JP3780680B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送線に複数の照明器具が接続された照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の照明器具と、各照明器具を制御する集中監視盤とが伝送線に接続されて成る照明制御システムにおいて、照明器具をグループ単位で制御する機能が基本的に備えられている。
【0003】
これらの照明制御システムでは、各照明器具のグループ設定を、照明器具固有のアドレスを集中監視盤に記憶させることにより行っており、施工された照明器具とアドレスの関係を明確にするとともに、各グループに属する照明器具のアドレスを明確にしなければならず、設定作業は大変工数のかかるものとなり、また、かなりの専門的知識を必要とした。
【0004】
上記問題を解決する技術として、特開平9-35875号公報に示す技術があり、これは、グループ番号が設定されていない照明器具に、施工後にリモコンによりグループ番号を設定するというものである。この場合、照明器具の施工時の位置関係を気にすることなく、また、専門的知識を有しない人間でもシステムのグループ設定を行うことができる。
【0005】
しかし、各照明器具に個別にグループ設定を行うという点では、従来と何等異なるところはなく、例えば、本システムが、オフィスビル等の大規模なものに施工された場合、その照明器具の数は膨大な数になり、グループ設定を逐次行うことは作業者の大きな負担となる。
【0006】
また、大きなシステムになるほどグループの数が多くなることが考えられ、グループ番号の管理が問題となる。つまり、どのグループ番号が使用しているか否かを常に把握しておく必要がある。
【0007】
従って、グループ設定には予めグループ番号の割り振りを明確にしたテーブル等の作成が必要であり、グループ設定作業は前記テーブル等を見ながらの作業となり、作業者にとっては大きな負担となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の照明制御システムでは、集中監視盤を配して予めグループ情報を記憶させたり、また、各照明器具にグループ番号をリモコンで個別に記憶させる必要があり、設定作業が大変な工数になるという問題点があった。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、照明器具のグループ設定を簡易に行うことができる照明装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ランプ負荷と該ランプ負荷の制御を行う制御部とを有する照明器具が、伝送線に複数接続されて成る照明装置において、前記照明器具に人感センサを付加しており、第1のトリガ信号と第2のトリガ信号とを受信し、前記第1のトリガ信号と前記第2のトリガ信号との間に第3のトリガ信号である前記人感センサによる出力信号を受信した照明器具を同一のグループとするグループ設定動作を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の照明装置において、前記第2のトリガ信号とは、タイマ信号であることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の照明装置において、前記照明器具にグループ設定変更手段を設け、前記照明器具は、設定されたグループを変更できるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置において、前記照明器具がグループ設定を開始する旨のグループ設定信号を受信すると、前記グループ設定動作を開始し、グループ設定を完了する旨のグループ設定完了信号を受信すると、前記グループ設定動作を完了するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置において、電源投入時に前記グループ設定動作を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置において、前記照明器具に記憶部を付加し、前記第1のトリガ信号を受信した照明器具は、該記憶部の内容に基づいて未使用のグループ番号の内、所望のグループ番号を含む信号を他の照明器具に送信し、該信号を受信した照明器具を、前記第3のトリガ信号を受信すると前記信号に含まれるグループ番号に属するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の照明装置において、同一グループに属する前記照明器具の内、他の前記照明器具と異なる動作を示す信号を受信した照明器具を前記グループから脱退させるようにしたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。なお、以下の全ての実施の形態及び参考となる形態における各照明器具2は、個別のアドレスを有していない。但し、以下の全ての実施の形態及び参考となる形態において、各照明器具2が個別のアドレスを有している場合にも適用できる。
【0018】
参考となる形態1=
