JP3772352B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させる徐励手段と、オルタネータの負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させる空気量制御手段と、エンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させる始動後制御手段と、この始動後制御手段により増大される吸入空気量の制御値を各種条件に応じて設定する制御値設定手段とを備えたエンジンの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平2−184300号公報に示されるように、オルタネータにより充電される車載バッテリの電圧が設定値未満の場合に、オルタネータの界磁コイルに流す界磁電流を増大させて発電電圧を上昇させることにより、上記車載バッテリの充電量を増大させるように構成されたオルタネータ制御装置において、バッテリ電圧が設定値を超える場合に、界磁電流を減少させて発電電圧を低下させることにより、車載バッテリの充電量を減少させてバッテリ電圧を目標電圧に制御するようにしたものが知られている。
【0003】
そして上記オルタネータ制御装置は、電気負荷の増大時に界磁電流の変化を緩やかに制御してオルタネータの発電電圧を徐々に増大させることにより、駆動トルクの急変を防止してエンジン回転数の急激な変化を抑制し、これによって特にエンジンのアイドル回転数を安定させるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように電気負荷の増大時にオルタネータの発電電圧を徐々に増大させるように構成した場合には、図3(a)の実線に示すように、エンジンの始動後にエンジン回転数が最大となった時点Aから一旦エンジン回転数が低下した後に、再度エンジン回転数が上昇する再吹き上がり現象が生じ易く、運転者に違和感が与えられるとともに、エンジンのアイドル回転数を安定させることができないという問題がある。
【0005】
すなわち、エンジンの始動後には、エンジンの作動状態を安定させるとともに、運転者にエンジンが始動したことを感知させるため、図3(b)に示すように、エンジンの吸入空気量を一時的に増大させた後、この吸入空気量を徐々に減衰させてエンジン回転数をアイドル回転数に一致させるように構成されている。
【0006】
これに対して上記オルタネータの最大負荷は、エンジンの始動後に一定時間が経過した時点で発生するため、この最大負荷の発生時点から徐々にオルタネータの発電電圧を増大させるように制御すると、始動後にエンジン回転数が最大値となった時点Aから、さらに所定時間が経過した時点Bにおいて、図3(c)の実線に示すように、オルタネータの発電電流が最大となり、これに応じてエンジン回転数の再吹き上がり現象が生じて運転者に違和感が与えられるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、エンジンの始動後にエンジン回転数が一旦低下した後に、再度エンジン回転数が上昇する再吹き上がり現象が生じるのを防止することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させる徐励手段と、オルタネータの負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させる空気量制御手段と、エンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させる始動後制御手段と、この始動後制御手段により増大される吸入空気量の制御値を各種条件に基づいて設定する制御値設定手段と、エンジン始動後にオルタネータが最大発電電圧となる時期が、上記始動後制御手段により増大される吸入空気量に応じてエンジン回転数が最大値となる時期よりも時間的に早くなるように上記徐励手段の作動状態を制限する作動制限手段とを設けたものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のエンジンの制御装置において、制御値設定手段により設定された吸入空気量の制御値に基づいて徐励手段の作動制限状態を変更するように構成したものである。
【0010】
請求項3に係る発明は、上記請求項1または2記載のエンジンの制御装置において、エンジンの冷却水温を検出する水温検出手段を設け、始動後制御手段により増大される吸入空気量の制御値を上記水温検出手段の検出値に基づいて変更するように構成したものである。
【0011】
請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3のいずれか記載のエンジンの制御装置において、エンジンの始動後に、所定時間に亘って徐励手段の作動を禁止するように構成したものである。
