JPH05270315A - ルームランプの制御回路 - Google Patents

ルームランプの制御回路

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JPH05270315A
JPH05270315A JP4097157A JP9715792A JPH05270315A JP H05270315 A JPH05270315 A JP H05270315A JP 4097157 A JP4097157 A JP 4097157A JP 9715792 A JP9715792 A JP 9715792A JP H05270315 A JPH05270315 A JP H05270315A
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JP
Japan
Prior art keywords
transistor
turned
door
room lamp
door switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4097157A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aono
隆 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH05270315A publication Critical patent/JPH05270315A/ja
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアスイッチによってルームランプを制御する
回路に関し、ドアスイッチの接触抵抗が増加しても、ル
ームランプを正常に制御できるようにする。 【構成】ドアの開または閉に応じてオンまたはオフとな
るドアスイッチ14,15に対して、ドアスイッチのオ
フによって電源から直列接続された第1の抵抗R1と第
2の抵抗R2を経てベース電流を供給されてオンとな
り、ドアスイッチのオンによって第2の抵抗R2と並列
にベース供給電流を分流されることによってオフとなる
第1のトランジスタTR1と、第1のトランジスタのオ
ンまたはオフに応じてオフまたはオンとなる第2のトラ
ンジスタTR2とからなるスイッチング回路31を設け
て、第2のトランジスタTR2を介してルームランプ1
1の通電を制御し、第2の抵抗R2の選定によって、ド
アスイッチ14,15の接触抵抗が増加してもルームラ
ンプ11のオン,オフの状態が変化しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルームランプを制御す
るための回路に関し、特に自動車等の車室内に取り付け
て、ドアの開閉によって点灯,消灯するようにした、ル
ームランプの制御回路に関するものである。
【0002】自動車等の車両におけるルームランプに
は、車室内への出入に際し、ドアの開閉のみの操作によ
って、ドアスイッチが動作することによって点灯または
消灯し、車室内または車室外においてスイッチの操作を
必要としない構造にすることによって、取り扱いを容易
にする方法が一般に用いられている。
【0003】このような構造のルームランプにおいて
は、ドアスイッチの車体側との接触抵抗の増加に基づ
く、動作不良を生じないことが必要である。
【0004】
【従来の技術】図2ないし図3は、従来のルームランプ
の点灯回路を例示したものであって、ドアスイッチによ
る操作と、車室内のルームランプスイッチの操作のいず
れによっても、動作できるようにした、一般的な回路構
成を示したものであって、(a)は外観を示し、(b)
は回路接続を示している。
【0005】図2ないし図3において、符号11はルー
ムランプ部を示し、符号12はランプ本体、符号13は
ルームランプスイッチである。また、符号14,15は
左右のドアにそれぞれ設けられたドアスイッチである。
【0006】ドアを閉めた状態では、ドアスイッチに無
関係に、ルームランプスイッチ13の操作に応じて、ル
ームランプを点灯または消灯することができる。ルーム
ランプスイッチ13が“ドア”の位置では、トアを開く
ことによって、ドアスイッチ14,15のいずれかがオ
ンになって、ルームランプが点灯し、ドアを閉めること
によって、ドアスイッチがオフになって、ルームランプ
が消灯するようになっている。
【0007】図4は、ドアスイッチの構造の一例を示し
たものであって、符号21は車体側パネルを示し、符号
22はドアの開閉を検出するための可動部、符号23は
スプリング兼用の車体側の端子、符号24はルームラ
ンプ側に接続された端子を、各々示す。
【0008】可動部22は、ドアが閉められた状態で
は、ドアによって押し込まれるので、端子と端子は
接触せず、ドアスイッチはオフの状態である。ドアが開
かれると、可動部22は内部に設けられているスプリン
グの作用によって飛び出すので、端子と端子が接触
