴とする複合装置を用いる。
【0006】
本件第2の発明は、前記第1の節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であり、前記第2の節電状態は、定着装置をオフにして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする第1の発明に記載の複合装置を用いる。
【0007】
本件第3の発明は、前記第2の節電状態は、さらに操作表示部の電源をオフにして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする第2の発明に記載の複合装置を用いる。
【0008】
本件第4の発明は、前記第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、前記第2の動作群に含まれる動作は印刷と関係ある操作表示部の操作を含む動作であることを特徴とする第1〜3の発明に記載の複合装置を用いる。
【0009】
本件第5の発明は、第2の動作群に含まれる動作で第2の節電状態は解除されることを特徴とする請求項1〜4に記載の複合装置を用いる。
【0010】
【作用】
本件第1の発明は、第1動作群に含まれる動作の終了から第1の節電状態へ移行する時間を計時する第1のタイマーと、第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の節電状態になるまでの時間を計時する第2のタイマーを各々設け、第1の動作群の動作では第1のタイマーをクリアし、第2の動作群の動作では第2のタイマーをクリアするので、各々動作の目的に応じて各節電状態へ移行するまでの時間、およびこれらをクリアする動作を設定できるので、例えば第1の節電モードへ移行する時間は第2の動作群の動作ではクリアされないこともでき、結果として目的に応じて軽い節電状態と効果の大きい節電状態を各々設定できるので、不便なく省エネルギーを期待できる。
【0011】
本件第2の発明は、前記第1の節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であり、前記第2の節電状態は、定着温度装置をオフにして消費電力を少なくする状態であり、第1の節電状態より第2の節電状態の方が省エネ効果を期待できるが、第2の節電状態より第1の節電状態の方がすぐに印刷開始できる。このように節電状態の特徴を異なるものを設定することにより、目的に応じた節電状態になることができる。
【0012】
本件第3の発明は、前記第2の節電状態はさらに操作表示部の電源をオフにして消費電力を少なくする状態なので、より節電効果が期待できる。また第1の節電状態では操作表示部をオフにしないので、第2の動作群の動作の最中に操作表示部が突然オフになることはない。
【0013】
本件第4の発明は、前記第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、前記第2の動作群の動作はほとんど全ての動作であるので、定着装置を用いる動作が無ければ、比較的第1の節電状態になりやすく、全ての動作があるかぎり第2の節電状態にはならない。この結果▲1▼コピーの予備動作程度では第1の節電状態へのカウントダウンはクリアされないので、第1の節電状態へは移行しやすい。▲2▼何の動作も無くなってから暫くするとより節電効果のある第2の節電状態へ移行する。ここで第2の動作群の動作を全ての動作としているが、この複合装置で印刷に全く関係ないと思われる動作などでは含まないようにしても、同じ効果が期待できる。
【0014】
本件第5の発明は、第1の動作群に含まれる動作で第1の節電状態は解除され、第2の動作群に含まれる動作で第2の節電状態は解除されるので、第2の節電状態で、第2の動作群の動作があれば第1の節電状態へ移行するので、例えばそうさ表示部を操作したが印刷しない場合などでは、定着装置に無駄な電力があまり使われない。
【0015】
【実施例】
本件の発明を採用する複合装置を図1の概略図に基づいて説明する。同図において複合装置1はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有する複合装置で、CPU2、ROM3、RAM4、プリンタコントローラ5、受信情報記憶バッファ6、中間言語情報記憶バッファ7、プリンタ部8、定着装置9、電源装置10、メインSW11、操作表示部12、DF用I/F13、DF14、DF用ケーブル15、スキャナ装置16、画像処理部17、ビットマップメモリ18、CODEC19、画像メモリ20、ネットワークI/F21、モデム22、NCU23、バス24などから構成されている。またこの複合装置1はネットワークケーブル25を介してパソコンA、B(26、27)と接続されている。
【0016】
詳しくは、前記CPU2は当該複合装置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶した前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定データ、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶した前記RAM4に接続されている。本件発明の請求項に記載されている、第1、2のオート節電手段、第1、2のタイマー、第1、2のタイマークリア手段はこのROM3に格納されているプログラムであり、第1の所定時間、第2の所定時間はこのRAM4に記憶されている設定データである。
