JP2002135844A - 情報配信システム、情報配信システムの制御方法および情報配信サーバ - Google Patents

情報配信システム、情報配信システムの制御方法および情報配信サーバ

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JP2002135844A
JP2002135844A JP2000324484A JP2000324484A JP2002135844A JP 2002135844 A JP2002135844 A JP 2002135844A JP 2000324484 A JP2000324484 A JP 2000324484A JP 2000324484 A JP2000324484 A JP 2000324484A JP 2002135844 A JP2002135844 A JP 2002135844A
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Hideki Murayama
秀樹 村山
Kiyotaka Muraki
清孝 村木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局が移動体端末との間で通信が可能な通
信可能エリアに対し、情報配信側任意に設定したゾーン
内に存在する移動体端末に対して情報の配信を行う。 【解決手段】 広告事業者が任意のゾーンを設定し、こ
のゾーンに対して情報を指定する。一方、ゾーン内に存
在する移動体端末に対しては、情報配信サーバ100か
ら情報の配信が行われる。このため、基地局の通信可能
エリアに拘束されない、情報配信側が任意に設定するゾ
ーンを単位として情報の配信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話等
の移動体端末に対して情報の配信を行う情報配信システ
ム、情報配信システムの制御方法およびこのシステムに
用いられる情報配信サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、携帯電話やPHS(personal han
dyphone system)といった移動体端末に対して、種々の
情報を配信する情報配信システムが広く普及している。
また、情報配信側が、基地局が移動体端末との間で通信
が可能な通信可能エリアを特定し、この通信可能エリア
内に存在する移動体端末にのみ情報を配信するシステム
もある。このような情報配信システムを利用したサービ
スに用いられる情報としては、例えば気象情報や観光案
内情報といったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
情報配信システムでは、移動体端末を使用するユーザの
位置に拘わらず、無条件に情報が配信されていた。この
ため、ユーザが必要としない情報が配信されることがあ
り、ユーザにとって煩わしい状況となっていた。或い
は、情報配信側が特定した通信可能エリアにのみに情報
を配信するシステムでは、限定された移動体端末にのみ
情報を配信されるものの、通信可能エリアは基地局の位
置によって規定されているため、情報が配信される範囲
は通信可能エリアに拘束されてしまっていた。
【0004】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、情報配信側が任意に設定したゾーン内に存在
する移動体端末に対して情報の配信を行うことのできる
情報配信システム、このシステムの制御方法および情報
配信サーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、基地局が移動体端末と
の間で通信が可能な通信可能エリアに対して独立して設
定可能な地域をゾーンとし、移動体端末と、予め指定さ
れた前記ゾーン内に存在する前記移動体端末に情報の配
信を行う情報配信サーバと、を備えたことを特徴として
いる。
【0006】請求項2記載の発明は、情報配信サーバか
らの情報を移動体端末に配信する情報配信システムであ
って、前記移動体端末は、当該移動体端末の位置を測定
する測位手段と、前記測位手段によって測定された位置
を測位データとして基地局を介してネットワークに送信
すると共に、前記ネットワークおよび基地局を介して送
信される情報を受信する送受信手段と、を備え、前記情
報配信サーバは、前記基地局が前記移動体端末との間で
通信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定され
たゾーンを表すデータを記憶したゾーンデータ記憶手段
と、前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記
憶手段と、前記ネットワークを介して前記測位データを
取得する測位データ取得手段と、取得された前記測位デ
ータに基づいて前記ゾーン内に存在する前記移動体端末
を検出する端末検出手段と、前記ゾーン内に存在する前
記移動体端末に対して前記情報を送信する情報送信手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、情報配信サーバか
らの情報を移動体端末に配信する情報配信システムであ
って、前記移動体端末は、当該移動体端末の位置を測定
する測位手段と、前記測位手段によって測定された位置
を測位データとして基地局を介してネットワークに送信
すると共に、前記ネットワークおよび基地局を介して送
信される情報を受信する送受信手段と、を備え、前記情
報配信サーバは、前記基地局が前記移動体端末との間で
通信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定され
た複数個のゾーンを表すデータを、各ゾーンに対応付け
て記憶したゾーンデータ記憶手段と、前記各ゾーンに対
して配信する情報を各ゾーンに対応付けて記憶した情報
記憶手段と、前記ネットワークを介して前記測位データ
を取得する測位データ取得手段と、取得された前記測位
データに基づいて前記各ゾーン内に存在する前記移動体
端末を検出する端末検出手段と、前記各ゾーン内に存在
する移動体端末に対し、前記ゾーン毎に対応した前記情
報をそれぞれ送信する情報送信手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、情報配信サーバか
らの情報を移動体端末に配信する情報配信システムであ
って、前記移動体端末は、当該移動体端末の位置を測定
する測位手段と、前記測位手段によって測定された位置
を測位データとして基地局を介してネットワークに送信
すると共に、前記ネットワークおよび基地局を介して送
信される情報を受信する送受信手段と、を備え、前記情
報配信サーバは、前記基地局が前記移動体端末との間で
通信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定され
たゾーンを表すデータを記憶したゾーンデータ記憶手段
と、前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記