図1は、本発明の参考となる形態に係る照明装置を示す概略構成図であり、図2は、本 考となる形態に係る照明器具2を示すブロック図であり、図3は、本参考となる形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートであり、図4は、本参考となる形態に係る照明装置の動作を説明するフローチャートである。本参考となる形態に係る照明装置は、伝送線1に接続された複数の照明器具2と、リモコン3とを有して成る。
【0019】
照明器具2は、通信部2aと、リモコン受信部2bと、ランプ負荷2cと、記憶部2dと、制御部2eと、電源2fとを有して成る。ここで、通信部2aは、伝送線1からの信号を受信または信号を伝送線1を介して他の照明器具2に送信するするものであり、リモコン受信部2bは、リモコン3からの信号を受信して制御部2eに出力するものであり、記憶部2dは、さまざまな情報を記憶するものであり、制御部2eは、リモコン受信部2bからの信号または通信部2aからの信号によりランプ負荷2cを制御し、記憶部2dの内容を参照または書き換えを行うものであり、電源2fは、各機能を駆動させるものである。
【0020】
以下、本参考となる形態に係る照明装置のグループ設定時の動作について、図3,図4に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、伝送線1に接続された複数の照明器具2として、照明器具A〜Fを用いて説明する。先ず、リモコン3から所望の照明器具(本参考となる形態においては照明器具A)に対してグループ設定の動作を指示するグループ設定信号を送信し、それを受信した照明器具Aは、自己の動作をグループ設定動作シーケンスへと移行するとともに、伝送線1に接続されている全ての照明器具(本参考となる形態においては照明器具B〜F)に対してグループ設定信号を送信する。
【0021】
グループ設定信号を受信した照明器具B〜Fは、自己の動作をグループ設定動作シーケンスに移行する。この際、グループ設定動作シーケンスで動作中の照明器具A〜Fは、何も指示がないときはランプ負荷2cが消灯している。
【0022】
グループ指定したい照明器具A〜Dの内、所望の1台(本参考となる形態においては照明器具A)に対して、リモコン3により点灯命令を示す信号(第1トリガ信号)を送信し、第1トリガ信号を受信した照明器具Aは、自己のランプ負荷2cを点灯させるとともに、記憶部2dを参照して未使用のグループ番号を調べる。なお、本参考となる形態においてはグループ未設定の状態であるので、全てのグループ番号が使用可能である。
【0023】
照明器具Aは、未使用のグループ番号の内の1つ(本参考となる形態においてはグループ番号1)を付した設定開始信号(第1トリガ信号)を、伝送線1に接続された全ての照明器具B〜Fに送信し、設定開始信号を受信した照明器具B〜Fは、グループ1が今設定状態にあることを認識する。
【0024】
この状態で、リモコン3からの点灯命令を示す信号(第3トリガ信号)を受信した照明器具(本参考となる形態においては照明器具B〜D)は、自己もグループ1に所属することを認識して記憶部2dに記憶するとともに、ランプ負荷2cを点灯させる。つまり、各照明器具A〜Fは、
設定開始信号(第1トリガ信号)受信+第3トリガ信号受信=グループに所属と判断する。
【0025】
上記動作を繰り返す、つまり、リモコン3により照明器具Aと同一グループに設定したい照明器具(本参考となる形態においては、照明器具B〜D)に対して第3トリガ信号を送信することにより、照明器具B〜Dがグループ1に所属することを認識させて記憶部2dに記憶させるとともに、ランプ負荷2cを点灯させる。
【0026】
そして、リモコン3により、グループ1に所属する照明器具の内の所望の1台(本参考となる形態においては照明器具A)に対して消灯命令を示す信号(第2トリガ信号)を送信し、第2トリガ信号を受信した照明器具Aは、自己のランプ負荷2cを消灯させるとともに、伝送線1に接続された他の照明器具B〜Fに対して第2トリガ信号を送信する。
【0027】
第2トリガ信号を受信した照明器具B〜Fは、自己のランプ負荷2cを消灯させる(本参考となる形態においては照明器具B〜D)とともに、グループ1の設定作業が終了したことを認識する。
【0028】
この時、グループ1に所属しない照明器具(本参考となる形態においては照明器具E,F)はグループ番号1が設定済みであることを記憶部2dに記憶する。
【0029】
続けて違うグループを設定したい場合には、上述の動作を繰り返す。その場合、設定済みのグループ番号1を避けて、照明器具が使用できるグループ番号を自動的に選択する。
【0030】
全てのグループの設定が完了した場合は、リモコン3から所望の照明器具(本参考となる形態においては照明器具A)に対してグループ設定完了信号を送信し、照明器具Aはグループ設定完了信号を受信すると、伝送線1上の全ての照明器具B〜Fに対してグループ設定完了信号を送信する。そして、以下においてグループ設定を行った照明器具はグループ単位で点灯、消灯の制御を行うことができる。
【0031】
従って、本実施の形態においては、グループ設定作業を行う者はグループ番号を意識することなく、所望の照明器具を点灯させるだけでよく、リモコン3の操作を各照明器具につき1回行うだけで簡易にグループ設定を行うことができる。
【0032】
