JP2002251433A - タクシー配車方法並びにシステム - Google Patents
タクシー配車方法並びにシステムInfo
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract
は、タクシー乗り場へ行くか、あるいはタクシー会社の
電話番号を調べ配車してもらうより他なかった。 【解決手段】携帯端末1を用いて配車手続きを行うこと
で、自分の居場所を知らなくても、また、会話を交わす
必要もなく希望のタクシー6を選択でき、またタクシー
の待ち時間状況も提供されるタクシー配車仲介センター
5を伴う配車システム。
Description
の電話番号を知らなくても携帯情報端末を所持していれ
ば、番号を検索せずに、またタクシー乗り場まで足を運
ばなくても、気軽にタクシーを利用できるタクシー配車
方法並びに配車システムに関する。
するには、タクシー乗り場へ行くか、あるいはタクシー
会社の電話番号を調べ、通話して配車してもらうより他
なかった。現在、携帯電話の普及が拡がり、そこで携帯
電話の位置情報を利用してタクシーを呼び出すシステム
として、特開2000−341397号公報に技術が開
示されている。
クシー配車希望者が、予め設定されているタクシー配車
注文専用の全国共通電話番号を持った基地局に発呼し通
話してタクシー配車を要求すると、GPS(衛星による
全地球測位システム)機能を付加した発注者の携帯電話
からの位置情報の受信により基地局側では発注者の位置
を特定し、発注者の現在位置を営業エリアにもつ最寄り
のタクシー会社へ位置情報と共に上記の通話を転送す
る。これにより発注者は、自分の位置を伝えることなし
に最小限の会話のみでタクシーを呼ぶことが出来るもの
である。
ムにおいて、利用者はタクシー会社もしくはタクシーの
運転手と会話を交わす必要がある。これは、タクシー会
社(もしくは運転手)側も会話を交わさなければならな
いということであり、とくに利用者が小児者、高齢者、
急病人、外国人や地理に不案内な旅行者や聾唖者の様な
場合、利用者及びタクシー会社の双方に負担が生ずるこ
とが予想される。また、東京や大阪のように大都会で
は、タクシーは広域に移動しているため、タクシー利用
者の最寄りのタクシー会社のタクシーが必ずしも利用者
の近くにいるとは限らず、利用者が乗車できるまで長い
時間待たなければならない場合がある。本発明は、この
ような課題を解決するためになされたものである。
る発明のタクシー配車方法は、タクシー配車要求側が備
える携帯情報通信機器と、タクシー配車を仲介する配車
仲介側が備えるコンピュータ機器と、配車手配を受ける
タクシーに搭載した情報通信機器と、前記3つの機器を
接続する情報通信ネットワークを含んだタクシー配車シ
ステムにおいて、前記配車要求側が備える携帯情報通信
機器が、前記情報通信ネットワークを通じて前記配車要
求側の位置情報を含む情報を前記タクシー配車仲介側が
備えるコンピュータ機器に通信して配車要求を行うステ
ップと、前記タクシー配車仲介側が備えるコンピュータ
機器が、複数の運行中の前記タクシーに搭載した情報通
信機器から、前記タクシーの位置情報と乗客同乗の有無
を示す情報とを前記情報通信ネットワークを通じて受信
するステップと、前記コンピュータ機器が、さらに前記
配車要求側の位置情報から、予め定めた第1の判定に基
づいて選定した複数の運行中の前記タクシーに搭載した
情報通信機器に対し、前記配車要求側の位置情報を含む
情報を、前記情報通信ネットワークを通じて送信し、前
記配車要求側への配車を募るステップと、前記タクシー
に搭載した情報通信機器が、前記情報通信ネットワーク
を通じて前記コンピュータ機器に前記配車募集に応じる
応答を発信するステップと、前記コンピュータ機器が、
前記複数のタクシーに搭載した情報通信機器からの前記
配車募集に応じる応答の中から、予め定めた第2の判定
に基づいて選定した単数の前記タクシーに搭載した情報
通信機器に、配車を指示する情報を前記情報通信ネット
ワークを通じて送信するステップと、を含むことを特徴
とする。また、本発明の請求項2に係わる発明のタクシ
ー配車方法は、前記請求項1に係わる発明記載の前記情
報通信ネットワークが、互いに接続された公衆無線デー
