JP3784944B2 - 荷重監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤロープのような索条部材を使用した例えば起重機のような装置の荷重測定装置に適用される荷重監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の代表的な荷重監視装置の一例は図5に概念的に示されている。荷重監視装置において、地上側に設けられた昇降駆動装置と荷物、即ち荷重4との間が狭い場合には、地上側での荷物の取り扱いにおいて昇降駆動装置が障害になるが、図5の荷重監視装置においては、昇降駆動装置1と荷物4を繋ぐワイヤロープ3を天井から吊設された複数の動滑車2a,2b,2cを通すことによって両者の間隔が保たれている。そして、このワイヤロープ3を介して荷重が加わる最初の動滑車2cには、天井に吊設された引張型ロードセル5が取り付けられており、これにより荷重状態を監視していた。即ち、ロードセル5は、図示しないが、外部から電圧・電流のエネルギ供給を受け、荷重に対応した電圧・電流又は周波数を出力し、この出力から荷重の大きさを測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の荷重監視装置では、引張型ロードセル5が天井から吊り下げられて動滑車2cを支持しているため、少なくとも天井及び動滑車2c間に広いスペースが必要であるだけでなく、そのメンテナンスも甚だしく不便であり、不都合であった。
従って、本発明の目的は、広いスペースを必要としないようにコンパクトに構成されていて、メンテナンスも容易であると共に、荷重をバランスよく支持できる荷重監視装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的から、本発明によると、索条部材を介して荷物を昇降させるための昇降駆動装置と、この昇降駆動装置と荷物の間の床面に取着された架台と、この架台の両端部の取付枠体に基端が取り付けられ、傾斜位置と垂直位置の間を旋回可能なアームと、このアームの先端に取り付けられた滑車と、この滑車に渡した索条部材に加わる荷重を検知するロードセルと、このロードセルにより検知された荷重を監視するための測定機器とからなる荷重監視装置において、前記ロードセルを圧縮型ロードセルとして前記取付枠体の一方に装着し、その検出部をアームに係合させるとともに、前記取付枠体の他方には、この圧縮型ロードセルとほぼ同じ形状の受け台または別の圧縮型ロードセルを装着し、アームを受けさせるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るアーム式荷重監視装置10をそれぞれ示す側面図、平面図及び断面図であり、この荷重監視装置10は、例えば建造物の床面FLに周知の手段で堅固に取着しうる矩形の架台11を有する。同架台11の両端部上には、一対の断面コ字形の取付枠体12,12がその開放部を下に向けて装着されている。各取付枠体12の上板12aからは垂直方向に上方に延びる一対の平行な三角形状の支持板13,13が設けられており、該支持板13,13を貫いて延びるピンもしくは軸14は、同支持板間でスリーブ15を挿通している。
【0006】
この各スリーブ15にアーム16の基端が回動自在に装着されている。したがって、アーム16は図1の仮想線16’の位置すなわち垂直位置へ回動することができる。アーム16は先細であり、その一対の延長部16aの先端に滑車17を支持している。即ち、アーム16の延長部16aには適宜の手段により固定しうる軸17bが挿通されており、そこに滑車17,17をそのボス部17aで図示のように軸方向に移動自在に支持している。アーム16は、その一対の延長部16aを中間部16bにより結合した一体構造のものである。
【0007】
滑車17には、一端を昇降駆動装置18に接続され、他端を適宜の荷物19に接続されるケーブルもしくはワイヤロープのような索条部材20が巻回している。荷物19等の荷重を監視するために、上述したコ字形の取付枠体12のうち一方のものの内部には、圧縮型ロードセル21が後述するように装着され、他方のものの内部には、荷重をバランスよく支持するためにダミーとして機能する受け台22が装着されている。
【0008】
この圧縮型ロードセル21は、例えば株式会社培風館発行の「センサハンドブック」(初版)第464頁の図5.106に記載されているように、筒状本体21aの内部に圧縮用ひずみゲージ(図示せず)を有する周知のものであり、該ひずみゲージの検知部21bが取付枠体12の上板12aから突出してアーム16に係合しうるようになっている。ダミーの受け台22もほぼ同一の外形形状を有するが、これはアーム16を受けることができればよく、荷重を検出する機能は必要とされない。23はアーム側に設けられたストッパー(図3参照)であり、これが軸14側に取り付けられた棒状部材24に係合することによりアーム16の回動量を制限し、アーム16の傾斜位置を定めている。
【0009】
上述した構造のアーム式荷重監視装置10においては、床面上での荷物の取り扱いは、アーム16を垂直位置16’に回動して行うことができ、昇降駆動装置18ばかりでなくアーム16もその障害になることはなく、また、アーム16を傾斜位置に置き、昇降駆動装置18の作動によりワイヤロープ20を介して荷物19を昇降させることができる。荷物19等の荷重は、ワイヤロープ20に加わり、滑車17、軸17b、アーム16を介して圧縮型ロードセル21の検知部21bで検出される。図示しないが、検出した荷重を測定機器に引き出して監視することにより、荷物19の昇降時でも、また、停止時でもワイヤロープ20に加わる荷物19の荷重を監視することができる。
【0010】