憶手段と、予め登録された移動体端末によってグループ
を構成し、このグループを構成する前記移動体端末を表
すデータを記憶したグループ端末データ記憶手段と、前
記ネットワークを介して前記測位データを取得する測位
データ取得手段と、取得された前記測位データに基づい
て、前記ゾーン内に存在し且つ前記グループに属する移
動体端末を検出する端末検出手段と、前記ゾーン内に存
在し且つグループに属する移動体端末に対して前記情報
を配信する情報配信手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項2、3また
は4記載の情報配信システムにおいて、前記端末検出手
段は、定期的に前記ゾーン内に存在する移動体端末の検
出を行うことを特徴としている。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項2、3また
は4記載の情報配信システムにおいて、検出された移動
体端末を表すデータを記憶する検出端末データ記憶手段
を有し、前記端末検出手段は、前記測位データが変化す
る度に、前記ゾーン内に存在する移動体端末の検出を行
い、前記検出端末データ記憶手段はデータを記憶更新す
ることを特徴としている。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1〜6記載
の情報配信システムにおいて、前記ゾーンは前記通信可
能エリア内に含まれるように設定されたことを特徴とし
ている。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1〜6記載
の情報配信システムにおいて、前記ゾーンは前記通信可
能エリアを跨いで設定されたことを特徴としている。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1〜6記載
の情報配信システムにおいて、前記ゾーンは前記通信可
能エリアを組み合わせて設定されたことを特徴としてい
る。
【0014】請求項10記載の発明は、移動体端末に情
報配信サーバからの情報を配信する情報配信システムの
制御方法であって、前記移動体端末の位置を測定するス
テップと、測定された前記移動体端末の位置を測位デー
タとして基地局を介してネットワークに送信するステッ
プと、前記ネットワークを介して取得した前記測位デー
タに基づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通
信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定された
ゾーン内に存在する移動体端末を検出するステップと、
前記ゾーン内に存在する移動体端末に対して前記情報を
送信するステップと、を備えたことを特徴としている。
【0015】請求項11記載の発明は、移動体端末に情
報配信サーバからの情報を配信する情報配信システムの
制御方法であって、前記移動体端末の位置を測定するス
テップと、測定された前記移動体端末の位置を測位デー
タとして基地局を介してネットワークに送信するステッ
プと、前記ネットワークを介して取得した前記測位デー
タに基づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通
信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定された
複数個のゾーンのうち、各ゾーン内に存在する移動体端
末を検出するステップと、前記各ゾーン内に存在する移
動体端末に対し、前記ゾーン毎に対応した情報をそれぞ
れ送信するステップと、を備えたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項12記載の発明は、移動体端末に情
報配信サーバからの情報を配信する情報配信システムの
制御方法であって、前記移動体端末の位置を測定するス
テップと、測定された前記移動体端末の位置を測位デー
タとして基地局を介してネットワークに送信するステッ
プと、前記ネットワークを介して取得した前記測位デー
タに基づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通
信が可能な通信可能エリアに対して独立して設定された
ゾーン内に存在し、且つ予め登録された移動体端末によ
って構成されたグループに属する移動体端末を検出する
ステップと、前記ゾーン内に存在し、且つ前記グループ
に属する移動体端末に対して情報を送信するステップ
と、を備えたことを特徴としている。
【0017】請求項13記載の発明は、移動体端末に情
報を配信する情報配信サーバであって、基地局が前記移
動体端末との間で通信が可能な通信可能エリアに対して
独立して設定されたゾーンを表すデータを記憶したゾー
ンデータ記憶手段と、前記ゾーンに対して配信する情報
を記憶した情報記憶手段と、ネットワークを介して前記
移動体端末の測位データを取得する測位データ取得手段
と、取得された前記測位データに基づいて前記ゾーン内
に存在する前記移動体端末を検出する端末検出手段と、
前記ゾーン内に存在する前記移動体端末に対して前記情
報を送信する情報送信手段と、を具備したことを特徴と
している。
【0018】請求項14記載の発明は、移動体端末に情
報を配信する情報配信サーバであって、基地局が前記移
動体端末との間で通信が可能な通信可能エリアに対して
独立して設定された複数個のゾーンを表すデータを、各
ゾーンに対応付けて記憶したゾーンデータ記憶手段と、
前記各ゾーンに対して配信する情報を各ゾーンに対応付
けて記憶した情報記憶手段と、ネットワークを介して前
記移動体端末の測位データを取得する測位データ取得手
段と、取得された前記測位データに基づいて前記各ゾー
ン内に存在する前記移動体端末を検出する端末検出手段
と、前記各ゾーン内に存在する移動体端末に対し、前記
ゾーン毎に対応した前記情報をそれぞれ送信する情報送
信手段と、を具備したことを特徴としている。
【0019】請求項15記載の発明は、移動体端末に情
報を配信する情報配信サーバであって、基地局が前記移
動体端末との間で通信が可能な通信可能エリアに対して
独立して設定されたゾーンを表すデータを記憶したゾー
ンデータ記憶手段と、前記ゾーンに対して配信する情報
を記憶した情報記憶手段と、予め登録された移動体端末
によってグループを構成し、このグループを構成する前
記移動体端末を表すデータを記憶したグループ端末デー
タ記憶手段と、ネットワークを介して前記移動体端末の
測位データを取得する測位データ取得手段と、取得され
た前記測位データに基づいて、前記ゾーン内に存在し且
つ前記グループに属する移動体端末を検出する端末検出
手段と、前記ゾーン内に存在し、且つグループに属する
移動体端末に対して前記情報を配信する情報配信手段
と、を具備したことを特徴としている。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項12、1
3または14記載の情報配信サーバにおいて、前記端末