なお、本参考となる形態においては、ランプ負荷2cを点灯させてから消灯させることによりグループ設定を行っているが、これに限定されるものではなく、どのような信号であっても良く、例えば、消灯させてから点灯させたり、また、調光信号により調光させるようにしたり、またランプ負荷2cの点灯、消灯をしなくても良い。
【0033】
ここで、ランプ負荷2cの状態を変化させているのは、状態が変化した方が作業者にとって分かりやすいという効果があるからである。
【0034】
=実施の形態
図5は、本発明の実施の形態に係る照明器具2を示すブロック図である。本実施の形態に係る照明器具2は、参考となる形態1として図2に示す照明器具2に人感センサ2gを設けた構成である。
【0035】
参考となる形態1においては、リモコン3からの第3トリガ信号によりグループ設定を行ったが、本実施の形態においては、リモコン3からの信号の代わりに、人感センサ2gに人体を検出させることにより出力される人体検出信号を用いてグループ設定を行うようにした構成である。
【0036】
従って、本実施の形態においては、グループ設定作業者は、グループ化したい照明器具2の下を通過する(人感センサ2gを検知させる)だけで良く、各照明器具2毎にリモコン3の操作を行うという手間が省け、より簡易にグループ設定を行うことができる。
【0037】
なお、本実施の形態においては、グループ設定信号及びグループ設定完了信号をリモコン3からの無線信号により行うようにしたが、これに限定されるものではなく、有線信号によりグループ設定信号及びグループ設定完了信号を送信するようにしても良い。
【0038】
=実施の形態
図6は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具2を示すブロック図であり、図7は、本実施の形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートである。本実施の形態に係る照明器具2は、実施の形態として図5に示す照明器具2において、タイマ2hを付加した構成である。実施の形態においては、第2トリガ信号により現在設定中のグループ設定作業の終了を示したが、本実施の形態においては、第2トリガ信号の代わりに、最初に人感センサ2gにより人体を検出した時に、タイマ2hのカウントを始め、所定の時間が経過したときにグループ設定作業の終了を示すタイマ信号(カウント終了信号)を送信するようにした構成である。
【0039】
以下、本実施の形態の動作について図7に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、伝送線1に接続された複数の照明器具2として、照明器具A〜Fを用いて説明する。先ず、リモコン3から所望の照明器具(本実施の形態においては照明器具A)に対してグループ設定の動作を指示するグループ設定信号を送信し、それを受信した照明器具Aは、自己の動作をグループ設定動作シーケンスへと移行するとともに、伝送線1に接続されている全ての照明器具(本実施の形態においては照明器具B〜F)に対してグループ設定信号を送信する。
【0040】
グループ設定信号を受信した照明器具B〜Fは、自己の動作をグループ設定動作シーケンスに移行する。この際、グループ設定動作シーケンスで動作中の照明器具A〜Fは、何も指示がないときはランプ負荷2cが消灯している。
【0041】
次に、人感センサ2gにより最初に人体を検出した照明器具(本実施の形態においては照明器具A)は、自己のランプ負荷2cを点灯させるとともに、記憶部2dを参照して未使用のグループ番号(本実施の形態においてはグループ番号2)を調べ、グループ番号2を付した設定開始信号を、伝送線1に接続された全ての照明器具B〜Fに送信し、自己のタイマ2hのカウント(例えば30秒)を開始する。この時、自己がグループ2に属することを記憶部2dに記憶する。
【0042】
照明器具B〜Fは、設定開始信号を受信すると、グループ2が今設定状態にあることを認識する。
【0043】
そして、タイマ2hのカウント中に、同一グループに指定したい照明器具(本実施の形態においては照明器具B〜D)の人感センサ2gに人体を検出させ、人体を検出した照明器具B〜Dは、ランプ負荷2cを点灯させるとともに、自己がグループ2に属することを記憶部2dに記憶する。
【0044】
照明器具Aは、タイマ2hのカウントが終了すると、ランプ負荷2cを消灯させるとともに、グループ2の設定作業の終了を示すカウント終了信号を伝送線1に接続された全ての照明器具B〜Fに対して送信し、カウント終了信号を受信した照明器具B〜Fは、ランプ負荷2cを消灯させるとともに、グループ2の設定が終了したことを認識し、グループ2が設定済みであることを記憶部2dに記憶する。
【0045】
続けて違うグループを設定したい場合には、上述の動作を繰り返す。その場合、設定済みのグループ番号2を避けて、照明器具が使用できるグループ番号を自動的に選択する。
【0046】
全てのグループの設定が完了した場合は、リモコン3から所望の照明器具(本実施の形態においては照明器具A)に対してグループ設定完了信号を送信し、照明器具Aはグループ設定完了信号を受信すると、伝送線1上の全ての照明器具B〜Fに対してグループ設定完了信号を送信する。そして、以下においてグループ設定を行った照明器具はグループ単位で点灯、消灯の制御を行うことができる。
