JP3772494B2 - スラブ幅圧下方法及び設備 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明はスラブ幅圧下方法及び設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5は従来のスラブ幅圧下設備の一例を示すもので、このスラブ幅圧下設備では、搬送方向上流A側端に配置された連続鋳造機1から送出されるスラブ2を切断するガス切断器3の搬送方向下流B側に、第1のエッジャー4と、上流側水平圧延機5と、第2のエッジャー6と、復熱炉7と、下流側水平圧延機8とを、スラブ搬送ラインSに沿って順に配置している。
【0003】
連続鋳造機1は、溶湯9が供給されるモールド10と、該モールド10の内底部に連通し且つ鋳造すべきスラブ2の板断面形状に応じた開口部を有するノズル11とを備えている。
【0004】
ノズル11の開口部から下方へ送出されるスラブ2は、該スラブ2を両面から挾持する複数のピンチロール12によって、徐々に水平な状態となるように支持される。
【0005】
第1のエッジャー4は、スラブ搬送ラインSを挾んで左右に対峙し且つ互いに近接離反可能に支持された一対の竪ロール13a,13bを有し、該竪ロール13a,13bを流体圧シリンダなどの押圧手段(図示せず)でスラブ搬送ラインSへ向って押圧することにより、両竪ロール13a,13bの間を進行するスラブ2を幅方向に圧下成形するようになっている。
【0006】
上流側水平圧延機5は、搬送ラインSを挟んで上下に対峙する一対の作業ロール14a,14bと、各作業ロール14a,14bに反搬送ライン側から当接する控えロール15a,15bとを備え、上側の控えロール15aのジャーナル部を枢支している軸箱をスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せず)で搬送ラインSに向って押圧することにより、両作業ロール14a,14bの間に挿通されるスラブ2を厚さ方向に圧下成形するようになっている。
【0007】
第2のエッジャー6は、搬送ラインSを挾んで左右に対峙し且つ互いに近接離反可能に支持された一対の竪ロール16a,16bを有し、該竪ロール16a,16bを流体圧シリンダなどの押圧手段(図示せず)で搬送ラインSへ向って押圧することにより、両竪ロール16a,16bの間を進行するスラブ2を幅方向に圧下成形するようになっている。
【0008】
復熱炉7は、上述した第1のエッジャー4と第2のエッジャー6とによって幅方向に圧下成形され、また、上流側水平圧延機5によって厚さ方向に圧下成形されたスラブ2を全長にわたって内装し、該スラブ2を加熱軟化させるようになっている。
【0009】
下流側水平圧延機8は、搬送ラインSを挟んで上下に対峙する一対の作業ロール17a,17bと、各作業ロール17a,17bに反搬送ライン側から当接する控えロール18a,18bとを備え、上側の控えロール18aのジャーナル部を枢支している軸箱をスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せず)で搬送ラインSに向って押圧することにより、両作業ロール17a,17bの間に挿通されるスラブ2を厚さ方向に圧下成形するようになっている。
【0010】
更に、ガス切断器3と第1のエッジャー4との間、第1のエッジャー4と上流側水平圧延機5との間、上流側水平圧延機5と第2のエッジャー6との間、第2のエッジャー6との復熱炉7との間、復熱炉7の内部、並びに復熱炉7と下流側水平圧延機8との間には、スラブ2の下面に転動可能に当接してスラブ2を支持するテーブルローラ19が設けられている。
【0011】
図4及び図5に示すスラブ幅圧下設備によってスラブ2を成形する際には、連続鋳造機1から送り出される厚さが250mm程度のスラブ2を、ガス切断器3で所定の長さに切断する。
【0012】
このスラブ2を搬送方向下流B側へ向って移動させ、該スラブ2の全長にわたり、第1のエッジャー4による幅方向への圧下成形、上流側水平圧延機5による厚さ方向への圧下成形、第2のエッジャー6による幅方向への圧下成形を順次行う。
【0013】