検出手段は、定期的に前記ゾーン内に存在する移動体端
末の検出を行うことを特徴としている。
【0021】請求項17記載の発明は、請求項12、1
3または14記載の情報配信サーバにおいて、検出され
た移動体端末を表すデータを記憶する検出端末データ記
憶手段を有し、前記端末検出手段は、前記測位データが
変化する度に、前記ゾーン内に存在する移動体端末の検
出を行い、前記検出端末データ記憶手段はデータを記憶
更新することを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0023】[1] 第1実施形態 [1・1] 第1実施形態の大略構成 図1は、本発明の第1実施形態による情報配信システム
の構成図である。この情報配信システムは、情報配信サ
ーバ100からの情報を移動体端末10に配信するもの
である。例えば、この情報配信サーバ100は、情報を
配信する事業者によって運営されるものとする。情報配
信システムは、移動通信網1000に接続された情報配
信サーバ100と、移動通信網1000に接続された広
告事業者端末20と、移動通信網1000に接続された
交換局1010と、この交換局1010に接続された複
数の基地局1020と、各基地局1020毎に形成され
た通信が可能な通信可能エリア内に存在するときに通信
を可能にする移動体端末10と、によって構成されてい
る。ここで、広告事業者端末20は、例えばパソコン
(パーソナルコンピュータ)であり、移動通信網100
0を介して情報配信サーバ100等と通信する機能を有
している。広告事業者端末20内には、本実施形態に係
る情報配信システムを利用するために必要なソフトウェ
アが予めインストールされている。例えば、この広告事
業者端末20は、情報配信サーバ100に情報(例え
ば、広告)の配信を依頼する広告事業者によって運営さ
れている。
【0024】[1・2] 移動体端末10の構成 次に、移動体端末10の構成について、図2を参照しつ
つ説明する。移動体端末10は、例えば携帯電話やPH
Sであり、例えばGPS(Global Positioning Syste
m)等の測位機能を備えている。この移動体端末10は
PDA(Personal Digital Assistants)であってもよ
い。図2に示すように、移動体端末10は、CPU(Cen
tral Processing Unit)11と、RAM(Randam Access
Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、表
示装置14と、キーパッドからなる入力装置15と、通
話装置16と、送受信装置17と、GPS受信機18
と、これらを相互に接続するバス19とによって大略構
成されている。
【0025】ROM13には、通常の移動体端末10と
して機能する会話モードに必要な処理プログラムに加え
て、本実施形態ではデータの配信を受けるための処理プ
ログラム、移動体端末10の位置を測定するための処理
プログラム等が格納されている。RAM13には移動体
端末10の加入者番号が自己IDとして記憶される。
【0026】また、表示装置14は、移動体端末10の
表面に設けられた例えば液晶表示装置からなり、例え
ば、時刻表示、電話番号表示、各種設定表示、さらに受
信した情報の表示等を行うものである。通話装置16
は、マイクとスピーカとによって構成されている。さら
に、GPS受信機18にはアンテナ18Aが設けられて
いる。このGPS受信機18は、24個のGPS衛星
(図示せず)のうち、少なくとも3個以上の衛星から送
信される電波を、アンテナ18Aを介して受信する。そ
して、CPU11は、ROM13に格納された処理プロ
グラムによって、このGPS受信機18で検出されたデ
ータに基づいて、移動体端末10の位置を経度、緯度の
座標とした測位データを算出する。なお、本実施形態で
は、移動体端末10を使用する者をユーザと称する。
【0027】[1・3] 情報配信サーバ100の構成 図3は、情報配信サーバ100の機能ブロック図であ
る。情報配信サーバ100は、データ送受信部101、
制御部102、ユーザ位置管理部103、ユーザ位置管
理データベース104、ゾーン管理部105、ゾーン管
理データベース106、検出端末管理部107、検出端
末管理データベース108、情報配信管理部109およ
び情報配信管理データベース110を備えている。
【0028】データ送受信部101は、移動通信網10
00、交換局1010および基地局1020を介して接
続される移動体端末10との間で、無線通信によるデー
タの授受を行う。制御部102は、管理部103,10
5,107,109の動作を制御する機能を有する。ま
た、制御部102は移動体端末10に対してデータ送受
信部101を用いた情報の配信を実行する。
【0029】ユーザ位置管理部103は、制御部102
の制御によって、一定時間毎(例えば、30分毎)に移
動体端末10に対してユーザ位置を要求するものであ
る。移動体端末10は、この要求を受けると、当該移動
体端末10の位置を示した測位データを情報配信サーバ
100に送信する。また、情報配信サーバ100のユー
ザ位置管理部103は、この測位データを受けて、この
データをユーザ位置管理データベース104に記憶更新
すると共に、検出端末管理部107に供給する。図4は
ユーザ位置管理データベース104の内容を模式的に示
す図である。図4に示すようにユーザ位置管理データベ
ース104は、移動体端末10を特定するユーザのID
番号と、当該移動体端末10の位置情報(本実施形態で
は緯度、経度の情報)が対応付けて格納されている。こ
こで、ユーザのID番号は、移動体端末10の電話番号
等である。
【0030】ゾーン管理部105は、予め公告事業者に
よって設定されたゾーンを管理する。ここで、ゾーン
は、基地局1020が移動体端末10との間で通信が可
能な通信可能エリアに対して独立して設定された地域の
ことである。このゾーンは予めゾーン管理データベース
106に記憶されている。図5はゾーン管理データベー
ス106 内容を模式的に示す図である。図5に示すよ
うにゾーン管理データベース106は、ゾーンを特定す
るゾーン番号と、当該ゾーンを決めるデータとが対応付
けて格納されている。
【0031】ここで、ゾーンと通信可能エリアとの関係
を、図8〜図10に基づいて説明する。図8〜図10に
おいて、細線で区切られた六角形の範囲が1個の基地局
1020によって通信が可能な通信可能エリアであり、
塗りつぶされた部分が事業者側で予め設定されたゾーン
である。図8は通信可能エリアよりも小さいゾーンを設
定した場合、図9はゾーンが3つに通信可能エリアを跨
いで設定した場合、図10は多数個の通信可能エリアに
よってゾーンを設定した場合をそれぞれ示している。こ
のように、ゾーンは、通信可能エリアに拘束されずに、
広告事業者によって任意に設定されるものである。
【0032】検出端末管理部107は、制御部102の
制御によって、ユーザ位置管理部103から通知された
移動体端末10の測位データから、この移動体端末10
