JP3771243B2 - 車両用パワーウインドゥ制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明によれば、アップ側スイッチが操作されると、そのスイッチ接点に印加されている外部からのバッテリ電圧がアップ動作用リレーに励磁電圧として供給される。すると、アップ動作用リレーが作動してパワーウインドゥ用モータがウインドゥアップ動作する。ダウン側スイッチが操作されると、そのスイッチ接点に印加されている外部からのバッテリ電圧がダウン動作用リレーに励磁電圧として供給される。すると、ダウン動作用リレーが作動してパワーウインドゥ用モータがウインドゥダウン動作する。水分が侵入すると、水分検出用接点部が各スイッチ接点よりも早い時点でその水分により導通する状態となる。すると、その水分検出用接点部の導通に基づきダウン動作制御手段が外部からのバッテリ電圧をダウン動作用リレーに励磁電圧として供給する。従って、水分により各スイッチのスイッチ接点が異常に導通し始めるような状態でも、パワーウインドゥモータが勝手にウインドゥアップ動作しない。
図2は、車両用パワーウインドゥ制御装置1の構成を示すブロック図である。車両用パワーウインドゥ制御装置1は、図示しない運転席のドアに設けられるマスタースイッチ電子制御ユニット(以下、マスターECU)2、運転席以外の席の各ドアにそれぞれ設けられるスイッチ電子制御ユニット(以下、サブECU)3とから構成されている。
図1は、1つのサブECU3の電気ブロック図である。サブECU3は、同一の図示しないプリント基板上に設けられたダウン側スイッチ6、アップ側スイッチ7、ダウン側スイッチングトランジスタ8、アップ側スイッチングトランジスタ9、モータ制御部10、結露時制御部11及び励磁電圧制限抵抗25を備えている。
モータ制御部10は、ダウン動作用リレー12及びアップ動作用リレー13を備えている。ダウン動作用リレー12は、コイル部14及び接点部15をそれぞれ備えている。接点部15は、共通接点15a、NO(Normally Open )接点15b、NC(Normally Close)接点15cからなっている。同じく、アップ動作用リレー13はコイル部16及び接点部17を備え、該接点部17は共通接点17a、NO接点17b、NC接点17cからなっている。尚、ダウン動作用リレー12又はアップ動作用リレー13を動作させるための励磁電圧(すなわち、応動電圧あるいは感動電圧)及び励磁電流は同一の規格である。
結露時制御部11において、バッテリB側には水分検出用接点部18の一端が抵抗22を介して接続され、その他端が接地されている。又、結露時制御部11において、バッテリB側にはPNPトランジスタ21のエミッタが接続され、そのコレクタは抵抗23,24を介して接地されている。PNPトランジスタ21のベースは、抵抗22と水分検出用接点部18との間に接続されている。このPNPトランジスタ21は、水分検出用接点部18が非導通状態から導通状態となったときに抵抗22の電圧降下によりオンとなり、両抵抗23,24にバッテリ電圧を供給する。
ドアウインドゥを開くためにサブECU3のダウン側スイッチ6をオンさせると、ダウン動作用リレー12にバッテリ電圧が励磁電圧として供給され、ダウン動作用リレー12が作動してパワーウインドゥモータ5がウインドゥダウン動作する。従って、ダウン側スイッチ6がオンされる間だけドアウインドゥがダウン動作して徐々に開く。
(a) 被水、結露等による水分で各スイッチ6,7のスイッチ接点6a,7aが異常に導通するような状態となったとき、各スイッチ接点6a,7aよりも早い時点で被水、結露等による水分で導通する水分検出用接点部18を設けた。そして、この水分検出用接点部18の導通により、ダウン動作用リレー12を動作させるようにした。従って、サブECU3内に被水、結露等による水分が侵入すると、その水分で各スイッチ6,7のスイッチ接点6a,7aが異常に導通するよりも早い時点でその水分で水分検出用接点部18が導通してダウン動作用リレー12が作動する。そして、パワーウインドゥモータ5がウインドゥダウン動作してドアウインドゥがダウン動作する。その結果、被水、結露等による水分でスイッチ接点7aのみが異常に導通し、ドアウインドゥが開いている状態から勝手にアップ動作をすることを防止することができる。
