JP3770552B2 - 接合方法 - Google Patents

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    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップやウエハー、各種回路基板等の、基材の表面に金属接合部を有する被接合物同士を接合する接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
接合部を有する被接合物同士を接合する方法として、特許文献1には、シリコンウエハーの接合面同士を接合するに際し、接合に先立って室温の真空中で不活性ガスイオンビームまたは不活性ガス高速原子ビームを照射してスパッタエッチングする、シリコンウエハーの接合法が開示されている。この接合法では、シリコンウエハーの接合面における酸化物や有機物等が上記のビームで飛ばされて活性化された原子で表面が形成され、その表面同士が、原子間の高い結合力によって接合される。したがって、この方法では、基本的に、接合のための加熱を不要化でき、活性化された表面同士を単に接触させるだけで、常温またはそれに近い低温での接合が可能になる。
【0003】
しかし、この接合法において常温またはそれに近い低温での接合を行うには、上記のようなエネルギー波によるエッチングにより表面活性化された接合面同士を接合するに際し、被接合物間に高い位置決め精度が求められるのは勿論のこと、極めて高精度の平行度の調整が要求され、接合面同士が密接に面接触した状態で接合される必要がある。平行度が微小に合っていないと、確実な接合が困難になる。また、平行度を一旦精密に合わせたとしても、被接合物毎のばらつきにより、平行度が微妙に狂う場合があり、量産する場合に目標とする接合状態を維持することが困難になるおそれがある。
【0004】
【特許文献1】
特許第2791429号公報(特許請求の範囲)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、エネルギー波により接合面を洗浄した被接合物同士を接合するに際し、容易にかつ確実に接合を行えるようにし、しかも量産においても目標とする接合状態に維持し続けることができるようにした接合方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る接合方法は、基材の表面に金属接合部を有する被接合物同士を接合するに際し、各金属接合部の接合面をエネルギー波により洗浄した後金属接合部同士を接合する方法であって、接合前に、接合されるべき各被接合物を保持する保持手段の少なくとも一方の姿勢を、被接合物の接合中心の位置を固定して制御し、該姿勢制御により、少なくとも一方の被接合物の一つずつあるいは一群毎に、接合されるべき両被接合物間の平行度を初期値に調整してその調整状態に一旦ロックし、両被接合物の接合面同士を接触させてロックを解除し、ロック解除状態にて接合面同士が密着するように少なくとも一方の被接合物の保持手段を倣わせて両被接合物間の平行度を調整した後、両被接合物を離間させて各金属接合部の接合面をローカルチャンバ内でエネルギー波により洗浄し、しかる後に金属接合部同士を接合することを特徴とする方法からなる。上記において、「一群毎」とは、上記少なくとも一方の被接合物の種類毎あるいは、ある量を単位とした生産ロット毎等のことを意味する。
【0011】
この接合方法においては、各接合毎に、両被接合物間の平行度を前記初期値に戻してから次の接合に移ることが好ましい。また、前記両被接合物間の平行度の初期値の設定は、被接合物自身により、または、基準ジグを用いて、または、被接合物の保持手段を用いて行うことができる。
【0012】
上述したような各種形態の接合方法においては、基材の表面に金属接合部を有する被接合物同士を接合するに際し、各金属接合部の接合面をエネルギー波により洗浄した後、接合面が洗浄された被接合物を接合部に搬送し、少なくとも接合すべき両被接合物間の平行度を調整した後、大気中で金属接合部同士を接合するようにすることができる。