が指定されたゾーン内に存在しているか否かを判定す
る。これにより、検出端末管理部107は、測位データ
を送信した多数個の移動体端末10のうち、指定された
ゾーン内に存在する移動体端末10のみを検出するよう
になっている。そして、検出端末管理部107は、検出
端末管理データベース108に検出された移動体端末1
0のIDをゾーンに対応付けて記憶更新する。図6は検
出端末管理データベース108の内容を模式的に示す図
である。図6に示すように検出端末管理データベース1
08は、ゾーン番号と、検出された移動体端末10のI
D番号が、ゾーン番号に対応付けて格納されている。
【0033】情報配信管理部109は、ゾーンに対して
配信される情報を管理するもので、配信情報は、ゾーン
に対応付けて情報配信管理データベース110に格納さ
れている。図7は情報配信管理データベース110の内
容を模式的に示す図である。図7に示すように、情報配
信管理データベース110は、情報配信を行うゾーンに
対応した情報が格納されている。具体的には、例えばゾ
ーン番号Z10に対応した情報が「○○ストアー食料品
が半額!!」であり、ゾーン番号Z11に対応した情報
が「△△ストアー衣類が三割引!!」である。
【0034】[1・4] 実施形態の動作 次に、実施形態による動作概要を、図11のシーケンス
チャートに基づいて説明する。この動作の概要について
は、情報配信を行うための準備動作、実際に情報配信を
行う際の動作に分けて説明する。
【0035】 [1・4・1] 情報配信のための準備動作 まず、情報配信を行うための準備動作について説明す
る。はじめに、広告事業者は広告事業者用端末20を用
いてゾーン登録を行う(ステップSa1)。ゾーン登録
により、広告事業者は自己の提供する情報の配信地域
(ゾーン)を指定することができ、前述した如く、この
ゾーンは、通信可能エリアに拘束されずに、事業者の任
意に設定される。情報配信サーバ100のゾーン管理部
105は指定されたゾーンに対してゾーン番号を割当
て、図5に示すように、ゾーン番号に対応付けて指定領
域をゾーン管理データベース106に記憶する(ステッ
プSa2)。そして、広告事業者用端末20に対してゾ
ーン登録の完了通知としてゾーン番号を表示させる。
【0036】[1・4・2] 情報配信の動作 次に、情報配信を行う際の動作内容について説明する。
情報配信サーバ100の情報配信管理部109は所定期
間毎(例えば30分毎)に移動体端末10に対する情報
配信を実行する。この情報配信に先立ち、ユーザ位置管
理部103は、移動体端末10の位置を検索する(ステ
ップSb1)。この検索に対し、移動体端末10は現在
位置の情報を測位データとして情報配信サーバ100に
通知する(ステップSb2)。このように、情報配信管
理部109は、多数個の移動体端末10についての位置
情報を取得する(ステップSb3)。
【0037】情報配信サーバ100のユーザ位置管理部
103は、取得した移動体端末10の位置情報を、図4
に示すようにユーザ位置管理データベース104に格納
する。また、検出端末管理部107は、この位置情報に
よる移動端末10の位置が情報配信すべきゾーン内に有
るか否かを判定し、ゾーン内に存在している場合には、
検出端末管理データベース108の内容を更新する。即
ち、位置情報とゾーン管理データベース106の内容と
を比較することにより、各ゾーン内に存在する移動体端
末10を検出することになる(以上、ステップSb
4)。
【0038】その後、情報配信サーバ100の情報配信
管理部109は、検出した移動体端末10に対しての情
報配信を実行する(ステップSb5)。そして、ゾーン
内に存在する移動体端末10のユーザは情報を取得する
(ステップSb6)。
【0039】さらに、情報配信管理部109は、情報配
信を行った旨を広告業者端末20に通知する(ステップ
Sb7)。この表示内容により、広告事業者は自己の提
供した情報の配信が実行されたことを認識する。以上
が、情報配信システムの動作の概要である。
【0040】[1・4・3] 具体例 ここで、情報配信についての具体例について、図12な
いし図14に基づいて説明する。○○ストアーと△△ス
トアーは、共に広告事業者であり、広告事業者端末を操
作する。今、図12に示すように、川を挟んで○○スト
アー20Aと△△ストアー20Bとがあり、川には一つ
の橋が架かっている。また、△△ストアー20B側には
移動体端末10Aを使用するユーザが居る場合を例示す
る。図13は、固定設置された基地局によって形成され
る通信可能エリアを書き加えた図である。図13では、
中央に位置した基地局1020Aのみを図示する。通信
可能エリアは、中央に位置した通信可能エリアA1、右
上に位置した通信可能エリアA2、右横に位置した通信
可能エリアA3、右下に位置した通信可能エリアA4、
左下に位置した通信可能エリアA5、左横に位置した通
信可能エリアA6、左上に位置した通信可能エリアA7
となる。ところで、通信可能エリアは、固定設置された
基地局1020によって形成されているために固定状態
である。このため、○○ストアー20Aは、図13中の
中央に位置した通信可能エリアA1の範囲に入っている
ものの、△△ストアー20Bはこの通信可能エリアA1
から逸脱することになる。ここで、従来技術のように、
特定の通信管理エリアA1、A4にそれぞれ情報を配信
する場合を考える。例えば、情報配信サーバ100は、
○○ストアー20Aの広告を中央の通信管理エリアA1
に限って配信し、△△ストアー20Bの広告を右下の通
信管理エリアA4に限って配信したとする。この場合、
移動体端末10Aには、通信可能エリアの関係から、近
くの△△ストアー20Bからの広告が配信されずに、離
れた位置でしかも道のりの遠い○○ストアー20Aから
の広告が配信されてしまうことになる。
【0041】そこで、広告事業者が前述した処理によっ
て、図14に示すようにゾーンを設定する。例えば、情
報配信サーバ100は、○○ストアー20Aからの要求
によって、川を挟んだ一側に長方形のゾーンZZ10
(ゾーン番号Z10)を設定し、△△ストアー20Bか
らの要求によって、川を挟んだ他側に長方形のゾーンZ
Z11(ゾーン番号Z11)を設定する(ステップSa
1)。そして、情報配信サーバ100は、多数個の移動
体端末10からの位置情報を取得し(ステップSb
3)、ゾーンZZ10内に存在する移動体端末10、ゾ
ーン番号ZZ11内に存在する移動体端末10をそれぞ
れ検出する(ステップSb4)。その後、情報配信サー
バ100は、各ゾーン毎に対応した情報を配信する。こ
の情報は、ゾーンZZ10に対しては、「○○ストアー
食料品が半額!!」、ゾーンZZ11に対しては「△△
ストアー衣類が三割引!!」といった内容である。これ
により、移動体端末10Aには、近くの△△ストアー2
0Bから「△△ストアー衣類が三割引!!」という情報
が配信されることになる。
【0042】[1・5] 第1実施形態の効果 以上述べた如く、本実施形態によれば、通信可能エリア
に拘束されずに、広告事業者が任意に設定したゾーン内
に存在する移動体端末に対して情報の配信を行うことが
