JP3769082B2 - チューブ成形装置と包装容器製造機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は包装容器製造機械に関し、特に板状のウェブを管状のウェブに成形し、該管状のウェブ内に流動性食などの内容物を充填するチューブ成形装置と、該装置を備えた包装容器製造機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
板状のウェブから流動性食などの内容物が内部に充填される包装容器を製造する包装容器製造機械は、コイル状に巻き取られた板状のウェブから管状のウェブを成形し、該管状ウェブの幅方向の両端の重ね合わせ部を縦方向にシール(縦シール)して、その内部に内容物を充填して、管状ウェブから容器1ケ分に相当する長さにシールした後、切断して、長方形の内容物が充填された包装容器とする包装容器製造機械が知られている。
【0003】
上記包装容器製造機械において、図1に示すように、機械本体(図示せず)に水平方向に軸支された回転軸を有するガイドローラ1からベンデングローラ2を経由して上段フォーミングローラ4、中段フォーミングローラ5および下段フォーミングローラ6により板状ウェブWを順次円筒状に変形しながら管状ウェブWを成形し、その後角柱状ウェブWにするチューブ成形装置が用いられている。
【0004】
ところで、管状ウェブWの縦シールを行う場合には、基本的に次の条件を満たすことが必要である。
1.包装容器Cの縦方向の重ね合わせ幅(オーバーラップ寸法)が所定の範囲内にあること。(このオーバーラップ部の接触面の熱可塑性樹脂が重ね合わせ前に予め過熱、溶融され、該オーバーラップ部が溶着する。)
2.包装容器Cの縦方向のシールテープ(シールテープはウェブWの縦シールされる重ね合わせ部に予め張り付けられている)幅が所定の範囲内にあること。
【0005】
例えば、図6に示すようにウェブWの重ね合わせ部シール用のシールテープ70の幅が8mmであるとすると、板状ウェブWに予め接着するためのシールテープ幅としてウェブW幅方向の端部から3.5mmの幅を用い、また管状ウェブWが成形されたときにウェブWのもう一方の端部のシールテープ70により接着されるウェブWの幅を3.5mmとなるようにし、残りの1mmを前記2つのシールテープの幅の中間位置に発生するウェブWの重ね合わせ部の未シール幅として設定する。なお、このシールテープ70がない場合に充填液が紙を基材とするウェブの端面からウェブW内部にしみ込むことを防止するためにシールテープ70をウェブWの重ね合わせ部内面に張り付ける。
【0006】
3.板状ウェブWから管状ウェブWに成形される過程で上記3段のフォーミングローラ4〜6で徐々にウェブWを成形して行くが、下段のフォーミングローラ6の位置で縦シールが行われるため、このフォーミングローラ6部分がウェブWの縦方向の流れる位置を決定する基準となり、同時に他の上段フォーミングローラ4と中段フォーミングローラ5の位置調整の基準ともなる。
【0007】
このように、下段フォーミングローラ6の配置位置の調整度合いが管状ウェブWのシール性などに大きな影響を与える。
従来技術の下段フォーミングローラ6部分の側面図を図7に、図7のA−A線からの矢視図を図8に、また、下段フォーミングローラ6による管状ウェブWのシール時の側面図を図9に、平面図を図10にそれぞれ示す。
【0008】
下段フォーミングローラ6は包装容器製造機械本体に支持されたローラ支持板102と該ローラ支持板102上で回転軸に支持された5つのローラ103と剛性軸105により図9の矢印A方向に回転可能な構成である受圧ローラ104とから構成されている。なお、図9と図10には受圧ローラ104に対向する位置にある加圧ローラ106も図示している。
【0009】
受圧ローラ104はブラケット107を介して剛性軸105に支持されており、また剛性軸105は包装容器製造機械本体の壁面109を貫通して機械本体外部に延出しており、該剛性軸105の延出部分はレバー111を介して包装容器製造機械本体の壁面109に支持された伸縮シリンダ112に連結されている。受圧ローラ104が管状ウェブWに対して係合されている時、すなわち管状ウェブWの縦シール中は図9に示す位置に受圧ローラ104が配置されるが、縦シールを行わないときには伸縮シリンダ112によりレバー111を図8の矢印A方向に作動させて剛性軸105を回転させることで受圧ローラ104を図9の矢印A方向に退避させることができる。
【0010】
