JP3777316B2 - 多気筒エンジンの可変吸気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気分配箱に、スロットルボディの吸気道に連なる吸気入口を設け、前記吸気分配箱内を隔壁により、前記吸気入口にそれぞれ連通する第1及び第2分配室に区画し、これら第1及び第2分配室にそれぞれ開口してエンジンの第1及び第2バンクの吸気ポートにそれぞれ連なる第1及び第2吸気分岐管を吸気分配箱に連設し、前記隔壁に、前記第1及び第2分配室間を連通、遮断し得る開閉弁を設け、エンジンの運転状態に応じて前記開閉弁を開閉することにより吸気特性を変えて、エンジンの低速から高速に渡る広い運転域で高出力性能を維持し得るようにした、多気筒エンジンの可変吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる多気筒エンジンの可変吸気装置は、例えば特開平9−88746号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に開示されている吸気装置では、開閉弁を軸支すると共に、この開閉弁により開閉される弁孔を有する隔壁体が、分配箱本体と吸気マニホールドとの間に介裝される構成となっているので、開閉弁のメンテナンスに際しては、分配箱本体及び吸気マニホールド間を分解するという面倒な作業が必要となるため、メンテナンス性が良好とは言えない。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、吸気分配箱から、その外側の蓋体を取り外すだけで開閉弁のメンテナンスを行い得るようにして、メンテナンス性が良好であり、しかも弁孔の形成が容易であり、また開閉弁の開閉限界を規定するストッパ手段の構造が簡単であって、コストの低減に有効な前記多気筒エンジンの可変吸気装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ロットルボディの吸気道に連なる吸気入口を有する偏平な吸気分配箱内を隔壁により、前記吸気入口にそれぞれ連通する第1及び第2分配室に区画すると共に、これら第1及び第2分配室にそれぞれ開口してエンジンの第1及び第2バンクの吸気ポートにそれぞれ連なる第1及び第2吸気分岐管を前記吸気分配箱内に設け、前記隔壁には、前記第1及び第2分配室間を連通する弁孔と、この弁孔を開閉する開閉弁とを設け、その開閉弁を開閉駆動するアクチュエータを吸気分配箱に付設した、多気筒エンジンの可変吸気装置であって、前記吸気入口、前記第1及び第2吸気分岐管並びに前記隔壁の一半部が前記第1及び第2バンク側の前壁に一体成形されると共に、その反対側の後壁には前記第1及び第2分配室間に渡る開口部設けられる分配箱本体と、前記隔壁の他半部を有して、前記開口部を閉鎖するように分配箱本体に蓋体取付用ボルトで着脱可能に結合される軽金属製の蓋体とで前記吸気分配箱を構成し、その蓋体を高圧ダイカスト製として、前記隔壁の他半部に、前記弁孔と、この弁孔を開閉する開閉弁の弁軸を支持すべく同軸上に並ぶ複数の軸受孔とを形成し、また前記隔壁の他半部を隔壁他半部主体と、これにボルト結合される隔壁片とに分割して、その隔壁他半部主体には前記複数の軸受孔と、これら軸受孔間に配置されU字状の深い切欠きとを形成する一方、前記隔壁片には前記深い切欠きと共に前記弁孔を構成するU字状の浅い切欠きを形成し、前記U字状の深い切欠きの相対向する両側縁には、該両側縁間の距離が開口面に向かって広がるテーパを付し、前記蓋体の外面に、弁軸の一端に固着されて前記アクチュエータにより駆動される作動レバーを受け止めて前記開閉弁の開閉限界を規定するストッパ突起を一体に形成すると共に、そのストッパ突起に、該作動レバーを当接させる開閉限界調節用のストッパボルトを前記蓋体取付用ボルトと平行に螺着したことを特徴とする。
【0006】
この特徴によれば、蓋体及び開閉弁で1個の組立体を構成することになるから、蓋体を分配箱本体から取り外すことにより、開閉弁及びその周辺のメンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンス性の向上に寄与し得る。
