JP3774531B2 - リモコン予約システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報再生装置のリモコン予約システムに関するものであり、特に、情報再生装置から送信された情報周辺データ(例えば、カラオケ曲の人気度やビデオの人気度)をリモコン装置に表示し、リモコン利用者が表示された情報周辺データを参考にして情報データの再生予約を行うリモコン予約システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
情報再生装置の一例としていわゆるカラオケ装置を勘案した場合、従来、カラオケ装置の再生曲の予約システムでは、客自身が、歌本で選曲した曲番号を確認後、リモコンで曲番号を入力して予約している。そして、予約されている曲数、予約時に用いた曲番号、曲目を予約時または常時、知らせてくれるカラオケ装置が知られている。
また、情報再生装置の他の例としていわゆるビデオオンデマンド装置を勘案した場合、ビデオオンデマンド装置の再生ビデオの予約システムでは、利用者が選択した再生ビデオのビデオ番号を一覧表で確認後、リモコンでビデオ番号を入力して予約している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自分が歌う予定の曲が果たして聞く者にとってウケがいいか分からない。また、歌唱力の無い人が難易度の高い曲を選ぶと最後まで歌いきれず、恥ずかしい思いをすることがある。また、再生ビデオを出演者名で選んだ場合、その再生ビデオが果たして見る者にとって楽しめるかどうか分からない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、歌う曲の予約時に、その曲の再生頻度、人気度、どの世代の人にウケがいいかという情報を提供することで、歌っている本人だけでなく同席している人が一緒に楽しめる曲目を選ぶことができ、また、その曲を歌うときの難易度も知らせてくれることで、難易度が高い曲を選んで、後で後悔することが無くなるリモコン予約システムの提供を目的とする。また、再生ビデオの予約時に、その再生ビデオの再生頻度、人気度、どの世代の人にウケがいいかという情報を提供することで、見ている本人だけでなく同席している人が一緒に楽しめる再生ビデオを選ぶことが可能なリモコン予約システムの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため請求項1に係わるリモコン予約システムは、情報データを記憶する情報記憶手段と、前記情報データが複数の各世代の人により再生された回数の値に対応する世代別再生頻度値及び世代別再生頻度値の総和からなる再生頻度値を含む情報周辺データを記憶する情報周辺データ記憶手段と、情報周辺データの更新を行う更新手段と、情報データを再生する再生手段と、リモコン装置と双方向通信を行うリモコン通信手段、リモコン装置から受信したデータを記憶するリモコン受信データ記憶手段とを備えた情報再生装置と、前記情報再生装置と双方向通信を行う通信手段と、情報データ名及び再生予約の有無を入力するとともに入力者の世代のデータを入力する入力手段と、受信した前記情報周辺データを記憶するデータ記憶手段と、該受信した情報周辺データを表示する表示手段とを備えたリモコン装置とからなるリモコン予約システムであって、前記リモコン装置は前記入力手段により入力された情報データ名と入力者の世代のデータを送信し、前記情報再生装置は受信した該情報データ名と入力者の世代のデータを受信後該受信データを前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、該情報データ名の情報データに係る情報周辺データを送信し、前記リモコン装置は受信した該情報周辺データの内前記世代別再生頻度値を表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、前記情報再生装置は再生予約有の信号を受信すると該情報データ名の情報データを再生予約後、世代のデータに対応した世代別再生頻度値と再生頻度値とを前記更新手段により1増やすことを特徴とする。
【0005】
このような構成のリモコン予約システムでは、前記情報周辺データが複数の各世代の人により再生された回数の値に対応する世代別再生頻度値及び世代別再生頻度値の総和からなる再生頻度値を含んでおり、利用者はリモコン装置の入力手段により情報データ名と利用者の世代のデータを入力し、情報再生装置に前記の情報データ名と入力者の世代のデータを送信する。次に、情報再生装置は前記データを受信すると、リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記情報データ名の情報周辺データ(再生頻度値及び世代別再生頻度値等)をリモコン装置に送信する。次に、リモコン装置は受信した前記情報周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信した情報データ名の情報データの再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号を情報再生装置に送信する。次に、情報再生装置は予約信号を受信すると、前記情報データの再生予約を行い、再生頻度値と世代別再生頻度値とを1増やす。また、中止信号を受信した場合は、前記情報データの再生予約及び情報周辺データの更新は行わない。
これにより、情報再生装置の利用者は、手元にあるリモコン装置により情報データに関する情報周辺データ(再生頻度値及び世代別再生頻度値等)を再生予約前に知ることができ、リモコン装置の入力者以外の利用者にも興味度の高い情報データの再生予約を行うことが可能となる。
【0006】
また、請求項2に係るリモコン予約システムは、請求項1に係るリモコン予約システムにおいて、前記情報再生装置が通信手段を介してホストコンピュータに接続される端末装置であり、ホストコンピュータに前記情報データと該情報データの情報周辺データとを記憶する情報記憶手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記端末装置から更新された情報周辺データを受信し、該情報周辺データに基づき前記情報記憶手段の情報周辺データを該情報記憶手段により更新後、再度、更新後の情報周辺データを前記端末装置に送信し、前記端末装置は受信した前記情報周辺データを受信前の情報周辺データと置き換えることを特徴とする。