管状ウェブWの縦シールは図9に模式図で示すように、管状ウェブWの内側から縦方向シール部を充填パイプ8に一端を支持されたスプリング114により押圧する溶着シール加圧ローラ106とウェブWを介して該加圧ローラ106に対向する位置に設けられ、加圧ローラ106の押圧力に対抗させるための伸縮シリンダ112(図8)などで加圧ローラ106方向に押圧される受圧ローラ104とで行われ、受圧ローラ104は下段フォーミングローラ6の一部を構成している。
【0011】
そして加圧ローラ106と受圧ローラ104との間に挟まれて搬送されている管状ウェブWの重ね合わせ部はシールされる。このようにスプリング114での付勢力により縦シールを行う理由は、縦シール中のウェブWの終端とその後に続く新しいウェブWの先端との接続部分では重ね合わせ分だけウェブWの厚みが増えるので、このウェブWの厚みの変化に対応させるためと、縦シール中のウェブWと同様に図示していないがシールテープ70の終端と新しいシールテープ70の先端との重ね合わせ部のシールテープの厚みの変化にも対応させるためである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記図7〜図10に示す従来技術のフォーミングローラ6では、最終製品である包装容器Cの成形性、管状ウェブWの重ね合わせ部の縦シール性を高めるために、加圧ローラ106と受圧ローラ104の機械前後方向、回転方向、左右方向及び高さ方向、すなわち3次元方向のいずれの方向にもそれぞれ位置合わせをすることが必要である。
【0013】
最初に運転前の調整として位置合わせを行う。最適な位置にフォーミングローラ6の位置合わせを行った結果が、各方向に対して基準よりも大きくずれた位置(例えば、5mmづつ)にあると、このフォーミングローラ6の機械本体壁面の取り付け位置は固定されているので機械本体内部と外部の接続位置がずれて、受圧ローラ104を伸縮シリンダ112と連結する剛性軸105が接続できなくなる。
【0014】
このように従来技術では本来のフォーミングローラ6部分を優先して調整するということができなく、剛性軸105が接続可能な範囲しか調整できなかった。極めてわずかな距離の位置調整しかできなかった。
【0015】
また、加圧ローラ106と受圧ローラ104による管状ウェブWの両側からの押圧力でウェブWの縦シールを行うので、管状ウェブWに作用する押圧力のバランスの調整が難しいことも問題であった。すなわち、従来技術の構成では加圧ローラ106の押圧力は板状スプリング114で調整し、受圧ローラの104の押圧力は剛性軸105を介して伸縮シリンダ112で調整するので、管状ウェブWに作用する押圧力のバランスの調整が難しい。
【0016】
このことを図9と図10により説明すると図10(a)の状態は受圧ローラ104側からの圧力が基準値である場合を示すが、図10(b)と図9に示す状態のように受圧ローラ104側からの圧力が加圧ローラ106側からの圧力より大きい場合、図10(c)のように受圧ローラ104側からの圧力が加圧ローラ106側からの圧力より小さい場合には管状ウェブWが正常な断面形状を維持することができなく変形された状態で縦シールがなされる。特に図9に示す場合には、伸縮シリンダ112の付勢力が変動して強くなった場合、加圧ローラ106を付勢するスプリング114のバネ圧を上回ると、充填パイプ8と加圧ローラ106が接触し、該ローラ106の回転不良や、ウェブWのシール圧力不良につながる。
【0017】
また、それ以上に受圧ローラ104側からの力が加わると充填パイプ8がたわみ、成形不良にもつながる。
そこで、本発明の課題はチューブ成形装置の管状ウェブのウェブ重ね合わせ部を縦シールする際に、一対のローラによるウェブの押圧力を安定化させることである。
【0018】
また、本発明の課題はチューブ成形装置の管状ウェブのウェブ重ね合わせ部を縦シールする際に使用する押圧用ローラの配置位置調整を容易にすることである。
さらに、本発明の課題は成形不良が無く、品質の高い包装容器を製造する機械を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成によって解決される。