【0007】
しかも軽合金高圧ダイカスト製の蓋体は、吸入分岐管と一体の分配箱本体に比して小型且つ形状が単純であるから、密鋳造が可能となる。したがって、弁孔の後加工が不要で、しかも高剛性で、且つ周囲の温度変化によっても歪みを生ずることがない高品質の蓋体が容易に得られると共に、それに軸支される開閉弁の良好な開閉作動を、周囲温度の変化に関係なく常に確保することができる。
【0008】
また前記隔壁の他半部を隔壁他半部主体と、これにボルト結合される隔壁片とに分割して、その隔壁他半部主体には前記複数の軸受孔と、これら軸受孔間に配置されるU字状の深い切欠きとを形成する一方、隔壁片には前記深い切欠きと共に前記弁孔を構成するよう、開口面相互を合わせるU字状の浅い切欠きを形成したことで、他半部主体及び隔壁片の鋳造時、それぞれが有して弁孔を構成する深い切欠き及び浅い切欠きからの離型が容易であり、鋳造後、面倒な弁孔仕上げ加工を施さずとも、内面に引っ掻き傷のない精密な弁孔を簡単に得ることができ、生産性の向上を図ることができる。
【0009】
さらに前記蓋体の外面に、弁軸の一端に固着されて前記アクチュエータにより駆動される作動レバーを受け止めて前記開閉弁の開閉限界を規定するストッパ突起を一体に形成したことで、アクチュエータにストッパ手段を設けることなく、開閉弁の開閉限界を正確に規定することができると共に、ストッパ突起の蓋体への一体化により構造の簡素化を図り、弁孔の形成が簡単であることゝ相俟って、コストの低減に大いに寄与し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0011】
図1は船外機の全体側面図、図2は図1の要部縦断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図5の6−6線断面図、図7は図5の7−7線断面図、図8は図5に対応した吸気マニホールドの要部分解図、図9は図8の9−9線断面図、図10は図9の10部拡大図、図11は図8の11矢視図、図12は図11の12−12線断面図、図13は図11の13−13線断面図、図14は蓋体の鋳造方法を示す断面図である。
【0012】
尚、以下の説明において、前後左右とは、船外機Oが取り付けられる船体Hを基準にして言うものとする。
【0013】
図1〜図3において、船体Hの後端に取り付けられる船外機Oは、マウントケース1、このマウントケース1の下端面に結合されるエクステンションケース2、及びこのエクステンションケース2の下端面に結合されるギヤケース3を備えており、マウントケース1の上端面にV型6気筒水冷式4ストロークエンジンEがクランク軸4を縦置きにして搭載される。
【0014】
またマウントケース1には、ステー13を介して環状のアンダカバー14が固着される。このアンダカバー14は、エンジンEの下部からエクステンションケース2の上部までの区間の周囲を覆うもので、その上端に、エンジンEを上方から覆うエンジンフード12が着脱可能に取り付けられる。このエンジンフード12及びアンダカバー14とにより、エンジンEを収容するエンジンルーム15が画成される。
【0015】
エンジンEは、縦置きのクランク軸4を支持するクランクケース5と、このクランクケース5から後方に向かってV字状に広がる左右一対のバンク6L,6Rとを有しており、クランクケース25の下面が前記マウントケース1の上部取り付け面にボルト結合される。
【0016】
図5及び図6に示すように、各バンク6L,6Rは、上下に配列する複数本(図示例では3本)のシリンダボア7L,7Rを備える。また左右のバンク6L,6Rは、クランクケース25の後端面にボルト結合され、上記左右のシリンダボア7L,7Rを有するシリンダブロック7と、このシリンダブロック7の、シリンダボア7L,7Rがそれぞれ開口する左右の後端面にボルト結合される一対のシリンダヘッド9L、9Rと、これらシリンダヘッド9L、9Rに形成される動弁室を閉じるべく、シリンダヘッド9L、9Rの後端面に結合される一対のヘッドカバー10L,10Rとから構成される。
【0017】