【0017】
前記プリンタコントローラ5は、接続されたパソコンから送信され、前記受信バッファ6に格納されているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中間言語情報記憶バッファ7に格納される。
【0018】
前記プリンタ部8は給紙搬送手段(図示していない)、作像手段(図示していない)、定着装置9などから構成されており、給紙カセットから給紙された用紙は前記作像手段によりトナー像を転写され、これが定着手段の熱ローラと圧ローラのニップにより挟持、加熱されることによりトナー像を定着される。詳しくは当該定着装置9は、内部にハロゲンランプなどのヒータを内蔵する、アルミなどの熱伝導性に優れる基材からなる熱ローラと、熱伝導性のよいアルミなどのローラの周囲が耐熱性のウレタンゴムでできた弾性層で覆われ、さらに外周はPTFEなどのフッ素系樹脂の離型層を持った圧ローラと、前記熱ローラの表面温度を検知する温度検知手段と、ヒータの電源と、前記ヒータのON/OFFをするスイッチング手段、及びこれらを制御する定着温度制御手段から構成されている。この定着装置9の温度制御は、印刷時、及び通常の安定待機状態においては、180±5℃での設定温度で推移している。この場合は、前記温度検知手段の検知した値から換算される前記熱ローラの表面温度が、制御したい温度から決定される第1の定着閾値(この場合は175℃)を下回ったときは前記スイッチング手段をONして前記熱ローラの温度を上げ、制御したい温度から決定される第2の定着閾値(この場合は185℃)を上回ったときには前記スイッチング手段をOFFして前記熱ローラの温度が用紙や空気に熱を奪われて下がるという、スレッシュホールド制御を行っている。また節電モードに移行したときは、上記設定温度より低く、あまり電力を消費しない温度で、かつ設定温度の185℃にすぐ立ち上がることのできる節電待機温度に維持される。定着手段9の熱容量が小さい場合や、節電状態での消費電力の節約を優先する場合は、電力を供給しない節電状態もあり得る。
【0019】
前記電源装置10は、外部のAC電源とコンセントで接続されており、上記各構成のAC、DCの電力を供給している。この電源装置10のオン/オフは、前記メインSW11で行えるほか、CPU2の制御によるソフトSWでのオン/オフもできる。
【0020】
前記操作表示部12は、操作キー、LDC表示部などから構成されている。この画像形成装置は複合装置なので操作表示部はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切り替え可能である。
【0021】
DF用I/F13は、この複合装置1の上に置かれたDF14とケーブル15を介して接続し、このDF14を制御するためのインターフェースである
【0022】
前記スキャナ装置16は、DF14で1枚づつフィードされる原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部17で画像処理をして後段のビットマップメモリ18に展開していく。このビットマップメモリ18は、前記スキャナ装置16からの画像データの他ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プリンタコントローラ5で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、NCU23、モデム22を介して送られてくる画像データを必要に応じてCODEC19で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。前記CODEC19は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためのものである。
【0023】
前記画像メモリ20は、メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶する。また複合装置のスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は複合装置にそこそこの容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているのも多い。
【0024】
ネットワークI/F21は、当該複合装置1をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコンA、B(26、27)や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル25を介して接続されている。
【0025】
前記モデム22は、公衆回線から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものである。前記NCU23は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
【0026】
バス24は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1つで表している。