して、ドアスイッチがオンになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示されたような
構造のドアスイッチは、車体側の端子が車体側パネル
21に接続された弾性を有する金属片からなり、その表
面が接点となって、電気的にオン,オフするスイッチを
形成している。そのため金属片の表面が錆びると接触抵
抗が大きくなって、ドアを開いた場合にルームランプに
十分な電流が流れないため、ルームランプが本来の明る
さに点灯しなくなるという問題があった。
【0010】また、このような問題を解決するために、
車体側の端子として、金属片の表面に別の接点を設け、
この接点からリード線を用いて別の箇所で車体にスクリ
ュ締めして接続する方法も行われている。このような方
法を用いた場合は、接触不良の問題は生じないが、接点
やリード線が新たに必要になるとともに、スクリュ締め
の工数が増加する。さらに、配線取り回しのため、車体
側の構造の変更が必要になったり、配線固定用クランプ
の追加が必要になる等の問題を生じる。ドアスイッチは
数が多いため、その影響が大きい。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、図3に示されたような従
来のドアスイッチの構造を変えることなく、スイッチ部
の接触不良の問題を解決することができる、ルームラン
プの制御回路を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のルームランプの
制御回路では、ドアの開または閉に応じてオンまたはオ
フとなるドアスイッチ14,15に対して、ドアスイッ
チのオフによって電源から直列接続された第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2を経てベース電流を供給されてオン
となり、ドアスイッチのオンによって第2の抵抗R2と
並列にベース供給電流を分流されることによってオフと
なる第1のトランジスタTR1と、第1のトランジスタ
のオンまたはオフに応じてオフまたはオンとなる第2の
トランジスタTR2とからなるスイッチング回路31を
設ける。そして、スイッチング回路31における第2の
トランジスタTR2を介してルームランプ11の通電を
制御するようにしたものであって、この際、第2の抵抗
R2の値を選定することによって、ドアスイッチ14,
15の接触抵抗が増加しても、ルームランプ11のオ
ン,オフの状態が変化しないようにする。
【0013】
【作用】ドアスイッチのオンまたはオフを第1のトラン
ジスタのコレクタ電流の変化として検出し、さらに第1
のトランジスタのコレクタ電流の変化によって、第2の
トランジスタのコレクタ電流を変化させる。ルームラン
プは、第2のトランジスタのコレクタ電流によって、そ
のオン,オフを制御されるので、ルームランプの点灯時
の明るさは、ドアスイッチの接触抵抗が増加しても、変
化しない。
【0014】ドアスイッチの接触抵抗がどれだけ増加し
ても、ルームランプの点滅を正常に制御できるかは、第
1のトランジスタTR1のベース回路に設けられた抵抗
R1,R2の値と、トランジスタTR1の特性とによっ
て定まる。ドアスイッチがオンになったとき、ドアスイ
ッチを経て分流する電流によって、第1のトランジスタ
TR1のベースに供給されるべき電流が減少するが、こ
れによってトランジスタTR1がオンすることができな
くなる限界まで、ドアスイッチの接触抵抗が高くなるこ
とが許容される。この値は、第2の抵抗R2の値によっ
ても変化し、抵抗R2を大きく選ぶことによって、この
接触抵抗値も高くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。ここで、図2におけると同じものを同じ番号で
示す。この図1において、符号31はスイッチング回路
である。また、このスイッチング回路31において、T
R1,TR2はトランジスタ、R1〜R4は抵抗であ
る。
【0016】すなわち、この図1に示す実施例では、ド
アの開または閉に応じてオンまたはオフとなるドアスイ
ッチ14,15に対し、該ドアスイッチのオフによって
電源から直列接続された第1の抵抗(R1)と第2の抵
抗(R2)とを経てベース電流を供給されてオンとな
り,ドアスイッチのオンによって該第2の抵抗(R2)
と並列にベース供給電流を分流されることによってオフ
となる第1のトランジスタ(TR1)を有すると共に、
この第1のトランジスタのオンまたはオフに応じてオフ
またはオンとなる第2のトランジスタ(TR2)とを備
えたスイッチング回路31が設けられている。そして、
この第2のトランジスタ(TR2)を介してルームラン
プ11の通電を制御し、該第2の抵抗(R2)の選定に
よってドアスイッチ14,15の接触抵抗が増加しても
ルームランプ11のオン,オフの状態が変化しないよう
に設定されている。
【0017】図1に示されたルームランプの制御回路の