【0012】
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、エンジンの冷却水温を検出する水温検出手段を設け、この水温検出手段によって検出された冷却水温が予め設定された基準温度以上であることが確認された場合にのみ、徐励手段の作動状態を制限するように構成したものである。
【0015】
【作用】
上記請求項1記載の発明によれば、エンジンの始動後に、徐励手段の作動状態が制限される結果、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧が迅速に増大され、これによって始動後におけるオルタネータの最大発電電圧の発生時期が、上記始動後制御手段による吸入空気量の増大に応じてエンジン回転数が最大値となる時期よりも時間的に早くなるように制御されることにより、始動後にエンジン回転数の再吹き上がり現象が生じることが防止されることになる。
【0016】
上記請求項2記載の発明によれば、制御値設定手段により設定された吸入空気増量値の初期値が小さいとともに、その減衰値が大きい場合には、徐励手段の作動制限時期を長くし、あるいは徐励度合を小さくする等により、上記徐励手段の作動制限状態が変更され、これによって徐励手段により増大されるオルタネータの最大発電電圧の発生時期が、上記始動後制御手段による吸入空気量の増大に応じてエンジン回転数が最大値となる時期よりも時間的に早くなるように、確実に制御されることになる。
【0017】
上記請求項3記載の発明によれば、水温検出手段によって検出されたエンジンの冷却水温が低い場合には、制御値設定手段により吸入空気増量値の初期値が大きな値に設定されるとともに、吸入空気増量値の減衰値が小さな値に設定され、始動後にエンジンに吸入される空気量が多くなってエンジン回転数が最大値となる時期が遅く設定されることになる。
【0018】
上記請求項4記載の発明によれば、エンジン始動後に、徐励手段の作動が禁止されることにより、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧が極めて迅速に増大されることになる。
【0019】
上記請求項5記載の発明によれば、エンジンの冷却水温が高い温間始動後に徐励手段の作動状態が制限されることにより、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧が迅速に増大されることになる。
【0022】
【実施例】
図1は本発明に係るエンジンの制御装置の実施例を示している。このエンジンの制御装置には、エンジン本体1に吸入空気を供給する吸気通路2と、エンジン本体1から導出された排気ガスを排出する排気通路3と、エンジン本体1のクランク軸によって駆動されるオルタネータ4と、スタータ5およびヘッドランプ6等の電気負荷に電力を供給するバッテリ7と、エンジン本体1の冷却水温を検出する温度センサからなる水温検出手段8とが設けられている。
【0023】
また、上記吸気通路2にはISC(アイドルスピードコントロール)バルブ9を有するバイパス通路10が設けられている。このISCバルブ9および上記オルタネータ4は、エンジンコントロールユニット(ECU)11によってその作動状態が制御されるよう構成されている。
【0024】
上記エンジンコントロールユニット11には、図2に示すように、エンジンの始動後に、エンジンの作動状態を安定させるとともに、運転者に始動感を与えるために吸入空気量を一時的に増大させる始動後制御手段12と、上記エンジンの始動後に始動後制御手段12により増大される吸入空気量の制御値を設定する制御値設定手段13と、上記オルタネータ4の負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させる空気量制御手段14とが設けられている。
【0025】
上記始動後制御手段12は、スタータ5の作動状態を示す出力信号等に応じてエンジンが始動後の状態にあることが確認された場合に、上記制御値設定手段13で設定された制御値に応じ、上記ISCバルブ9の開度を調節してエンジン本体1に供給される吸入空気量を一時的に増大させる制御信号を上記制御値設定手段13を介して上記空気量制御手段14に出力するように構成されている。
【0026】
上記制御値設定手段13は、図3(b)示すように、エンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させるために設定される吸入空気増量値Gswの初期値と、その減衰値とからなる制御値をエンジンの冷却水温に応じて設定するように構成されている。すなわち、図4(a)に示すように、冷却水温Wtに応じて予め設定されたグラフから吸入空気増量値Gswの初期値を読み出すことにより、エンジンの冷却水温が低いほど上記吸入空気増量値Gswの初期値が大きな値に設定されるようになっている。また、図4(b)に示すように、冷却水温Wtに応じて予め設定されたグラフから吸入空気増量値Gswの減衰値を読み出すことにより、エンジンの冷却水温が低いほど上記吸入空気増量値Gswの減衰値が小さな値に設定されるようになっている。
