JP3666656B2 - 複合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オート電源オフ機能やオート節電機能を有する複合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真方式のプリンタ部を有する複合装置は、用紙に転写されたトナー像を定着装置の内部にハロゲンランプなどの熱源を有する熱ローラと表面を弾性ゴムで覆われた圧ローラのニップに挟持、加熱することにより定着している。この方法であると定着装置の熱ローラに供給する電力が非常に多くなるので、所定の時間複合装置が使われないと自動的に節電状態に移行する。この仕組みは、複合装置の動作が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した時間が所定の時間以上になると節電状態へ移行する。またタイマーがスタートした後で節電状態に移行する前に新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリアされて、この動作が終了すると再びタイマーがスタートする。この節電状態においてはコピー時の定着温度より低い温度に設定されいるプレヒートモードや、節電状態では定着装置への電力供給をカットするオートシャットオフモードなどがあり、いずれもユーザーがコピーをするために操作をすると定着装置の温度を所定のコピー時の温度に復帰するように制御している。
【0003】
また、オフィスで使われる複合装置で電源を切るのを忘れてしまった状態で次の朝を迎えてしまうような事態になると電気代がもったいないので、所定の時間複合装置が使われないと自動的に電源を切ってしまう。こちらも仕組みは、複合装置の動作が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した時間が所定の時間以上になると電源オフへ移行する。またタイマーがスタートした後に、電源オフ状態に移行する前に新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリアされて、この動作が終了すると再びタイマーがスタートする。この電源オフ状態からはユーザーの操作により電源を入れることにより立ち上がる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術を採用する複合装置では、定着装置を必要としない動作でも、節電状態へ移行する時間を計時するタイマーがクリアされていた。例えば、複合装置のハードディスクに格納しておいた画像データを、ネットワークを介して接続されたパソコンから取得する程度のことでもタイマーがクリアされ、いつまでたっても節電状態へは移行せず、必要もない電力が消費されるという問題が発生していた。
【0005】
また別の例では、複合装置のハードディスクの画像データを、ネットワークを介して接続されたパソコンから取得する程度のことでは電源オフの状態へ移行するタイマーがクリアされずに、画像取得中に、または直後に電源オフへ移行する時間が経過して電源オフされるという問題が発生していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために本件第1の発明は、複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作である第1の動作群に含まれる動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に節電状態に移行するオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作群に含まれる動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、定着装置を使用するしないに関わらず複合装置の操作又は外部からアクセスされたときの動作である第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に電源オフ状態にするオート電源オフ手段と、前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段とを有することを特徴とする複合装置を用いる。
【0007】
本件第2の発明は、前記節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする第1の発明に記載の複合装置を用いる。
【0008】
本件第3の発明は、前記第1の所定時間≦前記第2の所定時間の設定しかできないことを特徴とする第1、2の発明に記載の複合装置を用いる。
【0009】
本件第4の発明は、前記第1の所定時間、前記第2の所定時間は、時間帯別に設定可能であることを特徴とする第1〜4の発明に記載の複合装置。
【0010】
本件第5の発明は、複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、第1の動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に節電状態に移行するオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、第2の動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に電源オフ状態にするオート電源オフ手段と、前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段とを有することを特徴とする複合装置を用いる。
【0011】
【作用】
本件第1の発明は、第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、安定待機状態でなければすぐには実行できず、かつ節電状態においては安定待機状態に復帰してから実行できる動作であり、前記第2の動作動作群に含まれる動作は、定着装置を使用するしないに関わらず複合装置の操作又は外部からアクセスされたときの動作つまり全ての動作とし、節電状態へ移行するタイマーはこの第1の動作群の動作が行われないとクリアされず、電源オフへ向かうタイマーは、全ての動作でクリアされる。この結果▲1▼複合装置を用いた印刷をあまり使わない場合は節電状態が維持されやすい。▲2▼複合装置が何らかの動作を行っていれば電源オフはされない、というように省エネルギーである。