【0007】
このような構成を有するリモコン予約システムでは、ホストコンピュータの端末装置である情報再生装置において、情報周辺データが利用者の再生予約により更新される。その後、ホストコンピュータは、端末装置の更新された情報周辺データを通信手段を介して入手し、この受信データに基づき前記記憶手段に記憶している情報周辺データを更新し、更新後の情報周辺データを前記端末装置に送信する。そして、該更新後の情報周辺データを受信した端末装置は、受信した前記情報周辺データを受信前の情報周辺データと置き換える。
これにより、情報再生装置1台のみの再生頻度等の情報周辺データだけでなく、ホストコンピュータに接続されている他の情報再生装置の再生頻度等の情報周辺データも利用することができ、より信頼性の高い情報周辺データを利用者に提供することが可能になる。
【0008】
また、請求項3に係るリモコン予約システムは、請求項1又は請求項2に係るリモコン予約システムにおいて、前記情報再生装置がカラオケ装置であり、前記情報データがカラオケ曲情報データであり、前記情報周辺データが前記世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌うときの難易度のカラオケ曲周辺データであって、前記リモコン装置は入力手段により入力されたカラオケ曲情報データ名のデータを送信し、該前記カラオケ装置は受信した前記カラオケ曲データ名を前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記カラオケ曲データ名のカラオケ曲周辺データを送信し、前記リモコン装置は受信した該カラオケ曲周辺データを表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、前記カラオケ装置は再生予約有の信号を受信すると該カラオケ曲データ名のカラオケ曲情報データを再生予約後、カラオケ曲周辺データの世代別再生頻度値及び再生頻度値を前記更新手段により1増やすことを特徴とする。
【0009】
このような構成のリモコン予約システムでは、リモコン装置は、入力されたカラオケ曲情報データ名をカラオケ装置に送信すると、折り返しカラオケ装置からカラオケ曲情報データ名に対応するカラオケ曲周辺データ(世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌の難易度等)がリモコン装置に送信される。次に、リモコン装置は受信した前記カラオケ曲周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信したカラオケ曲情報データ名のカラオケ曲情報データの再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号をカラオケ装置に送信する。次に、カラオケ装置は予約信号を受信すると、前記カラオケ曲情報データの再生予約後世代別再生頻度値及び再生頻度値を1増やし、中止信号を受信した場合は、前記カラオケ曲情報データの再生予約は行わない。
これにより、カラオケ装置の利用者は、手元にあるリモコン装置によりカラオケ曲情報データに関する世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌うときの難易度等のカラオケ曲周辺データを再生予約前に知ることができ、希望にあったカラオケ曲情報データのみの再生予約を行うことが可能となる。
【0010】
また、請求項4に係るリモコン予約システムは、請求項1又は請求項2に係るリモコン予約システムにおいて、前記情報再生装置がビデオ再生装置であり、前記情報データがビデオ情報であり、前記情報周辺データが前記再生頻度値のビデオ周辺データであって、前記リモコン装置は入力手段により入力されたビデオ情報名データを送信し、ビデオ再生装置は受信した前記ビデオ情報名を前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記ビデオ情報名のビデオ周辺データを送信し、前記リモコン装置は受信した該ビデオ周辺データを表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、前記ビデオ再生装置は再生予約有の信号を受信すると該ビデオ情報名のビデオ情報を再生予約後、ビデオ周辺データの再生頻度値を前記更新手段により1増やすことを特徴とする。
【0011】
このような構成のリモコン予約システムでは、リモコン装置は、入力されたビデオ情報名をビデオ再生装置に送信すると、折り返しビデオ再生装置からビデオ情報名に対応するビデオ周辺データ(再生頻度値等)がリモコン装置に送信される。次に、リモコン装置は受信した前記ビデオ周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信したビデオ情報名のビデオ情報の再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号をビデオ再生装置に送信する。次に、ビデオ再生装置は予約信号を受信すると、前記ビデオ情報の再生予約後再生頻度値を1増やし、中止信号を受信した場合は、前記ビデオ情報の再生予約は行わない。
これにより、ビデオ再生装置の利用者は、手元にあるリモコン装置によりビデオ情報に関する再生頻度値等のビデオ周辺データを再生予約前に知ることができ、希望にあったビデオ情報のみの再生予約を行うことが可能となる。
【0012】
また、請求項5に係るリモコン予約システムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに係るリモコン予約システムにおいて、前記リモコン装置に情報周辺データの更新を行う更新手段を備え、情報再生装置は動作開始時に前記情報周辺データ記憶手段に記憶している全ての情報周辺データを送信し、前記リモコン装置は受信した全ての情報周辺データをデータ記憶手段に記憶し、前記入力手段により入力された情報データ名に対応する情報周辺データを表示後再生予約命令が入力されると、該情報データ名に対応する情報データの再生予約信号を送信後情報周辺データの更新を行い、前記情報再生装置は前記再生予約信号を受信すると該情報データを再生予約し、情報周辺データを更新することを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
