JP2002170196A - 車両配車センタ - Google Patents

車両配車センタ

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JP2002170196A
JP2002170196A JP2000364397A JP2000364397A JP2002170196A JP 2002170196 A JP2002170196 A JP 2002170196A JP 2000364397 A JP2000364397 A JP 2000364397A JP 2000364397 A JP2000364397 A JP 2000364397A JP 2002170196 A JP2002170196 A JP 2002170196A
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JP
Japan
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vehicle
company
taxi
dispatching
voice message
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JP2000364397A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Itagaki
信之 板垣
Noriaki Suzuki
則明 鈴木
Keisuke Tanaka
慶輔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配車を要望した利用者に対して速やかな配車
を可能にする。 【解決手段】 配車を要望する利用者の発呼に基づく着
信が例えば回線Laに到来するとセンタ3はこの着信に
自動応答した後、音声合成部38からこの回線に車両配
車条件の入力を要請する音声メッセージを送出し、この
メッセージを聴取した利用者の入力操作に基づく回線L
aを介するタクシー会社の無指定入力を受信すると、利
用者の存在位置をもとにデータベース部35を検索して
このデータベース部から前記存在位置を管轄するタクシ
ー会社を検出し、複数のタクシー会社が検出された場合
は各会社を同時に自動呼出して前記存在位置までの配車
可能時間の入力要請メッセージを送出する一方、各タク
シー会社から配車時間を受信すると、最短配車時間のタ
クシー会社に配車指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の要求に応
じて利用者にタクシー等の営業用車両を配車する車両配
車センタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者がタクシー等の営業用車両
の配車を希望する場合、利用者は予めタクシー会社を選
定して、その選定したタクシー会社へ電話をかけ配車を
依頼するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
が早急の配車を望む場合、利用者自らが選定したタクシ
ー会社が必ずしも速やかに配車できるとは限らず、この
ような場合、利用者の待ち時間が長くなるという課題が
あった。したがって、本発明は、配車を要望した利用者
に対して速やかな配車を可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、利用者の発呼に基づく着信が回線に
到来するとこの着信に自動応答した後、この着信回線に
車両配車条件の入力を要請する音声メッセージを送出す
る第1の送出手段と、第1の送出手段の音声メッセージ
の送出に対して着信回線からの車両配車条件を示す車両
配車会社の無指定入力を受信すると、利用者の存在位置
を示す存在位置情報をもとにデータベースを検索しこの
データベースから前記存在位置を管轄する車両配車会社
を検索する検索手段と、検索手段により複数の車両配車
会社が検索された場合は複数の車両配車会社を同時に自
動呼出して前記存在位置までの配車可能時間の入力を要
請する音声メッセージを送出する第2の送出手段と、第
2の送出手段の音声メッセージの送出に対して複数の車
両配車会社からの配車可能時間を受信すると、最短の配
車可能時間の車両配車会社を選択して配車指示の旨のメ
ッセージを送出制御する制御手段とを設けたものであ
る。また、制御手段は、第2の送出手段の音声メッセー
ジの送出に対して複数の車両配車会社からの配車可能時