図2〜図4において、エンジンフード12の後面上部に空気取り入れ口16が設けられ、この空気取り入れ口16に連通して、下端をエンジンルーム15の下部に開放する偏平な通風ダクト17がエンジンフード12の後壁内面に沿って配設される。この通風ダクト17によりエンジンルーム15に取り入れられた空気は、吸気サイレンサ18及び吸気マニホールドMiを通して左右のバンク6L,6Rに吸気される。
【0018】
吸気サイレンサ18はエンジンEの上面に取り付けられるもので、箱型をなしており、左右一対の入口20,20と、これら入口20,20の間に配置される出口21とを備える。その出口21にスロットルボディ22の吸気道22aの上流端が接続される。その吸気道22aには、船体Hに設けられるアクセルレバー(図示せず)に連動するスロットル弁23が軸支される。
【0019】
図5〜図7において、前記スロットルボディ22の吸気道22aの下流端に連なる吸気マニホールドMiは、左右のバンク6L,6R間の谷間24に臨んで配設される。また上記谷間24には、左バンク6Lのシリンダヘッド9Lが有する複数の吸気ポート25Lに接続する複数の左吸気管26Lと、右バンク6Rのシリンダヘッド9Rに形成された複数の吸気ポート25Rに接続する複数の右吸気管26Rとが、各上流端を後方へ向けるようにして配設される。複数の左吸気管26Lの上流端には、これらを相互に連結する左連結フランジ27Lが一体に形成され、複数の右吸気管26Rの上流端には、これらを相互に連結する右連結フランジ27Rが一体に形成される。左右のバンク6L,6Rの吸気管26L,26Rに、対応するバンク6L,6Rの吸気弁に向かって燃料を噴射する電磁式の燃料噴射弁28L,28Rが取り付けられる。
【0020】
吸気マニホールドMiは、上下方向に長く且つ前後方向に偏平な形状を持つ吸気分配箱30を備え、これは左右のバンク6L,6Rの両後面を跨ぐように配置される。この吸気分配箱30の前壁上部には、中心部に吸気入口31を有する連結フランジ32が形成され、これに前記スロットルボディ22の下流端に形成した連結フランジ33が結合される。 吸気分配箱30内には上下方向に延びる隔壁35が設けられ、これによって吸気分配箱30の内部は、それぞれ吸気入口31に連通する左分配室37L及び右分配室37Rに区画される。隔壁35には、吸気入口31に流入した空気を左右の分配室37L,37Rに分流させる誘導壁36が連設される。
【0021】
また吸気分配箱30の前記谷間24に臨む前壁には、左右の分配室37L,37Rにそれぞれ連通する複数の左吸気分岐管38L及び右吸気分岐管38Rが一体に成形される。左右の複数の吸気分岐管38L,38Rの下流端には、これらを相互に連結する1個の連結フランジ39一体に成形され、これが前記左右の吸気管26L,26Rの連結フランジ27L,27Rにボルト結合される。
【0022】
吸気分配箱30の内部を左右の分配室37L,37Rに区画する前記隔壁35には、両分配室37L,37R間を直接連通する上下一対の弁孔40が設けられ、この弁孔40を開閉する一対のバタフライ型の開閉弁41が軸支される。
【0023】
而して、エンジンEの運転中、吸気サイレンサ18の左右の入口20,20に流入した空気は、吸気サイレンサ18内で合流し、出口21を出て、スロットルボディ22の吸気道22aを通り、吸気マニホールドMiの吸気分配箱30の吸気入口31に向かう。その際、吸気道22aでは、スロットル弁23の開度により、エンジンEの吸気量が制御される。
【0024】
エンジンEの低速運転域では、吸気分配箱30内の開閉弁41は閉じておくものであって、吸気マニホールドMiの吸気入口31に流入した空気は、上下に延びる左右の分配室37L,37Rに分流する。そして、左分配室37Lに分流した空気は、複数の左吸気分岐管38Lに更に分流し、左吸気管26Lを経て左バンク6Lの吸気ポート25Lを通り、対応するシリンダボア27Lに吸気される。また右分配室37Rに分流した空気は、複数の右吸気分岐管38Rに更に分流し、右吸気管26Rを経て右バンク6Rの吸気ポート25Rを通り、対応するシリンダボア27Rに吸気される。
【0025】