このような構成のリモコン予約システムでは、前記情報再生装置は動作開始時に、記憶している全ての情報周辺データ(再生頻度値等)をリモコン装置に送信する。次に、リモコン装置は受信した全ての情報周辺データをデータ記憶手段に記憶し、利用者が入力手段により情報データ名を入力すると、該情報データ名に対応する情報周辺データを表示手段により表示する。次に、利用者はこの表示された情報周辺データを参考にして、再生予約の有無を決定する。そして、利用者により再生予約命令がリモコン装置に入力されると、前記情報データ名の情報データの再生予約信号を送信し、情報周辺データの再生頻度値等の更新を行う。次に、情報再生装置は前記再生予約信号を受信すると、前記情報データ名の情報データの再生予約を行い、情報周辺データの再生頻度値等の更新を行う。
これにより、情報再生装置の利用者は、情報周辺データを毎回、情報再生装置と通信して情報を得る必要が無くなり、多くの情報周辺データの検索を行う場合の通信時間の削減が可能になり、快適な情報検索の環境を提供することが可能である。
【0016】
また、請求項6に係るリモコン予約システムは、請求項1乃至請求項5のいずれかに係るリモコン予約システムにおいて、前記情報周辺データとして、人気度を含み、前記更新手段に前記世代別再生頻度値と比較される第1基準値と第1基準値よりも大きい第2基準値とを記憶する基準値記憶手段を備え、前記更新手段は前記人気度更新時に各世代別再生頻度値の総和である再生人気度値を算出し、該再生人気度値が第1基準値よりも小さい場合には人気度を低いとし、該再生人気度値が第1基準値以上且つ第2基準値より小さい場合には人気度を普通とし、該再生人気度値が第2基準値よりも大きい場合には人気度を高いとした後、各世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換えることを特徴とする。
【0017】
このような構成のリモコン予約システムでは、前記情報周辺データが人気度を含み、情報周辺データの全ての世代別再生頻度値と人気度は、前記更新手段により予め決められた期間毎に更新される。更新方法は、先ず、各情報データに対して、世代別再生頻度値の合計値である再生人気度値を算出し、次に、該更新手段の基準値記憶手段によって記憶されている第1基準値、第2基準値、及び前記各再生人気度値を更新手段により比較する。次に、該再生人気度値が第1基準値よりも小さい場合には人気度を「低い」とし、該再生人気度値が第1基準値以上且つ第2基準値よりも小さい場合には人気度を「普通」とし、該再生人気度値が第2基準値以上の場合には人気度を「高い」として、人気度を置き換える。次に、全ての世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換える。
これにより、長期間の間隔で情報周辺データを更新しても、各情報周辺データがその時期の流行に敏感に反応した値となるため、世代別再生頻度値及び人気度の各データの信頼性を高くすることが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るリモコン予約システムについて、本発明を具体化した第1乃至第4の実施の形態に基づき図面を参照して詳細に説明する。先ず、第1実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムを図1乃至図5に基づいて説明する。図1は第1実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムのシステム構成を示すブロック図である。図2は第1実施形態のカラオケ曲周辺データのデータ構成図である。図3はリモコン装置の外観図である。図4はカラオケ曲のリモコン予約のフローチャートである。図5はカラオケ曲周辺データの液晶モニタの表示例である。
第1実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムは、図1に示すように、いわゆる通信カラオケ装置1とリモコン装置2とから構成される。通信カラオケ装置1は、各機器を制御するCPU3、処理情報を一時記憶するRAM4、処理プログラムを記憶するROM5、カラオケ曲の予約をするためのキー入力装置6、カラオケ曲周辺データ30(図2参照)を格納するカラオケ曲周辺データ保持装置7、カラオケ曲周辺データ30をリモコン装置2に送信する対リモコン送信装置8、リモコン装置2からの信号を受信する対リモコン受信装置9、ホストコンピュータと通信を行うための対ホスト通信装置10、ホストコンピュータから受信したカラオケ曲の背景画や歌詞のテロップを格納する映像データ保持装置11、映像データを再生する映像再生装置12、再生映像を表示するモニタ13、ホストコンピュータから受信したカラオケ曲情報を格納するカラオケ曲情報保持装置14、カラオケ曲情報を再生するカラオケ曲情報再生装置15、音声信号を取り込むマイク16、演奏信号と音声信号とを合成、増幅するアンプ17、及び、出力用スピーカ18を有しており、これらによって、いわゆる「通信カラオケ」と呼ばれるカラオケ装置の構成を有している。また、リモコン装置2は、各機器を制御するCPU20、処理情報を一時記憶するRAM21、処理プログラムを記憶するROM22、カラオケ曲番号等を入力するためのキー入力装置23、通信カラオケ装置1に信号を送信するための対本体送信装置24、通信カラオケ装置1から送られてくるカラオケ曲周辺データ30を受信する対本体受信装置25、受信したカラオケ曲周辺データ30を映像データに変換する映像再生装置26、及び、再生映像を表示する液晶モニタ27から構成されている。
【0019】
次に、カラオケ曲周辺データ30のデータ構造を図2に示す。カラオケ曲周辺データ30は、カラオケ曲の曲番号31、曲名32、歌手名33、作詩者名34、作曲者名35、演奏時間36、歌うときの難易度37、各世代の人に再生された回数値である世代別再生頻度値38、世代別再生頻度値の総和である再生頻度値39、及び、人気度40から構成されている。
【0020】
次に、図3にリモコン装置2の外観図を示す。リモコン装置2は、カラオケ曲周辺データ30等を表示する液晶モニタ27、キー入力装置23としてカラオケ曲番号等を入力するテンキー41、利用者の世代を入力する世代入力ボタン42、中止命令を入力する中止ボタン43、及び、予約を確定する確定ボタン44より構成されている。