スラブ2が第2のエッジャー6を通り抜けたならば、スラブ2を搬送方向上流A側へ向って移動させ、該スラブ2の全長にわたり、第2のエッジャー6による幅方向への圧下成形、上流側水平圧延機5による厚さ方向への圧下成形、第1のエッジャー4による幅方向への圧下成形を順次行う。
【0014】
上述した作業を繰り返してスラブ2の幅を所定寸法に減縮したならば、該スラブ2を復熱炉7へ挿入し、該復熱炉7で加熱軟化させたスラブ2を搬送方向下流B側へ向って移動させ、下流側水平圧延機8によってスラブ2を厚さ方向へ圧下成形する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4及び図5に示すスラブ幅圧下設備では、第1のエッジャー4、上流側水平圧延機5、第2のエッジャー6に対してスラブ2を往復移動させ、スラブ2の幅を減縮するので、第1のエッジャー4の搬送方向上流A側と第2のエッジャー6の搬送方向下流B側とのそれぞれに、スラブ2の長さに応じた引き出し場所を設ける必要があり、設備が長大になる。
【0016】
両エッジャー4,6によるスラブ2の幅方向への圧下成形では、スラブ2の幅方向縁部に接する竪ロール13a,13b,16a,16bのスラブ搬送方向への接触長さが短いことに起因して、スラブ2の幅方向縁部付近のほうが幅方向中央部付近よりも変形量が大きくなり、図6に示す如く、スラブ2の幅方向断面形状が、幅方向中央部付近に比べて幅方向縁部付近が厚くなるドッグボーン状を呈するとともに、図7に示す如く、スラブ2の平面形状が、搬送方向下流B側寄り端部及び上流A側寄り端部において幅方向縁部付近から搬送方向下流B側及び上流A側へ向って延びる突出部2aが形成されるフィッシュテール状を呈し、スラブ2の歩留りが低下する。
【0017】
また、スラブ2の各端部がフィッシュテール状になると、スラブ2の幅方向中央部付近に、長手方向への引張応力が生じ、スラブ2の中心付近の内部に空隙(センターポロシティ)が形成され、特に、スラブ2が合金鋼であると、センターポロシティが開口することがある。
【0018】
このため、下流側水平圧延機8の搬送方向上流A側の復熱炉7により、スラブ2を加熱軟化させて、前記の引張応力の低減を図り、センターポロシティの開口を抑制する必要がある。
【0019】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、スラブ幅方向断面のドッグボーン化及びスラブ平面形状のフィッシュテール化を抑制することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のスラブ幅圧下方法では、連続鋳造機から送出され且つ所定の長さに切断したスラブを、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んでスラブ幅方向に対峙する一対の板幅圧下金型を互いに近接離反させて幅方向に圧下成形し、幅方向に圧下成形したスラブを、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んで上下に対峙する一対の作業ロールを備えた水平圧延機によって厚さ方向に圧下成形する。
【0021】
本発明の請求項2に記載のスラブ幅圧下設備では、連続鋳造機から送出されるスラブを切断する切断器の搬送方向下流側に、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んでスラブ幅方向に対峙し且つ互いに近接離反可能な一対の板幅圧下金型を有するスラブ幅プレス装置を配置し、該スラブ幅プレス装置の搬送方向下流側に、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んで上下に対峙する一対の作業ロールを備えた水平圧延機を配置している。
【0022】
本発明の請求項3に記載のスラブ幅圧下設備では、上述した本発明の請求項2に記載のスラブ幅圧下設備の構成に加えて、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挟んでスラブ幅方向に対峙し且つ搬送ラインに対して近接離反可能な一対の金型座と、該金型座に搬送ラインに対峙するように装着された金型と、前記の金型座の反搬送ライン側に設置され且つ圧下量設定用アクチュエータにより搬送ラインに対して近接離反可能な軸箱と、該軸箱に枢支されたクランク軸と、基端部がクランク軸の偏心部に枢支され且つ先端部が金型座に枢支されたロッドとによって、スラブ幅プレス装置を構成している。