【0014】
前記金属接合部の接合面のエネルギー波による洗浄は、大気圧下で行うことも可能であるが、減圧下で行うことがより好ましい。エネルギー波としては、プラズマを用いることができる。とくに、エネルギー波としてArプラズマを用いることができる。
【0015】
本発明における接合は、とくに、表面が金、銅、Al、In、Snのいずれかにより構成されている金属接合部同士を接合する場合に好適である。たとえば、互いに接合される金属接合部の組み合わせとして、金、銅、Al、In、Snのいずれかの同種金属同士、あるいは任意の2つの異種金属同士、あるいは、一方を金とし他方を銅、Al、In、Snのいずれかとする組み合わせとすることができる。中でも、金同士の接合の場合、常温でも確実に接合できるようになる。ただし、金同士の接合以外の場合でも(たとえば、金/銅、金/アルミニウム等の接合等)、常温あるいはそれに近い低温での接合を可能とすることができる。また、少なくとも一方の金属接合部を特定の金属、たとえば金で構成する場合、金属接合部を形成する電極等の全体を金で構成することもできるが、表面だけを金で構成することもできる。表面を金で構成するための形態はとくに限定されず、金めっきの形態や金薄膜をスパッタリングや蒸着等により形成した形態を採用すればよい。
【0016】
上記エネルギー波による洗浄では、金属接合部の接合される全表面で1nm以上の深さにエッチングすることが好ましい。このような深さ以上にエッチング可能なエネルギー波照射により、金属接合部同士を大気中で接合するに必要な表面性状を得ることが可能になる。
【0017】
上記金属接合部同士の接合時には、金属接合部間の隙間のばらつきを最大4μm以下にすることが好ましい。隙間のばらつきが4μm以下(レンジで4μm以下)であれば、適切な接合荷重、たとえば300MPa程度の接合荷重で、金属接合部同士の接合のために必要な隙間のばらつき以下に抑えることが可能となる。また、金属接合部同士の接合時に、被接合物間の平行度を4μm以内(レンジで4μm以内)に調整することが好ましい。このような平行度調整により、上記の隙間のばらつきを小さく抑えることが可能になるとともに、金属接合部同士がより密接に面接触できるようになり、一層容易に接合できるようになる。
【0018】
また、金属接合部同士の接合に際し、表面同士が良好に密着できるように、少なくとも一方の金属接合部の表面硬度がビッカース硬度Hvで100以下とされていることが好ましい。たとえば、表面硬度Hvを30〜70の範囲内(たとえば、平均Hvを50)とすることが好ましい。このような低硬度としておくことで、接合荷重印加時に金属接合部の表面が適当に変形し、より密接な接合が可能となる。
【0019】
また、金属接合部同士の接合は、大気中で行うことが可能であり、また、減圧中、さらには不活性ガス中で行うことも可能である。
【0020】
上記のような本発明に係る接合方法においては、減圧下または大気圧下で被接合物の金属接合部の接合面にエネルギー波が照射され、表面がエッチングにより洗浄され活性化された後金属接合部同士を接合するに際し、接合前に、接合されるべき両被接合物間の平行度が、少なくとも一方の被接合物の一つずつあるいは一群毎に測定され、測定結果に基づいて平行度が調整される。したがって、各接合毎に、両被接合物間の平行度が高精度で調整されることになり、両接合面が密接に面接触される状態で接合が行われることになる。その結果、表面が活性化された接合面同士の常温またはそれに近い低温での良好な接合が可能になる。また、被接合物毎、あるいは一群の被接合物毎のばらつきが存在する場合にあっても、高精度の平行度調整が行われることになり、量産体制の中でも、目標とする良好な接合状態を継続させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施態様に係る接合方法を実施するための接合装置1の概略全体構成を示しており、基材の表面に金属接合部2または3を有する被接合物4または5は、エネルギー波による洗浄手段としてのプラズマ照射手段8から照射されたプラズマ9によって金属接合部2、3の接合面がエッチングにより洗浄される(洗浄工程)。