JP3774513B2 - 閃光装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラット発光が可能な閃光装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フォーカルプレーンシャッタがスリット露光する場合(高速シャッタ時)でもほぼ均一な発光強度で発光を持続するフラット発光が可能な閃光装置は知られている。この種の閃光装置において、フラット発光の発光強度を検出する手段の応答性は閃光装置に固有で、フラット発光終了まで一定であった。さらにフラット発光での露光中のむらを無くす為、又はフラット発光によるプリ発光の測光の誤差を少なくする為に、フラット発光の振幅を小さくする必要があり、そのために応答性を速くする傾向にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の様に、発光強度を検出する手段の応答性が一定であり且つ速い状態では、主コンデンサと放電管の間に接続されたコイルを小さくすると、図8の発光波形bに示す様に、フラット発光開始直後にて発光制御手段のオン,オフの周期が異常に速くなるなど不安定な発光を起こしてしまうという問題があった(尚、aは正常なフラット発光時の波形)。つまり、フラット発光を安定させるために主コンデンサと放電管の間に接続されたコイルをある程度大きくしなければならないと言う問題があった。
【0004】
(発明の目的)本発明の目的は、常に安定したフラット発光を行うことができ、かつ、露光むら、測光誤差を起こすことを防止することのできる閃光装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、放電管の発光の強度を検出する発光強度検出手段と、放電管の発光を制御する発光制御手段と、該発光強度検出手段の出力が所定値より大きくなると、発光停止信号を前記発光制御手段へ出力し、所定値より小さくなると、発光開始信号を前記発光制御手段へ出力する発光制御信号出力手段とを備えたフラット発光可能な閃光装置において、フラット発光開始後の所定時間の間の前記発光強度検出手段の応答性を、前記所定時間経過後の前記発光強度検出手段の応答性よりも、遅くするようにしている。
【0008】
同様に上記目的を達成するために、本発明は、電気エネルギーを蓄えるためのコンデンサと、該コンデンサの電気エネルギーを光に変換するための放電管と、該放電管に接続されたコイルと、該放電管の発光の強度を検出する発光強度検出手段と、該発光強度検出手段の出力が所定値より小さいことが検出された場合は、該コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを該放電管にて発光可能な状態に設定し、該発光強度検出手段の出力が所定値より大きいことが検出された場合には、該コイルに蓄えられた電気エネルギーを放電可能な状態に設定する発光制御手段とを備えたフラット発光可能な閃光装置において、フラット発光開始後の所定時間の間の前記発光強度検出手段の応答性を、前記所定時間経過後の前記発光強度検出手段の応答性よりも、遅くするようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の第1の形態に係る閃光装置の要部構成を示すブロック図であり、同図において、101は電源であるところの電池、102は電池101の電圧を昇圧する既存の昇圧手段、103は前記昇圧手段102によって昇圧された電気エネルギーを蓄える為の主コンデンサ、104は後述するマイクロコンピュータ111の出力端子TRIGからの信号により放電管105を励起状態にさせる既存のトリガ手段、105は前記主コンデンサ103の電気エネルギーを光に変換する放電管、106は前記主コンデンサ103と放電管105の陽極の間に接続されるコイルである。107はダイオードであり、アノードは前記放電管105の陰極に、カソードは前記主コンデンサ103の高電位側に、それぞれ接続されている。
【0012】
