JP3776363B2 - 移動通信端末認識システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定のサービスエリア内にケーブルテレビサービスを提供するケーブルテレビ局から他のサービスエリア内にケーブルテレビサービスを提供するケーブルテレビ局に移動通信端末が移動して、ケーブルテレビサービスの提供を受けた場合でもケーブルテレビ局相互のサービス提供情報を管理することができる移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からケーブルテレビジョンサービス(以下、単にCATVという)が普及しつつある。このCATVシステムは、難視聴地域や特定地域に対するテレビジョン放送の提供、インターネット等のコンピュータ通信網への接続サービス等が提供される。
【0003】
このCATVのテレビジョン放送の提供内容としては、天気予報、交通情報、イベントの開催、音楽、映画等のコンテンツがあり、CATV局のサービスエリア内に居住するユーザはCATV局と直接契約して室内に専用回線を引き、この専用回線からコンテンツの提供を受け、コンテンツの内容に応じて課金された料金をCATV局に払い込むようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来のCATVサービスにあっては、専用回線を介してCATVからコンテンツの提供を受けていたため、例えば、屋外において車両に搭載したCATVモバイル端末等の移動通信端末からコンテンツの提供を受けることができなかった。このため、例えば、上述のように車両にCATVモバイル端末を搭載しても移動先でCATVサービスを受けることができなかった。
【0006】
また、CATVシステムは、サービスエリア毎に受信者と契約が行なわれるため、他のサービスエリアに移動した場合には、CATVサービスを一切受けることができなかった。
【0007】
したがって、車両に移動通信端末を搭載して自局のサービスエリア内は勿論のこと他のサービスエリアに移動した場合にでもコンテンツの提供を受けることが望まれている。
【0008】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、事業者が異なるサービスエリアに移動体が移動した場合であっても、ケーブルテレビジョンサービスに関するコンテンツの提供を受けることができるとともに、ユーザが位置するサービスエリアを簡単に特定してユーザと通信を行なうことができる移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の移動通信端末認識システムは、無線によりケーブルテレビサービス回線に接続可能な移動通信端末と、複数のサービスエリア内に設置されたCATV局にそれぞれ設けられ、前記移動通信端末にケーブルテレビジョンサービスに関するコンテンツの配信を行なう中継装置と、前記中継装置と通信を行うとともに前記中継装置を介して前記移動通信端末と通信を行なうセンター装置とを備え、前記移動通信端末は、前記中継装置に対してリクエスト情報およびユーザ情報を送信する端末側第1の送信手段と、前記中継装置から中継位置識別情報を受け取ると、無線通信により前記中継装置に対してコンテンツ要求情報を送信する端末側第2の送信手段と、前記中継装置から配信された前記コンテンツの利用履歴を記憶するメモリと、前記センター装置より前記中継装置の接続局情報と前記ユーザ情報の問い合わせが行われると、前記センター装置に対して現在のサービスエリア内で割り振られている中継位置識別情報と利用履歴およびログインしている前記ユーザ情報を送信する端末側第3の送信手段とを備え、前記中継装置は、前記移動通信端末から前記コンテンツ要求情報を受信する中継装置側受信手段と、前記移動通信端末にコンテンツを配信して、前記コンテンツの配信履歴を記憶するとともに、前記CATV局との契約により前記ユーザ情報を記憶するサーバと、前記リクエスト情報および前記ユーザ情報を受け付けると、前記中継位置識別情報を前記移動通信端末に送信し、前記移動通信端末から送られてきた前記ユーザ情報と前記サーバ内のユーザ情報とを比較し、この比較結果が有効であるか、または他のCATV局のユーザの識別情報が入力した場合に、前記センター装置に問い合わせて照合が成立すると前記中継位置識別情報を付与して自局のコンテンツを配信する中継装置側第1の送信手段と、前記センター装置から前記コンテンツの配信履歴の問い合わせが行なわれると、前記サーバに記憶された前記配信履歴を前記センター装置に送信する中継装置側第2の送信手段とを備え、前記センター装置は、前記移動通信端末が受け取ったコンテンツの利用履歴を問い合わせるセンター装置側第1の送信手段と、前記中継装置からのコンテンツの配信履歴を受信するセンター装置側第1の受信手段と、前記移動通信端末にユーザ情報を問い合わせるセンター装置側第2の送信手段と、前記ユーザ情報および前記移動通信端末が前記中継装置から割り振られている中継位置識別情報を受信するセンター装置側第2の受信手段と、前記配信履歴を集計する集計サーバと、前記配信履歴と前記利用履歴とを比較し、この比較結果に基づいて前記利用履歴および前記配信履歴に対する課金処理を行い、次いで、集計した前記利用履歴と中継局の前記配信履歴とのマッチング処理を行い、前記利用履歴と前記配信履歴が一致する場合には、配信した各CATV局に利用したコンテンツに対する課金処理を行い、一致しない場合には、個別に配信履歴および利用履歴の確認を行って課金処理を行う課金手段とを備えたものから構成されている。
【0010】