本実施態様では、真空ポンプ6により減圧され所定の真空度にされたチャンバ7内で、プラズマ9によって金属接合部2、3の接合面がエッチングにより洗浄されるようになっている(洗浄工程)。さらに、本実施態様では、ポンプ10によりチャンバ7内にArガスを供給できるようになっており、Arガス雰囲下でプラズマ照射できるようになっている。洗浄された被接合物4、5は、洗浄チャンバ7内から取り出され、接合工程(接合装置部11)に搬送されて、接合装置部11で金属接合部2、3同士が、たとえば大気中で接合される。
【0022】
なお、上記において、被接合物4は、たとえばチップからなり、被接合物5は、例えば基板からなる。ただし、ここでチップとは、たとえば、ICチップ、半導体チップ、光素子、表面実装部品、ウエハーなど種類や大きさに関係なく基板と接合される側の全ての形態のものを含む。この被接合物4上に、金属接合部2として、たとえばバンプが形成されている。また、基板とは、たとえば、樹脂基板、ガラス基板、フィルム基板、チップ、ウエハーなど種類や大きさに関係なくチップと接合される側の全ての形態のものを含む。また、チップと基板は位置を入れ替えてもかまわない。
【0023】
接合装置部11では、たとえば、所定の待機部12に、上記洗浄された被接合物4、5が搬送された後載置される。被接合物4は、反転機構13のヘッド部14に、洗浄面に触れないように、吸着等により保持され、上下反転された後、ボンディングヘッド15の下部に設けられたボンディングツール16に、金属接合部2が下方に向けられた形態で吸着等によって保持される。被接合物5は、待機部12から移載され、たとえば、ボンディングステージ17上に、金属接合部3が上方に向けられた形態で吸着等によって保持される。本実施態様では、ボンディングツール16に加熱手段としてのヒータ18が内蔵されており、特殊雰囲気中あるいは大気中にて、常温下での接合、加熱下での接合のいずれも可能となっている。
【0024】
ボンディングヘッド15は、加圧手段19により、ボンディングツール16を介して被接合物4を下方に押圧できるようになっており、被接合物5に対して、所定の接合荷重を印加、コントロールできるようになっている。本実施態様では、ボンディングヘッド15は、上下方向(Z方向)に移動および位置決めできるようになっている。
【0025】
また、上記被接合物5を保持しているボンディングステージ17は、本実施態様では、下部に設けられている位置調整テーブル20による、X、Y方向の水平方向位置制御、θ方向の回転方向位置制御、および、X軸、Y軸周りの傾き調整制御(Xθ、Yθ調整制御)により、被接合物4との間の相対位置合わせおよび平行度調整を行うことができるようになっており、金属接合部同士の接合時の隙間のばらつきを小さく抑えることもできるようになっている。この相対位置合わせおよび平行度調整は、被接合物4、5間に進退可能に挿入される認識手段、たとえば2視野の認識手段21(たとえば、2視野カメラ)により、被接合物4、5あるいはそれらの保持手段に付された認識マーク(図示略)を読み取り、読み取り情報に基づいて位置や角度の必要な修正を行うことにより、実施される。2視野の認識手段21は、X、Y方向、場合によってはZ方向への位置調整が可能となっている。この相対位置合わせおよび平行度調整は、本実施態様では主としてボンディングステージ17側で行われるが、ボンディングヘッド15またはボンディングツール16側で行うようにすることも可能であり、両側で行うことも可能である。両側で行う場合には、必要に応じて、ボンディングヘッド15側については昇降制御だけでなく回転制御および/または平行移動制御を行い、ボンディングステージ17側についても回転制御、平行移動制御および昇降制御などを行うことができ、これら制御形態は必要に応じて任意に組み合わせることが可能である。
【0026】
さて、本発明においては、エネルギー波により洗浄した後金属接合部同士を接合する前に、接合されるべき両被接合物間の平行度が、少なくとも一方の被接合物の一つずつあるいは一群毎に測定され、その測定結果に基づいて平行度が調整され、しかる後に両被接合物の金属接合部同士が接合される。この平行度調整には、以下に述べる3つの代表的な形態を採用できる。
