JP3779355B2 - 光ファイバの線引方法及び線引装置 - Google Patents

光ファイバの線引方法及び線引装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバの線引方法及び線引装置に関し、特に、太径化された光ファイバ母材を用いて光ファイバを線引する場合に適する線引方法及び線引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の光ファイバの線引方法及び線引装置として、図4に示すようなものが知られている。この線引装置は、熱源としてのヒータaを有する線引炉bと、この線引炉bに対し上方からダミー棒cを介して光ファイバ母材dを送る送り手段eと、光ファイバfを引き取るキャプスタンgと、レーザ光により光ファイバfの線径を検出する線径検出手段hと、この線径検出手段hによる検出線径に基づいて上記キャプスタンgの引き取り速度及び送り手段eの送り速度を制御する制御手段iとを備えている。
【0003】
そして、上記線引装置を用いて、上記光ファイバ母材d(例えば外径30mm)が線引炉bのヒータaで加熱溶融されて光ファイバf(例えば線径125μm)に線引される。この際、光ファイバfはキャプスタンgにより比較的高速の引き取り速度(線引速度)で引き取られる一方、光ファイバ母材dは送り手段eにより光ファイバ径を2乗した値に対する光ファイバ母材径を2乗した値の比率に反比例した極めて低速の送り速度で送られて、光ファイバ母材dはヒータaに対して上下方向一定位置で溶融される。そして、上記線径検出手段hによる光ファイバfの検出線径に応じてキャプスタンgの線引速度を制御手段iにより変更制御して、線引される光ファイバfの線径が一定になるようにしている。
【0004】
このような線引装置及び線引方法の場合、線引が進み光ファイバ母材dが送り手段eにより最下段位置(図4に一点鎖線で示す位置)まで送られることにより線引が終了し、この終了時点でダミー棒cに取付けられたまま残る光ファイバ母材部分d′が線引に利用されない光ファイバ母材の残量(ロス量)となる。
【0005】
一方、近年、光ファイバの線引の効率化のために、光ファイバ母材径を太径化(例えば30mm径を65mm径に太径化)したものを用いて光ファイバの線引を行う傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の光ファイバの線引方法及び線引装置においては、光ファイバ母材dの外径を太径化すると、光ファイバ母材の残量がその外径の2乗に比例して増大し、不経済なものとなる。この場合、光ファイバ母材の太径化に対応して光ファイバ母材dの長さを長尺化できればよいが、光ファイバ母材の製造上限界があるため、太径化しても従来の長さと同程度の長さの光ファイバ母材を用いて光ファイバ線引を行わざるを得ない。その結果、線引前の光ファイバ母材全量に対するロス量の比率であるロス率においても、光ファイバ母材dを太径化すると、そのロス率が飛躍的に高くなって経済性に欠けるものとなり、太径化による光ファイバ製造の効率化を図ることができなくなる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光ファイバ母材を太径化しても、光ファイバの線引に伴うロス率の増大を防止して光ファイバの線引の効率化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上下に第1の熱源と第2の熱源とを有する線引装置を用い、上記第1の熱源で光ファイバ母材を加熱溶融させて細径化光ファイバ母材に延伸した後、続いてこの細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源で加熱溶融させて光ファイバに線引する光ファイバの線引方法を前提とする。このものにおいて、上記第1の熱源と第2の熱源との間に引き取り手段を配設し、この引き取り手段により、上記細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源に対して保持しつつ、その細径化光ファイバ母材に対し延伸のための引き取り力と、第2の熱源への送り力とを付与すると共に、上記第 1の熱源及び上記引き取り手段の両者を一体的に支持する延伸部支持枠と、この延伸部支持枠を上記第2の熱源に対し上下方向に相対移動させる延伸部送り手段と、を配設することで、第2の熱源に対し、第1の熱源と引き取り手段との全体を所定の送り速度で相対移動させるようにする。そして、上記第1の熱源で光ファイバ母材の全体を延伸して、延伸終了後の細径化光ファイバ母材の上側末端部を上記引き取り手段により保持した状態で光ファイバの線引を終了する構成とするものである。