間を受信すると、最短の配車可能時間の車両配車会社を
選択してこの最短配車可能時間の車両配車会社と着信回
線間を接続するものである。
【0005】また、第1の送出手段の音声メッセージの
送出に対して着信回線からの車両配車条件を示す車両配
車会社の指定入力を受信すると、この指定入力された車
両配車会社を自動呼び出しして配車可否の入力を要請す
る音声メッセージを送出する第3の送出手段を設け、制
御手段は、第3の送出手段の音声メッセージの送出に対
して車両配車会社からの配車可能入力を受信すると、こ
の車両配車会社と着信回線とを接続するものである。ま
た、制御手段は、車両配車会社からの配車不可入力を受
信すると、着信回線へ配車不可を示す音声メッセージを
送出するとともに、車両配車条件の再度の入力を要請す
る音声メッセージを着信回線へ送出するものである。ま
た、制御手段は、着信回線からの車両配車条件を示す車
両配車会社の指定入力を受信すると、この着信回線を保
留するものである。また、制御手段は、複数の車両配車
会社からの配車可能時間を受信すると、最短配車可能時
間の車両配車会社を除く車両配車会社に対し配車不要を
示す音声メッセージを送出するものである。また、制御
手段は、着信回線から車両配車条件の再度の入力が受信
できない場合はこの着信回線を開放するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明を適用した配車システム
の構成を示すブロック図である。本システムは、各タク
シー会社A〜Nに配設された受付配車装置1A〜1N
と、各タクシー会社A〜Nの受付配車装置1A〜1Nと
それぞれ図示しない交換機及び複数の電話回線(以下、
回線)Lを介して接続されるタクシーコールセンタ3
(車両配車センタ)とからなる。
【0007】受付配車装置1は、回線Lを介して通話相
手と情報のやり取りを行う通信部12と、地図上に自社
のタクシー25(営業用車両)の存在位置等の表示を行
うナビゲーションシステム13と、受付管理装置1のオ
ペレータに対して情報を表示するための表示部14と、
オペレータが情報を入力するための操作部15と、自社
のタクシー25と無線により情報をやりとりするための
無線部16と、利用者の呼出位置に最も近い配車可能な
タクシー25を選択するAVM(Automatic Vehicle Mo
nitoring)処理部17と、CTIシステム18と、外部
の装置とのインタフェースとなる外部I/F部19と、
顧客情報等を印字出力するためのプリンタ20と、オペ
レータが利用者と応対するための電話機21と、以上の
各部を制御する制御部11とからなる。
【0008】一方、タクシーコールセンタ3は、利用者
が使用する電話機5A,5Bと図示しない交換機及び回
線La,Lbを介して接続され利用者と通信を行う通信
部32と、受付配車装置1と回線Lを介して通信を行う
通信部34と、通信部32,34間を接続する接続部3
3と、利用者の存在位置とその存在位置を管轄する各タ
クシー会社A〜Nが対に記憶されているテーブル等を有
するデータベース部35と、タクシーコールセンタ3の
オペレータが情報を入力するための操作部36と、オペ
レータに対して情報を表示するための表示部37と、利
用者側や受付配車装置1側へ音声メッセージを送出する
音声合成部38と、以上の各部を制御する制御部31と
からなる。
【0009】以上のように構成された本配車システム
は、タクシー25を利用する利用者が例えば電話機5A
を用いてタクシーコールセンタ3の電話番号を発呼する
と、その発呼に基づく着信が回線Laに到来する。タク
シーコールセンタ3ではその着信に自動応答して、音声
合成部38から所定の音声メッセージをその着信回線L
aに送出し、利用者に所望のタクシー会社を指定させる
とともに、前記音声メッセージを聴取した利用者がタク
シー会社の指定操作を行うと、指定したタクシー会社の
受付配車装置1へ自動ダイヤルし呼出を行う。そして、
その受付配車装置1のオペレータがその呼出に応答する
とそのオペレータへ配車可否の旨を打診し、配車可能な
場合は、そのタクシー会社のタクシーを利用者の存在位
置へ配車させるようにしたものである。
【0010】また、前記音声メッセージを聴取した利用
者がタクシー会社の無指定操作を行うと、タクシーコー
ルセンタ3は全てのタクシー会社の受付配車装置1へ自
動ダイヤルし呼出を行う。各タクシー会社の受付配車装
置1の各オペレータがこの呼出に応答すると各オペレー
タに対し、それぞれ利用者の存在位置までの配車可能時