【0027】
第1の形態として、両被接合物間に、両被接合物間の平行度を測定するセンサヘッドを挿入する方法を採用でき、センサヘッドには、各被接合物に照射光(たとえば、レーザー光)を投光し、該被接合物からの反射光を受光するプリズムまたはミラーを用いることができる。
【0028】
この第1の形態における測定原理は、たとえば図2に示すように、あるセンサ31から投光した照射光(たとえば、レーザー光)32を被測定物33の測定対象面に当て、そこからの反射光をセンサ31で受光し、受投光の位置ずれ量と受投光面から測定対象面までの距離L(この距離Lは自動測定される)とから、測定対象面の傾きθを測定するものである。
【0029】
記のような測定原理を利用し、被接合物間の平行度がたとえば次のように測定される。図3、図4に示すように、ボンディングツール16側に保持された被接合物4(たとえば、チップ)と、ボンディングステージ17側に保持された被接合物5(たとえば、基板)との間に、センサヘッドとしてのプリズムまたはミラー41を挿入し、カメラ42を固定した状態で、プリズムまたはミラー41の支持具43を相対移動させてプリズムまたはミラー41の位置、姿勢を調整する。この支持具43は、カメラ42に対し相対移動できるようにカメラ42の先端側に取り付けてもよく、カメラ42とは別に設けてもよい。
【0030】
たとえば、まず図5に示すように、下側の被接合物5の傾き(θ1 )を測定する。プリズムまたはミラー41の上下方向位置を調整し、カメラ42側から投光された照射光(たとえば、レーザー光)44を、プリズムまたはミラー41で反射させて方向変換した後被接合物5に当て、被接合物5からの反射光をプリズムまたはミラー41で反射させて方向変換した後カメラ42で受光し、受投光の位置ずれ量と受投光面から測定対象面までの距離から、被接合物5の測定対象面の傾きθ1 を求める。
【0031】
次に、図6に示すように、上側の被接合物4の傾き(θ2 )を測定する。プリズムまたはミラー41の位置を下げ、上記同様に、カメラ42側から投光された照射光44を、プリズムまたはミラー41で反射させて方向変換した後被接合物4に当て、被接合物4からの反射光をプリズムまたはミラー41で反射させて方向変換した後カメラ42で受光し、受投光の位置ずれ量と受投光面から測定対象面までの距離から、被接合物4の測定対象面の傾きθ2 を求める。
【0032】
次に、図7に示すように、上記状態にて、先に求められた被接合物5の傾きθ1 に合致するように、上記被接合物4の傾きθ2 を自動調整する。このときには、ボンディングツール16側の自動制御により、被接合物4の傾きθ2 を調整すればよい。このようにして、両被接合物4、5間の平行度が自動的に調整される。なお、この例では、先に被接合物5側の傾きθ1 を求め、それに合致するように被接合物4側の傾きθ2 を調整するようにしたが、逆でもよい。すなわち、先に被接合物4側の傾きθ2 を求め、それに合致するように被接合物5側の傾きθ1 を、ボンディングステージ17側で調整するようにしてもよい。また、この第1の形態では、上記の如く各被接合物4、5の測定対象面に直接照射光を当て、両者間の平行度測定を行うことができるが、各被接合物4、5の代わりにボンディングツール16、ボンディングステージ17に基準ジグを装着し、両基準ジグ間の平行度を測定し、その測定結果に基づいて各被接合物4、5を保持するボンディングツール16、ボンディングステージ17間の平行度を調整しておくことも可能である。
【0033】
平行度測定、調整の第2の形態として、各被接合物上に付された複数の認識マークをオートフォーカスにて撮影することにより認識手段から各認識マークまでの距離を測定し、該測定結果から両被接合物間の平行度を求める方法を採用することができる。
【0034】