【0021】
次に、カラオケ曲のリモコン予約の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。リモコン装置2は入力待ちにあるときは、液晶モニタ27に「歌いたい曲の曲番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」と表示している。従って、リモコン利用者は、テンキー41により歌いたい曲の曲番号を入力する。そして、曲番号を入力後世代入力ボタン42により世代を入力する(S1)。世代入力ボタン42を押すと、対本体送信装置24から曲番号と世代データが通信カラオケ装置1に送信される(S2)。通信カラオケ装置1は、対リモコン受信装置9により曲番号と世代データを受信すると、RAM4に曲番号と世代データを格納し、曲番号に該当するカラオケ曲周辺データ30をカラオケ曲周辺データ保持装置7から検索する(S3)。次に、通信カラオケ装置1は、検索したカラオケ曲周辺データ30を対リモコン送信装置8によりリモコン装置2に送信する(S4)。
リモコン装置2は、該カラオケ曲周辺データ30の信号を対本体受信装置25により受信し、映像再生装置26により図5に示すような液晶画面表示45を液晶モニタ27に表示する。ここで、世代別の人気度は、世代別再生頻度値が0〜49のとき世代別人気度の表示欄に×が表示され、世代別再生頻度値が50以上のときは○が表示される(S5)。
次に、リモコン装置2は確定ボタン44か中止ボタン43が押されるのを待っており、確定ボタン44が押された場合は(S6:YES)、対本体送信装置24により確定信号を送信し、再び、初期画面表示状態の「歌いたい曲の曲番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」の表示に戻る。次に、通信カラオケ装置1は、対リモコン受信装置9により確定信号を受信すると、前記カラオケ曲周辺データ30の世代別再生頻度値と再生頻度値とを1増やし(S7)、全ての予約曲の最後に前記曲番号のカラオケ曲の再生予約を設定する(S8)。そして、再生予約待ち状態に戻る。
また、中止ボタン43が押された場合は(S6:NO、S9:YES)、対本体送信装置24により中止信号を送信し、再び、初期画面表示状態の「歌いたい曲の曲番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」の表示に戻る。次に、通信カラオケ装置1は、対リモコン受信装置9により中止信号を受信するとカラオケ曲の予約は行わなず、再生予約待ち状態に戻る。
【0022】
次に、カラオケ曲周辺データ30の更新時の手順を説明する。一定期間毎にカラオケ曲周辺データ30の人気度と世代別再生頻度値のデータ更新を行う。人気度の更新は、各世代別再生頻度値の合計を算出し、合計値が50より小さいときは「低い」、50以上99以下のときは「普通」、100以上のときは「高い」とする。その後、各世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換え、世代別再生頻度値の更新を行う。
【0023】
これにより、通信カラオケ装置1の利用者は、手元にあるリモコン装置2によりカラオケ曲に関する再生頻度値や歌うときの難易度等のカラオケ曲周辺データ30を再生予約前に知ることができ、希望にあったカラオケ曲のみの再生予約を行うことが可能となる。また、一定期間毎にカラオケ曲周辺データ30を更新することにより、そのときの流行が反映された人気度等のカラオケ曲周辺データ30となるため、世代別再生頻度値及び人気度の各データの信頼性を高くすることが可能になる。
【0024】
次に、第2の実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムを図1及び図6に基づいて説明する。本実施形態のリモコン予約システムは、図1に示す通信カラオケ装置1、リモコン装置2、及び、図6に示すホストコンピュータ50とから構成されている。図6はホストコンピュータ50のシステム構成を示すブロック図である。図6に示すように、ホストコンピュータ50は、各機器を制御するCPU51、処理情報を一時記憶するRAM52、処理プログラムを記憶するROM53、カラオケ曲情報を格納するカラオケ曲情報保持装置54、カラオケ曲周辺データ30(図2参照)を格納するカラオケ曲周辺データ保持装置55、端末装置である通信カラオケ装置1と通信を行うための対端末通信装置56とから構成されている。また、通信カラオケ装置1とリモコン装置2の構成は第1実施形態の構成と同一である。これらによって、いわゆる「通信カラオケ」と呼ばれるカラオケ装置の構成を有している。
【0025】
このような構成のリモコン予約システムにおいては、カラオケ曲のリモコン予約の手順は第1実施形態のリモコン予約の手順と同一である。
【0026】
次に、カラオケ曲周辺データ30(図2参照)の更新時の手順を説明する。ホストコンピュータ50から通信カラオケ装置1にカラオケ曲情報を対端末通信装置56により配信後、通信カラオケ装置1の全てのカラオケ曲周辺データ30を受信し、各曲番号の各世代別再生頻度値38を前回更新時の各世代別再生頻度値38と比較し、増加していれば増加分をホストコンピュータ50の曲周辺データ保持装置55の同じ曲番号のカラオケ曲周辺データ30に各世代別再生頻度値38の増加分を加える。
次に、ホストコンピュータ50は、一定期間毎に曲周辺データ保持装置55のカラオケ曲周辺データ30の人気度と世代別再生頻度値のデータ更新を行う。人気度の更新は、各世代別再生頻度値の合計を算出し、合計値が1000より小さいときは「低い」、1000以上1999以下のときは「普通」、2000以上のときは「高い」とする。その後、曲周辺データ保持装置55のカラオケ曲周辺データ30の各世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換え、世代別再生頻度値の更新を行い、更新後の全てのカラオケ曲周辺データ30を通信カラオケ装置1に送信する。
次に、更新後のカラオケ曲周辺データ30を受信した通信カラオケ装置1は、カラオケ曲周辺データ保持装置7のカラオケ曲周辺データ30を受信したカラオケ曲周辺データ30と置き換える。
【0027】