タ通信網とインターネット網を含んでいることを特徴と
する。また、本発明の請求項3に係わる発明のタクシー
配車方法は、前記請求項1に係わる発明記載の前記配車
要求側および前記タクシーの位置情報が、GPS(全地
球測位システム)を構成する衛星群が発信している電波
を受信して取得することを特徴とする。また、本発明の
請求項4に係わる発明のタクシー配車方法は、前記請求
項1に係わる発明記載の前記配車要求側が備える携帯情
報通信機器がPHS端末であって、前記配車要求側の位
置情報が、前記PHS端末の直近するPHS基地局から
受信して取得することを特徴とする。また、本発明の請
求項5に係わる発明のタクシー配車方法は、前記請求項
1に係わる発明記載の前記第1の判定が、前記配車要求
側の位置情報と前記運行中のタクシーの位置情報から、
前記配車要求側の位置を中心として所定の半径距離内に
位置し、かつ乗客が同乗していない空車のタクシーであ
ることを基準とすることを特徴とする。また、本発明の
請求項6に係わる発明のタクシー配車方法は、前記請求
項1に係わる発明記載の前記第2の判定が、前記複数の
タクシーに搭載した情報通信機器からの前記配車募集に
応じる応答の中から時間的に最初に応答のあったタクシ
ーであることを基準とすることを特徴とする。また、本
発明の請求項7に係わる発明のタクシー配車方法は、前
記請求項1に係わる発明記載の前記タクシー配車仲介側
が備えるコンピュータ機器が、さらに道路の渋滞情報に
基づき前記タクシーの位置から前記配車要求側の位置ま
での前記タクシーの移動に要する時間を推計するステッ
プを含み、前記第2の判定が、前記複数のタクシーに搭
載した情報通信機器からの前記配車募集に応じる応答の
中から前記移動に要する時間が最小のタクシーであるこ
とを基準とすることを特徴とする。また、本発明の請求
項8に係わる発明のタクシー配車システムは、タクシー
配車要求側が備える携帯情報通信機器と、タクシー配車
を仲介する配車仲介側が備えるコンピュータ機器と、配
車手配を受けるタクシーに搭載したタクシーに搭載した
情報通信機器と、前記3つの機器を接続する情報通信ネ
ットワークを含んだタクシー配車システムであって、前
記配車要求側が備える携帯情報通信機器が、前記情報通
信ネットワークを通じて前記配車要求側の位置情報を含
む情報を前記タクシー配車仲介側が備えるコンピュータ
機器に通信して配車要求を行い、前記タクシー配車仲介
側が備えるコンピュータ機器が、複数の運行中の前記タ
クシーに搭載した情報通信機器から、前記タクシーの位
置情報と乗客同乗の有無を示す情報とを前記情報通信ネ
ットワークを通じて受信し、さらに、前記配車要求側の
位置情報から、予め定めた第1の判定に基づいて選定し
た複数の運行中の前記タクシーに搭載した情報通信機器
に対し、前記配車要求側の位置情報を含む情報を、前記
情報通信ネットワークを通じて送信し、前記配車要求側
への配車を募り、前記タクシーに搭載した情報通信機器
が、前記情報通信ネットワークを通じて前記コンピュー
タ機器に前記配車募集に応じる応答を発信し、さらに、
前記コンピュータ機器が、前記複数のタクシーに搭載し
た情報通信機器からの前記配車募集に応じる応答の中か
ら、予め定めた第2の判定に基づいて選定した単数の前
記タクシーに搭載した情報通信機器に、配車を指示する
情報を前記情報通信ネットワークを通じて送信する、こ
とを特徴とする。また、本発明の請求項9に係わる発明
のタクシー配車システムは、前記請求項8に係わる発明
記載の前記情報通信ネットワークが、互いに接続された
公衆無線データ通信網とインターネット網を含んでいる
ことを特徴とする。また、本発明の請求項10に係わる
発明のタクシー配車システムは、前記請求項8に係わる
発明記載の前記配車要求側および前記タクシーの位置情
報が、GPS(全地球測位システム)を構成する衛星群
が発信している電波を受信して取得することを特徴とす
る。また、本発明の請求項10に係わる発明のタクシー
配車システムは、前記請求項8に係わる発明記載の前記
配車要求側が備える携帯情報通信機器がPHS端末であ
って、前記配車要求側の位置情報が、前記PHS端末の
直近するPHS基地局から受信して取得することを特徴
とする。また、本発明の請求項11に係わる発明のタク