108は前記放電管105の陰極側とグランド間に接続され、放電管105の発光を制御する既存の発光制御手段、111は前述のトリガ回路104等の各種の回路の動作を制御するマイクロコンピュータ、109は前記マイクロコンピュータ111の出力端D/A_OUTからの信号を入力とするD/Aコンバータである。110は前記放電管105の発光の強度を電圧出力に変換する発光強度検出手段であり、前記マイクロコンピュータ111のCNTL出力端子からのハイレベルの信号が入力されることにより応答性を遅くする事が可能な構成になっている。112はコンパレータであり、その非反転入力端子には前記D/Aコンバータ109からの信号が、又反転入力端子には前記発光強度検出手段110からの信号が、それぞれ入力する。又、出力は発光制御手段108に入力される。
【0013】
ここで、前記マイクロコンピュータ111、D/Aコンバータ109及びコンパレータ112で発光制御信号出力手段を構成している。
【0014】
図2は、図1に示した発光強度検出手段110の詳細を示す回路図である。
【0015】
同図において、201は図1のマイクロコンピュータ111のCNTL出力端子に接続されている入力端子、202は後述のトランジスタ204のベースに接続された抵抗、203は後述のトランジスタ204のベース・エミッタ間に接続された抵抗である。204はトランジスタであり、コレクタはコンデンサ205に、エミッタはグランドに、それぞれ接続される。205はコンデンサで、前記トランジスタ204のコレクタと接続された以外の端子は後述のフォトダイオード206と抵抗208の接続点に接続される。206はフォトダイオード(フォトトランジスタ等の光電素子であっても良い)であり、カソードは電源と、アノードは抵抗208を介してグランドに、それぞれ接続される。207はこの発光強度検出手段110の出力端子であり、図1のコンパレータ112の反転入力端子に接続されている。
【0016】
上記構成において、フォトダイオード206が図1の放電管105からの光を受けると、その発光の強度に応じて該フォトダイオード206に光電流が生じ、この光電流はフォトダイオード206→抵抗208→グランドへと流れ、該光電流に応じて抵抗208に電圧が発生し、これがコンパレータ112の反転入力端子に入力される。
【0017】
また、図1のマイクロコンピュータ111のCNTL出力端子からハイレベルの信号が入力されると、トランジスタ204がオンし、抵抗208と並列にコンデンサ205が接続された状態になるので、該発光強度検出手段110の応答性を遅くすることが可能になる。
【0018】
以下に、フラット発光時の制御について、図3の波形を用いて説明する。
【0019】
昇圧手段102により主コンデンサ103が充電されているとする。マイクロコンピュータ111は、図示されていないカメラ、又は図示されていない設定手段にて設定されたフラット発光の波高強度に応じた値をD/A_OUT出力端子からD/Aコンバータ109へ出力する。該D/Aコンバータ109は指示されたD/A出力をコンパレータ112に出力する。
【0020】
この時は未だ発光前なので、「設定されたD/Aコンバータ109の出力>発光強度検出手段110の出力」という関係にあるので、コンパレータ112の出力はハイレベルの状態である。従って、発光制御手段108は主コンデンサ103の高電位側→コイル106→放電管105→発光制御手段108→主コンデンサ103の低電位側の放電経路を形成し、発光可能状態となる。
【0021】
この状態において、マイクロコンピュータ111がTRIG端子をハイレベルにすると、トリガ手段104は放電管105に高電圧を与える。これにより、放電管105が発光を開始し、この発光開始後、前記放電管105の光を受けて発光強度検出手段110は発光の強度に応じて電圧をコンパレータ112へ出力する。そして、「設定されたD/Aコンバータ109の出力<発光強度検出手段110の出力」の関係になると、その時点(図3のT1)でコンパレータ112の出力はハイレベルからローレベルに反転し、前記発光制御手段108は発光停止状態となる(図3の出力b参照)。
【0022】
上記の様に発光停止状態となると、コイル106に溜ったエネルギーが放電管105→ダイオード107の経路で放電されるので、該放電管105の発光の強度は、発光制御手段110が発光停止状態になってから少し遅れて下がり始める。そして、発光の強度が下がり、「設定されたD/Aコンバータ109の出力>発光強度検出手段110の出力」の関係になると(図3のT2)、再びコンパレータ112の出力はローレベルからハイレベルになり、発光制御手段108は再び発光可能状態になり、図3に示す様に発光の強度も上がり始める。