【0047】
従って、本実施の形態においては、グループ設定作業を行う者はグループ化したい照明器具2の下を歩く(人感センサ2gを検知させる)だけで良く、簡易にグループ設定を行うことができる。
【0048】
なお、本実施の形態においては、グループ設定信号及びグループ設定完了信号をリモコン3からの無線信号により行うようにしたが、これに限定されるものではなく、有線信号によりグループ設定信号及びグループ設定完了信号を送信するようにしても良い。
【0049】
参考となる形態2=
図8は、本発明の他の参考となる形態に係る照明器具2を示すブロック図である。本参考となる形態に係る照明器具2は、実施の形態の照明器具2において、人感センサ2gの代わりに照度センサ2iを設けた構成である。
【0050】
ここで、本参考となる形態に係る照明装置は、照度センサ2iの情報に基づきランプ負荷2cの調光制御を行うような照明器具2においては、人感センサ2gに人体を検知させる代わりに、急激な照度変化、例えば、懐中電灯等により各照明器具2を照らすことで急激な照度変化を与えることによりグループ設定を行うようにしたものである。
【0051】
従って、本参考となる形態においては、グループ設定作業を行う者はグループ化したい照明器具2を懐中電灯等で照らすことにより、簡易にグループ設定を行うことができる。
【0052】
なお、本参考となる形態においては、グループ設定信号及びグループ設定完了信号をリモコン3からの無線信号により行うようにしたが、これに限定されるものではなく、有線信号によりグループ設定信号及びグループ設定完了信号を送信するようにしても良い。
【0053】
また、実施の形態として図6に示す照明器具2においても、人感センサ2gの代わりに照度センサ2iを用いれば、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0054】
=実施の形態
上述の全ての実施の形態及び参考となる形態においては、グループ設定を行う際に、先ず、リモコン3からのグループ設定信号に基づいて、各照明器具2をグループ設定動作シーケンスに移行する必要があったが、本実施の形態に係る照明装置においては、電源投入時に各照明器具2が自己の記憶部2dを参照し、自己の照明器具2にグループ番号が設定されていない場合に、自動的にグループ設定動作シーケンスに移行するようにした構成である。
【0055】
このようにすることで、グループ設定動作シーケンスに移行するための装置や信号が不要となり、簡易にグループ設定を行うことができ、照明装置のコストダウンも可能となる。
【0056】
=実施の形態
本実施の形態においては、一度設定したグループの設定変更について説明する。上述の全ての実施の形態において、グループの変更を行いたい場合に、先ず、全ての照明器具2をグループ設定動作シーケンスに移行し、変更した照明器具2が属するグループを対象とするグループ点灯命令を示す信号を送信し、該信号を受信した照明器具2は、自己のランプ負荷2cを点灯させる。
【0057】
次に、グループから除きたい照明器具2に個別に消灯命令を示す信号を送信し、該照明器具2のランプ負荷2cを消灯するとともに、記憶部2dから自己がそのグループに属するという情報を消去する。
【0058】
次に、ランプ負荷2cの消灯命令を示す第2トリガ信号を送信し、全ての照明器具2のランプ負荷2cを消灯させ、グループ設定完了信号を送信することによりグループの設定変更を終了する。
【0059】
ここで、グループから除きたい照明器具2への個別の消灯命令を示す信号の送信方法としては、リモコン3を用いた無線信号と、照明器具2の監視を行う集中監視盤(図示せず)からの有線信号がある。リモコン3からの遠隔制御または集中監視盤により個別の照明器具2を消灯させる場合には、照明器具2に固有のアドレスを設定して、該アドレスに対して送信する必要がある。また、該当する照明器具2の近傍からリモコン3により消灯命令を示す信号を送信する場合には、照明器具2に固有のアドレスを設定する必要がないが、他の照明器具2に対して消灯命令を示す信号を送信しないようにする必要がある。
【0060】
このようにすることで、グループの設定変更が可能となり、オフィス等のパーティション変更が行われる場合であっても簡単に対応することができる。
【0061】
=実施の形態
実施の形態では、一旦設定したグループから、除きたい照明器具2を脱退させることによりグループの設定変更を行っているが、本実施の形態においては、設定されたグループ番号を上書きすることによりグループの設定変更を行うようにした構成である。
【0062】
つまり、一旦グループが設定された後に、再びグループ設定動作シーケンスに移行した際に、グループの設定作業が行われると、新たなグループ番号が記憶部2dに記憶されて、前のグループ番号を記憶部2dから消去するようにしたものである。
【0063】
このようにすることで、グループの設定変更を簡易に行うことができ、オフィス等のパーティション変更が行われる場合であっても簡単に対応することができる。
【0064】
=実施の形態
上述の全ての実施の形態においては、他の照明器具2の属するグループ番号も含め、使用・未使用のグループ番号を各照明器具2が個別に記憶していたが、各グループに属する照明器具2の数に関しては関知していなかった。