シー配車システムは、前記請求項8に係わる発明記載の
前記第1の判定が、前記配車要求側の位置情報と前記運
行中のタクシーの位置情報から、前記配車要求側の位置
を中心として所定の半径距離内に位置し、かつ乗客が同
乗していない空車のタクシーであることを基準とするこ
とを特徴とする。また、本発明の請求項12に係わる発
明のタクシー配車システムは、前記請求項8に係わる発
明記載の前記第2の判定が、前記複数のタクシーに搭載
した情報通信機器からの前記配車募集に応じる応答の中
から時間的に最初に応答のあったタクシーであることを
基準とすることを特徴とする。また、本発明の請求項1
4に係わる発明のタクシー配車システムは、前記請求項
8に係わる発明記載の前記タクシー配車仲介側が備える
コンピュータ機器が、さらに道路の渋滞情報に基づき前
記タクシーの位置から前記配車要求側の位置までの前記
タクシーが移動に要する時間を推計し、前記第2の判定
が、前記複数のタクシーに搭載した情報通信機器からの
前記配車募集に応じる応答の中から前記移動に要する時
間が最小のタクシーであることを基準とすることを特徴
とする。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のタク
シー配車システムの構成を示す図であって、タクシー配
車要求者が保時する携帯電話または携帯情報端末1と、
配車要求を仲介するタクシー配車仲介センター5が備え
るコンピュータシステム2と、タクシー6が搭載する車
載コンピュータ3と、携帯電話または携帯情報端末1及
びタクシーの車載コンピュータ3が無線接続する携帯電
話サービス事業者が備える携帯電話公衆網の基地局7
と、携帯電話サービス事業者が備えるサーバ4と、この
サーバ4やタクシー配車仲介センターの備えるコンピュ
ータシステム2が接続する情報通信ネットワーク8とを
有する。携帯電話網と情報通信ネットワーク8とはサー
バ4を介して接続しており、携帯電話サービス事業者は
同時にインターネットサービスプロバイダーでもあり、
携帯電話インターネットを運用している。タクシー配車
仲介センター5が備えるコンピュータシステム2は、上
記の携帯電話サービス事業者が行っているプロバイダ
ー、または、別のインターネット接続業者(プロバイダ
ー)を介して、情報通信ネットワーク8に接続してい
る。また、携帯電話または携帯情報端末1は、測位機能
を有する。例えばGPS(全地球測位システム)により
現在の位置に関する情報を携帯電話や携帯情報端末自身
が取得する機能を備えるか、または携帯型のGPS測位
ユニットを携帯電話または携帯情報端末に接続すること
によって位置情報が取得でき、また取得した位置情報を
送信することができる。GPSによる位置情報の誤差
は、数m程度である。タクシーの備える車載コンピュー
タ3は、携帯電話サービスを介して情報を送受する無線
送受信機能と、タクシーの現在位置を測位し、自らまた
受信した位置情報を地図情報とともに表示するカーナビ
機能も装備している。
末情報1と、タクシー配車仲介センター5が備えるコン
ピュータシステム2と、タクシー6の車載コンピュータ
3との間の情報のフローを示した図である。また、図
3、図4及び図5は、コンピュータシステム2と携帯電
話または携帯情報端末1と車載コンピュータ3のそれぞ
れにおける動作のフローを示した図である。図2から図
5において同一の動作ステップは同一の符号を付してあ
る。タクシー配車希望客は、まず現在位置の位置情報を
保持する携帯電話や携帯情報端末1によってGPS測位
システムを利用して取得する(S1)。次に配車希望者
の備える携帯電話や携帯情報端末1に予め装備されてい
るボタンを押すなどの入力手段によりタクシー配車仲介
センターのコンピュータシステム2に作られているサイ
ト画面(ホームページ)を呼び出す。ここで、タクシー
配車仲介センター6のサイトは、携帯電話サービス事業
者の事業である携帯電話インターネットの公式サイト
(ホームページ)に認定されている。このため、携帯電
話や携帯情報端末1上のインターネットデータサービス
である携帯電話インターネットをスタートさせる上記の
ボタンを押すと、最初のメニュー画面にタクシー配車サ
ービスのメニューバーが他の情報サービスメニューとと