間の通知を依頼し、この依頼に基づき各タクシー会社の
受付配車装置1から通知される配車可能時間を受信する
と、最も配車時間の短いタクシー会社へ再度自動ダイヤ
ルしてそのタクシー会社のタクシーを利用者の存在位置
へ配車させるようにしたものである。
【0011】図2は、このような配車システムの動作を
示すフローチャートである。このフローチャートに従い
本発明の要部動作をさらに詳細に説明する。利用者はタ
クシーを利用する場合、自身が利用する例えば電話機5
Aを用いてタクシーコールセンタ3の電話番号をダイヤ
ルする。すると、タクシーコールセンタ3の通信部32
により着信が検出され、制御部31は、ステップS1の
「お客からの電話連絡?」を「Y」と判定する。この場
合、制御部31は通信部32を制御してその着信に応答
させるとともに、音声合成部38を制御することによ
り、応答した着信回線Laに、ステップS2で例えば、
「こちらは、タクシー配車センタです。ご指定のタクシ
ー会社が無い場合は00を、A社ご指定の場合は01
を、B社ご指定の場合は02を、C社ご指定の場合は0
3を押してください」旨の音声ガイダンスを送信し、利
用者に報知する。
【0012】このような、音声合成ガイダンスの送信に
対して、利用者が例えばダイヤル01を操作し、タクシ
ー会社Aを指定すると、制御部31は通信部32を介し
てこれを検出し、ステップS3の「タクシー会社指定あ
り?」を「Y」と判定する。この場合、制御部31は通
信部34を制御することにより複数の回線Lのうち1つ
の回線を介し指定されたタクシー会社Aへ自動ダイヤル
発信させ、ステップS4でそのタクシー会社Aの呼出を
行う。また、このとき制御部31は通信部32を制御し
て着信回線Laを保留し、かつ音声合成部38を制御し
てその回線Laへ、例えば「ただいまタクシー会社に連
絡しております。しばらくお待ちください。」旨の音声
メッセージや保留メロディを送出し利用者に報知する。
【0013】ステップS4でタクシー会社Aへの呼出が
行われると、その呼出は、受付配車装置1Aの通信部1
2を介して制御部11で検出されるとともに、通信部1
2から外部I/F部19を介して電話機21に伝達され
電話機21が着信鳴動する。そして、タクシー会社Aの
受付配車装置1Aのオペレータが電話機21をオフフッ
クすることによりその着信に応答すると、その着信応答
は、外部I/F部19を介して制御部11に伝達され制
御部11により着信応答が認識されるとともに、外部I
/F19,通信部12及び回線Lを介してタクシーコー
ルセンタ3の通信部34に伝達され、通信部34から制
御部31へ伝達される。
【0014】タクシーコールセンタ3の制御部31はタ
クシー会社Aの応答を検出すると、データベース部35
の内容に基づいて利用者の現在の存在場所を受付配車装
置1Aのオペレータに通知する。即ち、データベース部
35には、利用者が発信した電話機の電話番号を示す発
IDに対応して、地名や目印となるビル名等の位置情報
が記憶されている。制御部31はその利用者からの着信
時に通知された発IDをもとにデータベース部35を検
索して利用者の現在の位置情報を検出し、かつ音声合成
部38を制御して、例えば「お客さんは、○○○で待っ
ています。配車できない場合は0を押してください。ま
た、配車できる場合は配車可能時間を連絡してくださ
い。」旨の音声メッセージを前記オペレータに送出す
る。
【0015】ところで、タクシー25の乗務員(運転
手)は、自車両が空車又は実車となったときに操作部
(不図示)を操作し、GPS(Global Positioning Sys
tem )装置(不図示)は、自車両の位置を常時検出す
る。タクシー25の制御部(不図示)は、操作部とGP
S装置の出力に基づいて、自車両の番号と自車両の位置
情報と自車両が実車か空車か等を示す状態情報とを一定
時間毎あるいは受付配車装置1の要求に応じて生成し、
無線信号として出力している。受付配車装置1の無線部
16は、受信した無線信号を復調して車両番号と車両位
置情報と状態情報とを取得し、これらの情報を制御部1
1を介してAVM処理部17に渡す。AVM処理部17
は、受信した情報を基に車両データベース(不図示)を
更新して、地図データベース(不図示)に基づく地図を
制御部11を介して表示部14に表示させると共に、こ
の地図上に前記車両データベースに基づく車両位置と空
車又は実車の状態とを表示させる。こうして、表示部1
4の画面には、各タクシー25の位置と状態とが表示さ
れている。
【0016】受付配車装置1Aのオペレータは、タクシ