【0012】
本件第2の発明は、前記節電状態は定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【0013】
本件第3の発明は、節電状態へ移行する時間である第1の所定時間は、電源オフされるまでの時間である第2の所定時間より短くしか設定できないので、節電状態に移行することなくいきなり電源が切られる無駄なことは無くなる。
【0014】
本件第4の発明は、ユーザーが複合装置を良く用いる昼間と、だれも居なくなり、せいぜい海外からのファクシミリ受信くらいしかない夜中とでは、第1の所定時間と第2の所定時間をともに別々に設定できるので、より柔軟な節電が可能である。
【0015】
本件第5の発明は、第1動作群の動作の終了から節電状態へ移行する時間を計時する第1のタイマーと、第2の動作群の動作の終了から電源オフ状態になるまでの時間を計時する第2のタイマーを各々設け、第1の動作では第1のタイマーをクリアし、第2の動作では第2のタイマーをクリアするので、各々動作の目的に応じて節電状態へ移行するまでの時間、電源オフ状態へ移行するまでの時間、およびこれらをクリアする動作を設定できるので、例えば節電状態へ移行する時間は第2の動作ではクリアされないこともでき、結果として節電状態になっていても問題のない使用条件においては節電状態へ移行しやすくなるなど省エネルギーに有利である。
【0016】
【実施例】
本件第1〜2の発明を採用する複合装置を図1の概略図に基づいて説明する。同図において複合装置1はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有する複合装置で、CPU2、ROM3、RAM4、プリンタコントローラ5、受信情報記憶バッファ6、中間言語情報記憶バッファ7、プリンタ部8、定着装置9、電源装置10、メインSW11、操作表示部12、DF用I/F13、DF14、DF用ケーブル15、スキャナ装置16、画像処理部17、ビットマップメモリ18、CODEC19、画像メモリ20、ネットワークI/F21、モデム22、NCU23、バス24などから構成されている。またこの複合装置1はネットワークケーブル25を介してパソコンA、B(26、27)と接続されている。
【0017】
詳しくは、前記CPU2は当該複合装置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶した前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定データ、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶した前記RAM4に接続されている。本件発明の請求項に記載されている、オート節電手段、第1のタイマー、第1のタイマークリア手段、オート電源オフ手段、第2のタイマー、第2のタイマークリア手段はこのROM3に格納されているプログラムであり、第1の所定時間、第2の所定時間はこのRAM4に記憶されている設定データである。
【0018】
前記プリンタコントローラ5は、接続されたパソコンから送信され、前記受信バッファ6に格納されているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中間言語情報記憶バッファ7に格納される。
【0019】
前記プリンタ部8は給紙搬送手段(図示していない)、作像手段(図示していない)、定着装置9などから構成されており、給紙カセットから給紙された用紙は前記作像手段によりトナー像を転写され、これが定着手段の熱ローラと圧ローラのニップにより挟持、加熱されることによりトナー像を定着される。詳しくは当該定着装置9は、内部にハロゲンランプなどのヒータを内蔵する、アルミなどの熱伝導性に優れる基材からなる熱ローラと、熱伝導性のよいアルミなどのローラの周囲が耐熱性のウレタンゴムでできた弾性層で覆われ、さらに外周はPTFEなどのフッ素系樹脂の離型層を持った圧ローラと、前記熱ローラの表面温度を検知する温度検知手段と、ヒータの電源と、前記ヒータのON/OFFをするスイッチング手段、及びこれらを制御する定着温度制御手段から構成されている。この定着装置9の温度制御は、印刷時、及び通常の安定待機状態においては、180±5℃での設定温度で推移している。この場合は、前記温度検知手段の検知した値から換算される前記熱ローラの表面温度が、制御したい温度から決定される第1の定着閾値(この場合は175℃)を下回ったときは前記スイッチング手段をONして前記熱ローラの温度を上げ、制御したい温度から決定される第2の定着閾値(この場合は185℃)を上回ったときには前記スイッチング手段をOFFして前記熱ローラの温度が用紙や空気に熱を奪われて下がるという、スレッシュホールド制御を行っている。また節電状態に移行したときは、上記設定温度より低く、あまり電力を消費しない温度で、かつ設定温度の185℃にすぐ立ち上がることのできる節電待機温度に維持される。定着手段9の熱容量が小さい場合や、節電状態での消費電力の節約を優先する場合は、電力を供給しない節電状態もあり得る。
【0020】
前記電源装置10は、外部のAC電源とコンセントで接続されており、上記各更生のAC、DCの電力を供給している。この電源装置10のオン/オフは、前記メインSW11で行えるほか、CPU2の制御によるソフトSWでのオン/オフもできる。また上述した電源オフ状態は、ファクシミリの夜間の受信を考慮し、通信や画像メモリのみは動作し、メモリ受信は可能な状態であるほうが好ましい。
【0021】
前記操作表示部12は、操作キー、LDC表示部などから構成されている。この画像形成装置は複合装置なので操作表示部はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切り替え可能である。
【0022】
D/F用I/F26は、この複合装置1の上に置かれたDF27とケーブル26を介して接続し、このDF27を制御するためのインターフェースである
【0023】