ところで、エンジンEの低速運転域では、左右の吸気分岐管38L,38Rの上流端が開口する左分配室37L及び右分配室37Rは、上部の吸気入口31との連通部を除いて、閉じ状態の開閉弁41により遮断されているから、左分配室37Lから左バンク6Lの吸気ポート25Lに至る吸気系と、右分配室37Rから右バンク6Rの吸気ポート25Rに至る吸気系とよりなる、互いに吸気干渉の生じない2系統の共鳴過給吸気系が構成され、しかもその各共鳴過給吸気系の固有振動がエンジンEの低速運転域での各バンク6L,6Rの吸気弁の開閉周期と略一致するように設定されており、したがって共鳴過給効果が有効に発揮され、エンジンの低速運転域での吸気充填効率が増大し、出力性能の向上を図ることができる。
【0026】
また、エンジンEの高速運転域では、吸気分配箱30内の開閉弁41は開くものであって、これにより左右の分配室37L,37Rは弁孔40を介して相互に連通して大容量の1個のサージタンクを構成し、このサージタンクに左右の吸気分岐管38L,38Rの上流端が開口するので、各バンク6L,6Rにおける吸気慣性の容量が増大し、共鳴吸気系の実質的な長さが減少して、該共鳴吸気系の固有振動数がエンジンEの高速運転域での各バンク6L,6Rの吸気弁の開閉周期と一致するように高まり、共鳴過給効果が有効に発揮されて、エンジンEの高速運転域での吸気充填効率が増大し、出力性能の向上を図ることができる。
【0027】
図5〜図8に示すように、吸気分配箱30は、合成樹脂製の分配箱本体43と、Al合金、Mg合金等の軽合金を素材とする高圧ダイカスト製の蓋体44とから構成される。分配箱本体43は、連結フランジ32、左右の吸気分岐管38L,38R及び隔壁35の一半部35aと一体に成形されるもので、吸気分岐管38L,38Rと反対側の後壁には、左右両分配室38L,38Rに渡って開口する開口部45が設けられ、その開口部45の周辺は、内向きの接合フランジ46となっている。蓋体44は前記開口部45を閉鎖するものであって、内側面に、前記開口部45を囲繞して前記接合フランジ46に対向するループ状の囲い壁47と前記隔壁35の他半部35bとが一体に形成され、また囲い壁47には複数の取り付けボス47aが形成される。そして囲い壁47をシール部材49を挟んで前記接合フランジ46に重ねると共に、取り付けボス47aを接合フランジ46にボルト51で結合することにより、前記開口部45は気密に閉鎖される。その際、隔壁35の一半部35aと他半部35b間にもシール部材52が介裝される。
【0028】
上下一対の前記弁孔40及び開閉弁41は隔壁他半部35bに設けられる。各弁孔40は長辺を上下方向に向け、且つ各角に丸みを付した長方形に形成され、それに対応して各開閉弁41も同様な長方形をなしている。上下一対の開閉弁41は、上下方向に延びる共通1本の弁軸53に取り付けられ、その弁軸53は、蓋体44の下端面から隔壁他半部35bにドリル加工された同軸3個の軸受孔54a,54b,54cで両端部及び中間部を回転自在に支承される。
【0029】
両弁孔40は、隔壁35の長手方向中央部より、軸受孔54a,54b,54cの加工開始端側である下端側に全体的にオフセット配置される。こうすると、弁軸53のスパンを開閉弁41の支持にのみ必要な最小長さに設定することができると共に、軸受孔54a,54b,54cの加工に際しては比較的短いドリルの使用が可能となり、各軸受孔54a,54b,54cの加工精度を、高度の熟練をようすることなく容易に上げることができる。また軸受孔54a,54b,54cの加工開始端は、吸気入口31と反対側に位置するので、吸気入口31の存在に関係なく比較的短いドリルをもって各軸受孔54a,54b,54cを容易且つ高精度に加工することができる。
【0030】
こうして、蓋板98と一体の隔壁他半部35bに開閉弁41が軸支されるので、蓋板98及び開閉弁41の組立体を組み立てた後、その蓋板98を吸気分配箱30に固着することにより、開閉弁41付きの吸気分配箱30を能率良く組み立てることができる。また分配箱本体43の接合フランジ46に結合される蓋体44内面のループ状の囲い壁47は、吸気分配箱30の必要容積を確保しながら、隔壁他半部35bと共に蓋体44の剛性を強化する補強リブの機能をも果たし、蓋体44の成形後の反りや分配箱本体43へのボルト締め付け力による歪みを防止しながら、蓋体44の薄肉化、延いては軽量化に寄与することができる。