このような構成により、移動体が自局と異なる中継装置のサービスエリア内に移動したときに、移動通信端末が無線によって他の中継装置からコンテンツを受信し、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末で受信した利用履歴を中継装置と移動通信端末でそれぞれ記憶する。そして、センター装置からマルチキャスト通信で各中継装置に配信履歴を問い合わせて各中継装置の配信履歴を集計する。
【0011】
そして、センター装置により、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末が受信したコンテンツの利用履歴を照し合わせることができるため、中継装置から実際に配信されたコンテンツと移動通信端末が実際に受信したコンテンツに対する課金を正確に行なうことができ、各中継装置に対して正確な料金の払い込みを行なうことができる。
【0012】
このため、移動通信端末が他業者のサービスエリアに移動した場合でも、移動後の中継装置からコンテンツを利用することができる上に、センター装置で一括して配信履歴を管理することができる。
【0013】
また、センター装置から各中継装置に対してマルチキャスト通信によってログインしている移動通信端末のユーザ情報を問い合わせることにより、各中継装置から移動通信端末に割り当てられた個々のサービスエリアにおける中継位置識別情報(例えば、ローカルIP)に関わらずに、他業者のサービスエリアに移動した特定のユーザと通信を行ない、このサービスエリアに設置された中継装置から移動通信装置に配信されたコンテンツの利用履歴を得ることができる。
また、センター装置により、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末が受信したコンテンツの利用履歴を照し合わせて、その結果が一致しない場合には、中継装置と個別に配信履歴および利用履歴の確認を行なうことができるため、課金漏れが発生した場合でも適切に対処することができる。
【0014】
また、本発明の移動通信端末認識システムは、前記ユーザ情報は、ICカードまたは磁気カードに書き込まれた個人情報から構成される。
このような構成により、利用者が移動通信端末にログインする際のログイン名を見ることができなくとも、移動通信端末にログインする際にICカードや磁気カードに書き込まれたユーザ情報(ID)で各サービスエリアにログインすることができるため、ユーザを特定することができ、コンテンツの提供に際しての不正使用を防止することができる。
【0015】
また、移動通信端末を変えたり、交換した場合にでもICカードや磁気カードに書き込まれたユーザ情報の変更がないため、センター装置はサービスエリアにログインしている特定ユーザから情報収集を行なうことができる。
【0016】
また、本発明の移動通信端末認識システムに用いる移動通信端末は、前記中継装置に対してリクエスト情報およびユーザ情報を送信する端末側第1の送信手段と、前記中継装置から中継位置識別情報を受け取ると、無線通信により前記中継装置に対してコンテンツ要求情報を送信する端末側第2の送信手段と、前記中継装置から配信された前記コンテンツの利用履歴を記憶するメモリと、前記センター装置より前記中継装置の接続局情報と前記ユーザ情報の問い合わせに対し、前記センター装置に対して現在のサービスエリア内で割り振られている中継位置識別情報と利用履歴およびログインしている前記ユーザ情報を送信する端末側第3の送信手段とを備えたものから構成されている。
【0017】
このような構成により、移動体が自局と異なる中継装置のサービスエリア内に移動したときに、移動通信端末が無線によって他の中継装置からコンテンツを受信し、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末で受信した利用履歴を中継装置と移動通信端末でそれぞれ記憶する。そして、センター装置からマルチキャスト通信で各中継装置に配信履歴を問い合わせて各中継装置の配信履歴を集計する。
【0018】
このため、移動通信端末が他業者のサービスエリアに移動した場合でも、移動後の中継装置からコンテンツを利用することができる上に、センター装置で一括して配信履歴を管理することができる。
【0019】
また、センター装置から各中継装置に対してマルチキャスト通信によってログインしている移動通信端末のユーザ情報を問い合わせることにより、各中継装置から移動通信端末に割り当てられた中継位置識別情報(例えば、ローカルIP)に関わらずに、他業者のサービスエリアに移動した特定のユーザと通信を行ない、このサービスエリアに設置された中継装置から移動通信装置に配信されたコンテンツの利用履歴を得ることができる。
【0020】
また、本発明の移動通信端末認識システムに用いる中継装置は、前記移動通信端末から前記コンテンツ要求情報を受信する中継装置側受信手段と、前記移動通信端末にコンテンツを配信して、前記コンテンツの配信履歴を記憶するとともに、前記CATV局との契約により前記ユーザ情報を記憶するサーバと、前記リクエスト情報および前記ユーザ情報を受け付けると、前記中継位置識別情報を前記移動通信端末に送信し、前記移動通信端末から送られてきた前記ユーザ情報と前記サーバ内のユーザ情報とを比較し、この比較結果が有効であるか、または他のCATV局のユーザの識別情報が入力した場合に、前記センター装置に問い合わせて照合が成立すると前記中継位置識別情報を付与して自局のコンテンツを配信する中継装置側第1の送信手段と、前記センター装置から前記コンテンツの配信履歴の問い合わせが行なわれると、前記サーバに記憶された前記配信履歴を前記センター装置に送信する中継装置側第2の送信手段とを備えたものから構成されている。
【0021】