この第2の形態における測定原理は、たとえば図8に示すように、焦点距離が一定の光学系を備えた認識手段としてのカメラ51をZ軸(図の上下方向軸)方向に移動させ、測定対象面上の認識マークをオートフォーカスにて撮影し、焦点が合った位置(フォーカスする位置)を測定して、カメラ51と測定対象面との距離L1 を求める。この距離L1 は、基準座標系(たとえば、カメラ51のZ軸)における位置として求められ、この測定を、測定対象面の複数点(位置の異なる複数の認識マーク)について行って測定対象面の傾きを求める。焦点合致の判定については、たとえば図9に示すように、認識マークをオートフォーカスにて撮影する際に得られる画像濃度(またはコントラスト)に関し、各測定点52を結んで得られる2次曲線53の頂点54(または極値)を求めることによって判定することができる。
【0035】
この第2の形態に係る平行度測定には、各被接合物4、5上に認識マークを付し、それを撮影することもできるし、ボンディングツール16、ボンディングステージ17に基準ジグを装着し、両基準ジグ上に付された認識マークを撮影して両基準ジグ間の平行度を測定することもできる。
【0036】
基準ジグを使用する場合について具体的に例示するに、基準ジグとしては、たとえば図10に示すように、オートフォーカスに適した認識マーク55を付した(たとえば、4箇所に付した)基準ジグ56を用いることができる。このような基準ジグを、ボンディングツール16側、ボンディングステージ17側にそれぞれ装着する。そして、図11に示すように、ボンディングステージ17側に装着した基準ジグ56aに対し、カメラ51のZ軸移動制御系を用いて少なくとも3点の測定箇所にて高さを測定し、図12に示すように、ボンディングツール16側に装着した基準ジグ56bに対し、カメラ51またはボンディングツール16のZ軸移動制御系を用いて少なくとも3点の測定箇所にて高さを測定する。そして、図13に示すように、上記測定データから、両基準ジグ56a、56b間の3箇所における距離L1 、L2 、L3 を求め、これら3箇所における距離L1 、L2 、L3 が一定値になるように、または一定の誤差範囲内に納まるように、ボンディングツール16側の平行度を自動調整し、両基準ジグ56a、56b間の平行度を調整する。ここまでの動作で、基本的に両基準ジグ56a、56b間の平行度を所定精度内に納めることが可能である。
【0037】
さらに、調整精度を高めるために、図14に示すように、被接合物5のフォーカス高さにカメラ51を合わせ、ボンディングツール16のZ軸移動制御系を用いて、被接合物4側のフォーカス高さのずれを測定し、ボンディングツール16側の平行度を再測定する。ずれが存在する場合には、図13の動作に戻り、ボンディングツール16側の平行度を自動調整する。図13、図14に示した動作を繰り返すことにより、極めて高精度な平行度調整を行うことが可能となる。
【0038】
本発明においては、平行度調整の第3の形態を採用している。この平行度調整の第3の形態として、接合されるべき各被接合物を保持する保持手段の少なくとも一方の姿勢を、被接合物の接合中心の位置を固定して制御し、該姿勢制御により、接合されるべき両被接合物間の平行度を初期値に調整してその調整状態に一旦ロックし、両被接合物の接合面同士を接触させてロックを解除し、ロック解除状態にて接合面同士が密着するように少なくとも一方の被接合物の保持手段を倣わせ、しかる後に接合物同士を接合する方法を採用することができる。
【0039】
この第3の形態における平行度調整は、たとえば図15、図16に示すように行われる。平行度調整機構は、たとえば図15に示すように、ボンディングステージ61側に設けられ、球面軸受部62(たとえば、球面エアベアリングからなる軸受部)を備え、保持した被接合物5の接合中心63の位置を固定した状態にて球面軸受部62に沿って回動可能な被接合物5の保持部材64と、該保持部材64をロックするロック機構65と、保持部材64に取り付けられて、あるいは係合されて保持部材64の姿勢を調整可能なアクチュエータを含む調整機構(図示略)とを有しており、この調整を介して、被接合物5と、ボンディングツール66側に保持された被接合物4との平行度を調整することができるようになっている。