【0031】
特に、弁孔40を有する蓋体44は、吸入分岐管38L,38Rと一体の分配箱本体43に比して小型且つ形状が単純であるから、高圧ダイカスト等の精密鋳造が可能となる。したがって、弁孔40の後加工が不要で、しかも高剛性で、且つ周囲の温度変化によっても歪みを生ずることがない高品質の蓋体44が容易に得ることができる。
【0032】
また蓋体44は、その内面の囲い壁体47により効果的に補強されるため、特に蓋体44と一体の隔壁他半部35bに穿設された軸受孔54a,54b,54cに変形を来すことがなく、上記軸受孔54a,54b,54cに弁軸53を支承させる開閉弁41を、周囲温度の変化に関係なく常にスムーズに開閉作動することができる。さらに蓋体44内面の囲い壁体47は、蓋体44の鋳造時の湯路を拡大する役目をも果たし、蓋体44の鋳造性を高めるので、品質の向上にも寄与する。
【0033】
蓋体44の外壁には、弁孔40に対応する部分に外方への膨出部44aが形成され、その形成により、その部分の隔壁他半部35bの高さの増加を得て、開口面積の大なる弁孔40の形成が可能となる。またその膨出部44aにより吸気分配箱30の容積増加を図ることもできる。
【0034】
さらに弁孔40の型成形を可能にするため、図9に示すように、隔壁他半部35bは、隔壁35の壁面と直交する面で弁孔40を分割するように、隔壁他半部主体55と隔壁片56とに分割され、各弁孔40は、隔壁他半部主体55の分割面に開口するU字状の比較的深い切欠き40aと、隔壁片56の分割面に開口するU字状の比較的浅い切欠き40bとを各開口面で相互に合わせて構成される。その際、U字状の比較的深い切欠き40aの相対向する両側縁には、該両側縁間距離が開口面に向かって広がるテーパθが付される。一方、U字状の比較的浅い切欠き40bには、その開口縁から底面にかけて丸みが付される。開閉弁41は、上記弁孔40に対応した形状に形成されることは言うまでもない。隔壁片56は、その両端部を隔壁他半部主体55にボルト57で結合される(図12参照)。
【0035】
図14から明らかなように、蓋体44の鋳造用金型95は、蓋体44の周縁部で分割される雌型95b及び雄型95aからなっており、雄型95aが前記深い切欠き40aの成形用突起97を備え、該突起97の両側縁には、深い切欠き40aと同一のテーパθが付してある。而して、両型95a、95bを閉じて、それらの間に画成されたキャビティ96に溶湯を流し込んで蓋体44を成形したとき、深い切欠き40aが雄型95aの突起97で形成される。鋳造後、両金型95a、95bを開けば、深い切欠き40a及び突起97の各両側縁に付されたテーパθが型抜き勾配となることで、深い切欠き40aからの離型を容易に行うことができるので、内面に引掻き傷のない精密な深い切欠き40aを得ることができる。また隔壁片56も同様に鋳造することにより、その浅い切欠き40bをも精密に形成することができる。したがって、鋳造後、面倒な弁孔加工が不要となり、生産性の向上を図ることができる。
【0036】
また弁孔40を複数とすると共に、これらを開閉する複数の開閉弁41に共通な弁軸53の両端部及び中間部を、隔壁他半部35bの複数の軸受孔54a,54b,54cにより支承するようにしたので、弁孔40の総合開口面積を大きく設定しつゝ弁軸53の撓みを防ぎ、開閉弁41のスムーズな開閉作動を確保することができる。
【0037】
図9、図11及び図13において、前記弁軸53の下端部は蓋体44の下方に突出しており、その下端部に作動レバー60が固着される。この作動レバー60は、周方向に間隔を置いて配置される3本のアーム60a,60b,60cを備えており、第1のアーム60aが、蓋体44の下端面に形成されたストッパ突起61に当接することにより開閉弁41の全開位置が規定され、第2のアーム60bが、上記ストッパ突起61に調節可能に螺着されたストッパボルト62に当接することにより開閉弁41の全閉位置が規定されるようになっている。そして作動レバー60には、開閉弁41を開き方向に付勢する弁ばね63が接続される。したがって、アクチュエータ64にストッパ手段を設けることなく、開閉弁41の開閉限界を正確に規定することができると共に、ストッパ突起97の蓋体44への一体化により構造の簡素化を図り、弁孔40の形成が簡単であることゝ相俟って、コストの低減に大いに寄与し得る。
