JP3778302B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚の老化防止及び創傷の治癒に有効な皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、1種以上のガレクチン、或いはさらにα-ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体の1種又は2種以上等、真皮線維芽細胞の増殖促進効果を有する物質や、コラーゲン,エラスチン等真皮マトリックスの構成タンパク質とを含有して成る、真皮線維芽細胞の増殖促進効果を有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、皮膚のしわや弾力の低下といった老化症状の予防,改善、又は創傷の治癒促進を目的として、皮膚真皮の線維芽細胞の増殖を促進したり、真皮マトリックス構成タンパク質を補充する試みがなされている。線維芽細胞の増殖促進効果を有する物質としては、α-ヒドロキシ酢酸(特開平5−112422),α-ヒドロキシカルボン酸及びその関連化合物(特開平5−139947)が開示されている。真皮マトリックス構成タンパク質としては、コラーゲン,エラスチン及びこれらの加水分解物や可溶化誘導体等が用いられている。
【0003】
しかしながら、α-ヒドロキシカルボン酸類の配合には、製剤中における安定性や、皮膚に対する刺激性の発現といった問題がある。また、真皮マトリックス構成タンパク質の配合においても、これらの変質や製剤中での不溶化が大きな問題点であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点に鑑み、微量の真皮線維芽細胞増殖促進物質を配合するのみで、真皮の線維芽細胞の増殖を有効に促進し、皮膚のしわ,弾力低下等の老化症状を改善し、また創傷の治癒を促進することができ、且つ製剤安定性に優れ、皮膚に対する刺激も少ない皮膚外用剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明者はガレクチンと呼ばれるレクチン群に注目した。ガレクチンは一次構造上関連があり、且つβ-ガラクトシドに特異的なレクチン群のファミリーをいうが、線虫,海綿などの下等な動物から、ヒトをはじめとするほ乳類まで種々の動物組織において存在が知られている。しかしながら、現在のところ報告されているガレクチンの種類も少なく、その生理作用についてもよくわかっていない。ガレクチンの有する生物活性としては、自己免疫疾患の予防及び治療(Eur. J. Immunol. 13 500-505 (1983),J. Neuroimmunol. 28 177-184 (1990))、ガン細胞の転移(Cancer Metastasis Rev. 6 433-452 (1987))、マクロファージによる腫瘍殺傷因子の生産促進(Life Sci 39 1177-1181 (1986))、アポトーシスへの関与(Biochem. Biophys. Res. Commun. 178 746-750 (1991))等が報告されている。
【0006】
今回、このガレクチンを少量皮膚外用剤に配合することにより、真皮の線維芽細胞の増殖を有効に促進することができ、皮膚のしわや弾力低下等の老化症状の改善効果、及び創傷治癒効果を発揮し得ることを見い出し、上記課題を解決することができた。
【0007】
本発明において皮膚外用剤に配合するガレクチンとしては、β-ガラクトシドに特異的なレクチン群ファミリーに属するタンパク質より、1種又は2種以上を選択して用いることができるが、特に皮膚の細胞間マトリックスに分布するものが好ましい。
【0008】
ガレクチンは水溶性を示すため、水性基剤や乳剤,クリーム状基剤等、水を含有する外用剤基剤にはそのままで、或いは適宜希釈して配合することができる。また、より経皮吸収性を高めるため、リポソームや、本出願人が開示したアミノ酸,水溶性高分子含有脂質二分子膜複合体(特開平7−285827他)に内包させて配合するのが好ましい。配合量としては、用いるガレクチンの生理活性によって異なるが、通常0.0001〜10.0重量%の範囲が適当である。
【0009】
また本発明においては、ガレクチンの1種又は2種以上に加えてα-ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体の1種又は2種以上、線維芽細胞増殖因子、又は卵殻膜より抽出されるタンパク質といった真皮線維芽細胞の増殖促進物質、又はコラーゲン,エラスチン及びこれらの誘導体といった真皮マトリックス構成タンパク質を含有させることができる。それにより、相乗的な真皮線維芽細胞の増殖促進効果が得られる。
【0010】
α-ヒドロキシカルボン酸としては、炭素数2〜26程度までの直鎖又は分岐鎖を有する飽和或いは不飽和のα-ヒドロキシカルボン酸が挙げられる。また、α-ヒドロキシカルボン酸の誘導体としては、アルキル又はアルケニルエステル,ステロールエステル,アミド及びトコフェロール,アスタキサンチン等とのエステル複合体などが挙げられる。これらより1種又は2種以上を選択して外用剤基剤に含有させる。配合量としては0.00001〜1.0重量%程度が適当であるが、単独で配合する場合に比べてはるかに微量でよい。
【0011】
線維芽細胞増殖因子としては、分子量13,400、等電点9.5のリジン,アルギニンに富む塩基性タンパク質が知られている。配合量としては0.00001〜1.0重量%程度が適当である。
【0012】
卵殻膜より抽出したタンパク質としては、卵殻膜として鶏卵,うずら卵等の鳥類の卵殻の内側に付着した膜より、酸剤,アルカリ剤,有機溶媒等によって可溶化抽出されるタンパク質を用いる。配合量としては、0.00001〜1.0重量%程度が適当である。