【0009】
上記の構成の場合、第1の熱源での加熱溶融により延伸される細径化光ファイバ母材が引き取り手段により引き取られる一方、その引き取り手段により上記細径化光ファイバ母材が第2の熱源に対し送られ、これにより、太径の光ファイバ母材から細径化光ファイバ母材への延伸、及び、その細径化光ファイバ母材から光ファイバへの線引が連続して、しかも、安定して行われる。そして、上記太径の光ファイバ母材の上端まで延伸が進み、延伸終了後の細径化光ファイバ母材の上端が第1の熱源を通過して引き取り手段に至った段階で光ファイバの線引が終了する。この際、引き取り手段により細径化光ファイバ母材が第2の熱源の上側位置で保持されているため、光ファイバ線引の終了を、第1の熱源に対して太径の光ファイバ母材の上端が到達する直前ではなく、第2の熱源に対して細径化光ファイバ母材の上端が到達する直前の段階にすることが可能となる。このため、光ファイバの線引に伴うロス量を引き取り手段から第2の熱源にかけて残る細径化光ファイバ母材の上端部分とすることができ、従来の線引方法で太径の光ファイバ母材から光ファイバの線引を行う場合のロス量である太径の光ファイバ母材の上端部分と比べ、細径化したものに対する外径の比率の2乗に反比例してロス量の低減が図られる。従って、同じ長さの光ファイバ母材を用いた場合のロス率についても大幅な低減が図られる。さらに、第2の熱源における光ファイバの線引に伴う細径化光ファイバ母材の溶融に応じた送り速度で上記の第1の熱源と引き取り手段との全体を第2熱源に対し送ることにより、第2の熱源に対する細径化光ファイバ母材の溶融点位置を一定にすることが可能になる。これにより、第2の熱源での光ファイバの線引が確実になる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、線引された光ファイバの線径を検出して、この検出線径と予め定めた設定線径との偏差が零になるように光ファイバの引き取り速度を変更制御する。そして、その後に、その光ファイバの引き取り速度が予め定めた設定速度になるように第1の熱源と引き取り手段との全体の送り速度を変更制御するようにするものである。
【0011】
上記の構成の場合、光ファイバの検出線径と設定線径との偏差が零になるように光ファイバの引き取り速度が変更されて、線引される光ファイバの線径を設定線径で一定のものにし得る。そして、この引き取り速度の変更量に基づき、第2の熱源に対する第1の熱源と引き取り手段との全体の送り速度が変更されて、上記光ファイバの線径を設定線径にしつつ、光ファイバの引き取りを設定速度で引き取ることが可能になり、線引された光ファイバの以後の作業が上記設定速度の下で行われる。
【0012】
請求項3,4に記載の発明は、請求項1,2に記載の光ファイバの線引方法を実施するための光ファイバの線引装置に関するものである。
【0013】
まず、請求項3記載の発明は、上側位置に配設され光ファイバ母材を加熱溶融させて細径化光ファイバ母材に延伸する第1の熱源と、下側位置に配設され上記細径化光ファイバ母材を加熱溶融させて光ファイバに線引する第2の熱源とを備えた光ファイバの線引装置を前提とする。このものにおいて、上記第1の熱源と第2の熱源との間に細径化光ファイバ母材の引き取り手段を配設する。そして、この引き取り手段を、上記細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源に対して保持しつつ、その細径化光ファイバ母材に対し延伸のための引き取り力と、第2加熱炉への送り力とを付与するように構成すると共に、上記第1の 熱源及び上記引き取り手段の両者を一体的に支持する延伸部支持枠と、 この延伸部支持枠を上記第2の熱源に対し上下方向に相対移動させる延伸部送り手段と、を備えていることを特徴とする。
【0014】