【0040】
このような平行度調整機構を用いて、第3の形態における平行度調整は、たとえば、図15に示すように、たとえば前述の第1の形態や第2の形態に準じた方法により、被接合物4、5間の平行度が測定され、測定結果に基づいて、上記アクチュエータを含む調整機構の制御により被接合物4、5間の平行度が初期値に合わされ、この状態でロック機構65により一旦ロックされる。この平行度が初期値に合わされた状態では、前述の第1の形態や第2の形態に準じた方法により、被接合物4、5間の平行度は高精度に調整された状態となっているが、本第3の形態における平行度調整では、さらに高精度の平行度調整を目指すことができる。図15では、さらに平行度の調整代があることを誇張して示してある。
【0041】
すなわち、上記状態から、ボンディングツール66(またはボンディングヘッド)を降下させて両被接合物4、5の接合面同士を接触させる。このとき、図16に示すように、両接合面間の平行度が微妙に合っていないと、片当たり等の状態となるが、接合面同士を接触させた後、あるいは接触させると同時に、図16に示すようにロック機構65によるロックを解除する。このとき、押圧力は付与され続けているので、接合面同士は互いに密着するように接触し、それに伴ってロックが解除されている保持部材64が球面軸受部62に倣わされて回動する。これら一連の動作により、両被接合物4、5の接合面同士は密接に接触され、両面間の平行度はほぼ完全に零状態に調整される。この状態で、接合に必要な加圧や加熱を行えばよい。
【0042】
上記倣い動作を、上記の如く一旦初期値に戻した後に行わせることにより、被接合物毎に、あるいは一群の被接合物毎に、一連の高精度の平行度調整動作をより効率よく行わせることが可能になる。また、被接合物毎のばらつきがあっても、容易に高精度の平行度調整を行うことができるようになる。
【0043】
なお、上記例では平行度調整動作をボンディングステージ61側で行わせるようにしたが、ボンディングツール66側で行ってもよい。また、上記例では初期値の設定を被接合物自身を用いて行うようにしたが、基準ジグを用いて、あるいは、被接合物の保持手段を用いて行うこともできる。
【0044】
さらに、上記のような倣い動作を行わせる形態では、倣い動作後に両被接合物のエネルギー波による洗浄を行い、その後続いて接合動作に移行させることも可能である。たとえば、図16に示したような被接合物同士の当接による倣い動作を行わせた後、平行度が合った状態にてロック機構65によりロックし、その状態で、図17に示すように両被接合物4、5間を離間させ、離間させた状態で両被接合物4、5を洗浄することが可能である。洗浄は、たとえば両被接合物4、5の保持手段をプラズマ電極としても機能できるように構成し、両電極間にプラズマを発生させて両被接合物4、5を洗浄することが可能である。上記倣い動作後に洗浄することになるので、倣い動作における両被接合物の当接時には、両被接合物が接合されてしまうおそれはない。また、洗浄時には両被接合物4、5間の平行度はほぼ完全に零状態に調整されており、洗浄後にはその高精度平行度調整状態のまま接合工程に移行できるので、接合時(実装時)にも望ましい平行度調整状態で接合が行われることになる。
【0045】
上記倣い動作後に両被接合物の洗浄においては、本発明では、例えば図17に示すように、両被接合物周りを局部的に外部に対してシールするローカルチャンバ67を用いる。このローカルチャンバ67には、外部に対して局部的にシールできる構造であればいかなる構造も採用でき、たとえば図17に示すようにチャンバ壁68が下方に向けて伸長、退避できる構造、あるいは下方に向けて伸縮できる構造等を採用することができる。
【0046】
図17に示した洗浄工程後には、たとえば図18に示すように、ボンディングツール66(またはボンディングヘッド)を降下させて両被接合物4、5の平行度が調整された状態にて接合部同士を接合することができる。このとき、たとえばシリンダ機構69等によりチャンバ壁68が伸縮できるようにしておくと、ローカルチャンバ67による、外部に対するシール構造を維持できるので、洗浄後の接合面を、接合にとって望ましい表面活性化状態に維持することが可能になる。この接合に際しては、図16に示した状態と図17に示した状態との間、または、図17に示した状態と図18に示した状態との間のいずれかに、両被接合物4、5間の位置合わせのためのアライメント工程を実施すればよい。