【0023】
本発明の請求項1に記載のスラブ幅圧下方法においては、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挟んでスラブ幅方向に対峙する一対の板幅圧下金型を互いに近接離反させ、搬送ラインに挿通された高温のスラブを、該スラブの幅方向縁部に対して充分な接触長さを有する板幅圧下金型で幅方向へ圧下成形することにより、スラブ幅方向断面のドッグボーン化及びスラブ平面形状のフィッシュテール化を抑制し、更に、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挟んで上下に対峙する一対の作業ロールでスラブを厚さ方向に圧下成形して、スラブ幅方向断面形状の平滑化を図る。
【0024】
本発明の請求項2あるいは請求項3に記載のスラブ幅圧下設備のいずれにおいても、スラブ幅プレス装置の一対の板幅圧下金型を互いに近接離反させ、連続鋳造機のスラブ搬送ラインに挿通された高温のスラブを、該スラブの幅方向縁部に対して充分な接触長さを有する板幅圧下金型で幅方向へ圧下成形することにより、スラブ幅方向断面のドッグボーン化及びスラブ平面形状のフィッシュテール化を抑制し、更に、水平圧延機の一対の作業ロールでスラブを厚さ方向に圧下成形して、スラブ幅方向断面形状の平滑化を図る。
【0025】
本発明の請求項3に記載のスラブ幅圧下設備においては、左右の軸箱の間隔を、圧下量設定用アクチュエータによって変化させ、スラブ2への板幅圧下金型の圧下量を調節する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1から図3は本発明のスラブ幅圧下設備の実施の形態の一例であり、図中、図4及び図5と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0028】
このスラブ幅圧下設備は、搬送方向上流A側端に配置された連続鋳造機1から送出されるスラブ2を切断するガス切断器3の搬送方向下流B側に、スラブ幅プレス装置20と、水平圧延機21とを、搬送ラインSに沿って順に配置している。
【0029】
スラブ幅プレス装置20は、図2及び図3に示すように、搬送ラインSを挟んでスラブ幅方向に対峙し且つ搬送ラインSに対して近接離反可能な一対の金型座22a,22bと、該金型座22a,22bに搬送ラインSに対峙するように装着された金型23a,23bと、前記の金型座22a,22bの反搬送ライン側にそれぞれ設けた金型往復動機構24a,24bとによって構成されている。
【0030】
金型座22a,22bは、搬送ラインSの側方に設けたガイド部材25a,25bに沿って搬送ラインSに対して略直交する方向へ水平移動するようになっている。
【0031】
金型23a,23bは、図3に示すように、搬送方向上流A側から下流B側へ向って徐々に搬送ラインSへ近接する平坦な成形面26a,26bと、該成形面26a,26bに連なり且つ搬送ラインSに平行に対峙する成形面27a,27bとを有しており、成形面26a,26b,27a,27bの高さは、スラブ2の板厚に応じて設定されている。
【0032】
金型往復動機構24a,24bは、前記の金型座22a,22bの反搬送ライン側に設置され且つスクリュージャッキ(圧下量設定用アクチュエータ)28a,28bにより搬送ラインSに対して近接離反可能な軸箱29a,29bと、該軸箱29a,29bに枢支され且つ垂直に延びるクランク軸30a,30bと、基端部がクランク軸30a,30bのそれぞれの偏心部31a,31bに枢支され且つ先端部が金型座22a,22bに設けたブラケット32a,32bに枢支されたロッド33a,33bとを有している。
【0033】