上記の構成の場合、請求項1記載の発明による線引方法を容易かつ確実に実施することが可能になる。そして、請求項1記載の発明の欄で説明したように、太径の光ファイバ母材から細径化光ファイバ母材への延伸、及び、その細径化光ファイバ母材から光ファイバへの線引が連続して、しかも、安定して行われる。加えて、第2の熱源に対して送られる細径化光ファイバ母材が引き取り手段により保持されるため、光ファイバの線引に伴うロス量を引き取り手段から第2の熱源にかけて残る細径化光ファイバ母材の上端部分とすることができ、従来の線引装置で太径の光ファイバ母材から光ファイバの線引を行う場合のロス量である太径の光ファイバ母材の上端部分と比べ、細径化したものに対する外径の比率の2乗に反比例してロス量の低減が図られる。従って、同じ長さの光ファイバ母材を用いた場合のロス率についても大幅な低減が図られる。さらに、第1の熱源と引き取り手段とが一体的に延伸部支持枠により支持され、この延伸部支持枠が延伸部送り手段により第2の熱源に対し上下方向に相対移動されて、上記第1の熱源と引き取り手段とが第2の熱源に対して相対移動させることが可能になる。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、第2の熱源により線引される光ファイバを引き取る第2引き取り手段と、上記線引された光ファイバの線径を検出する線径検出手段と、この線径検出手段からの検出信号を受けて上記第2引き取り手段の引き取り速度及び延伸部送り手段の送り速度を変更制御する制御手段とを備える。そして、この制御手段を、上記線径検出手段による検出線径と、予め定めた設定線径との偏差が零になるように上記第2引き取り手段の引き取り速度を変更制御する一方、その変更制御量に基づき上記第2引き取り手段の引き取り速度が予め定めた設定速度になるように上記延伸部送り手段の送り速度を変更制御するように構成するものである。
【0016】
上記の構成の場合、線引される光ファイバを引き取る第2引き取り手段の引き取り速度が、制御手段によって光ファイバの検出線径と設定線径との偏差が零になるように変更され、これにより、線引される線径が設定線径で一定のものとされる。加えて、上記引き取り速度の変更制御量に基づき延伸部送り手段の送り速度が、上記引き取り速度が設定速度になるように変更され、これにより、光ファイバの引き取り速度、すなわち、線引速度が設定速度で一定のものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係る線引装置を示し、1は太径(例えば65mm径)の光ファイバ母材、2はこの光ファイバ母材1が延伸されて細径化(例えば20mm径に細径化)された細径化光ファイバ母材、3はこの細径化光ファイバ母材2から所定の線径(例えば125μm径)に線引された光ファイバである。上記光ファイバ母材1の上端には細径化光ファイバ母材2と略同径のダミー棒1aが予め取付けられており、上記光ファイバ母材1、細径化光ファイバ母材2、及び、光ファイバ3は、上記ダミー棒1aを保持する母材送り手段4と、細径化光ファイバ母材2を引き取る引き取り手段としての中間引き取り手段5と、光ファイバ3を引き取る第2引き取り手段としてのキャプスタン6とによって、上から鉛直方向下方に一直線状に延びるように支持されている。
【0019】
また、同図において、7は光ファイバ母材1をリング状ヒータ7aにより加熱溶融して延伸させる第1の熱源としての第1加熱炉、8は延伸された細径化光ファイバ母材2の外径と平面位置とをレーザ光等により検出する外径検出手段である。そして、上記の母材送り手段4と、第1加熱炉7と、外径検出手段8と、引き取り手段5とが延伸部支持枠9に支持されており、この延伸部支持枠9が延伸部送り手段10によって上下方向に相対移動可能に支持されている。
【0020】
さらに、同図において、11は細径化光ファイバ母材2をリング状ヒータ11aにより加熱溶融して光ファイバ3に線引する第2の熱源としての第2加熱炉、12は線引された光ファイバの線径及び平面位置(走行位置)を検出する線径検出手段、13は各種の送り及び引き取り速度制御や、光ファイバ母材1及び細径化光ファイバ母材2の平面位置制御を行う制御手段である。この制御手段13は、
外径検出手段8からの細径化光ファイバ母材2の外径及び平面位置の検出信号と、線径検出手段12からの光ファイバ3の線径及び平面位置の検出信号とに基づいて、母材送り手段4及び延伸部送り手段10の各送り速度及び平面位置と、引き取り手段5及びキャプスタン6の各引き取り速度とを変更制御するようになっている。
【0021】
