JP3776905B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Description
(a)第1の軸線(20)の方向から進んで来た複数個の光束を第1の軸線(20)とは別の第2の軸線(22)の方向へ反射する光反射用光学素子(18,120,122,124,126)
(b)第2の軸線(22)の方向へ光反射用光学素子(18,120,122,124,126)から進んで来た各光束についてのスポット(M,E,F,G,H,I,J)を記録媒体(28)の各トラック(42)に形成するスポット形成手段(26)
(c)第1の軸線(20)と第2の軸線(22)との交点を基準点(38)としこの基準点(38)を通る少なくとも1本の回転軸線の周りに光反射用光学素子(18,120,122,124,126)を回転自在にシャーシ(80)に支持する支持手段(70,92)
(d)記録媒体(28)のスポット列(I,G,E,M,F,H,J)がスポット形成手段(26)の有効範囲内に収まるように及び/又は複数個のスポット(M,E,F,G,H,I,J)の結像状態がほぼ等しくなるように光反射用光学素子(18,120,122,124,126)の回転位置を調整された後の光反射用光学素子(18,120,122,124,126)をシャーシ(80)に固定している固定手段(98,102)
(e)スポット形成手段(26)を通過して来る各スポット(M,E,F,G,H,I,J)の反射光を検出する反射光検出手段(34)
(a)第1の軸線(20)の方向から進んで来た複数個の光束を第1の軸線(20)とは別の第2の軸線(22)の方向へ反射する光反射用光学素子(18,120,122,124,126)
(b)第2の軸線(22)の方向へ光反射用光学素子(18,120,122,124,126)から進んで来た各光束についてのスポット(M,E,F,G,H,I,J)を記録媒体(28)の各トラック(42)に形成するスポット形成手段(26)
(c)第1の軸線(20)及び/又は第2の軸線(22)の方向へシャーシ(80)に対して光反射用光学素子(18,120,122,124,126)を移動自在に支持する支持手段(110)
(d)記録媒体(28)のスポット列(I,G,E,M,F,H,J)がスポット形成手段(26)の有効範囲内に収まるように第1の軸線(20)及び/又は第2の軸線(22)の方向へ光反射用光学素子(18,120,122,124,126)の位置を調整された後の光反射用光学素子(18,120,122,124,126)をシャーシ(80)に固定している固定手段(98,102)
(e)スポット形成手段(26)を通過して来る各スポット(M,E,F,G,H,I,J)の反射光を検出する反射光検出手段(34)
を有している。
図10は光ピックアップ装置10の概略図である。光ピックアップ装置10において、半導体レーザ12、回折格子14、及びビームスプリッタ16は、中心点を第1の軸線20上に揃えて、配設される。第1の軸線20は三角プリズム18に達し、第2の軸線22は第1の軸線20に対して直角に三角プリズム18から延び出し、例えばCD−ROM等の光ディスク28にほぼ直角に交わっている。コリメータレンズ24及び対物レンズ26は、中心点を第2の軸線22上に配設される。第3の軸線30は第1の軸線20に対して直角にビームスプリッタ16から延び出し、ディテクターレンズ32及び光検出装置34は、中心点を第3の軸線30上に揃えて、配設される。半導体レーザ12から出射された1個の光束は、回折格子14の通過に伴い、第1の軸線20に対して直角方向へほぼ1列の計7個の光束に分解する。7個の内の真ん中の光束はほぼ第1の軸線20上に位置する。これら7個の光束は、第1の軸線20の方向へ進み、ビームスプリッタ16を通過し、三角プリズム18へ向かう。そして、三角プリズム18において反射し、コリメータレンズ24及び対物レンズ26を順番に通過し、光ディスク28にスポット(M,E,F,G,H,I,J)として照射される。各スポット(M,E,F,G,H,I,J)の反射光は、対物レンズ26、コリメータレンズ24、三角プリズム18を逆進し、ビームスプリッタ16においてほぼ直角にディテクターレンズ32の方へ向きを変更し、ディテクターレンズ32を経て、光検出装置34に達する。
18 三角プリズム(光反射用光学素子)
20 第1の軸線
22 第2の軸線
26 対物レンズ(スポット形成手段)
28 光ディスク(記録媒体)
34 光検出装置(反射光検出手段)
38 基準点
42 トラック
60 プリズムホルダ(ホルダ)
70 凹側球面部分(球面嵌合部)
70 凹側球面部分(支持手段)
80 シャーシ
92 凸側球面部(球面嵌合部)
92 凸側球面部(支持手段)
98 ねじ(固定手段)
102 板ばね(固定手段)
110 回転止め兼案内(支持手段)
120 内面反射型三角プリズム(光反射用光学素子)
122 半球ミラー(光反射用光学素子)
124 円板ミラー(光反射用光学素子)
126 ミラー体(光反射用光学素子)
I,G,E,M,F,H,J スポット
Claims (4)
- 第1の軸線の方向から進んで来た複数個の光束を前記第1軸線とは別の第2の軸線の方向へ反射する光反射用光学素子、
前記第2軸線の方向へ前記光反射用光学素子から進んで来た各光束についてのスポットを記録媒体の各トラックに形成するスポット形成手段、