【0023】
以上を繰り返し、フラット発光を持続する。
【0024】
次に、発光強度検出手段110の制御について、図4の波形を用いて説明する。
【0025】
発光開始から所定時間までは、マイクロコンピュータ111のCNTL端子を図4の出力eに示す様にT3からT4の間、ハイレベルにしておくことにより、図2のトランジスタ204がオンし、この間、抵抗208と並列にコンデンサ205を接続した状態となるので、トランジスタ204がオフしている状態より発光強度検出手段110は応答性が遅くなる。
【0026】
この発光強度検出手段110の応答性を遅くした状態では、図4の放電管105の発光波形aに対して発光強度検出手段110の出力bが遅れるため、振幅の大きなフラット発光を行う。
【0027】
その後、マイクロコンピュータ111のCNTL端子をローレベルにすると(図4のT4以降)、図2のトランジスタ204はオフし、抵抗208と並列に接続されていたコンデンサ205が無くなった状態になるので、発光強度検出手段110の応答性は速くなる。従って、図4のT4以降は振幅の小さいフラット発光を行うことになる(図4の発光波形a参照)。
【0028】
(実施の第2の形態)
図5は本発明の実施の第2の形態に係る閃光装置の要部構成を示すブロック図であり、ここでは図1の実施の第1の形態における閃光装置との差異について説明する。
【0029】
同図において、コンパレータ412の非反転入力端子には基準電源Vrefは入力され、反転入力端子には発光強度検出手段410からの信号が入力される。411はマイクロコンピュータで、CNTL出力端子からの信号は発光強度検出手段410の応答性を制御する為の入力として用いられる。その他の構成は図1と同様である。尚、この実施の第2の形態においては、コンパレータ412が発光制御信号出力手段を構成している。
【0030】
図6は、図5に示した発光強度検出手段410の詳細を示す回路図である。
【0031】
506は図5の放電管405からの光を受けるフォトダイオードであり、カソードは電源に、アノードは抵抗508a〜508dとトランジスタ512a〜512dを介してグランドに接続される。507は、前記フォトダイオード506のアノードと抵抗508a〜508dの接続点に接続された出力端子であり、ここから図5のコンパレータ412の反転入力端子へ該発光強度検出手段410の出力を送出する。509a〜509dはそれぞれ図5のマイクロコンピュータ411の出力端子OUT_A〜OUT_Dに接続された入力端子であり、これら入力端子にマイクロコンピュータ411よりハイレベルの信号が入力されると、抵抗510a〜510d,511a〜511dを介してトランジスタ512a〜512dがそれぞれオンすることになる。
【0032】
501はマイクロコンピュータ411のCNTL端子からの信号が入力される入力端子であり、ここにハイレベル信号が入力されると、抵抗502,503を介してトランジスタ504がオンし、該発光強度検出手段410の応答性を遅くすることになる。
【0033】
次に、フラット発光時の制御について説明する。
【0034】
上記実施の第1の形態との差異は、マイクロコンピュータ411は、図示されていないカメラ、又は図示されていない設定手段にて設定されたフラット発光の強度に応じた値をOUT_A〜OUT_D出力端子より発光強度検出手段410に出力する。これにより、マイクロコンピュータ411のOUT_A〜OUT_D出力端子からの出力に応じてトランジスタ512a〜512dがオンし、フォトダイオード506のアノードにはオンしたトランジスタ512a〜512dに対応した抵抗508a〜508dの合成抵抗が接続された状態となる。フォトダイオード506は放電管405の発光を受けると光電流を生成するが、この光電流は前記合成抵抗508a〜508dに流れ、電圧出力となってコンパレータ412の反転入力へと出力される。
【0035】
この時点では未だ発光前なので、「コンパレータ412の非反転入力端子の基準電圧>発光強度検出手段410の出力」の関係にあるので、コンパレータ412の出力はハイレベルである。従って、発光制御手段408は主コンデンサ403の高電位側→コイル406→放電管405→発光制御手段408→主コンデンサ403の低電位側の放電経路を形成し、発光可能状態となる。