【0065】
そのため、実施の形態6,7のような方法により、グループの設定変更を行っていくと、あるグループ番号のグループに属する照明器具2の数が既に0になっているのに、そのグループ番号が使用中であると記憶される状態になってしまう可能性がある。
【0066】
そこで、本実施の形態においては、上述の全ての実施の形態において、実際に使用されているグループ番号と、各照明器具2に記憶されている使用済みのグループ番号情報の整合をとれるようにしたものである。
【0067】
以下、本実施の形態の動作について説明する。リモコン3により、照明器具2の内、所望の1台に対して「グループテーブル確認コマンド」を付した信号を送信し、該信号を受信した照明器具2は、グループテーブル確認動作シーケンスに移行するとともに、伝送線1に接続された全ての照明器具2に対してそのを示す信号を同報送信する。
【0068】
伝送線1を介してグループテーブル確認コマンドに移行した旨の信号を受信した照明器具2は、グループテーブル確認動作シーケンスに移行し、自己の属するグループ番号を付した信号を伝送線1を介して同報送信するとともに、記憶部2dに属するグループ番号が使用中であると記憶する。
【0069】
グループ番号を付した信号を受信した照明器具2は、その受信した信号に含まれるグループ番号が使用中であることを記憶部2dに記憶する。
【0070】
ここで、各照明器具2は、自己の属するグループ番号を付した信号を伝送線1を介して同報送信していくが、自己の属するグループ番号を含んだ信号を既に受信している場合には、自己のグループ番号を付した信号を伝送線1を介して送信しない。
【0071】
以上の動作を、全ての照明器具2により行うことにより全ての使用中のグループ番号を確認することができる。
【0072】
従って、本実施の形態においては、少ない信号数で全ての使用中のグループ番号を確認することができる。
【0073】
=実施の形態
図9は、本発明の他の実施の形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートである。本実施の形態に係る照明装置は、実施の形態を除く上述の全ての実施の形態において、グループ設定動作シーケンス中に、照明器具2が一旦、ある所定のグループに属すると認識した後、全ての照明器具2のランプ負荷2cの消灯命令を示す信号を受信するまでに、個別の照明器具2への消灯命令を示す信号を受信した場合に、そのグループから脱退するようにした構成である。
【0074】
なお、照明器具2への個別の消灯命令を示す信号の送信方法としては、リモコン3を用いた無線信号と、照明器具2の監視を行う集中監視盤(図示せず)からの有線信号がある。リモコン3からの遠隔制御または集中監視盤により個別の照明器具2を消灯させる場合には、照明器具2に固有のアドレスを設定して、該アドレスに対して送信する必要がある。また、該当する照明器具2の近傍からリモコン3により消灯命令を示す信号を送信する場合には、照明器具2に固有のアドレスを設定する必要がないが、他の照明器具2に対して消灯命令を示す信号を送信しないようにする必要がある。
【0075】
従って、本実施の形態においては、グループ設定動作中に、グループへの所属、脱退を容易に行うことができる。
【0076】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、ランプ負荷とランプ負荷の制御を行う制御部とを有する照明器具が、伝送線に複数接続されて成る照明装置において、前記照明器具に人感センサを付加しており、第1のトリガ信号と第2のトリガ信号とを受信し、第1のトリガ信号と第2のトリガ信号との間に第3のトリガ信号である前記人感センサによる出力信号を受信した照明器具を同一のグループとするグループ設定動作を行うようにしたので、照明器具のグループ設定を簡易に行うことができる照明装置を提供することができることに加えて、同一グループに設定したい照明器具の下を通過することにより容易にグループ設定を行うことができる
【0077】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の照明装置において、第2のトリガ信号とは、タイマ信号であるので、請求項1のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第2トリガ信号を自動的に送信することができる。
【0078】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の照明装置において、照明器具にグループ設定変更手段を設け、照明器具は、設定されたグループを変更できるようにしたので、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、特別な装置を用意することなく容易にグループの設定変更を行うことができる。
【0079】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置において、照明器具がグループ設定を開始する旨のグループ設定信号を受信すると、グループ設定動作を開始し、グループ設定を完了する旨のグループ設定完了信号を受信すると、グループ設定動作を完了するようにしたので、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明と同様の効果を奏する。