クランク軸30a,30bには、ギヤボックスなどの回転同調機構を介してモータ(図示せず)の回転力が伝達されるようになっており、該モータを作動させると、クランク軸30a,30bの偏心部31a,31bの変位がロッド33a,33b及び金型座22a,22bを介して左右の金型23a,23bに伝達され、該金型23a,23bが搬送ラインSに対して同調して近接離反する。
【0034】
また、スクリュージャッキ28a,28bを作動させると、左右の軸箱29a,29bの間隔が変化し、これにより、金型23a,23bの間隔、すなわち、スラブ2の圧下量が調節される。
【0035】
更に、スラブ幅プレス装置20の搬送方向上流A側及び下流B側には、圧下成形すべきスラブ2の搬送方向下流B側端部を左右の金型23a,23bの間に確実に導き、該金型23a,23bによって圧下成形された後のスラブ2の搬送方向下流B側端部を搬送ラインSに沿って移動させるためのサイドガイドを設けることが望ましい。
【0036】
水平圧延機21は、搬送ラインSを挟んで上下に対峙する一対の作業ロール14a,14bと、各作業ロール14a,14bに反搬送ライン側から当接する控えロール15a,15bとを備え、上側の控えロール15aのジャーナル部を枢支している軸箱をスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せず)で搬送ラインSに向って押圧することにより、両作業ロール14a,14bの間に挿通されるスラブ2を厚さ方向に圧下成形するようになっている。
【0037】
また、ガス切断器3とスラブ幅プレス装置20との間、スラブ幅プレス装置20と水平圧延機21との間、並びに水平圧延機21の搬送方向下流B側には、スラブ2の下面に転動可能に当接してスラブ2を支持するテーブルローラ19が設けられている。
【0038】
図1から図3に示すスラブ幅圧下設備によってスラブ2を成形する際には、スラブ幅プレス装置20のスクリュージャッキ28a,28bを適宜作動し、金型往復動機構24a,24bの左右の軸箱29a,29bの間隔を変化させることによって、該軸箱29a,29bに枢支されたクランク軸30a,30bにロッド33a,33bを介して連結されている左右の金型23a,23bの間隔を調整し、スラブ2の幅方向の圧下量を設定する。
【0039】
次いで、スラブ幅プレス装置20の図示していないモータを作動し、ギヤボックスなどの回転同調機構を介してクランク軸30a,30bを回転させることによって左右の金型23a,23bを搬送ラインSに対して近接離反させるとともに、連続鋳造機1から送り出される厚さが250mm程度のスラブ2を、ガス切断器3で所定の長さに切断し、搬送方向上流A側から搬送方向下流B側へ搬送ラインSに沿ってテーブルローラ19上を移動させる。
【0040】
テーブルローラ19上を移動してスラブ幅プレス装置20の左右の金型23a,23b間を通過するように導かれるスラブ2は、搬送ラインSに対して近接離反する該金型23a,23bによって、全長にわたり幅方向の圧下成形を受け、所定の幅に縮減される。
【0041】
スラブ幅プレス装置20から送り出されたスラブ2は、テーブルローラ19上を搬送ラインSに沿って移動し、スラブ幅プレス装置20の搬送方向下流B側に設けた水平圧延機21による厚さ方向の圧下成形を受け、所定寸法の断面形状に減縮成形される。
【0042】
このように、図1から図3に示すスラブ幅圧下設備では、連続鋳造機1から送出された直後で、内外ともに固相を呈し、外側部分の温度が約800℃、また、内部の温度が約1200℃の高温を維持し、内部が柔らかいスラブ2を、スラブ2の幅方向縁部に対して充分な接触長さを有する一対の金型23a,23bを互いに近接離反させて幅方向に圧下成形するので、スラブ2の側縁近傍部分だけが変形することなく、幅方向にわたって全体的にスラブ2が変形し、スラブ幅方向断面のドッグボーン化及びスラブ平面形状のフィッシュテール化が抑制され、センターポロシティの改善と、スラブ平面形状のフィッシュテール化に起因するスラブ2の幅方向中央部分での引張応力の緩和を図ることができる。
【0043】
また、スラブ平面形状のフィッシュテール化が抑制できるので、スラブ2の歩留りが向上する。
【0044】
更に、スラブ2をリバースする必要がなく、スラブ2を再加熱する復熱炉7を設ける必要がないので、設備長の短縮を図ることが可能になる。