【0036】
この状態で、マイクロコンピュータ411がTRIG端子をハイレベルにすると、トリガ手段404は放電管405に高電圧を与える。これにより、放電管405は発光を開始し、この発光開始後、該放電管405の光を受けて発光強度検出手段410は発光の強度に応じて出力し、「コンパレータ412の非反転入力端子の基準電圧<発光強度検出手段の出力」の関係となった時点で、コンパレータ412の出力はハイレベルからローレベルとなり、発光制御手段408は発光停止状態となる。
【0037】
上記の様に発光停止状態となると、コイル406に溜ったエネルギーが放電管405→ダイオード407の経路で放電されるので、該放電管405の発光の強度は発光制御手段408が発光停止状態になってから少し遅れて下がり始める。そして、発光の強度が下がり、「コンパレータ412の非反転入力端子の基準電圧>発光強度検出手段の出力」の関係になると、再びコンパレータ412の出力はローレベルからハイレベルになり、発光制御手段408は発光可能状態になり、発光の強度も上がり始める。
【0038】
以上を繰り返し、フラット発光を持続する。
【0039】
発光強度検出手段410の応答性の制御に関しては、上記実施の第1の形態と同じである。
【0040】
(実施の第3の形態)
図7は本発明の実施の第3の形態に係る発光強度検出手段610の詳細な構成を示す回路図である。尚、この実施の第3の形態における閃光装置の構成は、図1のマイクロコンピュータ111のCNTL端子が4本(但し、4本以上であっても良い)以外は図1と同じであるので、その詳細は省略する。
【0041】
306は放電管105の光を受けるフォトダイオードであり、カソードは電源と、アノードは抵抗308と、それぞれ接続されている。307は発光の強度に応じた電圧をコンパレータ112の反転入力端子へ出力する出力端子である。301a〜301dはマイクロコンピュータ111のCNTL端子と接続された入力端子であり、ここにハイレベルの信号が入力されると、それぞれ抵抗302a〜302d,303a〜303dを介してトランジスタ304a〜304dがオンし、抵抗308と並列にコンデンサ305a〜305dを接続する構成となっている。この様な構成により、図7では発光強度検出手段610の応答性を16段階に制御する事が可能になる。
【0042】
尚、フラット発光開始からマイクロコンピュータ111はCNTL端子a〜d(入力端子301a〜301dと接続される端子)のハイレベル,ローレベルを切り替えていくことにより、段階的に該発光強度検出手段610の応答性を可変する事が可能になる。
【0043】
(実施の第4の形態)
この実施の第4の形態における閃光装置の構成は、上記実施の第3の形態と同様であるの、ここではその図示は省略する。
【0044】
この実施の第4の形態においては、マイクロコンピュータ111は、図示されていないカメラ、又は図示されていない設定手段にて設定されたフラット発光強度に対応した値をD/Aコンバータ109に出力する。設定手段等にて設定されたフラット発光強度に対応したCNTL端子a〜dのハイレベル,ローレベルを切り替えることにより、発光強度検出手段の応答性を可変する事が可能になる。他の動作は、上記実施の第3の形態と同様である。
【0045】
以上の実施の各形態によれば、発光開始から所定時間まではマイクロコンピュータのCNTL端子をハイレベルにしておくことにより、発光強度検出手段の応答性を遅くする事が可能になる。これにより、主コンデンサと放電管の間に接続されたコイルを小さくした場合でも、フラット発光開始初期における発光制御手段のオン,オフの周期が異常に速くなるなど、不安定な発光を起こしてしまうという問題を回避する事が可能である。
【0046】
また、所定時間後はマイクロコンピュータのCNTL端子をローレベルにする事により、発光強度検出手段の出力は応答性を速くすることが可能になる。これにより、フラット発光の振幅が小さくなり、フラット発光での露光中のむらを無くし、さらにフラット発光によるプリ発光の測光の誤差を少なくすることが可能になる。
【0047】
また、実施の第3の形態の様に、発光強度検出手段の応答性の制御を段階的に速くしていくことにより、比較的長い時間、発光強度検出手段の応答性を遅くしなければならない状態でも、露光中のむらを目立たなくする事が可能になる。