【0013】
真皮マトリックス構成タンパク質としては、コラーゲン及びエラスチンが挙げられるが、本発明においてはこれらの加水分解物や、親水性基を導入した可溶化誘導体、或いは疎水性基を導入した疎水化誘導体も用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して配合する。配合量としては、0.0001〜1.0重量%程度が適当である。
【0014】
なお、上記のα-ヒドロキシカルボン酸のうち水溶性の高い短鎖のものや、線維芽細胞増殖因子、卵殻膜より抽出したタンパク質、コラーゲン,エラスチン及びこれらの誘導体については、経皮吸収性を高めるために、リポソームやアミノ酸等を含有する脂質二分子膜複合体に内包させて配合するのが好ましい。
【0015】
【作用】
本発明に係る皮膚外用剤は優れた真皮線維芽細胞の増殖促進効果を示し、皮膚のしわや弾力の低下といった老化症状を有効に予防又は改善する。さらに優れた創傷の治癒効果を有する。また、製剤の安定性が良好で、皮膚に対する刺激性も低い。
【0016】
また、α-ヒドロキシカルボン酸類等と併用した場合には、真皮線維芽細胞増殖促進効果が相乗的に増強され、各有効成分をごく少量配合するのみで優れた皮膚老化防止,改善効果、創傷治癒効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明は、ローション剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,軟膏等の形態の皮膚外用剤として実施することができる。また、化粧水,乳液,クリーム等の化粧料としても提供され得る。
【0018】
【実施例】
さらに本発明について、実施例により詳細に説明する。
【0019】
[実施例1] 皮膚用ローション剤
(1)エタノール 5.0(重量%)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0
(3)ガレクチン内包リポソーム 5.0
(内包率;2.0重量%)
(4)精製水 89.0
製法:(1),(2)及び(4)を混合し均一とした後、(3)を添加,分散させる。
【0020】
[実施例2] 皮膚用乳剤
(1)ステアリン酸 0.2(重量%)
(2)セタノール 1.5
(3)ワセリン 3.0
(4)流動パラフィン 7.0
(5)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノオレイン酸 1.5
エステル
(6)グリセリン 5.0
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(8)トリエタノールアミン 1.0
(9)ガレクチン内包プロリン含有脂質二分子膜複合体 5.0
(内包率;3.0重量%)
(10)α-ヒドロキシ酢酸内包リポソーム 5.0
(内包率;5.0重量%)
(11)精製水 70.6
製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解し、70℃に保つ。一方、(6)〜(8)及び(11)の水相成分を混合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化させ、冷却して室温にて(9),(10)を添加,分散させる。
【0021】
[実施例3] 皮膚用ゲル剤
(1)ジプロピレングリコール 10.0(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.5
(3)水酸化カリウム 0.1
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(5)ガレクチン内包イソプロリン,ポリアクリル酸 4.0
含有脂質二分子膜複合体(内包率;2.0重量%)
(6)線維芽細胞増殖因子内包ロイシン含有脂質 4.0
二分子膜複合体(内包率;2.0重量%)
(7)精製水 81.3
製法:(7)に(2)を均一に溶解させた後、(1)に(4)を溶解させて添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(5),(6)を添加,分散させる。
【0022】
[実施例4] 皮膚用クリーム
(1)ミツロウ 6.00(重量%)
(2)セタノール 5.00
(3)還元ラノリン 8.00
(4)スクワラン 37.50
(5)グリセリル脂肪酸エステル 4.00
(6)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.00
(7)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 5.00
モノラウリン酸エステル
(8)α-ヒドロキシ脂肪酸コレステリルエステル 0.10
(炭素数14〜26)
(9)プロピレングリコール 5.00
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(11)ガレクチン 0.01
(12)卵殻膜抽出タンパク質 0.01
(13)精製水 27.28
製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,溶解して75℃とする。一方、(9),(10),(13)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。ついで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却後40℃にて(11),(12)を添加,混合する。
【0023】