【0080】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置において、電源投入時にグループ設定動作を行うようにしたので、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、自動的にグループ設定の動作に移行することができる。
【0081】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置において、照明器具に記憶部を付加し、第1のトリガ信号を受信した照明器具は、記憶部の内容に基づいて未使用のグループ番号の内、所望のグループ番号を含む信号を他の照明器具に送信し、該信号を受信した照明器具を、第3のトリガ信号を受信すると該信号に含まれるグループ番号に属するようにしたので、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明と同様の効果を奏する。
【0082】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の照明装置において、同一グループに属する照明器具の内、他の照明器具と異なる動作を示す信号を受信した照明器具をグループから脱退させるようにしたので、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、簡易にグループの設定変更を行うことができる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考となる形態に係る照明装置を示す概略構成図である。
【図2】本参考となる形態に係る照明器具を示すブロック図である。
【図3】本参考となる形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートである。
【図4】本参考となる形態に係る照明装置の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る照明器具を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る照明器具を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートである。
【図8】本発明の他の参考となる形態に係る照明器具を示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る照明装置の動作を説明するタイムチャートである。
【0084】
【符号の説明】
1 伝送線
2 照明器具
2a 通信部
2b リモコン受信部
2c ランプ負荷
2d 記憶部
2e 制御部
2f 電源
2g 人感センサ
2h タイマ
2i 照度センサ
3 リモコン

Claims (7)

  1. ランプ負荷と該ランプ負荷の制御を行う制御部とを有する照明器具が、伝送線に複数接続されて成る照明装置において、前記照明器具に人感センサを付加しており、第1のトリガ信号と第2のトリガ信号とを受信し、前記第1のトリガ信号と前記第2のトリガ信号との間に第3のトリガ信号である前記人感センサによる出力信号を受信した照明器具を同一のグループとするグループ設定動作を行うようにしたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記第2のトリガ信号とは、タイマ信号であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明器具にグループ設定変更手段を設け、前記照明器具は、設定されたグループを変更できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。
  4. 前記照明器具がグループ設定を開始する旨のグループ設定信号を受信すると、前記グループ設定動作を開始し、グループ設定を完了する旨のグループ設定完了信号を受信すると、前記グループ設定動作を完了するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 電源投入時に前記グループ設定動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記照明器具に記憶部を付加し、前記第1のトリガ信号を受信した照明器具は、該記憶部の内容に基づいて未使用のグループ番号の内、所望のグループ番号を含む信号を他の照明器具に送信し、該信号を受信した照明器具を、前記第3のトリガ信号を受信すると前記信号に含まれるグループ番号に属するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 同一グループに属する前記照明器具の内、他の前記照明器具と異なる動作を示す信号を受信した照明器具を前記グループから脱退させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の照明装置。
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