もに表示されてくる。配車希望客が、このタクシー配車
サービスのメニューバーを選択してクリックすると、携
帯電話や携帯情報端末1は、タクシー配車仲介センター
のコンピュータシステム2に接続される。そして、配車
要求画面がダウンロードされ、携帯電話や携帯情報端末
1の画面に表示される(S2)。配車希望客は、配車要
求画面の指示に従って、すでに取得してある位置情報や
現在使用している携帯電話や携帯情報端末機器の電話番
号、客の氏名、性別、特徴等客自身を識別する情報と、
乗車人数、目的地、小型・大型等のクラス、到着指定時
刻といった情報も合わせて入力し(これらを客情報と呼
ぶ)、送信する(S3)。
の位置情報と空車/実車の情報を、自動的にコンピュー
タシステム2に送信している(S4)ので、タクシー配
車仲介センターのコンピュータシステム2は、取り込ん
だ配車希望客の位置情報と、すでに取得している複数の
タクシーからの現在の走行エリアや空車/実車の別、配
車希望客からの目的地や乗車人数等の客情報を考慮して
条件に当てはまるタクシーを複数選定し(S5)、これ
らに送信する(S6)。この送信は、タクシー配車仲介
センターのコンピュータシステム2が接続している無線
公衆網とインターネットとが接続した前記の携帯電話イ
ンターネットを介して送信される。タクシーに装備され
た車載コンピュータ3は、前記コンピュータシステム2
から送られる送信信号を受信し、運転手に配車要求があ
ったことを音声にて伝える。また、前記配車希望客の位
置情報は車中のカーナビの画面にも表示される(S
7)。タクシーの運転手は、自分が配車注文を受ける場
合にスイッチを押すなどして返答する(S8)。
システム2は、複数のタクシーからの応答信号を受け、
一台のタクシーを選択(S9)し、その結果を該当タク
シーに送信する(S10)。これにより、該当タクシー
の運転手は自分が最終的に依頼を受けたことを認識で
き、空車設定を解除した上で、また、まだ前の乗客が乗
車中である場合には乗客が降車し空車となった時点で配
車要求地に向かう(S11)。一方、前記配車要求客に
対して、前記コンピュータシステム2は、要求を受け付
けた旨の返報のメッセージと共に、到着するまでの凡そ
の所要時間を随時送信する(S12)。
ュータシステム2における、S5の客情報を送信するタ
クシー車両の選定と、S9の複数のタクシーからの応答
の中から一台のタクシーを選ぶアルゴリズムについて説
明する。配車希望客の位置情報と複数のタクシーからの
それらの位置情報と空車/実車の情報とから、コンピュ
ータシステム2は、客の位置を中心として所定のエリア
内に位置する空車のタクシーを基本的に選定する。ここ
で、「基本的に」としたのは、タクシーの運行台数が多
い場合は空車のみでも比較的短時間で配車希望客の乗車
予定地に到着することが出来るが、少ない場合は、例え
乗車中でもその目的地点が、配車希望客のタクシーを待
つ位置に近いのならば配車要求客に時間的にあまり待た
せることなしに車をまわすことができる場合もあるた
め、コンピュータシステム2は、空車のみに送信するか
の判断や、また前記配車希望客に近いエリア内を走行中
のタクシーにのみ情報を送るか、または、エリア半径を
拡大するか等の判断を、時間帯等の他の条件を織り交ぜ
て行って、客情報を送信するタクシーの条件を決定す
る。これらモードの選択は、コンピュータシステムのオ
ペレータによって切り替えることができるようにする。
また、S9の複数のタクシーからの応答の中から一台の
タクシーを選ぶ過程については、まずは、先着とする。
しかしながら、道路の混雑状態によっては、配車要求客
位置への到着は、応答の第1先着のタクシーが必ずしも
一番早いとは限らないため、先着順と客先到着時間ミニ
マムのモードは、コンピュータシステムのオペレータに
よって切り替えることができるようにする。
置情報の取得はGPSシステムによる場合を述べたが、
携帯電話や携帯情報端末が、例えばPHS方式のように
基地局のサービスゾーンが狭い無線通信方式の場合に
は、端末から基地局へ問い合わせることによって位置情
報を取得することもできる。このような技術は、特開平
4−152724号公報、特開平8−265826号公
報や特開2000−197101号公報に開示されてい
る。
による配車システムによれば、タクシー乗り場まで赴い