[実施例5] 水中油型乳剤性軟膏
(1)白色ワセリン 25.00(重量%)
(2)ステアリルアルコール 25.00
(3)グリセリン 12.00
(4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.00
(5)乳酸-トコフェロールホスホジエステル 0.05
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(7)ガレクチン 0.02
(8)可溶化コラーゲン 0.01
(9)可溶化エラスチン 0.01
(10)精製水 36.81
製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して均一とし、75℃に加熱する。一方、(6)及び(10)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱し、これに前記油相成分を添加して乳化し、冷却後、40℃にて(7)〜(9)を添加混合する。
【0024】
[実施例6] 化粧水
(1)エタノール 10.0(重量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 4.0
(3)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(4)ガレクチン内包リポソーム 0.5
(内包率:1.0重量%)
(5)香料 0.1
(6)精製水 85.3
製法:(1)〜(3),(5)及び(6)を混合,溶解して均一とし、次いで(4)を添加,分散させる。
【0025】
[実施例7] 乳液
(1)スクワラン 5.0(重量%)
(2)ワセリン 2.0
(3)ミツロウ 0.5
(4)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 1.2
モノラウリン酸エステル
(6)プロピレングリコール 5.0
(7)カルボキシビニルポリマー1.0重量%水溶液 20.0
(8)水酸化カリウム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)ガレクチン0.1重量%水溶液 0.1
(11)酒石酸1.0重量%水溶液 0.1
(12)クエン酸1.0重量%水溶液 0.1
(13)リンゴ酸1.0重量%水溶液 0.1
(14)香料 0.1
(15)精製水 64.8
製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,加熱して70℃とする。一方、(6),(9),(15)の水相成分を混合,加熱して70℃とし、これに前記油相を加えて予備乳化し、次いで(7)を加えて均一に混和した後、(8)を加えて中和し、ホモミキサーにて均一に乳化して冷却する。冷却後、40℃にて(10)〜(14)を添加し、均一に混合する。
【0026】
[実施例8] 化粧クリーム
(1)ステアリルアルコール 6.0(重量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加ラノリン 4.0
(4)スクワラン 9.0
(5)オクチルドデカノール 10.0
(6)ポリオキシエチレン(25E.O.)セチルアルコール 3.0
エーテル
(7)グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0
(8)1,3-ブチレングリコール 6.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)ガレクチン0.1重量%水溶液 0.2
(11)卵殻膜抽出タンパク質1.0重量%水溶液 1.0
(12)香料 0.1
(13)精製水 56.6
(1)〜(7)の油相成分を混合,加熱して70℃とする。一方、(8),(9)及び(13)の水相成分を混合,加熱して70℃とし、これに前記油相を添加して乳化させ、冷却後40℃にて(10)〜(12)を添加し、均一に混合する。
【0027】
本発明の上記実施例について、皮膚の老化症状の改善効果を評価した。評価は、皮膚におけるしわの形成や弾力の低下が顕著に認められる50〜60才代の男女パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較例をそれぞれブラインドにて1カ月間使用させて行った。なお比較例としては、各実施例においてガレクチンを配合せず、精製水にて全量を100重量%としたものを用いた。
【0028】
皮膚の老化症状としては、しわ,きめ及び弾性を指標とした。しわ及びきめについては、写真撮影及び皮膚表面のレプリカ採取により観察し、皮膚の弾性については、キュートメーターにより皮膚の粘弾性を測定して評価した。いずれも使用開始前と使用終了後の状態を比較し、しわ及びきめについては「改善」,「やや改善」,「変化なし」、皮膚弾性については「上昇」,「やや上昇」,「変化なし」の3段階で評価した。結果は表1において各評価を示したパネラー数にて示した。
【表1】
【0029】
表1において、実施例使用群ではいずれにおいてもしわ,きめの改善傾向及び皮膚弾性の上昇傾向の見られないパネラーは認められない。特にガレクチンとα-ヒドロキシカルボン酸等とを併用した皮膚外用剤である実施例2〜実施例5使用群においては、60〜85%のパネラーにしわの明らかな改善が、70〜90%のパネラーにきめの明らかな改善が、そして65〜95%のパネラーに皮膚弾性の明らかな上昇が認められていた。
【0030】
これに対し、ガレクチンもα-ヒドロキシカルボン酸等も含まない比較例1使用群では、しわ,きめの改善傾向及び皮膚弾性の上昇傾向はほとんど見られておらず、α-ヒドロキシカルボン酸等は含有するがガレクチンを含まない比較例2〜比較例5使用群でも、しわ,きめの改善状況及び皮膚弾性の上昇度は実施例使用群に比べて大幅に下回っていた。