このような構成により、移動体が自局と異なる中継装置のサービスエリア内に移動したときに、移動通信端末が無線によって他の中継装置からコンテンツを受信し、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末で受信した利用履歴を中継装置と移動通信端末でそれぞれ記憶する。そして、センター装置からマルチキャスト通信で各中継装置に配信履歴を問い合わせて各中継装置の配信履歴を集計する。
【0022】
このため、移動通信端末が他業者のサービスエリアに移動した場合でも、移動後の中継装置からコンテンツを利用することができる上に、センター装置で一括して配信履歴を管理することができる。
【0023】
また、センター装置から各中継装置に対してマルチキャスト通信によってログインしている移動通信端末のユーザ情報を問い合わせることにより、各中継装置から移動通信端末に割り当てられた中継位置識別情報(例えば、ローカルIP)に関わらずに、他業者のサービスエリアに移動した特定のユーザと通信を行ない、このサービスエリアに設置された中継装置から移動通信装置に配信されたコンテンツの利用履歴を得ることができる。
【0024】
また、本発明の移動通信端末認識システムに用いるセンター装置は、前記移動通信端末が受け取ったコンテンツの利用履歴を問い合わせるセンター装置側第1の送信手段と、前記中継装置からのコンテンツの配信履歴を受信するセンター装置側第1の受信手段と、前記移動通信端末にユーザ情報を問い合わせるセンター装置側第2の送信手段と、前記ユーザ情報および前記移動通信端末が前記中継装置から割り振られている中継位置識別情報を受信するセンター装置側第2の受信手段と、前記配信履歴を集計する集計サーバと、前記配信履歴と前記利用履歴とを比較し、この比較結果に基づいて前記利用履歴および前記配信履歴に対する課金処理を行い、次いで、集計した前記利用履歴と中継局の前記配信履歴とのマッチング処理を行い、前記利用履歴と前記配信履歴が一致する場合には、配信した各CATV局に利用したコンテンツに対する課金処理を行い、一致しない場合には、個別に配信履歴および利用履歴の確認を行って課金処理を行う課金手段とを備えたものから構成されている。
【0025】
このような構成により、移動体が自局と異なる中継装置のサービスエリア内に移動したときに、移動通信端末が無線によって他の中継装置からコンテンツを受信し、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末で受信した利用履歴を中継装置と移動通信端末でそれぞれ記憶する。そして、センター装置からマルチキャスト通信で各中継装置に配信履歴を問い合わせて各中継装置の配信履歴を集計する。
【0026】
このため、移動通信端末が他業者のサービスエリアに移動した場合でも、移動後の中継装置からコンテンツを利用することができる上に、センター装置で一括して配信履歴を管理することができる。
【0027】
また、センター装置から各中継装置に対してマルチキャスト通信によってログインしている移動通信端末のユーザ情報を問い合わせることにより、各中継装置から移動通信端末に割り当てられた中継位置識別情報(例えば、ローカルIP)に関わらずに、他業者のサービスエリアに移動した特定のユーザと通信を行ない、このサービスエリアに設置された中継装置から移動通信装置に配信されたコンテンツの利用履歴を得ることができる。
【0028】
また、センター装置により、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末が受信したコンテンツの利用履歴を照し合わせることができるため、中継装置から実際に配信されたコンテンツと移動通信端末が実際に受信したコンテンツに対する課金を正確に行なうことができ、各中継装置に対して正確な料金の払い込みを行なうことができる。
【0029】
また、センター装置により、中継装置から配信されたコンテンツの配信履歴と移動通信端末が受信したコンテンツの利用履歴を照らし合わせて、その結果が一致しない場合には、中継装置と個別に配信履歴および利用履歴の確認を行なうことができるため、課金漏れが発生した場合でも適切に対処することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明に係る移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置の一実施の形態を示す図である。
【0031】
まず、構成を説明する。図1、図2は移動通信端末認識システムを示す図であり、移動通信端末認識システム1は加入局(センター装置)2、加入局2によって管理され、ケーブルテレビジョンサービスに関連するコンテンツを提供するCATV局3、4、および車両(移動体)5に搭載され、CATV局3、4からコンテンツの配信を受けるCATVモバイル端末(移動通信端末)6を備えている。
【0032】
なお、図1にはCATV局3、4として、CATV局A、Bの2局のみを示しているが、CATV局は3局以上設置されており、説明の便宜上、2局のみを図示している。
【0033】
ここで、後述するCATV局3内の画像を受けるCSチューナ24、34、この画像を圧縮するエムペグエンコーダ(MPEGエンコーダ)23、33、CATV配信の形式に変調する64カムモジュレータ(64QAM MOD)22、32はCATV映像送出装置45、46を形成する。
【0034】
ここでCSチューナ24、34はビデオテープ・光ディスクなどの画像でも良い。
【0035】
また、図1において、CATV局3、4はケーブルテレビジョンサービス回線としての多数の無線送受信機3a、4aを備えており、この無線送受信機3a、4aをサービスエリア内に設置することにより、各CATV局3、4のサービスエリアにコンテンツ(音楽、映画、ニュース、天気予報、バラエティー番組)を配信可能になっている。