【0047】
上記のよう平行度調整により、従来にない高精度の調整が可能になり、常温での接合まで容易に行うことができるようになった。ちなみに、基準ジグを用いた場合で、10mm角のジグ内での平行度が±0.3μm以下と、サブミクロン台の高精度調整まで可能となった。
【0048】
上記のような高精度の平行度調整を含む本発明に係る接合方法における、接合に至るまでの一連の動作は、たとえば次のように実施される。図1を参照するに、まず、所定の真空度とされたチャンバ7内で、被接合物4としてのチップ4の金属接合部2(たとえば、バンプ)と、被接合物5としての基板5の金属接合部3(たとえば、電極)が、エネルギー波としてのプラズマで洗浄され、表面が活性化される。このプラズマ洗浄においては、後の大気中接合のために表面異物層を除去し十分に表面活性化するために、金属接合部の接合される全表面で1nm以上エッチングできるようにプラズマ照射強度、時間を設定することが好ましい。
【0049】
上記プラズマ洗浄後に、接合面が洗浄されたチップ4および基板5は、一旦待機部12に載置された後、チップ4は上下反転されてボンディングツール16に、基板5は反転されずにボンディングステージ17に、それぞれ保持される。対向保持されたチップ4と基板5は、2視野の認識手段21による読み取り情報に基づいて、所定の精度内に入るように位置合わせされ、平行度が前述の如く高精度に調整される。とくに平行度に関しては、良好な接合を達成するために、金属接合部間の隙間のばらつきを最大4μm以下とするように調整されることが好ましい。
【0050】
そして、この状態から、ボンディングツール16が降下され、チップ4と基板5の接合が行われる。高精度に平行度が自動調整された状態で接合され、大気中でも、かつ、常温あるいはそれに近い低温でも、確実にかつ容易に接合することが可能になる。大気中での接合が可能になることにより、接合部に関して大がかりなシール装置等が不要になり、工程、装置ともに簡素化され、コストダウンも可能となる。もちろん、減圧中や不活性ガス中における接合も可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る接合方法によれば、エネルギー波により接合面を洗浄した被接合物同士を接合するに際し、極めて高精度に平行度を自動調整した状態で接合できるので、容易にかつ確実に接合を行えるようになり、しかも量産においても目標とする接合状態に維持し続けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る接合方法を実施するための接合装置の概略構成図である。
【図2】センサヘッドを用いた平行度調整の原理を説明するための概略構成図である。
【図3】センサヘッドを用いた平行度測定の例を示す平行度測定部の概略正面図である。
【図4】図3のプリズムまたはミラー部の概略側面図である。
【図5】図3の平行度測定における下部被接合物側の測定例を示す平行度測定部の概略正面図である。
【図6】図3の平行度測定における上部被接合物側の測定例を示す平行度測定部の概略正面図である。
【図7】図3の平行度測定に基づく上部被接合物側の平行度調整例を示す概略正面図である。
【図8】オートフォーカスによる平行度測定の原理を説明するための概略構成図である。
【図9】図8の平行度測定における撮影データ例を示す概略グラフである。
【図10】オートフォーカスによる平行度測定に使用する基準ジグの例を示す概略斜視図である。
【図11】オートフォーカスによる平行度測定における下部被接合物側の測定例を示す概略斜視図である。
【図12】オートフォーカスによる平行度測定における上部被接合物側の測定例を示す概略正面図である。