【0038】
第3のアーム60cには、負圧アクチュエータ64の作動杆65が連結される。負圧アクチュエータ64は、蓋体44の下面にねじ止めされたブラケット67に支持されるケーシング66と、ケーシング66の内部を大気室69と作動室70とに区画して外周縁をケーシング66に結合されるダイヤフラム71とを備えており、このダイヤフラム71の中心に、大気室69を貫通して前記第3のアーム60cにピボット連結される作動杆65が固着される。また作動室70には、ダイヤフラム71を開閉弁41の開き方向に付勢する戻しばね72が収容される。
【0039】
負圧アクチュエータ64のケーシング66には、上記負圧室に連なる負圧導入管73が突設され、これと負圧タンク74とを結ぶ負圧導管75の途中に制御76が介裝される。この制御76は電磁弁で構成され、図示しない電子制御ユニットによる制御により、エンジンEの低速運転域では励磁されて負圧導管75を導通状態にし、高速運転域で消磁されて負圧導管75を不通にすると共に、負圧アクチュエータ64の負圧室を大気に解放するようになっている。したがって、エンジンEの低速運転域では、負圧アクチュエータ64が作動して開閉弁41を閉じ、高速運転域になると、負圧アクチュエータ64が不作動状態となるので、開閉弁41は弁ばね63の付勢力で開くことになる。
【0040】
前記負圧タンク74には、前記吸気分配箱30の上部に形成した負圧取り出し管78に連なる負圧導管79が接続され、この負圧導管79の途中に、負圧タンク74から負圧取り出し管78への負圧の逆流を阻止するチェック弁80が介裝される。したがって、エンジンEの運転中、吸気分配箱30に発生する吸気負圧を負圧導管79及びチェック弁80を通して負圧タンク74に蓄えることができる。
【0041】
図9及び図10に示すように、蓋体44の下端面には、最下部の軸受孔22aの外端に隣接する環状のシールハウジング82と、更にシールハウジング82の外端に隣接するワッシャハウジング83とが形成される。シールハウジング82には環状のシール部材84が装着され。ワッシャハウジング83には、弁軸53の外周に係止されてシール部材84の外端面に対向するクリップ85と、このクリップ85に回転摺動可能に当接する1枚もしくは複数枚のワッシャ86が収容され、このワッシャ86の離脱を阻止する押さえ板87が蓋体44の下面にねじ止めされる。上記シール部材84はゴム等の弾性材からなるもので、その内周面には、互いに離反する方向に突出して弁軸53の外周面に密接する一対のシールリップ84a,84bを一体に備え、また外周面には、シールハウジング82の内周面に圧入される金属製の補強環89が焼き付けられている。
【0042】
而して、エンジンEの運転中、吸気分配箱30内で吸気脈動、即ち負圧と正圧が交互に繰り返される圧力変動が発生しても、シール部材84の上記シールリップ84a,84bにより、最下部の軸受孔54aを通して外気が吸気分配箱30内に侵入したり、吸気分配箱30内の圧力が漏出したりすることを確実に防ぎ、吸気道吸気分配箱30への埃の侵入や、吹き返し時の燃料、ブローバイオイル等の漏出を回避することができる。
【0043】
図13に示すように、アクチュエータ64は、吸気分配箱30の下方への投影図形内に収まるように配置される。その際、アクチュエータ64の吸気分配箱30に対する干渉を回避すべく、図6及び図11に示すように、吸気分配箱30の下面にアクチュエータ64の上部を受容する凹部90が形成される。
【0044】