ーコールセンタ3からの配車可能時間の連絡を受けると
操作部15を操作して利用者の存在位置を入力する。す
ると、制御部11は、この存在位置情報をAVM処理部
17に渡し、AVM処理部17は、前記車両データベー
スを検索して、その位置に最も近く、かつ配車可能(す
なわち空車状態)なタクシー25を選択し、選択したタ
クシー25の番号を制御部11に送って、制御部11に
より表示部14に表示させる。また、受付配車装置1A
にはナビゲーションシステム13が設けられており、制
御部11がAVM処理部17により選択したタクシー2
5の番号と、利用者の存在位置とをナビゲーションシス
テム13に送出することにより、ナビゲーションシステ
ム13に対し、そのタクシー25の位置と利用者の存在
位置間の距離に現在の道路混雑状況を加味した配車可能
時間を演算させその配車可能時間を表示部14に表示さ
せる。
【0017】利用者の存在位置に最も近い配車可能なタ
クシー25の番号及びその配車可能時間が表示部14に
表示されると、オペレータは表示部14の配車可能時間
の表示を識別して、操作部15を操作することによりそ
の配車可能時間を入力する。すると、操作されたその配
車可能時間とそのタクシー会社AのIDとが、制御部1
1,通信部12及び回線Lを介してタクシーコールセン
タ3の通信部34に伝達され、さらに通信部34から制
御部31へ伝達される。この場合、制御部31はステッ
プS5の「配車可?」を「Y」と判定し、通信部32を
制御して着信回線Laの保留を解除するとともに音声合
成部38を制御して、着信回線Laへ、例えば「ご指定
のタクシー会社と接続しますのでそのままお待ちくださ
い」旨の音声メッセージを送出する。そして、接続部3
3を制御してその接点を閉結することにより通信部3
2,34間を接続する。これにより、ステップS6で、
利用者(発信者)と、タクシー会社Aの受付配車装置1
Aのオペレータとが、電話機5A→回線La→タクシー
コールセンタ3の通信部32→接続部33→通信部34
→回線L→受付配車装置1Aの通信部12→外部I/F
部19→電話機21を介して、通話接続される。
【0018】ステップS6の通話接続により、利用者と
オペレータ間で通話が開始されると、さらに具体的な利
用者の存在位置等の内容がオペレータにより確認され、
その後両者の通話が終了しステップS7の判定が「Y」
となると、受付配車装置1Aの制御部11は通信部12
を制御して回線Lを切断するとともに、タクシーコール
センタ3の制御部31は通信部34を制御して回線Lを
切断し、かつ通信部32を制御して回線Laを切断しさ
らに接続部33を制御して通信部32,34間の接続を
切断する(ステップS8)。その後、受付配車センタ1
Aのオペレータは電話機21から無線部16を介し当該
タクシー25を無線呼び出しすることにより利用者の存
在位置への配車を指示する。
【0019】一方、利用者の存在位置を入力したにもか
かわらず、表示部14に配車可能なタクシー25の番号
及び配車可能時間が表示されない場合は、受付配車セン
タ1Aのオペレータは、配車不可と判断して、操作部1
5を操作することにより「0」を入力する。すると、こ
の配車不可情報とそのタクシー会社のIDとが同様に制
御部11,通信部12及び回線Lを介してタクシーコー
ルセンタ3の通信部34に伝達され、さらに通信部34
から制御部31へ伝達される。すると、制御部31はス
テップS5の「配車可?」を「N」と判定し、音声合成
部38を制御して、着信回線Laに例えば、「誠に申し
訳ありませんがご指定のタクシー会社から配車できない
との連絡がありました。改めて、B社ご指定の場合は0
2を、C社ご指定の場合は03を、ご指定のタクシー会
社が無い場合は00を、またキャンセルする場合は10
を押してください」旨の音声ガイダンスを送信し、利用
者に報知する(ステップS10,S11)。
【0020】ここで、利用者が「01」〜「03」を押
下した場合は、ステップS12の「再指定?」が「Y」
となり、この場合は、ステップS4に戻って同様に再度
指定タクシー会社の呼び出しを行い、指定されたタクシ
ー会社が配車可能であれば前述したステップS6〜S8
の処理を行う一方、配車不可であればステップ10,S
12の処理を行う。また、利用者が「00」を押下した
場合は、ステップS13の「指定会社無し?」を「Y」
と判断してステップS20以降の処理へ移行する。さら
に、利用者が「10」を押した場合は、タクシーの配車
依頼をキャンセルしたものと判断して、ステップS8へ