【0036】
ここで、この無線送受信機にはミリ波帯光ファイバ無線伝送システム(ROF)を用いるのが好ましい。
【0037】
CATVモバイル端末6は、移動局用送受信端装置10、デジタル・セット・トップ・ボックス(D−STB)11、ICカードリーダ(読み取り手段)12、ケーブルモデム13、CPU部14、ディスプレイ15、およびメモリ16から構成されている。
【0038】
移動局用送受信端装置10はCATV局3、4のサービスエリアに入ったときに無線送受信機3a、4aとの間で無線通信を行なうようになっており、D−STB11は無線送受信機3a、4aの間で双方向通信を行なうようになっている。
【0039】
ICカードリーダ12はユーザ情報であるIDや課金履歴、銀行口座番号、住所等を読み取るようになっており、このユーザ情報はD−STB11から移動局用送受信端装置10を介して無線送受信機3aまたは4aに送信される。
【0040】
ケーブルモデム13は移動局用送受信端装置10を介して受信したコンテンツを復調するようになっており、このコンテンツはディスプレイ15によって再生されるようになっている。
【0041】
また、ノートパソコン等のCPU部14はCATVモバイル端末6全体を制御すると共に各種IPサービスを提供するものであり、ICカードリーダ12によってICカードの読み取りを指令してユーザ情報の送出を行なうようになっている。
【0042】
ここで、D−STB11は、受信したデジタル信号の所定のチャンネルを選択し、画像信号などに変換し、ICカードから得られたユーザ情報により、配信の可否、課金情報を作るものである。
【0043】
また、CPU部14はCATV局3または4のサービスエリア内に移動したときに、このサービスエリア内のCATV局3または4に対してリクエスト情報およびICカードリーダ12で読み取ったユーザ情報をD−STB11から移動局用送受信端装置10を介して無線送受信機3aまたは4aに送信するようになっており、移動局用送受信端装置10およびD−STB11と共に端末側第1の送信手段を構成している。
【0044】
また、CPU部14はCATV局3または4から受信したCATV局識別情報(CATV局3または4から割り当てられた中継位置識別情報としてのローカルIP)を移動局用送受信端装置10を介してD−STB11が、このローカルIPをメモリ16に記憶するようになっている。
【0045】
また、CPU部14は移動局用送受信端装置10がローカルIPを受信したときにローカルIPが割り当てられたCATV局3または4に対してコンテンツ要求情報、すなわち、映画、音楽、ニュース等のどのコンテンツが必要なのかを要求信号をD−STB11を介して移動局用送受信端装置10を介して送信し、D−STB11および移動局用送受信端装置10は端末側第2の送信手段を構成している。
【0046】
また、CPU部14はCATV局3または4から移動局用送受信端装置10を介してD−STB11にコンテンツが入力されると、このコンテンツをディスプレイ15に出力するようになっている。
【0047】
また、メモリ16はCPU部14からの指令により、CATV局3または4から受信されたコンテンツの履歴情報として利用履歴を記憶するようになっており、記憶手段を構成している。
【0048】
また、CPU部14は、加入局2からCATV局3、4を介してマルチキャスト通信によってユーザ情報の問い合わせがある場合に、加入局2に対して現在位置しているサービスエリア内で割り振られているローカルIPと共にメモリ16に記憶された利用履歴、現在サービス提供を受けている接続局情報およびユーザ情報を移動局用送受信端装置10から送信するようになっており、移動局用送受信端装置10と共に端末側第3の送信手段を構成している。
【0049】
一方、CATV局3、4はRF(Radio Frequency)多重21、31、64QAMMOD22、32、MPEGエンコーダ23、33、CSチューナ24、34、(CATV映像送出装置45、46)、Webサーバ25、35、動画サーバ26、36、操作端末27、37、加入者認証サーバ28、38、ケーブルモデムセンター29、39およびプロキシDHCP30、40から構成される。
【0050】
RF多重21、23は無線送受信機3a、4aを介してCATVモバイル端末6と無線通信を確立するものである。64QAMMOD22、32はMPEGエンコーダ23、33から送信されるMPEG映像のデータの振幅および移送を変換するようになっている。MPEGエンコーダ23、33はMPEG映像を再生するものであり、CSチューナ24、34からのBS受信も可能になっている。
【0051】
Webサーバ25、35はインターネットに接続可能であり、インターネットを介して種々のコンテンツの配信、取得を行なう。動画サーバ26、36は映画、音楽、天気予報、ニュース等の動画データのコンテンツの配信を行なうようになっている。操作端末27、37はCATV局3、4の種々の装置を操作するものである。
【0052】
加入者認証サーバ28、38には、契約されたユーザのID等の種々の情報が記憶されており、CATVモバイル端末6から入力されたユーザ情報(ID)と記憶されたIDとを比較し、比較結果が有効な場合にユーザにコンテンツの配信サービスを提供したり、他局契約のユーザの識別情報が入力した場合に、加入局に問い合わせ、照合に成功した場合にローカルIPを付与し、自局サービスを提供するようになっている。
【0053】
プロキシDHCP30、40はユーザの起動時に動的にIPを割り当て、終了時にIPを回収するようになっている。また、CATVモバイル端末6からローカルIPリクエスト情報の要求があったときにCATVモバイル端末6に対してローカルIPを割り当てるようになっている。