前記第1軸線と前記第2軸線との交点を基準点としこの基準点を通る前記第1軸線、第2軸線、及びこの双方に垂直な第3の軸線の周りの回転位置をそれぞれ独立に調整し得るように前記光反射用光学素子を装置のシャーシ上で支持する支持手段、
前記記録媒体のスポット列が前記スポット形成手段の有効範囲内に収まるように及び/又は複数個のスポットの結像状態がほぼ等しくなるように前記光反射用光学素子の回転位置を調整された後の前記光反射用光学素子を前記シャーシに固定している固定手段、及び
前記スポット形成手段を通過して来る前記各スポットの反射光を検出する反射光検出手段を備え、
前記支持手段は、内側が凹側球面部分となっている弓形部、該弓形部の円弧側から突出た柄部、該柄部に設けられ、該柄部の厚さ方向に貫通したばか穴、前記弓形の周縁部に対し前記凹側球面部分を介して下降した低面となっている低面部、該底面部に固設され、底面部から所定高さに達し、前記光反射用光学素子が固定される固定用部材を備え、前記光反射用光学素子を該固定用部材により支持する光反射用光学素子ホルダを備え、
前記シャーシは、前記光反射用光学素子及び固定用部材の部分をそのシャーシの内側に落とし込み可能とする落とし込み穴、該落とし込み穴近傍のシャーシ外側に設けられ、相互に平行に延び、シャーシ面より隆起している凸条部、前記落とし込み穴の周囲に設けられ、前記凹側球面部分に球面嵌合し得る凸側球面部、該凸側球面部を介してシャーシ面より隆起し、1個の円形平面の一部を形成している隆起平面部分を備え、
前記光反射用光学素子の回転位置の調整を、前記落とし込み穴に前記光反射用光学素子及び固定用部材の部分を落とし込み、前記柄部を、ねじにより、前記ばか穴を通し、ワッシャを介してシャーシに取り付け、前記弓形部を、前記凸条部に係止した板ばねで押圧することにより前記凹側球面部分が前記凸側球面部に嵌合するように仮止めし、前記ねじの締め付け、前記弓形部のシャーシ面方向への押圧、及び前記柄部のシャーシ面に沿った方向への押圧により、それぞれ前記第1〜第3軸線周りについて独立に行うことができるように構成したことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記光反射用光学素子は三角プリズムであり、前記固定用部材は上端に座面を有する座部、及び該座部の柄部側の辺部より起立している起立部を備え、前記光反射用光学素子ホルダは前記三角プリズムを該座部及び起立部のなす直角のコーナに突き当てつつ支持するものであることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
- 前記ばか穴は前記ねじより径が大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
- 前記プリズムホルダと前記固定用部材とは別体となっており、前記底面部から隆起し、前記固定用部材を上下方向へ案内する相互に平行な1対の回転止め兼案内と、前記底面部と固定用部材間をワッシャを介してねじ止めするねじとを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
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JP2003365141A JP3776905B2 (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 光ピックアップ装置 |
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JP2003365141A JP3776905B2 (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 光ピックアップ装置 |
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Publications (2)
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JP3776905B2 true JP3776905B2 (ja) | 2006-05-24 |
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ID=32290919
Family Applications (1)
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JP2003365141A Expired - Fee Related JP3776905B2 (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 光ピックアップ装置 |
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2003
- 2003-10-24 JP JP2003365141A patent/JP3776905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2004103242A (ja) | 2004-04-02 |
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