たり、会話を交わすことなくタクシーを手配することが
可能である。また、タクシー到着までの所要時間(ある
いは距離)を(逐一)知ることができるので、待つ上で
も気分的に緩和される効果も期待できる。一方、タクシ
ー会社では会話をする必要が無いため、夜間を含めた人
員の削減に加え、車の回転率の上昇が見込まれコストを
削減できる。
の通信は、既存の公衆通信インフラである携帯電話サー
ビス事業者の保有する無線データ通信システムとインタ
ーネットを介して行うため、タクシー会社を越えて(個
人タクシーや会社所属タクシーに限らず)このシステム
で一元的に配車手配が可能となる。また、タクシー会社
が設置してあるによるよりは、はるかに広域を管制する
ことができ、タクシー利用者の利便が増し、利用者の拡
大が図れる。また、タクシー配車仲介センターは、タク
シー台数や管制エリア面積を拡大する場合でも、専用の
車両無線通信設備を拡張するための設備投資を必要とし
ない。これらは、多大な経済効果を社会に与える。
構成を表す図である。
す図である。
センターが備えるコンピュータシステムの処理フローを
表す図である。
車載コンピュータの処理フローを表す図である。
客が保持する携帯電話や携帯情報端末の処理フローを表
す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 タクシー配車要求側が備える携帯情報通
信機器と、タクシー配車を仲介する配車仲介側が備える
コンピュータ機器と、配車手配を受けるタクシーに搭載
した情報通信機器と、前記3つの機器を接続する情報通
信ネットワークを含んだタクシー配車システムにおい
て、前記配車要求側が備える携帯情報通信機器が、前記
情報通信ネットワークを通じて前記配車要求側の位置情
報を含む情報を前記タクシー配車仲介側が備えるコンピ
ュータ機器に通信して配車要求を行うステップと、前記
タクシー配車仲介側が備えるコンピュータ機器が、複数
の運行中の前記タクシーに搭載した情報通信機器から、
前記タクシーの位置情報と乗客同乗の有無を示す情報と
を前記情報通信ネットワークを通じて受信するステップ
と、前記コンピュータ機器が、さらに前記配車要求側の
位置情報から、予め定めた第1の判定に基づいて選定し
た複数の運行中の前記タクシーに搭載した情報通信機器
に対し、前記配車要求側の位置情報を含む情報を、前記
情報通信ネットワークを通じて送信し、前記配車要求側
への配車を募るステップと、前記タクシーに搭載した情
報通信機器が、前記情報通信ネットワークを通じて前記
コンピュータ機器に前記配車募集に応じる応答を発信す
るステップと、前記コンピュータ機器が、前記複数のタ
クシーに搭載した情報通信機器からの前記配車募集に応
じる応答の中から、予め定めた第2の判定に基づいて選
定した単数の前記タクシーに搭載した情報通信機器に、
配車を指示する情報を前記情報通信ネットワークを通じ
て送信するステップと、を含むことを特徴とするタクシ
ー配車方法。 - 【請求項2】 前記情報通信ネットワークが、互いに接
続された公衆無線データ通信網とインターネット網を含
んでいることを特徴とする前記請求項1記載のタクシー
配車方法。 - 【請求項3】 前記配車要求側および前記タクシーの位
置情報が、GPS(全地球測位システム)を構成する衛
星群が発信している電波を受信して取得することを特徴
とする前記請求項1記載のタクシー配車方法。 - 【請求項4】 前記配車要求側が備える携帯情報通信機
器がPHS端末であって、前記配車要求側の位置情報
が、前記PHS端末の直近するPHS基地局から受信し
て取得することを特徴とする前記請求項1記載のタクシ
ー配車方法。 - 【請求項5】 前記第1の判定が、前記配車要求側の位
置情報と前記運行中のタクシーの位置情報から、前記配
車要求側の位置を中心として所定の半径距離内に位置
し、かつ乗客が同乗していない空車のタクシーであるこ
とを基準とすることを特徴とする前記請求項1記載のタ
クシー配車方法。 - 【請求項6】 前記第2の判定が、前記複数のタクシー
に搭載した情報通信機器からの前記配車募集に応じる応
答の中から時間的に最初に応答のあったタクシーである
ことを基準とすることを特徴とする前記請求項1記載の