【0045】
なお、本発明のスラブ幅圧下方法及び設備は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のスラブ幅圧下方法及び設備によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0047】
(1)連続鋳造機から送出され且つ内部が柔らかい高温のスラブを、該スラブの側縁部に対して充分な接触長さを有する一対の金型を互いに近接離反させて幅方向に圧下成形するので、スラブの側縁近傍部分だけが変形することなく、幅方向にわたって全体的にスラブが変形し、スラブ幅方向断面のドッグボーン化及びスラブ平面形状のフィッシュテール化が抑制され、センターポロシティの改善と、スラブ平面形状のフィッシュテール化に起因するスラブの幅方向中央部分での引張応力の緩和とを図ることができる。
【0048】
(2)スラブ平面形状のフィッシュテール化が抑制できるので、スラブの歩留りが向上する。
【0049】
(3)スラブをリバースする必要がなく、スラブを再加熱する復熱炉を設ける必要がないので、設備長の短縮を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスラブ幅圧下方法及び設備の実施の形態の一例の側面図である。
【図2】図1に関連する平面図である。
【図3】図1に関連するスラブ幅プレス装置の平面図である。
【図4】従来のスラブ幅圧下設備の概略を示す側面図である。
【図5】図4に関連する平面図である。
【図6】図4に関連するスラブ断面の変形を示す断面図である。
【図7】図4に関連するスラブ端部の変形を示す平面図である。
【符号の説明】
1 連続鋳造機
2 スラブ
3 ガス切断器(切断器)
14a 作業ロール
14b 作業ロール
20 スラブ幅プレス装置
21 水平圧延機
22a 金型座
22b 金型座
23a 金型(板幅圧下金型)
23b 金型(板幅圧下金型)
28a スクリュージャッキ(アクチュエータ)
28b スクリュージャッキ(アクチュエータ)
29a 軸箱
29b 軸箱
30a クランク軸
30b クランク軸
31a 偏心部
31b 偏心部
32a ブラケット
32b ブラケット
33a ロツド
33b ロッド
B 搬送方向下流
S 搬送ライン
Claims (3)
- 連続鋳造機から送出され且つ所定の長さに切断したスラブを、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んでスラブ幅方向に対峙する一対の板幅圧下金型を互いに近接離反させて幅方向に圧下成形し、幅方向に圧下成形したスラブを、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んで上下に対峙する一対の作業ロールを備えた水平圧延機によって厚さ方向に圧下成形することを特徴とするスラブ幅圧下方法。
- 連続鋳造機から送出されるスラブを切断する切断器の搬送方向下流側に、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んでスラブ幅方向に対峙し且つ互いに近接離反可能な一対の板幅圧下金型を有するスラブ幅プレス装置を配置し、該スラブ幅プレス装置の搬送方向下流側に、連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挾んで上下に対峙する一対の作業ロールを備えた水平圧延機を配置したことを特徴とするスラブ幅圧下設備。
- 連続鋳造機のスラブ搬送ラインを挟んでスラブ幅方向に対峙し且つ搬送ラインに対して近接離反可能な一対の金型座と、該金型座に搬送ラインに対峙するように装着された金型と、前記の金型座の反搬送ライン側に設置され且つ圧下量設定用アクチュエータにより搬送ラインに対して近接離反可能な軸箱と、該軸箱に枢支されたクランク軸と、基端部がクランク軸の偏心部に枢支され且つ先端部が金型座に枢支されたロッドとによって、スラブ幅プレス装置を構成した請求項2に記載のスラブ幅圧下設備。
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