これにより、通信カラオケ装置1の利用者は、手元にあるリモコン装置2によりカラオケ曲に関する再生頻度値や歌うときの難易度等のカラオケ曲周辺データ30を再生予約前に知ることができ、希望にあったカラオケ曲のみの再生予約を行うことが可能となる。また、通信カラオケ装置1台のみの再生頻度値だけでなく、ホストコンピュータ50に接続されている全国の通信カラオケ装置1の各世代別再生頻度値38を利用することができ、より流行が反映された、信頼性の高い人気度等のカラオケ曲周辺データ30を利用者に提供することが可能になる。
【0028】
次に、第3の実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムを説明する。第3実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムの構成は、第1実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムの構成と同一である。また、カラオケ曲周辺データ30のデータ構造とリモコン装置2の外観も第1実施形態と同一である。
次に、カラオケ曲のリモコン予約の手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。先ず、通信カラオケ装置1は動作開始時にリモコン装置2へカラオケ曲周辺データ保持装置7に格納されている全てのカラオケ曲周辺データ30を対リモコン送信装置8により送信する(S11)。次に、リモコン装置2は受信した前記カラオケ曲周辺データをRAM21に格納する(S12)。
次に、リモコン装置2は入力待ちにあるときは、液晶モニタ27に「歌いたい曲の曲番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」と表示している。従って、リモコン利用者は、テンキー41により歌いたい曲の曲番号を入力する。曲番号を入力後世代入力ボタン42により世代を入力する(S13)。世代入力ボタン42を押すと、リモコン装置2は、RAM21に格納されている前記曲番号に該当するカラオケ曲周辺データを検索し(S14)、映像再生装置26により図5に示すような液晶画面表示45を液晶モニタ27に表示する。ここで、世代別の人気度は、世代別再生頻度値が0〜49のとき世代別人気度の表示欄に×が表示され、世代別再生頻度値が50以上のときは○が表示される(S15)。次に、リモコン装置2は確定ボタン44か中止ボタン43が押されるのを待っており、確定ボタン44が押された場合は(S16:YES)、対本体送信装置24により曲番号と世代データが送信される(S17)。次に、リモコン装置2は前記曲番号のカラオケ曲周辺データ30の世代別再生頻度値と再生頻度値とを1増やす(S18)。
次に、通信カラオケ装置1は、対リモコン受信装置9により曲番号と世代データを受信すると、カラオケ曲周辺データ保持装置7に格納されている前記曲番号に該当するカラオケ曲周辺データ30の世代別再生頻度値と再生頻度値とを1増やし(S19)、全ての予約曲の最後に前記曲番号のカラオケ曲の再生予約を設定する(S20)。
また、中止ボタン43が押された場合は(S16:NO、S21:YES)、再び、初期画面表示状態の「歌いたい曲の曲番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」の表示に戻る。
【0029】
また、カラオケ曲周辺データ30の更新時の手順は、第1実施形態と同一であり、一定期間毎に通信カラオケ装置1において行われる。
【0030】
これにより、通信カラオケ装置1の利用者は、手元にあるリモコン装置2によりカラオケ曲に関する再生頻度値や歌うときの難易度等のカラオケ曲周辺データ30を再生予約前に知ることができ、希望にあったカラオケ曲のみの再生予約を行うことが可能となる。また、通信カラオケ装置1の利用者は、カラオケ曲周辺データ30を毎回、通信カラオケ装置1と通信して得る必要が無くなり、多くのカラオケ曲周辺データの検索を行う場合の通信時間の削減が可能になり、より快適なカラオケ曲選択が可能になる。
【0031】
次に、第4実施形態のビデオ・オン・デマンド装置(以下VOD装置という)のリモコン予約システムについて図8乃至図11に基づいて説明する。図8はVOD装置の構成を示すブロック図である。図9は本実施形態のビデオ周辺データのデータ構成図である。図10はビデオ選択時のフローチャートである。図11はビデオ周辺データの液晶モニタの表示例である。
第4実施形態のVOD装置のリモコン予約システムは、図8に示すVOD装置60と図1に示すリモコン装置2とから構成される。図8に示すように、VOD装置60は、各機器を制御するCPU61、処理情報を一時記憶するRAM62、処理プログラムを記憶するROM63、ビデオ番号の予約をするためのキー入力装置64、ビデオ周辺データ80(図9参照)を格納するビデオ周辺データ保持装置65、ビデオ周辺データ80をリモコン装置2に送信する対リモコン送信装置66、リモコン装置2からの信号を受信する対リモコン受信装置67、ホストコンピュータと通信を行うための対ホスト通信装置72、ホストコンピュータ(図示していない)から受信したビデオデータを格納するビデオデータ保持装置68、ビデオデータを再生するビデオ再生装置69、映像を表示するモニタ71、音声を出力するスピーカ70から構成されている。また、図1に示すようにリモコン装置2は、各機器を制御するCPU20、処理情報を一時記憶するRAM21、処理プログラムを記憶するROM22、ビデオ番号等を入力するためのキー入力装置23、VOD装置60に信号を送信するための対本体送信装置24、VOD装置60から送られてくるビデオ周辺データ80を受信する対本体受信装置25、受信したビデオ周辺データ80を映像データに変換する映像再生装置26、及び、再生映像を表示する液晶モニタ27から構成されている。
【0032】
次に、ビデオ周辺データ80のデータ構造を図9に示す。ビデオ周辺データ80は、ビデオ番号81、ビデオ名82、時間83、各世代の人に再生された回数値である世代別再生頻度値84、世代別再生頻度値の総和である再生頻度値85、人気度86、及び監督等の備考87から構成されている。
【0033】
次に、図3にリモコン装置2の外観図を示す。リモコン装置2は、ビデオ周辺データ80等を表示する液晶モニタ27、キー入力装置23としてビデオ番号等を入力するテンキー41、利用者の世代を入力する世代入力ボタン42、中止命令を入力する中止ボタン43、及び、予約を確定する確定ボタン44より構成されている。