タクシー配車方法。 - 【請求項7】 前記タクシー配車仲介側が備えるコンピ
ュータ機器が、さらに道路の渋滞情報に基づき前記タク
シーの位置から前記配車要求側の位置までの前記タクシ
ーの移動に要する時間を推計するステップを含み、前記
第2の判定が、前記複数のタクシーに搭載した情報通信
機器からの前記配車募集に応じる応答の中から前記移動
に要する時間が最小のタクシーであることを基準とする
ことを特徴とする前記請求項1記載のタクシー配車方
法。 - 【請求項8】 タクシー配車要求側が備える携帯情報通
信機器と、タクシー配車を仲介する配車仲介側が備える
コンピュータ機器と、配車手配を受けるタクシーに搭載
した情報通信機器と、前記3つの機器を接続する情報通
信ネットワークを含んだタクシー配車システムであっ
て、前記配車要求側が備える携帯情報通信機器が、前記
情報通信ネットワークを通じて前記配車要求側の位置情
報を含む情報を前記タクシー配車仲介側が備えるコンピ
ュータ機器に通信して配車要求を行い、前記タクシー配
車仲介側が備えるコンピュータ機器が、複数の運行中の
前記タクシーに搭載した情報通信機器から、前記タクシ
ーの位置情報と乗客同乗の有無を示す情報とを前記情報
通信ネットワークを通じて受信し、さらに、前記配車要
求側の位置情報から、予め定めた第1の判定に基づいて
選定した複数の運行中の前記タクシーに搭載した情報通
信機器に対し、前記配車要求側の位置情報を含む情報
を、前記情報通信ネットワークを通じて送信し、前記配
車要求側への配車を募り、前記タクシーに搭載した情報
通信機器が、前記情報通信ネットワークを通じて前記コ
ンピュータ機器に前記配車募集に応じる応答を発信し、
さらに、前記コンピュータ機器が、前記複数のタクシー
に搭載した情報通信機器からの前記配車募集に応じる応
答の中から、予め定めた第2の判定に基づいて選定した
単数の前記タクシーに搭載した情報通信機器に、配車を
指示する情報を前記情報通信ネットワークを通じて送信
する、ことを特徴とするタクシー配車システム。 - 【請求項9】 前記情報通信ネットワークが、互いに接
続された公衆無線データ通信網とインターネット網を含
んでいることを特徴とする前記請求項8記載のタクシー
配車システム。 - 【請求項10】 前記配車要求側および前記タクシーの
位置情報が、GPS(全地球測位システム)を構成する
衛星群が発信している電波を受信して取得することを特
徴とする前記請求項8記載のタクシー配車システム。 - 【請求項11】 前記配車要求側が備える携帯情報通信
機器がPHS端末であって、前記配車要求側の位置情報
が、前記PHS端末の直近するPHS基地局から受信し
て取得することを特徴とする前記請求項8記載のタクシ
ー配車システム。 - 【請求項12】 前記第1の判定が、前記配車要求側の
位置情報と前記運行中のタクシーの位置情報から、前記
配車要求側の位置を中心として所定の半径距離内に位置
し、かつ乗客が同乗していない空車のタクシーであるこ
とを基準とすることを特徴とする前記請求項8記載のタ
クシー配車システム。 - 【請求項13】 前記第2の判定が、前記複数のタクシ
ーに搭載した情報通信機器からの前記配車募集に応じる
応答の中から時間的に最初に応答のあったタクシーであ
ることを基準とすることを特徴とする前記請求項8記載
のタクシー配車システム。 - 【請求項14】 前記タクシー配車仲介側が備えるコン
ピュータ機器が、さらに道路の渋滞情報に基づき前記タ
クシーの位置から前記配車要求側の位置までの前記タク
シーが移動に要する時間を推計し、前記第2の判定が、
前記複数のタクシーに搭載した情報通信機器からの前記
配車募集に応じる応答の中から前記移動に要する時間が
最小のタクシーであることを基準とすることを特徴とす
る前記請求項8記載のタクシー配車システム。
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JP2001046771A JP2002251433A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | タクシー配車方法並びにシステム |
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