而して、開閉弁41を開閉駆動するアクチュエータ64の位置は、開閉弁41の弁軸53に対する作動レバー60の結合位置の選定により、弁軸53の周囲で自由に設定し得るため、このアクチュエータ64を前方に傾けるだけで、吸気分配箱30の上下方向投影図形の領域内に収めることが可能であり、したがってアクチュエータ64と、これにより吸気分配箱30の後面に近接したエンジンフード12の後壁との干渉を簡単に回避することができる。しかも吸気入口31及びアクチュエータ64は、吸気分配箱30の上下両端部に配置されるので、それらの干渉をも回避して、吸気装置のコンパクト化を図ることができる。しかも吸気分配箱30下面の凹部90にアクチュエータ64の上部を受容させることにより比較的大型のアクチュエータ64を吸気分配箱30やエンジンフード12に干渉させることなく、狭いエンジンルームに設置することができる。
【0045】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、本発明を自動車用エンジンの可変吸気装置に適用することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ロットルボディの吸気道に連なる吸気入口を有する偏平な吸気分配箱内を隔壁により、吸気入口にそれぞれ連通する第1及び第2分配室に区画すると共に、これら第1及び第2分配室にそれぞれ開口してエンジンの第1及び第2バンクの吸気ポートにそれぞれ連なる第1及び第2吸気分岐管を吸気分配箱内に設け、隔壁には、第1及び第2分配室間を連通する弁孔と、この弁孔を開閉する開閉弁とを設け、その開閉弁を開閉駆動するアクチュエータを吸気分配箱に付設した、多気筒エンジンの可変吸気装置であって、吸気入口、第1及び第2吸気分岐管並びに隔壁の一半部が第1及び第2バンク側の前壁に一体成形されると共に、その反対側の後壁には第1及び第2分配室間に渡る開口部設けられる分配箱本体と、隔壁の他半部を有して、前記開口部を閉鎖するように分配箱本体に蓋体取付用ボルトで着脱可能に結合される軽金属製の蓋体とで吸気分配箱を構成したので、蓋体及び開閉弁で1個の組立体を構成することになるから、蓋体を分配箱本体から取り外すことにより、開閉弁及びその周辺のメンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンス性の向上に寄与し得る。
【0047】
また上記蓋体を高圧ダイカスト製として、隔壁の他半部に、弁孔と、この弁孔を開閉する開閉弁の弁軸を支持すべく同軸上に並ぶ複数の軸受孔とを形成し、また隔壁の他半部を隔壁他半部主体と、これにボルト結合される隔壁片とに分割したので、軽合金鋳造製の蓋体は、吸入分岐管と一体の分配箱本体に比して小型且つ形状が単純であるから、高圧ダイカスト等の精密鋳造が可能となる。したがって、弁孔の後加工が不要で、しかも高剛性で、且つ周囲の温度変化によっても歪みを生ずることがない高品質の蓋体が容易に得られと共に、それに軸支される開閉弁の良好な開閉作動を、周囲温度の変化に関係なく常に確保することができる。
【0048】
さらに上記隔壁他半部主体には複数の軸受孔と、これら軸受孔間に配置されU字状の深い切欠きとを形成する一方、隔壁片には深い切欠きと共に弁孔を構成するU字状の浅い切欠きを形成し、U字状の深い切欠きの相対向する両側縁には、該両側縁間の距離が開口面に向かって広がるテーパを付したので、他半部主体及び隔壁片の高圧ダイカスト鋳造時、それぞれが有して弁孔を構成する深い切欠き及び浅い切欠きからの離型が容易であり、鋳造後、面倒な弁孔仕上げ加工を施さずとも、内面に引っ掻き傷のない精密な弁孔を簡単に得ることができ、生産性の向上を図ることができる。
【0049】
しかも上記蓋体の外面に、弁軸の一端に固着されてアクチュエータにより駆動される作動レバーを受け止めて開閉弁の開閉限界を規定するストッパ突起を一体に形成すると共に、そのストッパ突起に、該作動レバーを当接させる開閉限界調節用のストッパボルトを蓋体取付用ボルトと平行に螺着したので、アクチュエータにストッパ手段を設けることなく、開閉弁の開閉限界を正確に規定することができると共に、ストッパ突起の蓋体への一体化により構造の簡素化を図り、弁孔の形成が簡単であることゝ相俟って、コストの低減に大いに寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る船外機の全体側面図。
【図2】 図1の要部縦断面図。
【図3】 図2の3−3線断面図。
【図4】 図2の4−4線断面図。