【0027】
本件発明を採用する複合装置1の、第1の節電状態、第2の節電状態へ移行するまでの処理を図2のフローチャートを用いて説明する。まず複合装置1が電源を入れて安定待機状態になったところからスタートし、第1のタイマーのカウントをクリアするとともに第1のタイマーの計時を開始し、第2のタイマーのカウントをクリアするとともに第2のタイマーの計時を開始する(S101)。続いてこの第1のタイマーのカウントt1と第1の所定時間T1を比較し(S102)、t1≧T1の条件を満たせば第1の電状態へ移行する(S103)。※1に示すようにこのとき既に第1の節電状態である場合は第1の節電状態を継続する。次に第2のタイマーのカウントt2と第2の所定時間T2を比較し(S104)、t2≧T2の条件を満たせば第2の節電状態へ移行し、次に第2の動作群の動作があったかを判断し(S106)、無ければS102に戻り、有れば第2の節電状態を解除するとともに第2のタイマーをクリアし第2のタイマーをスタートする(S107)。続いて第1の動作群の動作があったかを判断し(S108)、無ければそのままS102に戻り、有れば第1の節電状態を解除するとともに第1のタイマーをクリアし第1のタイマーをスタートし(S109)S102に戻る。
【0028】
S104でt2≧T2の条件を満たしていない場合は、次に第2の動作群の動作があったかを判断し(S110)、無ければS102に戻り、有れば第2のタイマーをクリアし第2のタイマーをスタートする(S111)。続いて第1の動作群の動作があったかを判断し(S112)、無ければS102に戻り、有れば第1の節電状態を解除し、第1、2のタイマーを共にクリアし、第1、2のタイマーを共にスタートさせ(S113)S102に戻る。
【0029】
S102でt1≧T1の条件を満たしていない場合は、次に第2の動作群の動作があったかを判断し(S114)、無ければS102に戻り、有れば第2のタイマーをクリアし第2のタイマーをスタートする(S115)。続いて第1の動作群の動作があったかを判断し(S116)、無ければS102に戻り、有れば第2の節電状態を解除するとともに第1、2のタイマーを共にクリアし、第1、2のタイマーを共にスタートさせ(S117)S102に戻る。
【0030】
以上のように、本件第1の発明に係る第1のオート節電手段はS102、S103と対応し、第2のオート節電手段はS104、S105と対応し、第1のタイマークリア手段はS109、S113、S117と対応し、第2のタイマークリア手段はS107、S109、S111、S113、S115、S117が対応している。
【0031】
本件第2の発明をこの上記フローに当てはめると、第2の動作群の動作では、定着装置を低温で維持する第1の節電状態へ移行するカウントダウンはクリアされないし、第2の動作群の動作の最中や直後に定着装置が突然オフされることはない。さらに、すぐに印刷できる安定待機状態へ復帰できる第1の節電状態へは移行しやすく、何の動作もの暫く放置しておかないと第2の節電状態へは移行しない。
【0032】
第3の発明をこの当てはめると、第2の動作群の動作では、定着装置を低温で維持する第1の節電状態へ移行するカウントダウンはクリアされないし、第2の動作群の動作の最中や直後に定着装置や操作表示部が突然オフされることはない。
【0033】
第4の発明は、第1の動作群の動作は定着装置を使用する動作なので、これがあれば第1の節電状態へ移行するカウントダウンはクリアされるので、定着装置を頻繁に使う使用状況ではすぐに印刷できる状態が維持されやすい。第2の動作群の動作は操作表示部の操作などで、これは印刷とは関係ない動作が多いので、これでは第1の節電状態へ移行するカウントダウンはクリアされないので、必要もなく定着が安定待機状態のままであることはない。
【0034】
第5の発明は、さらに第1、2節電状態は、第1の節電状態を解除するのは第1の動作群のみで、第2の節電状態を解除するのは全ての動作で解除されることにより、上記フローに当てはめると、第1の節電状態で操作表示部を操作しても第1の節電状態は維持され、第2の節電状態で操作表示部を操作しても第2の節電状態が解除されて第1の節電状態に移行するだけである。この結果必要なときにしか安定待機状態へ復帰しようとしないので、省エネ効果が大きい。
【0035】
【発明の効果】
本件第1の発明を用いれば、第1動作群に含まれる動作の終了から第1の節電状態へ移行する時間を計時する第1のタイマーと、第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の節電状態になるまでの時間を計時する第2のタイマーを各々設け、第1の動作群の動作では第1のタイマーをクリアし、第2の動作群の動作では第2のタイマーをクリアするので、各々動作の目的に応じて各節電状態へ移行するまでの時間、およびこれらをクリアする動作を設定できるので、例えば第1の節電モードへ移行する時間は第2の動作群の動作ではクリアされないこともでき、結果として目的に応じて軽い節電状態と効果の大きい節電状態を各々設定できるので、不便なく省エネルギーを期待できる。
【0036】