【図13】図11および図12の測定結果に基づいて平行度を調整する例を示す概略正面図である。
【図14】平行度の再測定の例を示す概略正面図である。
【図15】 本発明における倣い動作により平行度調整する場合の一例を示す概略構成図である。
【図16】図15の機構を用いて平行度調整する場合の動作例を示す概略構成図である。
【図17】図16に示した平行度調整後にローカルチャンバ内で洗浄を行う場合の一例を示す概略構成図である。
【図18】図17に示した洗浄後に接合を行う場合の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 接合装置
2、3 金属接合部
4 被接合物(チップ)
5 被接合物(基板)
6 真空ポンプ
7 チャンバ
8 エネルギー波照射手段としてのプラズマ照射手段
9 エネルギー波としてのプラズマ
10 Arガス供給ポンプ
11 接合装置部
12 待機部
13 反転機構
14 反転機構のヘッド部
15 ボンディングヘッド
16 ボンディングツール
17 ボンディングステージ
18 加熱手段としてのヒータ
19 加圧手段
20 位置調整テーブル
21 2視野の認識手段
31 センサ
32 照射光
33 被測定物
41 センサヘッドとしてのプリズムまたはミラー
42 カメラ
43 プリズムまたはミラーの支持具
44 照射光
51 カメラ
52 測定点
53 2次曲線
54 2次曲線の頂点
55 認識マーク
56、56a、56b 基準ジグ
61 ボンディングステージ
62 球面軸受部
63 接合中心
64 保持部材
65 ロック機構
66 ボンディングヘッド
67 ローカルチャンバ
68 チャンバ壁
69 シリンダ機構

Claims (12)

  1. 基材の表面に金属接合部を有する被接合物同士を接合するに際し、各金属接合部の接合面をエネルギー波により洗浄した後金属接合部同士を接合する方法であって、接合前に、接合されるべき各被接合物を保持する保持手段の少なくとも一方の姿勢を、被接合物の接合中心の位置を固定して制御し、該姿勢制御により、少なくとも一方の被接合物の一つずつあるいは一群毎に、接合されるべき両被接合物間の平行度を初期値に調整してその調整状態に一旦ロックし、両被接合物の接合面同士を接触させてロックを解除し、ロック解除状態にて接合面同士が密着するように少なくとも一方の被接合物の保持手段を倣わせて両被接合物間の平行度を調整した後、両被接合物を離間させて各金属接合部の接合面をローカルチャンバ内でエネルギー波により洗浄し、しかる後に金属接合部同士を接合することを特徴とする接合方法。
  2. 各接合毎に、両被接合物間の平行度を前記初期値に戻してから次の接合に移る、請求項1の接合方法。
  3. 前記両被接合物間の平行度の初期値の設定を、被接合物自身により、または、基準ジグを用いて、または、被接合物の保持手段を用いて行う、請求項1または2の接合方法。
  4. 前記金属接合部の接合面のエネルギー波による洗浄を減圧下で行う、請求項1〜3のいずれかに記載の接合方法。
  5. 前記エネルギー波としてプラズマを用いる、請求項1〜4のいずれかに記載の接合方法。
  6. 前記エネルギー波としてArプラズマを用いる、請求項5の接合方法。
  7. 接合面が金、銅、Al、In、Snのいずれかにより構成されている金属接合部同士を接合する、請求項1〜6のいずれかに記載の接合方法。
  8. 前記エネルギー波による洗浄により、前記金属接合部の接合される全表面で1nm以上の深さにエッチングする、請求項1〜7のいずれかに記載の接合方法。
  9. 少なくとも一方の金属接合部の表面硬度をビッカース硬度Hvで100以下にする、請求項1〜8のいずれかに記載の接合方法。
  10. 金属接合部同士を大気中で接合する、請求項1〜9のいずれかに記載の接合方法。
  11. 金属接合部同士を減圧中で接合する、請求項1〜9のいずれかに記載の接合方法。
  12. 金属接合部同士を不活性ガス中で接合する、請求項1〜9のいずれかに記載の接合方法。
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