できる。これにより、ユーザにとって不必要な情報が配
信されるのを低減し、ユーザの煩わしさを大幅に軽減す
ることができる。
【0043】[2] 第2実施形態 [2・1] 第2実施形態の大略構成 図15は、本発明の第2実施形態による情報配信システ
ムの構成図である。本実施形態による特徴は、予め情報
配信ザーバ200に登録されてグループをなす移動体端
末10が、指定されたゾーン内に存在しているときにの
み、情報の配信を行う点にある。なお、本実施形態で
は、前述した第1実施形態と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。情報配信シ
ステムは、移動通信網1000に接続された情報配信サ
ーバ200と、移動通信網1000に接続された広告事
業者端末20と、移動通信網1000に接続された交換
局1010と、この交換局1010に接続された複数の
基地局1020と、各基地局1020毎に形成された通
信が可能な通信可能エリア内に存在するときに通信を可
能にする移動体端末10と、によって構成されている。
【0044】[2・2] 情報配信サーバ200の構成 図16は、情報配信サーバ200の機能ブロック図であ
る。情報配信サーバ200は、第1実施形態で述べた情
報配信サーバ100とほぼ同様に、データ送受信部10
1、制御部102、ユーザ位置管理部103、ユーザ位
置管理データベース104、ゾーン管理部105、ゾー
ン管理データベース106、情報配信管理部109およ
び情報配信管理データベース110を備え、さらにグル
ープ管理部210、グループ管理データベース211、
検出端末管理部220および検出端末管理データベース
221を具備している。
【0045】グループ管理部210は、予めユーザによ
って登録されたグループを管理するものである。図17
はグループデータベース106 内容を模式的に示す図
である。図17に示すように、グループ管理データベー
ス210は、グループを特定するグループ番号と、登録
された移動体端末10のID番号が、グループ番号に対
応付けて格納されている。
【0046】検出端末管理部220は、制御部102の
制御によって、ユーザ位置管理部103から通知された
移動体端末10の測位データから、この移動体端末10
が指定されたゾーン内に存在しているか否か、且つ指定
されたグループに属しているか否かを判定する。これに
より、検出端末管理部220は、測位データを送信した
多数個の移動体端末10のうち、指定されたゾーン内に
存在し、且つグループに属する移動体端末10のみを検
出するようになっている。そして、検出端末管理部22
1は、検出端末管理データベース221に検出された移
動体端末10のIDをゾーンに対応付けて記憶更新す
る。図18は検出端末管理データベース221の内容を
模式的に示す図である。図18に示すように、検出端末
管理データベース221は、ゾーン番号と、検出された
移動体端末10のID番号とを、ゾーン番号に対応付け
てグループ毎に格納している。
【0047】[2・3] 実施形態の動作 次に、実施形態の動作を説明する。はじめに動作の概要
について、情報配信を行うための準備動作、実際に情報
配信を行う際の動作に分けて説明する。
【0048】[2・3・1] 情報配信のための準備動
作 図19のシーケンスチャートに従って情報配信を行うた
めの準備動作について説明する。はじめに、広告事業者
は広告事業者用端末20を用いてゾーン登録を行う(ス
テップSc1)。広告事業者は、このゾーン登録によ
り、自己の提供する情報の配信地域(ゾーン)を指定す
ることができる。情報配信サーバ200のゾーン管理部
105は、指定されたゾーンに対してゾーン番号を割当
てる(ステップSc2)。そして、広告事業者用端末2
0に対してゾーン登録の完了通知としてゾーンIDを表
示させる。その後、広告事業者は、自己の提供情報につ
いての宣伝を行い、ユーザに対して後述する配信希望登
録を促す(ステップSc3)。
【0049】情報配信を所望するユーザは移動体端末1
0を用いて配信希望登録を行う(ステップSc4)。グ
ループ管理部210は、グループ番号と、登録された移
動体端末10のID番号が、グループ番号に対応付けて
グループ管理データベース211に格納する。そして、
配信希望登録があった旨を広告事業者用端末20に通知
する(ステップSc5)。かかる通知により、広告事業
者は、自己の提供情報について配信を希望するユーザの
存在を認識することができる。
【0050】その後、広告事業者は、広告事業者用端末
20を用いて広告登録を行う(ステップSc6)。即
ち、広告事業者は、広告登録を行うことにより、配信情
報の登録および当該配信情報の配信を行う地域(ゾー
ン)を指定する。これにより、広告事業者は、ゾーンを
指定することによって、当該ゾーン内に存在するグルー
プを間接的に指定することになる。ゾーンの指定は上述
したゾーン番号によって行う。情報配信管理部109
は、広告登録の内容を情報配信管理データベース110
に格納する(ステップSc7)。
【0051】[2・3・2] 情報配信の動作 次に情報配信を行う際の動作内容について、図20のシ
ーケンスチャートに基づいて説明する。情報配信サーバ
200の情報配信管理部109は所定期間毎(例えば3
0分毎)に移動体端末10に対する情報配信を実行す
る。この情報配信に先立ち、ユーザ位置管理部103
は、移動体端末10の位置を検索する(ステップSd
1)。この検索に対し、移動体端末10は現在位置の情
報を測位データとして情報配信サーバ100に通知する
(ステップSd2)。このように、情報配信管理部10
9は、多数個の移動体端末10についての位置情報を取
得する(ステップSd3)。
【0052】情報配信サーバ200のユーザ位置管理部
103は、取得した移動体端末10の位置情報を、図4
に示すようにユーザ位置管理データベース104に格納
する。また、検出端末管理部220は、この位置情報に
より情報配信すべきゾーン内に存在する移動端末10を
検出する(ステップSd4)。
【0053】さらに、情報配信サーバ200の検出端末
管理部220は、検出された各ゾーン内に存在する移動
体端末10のうち、予め登録されたグループに属してい
る移動体端末10を検出する(ステップSd5)。そし
て、検出端末管理データベース221には、図18に示
すように、検出された移動体端末10のID番号が、ゾ
ーン番号に対応付けてグループ毎に格納される。
【0054】その後、情報配信サーバ200の情報配信
管理部109は、検出した移動体端末10に対して情報
配信を実行する(ステップSd6)。そして、ゾーン内
に存在する移動体端末10のユーザは情報を受信する
(ステップSd7)。
【0055】さらに、情報配信管理部109は、情報配
信を行った旨を広告業者端末20に通知する(ステップ
Sd8)。この表示内容により、広告事業者は自己の提
供した情報の配信が実行されたことを認識する。以上
が、情報配信システムの動作の概要である。
【0056】[2・4] 具体例 ここで、情報配信についての具体例を説明する。いま、