移行し、受付配車装置1Aの制御部11に回線Lを切断
させるとともに、通信部34を制御して回線Lを切断し
かつ通信部32を制御して回線Laを切断する。
【0021】ここで、前記音声ガイダンスの送信に対
し、利用者の入力操作がタクシー会社の指定無しを示す
場合、即ちステップS3の「タクシー会社指定あり?」
が「N」となる場合またはステップS13の「タクシー
会社指定無し?」が「Y」となる場合は、ステップS2
0で各タクシー会社へ自動ダイヤルし呼び出しを行う。
即ち、データベース部35には、利用者の発IDに対応
して、地域名及びその地域を管轄する複数のタクシー会
社の電話番号が記憶されている。制御部31はその利用
者からの着信時に通知された発IDをもとにデータベー
ス部35を検索してその発IDに対応する複数のタクシ
ー会社の電話番号を読み出し、通信部34から複数の回
線Lを介して同時に各タクシー会社の電話番号を自動ダ
イヤルし発信させる。
【0022】こうしたタクシーコールセンタ3の通信部
34による複数のタクシー会社への発信に基づく呼出
は、同様に各タクシー会社の受付配車装置1の通信部1
2を介して制御部11で検出されるとともに、通信部1
2から外部I/F部19を介して電話機21に伝達され
電話機21が着信鳴動する。そして、各タクシー会社の
受付配車装置1のオペレータが電話機21をオフフック
することによりその着信に応答すると、その着信応答が
同様に外部I/F19及び通信部12を介してタクシー
コールセンタ3の通信部34に伝達され、通信部34か
ら制御部31へ伝達される。
【0023】タクシーコールセンタ3の制御部31はタ
クシー会社の応答を検出すると、データベース部35の
内容に基づき音声合成部38を制御して利用者の現在の
存在場所を受付配車装置1のオペレータに音声メッセー
ジとして通知するとともに、その場所までの配車可能時
間の入力要請を同様に音声メッセージにより行う。
【0024】このような音声メッセージを聴取した各タ
クシー会社のオペレータが、受付配車装置1の操作部1
5を操作して前述したような利用者の存在位置までの配
車可能時間をナビゲーションシステム13に演算させ、
表示部14に表示された配車可能時間を入力すると、そ
の配車可能時間は、各受付配車装置1の制御部11,通
信部12及び回線Lを介してデータとしてタクシーコー
ルセンタ3の通信部34に伝達され、さらに通信部34
から制御部31へ伝達される。そして、制御部31にお
いてステップS21で各社の配車時間として受信され
る。制御部31は全てのタクシー会社から配車可能時間
(配車不可も含む)を受信すると通信部34を制御する
ことにより各タクシー会社との間の回線Lの接続を一旦
切断する。
【0025】そして、制御部31は各タクシー会社から
受信した配車可能時間を比較して最短の配車可能時間を
求め、その最短時間で配車できるタクシー会社が1社か
否かをステップS22で判断する。ここで、最短配車可
能時間のタクシー会社が1社のみの場合は、ステップS
23で通信部34を制御することにより回線Lを介して
その選定タクシー会社に自動ダイヤルし配車指示の旨の
音声メッセージの送出を行う一方、音声合成部38を制
御することにより、例えば、「5分程(その選定タクシ
ー会社が配車可能時間)で配車できる×××タクシー会
社のタクシーを配車します。×××タクシー会社のオペ
レータと繋ぎますのでそのままお待ちください。」旨の
音声メッセージを着信回線Laに送出し利用者に報知す
る。
【0026】そして、呼び出しされた該当タクシー会社
の受付配車装置1のオペレータによる前記呼出への応答
が検出されると、制御部31は、接続部33を制御して
その接点を閉結することにより通信部32,34間を接
続する。これにより、ステップS24で利用者と該当タ
クシー会社の受付配車装置1のオペレータとが接続され
通話が行われる。そして、オペレータから利用者へ5分
程で配車される旨が通知された後、オペレータまたは利
用者の何れかの終話が検出されると、ステップS25の
「通話終了?」が「Y」となり、該当タクシー会社の受
付配車装置1の制御部11の通信部12の制御による回
線Lの切断、及びタクシーコールセンタ3の制御部31
の通信部34,32の制御に基づく回線L及びLaの切
断をステップS26で行い、かつ接続部33の接点を開
放する。
【0027】こうした、一連の処理と並行して制御部3
1は、全てのタクシー会社から通知された配車可能時間
の平均を算出する。そして、通信部34を制御すること
により、複数の回線Lのうち最短配車可能時間のタクシ