【0027】
また、上記エンジンコントロールユニット11には、後述するようにオルタネータ4の負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させるようにオルタネータ4の作動状態を制御する徐励手段15と、エンジンの始動後に、上記徐励手段15の作動を制限する作動制限手段16とが設けられている。
【0028】
記作動制限手段16は、エンジンの始動後に、所定時間に亘って上記徐励手段15の作動を禁止するとともに、図3(c)の破線に示すように、エンジンの始動後にオルタネータ4の発電電流が最大値となる時期B´、つまりオルタネータ4の最大発電電圧の発生時期が、上記始動制御手段12による吸入空気量の増大に応じてエンジン回転数Neが最大値となる時期Aよりも早くなるように、上記制御値設定手段13において設定された制御値に基づいて上記徐励手段15の作動禁止時間を変更するように構成されている。
【0029】
すなわち、上記制御値設定手段13によって設定された吸入空気増量値Gswの初期値が大きく、かつその減衰値が小さい程、つまりエンジンの冷却水温が低く、エンジン始動後における吸入空気の増大量が多い程、上記徐励手段15の作動を禁止する作動禁止時間を長くし、これによってエンジンの始動後にオルタネータ4の発電電流が最大値となる時期B´が、上記エンジン回転数Neが最大値となる時期Aよりも早くなるようにしている。
【0030】
上記オルタネータ4および徐励手段15の具体的構成を図5に基づいて説明する。上記オルタネータ4は、3相の電機子コイル4aと、9個の整流用ダイオードD1〜D9と、界磁コイル4bとを有している。また、上記図5において、17は上記徐励手段15を有するオルタネータ4のコントローラ、18はオルタネータ4をバッテリ7に接続するハーネス、19はイグニッションキーである。
【0031】
上記コントローラ17には、オルタネータ4の界磁コイル4bへの導電をデューティ制御する制御トランジスタTr1と、内部にCPUを有する制御用ユニット20とを有している。この制御用ユニット20のA/D端子20aには、オルタネータ4の整流ダイオードD7〜D9を経て内部出力電圧信号Vtが入力され、A/D端子20bには、バッテリ7の端子電圧Vsが入力されている。そして、上記A/D端子20bによってバッテリ7の端子電圧Vsを検出するバッテリ電圧検出手段21が構成されている。
【0032】
また、上記制御用ユニット20のA/D端子20cには、エンジンの吸気温度を検出する吸気温度検出手段22の検出信号が入力され、PWM端子20dには、上記制御トランジスタTr1のベースが接続され、PO端子20eには、車室内に配設された警告ランプ23を点灯制御するトランジスタTr2のベースが接続されている。
【0033】
そして、上記コントローラ17は、上記吸気温度検出手段22の検出信号に基づいてバッテリ7の電解液の温度を推定し、この推定値に基づいてバッテリ7の目標電圧Vregを設定する目標電圧設定機能と、上記目標電圧Vregからバッテリ3の端子電圧Vsを減算する減算機能と、オルタネータ4の目標発電電流を比例−積分制御により設定する目標発電電流設定機能と、上記減算により得た電圧偏差ΔV(=Vreg−Vs)および比例定数Kp、線分定数Kiに基づいて目標電流iaを算出して設定する目標電流設定機能とを有している。
【0034】
また、上記コントローラ17は、上記目標電流iaとオルタネータ4の回転数に対応するエンジン回転数Neの検出値とに基づき、予め設定されたマップから上記目標電流iaおよびエンジン回転数Neに対応する目標磁界電流ifを演算する目標磁界電流演算機能と、上記目標磁界電流ifに対して界磁コイル4bのインダクタンスの起因する界磁電流の変化遅れを補償する一次進み補正を行なって制御界磁電流ifcを演算する制御界磁電流演算機能とを有している。
【0035】
さらに、コントローラ17は、上記制御界磁電流ifcに応じた制御デューティ率fdutyを上記トランジスタTr1のベースに出力する制御デューティ演算機能と、上記目標発電電流iaに基づいてエンジンのアイドル回転数を電気負荷5,6の作動時に補正するアイドル回転補正機能とを有している。
【0036】
