JP3783412B2 - 回路基板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスバーとバスバータブとを接合する接合部を有する回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車用の種々の電装回路、電子部品等を収容するとともに、ワイヤハーネス等の配線類の接続分岐点として電気接続箱が用いられている。その電気接続箱の内部に収容される回路基板はバスバー及びバスバータブを備えている。従来の回路基板としては、例えば実開昭56−52421号公報に記載された態様でバスバーとバスバータブとを接合する接合部を有する回路基板が知られている。
【0003】
図10に示されるように、同公報記載のバスバー51の一側には突起53を有する接合凸部52が設けられており、一方、バスバータブ54の水平板部55には同突起53に対する嵌入孔56を有する接合凹部57が設けられている。
【0004】
そして、バスバー51とバスバータブ54とは上記接合凸部52を上記接合凹部57に嵌め合わせて接合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バスバー51の厚さは同バスバー51を流れる電流の容量に応じて所定の厚さに設定されている。このようなバスバー51とバスバータブ54とを上述のように接合した場合、上記接合凸部52が上記接合凹部57に嵌め合わされた位置(接合部)の厚さがバスバー51の厚さに比べて大きくなってしまう。また、このように厚さが変化する位置では突出する段差が生じることとなる。したがって、回路基板を構成する絶縁基板上にバスバー51を載せる場合には、この段差を吸収するように上記接合部に対応して同絶縁基板を凹ませることが必要であった。絶縁基板はバスバー51を流れる電流の容量に応じて所定の厚さが必要であるため、同絶縁基板の厚さも上記凹ませた位置を基準に全体として厚くなり、引いては回路基板そのものが大型化されることとなっていた。
【0006】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化に好適なバスバーとバスバータブとの接合部を有する回路基板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、バスバーとバスバータブとを接合する接合部を有する回路基板において、前記バスバーには端部を設けるとともに、前記バスバータブには接合端部から屈曲形成したタブを設け、前記接合部は、このバスバーの端部にこのバスバータブの接合端部をこのバスバーの端部及びバスバータブの接合端部の厚さ方向の面で相対向させて載置するとともに、このバスバーの端部とこのバスバータブの接合端部とを相欠いて接合したものであり、このバスバーを流れる電流の容量に応じて所定の厚さでバスバーを形成するとともに、この接合部の厚さをこのバスバーの厚さと同じにして突出する段差の生じない接合部としたことをその要旨とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の回路基板において、前記バスバーの端部には互い違いに欠かれた第1の段部を形成するとともに、前記バスバータブの接合端部には該第1の段部に対応して互い違いに欠かれた第2の段部を形成することにより、このバスバーの端部とこのバスバータブの接合端部とを相欠き、前記接合部は該第1及び第2の段部で相互に噛み合うように接合したものであることをその要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を電気接続箱の内部に収容される回路基板に具体化した一実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。
【0012】
図1に示されるように、回路基板を構成する絶縁基板10上には電気回路に応じて配線されたバスバー11が載置されている。そして、バスバー11の各端部には上記絶縁基板10の一側(図10の上側)又は他側(図10の下側)に突出する複数(本実施の形態においては6つ)のバスバータブ12が設けられている。
【0013】
次に、本実施の形態におけるバスバー11及びバスバータブ12の構造について、図2及び図3に基づいて説明する。
図2及び図3に示すように、上記バスバー11は同バスバー11を流れる電流の容量に応じて所定の厚さtで形成されており、その端部11aは上記厚さtの半分の厚さt/2で形成されている。
【0014】
一方、バスバータブ12は屈曲形成されており、上記端部11aと接合される接合端部12a及びタブ12cを備えている。そして、上記接合端部12a及びタブ12cの厚さは上記端部11aの厚さと同じt/2で形成されている。
【0015】
上記バスバー11と上記バスバータブ12との接合は上記端部11aに上記接合端部12aを載置し、例えば超音波溶接を施すことにより行われる。ここで、上記端部11a及び上記接合端部12aはともに厚さがt/2で形成されているため、上記接合部の厚さはバスバー11の所定の厚さtと同じになる。すなわち、上記接合部において突出する段差は生じない。したがって、前記絶縁基板10上にバスバー11を載せた場合にも、上記段差によって制約を受けることは回避される。
【0016】
また本実施の形態においては、上記バスバータブ12に接続される外部回路の雌側タブの大きさに合わせて、上記タブ12cに厚さt/2だけ突出した突出部12bが形成されている。したがって、上記タブ12cの厚さがt/2となっても、これらバスバータブ12と外部回路の雌側タブとの嵌合は確実なものとされる。
【0017】
以上詳述したように、本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)上記端部11a及び上記接合端部12aはともに厚さがバスバー11の厚さtの半分であるt/2で形成されているため、上記接合部において突出する段差は生じない。したがって、前記絶縁基板10上にバスバー11を載せた場合にも、上記段差によって制約を受けることはなく、同絶縁基板10の小型化、引いては回路基板の小型化を図ることができる。
【0018】
(2)上記バスバー11の端部11aを厚さt/2とし、上記バスバータブ12を厚さt/2とする極めて簡単な構造によって、段差を生じることなく同バスバー11と同バスバータブ12とを接合することができる。