以下、各手段について詳細に説明する。
【0022】
上記母材送り手段4は、ダミー棒1aを把持してこのダミー棒1aを介して光ファイバ母材1を鉛直方向(Z方向)及び水平方向(X,Y方向)に相対移動し得るようになっている。図1は上記母材送り手段4の具体的構成についての一例を示しており、このものは、上記ダミー棒1aを把持する把持アーム41と、この把持アーム41をZ方向に平行移動させる案内杆42と、この案内杆42及び把持アーム41をX,Y方向に平行移動させるX−Yテーブル43とを備えている。上記案内杆42は、例えば定位置回転するスクリューにより構成され、この案内杆42に上記把持アーム41を非回転状態で螺合させて、上記案内杆42を軸回りに回転させることにより把持アーム41がZ方向に相対移動されるように構成すればよい。
【0023】
上記母材送り手段4の作動は制御手段13により制御されており、光ファイバ母材1を第1加熱炉7の中心軸上に位置付けるよう、すなわち、心出しを行うよう所定の初期平面位置に位置付けるとともに、極めて低速の所定の初期送り速度V1 で上記光ファイバ母材1を下方に送るようになっている。そして、光ファイバ3の線引作業に伴い制御手段13からの制御信号を受けて、上記送り速度V1 及び初期平面位置についてそれぞれ補正が加えられるようになっている。ここで、上記初期送り速度V1 は、引き取り手段5による細径化光ファイバ母材2の設定引き取り速度V2 と、光ファイバ母材1の外径D1 と、細径化光ファイバ母材2の外径D2 とに基づいて、下式により定まる値とされる。
【0024】
V1 =V2 ×(D2 2 /D1 2 ) ………(1)
上記引き取り手段5は、当接部材としての無端状搬送ベルト51と、この搬送ベルト51が掛け渡された上下一対のローラ52,52と、このローラ52を所定の向きに回転駆動する図示省略の駆動手段としてモータとで1組のものが、細径化光ファイバ母材2の径方向両側にそれぞれ1組ずつ配設されたもので構成されている。
【0025】
上記各搬送ベルト51は、図2及び図3に示すように、ポリウレタン製の平ベルトの幅方向中央位置の外面側に細径化光ファイバ母材2の断面形状に合致した円弧状の凹溝51aが長手方向全周に形成されたものであり、上記細径化光ファイバ母材2の外周面に対しこの各凹溝51aを外嵌させた状態で、上記上下一対のローラ52,52間隔に相当する上下範囲にわたり当接して上記細径化光ファイバ母材2を径方向両側から挟み込んで保持し得るようになっている。そして、上記モータの作動により各搬送ベルト51が走行されて上記細径化光ファイバ母材2を下方に移動させるようになっている。
【0026】
上記延伸部送り手段10は、母材送り手段4とほぼ同じ機能を有するものであり、延伸部支持枠9を鉛直方向(Z方向)及び水平方向(X,Y方向)に相対移動し得るようになっている。図1は上記延伸部送り手段10の具体的構成についての一例を示しており、このものは、上記延伸部支持枠9に固定されたブラケット101と、このブラケット101をZ方向に平行移動させる案内杆102と、この案内杆102及びブラケット101をX,Y方向に平行移動させる平面位置調整手段としてのX−Yテーブル103とを備えている。上記案内杆102は、上記母材送り手段4と同様に例えば定位置回転するスクリューにより構成され、この案内杆102に上記ブラケット101を非回転状態で螺合させて、上記案内杆102を軸回りに回転させることによりブラケット101がZ方向に相対移動されるように構成すればよい。また、上記X−Yテーブル103は、例えば水平方向に位置付けられた固定盤体と、この固定盤体に対しX,Y方向に相対移動可能に載置された可動盤体とで構成し、この可動盤体に上記案内杆102を支持させるようにすればよい。
【0027】
上記延伸部送り手段10の作動は制御手段13により制御されており、細径化光ファイバ母材2を第2加熱炉11の中心軸上に位置付けるよう、すなわち、心出しを行うよう所定の初期平面位置に位置付けるとともに、所定の送り速度V3 で上記延伸部支持枠9を下方に送るようになっている。
【0028】
また、上記制御手段13による制御は以下のように行われる。
【0029】