(1) アップ動作用リレー13をその励磁電圧がダウン動作用リレー12の励磁電圧よりも高い仕様とした構成でもよい。この場合には、被水、結露等による水分で各スイッチ6,7のスイッチ接点6a,7aが異常に導通し始めると、励磁電圧が低いダウン動作用リレー12の方が先に作動してパワーウインドゥモータ5がダウン動作する。このような構成では、従来の構成に対して構成部品の点数が増加しない。
Claims (4)
- バッテリ電圧をパワーウインドゥモータにウインドゥダウン動作のための動作電圧と
して供給するダウン動作用リレーと、
前記バッテリ電圧が印加されるスイッチ接点を備え、該スイッチ接点が閉じたときに前記ダウン動作用リレーに前記バッテリ電圧を励磁電圧として供給するダウン側スイッチと、
前記バッテリ電圧をパワーウインドゥモータにウインドゥアップ動作のための動作電圧として供給するアップ動作用リレーと、
前記バッテリ電圧が印加されるスイッチ接点を備え、該スイッチ接点が閉じたときに前記アップ動作用リレーに前記バッテリ電圧を励磁電圧として供給するアップ側スイッチとを備えた車両用パワーウインドゥ制御装置において、
水分により前記各スイッチのスイッチ接点が導通する時点よりも早い時点で同水分により導通するように形成された水分検出用接点部と、
前記水分検出用接点部の導通により前記ダウン動作用リレーに励磁電圧を供給するダウン動作制御手段とを備え、
前記ダウン側スイッチ及び前記アップ側スイッチの両スイッチ接点が設けられた同一のプリント基板上に前記水分検出用接点部を設けた車両用パワーウインドゥ制御装置。 - バッテリ電圧をパワーウインドゥモータにウインドゥダウン動作のための動作電圧として供給するダウン動作用リレーと、
前記バッテリ電圧が印加されるスイッチ接点を備え、該スイッチ接点が閉じたときに前記ダウン動作用リレーに前記バッテリ電圧を励磁電圧として供給するダウン側スイッチと、
前記バッテリ電圧をパワーウインドゥモータにウインドゥアップ動作のための動作電圧として供給するアップ動作用リレーと、
前記バッテリ電圧が印加されるスイッチ接点を備え、該スイッチ接点が閉じたときに前記アップ動作用リレーに前記バッテリ電圧を励磁電圧として供給するアップ側スイッチとを備えた車両用パワーウインドゥ制御装置において、
水分により前記各スイッチのスイッチ接点が導通する時点よりも早い時点で同水分により導通するように形成された水分検出用接点部と、
前記バッテリ電圧を前記ダウン動作用リレーに励磁電圧として供給可能なダウン動作用スイッチ手段と、
前記水分検出用接点部の導通により前記ダウン動作用スイッチ手段を制御して前記ダウン動作用リレーに励磁電圧を供給するダウン動作制御手段とを備え、
前記ダウン動作用スイッチ手段はトランジスタであって、前記ダウン動作制御手段は、前記水分検出用接点部の導通により、前記トランジスタのベース電圧を制御してトランジスタをスイッチング動作させることで前記ダウン動作用リレーに励磁電圧を供給し、
前記ダウン側スイッチ及び前記アップ側スイッチの両スイッチ接点が設けられた同一のプリント基板上に前記水分検出用接点部を設けた車両用パワーウインドゥ制御装置。 - 前記アップ側スイッチが閉じたときには、前記アップ動作用リレーに所定の励磁電圧を印加可能であるとともに、該アップ側スイッチが水分にて導通された状態では、前記アップ動作用リレーに所定の励磁電圧が印加されない電圧降下を生成する抵抗値を備えた励磁電圧制限抵抗を、前記アップ動作用リレーと前記アップ側スイッチとの間に設けた請求項1又は2に記載の車両用パワーウインドゥ制御装置。
- 前記アップ動作用リレーの励磁電圧を、前記ダウン動作用リレーの励磁電圧よりも高くした請求項1又は2に記載の車両用パワーウインドゥ制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004141138A JP3771243B2 (ja) | 2004-05-11 | 2004-05-11 | 車両用パワーウインドゥ制御装置 |
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JP13481697A Division JP3762042B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 車両用パワーウインドゥ制御装置 |
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