【0019】
(3)上記バスバータブ12に接続される外部回路の雌側タブの大きさに合わせて、突出部12bを形成したため、これらバスバータブ12と外部回路の雌側タブとの嵌合を確実なものとすることができる。
【0020】
なお、本実施の形態は上記に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・本実施の形態においては、バスバー11の端部11a及びバスバータブ12(接合端部12a)を厚さt/2としたが、これはそれぞれ、例えば厚さt/3と(2/3)tとするなど、接合後の厚さがtを超えないのであればその設定は任意である。
【0021】
・本実施の形態においては、バスバー11の端部11aにバスバータブ12の接合端部12aを載置して接合した。これに対して、図4に示されるように厚さt/2のバスバータブ22の接合端部22aをバスバー21に形成された厚さt/2の端部21aで覆うようにして接合するようにしてもよい。
【0022】
・本実施の形態においては、バスバー11の端部11aにバスバータブ12の接合端部12aを載置して接合した。これに対して、図5に示されるようにバスバー31の端部31aに先端に向かって薄くなる傾斜部31bを形成し、バスバータブ32の端部32aに上記傾斜部31bに対応して先端に向かって薄くなる傾斜部32bを形成して相互に接合するようにしてもよい。
【0023】
また図6に示されるように、バスバー36の端部36aに厚さt1の段部36b及び同厚さt1よりも薄い厚さt2の段部36cを繰り返し形成し、バスバータブ37の端部37aに上記段部36b,36cに対応して段部を形成して相互に接合するようにしてもよい。
【0024】
これらのように極めて簡単な構造である相欠きによって、バスバー31,36とバスバータブ32,37とをそれぞれ接合することができる。
・本実施の形態においては、バスバー11の端部11aにバスバータブ12の接合端部12aを載置して接合した。これに対して、図7に示されるようにバスバー41に互い違いに厚さt/2ずつ欠かれた第1の段部41a,41bを形成し、バスバータブ42に同第1の段部41a,41bに対応して互い違いに厚さt/2ずつ欠かれた第2の段部42a,42bを形成する。そして、上記第1の段部41a,41bと上記第2の段部42a,42bとを相互に噛み合うように接合するようにしてもよい。この場合、上記バスバー41と上記バスバータブ42とを堅固に接合することができる。
【0025】
・本実施の形態においては、バスバー11の端部11aにバスバータブ12の接合端部12aを載置して接合した。これに対して、図8に示されるようにバスバー46の中間部46aを厚さt/2だけ欠き取り、これに厚さt/2の接合端部47aを有するバスバータブ47を接合するようにしてもよい。なおこの場合、同図8に示されるように上記バスバー46の配線方向に対して垂直にバスバータブ47を接合するようにしてもよいし、同バスバー46の配線方向に対して平行に同バスバータブ47を接合してもよい。
【0026】
・本実施の形態においては、外部回路の雌側タブに挿入される雄側の形状を有するタブ12について説明した。これに対して、外部回路の雄側タブが挿入される雌側の形状を有するバスバータブであってもよい。また図9に示されるように、例えばヒューズの脚部を直接挟持するために対向配置で形成された挟持部49aを有するバスバータブ49であってもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明では、バスバーの端部とバスバータブの接合端部との接合部の厚さはバスバーの厚さと同じになっている。すなわち、上記接合部において突出する段差は生じない。したがって、回路基板を構成する絶縁基板上にバスバーを載せた場合にも、上記段差によって制約を受けることを回避することができる。そして、回路基板そのものの小型化を図ることができる。
【0028】
また、請求項1に記載の発明では、極めて簡単な構造である相欠きによって、バスバーとバスバータブとを接合することができる。
請求項2に記載の発明では、上記接合部は第1及び第2の段部で相互に噛み合うように接合される。したがって、上記バスバーと上記バスバータブとを堅固に接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路基板の一実施の形態の概要を示す斜視図。
【図2】同実施の形態のバスバー及びバスバータブを示す斜視図。
【図3】同実施の形態のバスバー及びバスバータブを示す側面図。
【図4】同実施の形態の他の構成例を示す側面図。
【図5】同実施の形態の他の構成例を示す側面図。
【図6】同実施の形態の他の構成例を示す側面図。
【図7】同実施の形態の他の構成例を示す斜視図。
【図8】同実施の形態の他の構成例を示す斜視図。
【図9】同実施の形態のバスバータブの他の構成例を示す斜視図。
【図10】従来の回路基板のバスバー及びバスバータブを示す斜視図。
【符号の説明】
11,21,31,36,41,46…バスバー、12,22,32,37,42,47,49…バスバータブ、12b…突出部、t…厚さ。

Claims (2)

  1. バスバーとバスバータブとを接合する接合部を有する回路基板において、前記バスバーには端部を設けるとともに、前記バスバータブには接合端部から屈曲形成したタブを設け、前記接合部は、このバスバーの端部にこのバスバータブの接合端部をこのバスバーの端部及びバスバータブの接合端部の厚さ方向の面で相対向させて載置するとともに、このバスバーの端部とこのバスバータブの接合端部とを相欠いて接合したものであり、このバスバーを流れる電流の容量に応じて所定の厚さでバスバーを形成するとともに、この接合部の厚さをこのバスバーの厚さと同じにして突出する段差の生じない接合部とした回路基板。
  2. 請求項1に記載の回路基板において、前記バスバーの端部には互い違いに欠かれた第1の段部を形成するとともに、前記バスバータブの接合端部には該第1の段部に対応して互い違いに欠かれた第2の段部を形成することにより、このバスバーの端部とこのバスバータブの接合端部とを相欠き、前記接合部は該第1及び第2の段部で相互に噛み合うように接合したものである回路基板。
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