ー会社と接続されている回線以外の回線を介して他のタ
クシー会社(配車可能時間を回答したタクシー会社)を
順次自動ダイヤルして呼び出して、他のタクシー会社の
受付配車装置1の各オペレータがこの呼出に基づく着信
に応答すると、音声合成部38を制御して、ステップS
27で例えば「残念ながら配車可能時間が他社より遅か
ったため、配車不要になりました。今回の配車可能平均
時間は7分でした。」旨の音声メッセージを送出しオペ
レータに落選の旨を報知する。なお、この場合、制御部
31は音声メッセージの代わりに通信部34からデータ
を送信して受付配車装置1の制御部11に受信させ表示
部14に表示させるようにしても良い。
【0028】一方、各タクシー会社から受信した配車時
間のうち最短の配車時間を回答したタクシー会社が複数
存在する場合はステップS22の「最短配車会社数=1
?」が「N」となる。この場合制御部31は、最短配車
時間を回答してきた複数のタクシー会社のうち、回答時
刻が最も早い会社(または、各タクシー会社に配車可能
時間を打診後、その回答が通知されるまでの時間が最短
の会社)をステップS28で選定し、ステップS29で
その選定タクシー会社に自動ダイヤルして呼び出しを行
う。なお、このときステップS23と同様に利用者へ音
声メッセージを送出する。そして、そのタクシー会社の
受付配車装置1のオペレータがその呼出に応答すると、
ステップS24へ移行して、同様にオペレータと利用者
とを通話接続する。そして、ステップS25の「通話終
了?」の「Y」に応じてステップS27で回線切断処理
を行うとともに、これらの処理と並行して、全てのタク
シー会社から受信した配車可能時間の平均を算出し、選
定されたタクシー会社以外のタクシー会社に配車平均時
間と、配車不要の旨を音声メッセージまたはデータとし
てステップS27で通知する。
【0029】なお、上記の例は、利用者がタクシーの配
車依頼時に例えば家庭等に配設された単独電話機5A,
5Bからタクシーコールセンタ3宛に発呼したときの例
であるが、利用者はPHS等の携帯端末を利用してタク
シーコールセンタ3宛に発呼し配車依頼を行うこともで
きる。この場合、タクシーコールセンタ3側では、送信
されてくる通信基地局の設置位置情報を利用すれば、大
まかな発信場所(ただし、利用者の居場所を含む半径5
00m以内)ではあるが、利用者の存在場所を把握でき
る。即ち、予めデータベース部35に、基地局設置位置
情報と地名とを対に記憶し、PHS端末の発信時にこの
発信情報に付随して送信されてくる通信基地局設置位置
情報をもとにデータベース部35を検索し、この通信基
地局設置位置情報に対応する地名を把握する。
【0030】また、この場合、この通信基地局設置位置
情報をもとに配車可能時間も演算できるため、配車可能
時間を算出するうえで問題を生じない。さらに、最終的
にはタクシー会社のオペレータと利用者間で通話が行わ
れることから、このときオペレータは利用者の正確な居
場所を口頭確認でき、したがってその利用者の居場所に
的確にタクシーを配車させることができる。
【0031】また、本実施の形態では、タクシーコール
センタ3で利用者の発呼に伴う発IDを受信し、この受
信発IDに基づいて利用者の存在位置を求めているが、
この場合、受信発IDをそのまま利用者の存在位置とし
てタクシーコールセンタ3からタクシー会社へ送信する
ことにより、タクシー会社の受付配車装置1内のAVM
処理部17及びナビゲーションシステム13に出力し、
AVM処理部17及びナビゲーションシステム13は、
この発IDをもとに最も短時間で配車可能なタクシーと
その配車可能時間を検索することもできる。
【0032】また、本実施の形態では、本配車システム
を構成する各部を電話回線により接続した例を説明した
が、インターネットを介して接続することも可能であ
る。また、利用者が公衆電話機からタクシーコールセン
タ3に発信して配車を依頼する場合は、公衆電話機に存
在位置情報(公衆電話機の設置位置情報)を記憶したメ
モリを設け、公衆電話機のタクシーコールセンタ3への
発信時に公衆電話機がその存在位置情報をタクシーコー
ルセンタ3へ送信するようにすれば良い。また、利用者
と、利用者指定のタクシー会社或いは最短配車時間のタ
クシー会社との間を回線を介して接続しなくても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
車を要望する利用者の発呼に基づく着信が回線に到来す
るとこの着信に自動応答した後、この着信回線に車両配