【0054】
ケーブルモデムセンター29、39はユーザの固定端末装置やCATVモバイル端末6とCATV局3、4に対してCATV回線を通じてインターネットアクセス等のデータの通信を行なったり、ユーザの固定端末装置やCATVモバイル端末6にコンテンツを高速にIP伝送するようになっている。また、利用者端末とCATV局内設備はセキュリティ強化のため、別ネットワークセグメントとしており、これらのネットワーク間を安全に接続する役割を持つ。
【0055】
本実施の形態では、無線送受信機3a、4aがCATVモバイル端末6から無線通信によりローカルIPリクエスト情報およびユーザ情報を受信するようになっている。
【0056】
また、無線送受信機3a、4aがローカルIPリクエスト情報およびユーザ情報を受信すると、プロシキDHCP30、40がCATVモバイル端末6にローカルIPを割り当て、このローカルIPを無線送受信機3a、4aからCATVモバイル端末6に送信するようになっており、無線送受信機3a、4aおよびプロシキDHCP30、40が中継装置側第1の送信手段を構成している。
【0057】
また、無線送受信機3a、4aはCATVモバイル端末6からコンテンツ要求情報を受信する中継装置側受信手段を構成している。
また、無線送受信機3a、4aがコンテンツ要求情報を受信すると、動画サーバ26、36やWebサーバ25、35からCATVモバイル端末6にコンテンツを配信するようになっており、無線送受信機3a、4a、動画サーバ26、36およびWebサーバ25、35は配信手段を構成している。
【0058】
また、動画サーバ26、36やWebサーバ25、35はCATVモバイル端末6にコンテンツを配信したときに、そのコンテンツの配信履歴を記憶するようになっており、動画サーバ26、36およびWebサーバ25、35は記憶手段を構成している。
【0059】
また、プロキシDHCP30、40はインターネットや専用線を介して加入局2に接続されており、加入局2からのマルチキャスト通信によってコンテンツの配信履歴の問い合わせが行なわれると、動画サーバ26、36やWebサーバ25、35に記憶されたコンテンツの配信履歴を加入局2に送信するようになっている。本実施の形態では、プロキシDHCP30、40が中継装置側第2の送信手段を構成している。
【0060】
また、加入者認証サーバ28、38はモバイル端末からの認証要求に対して、自局加入者情報との照合を行う。他局ユーザと判断された場合、加入局に対してIP通信による問い合わせを行い、加入局にて認証を受ける事ができれば、自局でのサービスを許可するようになっている。
【0061】
また、加入者認証サーバ28、38はサービスエリア内に位置するCATVモバイル端末6と通信を行なう場合に、1回目の通信時にサービスエリア内に設置されたCATV局3、4から割り当てられたローカルIPを用いるようになっている。
【0062】
一方、加入局2は送受信装置41、認証サーバ42、集計サーバ43および課金手段44を備えている。
【0063】
送受信装置41はCATV局3、4にインターネットまたは専用線によって接続されており、IP通信によってCATV局3、4からCATVモバイル端末6に対して配信されたコンテンツの配信履歴を問い合わせるようになっている。また、送受信装置41はCATV局3、4からのコンテンツの配信履歴を受信するようになっている。本実施の形態では、送受信装置41がセンター装置側第1の受信手段およびセンター装置側第1の送信手段を構成している。
【0064】
集計サーバ43は送受信装置41を通してCATV局3、4から受信した配信履歴およびCATV局3、4から送受信装置41を通して受信されたCATVモバイル端末6の利用履歴を集計するようになっており、集計手段を構成している。
【0065】
認証サーバ42は、CATV局3、4に対して契約されたユーザのID等の種々の情報が記憶されており、CATVモバイル端末6から入力されたユーザ情報(ID)と記憶されたIDとを比較してCATV局3、4とユーザの契約を認証するようになっている。
【0066】
また、認証サーバ42は送受信装置41を通してCATV局3、4に対し、CATV局3、4のサービスエリア内にログインしているCATVモバイル端末6のユーザ情報を問い合わせるようになっており、送受信装置41と共にセンター装置側第2の送信手段を構成している。
【0067】
また、送受信装置41にCATVモバイル端末6から応答があった場合に、集計サーバ43にCATVモバイル端末6から利用履歴が入力されるとともに、認証サーバ42にCATVモバイル端末6の現在のサービスエリア内で割り振られているローカルIPとユーザ情報および現在サービスを受けている接続局情報が入力されるようになっており、認証サーバ42および集計サーバ43はセンター装置側第2の受信手段を構成している。
【0068】
また、課金手段44は集計サーバ43で集計した配信履歴とCATVモバイル端末6の履歴情報として利用履歴を比較し、この比較結果に基づいて利用履歴および配信履歴に対する課金処理を実行するようになっており、課金手段を構成している。なお、この課金は加入局およびCATV局3、4毎の配信履歴に応じて行なわれる。加入局は、他局利用分を含めた使用量をユーザに対して請求を行う。その後、加入局は各CATV局3、4に対して使用料を支払う。
【0069】
次に、図3、図4に基づいて移動通信端末認識方法の手順を説明する。
図3において、まず、CATVモバイル端末6を搭載したユーザAの車両5がCATV局3(以下、CATV−Aという)に移動した場合には、CATVモバイル端末6がICカードリーダ12で読み取ったIDと共に、ローカルIPのリクエスト要求をCATV−Aに対して行なう。