【0034】
次に、ビデオ番号のリモコン予約の手順を図10のフローチャートに基づいて説明する。リモコン装置2は入力待ちにあるときは、液晶モニタ27に「見たいビデオのビデオ番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」と表示している。従って、リモコン利用者は、テンキー41により見たいビデオのビデオ番号を入力する。そして、ビデオ番号を入力後世代入力ボタン42により世代を入力する(S31)。世代入力ボタン42を押すと、対本体送信装置24からビデオ番号と世代データがVOD装置60に送信される(S32)。VOD装置60は、対リモコン受信装置67によりビデオ番号と世代データを受信すると、RAM62にビデオ番号と世代データを格納し、ビデオ番号に該当するビデオ周辺データ80をビデオ周辺データ保持装置65から検索する(S33)。次に、VOD装置60は、検索したビデオ周辺データ80を対リモコン送信装置66によりリモコン装置2に送信する(S34)。
リモコン装置2は、該ビデオ周辺データ80の信号を対本体受信装置25により受信し、映像再生装置26により図11に示すような液晶画面表示90を液晶モニタ27に表示する。ここで、世代別の人気度は、世代別再生頻度値が0〜49のとき世代別人気度の表示欄に×が表示され、世代別再生頻度値が50以上のときは○が表示される(S35)。
次に、リモコン装置2は確定ボタン44か中止ボタン43が押されるのを待っており、確定ボタン44が押された場合は(S36:YES)、対本体送信装置24により確定信号を送信し、再び、初期画面表示状態の「見たいビデオのビデオ番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」の表示に戻る。次に、VOD装置60は、対リモコン受信装置67により確定信号を受信すると、前記ビデオ周辺データ80の世代別再生頻度値と再生頻度値とを1増やし(S37)、全ての予約ビデオの最後に前記ビデオ番号の再生予約を設定する(S38)。そして、再生予約待ち状態に戻る。
また、中止ボタン43が押された場合は(S36:NO、S39:YES)、対本体送信装置24により中止信号を送信し、再び、初期画面表示状態の「見たいビデオのビデオ番号とあなたの該当する世代を入力して下さい」の表示に戻る。次に、VOD装置60は、対リモコン受信装置67により中止信号を受信するとビデオ番号の予約は行わなず、再生予約待ち状態に戻る。
【0035】
次に、ビデオ周辺データ80の更新時の手順を説明する。一定期間毎にビデオ周辺データ80の人気度と世代別再生頻度値のデータ更新を行う。人気度の更新は、各世代別再生頻度値の合計を算出し、合計値が50より小さいときは「低い」、50以上99以下のときは「普通」、100以上のときは「高い」とする。その後、各世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換え、世代別再生頻度値の更新を行う。
【0036】
これにより、VOD装置60の利用者は、手元にあるリモコン装置2によりビデオに関する世代別再生頻度値や人気度等のビデオ周辺データ80を再生予約前に知ることができ、希望にあったビデオ番号のみの再生予約を行うことが可能となる。また、一定期間毎にビデオ周辺データ80を更新することにより、そのときの流行が反映された人気度等のビデオ周辺データ80となるため、世代別再生頻度値及び人気度の各データの信頼性を高くすることが可能になる。
【0037】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能であることは勿論であり、以下のようにしてもよい。
(a)本実施形態では、カラオケ曲周辺データを難易度、人気度等にしたが、歌う時期(春、夏、秋、冬、朝、昼、夜、正月、クリスマス、誕生日等)や性別等にしてもよい。
(b)本実施形態では、カラオケ曲の予約時、必ずカラオケ曲周辺データの検索を行うようになっているが、リモコン装置2の確定ボタンを検索ボタンと確定ボタンとに分け、曲番号入力後に検索ボタンを押すとカラオケ曲周辺データの検索を行い、確定ボタンを押すと直ぐカラオケ曲の予約を行うようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項1に係るリモコン予約システムでは、情報周辺データが複数の各世代の人により再生された回数の値に対応する世代別再生頻度値及び世代別再生頻度値の総和からなる再生頻度値を含んでおり、利用者はリモコン装置の入力手段により情報データ名と利用者の世代のデータを入力し、情報再生装置に前記の情報データ名と入力者の世代のデータを送信する。次に、情報再生装置は前記データを受信すると、リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記情報データ名の情報周辺データ(再生頻度値及び世代別再生頻度値等)をリモコン装置に送信する。次に、リモコン装置は受信した前記情報周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信した情報データ名の情報データの再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号を情報再生装置に送信する。次に、情報再生装置は予約信号を受信すると、前記情報データの再生予約を行い、再生頻度値と世代別再生頻度値とを1増やす。また、中止信号を受信した場合は、前記情報データの再生予約及び情報周辺データの更新は行わない。
これにより、情報再生装置の利用者は、手元にあるリモコン装置により情報データに関する情報周辺データ(再生頻度値及び世代別再生頻度値等)を再生予約前に知ることができ、リモコン装置の入力者以外の利用者にも興味度の高い情報データの再生予約を行うことが可能となる。
【0039】
また、請求項2に係るリモコン予約システムによれば、請求項1に係るリモコン予約システムにおいて、ホストコンピュータの端末装置である情報再生装置において、情報周辺データが利用者の再生予約により更新される。その後、ホストコンピュータは、端末装置の更新された情報周辺データを通信手段を介して入手し、この受信データに基づき前記記憶手段に記憶している情報周辺データを更新し、更新後の情報周辺データを前記端末装置に送信する。そして、該更新後の情報周辺データを受信した端末装置は、受信した前記情報周辺データを受信前の情報周辺データと置き換える。