車条件の入力を要請する音声メッセージを送出して利用
者に報知し、このメッセージの送出に対し利用者の入力
操作に基づく着信回線を介する車両配車会社の無指定入
力を受信すると、利用者の存在位置を示す存在位置情報
をもとにデータベースを検索してこのデータベースから
前記存在位置を管轄する車両配車会社を検出するととも
に、複数の車両配車会社が検出された場合は複数の車両
配車会社を同時に自動呼出して前記存在位置までの配車
可能時間の入力要請メッセージを送出する一方、このメ
ッセージの送出に対して複数の車両配車会社からの配車
可能時間を受信すると、最短の配車可能時間の車両配車
会社を選択して配車指示の旨のメッセージを送出するよ
うにしたので、配車を要望した利用者に対して速やかな
配車が可能になるとともに、配車センタを無人化でき
る。
【0034】また、第2の送出手段の音声メッセージの
送出に対して複数の車両配車会社からの配車可能時間を
受信すると、最短の配車可能時間の車両配車会社を選択
してこの最短配車可能時間の車両配車会社と着信回線間
を接続するようにしたので、配車を要望する利用者とそ
の利用者の存在位置まで最短で配車できる車両配車会社
とを接続して通話させることができ、したがって利用者
に的確な配車を行うことが可能になる。また、利用者の
入力操作に基づく着信回線からの車両配車会社の指定入
力を受信すると、この指定入力された車両配車会社を自
動呼び出しして配車可否の入力を要請する音声メッセー
ジを送出する一方、このメッセージの送出に対して車両
配車会社側からの配車可能入力を受信すると、この車両
配車会社と着信回線とを接続するようにしたので、利用
者に対して指定車両配車会社から確実な配車を行うこと
ができる。
【0035】また、車両配車会社側からの配車不可入力
を受信した場合は、着信回線へ配車不可を示す音声メッ
セージを送出するとともに、車両配車条件の再度の入力
を要請する音声メッセージを送出するようにしたので、
利用者に対して指定車両配車会社以外の会社から配車さ
せることができる。また、利用者の入力操作に基づく着
信回線から車両配車会社の指定入力を受信すると、この
着信回線を保留するようにしたので、この着信回線には
例えば「ただいま車両配車会社に連絡しております。し
ばらくお待ちください。」旨の音声メッセージや保留メ
ロディを送出されることから、利用者に不安感を与える
ことがない。また、複数の車両配車会社からの配車可能
時間を受信すると、最短配車可能時間の車両配車会社を
除く車両配車会社に対し配車不要を示す音声メッセージ
を送出するようにしたので、車両配車会社の無用な配車
を防止できる。また、着信回線から利用者の入力操作に
基づく車両配車条件の再度の入力が受信できない場合は
この着信回線を開放するようにしたので、回線を有効活
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配車システムの構成を示すブロック
図である。
【図2】 前記システムの要部動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
A〜N…タクシー会社、1A〜1N…受付配車装置、3
…タクシーコールセンタ(車両配車センタ)、5A,5
B,21…電話機、L,La,Lb…回線(電話回
線)、11,31…制御部、12,32,34…通信
部、13…ナビゲーションシステム、14,37…表示
部、15,36…操作部、16…無線部、17…AVM
処理部、19…外部I/F、33…接続部、35…デー
タベース部、38…音声合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 慶輔 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 5H180 AA14 BB04 BB05 FF05 FF27 5K015 AA06 AF00 5K067 BB04 DD54 EE02 EE10 EE16 FF03 FF05 FF26 GG01 GG11 HH05 HH11 HH22 HH23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の発呼に基づく着信が回線に到来
    するとこの着信に自動応答した後、この着信回線に車両
    配車条件の入力を要請する音声メッセージを送出する第
    1の送出手段と、 前記第1の送出手段の音声メッセージの送出に対して前
    記着信回線からの前記車両配車条件を示す車両配車会社