まず、母材送り手段4のX−Yテーブル43により光ファイバ母材1を第1加熱炉7の中心位置に、延伸部送り手段10のX−Yテーブル103により延伸部支持枠9を第2加熱炉11の中心位置にそれぞれ位置付ける。そして、母材送り速度V1 、中間引き取り手段5の引き取りもしくは送り速度V2 、及び、キャプスタン6の引き取り速度V4 として予め設定した設定速度で稼働させる。引き取り速度V2 は、光ファイバ3の線径をD3 として次式(2)で定められ、送り速度V1 は式(1)で定められる。
【0030】
V2 =V4 ×(D3 2 /D2 2 ) ………(2)
次に、平面位置制御については、外径検出手段8からの細径光ファイバ母材2の走行位置の検出値に基づいて上記X−Yテーブル43の調整を行うことにより光ファイバ母材1の第1加熱炉7に対するX,Y方向位置ずれを補正する一方、線径検出手段12からの光ファイバ3の走行位置の検出値に基づいて上記X−Yテーブル103の調整を行うことにより細径化光ファイバ母材2の第2加熱炉11に対するX,Y方向位置ずれを補正する。
【0031】
また、速度制御については、第1に、外径検出手段8による細径化光ファイバ母材2の検出外径が予め定めた設定外径(例えば20mm)からずれた場合には、その検出外径と設定外径との偏差が零となるように中間引き取り手段5の引き取り速度V2 のフィードバック制御を行う一方、この変更制御量の積分値に基づき母材送り手段4の送り速度V1 を徐々に変更することにより上記引き取り速度V2 が元の設定速度値に復元するようにする。
【0032】
第2に、線径検出手段12による光ファイバ3の検出線径が予め定めた設定線径(例えば125μm)からずれた場合には、その検出線径と設定線径との偏差が零となるようにキャプスタン12の引き取り速度V4 のフィードバック制御を行う一方、この変更制御量の積分値に基づき中間引き取り手段5の送り速度V2 を徐々に変更することにより上記引き取り速度V4 が元の設定速度値に復元するようにする。そして、上記中間引き取り手段5の送り速度V2 の変更では上記引き取り速度V4 の設定速度値への復元ができない場合、もしくは、必要とする送り速度V2 の変更量が所定値より大きい場合には、延伸部送り手段10を作動させその送り速度V3 を調整することにより、キャプスタン6の引き取り速度V4 を元の設定速度値に復元するようにする。これにより、上記キャプスタン12よりも下流側での光ファイバ3に対する処理を一定走行速度下で行われるようにする。
【0033】
上記の線引装置では、光ファイバ1が第1加熱炉7で加熱溶融されて細径化光ファイバ母材2に延伸され、この細径化光ファイバ母材2が第2加熱炉11で加熱溶融されて光ファイバ3に線引される。つまり、太径の光ファイバ母材1を用いて光ファイバ3の線引を行うものであっても、上記太径の光ファイバ母材1を一旦それよりも細径の細径化光ファイバ母材2に延伸し、この細径化光ファイバ母材2に基づいて光ファイバ3の線引が行われる。この際、中間引き取り手段5が設けられているため、細径化光ファイバ母材2の延伸のための引き取り力と、その細径化光ファイバ母材2の第2加熱炉1に対する送り力とを上記細径化光ファイバ母材2に対しそれぞれ付与することができ、これにより、太径の光ファイバ母材1から細径化光ファイバ母材2への延伸と、その細径化光ファイバ母材2の第2加熱炉11に対する送りとを行うことができる。そして、上記中間引き取り手段5における引き取り力及び送り力の付与を、一対の搬送ベルト51,51で細径化光ファイバ母材2を挟み込んだ状態でその各搬送ベルト51を走行させることにより行っているため、上記引き取り力及び送り力の付与を確実に行うことができ、上記細径化光ファイバ母材2への延伸と、それの第2加熱炉11に対する送りとを確実に行うことができる。
【0034】
また、上記中間引き取り手段5により上記細径化光ファイバ母材2の第2加熱炉11に対する保持を行うことができ、このため、上記の細径化光ファイバ母材2の第2加熱炉11への送りとあいまって、第2加熱炉11における細径化光ファイバ母材2からの光ファイバ3の線引を確実に行うことができる上、光ファイバ3の線引に伴う光ファイバ母材1のロス量の大幅な低減化を達成することができる。すなわち、母材送り手段4が図1に一点鎖線で示すように下方に送られて、その把持アーム41が最下段位置まで下降した段階で、その把持アーム41によるダミー棒1aの把持を解除することにより光ファイバ母材1の全体を細径化光ファイバ母材2に延伸する。