【0070】
CATV−Aは加入者認証サーバ28に記憶されたユーザの識別情報とCATVモバイル端末6から送信されるユーザ情報を比較し、比較結果が一致しない場合に自局で契約が行なわれていないユーザであると判断して、加入局へ問い合わせを行い、加入局側での照合に成功した場合、CATVモバイル端末6に対してローカルIP(例えば、192.167.1.100)を付与し、サービスを開始する。
【0071】
次いで、CATVモバイル端末6からCATV−Aに有料コンテンツのリクエスト、例えば、映画のコンテンツ要求情報が送信されると、CATV−AはCATVモバイル端末6に対して映画を配信する。このとき、コンテンツの配信履歴をデータベース(DB)である動画サーバ26に記憶する。
【0072】
また、CATVモバイル端末6を搭載したユーザAの車両5がCATV局4(以下、CATV−Bという)に移動した場合には、CATVモバイル端末6がICカードリーダ12で読み取ったIDと共に、ローカルIPのリクエスト要求をCATV−Bに対して行なう。
【0073】
CATV−Bは加入者認証サーバ38に記憶されたユーザの識別情報とCATVモバイル端末6から送信されるユーザ情報を比較し、比較結果が一致しない場合に自局で契約が行なわれていないユーザであると判断して、CATVモバイル端末6に対してローカルIP(例えば、192.168.2.100)を付与する。
【0074】
次いで、CATVモバイル端末6からCATV−Bに有料コンテンツのリクエスト、例えば、ニュースのコンテンツ要求情報が送信されると、CATV−BはCATVモバイル端末6に対してニュースを配信する。このとき、コンテンツの配信履歴をデータベース(DB)である動画サーバ36に記憶する。
【0075】
次いで、精算処理のタイミングで加入局2の送受信装置41からIP通信により、CATV−A、CATV−Bおよび他のローカルエリアに設置されたCATV局に対して利用履歴の確認を行なう。
【0076】
CATV−A、CATV−Bおよび他のCATV局は動画サーバ26、36に配信履歴がある場合には、利用情報として配信履歴を加入局2に送信し、配信履歴が無い場合には応答しない。
【0077】
加入局2は集計サーバ43に配信履歴を集計した後、送受信装置41からマルチキャスト通信によりCATV−A、CATV−Bおよび他のCATV局設備を経由してCATVモバイル端末6の応答リクエストを行なう。このログイン要求は、図4に示すように「○○さん(この場合はAさん)利用履歴の応答をお願いします」というようにログインユーザ名をキーとした情報要求を流す。このとき、任意のCATV局のサービスエリアにCATVモバイル端末6がログインしている場合には、加入局2に応答メッセージを返す。この応答メッセージは図4に示すように「○○です(この場合はAです)ファイル(利用履歴)を送ります」というものであり、CATVモバイル端末6はICカードに書き込まれたIDと共に現在ログインしているローカルIP、利用履歴、また、必要ならばログインしている局の識別情報を加入局に送信する。
【0078】
この利用履歴は加入局2の集計サーバ43によって集計され、局側の持つ配信履歴と端末側の持つ利用履歴のマッチング処理が行なわれる。集計サーバで43は配信履歴と利用履歴が一致する場合には、利用したコンテンツに対する課金を行なってCATV−A、CATV−Bおよび他のCATV局に利用したコンテンツに対して清算処理を実施する。また、本実施の形態では、集計サーバ43も課金手段を構成している。
【0079】
また、集計サーバで43は配信履歴と利用履歴が一致しない場合には、電子メール等でCATVモバイル端末6に問い合わせメッセージを送信し、CATVモバイル端末6から加入局2に確認メッセージが返信されると、この内容から確認が取れた場合には、利用請求を行ない、確認がとれない場合には、一致していない利用履歴と配信履歴の確認作業を行なう。
【0080】
そして、利用請求の処理が終了した場合には、加入局2からCATVモバイル端末6に対して、各CATVで割り当てられたローカルIPアドレスによって清算終了通知が行なわれる。加入局とCATVモバイル端末6の通信は2回目以降今回取得したローカルIPアドレスによってCATV局と通信を行なう。
【0081】
このように本実施の形態では、車両5が自局と異なるCATV局3、4のサービスエリア内に移動したときに、CATV局3、4からCATVモバイル端末6が無線によってコンテンツを受信し、CATV局3、4から配信されたコンテンツの配信履歴とCATVモバイル端末6で受信した利用履歴をCATV局3、4とCATVモバイル端末6でそれぞれ記憶する。そして、加入局2からIP通信で各CATV局3、4に配信履歴を問い合わせて各CATV局3、4の配信履歴を集計するようにしたため、CATVモバイル端末6が他業者のサービスエリアに移動した場合でも、移動後のCATV局3、4からコンテンツを利用することができる上に、加入局2で一括して配信履歴を管理することができる。
【0082】
また、加入局2から各CATV局3、4に対してマルチキャスト通信によってログインしているCATVモバイル端末6のユーザ情報(ID)を問い合わせることにより、各CATV局3、4からCATVモバイル端末6に割り当てられたローカルIPに関わらずに、他業者のサービスエリアに移動した特定のユーザと通信を行ない、このサービスエリアに設置されたCATV局3、4からCATVモバイル端末6に配信されたコンテンツの利用履歴を得ることができる。
【0083】