【図5】 図4の5−5線断面図。
【図6】 図5の6−6線断面図。
【図7】 図5の7−7線断面図。
【図8】 図5に対応した吸気マニホールドの要部分解図。
【図9】 図8の9−9線断面図。
【図10】 図9の10部拡大図。
【図11】 図8の11矢視図。
【図12】 図11の12−12線断面図。
【図13】 図11の13−13線断面図。
【図14】 蓋体の鋳造方法を示す断面図。
【符号の説明】
E・・・・・エンジン
6L,6R・・・第1,第2バンク(左、右バンク)
22・・・・スロットルボディ
22a・・・吸気道
25L,25R・・・第1,第2吸気ポート(左、右吸気ポート)
30・・・・吸気分配箱
31・・・・吸気入口
35・・・・隔壁
35a・・・隔壁一半部
35b・・・隔壁他半部
37L,37R・・・第1,第2分配室(左、右分配室)
38L,38R・・・第1,第2吸気分岐管(左、右吸気分岐管)
40・・・・弁孔
40a・・・深い切欠き
40b・・・浅い切欠き
41・・・・開閉弁
43・・・・分配箱本体
44・・・・蓋体
45・・・・開口部
53・・・・弁軸
54a〜54c・・・軸受孔
55・・・・隔壁他半部主体
56・・・・隔壁片
60・・・・作動レバー
61・・・・ストッパ突起

Claims (1)

  1. ロットルボディ(22)の吸気道(22a)に連なる吸気入口(31)を有する偏平な吸気分配箱(30)内を隔壁(35)により、前記吸気入口(31)にそれぞれ連通する第1及び第2分配室(37L,37R)に区画すると共に、これら第1及び第2分配室(37L,37R)にそれぞれ開口してエンジン(E)の第1及び第2バンク(6L,6R)の吸気ポート(25L,25R)にそれぞれ連なる第1及び第2吸気分岐管(38L,38R)を前記吸気分配箱(30)内に設け、前記隔壁(35)には、前記第1及び第2分配室(37L,37R)間を連通する弁孔(40)と、この弁孔(40)を開閉する開閉弁(41)とを設け、その開閉弁(41)を開閉駆動するアクチュエータ(64)を吸気分配箱(30)に付設した、多気筒エンジンの可変吸気装置であって、
    前記吸気入口(31)、前記第1及び第2吸気分岐管(38L,38R)並びに前記隔壁(35)の一半部(35a)が前記第1及び第2バンク(6L,6R)側の前壁に一体成形されると共に、その反対側の後壁には前記第1及び第2分配室(37L,37R)間に渡る開口部(45)設けられる分配箱本体(43)と、前記隔壁(35)の他半部(35b)を有して、前記開口部(45)を閉鎖するように分配箱本体(43)に蓋体取付用ボルト(51)で着脱可能に結合される軽金属製の蓋体(44)とで前記吸気分配箱(30)を構成し、
    その蓋体(44)を高圧ダイカスト製として、前記隔壁(35)の他半部(35b)に、前記弁孔(40)と、この弁孔(40)を開閉する開閉弁(41)の弁軸(53)を支持すべく同軸上に並ぶ複数の軸受孔(54a,54b,54c)とを形成し、
    また前記隔壁(25)の他半部(35b)を隔壁他半部主体(55)と、これにボルト結合される隔壁片(56)とに分割して、その隔壁他半部主体(55)には前記複数の軸受孔(54a,54b,54c)と、これら軸受孔(54a,54b,54c)間に配置されU字状の深い切欠き(40a)とを形成する一方、前記隔壁片(56)には前記深い切欠き(40a)と共に前記弁孔(40)を構成するU字状の浅い切欠き(40b)を形成し、
    前記U字状の深い切欠き(40a)の相対向する両側縁には、該両側縁間の距離が開口面に向かって広がるテーパ(θ)を付し、
    前記蓋体(44)の外面に、弁軸(53)の一端に固着されて前記アクチュエータ(64)により駆動される作動レバー(81)を受け止めて前記開閉弁(41)の開閉限界を規定するストッパ突起(61)を一体に形成すると共に、そのストッパ突起(61)に、該作動レバー(81)を当接させる開閉限界調節用のストッパボルト(62)を前記蓋体取付用ボルト(51)と平行に螺着したことを特徴とする、多気筒エンジンの可変吸気装置。
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