【0031】
また、ガレクチン等の配合量の少ない化粧料である実施例6〜実施例8使用群においても、各比較例使用群と比べて明らかに良好なしわ,きめの改善、及び皮膚弾性の上昇が見られていた。
【0032】
続いて、実施例1〜実施例5について、皮膚の創傷治癒効果を評価した。評価は、マウス10匹を1群として、それぞれ背部に人工的に創傷を形成させ、実施例及び比較例の各試料を0.5gずつ1日2回,7日間塗布して、創傷形成部位の状態を観察して行った。創傷形成部位の状態は「完全に治癒している」,「やや治癒が認められる」,「治癒が認められない」の3段階で表し、それぞれに該当するマウスの数にて表2に示した。なお、本評価においても、各実施例においてガレクチンを精製水に代替したものを比較例とした。
【表2】
【0033】
表2より明らかなように、本発明の実施例塗布群ではすべてにおいて創傷の治癒の進行が認められていた。ガレクチン内包リポソームを含有する実施例1塗布群では、40%のマウスにおいて完全な治癒を認めており、ガレクチンとα-ヒドロキシカルボン酸等とを併用した実施例2〜実施例5塗布群では、60〜80%のマウスにおいて創傷の完全な治癒を認めていた。
【0034】
これに対し、比較例塗布群では、比較例4塗布群で1例に完全な創傷の治癒を認めたものの、各実施例塗布群に比べて創傷の治癒の進行度は遅いことが明らかに認められた。
【0035】
なお、本発明の各実施例については、25℃で1年間保存した後においても良好な製剤安定性が認められ、配合成分の分離,析出や変質による変色,異臭の発生は見られなかった。また、男女各30名によるモニター試験の結果、皮膚刺激性或いは皮膚感作性の発現は認められなかった。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、安定性及び皮膚に対する安全性が良好で、真皮線維芽細胞の増殖促進により、優れた皮膚の老化症状の予防,改善効果及び創傷治癒効果を有する皮膚外用剤を得ることができた。
Claims (6)
- ガレクチンの1種又は2種以上を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
- ガレクチンの1種又は2種以上と、α-ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体より選ばれる1種又は2種以上とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
- ガレクチンの1種又は2種以上と、線維芽細胞増殖因子とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
- ガレクチンの1種又は2種以上と、卵殻膜より抽出したタンパク質とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
- ガレクチンの1種又は2種以上と、コラーゲン,エラスチン及びこれらの誘導体より選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
- 皮膚外用剤が、化粧料であることを特徴とする、請求項1〜請求項5に記載の皮膚外用剤。
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JP04825296A JP3778302B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 皮膚外用剤 |
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JP04825296A JP3778302B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 皮膚外用剤 |
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JPH09216833A JPH09216833A (ja) | 1997-08-19 |
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Family Applications (1)
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JP04825296A Expired - Lifetime JP3778302B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 皮膚外用剤 |
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Country | Link |
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---|---|---|---|---|
JP2007051087A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Noevir Co Ltd | コラーゲン産生促進剤、並びにこれを配合した皮膚外用剤及び内服剤 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP04825296A patent/JP3778302B2/ja not_active Expired - Lifetime
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