次に、上述したアーム式荷重監視装置10を使用済み燃料集合体の検査を行う装置に適用した例について図4を参照して説明する。図4において、水が張られた貯蔵ピット30内に使用済み燃料集合体31が燃料取扱工具32により吊り下げられ配設されている。燃料貯蔵ピット30の床面FL上に装着される支持架台33によりその下方に支持された燃料取扱工具32自体は周知の構造のものであるから、ここでその詳細を説明する必要はない。
【0011】
一方、支持架台33の上方には、前述した昇降駆動装置18と、本発明の一実施形態に従ったアーム式荷重監視装置10とが装着されている。アーム式荷重監視装置10のワイヤロープ20は、適宜のカメラを搭載したカメラ搬送装置(荷物)34に接続されており、昇降駆動装置18の作動により、ワイヤロープ20を介してカメラ搬送装置34を昇降させ、使用済みの燃料集合体31を検査することができる。この昇降を案内するために、支持架台33の下方にはカメラ昇降レール35が燃料貯蔵ピット30の壁面に垂設されている。これらのカメラ搬送装置34及びカメラ昇降レール35自体も周知の構造のものであるから、その更なる説明は必要ない。カメラ搬送装置34の昇降又は停止時に支持架台33上に設けられているアーム式荷重監視装置10によりワイヤロープ20にかかる荷重を監視することができる。なお、支持架台33上でのカメラ搬送装置34の取替え等において昇降駆動装置が障害になることはない。
【0012】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく様々な改変が可能である。例えば、
(1)実施形態においては、2条吊り式のアームに関連して説明したが、索条部材の本数には制限はなく本発明を適用可能である。
(2)索条部材として、実施形態においてはケーブルもしくはワイヤロープを用いているが、十分な強度を有するものであれば、チェーン、バンドのような任意の索条部材を採用することができる。
(3)図3に示したダミー受け台22の代わりに圧縮型ロードセルを用いることができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、索条部材を介して荷物を昇降させるための昇降駆動装置と、この昇降駆動装置と荷物の間の床面に取着された架台と、この架台の両端部の取付枠体に基端が取り付けられ、傾斜位置と垂直位置の間を旋回可能なアームと、このアームの先端に取り付けられた滑車と、この滑車に渡した索条部材に加わる荷重を検知するロードセルと、このロードセルにより検知された荷重を監視するための測定機器とからなる荷重監視装置において、前記ロードセルを圧縮型ロードセルとして前記取付枠体の一方に装着し、その検出部をアームに係合させると共に、前記取付枠体の他方には、この圧縮型ロードセルとほぼ同じ形状の受け台または別の圧縮型ロードセルを装着し、アームを受けさせているので、アームは傾斜位置から垂直位置へ回動することにより床面上での荷物の取り扱いの障害になることがなく、広いスペースを必要としないように装置をコンパクト化することができ、また、メンテナンスも容易であると共に、荷重をバランスよく支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るアーム式荷重監視装置の概略側面図である。
【図2】 図1のアーム式荷重監視装置の概略平面図である。
【図3】 図1のIII−III線における断面図である。
【図4】 図1のアーム式荷重監視装置を使用済み燃料検査用の工具に適用した例の概念図である。
【図5】 従来の荷重監視装置を示す概念図である。
【符号の説明】
10…アーム式荷重監視装置、11…架台、16…アーム、17…滑車、18…昇降駆動装置、19…荷物、20…ワイヤロープ(索条部材)、21…圧縮型ロードセル。
Claims (1)
- 索条部材を介して荷物を昇降させるための昇降駆動装置と、この昇降駆動装置と荷物の間の床面に取着された架台と、この架台の両端部の取付枠体に基端が取り付けられ、傾斜位置と垂直位置の間を旋回可能なアームと、このアームの先端に取り付けられた滑車と、この滑車に渡した索条部材に加わる荷重を検知するロードセルと、このロードセルにより検知された荷重を監視するための測定機器とからなる荷重監視装置において、前記ロードセルを圧縮型ロードセルとして前記取付枠体の一方に装着し、その検出部をアームに係合させるとともに、前記取付枠体の他方には、この圧縮型ロードセルとほぼ同じ形状の受け台または別の圧縮型ロードセルを装着し、アームを受けさせることを特徴とする荷重監視装置。
Priority Applications (1)
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JP30294797A JP3784944B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 荷重監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP30294797A JP3784944B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 荷重監視装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP30294797A Expired - Lifetime JP3784944B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 荷重監視装置 |
Country Status (1)
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- 1997-11-05 JP JP30294797A patent/JP3784944B2/ja not_active Expired - Lifetime
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