上記エンジンコントロールユニット11によって実行される制御動作を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。上記制御動作がスタートすると、まずステップS1において、上記各検出手段の検出信号を入力した後、ステップS2において、エンジンの冷却水温Wtが予め設定された基準温度Tよりも高いか否かを判別することにより、エンジンが温間運転状態にあるか否かを判定する。そして、上記ステップS2でNOと判定され、エンジンが冷間運転状態にあることが確認された場合には、始動後の吸入空気量が十分に多く、始動後にエンジン回転数の再吹き上がり現象が生じる可能性が低いため、そのままリターンする。
【0037】
また、上記ステップS2でYESと判定され、エンジンが温間運転状態にあることが確認された場合には、ステップS3において、エンジンが無負荷の運転状態にあるか否かを判定するとともに、ステップS4において、エンジンが始動ゾーンにあるか否かを判定することにより、現時点がエンジンの始動後の状態にあるか否かを判別する。そして、ステップS3もしくはステップS4のいずれかにおいてNOと判定され、現時点がエンジンの始動後の状態にないことが確認された場合には、上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象を抑制する制御を実行する必要がないので、そのままリターンする。
【0038】
また、上記ステップS3およびステップS4の両方でYESと判定された場合には、ステップS5において、上記制御値設定手段13の出力信号に応じ、上記徐励手段15の作動を禁止する作動禁止時間tを、上記吸入空気増量値Gswの初期値およびその減衰値に対応させて設定した後、ステップS6において、上記作動制限手段16により徐励手段15の作動を禁止する。
【0039】
次いで、ステップS7において、上記作動禁止時間tが経過したか否かを判定し、この作動禁止時間tが経過するまで、上記徐励手段15の作動禁止状態を維持する。そして、上記ステップS7でYESと判定され、作動禁止時間tが経過したことが確認された時点で、ステップS8において、上記徐励手段15によるオルタネータ4の徐励制御を開始する。
【0040】
次に、上記オルタネータ4の制御動作を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。上記制御動作がスタートすると、まずステップS11において、バッテリ電圧Vsの検出値を入力するとともに、ステップS12において、吸気温度の検出信号を入力する。次いで、ステップS13において、上記吸気温度に基づいてバッテリ7の目標電圧Vregを設定した後、ステップS14において、上記目標電圧Vregとバッテリ電圧Vsとの偏差ΔVを演算する。
【0041】
その後、ステップS15において、上記偏差ΔVに応じて図8(a),(b)に示す制御ゲインテーブルから比例制御ゲインiapおよび積分制御ゲインiaiをそれぞれ読み出す。上記制御ゲインテーブルは、上記電気負荷5,6の作動開始時または作動停止時にバッテリ7の目標電圧Vregが吸気温度の変化に応じて変更、設定される際等のオルタネータ4の負荷変動時に、オルタネータ4の発電電圧が徐々に変化するように、上記各制御ゲインiap,iaiがそれぞれ小さな値に設定されるとともに、その変化率が小さな値に設定されている。
【0042】
また、上記図8(a)に示す比例制御ゲインテーブルでは、電圧偏差ΔVの正領域と負領域とにおいて、上記偏差ΔVの変化に対する比例制御ゲインiapの変化率がそれぞれ等しくなるように設定され、上記図8(b)に示す積分制御ゲインテーブルでは、上記偏差ΔVの変化に対する積分制御ゲインiaiの変化率が電圧偏差ΔVの正領域に比べて負領域の方が大きくなるように設定されている。
【0043】
そして、ステップS16において、上記各制御ゲインiap,iaiに基づいてオルタネータ4の目標発電電流iaを演算する。また、ステップS17において、エンジン回転数Neの検出値を入力した後、ステップS18において、エンジン回転数Neおよび上記発電電流iaに対応して予め設定された発電特性マップから、界磁電流iftを読み出す。
【0044】
次いで、ステップS19において、オルタネータ4の界磁コイル1bのインダクタンスの存在に起因する界磁電流の変化遅れを補償するための一次進み補正を上記界磁電流iftに施すことにより、制御界磁電流ifcを演算した後、ステップS20において、上記制御界磁電流ifcに対応するトランジスタTr1のデューティ率fdutyを、予め設定されたテーブルから読み出し、このデューティ率fdutyに応じてトランジスタTr1をデューティ制御することにより、上記オルタネータ4の発電電圧を制御する。
【0045】
上記のように徐励手段15によりオルタネータ4の負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させるとともに、空気量制御手段14によりオルタネータの負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させるように構成したため、電気負荷の急変時にオルタネータ4の駆動トルクが急変することを効果的に防止しつつ、上記電気負荷に応じてエンジンの作動状態を制御して必要な駆動トルクを得ることができる。