すなわち、板状ウェブ W を複数個のローラからなるフォーミングローラが形成するローラ面に沿わせて搬送しながら板状ウェブ W を管状ウェブ W に成形し、該管状ウェブ W 内に流動性内容物を充填して包装容器(C)を製造するチューブ成形装置において、フォーミングローラの中の一部のローラを、管状ウェブ( W )の外周側に配置され、チューブ成形装置本体に支持されたフォーミングローラ支持部材(46,47)に取り付けられる受圧ローラ(51)とし、該受圧ローラ(51)と管状ウェブ W の内部に配置されるウェブ方向に付勢された加圧ローラ(52)を互いに対向する位置であって、搬送中の管状ウェブ W を挟むように配置し、受圧ローラ(51)は、ブラケット(56)の一端部に支持され、該ローラ支持用のブラケット(56)は、前記受圧ローラ(51)を支持する一端部とは反対側の端部が剛体アーム(58a)を回転軸とするフォーミングローラ支持部材(46,47)に回転自在に支持され、かつ該剛体アーム(58a)とチューブ成形装置本体に回転自在に取り付けられた剛体アーム(58b)と前記剛体アーム(58a)と剛体アーム(58b)を連結する軸継手(61)とにより、フォーミングローラ支持部材(46,47)を支持する壁面と直交するチューブ成形装置本体の壁面の外側に取り付けられた受圧ローラ(51)の付勢手段(65)に連結され、さらに加圧ローラ(52)側に付勢された受圧ローラ(51)の付勢力を規制してフォーミングローラ支持部材(46,47)に当接するストッパー(57)を設けており、付勢手段(65)によりブラケット(56)を回動させて、加圧ローラ(52)側に付勢された受圧ローラ(51)の付勢力をフリーにすることができる構成とするチューブ成形装置である。
【0023】
管状ウェブの縦シール中はチューブ成形装置本体に設けられた付勢手段(例えば、図2の伸縮シリンダ65)により付勢されて受圧ローラが加圧ローラ側に移動するが、このとき、受圧ローラの支持部材のストッパー(例えば図2のブラケット56に設けられたストッパー57など)が受圧ローラ支持部材(例えば図2のローラ支持部材47の当接面47a)に当接する位置で受圧ローラが停止するので、前記付勢手段の押圧力はストッパーで停止させられる位置で加圧ローラの付勢力(例えば図4のスプリング53により生じる付勢力)と対抗することになる。
【0024】
したがって、加圧ローラの付勢力を十分大きくしても受圧ローラ側からの付勢手段に基づく押圧力がこれに対抗することができれば、加圧ローラの押圧力と受圧ローラの押圧力はストッパーによる受圧ローラの停止位置でウェブに安定的に作用させることができる。
【0025】
このように、受圧ローラと加圧ローラは管状ウェブの重ね合わせシール部を挟む位置に配置されていると、シール力が安定的に作用する。
【0026】
また、最終製品である包装容器の成形性、管状ウェブWの重ね合わせ部の縦シール性を高めるために、加圧ローラと受圧ローラを含むフォーミングローラの包装容器製造機械本体の前後方向、回転方向、左右方向及び高さ方向の位置合わせをすることが必要であるが、受圧ローラの前記付勢手段として、たとえば、▲1▼伸縮シリンダと、▲2▼該伸縮シリンダと受圧ローラの継手と、▲3▼軸継手(例えば図2の軸継ぎ手61)を連結する一以上の剛体アーム(例えば、図2の伸縮シリンダ65で駆動されるシャフト58a、58b)を設けているので、受圧ローラの包装容器製造機械本体の前後方向、回転方向、左右方向及び高さ方向の各方向の前記位置調整を行っても、軸継手と剛体アーム部分でその位置調整によるずれを吸収することができる。
【0027】
すなわち、フォーミングローラの機械本体に対する取り付け位置と受圧ローラの付勢手段の機械本体に対する取り付け位置が前記受圧ローラの位置調整で設計値よりずれても、そのずれを軸継手部分で吸収することができる。こうして、本発明によれば、フォーミングローラ部分の位置調整を行った後にこれを機械本体に取り付けることができるので、縦シール性が従来技術に比べて向上する。
前記軸継手としてはたわみ軸継手および自在軸継手を用いることができる。
【0028】
本発明の上記受圧ローラをその一部のローラとして含むフォーミングローラは、ウェブの搬送方向に複数段設けられたフォーミングローラの中の少なくともいずれかの段のフォーミングローラ(例えば、図1の下段フォーミングローラ6)に設けることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の一実施例の包装容器製造機械の一部をなすチューブ成形装置は図1で説明した通りである。
【0030】
チューブ成形装置では図示しない包装容器製造機械の巻ロールから搬送されてくる板状ウェブWはガイドローラ1を経てその搬送方向が反転し、次いでベンディングローラ2を経由して上下方向に間隔を設けて配置された上段フォーミングローラ4、中段フォーミングローラ5および下段フォーミングローラ6により次第に管状に変形され、得られた管状ウェブWがさらに、角柱状ウェブWに変形され、次いで角柱状ウェブWは容器一個分ごとにシールされた後、切断されて、最終的に直方体状包装容器Cが成形される。