そして、細径化光ファイバ母材2の上端にダミー棒1aが連接した状態でその細径化光ファイバ母材2を第2加熱炉11に送り、その細径化光ファイバ母材2の上側末端である上記ダミー棒1aが中間引き取り手段5に保持されるようになる段階(図1に二点鎖線で示すダミー棒1a参照)で光ファイバ3の線引を終了する。この終了段階で上記ダミー棒1aの下端に残る細径化光ファイバ母材2の部分2aが、線引に伴う光ファイバ母材1のロス量となる。従って、従来の線引装置及び線引方法による場合のロス量が太径の光ファイバ母材1の外径D1 のままで残る部分に相当するものとなるの対し、本実施形態の場合のロス量が細径化光ファイバ母材2の外径D2 で残る部分2aとなるため、光ファイバ3の線引に伴う光ファイバ母材1のロス量を、従来の場合のロス量に断面積比、すなわち、(D2 2 /D1 2 )を乗じたものにすることができ、大幅な低減化を図ることができる。加えて、同じ長さの光ファイバ母材1を出発材として用いる場合のロス率についても、大幅な低減化を図ることができる。これらにより、太径の光ファイバ母材1を用いて光ファイバ3の線引を行う場合の効率化を確実に図ることができる上、大幅な効率化を図ることができる。
【0035】
さらに、第2加熱炉11よりも上方の第1加熱炉7及び中間引き取り手段5等を延伸支持枠9で一体的に支持させ、これを延伸送り手段10により一体的に上下動可能かつ水平方向移動可能にしているため、第2加熱炉11に対する細径化光ファイバ母材2の心出し調整を確実に行うことができかつ中心位置への保持を確実に行うことができる。その上、上記延伸部送り手段10による第1加熱炉7及び中間引き取り手段5等の全体の第2加熱炉11への送り速度調整により、中間引き取り手段5による第2加熱炉11への送り速度調整を補完することができ、これにより、光ファイバ3の引き取り速度を所定の設定速度で確実に一定にして維持することができる。
【0036】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、中間引き取り手段5として一対の搬送ベルト51,51と、各介装ベルト51を掛け渡す上下一対のローラ52,52とからなるものを示したが、これに限らず、細径化光ファイバ母材2を径方向両側から挟み込んで把持する一対の駆動ローラにより中間引き取り手段5を構成してもよい。
【0037】
また、上記実施形態では、中間引き取り手段5を第2加熱炉11の上方近傍位置に配設しているが、これに限らず、第1加熱炉7と第2加熱炉11との中間位置に配設してもよい。この場合であっても、中間引き取り手段5による細径化光ファイバ母材2の保持によって、従来の場合と比べて光ファイバ3の線引に伴う光ファイバ母材1のロス量及びロス率の大幅な低減化を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1もしくは請求項3記載の発明における光ファイバの線引方法もしくは線引装置によれば、細径化光ファイバ母材への引き取り手段による引き取り力及び送り力の付与によって、太径の光ファイバ母材から細径化光ファイバ母材への延伸、及び、その細径化光ファイバ母材から光ファイバへの線引を安定して、しかも、確実に行うことができる。加えて、引き取り手段による細径化光ファイバ母材の保持によって、光ファイバの線引に伴うロス量を引き取り手段から第2の熱源にかけて残る細径化光ファイバ母材の上端部分とすることができ、従来の線引方法もしくは線引装置で太径の光ファイバ母材から光ファイバの線引を行う場合のロス量である太径の光ファイバ母材の上端部分と比べ、細径化したものとの外径の比率の2乗に反比例してロス量の大幅な低減化を図ることができる。従って、同じ長さの光ファイバ母材を用いた場合のロス率についても大幅な低減を図ることができる。さらに、第1の熱源と引き取り手段とを第2の熱源に対して相対移動させることにより、第2の熱源に対する細径化光ファイバ母材の溶融点位置を一定にすることができ、これにより、第2の熱源での光ファイバの線引を確実に行うことができる。
【0039】
請求項2もしくは請求項4記載の発明によれば、光ファイバ母材から光ファイバの線引までの間の中間で上記光ファイバ母材を一旦延伸させて細径化光ファイバ母材にする場合であっても、第2の熱源に対する第1の熱源と引き取り手段との全体の送り速度の変更により、線引される光ファイバの線径を設定線径で一定のものにしつつ、光ファイバの線引速度を設定速度で引き取ることができ、線引された光ファイバの以後の作業を一定の設定速度の下で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の線引装置についての実施形態を示す模式図である。