これにより、情報再生装置1台のみの再生頻度等の情報周辺データだけでなく、ホストコンピュータに接続されている他の情報再生装置の再生頻度等の情報周辺データも利用することができ、より信頼性の高い情報周辺データを利用者に提供することが可能なリモコン予約システムを提供することができる。
【0040】
また、請求項3に係るリモコン予約システムによれば、請求項1又は請求項2に係るリモコン予約システムにおいて、リモコン装置は、入力されたカラオケ曲情報データ名をカラオケ装置に送信すると、折り返しカラオケ装置からカラオケ曲情報データ名に対応するカラオケ曲周辺データ(世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌の難易度等)がリモコン装置に送信される。次に、リモコン装置は受信した前記カラオケ曲周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信したカラオケ曲情報データ名のカラオケ曲情報データの再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号をカラオケ装置に送信する。次に、カラオケ装置は予約信号を受信すると、前記カラオケ曲情報データの再生予約後世代別再生頻度値及び再生頻度値を1増やし、中止信号を受信した場合は、前記カラオケ曲情報データの再生予約は行わない。
これにより、カラオケ装置の利用者は、手元にあるリモコン装置によりカラオケ曲情報データに関する世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌うときの難易度等のカラオケ曲周辺データを再生予約前に知ることができ、希望にあったカラオケ曲情報データのみの再生予約を行うことが可能なリモコン予約システムを提供することができる。
【0041】
また、請求項4に係るリモコン予約システムによれば、請求項1又は請求項2に係るリモコン予約システムにおいて、リモコン装置は、入力されたビデオ情報名をビデオ再生装置に送信すると、折り返しビデオ再生装置からビデオ情報名に対応するビデオ周辺データ(再生頻度値等)がリモコン装置に送信される。次に、リモコン装置は受信した前記ビデオ周辺データを利用者に表示し、利用者はこれを参考にして、前記送信したビデオ情報名のビデオ情報の再生予約の有無を決定し、予約又は中止の信号をビデオ再生装置に送信する。次に、ビデオ再生装置は予約信号を受信すると、前記ビデオ情報の再生予約後再生頻度値を1増やし、中止信号を受信した場合は、前記ビデオ情報の再生予約は行わない。
これにより、ビデオ再生装置の利用者は、手元にあるリモコン装置によりビデオ情報に関する再生頻度値等のビデオ周辺データを再生予約前に知ることができ、希望にあったビデオ情報のみの再生予約を行うことが可能なリモコン予約システムを提供することができる。
【0042】
また、請求項5に係るリモコン予約システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに係るリモコン予約システムにおいて、情報再生装置は動作開始時に、記憶している全ての情報周辺データ(再生頻度値等)をリモコン装置に送信する。次に、リモコン装置は受信した全ての情報周辺データをデータ記憶手段に記憶し、利用者が入力手段により情報データ名を入力すると、該情報データ名に対応する情報周辺データを表示手段により表示する。次に、利用者はこの表示された情報周辺データを参考にして、再生予約の有無を決定する。そして、利用者により再生予約命令がリモコン装置に入力されると、前記情報データ名の情報データの再生予約信号を送信し、情報周辺データの再生頻度値等の更新を行う。次に、情報再生装置は前記再生予約信号を受信すると、前記情報データ名の情報データの再生予約を行い、情報周辺データの再生頻度値等の更新を行う。
これにより、情報再生装置の利用者は、情報周辺データを毎回、情報再生装置と通信して情報を得る必要が無くなり、多くの情報周辺データの検索を行う場合の通信時間の削減が可能になり、快適な情報検索の環境を提供することが可能なリモコン予約システムを提供することができる。
【0043】
【0044】
また、請求項6に係るリモコン予約システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに係るリモコン予約システムにおいて、情報周辺データが人気度を含み、情報周辺データの全ての世代別再生頻度値と人気度は、前記更新手段により予め決められた期間毎に更新される。更新方法は、先ず、各情報データに対して、世代別再生頻度値の合計値である再生人気度値を算出し、次に、該更新手段の基準値記憶手段によって記憶されている第1基準値、第2基準値、及び前記各再生人気度値を更新手段により比較する。次に、該再生人気度値が第1基準値よりも小さい場合には人気度を「低い」とし、該再生人気度値が第1基準値以上且つ第2基準値よりも小さい場合には人気度を「普通」とし、該再生人気度値が第2基準値以上の場合には人気度を「高い」として、人気度を置き換える。次に、全ての世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換える。
これにより、長期間の間隔で情報周辺データを更新しても、各情報周辺データがその時期の流行に敏感に反応した値となるため、世代別再生頻度値及び人気度の各データの信頼性を高くすることが可能なリモコン予約システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のカラオケ装置のリモコン予約システムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態のカラオケ曲周辺データのデータ構成図である。
【図3】第1乃至第4の実施の形態のリモコン装置の外観図である。
【図4】第1実施形態のカラオケ曲のリモコン予約のフローチャートである。
【図5】第1実施形態のカラオケ曲周辺データのリモコン装置の液晶モニタの表示例である。
【図6】第2実施形態のホストコンピュータのシステム構成を示すブロック図である。
【図7】第3実施形態のカラオケ曲のリモコン予約のフローチャートである。
【図8】第4実施形態のVOD装置の構成を示すブロック図である。