【0046】
また、始動後制御手段12によりエンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させるように構成したため、エンジンの始動後における吸入空気量を上記始動後制御手段12により適正に制御してエンジンの作動状態を安定させることができるとともに、運転者にエンジンが始動されたことを感知させることができる。
【0047】
そして、エンジンの始動後に、作動制限手段16により上記徐励手段15の作動を所定時間に亘って禁止することにより、図3(c)の破線に示すように、エンジンの始動後にオルタネータ4の発電電流が最大値となる時期B´が、上記始動制御手段12による吸入空気量の増大に応じてエンジン回転数Neが最大値となる時点Aよりも早くなるように構成したため、エンジンの始動後にエンジン回転数Neが一旦低下した後、再度上昇するという再吹き上がり現象の発生を効果的に防止することができる。
【0048】
すなわち、エンジンの始動後にオルタネータ4の発電電圧を徐々に変化させる徐励制御が上記徐励手段15によって実行された場合には、図3(c)の実線に示すように、エンジンの始動後にオルタネータ4の負荷が最大値となった時点から、所定時間が経過した時点Bにおいて、オルタネータ4の最大発電電流が発生する。
【0049】
したがって、何らの対策も講じなければ、上記エンジン回転数Neが最大値となる時点Aから一旦、エンジン回転数Neが低下した後、再度エンジン回転数Neが上昇するエンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じることになるが、上記のようにエンジンの始動後に、上記徐励手段15の作動を所定時間に亘って禁止するように構成した場合には、エンジン始動後にオルタネータ4の負荷の増大時にその発電電圧を迅速に増大させ、オルタネータ4が最大発電電流となる時期B´を早めることができるため、これによって上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じるのを効果的に防止することができる。
【0050】
また、上記制御値設定手段13により設定されたエンジン始動後における吸入空気量の制御値に基づいて上記作動制限手段16による徐励手段15の作動制限状態を変更し、吸入空気増量値Gswの初期値が小さいとともに、その減衰値が大きい場合に、上記徐励手段15の作動制限時間を長くするようにした上記構成によると、吸入空気の増大量が少ない場合におけるエンジン回転数Neの再吹き上がり現象の発生を確実に防止することができる。
【0051】
そして、上記吸入空気増量値Gswの初期値が大きいとともに、その減衰値が小さく、吸入空気の増大量が大きい場合には、上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じにくいので、上記徐励手段15の作動制限時間を短くすることにより、オルタネータ4の発電電圧が急変することを防止し、エンジン回転数Neを効果的に安定させることができる。
【0052】
また、上記のように水温検出手段8の検出値に基づいて上記制御値設定手段13により設定される吸入空気量の制御値を変更するように構成した場合には、始動後に増大される吸入空気量をエンジンの冷却水温に応じて適正に調節することができる。すなわち、上記冷却水温が低い冷間始動時には、エンジンの作動状態が安定しにくいため、上記吸入空気増量値Gswの初期値を大きくするとともに、その減衰値を小さくして吸入空気量を多く設定することにより、エンジンの作動状態を効果的に安定させることができる。
【0053】
これに対して上記冷却水温が高い温間始動時には、エンジンの作動状態が安定し易いため、上記吸入空気増量値Gswの初期値を小さくするとともに、その減衰値を大きくして吸入空気量を少なく設定することにより、エンジンの始動後に、必要以上に多くの空気がエンジンに供給されてエンジン回転数Neが急激に上昇するのを防止することができる。なお、上記制御値設定手段13により設定される吸入空気量の制御値を、吸気温度検出手段22の検出値に基づいて変更するように構成してもよい。
【0054】
なお、上記実施例では、エンジンの始動後に、徐励手段15によるオルタネータ4の徐励制御を所定時間に亘り禁止するように構成した例について説明したが、この構成に代えて上記徐励手段15によるオルタネータ4の除励度合を低減させることにより、エンジンの始動後にオルタネータ4が最大発電電圧となる時期を早め、これによって上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象を防止するように構成してもよい。
【0055】