【0031】
このチューブ成形過程で、ウェブWの搬送方向の重ね合わせ部にシール(縦シール)が施されて管状ウェブWとなり、該管状ウェブWから直方体状包装容器Cを成形するために管状ウェブWを角柱状ウェブWに変形し、さらにこのウェブWの搬送方向に直交する方向のウェブWの両側から一対の封止ジョー9によりウェブWを押圧して封止部を形成して、該封止部の上方に充填パイプ8から流動性食品などの内容物が管状ウェブW内に充填される。
【0032】
次に板状ウェブWから3段からなるフォーミングローラ4〜6により管状ウェブWを成形する機構について説明する。
上段フォーミングローラ4部分で板状ウェブWは丸みを帯びるように変形され、次いで中段フォーミングローラ5部分で丸みを帯びた板状ウェブWは管状ウェブWに近い形状にさらに変形される。続いて下段フォーミングローラ6では管状ウェブWの両端部が重ね合わせ部を両側から押圧して、重ね合わせ部を縦シールする。
【0033】
下段フォーミングローラ6の平面図を図2に、図2のA−A線方向からの矢視図を図3(図3(a)は受圧ローラがウェブ(図示せず)の縦シール作用をしてない状態、図3(b)は受圧ローラがウェブ(図示せず)のウェブ縦シール作用中の状態を示す。)に、図3(b)の位置に受圧ローラ51があるときの受圧ローラ51と加圧ローラ52によるウェブWの縦シール実施中の状態を図4に示す。
【0034】
下段フォーミングローラ6は包装容器製造機械本体に支持部材46を介して支持されたローラ支持板47と該ローラ支持板47上で回転軸48を支持された5つのローラ49とシャフト58により図3の矢印A方向に回転可能な構成である受圧ローラ51とから構成されている。なお、図4に示すように管状ウェブWの円筒状内部空間には前記受圧ローラ51に対向する位置に加圧ローラ52が配置されていて、加圧ローラ52はスプリング53により受圧ローラ51側への付勢力が与えられる。
【0035】
受圧ローラ51はその回転軸55が設けられたブラケット56を介してシャフト58に支持されており、また該シャフト58は第1シャフト58aと第2シャフト58bからなり、この二つのシャフト58a、58bは自在軸継ぎ手61を介して連結されている。第2シャフト58bは包装容器製造機械本体の壁面62を貫通して機械本体外部に延出しており、該第2シャフト58bの延出部分はレバー63を介して包装容器製造機械本体に支持された伸縮シリンダ65に連結されている。
【0036】
受圧ローラ51が作動中、すなわち管状ウェブWの縦シール中は図3(b)に示す位置に受圧ローラ51が配置されるが、管状ウェブWの縦シールを行わないときには伸縮シリンダ65によりレバー63とシャフト58a、58bと自在軸継ぎ手61を介して回転させられて受圧ローラ51を図3(a)の矢印A方向と反対方向に移動させることができる。
【0037】
また、本実施例では図2に示すように受圧ローラ51用のブラケット56の側面には突起部56aが設けてあり、該受圧ローラ51に隣接するローラ49のローラ支持板47に前記突起部56aと当接する前記当接面47aを設けてある。また、当接面47aに対する突起部56aの当接位置は突起部56aを貫通して設けられた当接面47aに先端が接触するネジ部材から成るストッパー57により調整する。
【0038】
管状ウェブWの縦シール中は伸縮シリンダ65により図3(b)に示す位置に受圧ローラ51が移動させられるが、このとき、ローラ支持板47の当接面47aが当接するストッパー57の位置で受圧ローラ51が停止するので、伸縮シリンダ65の押圧力はストッパー57で停止させられる位置で加圧ローラ52のスプリング53による付勢力と対抗することになる。したがって、加圧ローラ52(図4)のスプリング53による付勢力を十分大きくしても受圧ローラ51側からの伸縮シリンダ65に基づく押圧力がこれに対抗することができれば、加圧ローラ52の押圧力と受圧ローラ51の押圧力はストッパー47aによる受圧ローラ51の停止位置(図3(b)に示す位置)でウェブWに安定的に作用させることができる。
【0039】