広告事業者から「XXラーメン 本日全品半額サービス
!」という情報Nが広告登録された場合を想定する。そ
して、「渋谷駅から半径1km」の範囲がゾーンとして
設定された場合を想定する(図19:ステップSc
6)。
【0057】図21は、移動体端末10を所持するユー
ザA、B、Cが指定ゾーン(渋谷駅から半径1kmの地
域)周辺に存在する場合を模式的に示す図である。情報
配信サーバ200は情報Nの配信に先立ち、まず、移動
体端末10の位置情報を取得する(図20:ステップS
d3)。そして、検出端末管理部220は、指定ゾーン
内に位置する移動体端末10を検出する(図20:ステ
ップSd4)。図21に示す場合であれば、ユーザA、
Bの2人が指定ゾーン内に位置することになる。
【0058】さらに、検出端末管理部220は、ユーザ
A、Bのうち、予め登録したグループに属しているか否
かを判別する(図8:ステップSb6)。具体的には、
ユーザA、Bの各々について、ラーメンに係る情報配信
を所望しているユーザであるか否かを判別する。図21
における例では、ユーザAのみが情報配信すべきユーザ
であることが判別される。この判別後、情報配信サーバ
200の情報配信管理部109は、ユーザAの移動体端
末10に対して情報Nを配信する。配信指定ゾーンに位
置しないユーザCや、指定ゾーンには位置しているがラ
ーメンに係る情報配信を所望していないユーザBに対し
て情報Nは配信されない。
【0059】[2・5] 第2実施形態の効果 このように、本実施形態によるシステムでは、指定した
ゾーン内に存在する全ての移動体端末10に対して情報
配信が行われず、指定したゾーン内に存在し、且つ予め
登録された移動体端末10に対してのみ情報配信が行わ
れることになる。この結果、ユーザのニーズに合った情
報をユーザの位置に対応付けて迅速に配信することが可
能となる。
【0060】[3] 変形例 以上、本発明の実施形態の説明を行ったが、上記実施形
態はあくまでも本発明の一例であり、本発明の趣旨の範
囲内で任意に変形を加えることができる。例えば以下の
ようなものが考えられる。
【0061】(1) 変形例1 前記各実施形態においては、制御部102の制御下にお
いて、ユーザ位置管理部103等の各部における処理を
実行させるものとしたが、本発明はこれに限らず、各部
をサーバとして独立させ、サーバ間において情報処理を
行う構成としてもよい。
【0062】(2) 変形例2 ゾーン登録や広告登録の方法についても任意に変形する
ことが可能である。即ち、前記各実施形態においては、
ゾーン登録を行った後で、広告登録について行うように
したが、広告登録をする際に同時にゾーン登録を行うよ
うにしてもよい。ゾーン登録は、上述した実施形態にお
いて例示した「渋谷駅から半径1km以内」というよう
に基準物(渋谷駅)を使用して行ってもよい。また、緯
度と経度を具体的に指定して登録する方法であってもよ
い。この場合、緯度と経度の値を3点以上指定し、指定
した点により生成される多角形(ポリゴン)の内部地域
をゾーンとして扱うものであってもよい。この方法によ
れば任意の地域をゾーンとして登録することも可能とな
る。さらに、予め複数のゾーン登録を行いゾーンID番
号を取得しておき、広告登録する際に複数のゾーンID
番号により情報配信先を指定するようにしてもよい。
【0063】(3) 変形例3 本発明は、ゾーンを任意に設定することが可能である。
即ち、ゾーン管理データベース211に格納されるゾー
ンを県毎に設定し、情報管理データベースに例えば気象
情報を記憶するものとする。この際、ゾーンを具現化す
ると図22のようになる。このように、情報配信システ
ムを構成することにより、例えば、群馬に「大雨洪水注
意報が発令されています!!」という気象情報を、群馬
県内に存在する移動体端末10に配信することも可能と
なる。
【0064】(4) 変形例4 前記各実施形態では、GPSを用いて移動体端末10の
位置を検出するようにしたが、本発明はこれに限らず、
他の測位方法であってもよい。PHSは基地局と移動体
端末10との通信が可能な通信可能エリアが、携帯電話
に比べて大幅に狭く、例えば50〜100m程度であ
る。このため、移動体端末10には、GPS等の測位手
段を備えずに、基地局の位置で当該移動体端末10の位
置を測定するようにしてもよい。この場合、位置情報に
誤差を含んでいるため、検出端末管理部でゾーン内に移
動体端末10が存在しているか否かを判定する場合に
は、この誤差を考慮して判定すればよい。
【0065】(5) 変形例5 本発明による情報配信システムを用いて送信される情報
としては、例えば道路工事の情報、渋滞情報、事故等の
交通情報であってもよい。具体的には、移動体端末車両
を、備えられたカーナビゲーション装置に携帯電話を接
続することによって構成する。例えば、道路工事の情報
を配信する場合を例示する。日本道路公団や工事主催者
が情報配信依頼主となり、この情報配信依頼主は、情報
配信サーバに対して道路の工事箇所から上り5キロの範
囲をゾーンとする指令と、「この先、□□交差点付近で
工事中!!」という配信情報を送信する。情報配信サー
バは、この指令を受けてゾーンを設定する。これによ
り、情報配信サーバは、ゾーン内に侵入した移動体端末
を備えた車両に対し、先の工事情報を送信する。このよ
うに、本発明による情報配信システムを用いて送信され
る情報は、広告情報、気象情報、交通情報に限らず、ユ
ーザの位置に対応して必要な情報であれば如何なる情報
であってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局が移動体端末との間で通信が可能な通信可能エリ
アに対し、情報配信側任意に設定したゾーン内に存在す
る移動体端末に対して情報の配信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態による情報配信システムを示す
概略図である。
【図2】 同実施形態に用いられる移動体端末を示すブ
ロック図である。
【図3】 同実施形態に用いられる情報配信サーバを示
すブロック図である。
【図4】 ユーザ位置管理データベースの内容を模式的
に示す図である。
【図5】 ゾーン管理データベースの内容を模式的に示
す図である。
【図6】 検出端末データベースの内容を模式的に示す
図である。
【図7】 情報管理データベースの内容を模式的に示す
図である。
【図8】 通信可能エリアとゾーンとの関係を示す図で
ある。
【図9】 図8と異なった通信可能エリアとゾーンとの
関係を示す図である。
【図10】 図8および図9と異なった通信可能エリア
とゾーンとの関係を示す図である。
【図11】 同実施形態による情報配信システムの動作
を示すシーケンスチャートである。
【図12】 同実施形態による具体的な情報配信を説明
するための図である。
【図13】 図12に通信可能エリアを書き加えた図で
ある。
【図14】 図13にゾーンを書き加えた図である。
【図15】 第2実施形態による情報配信システムを示
す概略図である。
【図16】 同実施形態に用いられる情報配信サーバを