さらに、上記制御値設定手段13により設定された吸入空気量の制御値に基づいてオルタネータ4の除励度合を変更するように構成することにより、吸入空気の増大量が少ない温間始動時に、エンジン回転数Neの再吹き上がり現象の発生を確実に防止しつつ、吸入空気の増大量の多い冷間始動時に、オルタネータ4の発電電圧が急変することを防止してエンジン回転数Neを効果的に安定させることができる。
【0056】
また、上記のように冷却水温検出手段8によって検出されたエンジンの冷却水温Wtが予め設定された基準値T以上であることが確認された温間始動時にのみ、上記作動制限手段16によって徐励手段15の作動を制限するように構成した場合には、吸入空気量が多くエンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じにくい冷間始動時に、上記徐励手段15の作動が制限されることによるオルタネータ4の発電電圧の急変を防止することができる。しかも、吸入空気量が少なく、エンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じ易い温間始動時に、上記徐励手段15の作動を制限することにより、エンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じるのを確実に防止することができる。
【0057】
また、上記実施例では、オルタネータ4の負荷の変化時に、その発電電圧を徐励手段15によって徐々に変化させる場合に、その負荷の増大時と減少時とで発電電圧の変化速度を変更し、負荷の減少時に上記発電電圧の変化速度を大きく設定したため、オルタネータ4の負荷の増大時における駆動トルクの急変を防止することができるとともに、アイドル回転数の安定化を確保しつつ、オルタネータ4の負荷の減少時における過電流の発生を防止してバッテリや給電系の信頼性を向上させることができる。
【0058】
図9は、本発明に係るエンジンの制御装置の別の実施例を示している。このエンジンの制御装置には、上記始動後制御手段12、制御値設定手段13、空気量制御手段14および徐励手段15に加えて、エンジン回転数の変化状態を検出する回転数検出手段24と、このエンジン回転数検出手段24によってエンジン回転数が上昇傾向にあることが確認された場合に、エンジン回転数Neを低下させる方向に吸入空気量を補正する空気量補正手段25とが設けられている。
【0059】
そして、上記エンジンの制御装置は、エンジン始動後に、空気量補正手段25によってエンジン回転数の上昇方向への変化を抑制するように吸入空気量を補正し、これによって上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象が生じるのを防止するように構成されている。
【0060】
すなわち、図10に示すように、ステップS31において、各検出手段の検出信号を入力した後、ステップS32において、現在エンジンが始動中であるか否を判定し、YESと判定された場合には、ステップS33において、吸入空気の始動制御量が設定されるとともに、ステップS34において、上記始動制御量に対応する制御信号が上記ISCバルブ9に出力される。
【0061】
そして、ステップS32においてNOと判定され、エンジンが始動中でないことが確認された場合には、ステップS35において、エンジンがアイドル回転状態にあるか否かが判定される。この判定結果がNOである場合には、ステップS36において、通常時における吸入空気の固定制御量が設定された後、上記ステップS34に移行する。
【0062】
また、上記ステップS35においてYESと判定され、エンジンがアイドル回転状態であることが確認された場合には、ステップS37において、エンジンのアイドル目標回転数N0が演算される。このアイドル目標回転数N0の演算は、予め設定されたエンジンの冷却水温とアイドル目標回転数N0との間の関係を示す関係式に基づいて行われる。
【0063】
次いで、ステップS38において、エンジン回転数Neを上記アイドル目標回転数N0に一致させるために必要とされるバイパス通路10を通る吸気空気の基本制御量GBが演算される。その後、ステップS39において、上記現時点が、上記ステップS35の判定結果がYESからNOに変わった始動直後であるか否かを判定し、NOと判定された場合には、ステップS40において、エンジン始動後における吸入空気増量値Gswの初期値を上記図4(a)のグラフに示す関係式に基づいて設定する。
【0064】
また、ステップS41において、上記吸入空気増量値Gswの減衰値を図4(b)のグラフに示す関係式に基づいて設定する。なお、上記ステップS39にNOと判定された場合には、上記吸入空気増量値Gswの初期値および減衰値が既に設定されているため、直接下記のステップS42に移行する。
【0065】