また、加入局2に対して、CATVモバイル端末6から現在のサービスエリア情報および、割り振られているCATV局3、4のローカルIPと共に利用履歴やID等のユーザ情報が送信されたとき、加入局2で集計した配信履歴と利用情報を比較し、この比較結果に基づいて配信履歴および利用履歴に対する課金処理を実行するようにしたため、CATV局3、4から実際に配信されたコンテンツとCATVモバイル端末6が実際に受信したコンテンツに対する課金を正確に行なうことができ、各CATV局3、4に対して正確な料金の払い込みを行なうことができる。
【0084】
また、加入局2により、CATV局3、4から配信されたコンテンツの配信履歴とCATVモバイル端末6が受信したコンテンツの利用履歴を照し合わせて、その結果が一致しない場合には、CATV局3、4と個別に配信履歴および利用履歴の確認を行なうことができるため、課金漏れが発生した場合でも適切に対処することができる。
【0085】
また、本実施の形態では、ユーザ情報をICカードに書き込まれた個人情報から構成したため、利用者がCATVモバイル端末6にログインする際のログイン名を見ることができなくとも、CATVモバイル端末6にログインする際にICカードに書き込まれたユーザ情報(ID)で各サービスエリアにログインすることができるため、ユーザを特定することができ、コンテンツの提供に際しての不正使用を防止することができる。なお、ユーザ情報は磁気カードに書き込まれても良い。
【0086】
また、CATVモバイル端末6を変えたり、交換した場合にでもICカードに書き込まれたユーザ情報の変更がないため、加入局2はサービスエリアにログインしている特定ユーザから情報収集を行なうことができる。なお、端末を利用するユーザが替わった時点で、それまでに蓄積した情報は、加入局側に送信される仕組みを持つ。
【0087】
また、本実施の形態では、CATV局3、4と通信を行なう場合に、CATV局3、4から割り当てられたローカルIPを用いるようにしたため、加入局2からマルチキャスト通信でCATV局3、4に配信履歴を問い合わせたり、CATVモバイル端末6に利用履歴を問い合わせる場合に、1回目に各サービスエリア内にログインしたときにCATV局3、4から割り当てられたローカルIPを用いることにより、2回目以降の通信に際しては、同じローカルIPを用いることができ、マルチキャストによる無駄なパケットを省くことができる。
【0088】
また、端末から返信される情報は、利用履歴以外のデータも返送可能なものとする。
【発明の効果】
【0089】
本発明によれば、異なるサービスエリアに移動体が移動した場合であっても、ケーブルテレビジョンサービスに関するコンテンツの提供を受けることができるとともに、ユーザが位置するサービスエリアを簡単に特定してユーザと通信を行なうことができる移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置を提供することができる。
【0090】
また、応答情報は利用履歴に限られる訳ではない。それ以外の利用方法としては位置情報や車両情報・加入局情報・メッセージ・端末情報・接続先局情報などの応答とする事ができる。また、応答メッセージ中の中継位置識別情報から、現在利用者が利用しているCATV業者が判別できる。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】 本発明に係る移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置の一実施の形態のシステム構成図
【図2】 本発明に係る移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置の一実施の形態の移動通信端末、中継装置およびセンター装置のブロック図
【図3】 本発明に係る移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置の一実施の形態の移動通信端末認識手順を示す図
【図4】 本発明に係る移動通信端末認識システム、移動通信端末、中継装置およびセンター装置の一実施の形態の情報要求と応答メッセージの流れを示す図
【符号の説明】
【0092】
2 加入局(センター装置)
3、4 CATV局(中継装置)
3a、4a 無線送受信機(中継装置側受信手段、中継装置側第1の送信手段、中継装置側第2の受信手段、配信手段)
5 車両(移動体)
6 CATVモバイル端末(移動通信端末)
10 移動局用送受信端装置(端末側第1の送信手段、端末側第2の送信手段、端末側第3の送信手段)
11 D−STB(端末側第1の送信手段、端末側第2の送信手段、端末側第3の送信手段)
14 CPU部(端末側第1の送信手段、端末側第2の送信手段、端末側第3の送信手段)
16 メモリ
30、40 プロシキDHCP(中継装置側第1の送信手段、中継装置側第2の送信手段)
25、35 Webサーバ
26、36 動画サーバ
28、38 加入者認証サーバ
41 送受信装置(センター装置側第1の送信手段、センター装置側第1の送信手段、センター装置側第2の受信手段、センター装置側第2の送信手段)
42 認証サーバ(センター装置側第1の送信手段、センター装置側第2の送信手段、センター装置側第2の受信手段)
43 集計サーバ(センター装置側第2の受信手段、課金手段)
44 課金手段
45、46 CATV映像送出装置
Claims (5)
- 無線によりケーブルテレビサービス回線に接続可能な移動通信端末と、複数のサービスエリア内に設置されたCATV局にそれぞれ設けられ、前記移動通信端末にケーブルテレビジョンサービスに関するコンテンツの配信を行なう中継装置と、前記中継装置と通信を行うとともに前記中継装置を介して前記移動通信端末と通信を行なうセンター装置とを備え、
前記移動通信端末は、
前記中継装置に対してリクエスト情報およびユーザ情報を送信する端末側第1の送信手段と、