本件第2の発明を用いれば、前記第1の節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であり、前記第2の節電状態は、定着温度装置をオフにして消費電力を少なくする状態であり、第1の節電状態より第2の節電状態の方が省エネ効果を期待できるが、第2の節電状態より第1の節電状態の方がすぐに印刷開始できる。このように節電状態の特徴を異なるものを設定することにより、目的に応じた節電状態になることができる。
【0037】
本件第3の発明を用いれば、前記第2の節電状態はさらに操作表示部の電源をオフにして消費電力を少なくする状態なので、より節電効果が期待できる。また第1の節電状態では操作表示部をオフにしないので、第2の動作群の動作の最中に操作表示部が突然オフになることはない。
【0038】
本件第4の発明を用いれば、前記第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、前記第2の動作は全ての動作であるので、定着装置を用いる動作が無ければ、比較的第1の節電状態になりやすく、全ての動作があるかぎり第2の節電状態にはならない。この結果▲1▼コピーの予備動作程度では第1の節電状態へのカウントダウンはクリアされないので、第1の節電状態へは移行しやすい。▲2▼何の動作も無くなってから暫くするとより節電効果のある第2の節電状態へ移行する。ここで第2の動作群の動作を全ての動作としているが、この複合装置で印刷に全く関係ないと思われる動作などでは含まないようにしても、同じ効果が期待できる。
【0039】
本件第5の発明を用いれば、第1の動作群に含まれる動作で第1の節電状態は解除され、第2の動作群に含まれる動作で第2の節電状態は解除されるので、第2の節電状態で、第2の動作群の動作があれば第1の節電状態へ移行するので、例えばそうさ表示部を操作したが印刷しない場合などでは、定着装置に無駄な電力があまり使われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用する複合装置及び周辺機器の概略図である。
【図2】本発明を採用する複合装置の節電状態、電源オフ状態へ移行するときの処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1;複合装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;プリンタコントローラ
6;受信情報記憶バッファ
7;中間言語情報記憶バッファ
8;プリンタ部
9;定着装置
10;電源装置
11;メインSW
12;操作表示部
13;DF用I/F
14;DF
15;DF用ケーブル
16;スキャナ装置
17;画像処理部
18;ビットマップメモリ
19;CODEC
20;画像メモリ
21;ネットワークI/F
22;モデム
23;NCU
24;バス
25;ネットワークケーブル
26、27;パソコンA、B

Claims (5)

  1. 複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、
    第1の動作群に含まれる動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に第1の節電状態に移行する第1のオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作群の動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、前記第1の動作群とは範囲の異なる第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に第2の節電状態にする第2のオート節電手段と、
    前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作群の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段と、を有し、
    前記第1のタイマー及び前記第2のタイマーは複合装置が安定待機状態になった時点から計時を開始し、前記第2の所定時間が経過する過程において、前記第2のタイマークリア手段により前記第2のタイマーをクリアした後、前記第1の動作群に含まれる動作があった場合、前記第1の節電状態は解除される、ことを特徴とする複合装置。
  2. 前記第1の節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であり、前記第2の節電状態は、定着装置をオフにして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする請求項1に記載の複合装置。
  3. 前記第2の節電状態は、さらに操作表示部の電源をオフにして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする請求項2に記載の複合装置。
  4. 前記第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、前記第2の動作群に含まれる動作は印刷と関係ある操作表示部の操作を含む動作であることを特徴とする請求項1〜3に記載の複合装置。
  5. 2の動作群に含まれる動作で第2の節電状態は解除されることを特徴とする請求項1〜4に記載の複合装置。
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