示すブロック図である。
【図17】 グループ管理データベースの内容を模式的
に示す図である。
【図18】 検出端末データベースの内容を模式的に示
す図である。
【図19】 同実施形態による情報配信システムの動作
を示すシーケンスチャートである。
【図20】 図19に続く情報配信システムの動作を示
すシーケンスチャートである。
【図21】 同実施形態による具体的な情報配信を説明
するための図である。
【図22】 変形例による情報配信システムを説明する
ための図である。
【符号の説明】
10・・・移動体端末 20・・・広告業者用端末 100、200・・・情報配信サーバ 101・・・データ送受信部 102・・・制御部 103・・・ユーザ位置管理部 104・・・ユーザ位置管理データベース 105・・・ゾーン管理部 106・・・ゾーン管理データベース 107、220・・・検出端末管理部 108、221・・・検出端末管理データベース 109・・・情報配信管理部 110・・・情報配信管理データベース 210・・・グループ管理部 211・・・グループ管理データベース 1000・・・移動通信網 1020・・・基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/493 H04B 7/26 106A H04N 7/16 H04L 11/00 310B Fターム(参考) 5C064 BA01 BA07 BB05 BC18 BC20 BD05 BD07 5K015 AB01 AF05 5K033 AA09 BA13 DA01 DA19 DB20 5K067 AA21 BB21 EE02 FF02 FF03 HH11 JJ52

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局が移動体端末との間で通信が可能
    な通信可能エリアに対して独立して設定可能な地域をゾ
    ーンとし、 移動体端末と、 予め指定された前記ゾーン内に存在する前記移動体端末
    に情報の配信を行う情報配信サーバと、を備えたことを
    特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 情報配信サーバからの情報を移動体端末
    に配信する情報配信システムであって、 前記移動体端末は、 当該移動体端末の位置を測定する測位手段と、 前記測位手段によって測定された位置を測位データとし
    て基地局を介してネットワークに送信すると共に、前記
    ネットワークおよび基地局を介して送信される情報を受
    信する送受信手段と、を備え、 前記情報配信サーバは、 前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信
    可能エリアに対して独立して設定されたゾーンを表すデ
    ータを記憶したゾーンデータ記憶手段と、 前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記憶手
    段と、 前記ネットワークを介して前記測位データを取得する測
    位データ取得手段と、 取得された前記測位データに基づいて前記ゾーン内に存
    在する前記移動体端末を検出する端末検出手段と、 前記ゾーン内に存在する前記移動体端末に対して前記情
    報を送信する情報送信手段と、を備えたことを特徴とす
    る情報配信システム。
  3. 【請求項3】 情報配信サーバからの情報を移動体端末
    に配信する情報配信システムであって、 前記移動体端末は、 当該移動体端末の位置を測定する測位手段と、 前記測位手段によって測定された位置を測位データとし
    て基地局を介してネットワークに送信すると共に、前記
    ネットワークおよび基地局を介して送信される情報を受
    信する送受信手段と、を備え、 前記情報配信サーバは、 前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信
    可能エリアに対して独立して設定された複数個のゾーン
    を表すデータを、各ゾーンに対応付けて記憶したゾーン
    データ記憶手段と、 前記各ゾーンに対して配信する情報を各ゾーンに対応付
    けて記憶した情報記憶手段と、 前記ネットワークを介して前記測位データを取得する測
    位データ取得手段と、取得された前記測位データに基づ
    いて前記各ゾーン内に存在する前記移動体端末を検出す
    る端末検出手段と、 前記各ゾーン内に存在する移動体端末に対し、前記ゾー
    ン毎に対応した前記情報をそれぞれ送信する情報送信手
    段と、を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  4. 【請求項4】 情報配信サーバからの情報を移動体端末
    に配信する情報配信システムであって、 前記移動体端末は、 当該移動体端末の位置を測定する測位手段と、 前記測位手段によって測定された位置を測位データとし
    て基地局を介してネットワークに送信すると共に、前記
    ネットワークおよび基地局を介して送信される情報を受
    信する送受信手段と、を備え、 前記情報配信サーバは、 前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信
    可能エリアに対して独立して設定されたゾーンを表すデ
    ータを記憶したゾーンデータ記憶手段と、 前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記憶手
    段と、 予め登録された移動体端末によってグループを構成し、
    このグループを構成する前記移動体端末を表すデータを
    記憶したグループ端末データ記憶手段と、 前記ネットワークを介して前記測位データを取得する測
    位データ取得手段と、 取得された前記測位データに基づいて、前記ゾーン内に
    存在し且つ前記グループに属する移動体端末を検出する
    端末検出手段と、 前記ゾーン内に存在し且つグループに属する移動体端末
    に対して前記情報を配信する情報配信手段と、を備えた
    ことを特徴とする情報配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2、3または4記載の情報配信シ
    ステムにおいて、 前記端末検出手段は、定期的に前記ゾーン内に存在する
    移動体端末の検出を行うことを特徴とする情報配信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項2、3または4記載の情報配信シ
    ステムにおいて、 検出された移動体端末を表すデータを記憶する検出端末
    データ記憶手段を有し、 前記端末検出手段は、前記測位データが変化する度に、
    前記ゾーン内に存在する移動体端末の検出を行い、 前記検出端末データ記憶手段はデータを記憶更新するこ
    とを特徴とする情報配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載の情報配信システムに