そして、ステップS42において、上記吸入空気増量値Gswが0未満であるか否かが判定され、YESと判定された場合には、ステップS43において、上記吸入空気増量値Gswを0に設定した後、ステップS44において、基本制御量GBのフィードバック(F/B)補正値GFBが演算される。次いでステップS45において、電気負荷量等に応じたその他の補正が行われるとともに、ステップS46において最終的な制御量、つまりバイパス通路3を通る最終通気量が設定された後、上記ステップS34に移行する。
【0066】
また、上記ステップS42でNOと判定され、上記吸入空気増量値Gswが0以上であることが確認された場合には、ステップS47において、エンジンの始動後に吸入空気量を吸入空気増量値Gswの初期値に基づいて増大させた後、上記吸入空気増量値Gswの減衰値に基づいて吸入空気量を減衰させる制御を実行する。そして、ステップS48において、上記回転数検出手段24の検出値に基づいてエンジン回転数の変化率ΔNeを演算する。
【0067】
次いで、ステップS49において、上記エンジン回転数の変化率ΔNeが0よりも大きいか否か、つまりエンジン回転数Neが上昇傾向にあるか否かを判定し、YESと判定された場合には、ステップS50において、上記エンジン回転数Neを低下させる方向に補正するための減量制御量を上記変化率ΔNeに基づいて設定する。すなわち、上記変化率ΔNeの絶対値が大きい場合には、上記減量制御量を大きな値に設定し、また上記変化率ΔNeの絶対値が小さい場合には、上記減量制御量を小さな値に設定した後、上記ステップS45に移行する。
【0068】
また、上記ステップS49でNOと判定され、エンジン回転数Neが上昇傾向にないことが確認された場合には、エンジン回転数Neを低下する方向に補正する必要がないので、ステップS51において、上記減量制御量を0に設定した後、上記ステップS45に移行する。
【0069】
このようにエンジンの始動後に回転数検出手段24の検出値に基づいてエンジン回転数Neが上昇傾向にあることが確認された場合に、空気量補正手段25によってエンジン回転数Neを低下させる方向に吸入空気量を補正するように構成したため、エンジンの始動後に、上記徐励手段15によってオルタネータ4の徐励制御が実行されることに起因したエンジン回転数Neの再吹き上がり現象の発生を確実に防止することができる。
【0070】
また、上記のようにエンジン回転数Neを低下させる方向に補正するための減量制御量を上記エンジン回転数の変化率ΔNeに基づいて変更するように構成した場合には、エンジンの始動後にエンジン回転数Neが必要以上に低下することを抑制しつつ、上記エンジン回転数Neの再吹き上がり現象の発生を確実に防止できるという利点がある。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明は、オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させる徐励手段と、オルタネータの負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させる空気量制御手段と、エンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させる始動後制御手段と、この始動後制御手段により増大される吸入空気量の制御値を各種条件に基づいて設定する制御値設定手段とを備えたエンジンの制御装置において、エンジン始動後にオルタネータが最大発電電圧となる時期が、上記始動後制御手段により増大される吸入空気量に応じてエンジン回転数が最大値となる時期よりも時間的に早くなるように上記徐励手段の作動状態を作動制限手段によって制限するように構成したため、エンジンの始動後にエンジン回転数が一旦低下した後、再度上昇するという再吹き上がり現象の発生を効果的に防止することができる。
【0072】
請求項2に係る発明は、制御値設定手段により設定された吸入空気量の制御値に基づいて徐励手段の作動制限状態を変更し、吸入空気増量値の初期値が小さいとともに、その減衰値が大きい場合に、上記徐励手段の作動制限時間を長くし、あるいはその除励度合を小さくするように構成したため、吸入空気の増大量が少ない場合におけるエンジン回転数の再吹き上がり現象の発生を確実に防止することができる。また、上記吸入空気増量値の初期値が大きいとともに、その減衰値が小さい場合、つまり吸入空気の増大量が大きいためにエンジン回転数の再吹き上がり現象が生じにくい場合に、上記徐励手段の作動制限時間を短くし、あるいはその除励度合を大きくすることにより、オルタネータの負荷の増大に応じて発電電圧が急変することを防止し、エンジン回転数を効果的に安定させることができる。
【0073】