【0048】
さらに、実施の第4の形態の様に、設定されたフラット発光の発光強度に応じて発光強度検出手段の応答性を可変することにより、発光制御手段のオン,オフの周期が異常に速くなるなど不安定な発光を起こしてしまう様な発光強度に設定した場合のみ、発光強度検出手段の応答性を遅くすることが可能なる。
【0049】
(変形例)
本発明は、以上の実施の各形態、又はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0050】
また、本発明は、上記の実施の各形態の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フラット発光開始後の発光が不安定になり易い所定の時間帯において、発光強度検出手段の応答性を遅くするようにして、実際の放電管の発光は振幅の大きなフラット発光とし、発光制御手段のオン,オフの周期が短くならないようにしている。一方、不安定になり易い領域は実験的に短い期間ということが確認されており、所定の時間帯が経過した後では今まで通り、応答性を速くするようにしている為、常に安定したフラット発光を行うことができ、かつ、露光むら、測光誤差を起こすことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る閃光装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の発光強度検出手段の詳細な構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係る閃光装置のフラット発光時における各部の波形を示す図である。
【図4】図1の発光強度検出手段の制御時における各部の波形を示す図である。
【図5】本発明の実施の第2の形態に係る閃光装置の要部構成を示すブロック図である。
【図6】図5の発光強度検出手段の詳細な構成を示す回路図である。
【図7】本発明の実施の第3及び第4の形態に係る閃光装置の発光強度検出手段の詳細な構成を示す回路図である。
【図8】従来の閃光装置の放電管の発光波形及び発光強度検出手段の出力波形を示す図である。
【符号の説明】
103,403 主コンデンサ
104,404 トリガ手段
105,405 放電管
106,406 コイル
107,407 ダイオード
108,408 発光制御手段
109,409 D/Aコンバータ
110,410 発光強度検出手段
111,411 マイクロコンピュータ
610 発光強度検出手段
Claims (3)
- 放電管の発光の強度を検出する発光強度検出手段と、放電管の発光を制御する発光制御手段と、該発光強度検出手段の出力が所定値より大きくなると、発光停止信号を前記発光制御手段へ出力し、所定値より小さくなると、発光開始信号を前記発光制御手段へ出力する発光制御信号出力手段とを備えたフラット発光可能な閃光装置において、フラット発光開始後の所定時間の間の前記発光強度検出手段の応答性を、前記所定時間経過後の前記発光強度検出手段の応答性よりも、遅くすることを特徴とするフラット発光可能な閃光装置。
- 前記発光強度検出手段の応答性を段階的に速くすることを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
- 電気エネルギーを蓄えるためのコンデンサと、該コンデンサの電気エネルギーを光に変換するための放電管と、該放電管に接続されたコイルと、該放電管の発光の強度を検出する発光強度検出手段と、該発光強度検出手段の出力が所定値より小さいことが検出された場合は、該コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを該放電管にて発光可能な状態に設定し、該発光強度検出手段の出力が所定値より大きいことが検出された場合には、該コイルに蓄えられた電気エネルギーを放電可能な状態に設定する発光制御手段とを備えたフラット発光可能な閃光装置において、フラット発光開始後の所定時間の間の前記発光強度検出手段の応答性を、前記所定時間経過後の前記発光強度検出手段の応答性よりも、遅くすることを特徴とするフラット発光可能な閃光装置。
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