【図9】第4実施形態のビデオ周辺データのデータ構成図である。
【図10】第4実施形態のビデオ選択のフローチャートである。
【図11】第4実施形態のビデオ周辺データのリモコン装置の液晶モニタの表示例である。
【符号の説明】
1 通信カラオケ装置
2 リモコン装置
30 カラオケ曲周辺データ
45 カラオケ曲周辺データの液晶モニタ表示例
50 ホストコンピュータ
60 ビデオ・オン・デマンド装置
80 ビデオ周辺データ
90 ビデオ周辺データの液晶モニタ表示例
Claims (6)
- 情報データを記憶する情報記憶手段と、前記情報データが複数の各世代の人により再生された回数の値に対応する世代別再生頻度値及び世代別再生頻度値の総和からなる再生頻度値を含む情報周辺データを記憶する情報周辺データ記憶手段と、情報周辺データの更新を行う更新手段と、情報データを再生する再生手段と、リモコン装置と双方向通信を行うリモコン通信手段、リモコン装置から受信したデータを記憶するリモコン受信データ記憶手段とを備えた情報再生装置と、
前記情報再生装置と双方向通信を行う通信手段と、情報データ名及び再生予約の有無を入力するとともに入力者の世代のデータを入力する入力手段と、受信した前記情報周辺データを記憶するデータ記憶手段と、該受信した情報周辺データを表示する表示手段とを備えたリモコン装置とからなるリモコン予約システムであって、
前記リモコン装置は前記入力手段により入力された情報データ名と入力者の世代のデータを送信し、
前記情報再生装置は受信した該情報データ名と入力者の世代のデータを受信後該受信データを前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、該情報データ名の情報データに係る情報周辺データを送信し、
前記リモコン装置は受信した該情報周辺データの内前記世代別再生頻度値を表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、
前記情報再生装置は再生予約有の信号を受信すると該情報データ名の情報データを再生予約後、世代のデータに対応した世代別再生頻度値と再生頻度値とを前記更新手段により1増やすことを特徴とするリモコン予約システム。 - 前記情報再生装置が通信手段を介してホストコンピュータに接続される端末装置であり、
ホストコンピュータに前記情報データと該情報データの情報周辺データとを記憶する情報記憶手段を備え、
前記ホストコンピュータは、前記端末装置から更新された情報周辺データを受信し、該情報周辺データに基づき前記情報記憶手段の情報周辺データを該情報記憶手段により更新後、再度、更新後の情報周辺データを前記端末装置に送信し、前記端末装置は受信した前記情報周辺データを受信前の情報周辺データと置き換えることを特徴とする請求項1記載のリモコン予約システム。 - 前記情報再生装置がカラオケ装置であり、前記情報データがカラオケ曲情報データであり、前記情報周辺データが前記世代別再生頻度値、再生頻度値及び歌うときの難易度のカラオケ曲周辺データであって、
前記リモコン装置は入力手段により入力されたカラオケ曲情報データ名のデータを送信し、
該前記カラオケ装置は受信した前記カラオケ曲データ名を前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記カラオケ曲データ名のカラオケ曲周辺データを送信し、
前記リモコン装置は受信した該カラオケ曲周辺データを表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、
前記カラオケ装置は再生予約有の信号を受信すると該カラオケ曲データ名のカラオケ曲情報データを再生予約後、カラオケ曲周辺データの世代別再生頻度値及び再生頻度値を前記更新手段により1増やすことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリモコン予約システム。 - 前記情報再生装置がビデオ再生装置であり、前記情報データがビデオ情報であり、前記情報周辺データが前記再生頻度値のビデオ周辺データであって、
前記リモコン装置は入力手段により入力されたビデオ情報名データを送信し、
ビデオ再生装置は受信した前記ビデオ情報名を前記リモコン受信データ記憶手段により記憶し、前記ビデオ情報名のビデオ周辺データを送信し、
前記リモコン装置は受信した該ビデオ周辺データを表示後入力された再生予約の有無の信号を送信し、
前記ビデオ再生装置は再生予約有の信号を受信すると該ビデオ情報名のビデオ情報を再生予約後、ビデオ周辺データの再生頻度値を前記更新手段により1増やすことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリモコン予約システム。 - 前記リモコン装置に情報周辺データの更新を行う更新手段を備え、
情報再生装置は動作開始時に前記情報周辺データ記憶手段に記憶している全ての情報周辺データを送信し、
前記リモコン装置は受信した全ての情報周辺データをデータ記憶手段に記憶し、前記入力手段により入力された情報データ名に対応する情報周辺データを表示後再生予約命令が入力されると、該情報データ名に対応する情報データの再生予約信号を送信後情報周辺データの更新を行い、
前記情報再生装置は前記再生予約信号を受信すると該情報データを再生予約し、情報周辺データを更新することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のリモコン予約システム。 - 前記情報周辺データとして、人気度を含み、
前記更新手段に前記世代別再生頻度値と比較される第1基準値と第1基準値よりも大きい第2基準値とを記憶する基準値記憶手段を備え、
前記更新手段は前記人気度更新時に各世代別再生頻度値の総和である再生人気度値を算出し、該再生人気度値が第1基準値よりも小さい場合には人気度を低いとし、該再生人気度値が第1基準値以上且つ第2基準値より小さい場合には人気度を普通とし、該再生人気度値が第2基準値よりも大きい場合には人気度を高いとした後、各世代別再生頻度値を各世代別再生頻度値の2分の1を越えない最大整数値と置き換えることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載のリモコン予約システム。
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