図5(a)、図5(b)は本実施例の下段フォーミングローラ6を機械本体の壁面62に対する上下方向の高さ位置を調整した例であるが、該受圧ローラ51と機械本体の壁面62に支持されているシャフト58bとの間には軸継手61が介在しているので、シャフト58bの機械本体の壁面62への取り付け位置に規制されることなく、管状ウェブWの重ね合わせ部のシール状態が最適になるような位置に下段フォーミングローラ6の位置調整をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる一実施例で用いられる包装機械のチューブ成形装置部分の斜視図である。
【図2】 図1の下段フォーミングローラの平面図である。
【図3】 図2のA−A線方向からの要部矢視図である。
【図4】 図1の下段フォーミングローラが管状ウェブを縦シールしている時の側面図である。
【図5】 図1の下段フォーミングローラの上下方向の高さ位置調整を説明する側面図である。
【図6】 管状ウェブのシール部の斜視図である。
【図7】 従来技術の包装機械のチューブ成形装置の下段フォーミングローラの側面図である。
【図8】 図7の下段フォーミングローラの受圧ローラ作動用の伸縮シリンダ部分を示す機械本体の部分側面図である。
【図9】 図7の下段フォーミングローラを用いたウェプの縦シール時の不具合を説明する側面図である。
【図10】 図7の下段フォーミングローラを用いたウェプの縦シール時の不具合を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 ガイドロール 2 ベンディングロール
4 上段フォーミングローラ 5 中段フォーミングローラ
6 下段フォーミングローラ 7 縦シールヒータノズル
8 充填パイプ 9 封止ジョー
10 ショートストップノズル 11 中膨れ鼓形のローラ
12、13 鼓形ローラ 15 中空部
16 ローラ支持板 17 回転軸支持部
19 ローラ回転軸 21 本体の壁面
22 支持アーム 23 略コ字状の調整板
25 ローラ 26、27 調整板取付け板
32〜37 鼓形ローラ 39、40 ローラ支持板
44 仮止め部材 45 中空部
46 支持部材 47 ローラ支持板
47a 当接面 48 回転軸
49 鼓形ローラ 51 受圧ローラ
52 加圧ローラ 53 スプリング
55 回転軸 56 ブラケット
56a 突起部 57 ストッパー
58 シャフト 61 自在軸継ぎ手
62 壁面 63 レバー
65 伸縮シリンダ 67 回転軸支持部材
70 シールテープ

Claims (3)

  1. 板状ウェブ W を複数個のローラからなるフォーミングローラが形成するローラ面に沿わせて搬送しながら板状ウェブ W を管状ウェブ W に成形し、該管状ウェブ W 内に流動性内容物を充填して包装容器(C)を製造するチューブ成形装置において、
    フォーミングローラの中の一部のローラを、管状ウェブ( W )の外周側に配置され、チューブ成形装置本体に支持されたフォーミングローラ支持部材(46,47)に取り付けられる受圧ローラ(51)とし、該受圧ローラ(51)と管状ウェブ W の内部に配置されるウェブ方向に付勢された加圧ローラ(52)を互いに対向する位置であって、搬送中の管状ウェブ W を挟むように配置し、
    受圧ローラ(51)は、ブラケット(56)の一端部に支持され、
    該ローラ支持用のブラケット(56)は、前記受圧ローラ(51)を支持する一端部とは反対側の端部が剛体アーム(58a)を回転軸とするフォーミングローラ支持部材(46,47)に回転自在に支持され、かつ該剛体アーム(58a)とチューブ成形装置本体に回転自在に取り付けられた剛体アーム(58b)と前記剛体アーム(58a)と剛体アーム(58b)を連結する軸継手(61)とにより、フォーミングローラ支持部材(46,47)を支持する壁面と直交するチューブ成形装置本体の壁面の外側に取り付けられた受圧ローラ(51)の付勢手段(65)に連結され、さらに加圧ローラ(52)側に付勢された受圧ローラ(51)の付勢力を規制してフォーミングローラ支持部材(46,47)に当接するストッパー(57)を設けており、
    付勢手段(65)によりブラケット(56)を回動させて、加圧ローラ(52)側に付勢された受圧ローラ(51)の付勢力をフリーにすることができる構成とすることを特徴とするチューブ成形装置。
  2. 受圧ローラ(51)と加圧ローラ(52)は管状ウェブ W の重ね合わせシール部を挟む位置に配置されることを特徴とする請求項1記載のチューブ成形装置。
  3. 請求項1又は2記載のチューブ成形装置を備えたことを特徴とする包装容器製造機械。
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