    おいて、 前記ゾーンは前記通信可能エリア内に含まれるように設
    定されたことを特徴とする情報配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6記載の情報配信システムに
    おいて、 前記ゾーンは前記通信可能エリアを跨いで設定されたこ
    とを特徴とする情報配信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6記載の情報配信システムに
    おいて、 前記ゾーンは前記通信可能エリアを組み合わせて設定さ
    れたことを特徴とする情報配信システム。
  10. 【請求項10】 移動体端末に情報配信サーバからの情
    報を配信する情報配信システムの制御方法であって、 前記移動体端末の位置を測定するステップと、 測定された前記移動体端末の位置を測位データとして基
    地局を介してネットワークに送信するステップと、 前記ネットワークを介して取得した前記測位データに基
    づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可
    能な通信可能エリアに対して独立して設定されたゾーン
    内に存在する移動体端末を検出するステップと、 前記ゾーン内に存在する移動体端末に対して前記情報を
    送信するステップと、を備えたことを特徴とする情報配
    信システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 移動体端末に情報配信サーバからの情
    報を配信する情報配信システムの制御方法であって、 前記移動体端末の位置を測定するステップと、 測定された前記移動体端末の位置を測位データとして基
    地局を介してネットワークに送信するステップと、 前記ネットワークを介して取得した前記測位データに基
    づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可
    能な通信可能エリアに対して独立して設定された複数個
    のゾーンのうち、各ゾーン内に存在する移動体端末を検
    出するステップと、 前記各ゾーン内に存在する移動体端末に対し、前記ゾー
    ン毎に対応した情報をそれぞれ送信するステップと、を
    備えたことを特徴とする情報配信システムの制御方法。
  12. 【請求項12】 移動体端末に情報配信サーバからの情
    報を配信する情報配信システムの制御方法であって、 前記移動体端末の位置を測定するステップと、 測定された前記移動体端末の位置を測位データとして基
    地局を介してネットワークに送信するステップと、 前記ネットワークを介して取得した前記測位データに基
    づいて、前記基地局が前記移動体端末との間で通信が可
    能な通信可能エリアに対して独立して設定されたゾーン
    内に存在し、且つ予め登録された移動体端末によって構
    成されたグループに属する移動体端末を検出するステッ
    プと、 前記ゾーン内に存在し、且つ前記グループに属する移動
    体端末に対して情報を送信するステップと、を備えたこ
    とを特徴とする情報配信システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 移動体端末に情報を配信する情報配信
    サーバであって、 基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信可能
    エリアに対して独立して設定されたゾーンを表すデータ
    を記憶したゾーンデータ記憶手段と、 前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記憶手
    段と、 ネットワークを介して前記移動体端末の測位データを取
    得する測位データ取得手段と、 取得された前記測位データに基づいて前記ゾーン内に存
    在する前記移動体端末を検出する端末検出手段と、 前記ゾーン内に存在する前記移動体端末に対して前記情
    報を送信する情報送信手段と、を具備したことを特徴と
    する情報配信サーバ。
  14. 【請求項14】 移動体端末に情報を配信する情報配信
    サーバであって、 基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信可能
    エリアに対して独立して設定された複数個のゾーンを表
    すデータを、各ゾーンに対応付けて記憶したゾーンデー
    タ記憶手段と、 前記各ゾーンに対して配信する情報を各ゾーンに対応付
    けて記憶した情報記憶手段と、 ネットワークを介して前記移動体端末の測位データを取
    得する測位データ取得手段と、 取得された前記測位データに基づいて前記各ゾーン内に
    存在する前記移動体端末を検出する端末検出手段と、 前記各ゾーン内に存在する移動体端末に対し、前記ゾー
    ン毎に対応した前記情報をそれぞれ送信する情報送信手
    段と、を具備したことを特徴とする情報配信サーバ。
  15. 【請求項15】 移動体端末に情報を配信する情報配信
    サーバであって、 基地局が前記移動体端末との間で通信が可能な通信可能
    エリアに対して独立して設定されたゾーンを表すデータ
    を記憶したゾーンデータ記憶手段と、 前記ゾーンに対して配信する情報を記憶した情報記憶手
    段と、 予め登録された移動体端末によってグループを構成し、
    このグループを構成する前記移動体端末を表すデータを
    記憶したグループ端末データ記憶手段と、 ネットワークを介して前記移動体端末の測位データを取
    得する測位データ取得手段と、 取得された前記測位データに基づいて、前記ゾーン内に
    存在し且つ前記グループに属する移動体端末を検出する
    端末検出手段と、 前記ゾーン内に存在し、且つグループに属する移動体端
    末に対して前記情報を配信する情報配信手段と、を具備
    したことを特徴とする情報配信サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項12、13または14記載の情
    報配信サーバにおいて、 前記端末検出手段は、定期的に前記ゾーン内に存在する
    移動体端末の検出を行うことを特徴とする情報配信サー
    バ。
  17. 【請求項17】 請求項12、13または14記載の情
    報配信サーバにおいて、 検出された移動体端末を表すデータを記憶する検出端末
    データ記憶手段を有し、 前記端末検出手段は、前記測位データが変化する度に、
    前記ゾーン内に存在する移動体端末の検出を行い、 前記検出端末データ記憶手段はデータを記憶更新するこ
    とを特徴とする情報配信サーバ。
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