請求項3に係る発明は、水温検出手段の検出値に基づいて制御値設定手段により設定される吸入空気量の制御値を変更するように構成したため、上記冷却水温が低くエンジンが始動しにくい冷間始動時に、上記吸入空気増量値の初期値を大きくするとともに、その減衰値を小さくして吸入空気量を多く設定することにより、エンジンの作動状態を効果的に安定させることができる。また、上記冷却水温が高くエンジンが始動し易い温間始動時には、上記吸入空気増量値の初期値を小さくするとともに、その減衰値を大きくして吸入空気量を少なく設定することにより、必要以上に多くの吸入空気がエンジンに供給されてエンジン回転数が急激に上昇するのを防止することができる。
【0074】
請求項4に係る発明は、エンジンの始動後に、徐励手段の作動を所定時間に亘って禁止するように構成したため、エンジン始動後にオルタネータの負荷の増大時にその発電電圧を迅速に増大させ、オルタネータが最大発電電圧となる時期を効果的に早めることができ、これによって上記エンジン回転数の再吹き上がり現象が生じることを確実に防止することができる。
【0075】
請求項5に係る発明は、冷却水温検出手段によって検出されたエンジンの冷却水温が予め設定された基準値上であることが確認された温間始動時にのみ、上記徐励手段の作動を制限するように構成したため、吸入空気量が多く上記エンジン回転数の再吹き上がり現象が生じにくい冷間始動時に、上記徐励手段の作動が制限されることによるオルタネータの発電電圧の急変を防止しつつ、上記温間始動時にエンジン回転数の再吹き上がり現象が生じることを確実に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの制御装置の実施例を示す説明図である。
【図2】エンジンの制御装置の要部を示すブロック図である。
【図3】(a)はエンジン回転数の変化状態を示すグラフ、(b)吸入空気増量値の変化状態を示すグラフ、(c)はオルタネータ電流の変化状態を示すグラフである。
【図4】(a)は吸入空気増量値の初期値と冷却水温との対応関係を示すグラフ、(b)は吸入空気増量値の減衰値と冷却水温との対応関係を示すグラフである。
【図5】オルタネータおよびそのコントローラの具体的構成を示す電気回路図である。
【図6】本発明に係るエンジンの制御装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図7】オルタネータの制御動作を示すフローチャートである。
【図8】(a)は比例制御ゲインテーブルを示すグラフ、(b)積分制御ゲインテーブルを示すグラフである。
【図9】本発明に係るエンジンの制御装置の別の実施例を示すブロック図である。
【図10】図9に示すエンジンの制御装置の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン本体
4 オルタネータ
8 水温検出手段
12 始動後制御手段
13 制御値設定手段
14 空気量制御手段
15 徐励手段
16 作動制限手段
24 回転数検出手段
25 空気量補正手段

Claims (5)

  1. オルタネータの負荷の増大時にその発電電圧を徐々に増大させる徐励手段と、オルタネータの負荷の増大に応じてエンジンの吸入空気量を増大させる空気量制御手段と、エンジンの始動後に吸入空気量を一時的に増大させる始動後制御手段と、この始動後制御手段により増大される吸入空気量の制御値を各種条件に基づいて設定する制御値設定手段と、エンジン始動後にオルタネータが最大発電電圧となる時期が、上記始動後制御手段により増大される吸入空気量に応じてエンジン回転数が最大値となる時期よりも時間的に早くなるように上記徐励手段の作動状態を制限する作動制限手段とを設けたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 制御値設定手段により設定された吸入空気量の制御値に基づいて徐励手段の作動制限状態を変更するように構成したことを特徴とする請求項1記載のエンジンの制御装置。
  3. エンジンの冷却水温を検出する水温検出手段を設け、制御値設定手段により設定される吸入空気量の制御値を上記水温検出手段の検出値に基づいて変更するように構成したことを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの制御装置。
  4. エンジンの始動後に、所定時間に亘って徐励手段の作動を禁止するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のエンジンの制御装置。
  5. エンジンの冷却水温を検出する水温検出手段を設け、この水温検出手段によって検出された冷却水温が予め設定された基準温度以上であることが確認された場合にのみ、徐励手段の作動状態を制限するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のエンジンの制御装置。
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