    の無指定入力を受信すると、前記利用者の存在位置を示
    す存在位置情報をもとにデータベースを検索し前記デー
    タベースから前記存在位置を管轄する車両配車会社を検
    索する検索手段と、 前記検索手段により複数の車両配車会社が検索された場
    合は複数の車両配車会社を同時に自動呼出して前記存在
    位置までの配車可能時間の入力を要請する音声メッセー
    ジを送出する第2の送出手段と、 前記第2の送出手段の音声メッセージの送出に対して複
    数の車両配車会社からの配車可能時間を受信すると、最
    短の配車可能時間の車両配車会社を選択して配車指示の
    旨のメッセージを送出制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする車両配車センタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、前記第2の送出手段の音声メッセージ
    の送出に対して複数の車両配車会社からの配車可能時間
    を受信すると、最短の配車可能時間の車両配車会社を選
    択してこの最短配車可能時間の車両配車会社と前記着信
    回線間を接続することを特徴とする車両配車センタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1の送出手段の音声メッセージの送出に対して前
    記着信回線からの前記車両配車条件を示す車両配車会社
    の指定入力を受信すると、この指定入力された車両配車
    会社を自動呼び出しして配車可否の入力を要請する音声
    メッセージを送出する第3の送出手段を備え、 前記制御手段は、前記第3の送出手段の音声メッセージ
    の送出に対して前記車両配車会社からの配車可能入力を
    受信すると、この車両配車会社と前記着信回線とを接続
    することを特徴とする車両配車センタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記制御手段は、前記第3の送出手段の音声メッセージ
    の送出に対して前記車両配車会社からの配車不可入力を
    受信すると、前記着信回線へ配車不可を示す音声メッセ
    ージを送出するとともに、前記車両配車条件の再度の入
    力を要請する音声メッセージを前記着信回線へ送出する
    ことを特徴とする車両配車センタ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 前記制御手段は、前記第1の送出手段の音声メッセージ
    の送出に対して前記着信回線からの前記車両配車条件を
    示す車両配車会社の指定入力を受信すると、この着信回
    線を保留することを特徴とする車両配車センタ。
  6. 【請求項6】 請求項1または2において、 前記制御手段は、前記第2の送出手段の音声メッセージ
    の送出に対して複数の車両配車会社からの配車可能時間
    を受信すると、最短配車可能時間の車両配車会社を除く
    車両配車会社に対し配車不要を示す音声メッセージを送
    出することを特徴とする車両配車センタ。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記制御手段は、前記着信回線から前記車両配車条件の
    再度の入力が受信できない場合はこの着信回線を開放す
    ることを特徴とする車両配車センタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004038450A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Nec Corp 配車管理システム、位置情報管理装置及び配車管理方法
KR20060004025A (ko) * 2004-07-08 2006-01-12 세븐지엔텍 여러대의 단말로의 동시 착신 요청 서비스 제공 방법 및 이를 위한 장치
JP2017138749A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 株式会社日立国際電気 配車処理システム
JP7430080B2 (ja) 2020-03-18 2024-02-09 本田技研工業株式会社 管理装置、管理方法、およびプログラム

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