動作は、次のようにして行われる。
【0018】(1).ドアが閉じている状態では、ドアス
イッチ14,15はいずれもオフである。この状態では
トランジスタTR1は抵抗R1,R2を経てベース電流
を与えられてオンとなるので、トランジスタTR2はベ
ース電流を失ってオフとなる。そのためルームランプ1
1は点灯しない。
【0019】(2).ドアが開いて、ドアスイッチ14ま
たは15がオンになると、トランジスタTR1はベース
電流を供給されなくなってオフする。これによってトラ
ンジスタTR2は、抵抗R3,R4を経てベース電流を
与えられてオンとなるので、ルームランプスイッチ13
を経てランプ12に電流が流れて点灯する。
【0020】図1に示されたルームランプの制御回路に
おいては、抵抗R1,R2の比を調整することによっ
て、ドアスイッチ14,15の接触抵抗が増加して、オ
ン時の電圧降下が大きくなった場合でも、トランジスタ
TR1がオンしないようにすることができる。トランジ
スタTR2は、トランジスタTR1によってそのオン,
オフを制御されるので、ドアスイッチ14,15の接触
抵抗が増加しても、常に、同一の電流をランプ12に流
すことができる。
【0021】このように図1に示されたルームランプの
制御回路によれば、ドアスイッチ14,15の接触抵抗
が大きくなった状態でも、ルームランプ11の電流の大
きさは変わらず、常に一定の明るさで点灯することがで
きる。
【0022】なお、図1に示されたルームランプの制御
回路において、新たに追加されるスイッチング回路は、
使用部品点数も少ないので、ルームランプ11の内部に
実装することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動車等の車室内に取り付けて、ドアの開閉によって点
灯,消灯するようにした、ルームランプにおいて、ドア
スイッチの接点部の接触不良の影響を受けることなく、
常に一定の明るさで点灯することができるとともに、ド
アスイッチを2線式にする必要がなく、従来のドアスイ
ッチをそのまま使用でき、ドアスイッチの取り付け方法
も従来とかわらないので、作業性を悪くする恐れがな
い。
【0024】また本発明のルームランプの制御回路は、
使用部品数も少なく安価に構成できるとともに、必要な
スペースも僅少であり、従来のルームランプに内蔵させ
ることも可能である。
【0025】従って本発明のルームランプの制御回路に
よれば、従来のドアスイッチに基づく問題点を、経済的
な負担を増すことなく、すべて解決することができるの
で、甚だ有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】従来のルームランプの点灯回路を例示する図で
ある。
【図3】ドアスイッチの構造の一例を示す図である。
【図4】ドアスイッチの構造の一例を示した図である。
【符号の説明】
11 ルームランプ 14,15 ドアスイッチ TR1,TR2 トランジスタ R1,R2 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開または閉に応じてオンまたはオ
    フとなるドアスイッチに対し、該ドアスイッチのオフに
    よって電源から直列接続された第1の抵抗(R1)と第
    2の抵抗(R2)とを経てベース電流を供給されてオン
    となり,ドアスイッチのオンによって該第2の抵抗(R
    2)と並列にベース供給電流を分流されることによって
    オフとなる第1のトランジスタ(TR1)を有すると共
    に、この第1のトランジスタのオンまたはオフに応じて
    オフまたはオンとなる第2のトランジスタ(TR2)と
    を備えたスイッチング回路を設け、この第2のトランジ
    スタ(TR2)を介してルームランプの通電を制御し、
    該第2の抵抗(R2)の選定によって前記ドアスイッチ
    の接触抵抗が増加してもルームランプのオン,オフの状
    態が変化しないようにしたことを特徴とするルームラン
    プの制御回路。
JP4097157A 1992-03-24 1992-03-24 ルームランプの制御回路 Withdrawn JPH05270315A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012163244A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
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CN107041049A (zh) * 2017-03-31 2017-08-11 成都赛昂电子科技有限公司 一种照明灯用多电路处理型自启闭控制系统

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Effective date: 19990608