【図2】 図1のA−A線における一部省略拡大断面図である。
【図3】 中間引き取り手段の片側部分の部分斜視図である。
【図4】 従来の線引装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ母材
2 細径化光ファイバ母材
3 光ファイバ
5 中間引き取り手段(引き取り手段)
6 キャプスタン(第2引き取り手段)
7 第1加熱炉(第1の熱源)
8 外径検出手段
9 延伸部支持枠
10 延伸部送り手段
11 第2加熱炉(第2の熱源)
12 線径検出手段
13 制御手段
51 搬送ベルト(当接部材)
52 ローラ
103 X−Yテーブル(平面位置調整手段)

Claims (4)

  1. 上下に第1の熱源と第2の熱源とを有する線引装置を用い、上記第1の熱源で光ファイバ母材を加熱溶融させて細径化光ファイバ母材に延伸した後、続いてこの細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源で加熱溶融させて光ファイバに線引する光ファイバの線引方法において、
    上記第1の熱源と第2の熱源との間に引き取り手段を配設し、この引き取り手段により、上記細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源に対して保持しつつ、その細径化光ファイバ母材に対し延伸のための引き取り力と、第2の熱源への送り力とを付与すると共に、
    上記第1の熱源及び上記引き取り手段の両者を一体的に支持する延伸部支持枠と、この延伸部支持枠を上記第2の熱源に対し上下方向に相対移動させる延伸部送り手段と、を配設することで、第2の熱源に対し、第1の熱源と引き取り手段との全体を所定の送り速度で相対移動させるようにし、
    上記第1の熱源で光ファイバ母材の全体を延伸して、延伸終了後の細径化光ファイバ母材の上側末端部を上記引き取り手段により保持した状態で光ファイバの線引を終了することを特徴とする光ファイバの線引方法。
  2. 請求項1において、
    線引された光ファイバの線径を検出して、この検出線径と予め定めた設定線径との偏差が零になるように光ファイバの引き取り速度を変更制御した後に、
    その光ファイバの引き取り速度が予め定めた設定速度になるように第1の熱源と引き取り手段との全体の送り速度を変更制御するようにすることを特徴とする光ファイバの線引方法。
  3. 上側位置に配設され光ファイバ母材を加熱溶融させて細径化光ファイバ母材に延伸する第1の熱源と、下側位置に配設され上記細径化光ファイバ母材を加熱溶融させて光ファイバに線引する第2の熱源とを備えた光ファイバの線引装置において、
    上記第1の熱源と第2の熱源との間に細径化光ファイバ母材の引き取り手段が配設され、
    この引き取り手段は、上記細径化光ファイバ母材を上記第2の熱源に対して保持しつつ、その細径化光ファイバ母材に対し延伸のための引き取り力と、第2加熱炉への送り力とを付与するように構成されていると共に、
    上記第1の熱源及び上記引き取り手段の両者を一体的に支持する延伸部支持枠と、
    この延伸部支持枠を上記第2の熱源に対し上下方向に相対移動させる延伸部送り手段と、
    を備えていることを特徴とする光ファイバの線引装置。
  4. 請求項3において、
    上記第2の熱源により線引される光ファイバを引き取る第2引き取り手段と、
    上記線引された光ファイバの線径を検出する線径検出手段と、
    この線径検出手段からの検出信号を受けて上記第2引き取り手段の引き取り速度及び延伸部送り手段の送り速度を変更制御する制御手段と、
    を備えており、
    上記制御手段は、上記線径検出手段による検出線径と、予め定めた設定線径との偏差が零になるように上記第2引き取り手段の引き取り速度を変更制御する一方、その変更制御量に基づき上記第2引き取り手段の引き取り速度が予め定めた設定速度になるように上記延伸部送り手段の送り速度を変更制御するように構成されていることを特徴とする光ファイバの線引装置。
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