前記スキャナ装置16は、DF14で1枚づつフィードされる原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部17で画像処理をして後段のビットマップメモリ18に展開していく。このビットマップメモリ18は、前記スキャナ装置16からの画像データの他ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プリンタコントローラ5で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、NCU23、モデム22を介して送られてくる画像データを必要に応じてCODEC19で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。前記CODEC19は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためのものである。
【0024】
前記画像メモリ20は、メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶する。また複合装置のスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は複合装置にそこそこの容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているのも多い。
【0025】
ネットワークI/F28は、当該複合装置1をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコンA、B(26、27)や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル25を介して接続されている。
【0026】
前記モデム22は、公衆回線から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものである。前記NCU23は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
【0027】
バス24は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1つで表している。
【0028】
本件発明を採用する複合装置1の、節電状態、電源オフ状態へ移行するまでの処理を図2のフローチャートを用いて説明する。まず複合装置1が電源を入れて安定待機状態になったところからスタートし、第1のタイマーのカウントをクリアするとともに第1のタイマーの計時を開始する(S101)。同じく第2のタイマーのカウントをクリアするとともに第2のタイマーの計時を開始する(S102)。続いてこの第1のタイマーのカウントt1と第1の所定時間T1を比較し、t1≧T1の条件を満たせば(S103)節電状態へ移行する(S104)。※1に示すようにこのとき既に節電状態である場合は節電状態を継続する。次に第2のタイマーのカウントt2と第2の所定時間T2を比較し、t2≧T2の条件を満たせば(S105)電源をオフし(S106)処理は終了する。基本的にはこのように先ず節電状態へ移行してから、さらに時間が経過すると電源オフとなる処理である。
【0029】
上記S103でt1≧T1の条件を満たしていない場合は、この複合装置1が第2の動作があったかを判断する(S107)。この第2の動作群に含まれる動作とは、着装置9を使用する動作であるか否かに関係せず何らかの動作を行えばこれに該当する。S107で第2動作群の動作があった場合はS103に戻り、第2の動作群の動作があったと判断した場合は、続いて第1の動作群の動作があったかを判断する(S108)。この第1の動作群に含まれる動作とは、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置9の使用を伴う動作である。ここで第1の動作群の動作がなかったと判断した場合はS102に戻り第2のタイマーのカウントをクリアし、この第2のタイマーはまた最初から計時を開始する。S108で第1の動作に含まれる動作があった場合はS101に戻り、第1のタイマーのカウントをクリアし、同じくS102で第2のタイマーのカウントをクリアし各々計時を開始する。このように節電状態へ移行する前の状態では定着装置を使用しない動作、例えばネットワーク上のパソコンから画像メモリ20に格納されている画像データを読み出す動作、ファクシミリ送信のみの動作、スキャナ機能のみを用いた動作では、第1のタイマー、第2のタイマーをクリアせず計時を継続し、定着装置9を使用する動作、例えばコピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの第1の動作動作群の動作があった場合は、第1のタイマー、第2のタイマーのカウントをクリアして最初から計時を行う。この結果定着装置9を用いる動作があれば節電状態への移行するまでの時間は最初からカウントしなおし、定着装置9を用いない動作があった場合は、第2のカウンターのみをクリアして、第1のタイマーのカウントは継続するので節電状態へは刻々と近づく。
【0030】
S105で、t2≧T2の条件を満たしていない場合は、この複合装置1が第2の動作群に含まれる動作があったかを判断する(S109)。第2の動作群の動作がない場合はS103に戻り、あった場合は続いて第1の動作群の動作があったか否かを判断し(S110)、第1の動作群の動作がなかった場合はS102に戻り第2のタイマーをクリアし、あった場合は節電状態を解除し(S111)、S101に戻る。ここでは節電状態へ移行したあとの処理に関する説明であるが、第2の動作群の動作があった場合は節電状態は継続したままで、電源オフへのタイマーのカウントはクリアされ、第1の動作群の動作が行われると、第1のタイマー、第2のタイマーのカウントをクリアして最初から計時を行う。
【0031】
以上のように、本件第1の発明に係るオート節電手段はS101、S103、S104と対応し、オート電源オフ手段はS102、S105、S106に対応し、第1のタイマークリア手段は、S108、S110が対応し、第2のタイマークリア手段はS107、S109が対応している。
【0032】
本件第3の発明は、第1の所定時間≦第2の所定時間としているのは、節電状態へ移行するまでの時間と、電源オフに至るまでの時間を比較すると、当然前者が短い時間に設定されるべきでらうからである。このようにこの第1の所定時間と第2の所定時間を設定するときにはこの発明の禁則を設けることが好ましい。
【0033】