前記中継装置から中継位置識別情報を受け取ると、無線通信により前記中継装置に対してコンテンツ要求情報を送信する端末側第2の送信手段と、
前記中継装置から配信された前記コンテンツの利用履歴を記憶するメモリと、
前記センター装置より前記中継装置の接続局情報と前記ユーザ情報の問い合わせが行われると、前記センター装置に対して現在のサービスエリア内で割り振られている中継位置識別情報と利用履歴およびログインしている前記ユーザ情報を送信する端末側第3の送信手段とを備え、
前記中継装置は、
前記移動通信端末から前記コンテンツ要求情報を受信する中継装置側受信手段と、
前記移動通信端末にコンテンツを配信して、前記コンテンツの配信履歴を記憶するとともに、前記CATV局との契約により前記ユーザ情報を記憶するサーバと、
前記リクエスト情報および前記ユーザ情報を受け付けると、前記中継位置識別情報を前記移動通信端末に送信し、前記移動通信端末から送られてきた前記ユーザ情報と前記サーバ内のユーザ情報とを比較し、この比較結果が有効であるか、または他のCATV局のユーザの識別情報が入力した場合に、前記センター装置に問い合わせて照合が成立すると前記中継位置識別情報を付与して自局のコンテンツを配信する中継装置側第1の送信手段と、
前記センター装置から前記コンテンツの配信履歴の問い合わせが行なわれると、前記サーバに記憶された前記配信履歴を前記センター装置に送信する中継装置側第2の送信手段とを備え、
前記センター装置は、
前記移動通信端末が受け取ったコンテンツの利用履歴を問い合わせるセンター装置側第1の送信手段と、
前記中継装置からのコンテンツの配信履歴を受信するセンター装置側第1の受信手段と、
前記移動通信端末にユーザ情報を問い合わせるセンター装置側第2の送信手段と、
前記ユーザ情報および前記移動通信端末が前記中継装置から割り振られている中継位置識別情報を受信するセンター装置側第2の受信手段と、
前記配信履歴を集計する集計サーバと、
前記配信履歴と前記利用履歴とを比較し、この比較結果に基づいて前記利用履歴および前記配信履歴に対する課金処理を行い、次いで、集計した前記利用履歴と中継局の前記配信履歴とのマッチング処理を行い、前記利用履歴と前記配信履歴が一致する場合には、配信した各CATV局に利用したコンテンツに対する課金処理を行い、一致しない場合には、個別に配信履歴および利用履歴の確認を行って課金処理を行う課金手段とを備えたことを特徴とする通信端末認識システム。 - 前記ユーザ情報は、ICカードまたは磁気カードに書き込まれた個人情報であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末認識システム。
- 前記中継装置に対してリクエスト情報およびユーザ情報を送信する端末側第1の送信手段と、
前記中継装置から中継位置識別情報を受け取ると、無線通信により前記中継装置に対してコンテンツ要求情報を送信する端末側第2の送信手段と、
前記中継装置から配信された前記コンテンツの利用履歴を記憶するメモリと、
前記センター装置より前記中継装置の接続局情報と前記ユーザ情報の問い合わせに対し、前記センター装置に対して現在のサービスエリア内で割り振られている中継位置識別情報と利用履歴およびログインしている前記ユーザ情報を送信する端末側第3の送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末認識システムに用いる移動通信端末。 - 前記移動通信端末から前記コンテンツ要求情報を受信する中継装置側受信手段と、
前記移動通信端末にコンテンツを配信して、前記コンテンツの配信履歴を記憶するとともに、前記CATV局との契約により前記ユーザ情報を記憶するサーバと、
前記リクエスト情報および前記ユーザ情報を受け付けると、前記中継位置識別情報を前記移動通信端末に送信し、前記移動通信端末から送られてきた前記ユーザ情報と前記サーバ内のユーザ情報とを比較し、この比較結果が有効であるか、または他のCATV局のユーザの識別情報が入力した場合に、前記センター装置に問い合わせて照合が成立すると前記中継位置識別情報を付与して自局のコンテンツを配信する中継装置側第1の送信手段と、
前記センター装置から前記コンテンツの配信履歴の問い合わせが行なわれると、前記サーバに記憶された前記配信履歴を前記センター装置に送信する中継装置側第2の送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末認識システムに用いる中継装置。 - 前記移動通信端末が受け取ったコンテンツの利用履歴を問い合わせるセンター装置側第1の送信手段と、
前記中継装置からのコンテンツの配信履歴を受信するセンター装置側第1の受信手段と、
前記移動通信端末にユーザ情報を問い合わせるセンター装置側第2の送信手段と、
前記ユーザ情報および前記移動通信端末が前記中継装置から割り振られている中継位置識別情報を受信するセンター装置側第2の受信手段と、
前記配信履歴を集計する集計サーバと、
前記配信履歴と前記利用履歴とを比較し、この比較結果に基づいて前記利用履歴および前記配信履歴に対する課金処理を行い、次いで、集計した前記利用履歴と中継局の前記配信履歴とのマッチング処理を行い、前記利用履歴と前記配信履歴が一致する場合には、配信した各CATV局に利用したコンテンツに対する課金処理を行い、一致しない場合には、個別に配信履歴および利用履歴の確認を行って課金処理を行う課金手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末認識システムに用いるセンター装置。
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