本件第4の発明は、第1の所定時間と第2の所定時間を時間帯別に設定できるようにしているが、人が働いている昼間と、だれも居なくなった夜間では節電状態へ移行する時間は問題にはならないが、電源オフになるまでの時間の設定で問題になってくる。昼間に使われていないからといって直ぐに電源がオフされてはたまらないし、夜間はこの複合装置が使われなくなったら電源がすぐにオフ状態になるほうが無難である。よってこのような発明を加えた。
【0034】
第5の発明は、第1の動作群の動作と第2の動作群の動作は各々適当なものを選択できるので加えた。
【0035】
【発明の効果】
本件第1の発明を用いれば、第1の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、安定待機状態でなければすぐには実行できず、かつ節電状態においては安定待機状態に復帰してから実行できる動作であり、前記第2の動作動作群に含まれる動作は、定着装置を使用するしないに関わらず複合装置の操作又は外部からアクセスされたときの動作つまり全ての動作とし、節電状態へ移行するタイマーはこの第1の動作群の動作が行われないとクリアされず、電源オフへ向かうタイマーは、全ての動作でクリアされる。この結果▲1▼複合装置を用いた印刷をあまり使わない場合は節電状態が維持されやすい。▲2▼複合装置が何らかの動作を行っていれば電源オフはされない、というように省エネルギーである。
【0036】
本件第2の発明を用いれば、前記節電状態は定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【0037】
本件第3の発明を用いれば、節電状態へ移行する時間である第1の所定時間は、電源オフされるまでの時間である第2の所定時間より短くしか設定できないので、節電状態に移行することなくいきなり電源が切られる無駄なことは無くなる。
【0038】
本件第4の発明を用いれば、ユーザーが複合装置を良く用いる昼間と、だれも居なくなり、せいぜい海外からのファクシミリ受信くらいしかない夜中とでは、第1の所定時間と第2の所定時間をともに別々に設定できるので、より柔軟な節電が可能である。
【0039】
本件第5の発明を用いれば、第1動作群の動作の終了から節電状態へ移行する時間を計時する第1のタイマーと、第2の動作群の動作の終了から電源オフ状態になるまでの時間を計時する第2のタイマーを各々設け、第1の動作では第1のタイマーをクリアし、第2の動作では第2のタイマーをクリアするので、各々動作の目的に応じて節電状態へ移行するまでの時間、電源オフ状態へ移行するまでの時間、およびこれらをクリアする動作を設定できるので、例えば節電状態へ移行する時間は第2の動作ではクリアされないこともでき、結果として節電状態になっていても問題のない使用条件においては節電状態へ移行しやすくなるなど省エネルギーに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用する複合装置及び第1の実施例の画像形成装置及び周辺機器の概略図である。
【図2】本発明を採用する複合装置の節電状態、電源オフ状態へ移行するときの処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1;複合装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;プリンタコントローラ
6;受信情報記憶バッファ
7;中間言語情報記憶バッファ
8;プリンタ部
9;定着装置
10;電源装置
11;メインSW
12;操作表示部
13;DF用I/F
14;DF
15;DF用ケーブル
16;スキャナ装置
17;画像処理部
18;ビットマップメモリ
19;CODEC
20;画像メモリ
21;ネットワークI/F
22;モデム
23;NCU
24;バス
25;ネットワークケーブル
26、27;パソコンA、B

Claims (5)

  1. 複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、
    コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作である第1の動作群に含まれる動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に節電状態に移行するオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作群に含まれる動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、定着装置を使用するしないに関わらず複合装置の操作又は外部からアクセスされたときの動作である第2の動作群に含まれる動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に電源オフ状態にするオート電源オフ手段と、前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段とを有することを特徴とする複合装置。
  2. 前記節電状態は、定着装置を印字に必要な温度より低い温度にして消費電力を少なくする状態であることを特徴とする請求項1に記載の複合装置。
  3. 前記第1の所定時間≦前記第2の所定時間の設定しかできないことを特徴とする請求項1、2に記載の複合装置。
  4. 前記第1の所定時間、前記第2の所定時間は、時間帯別に設定可能であることを特徴とする請求項1〜4に記載の複合装置。
  5. 複写機能と、プリンタ機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能とを有する複合装置において、
    第1の動作の終了から第1の所定時間が経過すると自動的に節電状態に移行するオート節電手段と、前記第1の所定時間を計時する第1のタイマーと、前記第1の動作があると前記第1のタイマーをクリアする第1のタイマークリア手段と、第2の動作の終了から第2の所定時間が経過すると自動的に電源オフ状態にするオート電源オフ手段と、前記第2の所定時間を計時する第2のタイマーと、前記第2の動作があると前記第2のタイマーをクリアする第2のタイマークリア手段とを有することを特徴とする複合装置。
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