JP3769064B2 - 排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法と装置 - Google Patents

排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法と装置 Download PDF

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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法と装置に係り、特にガスタービン起動、停止及び負荷変化時に、安定した蒸気温度特性を得ることを可能とするのに好適なボイラ燃料制御方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に従来の事業用ボイラの燃料の燃料量指令回路を示す。
ボイラ入力信号1はボイラに要求される負荷の指令信号であり、負荷に対応したベース流量を決定するボイラの給水流量信号や燃料流量信号である。
【0003】
関数発生器2では、ボイラ入力信号1を入力として、負荷静定状態におけるボイラのベース燃料流量が決定される。
【0004】
このベース燃料流量信号に、ボイラ燃料流量先行指令である燃料ボイラ入力加速信号4を加算器3で加えることにより、蒸気タービン負荷変化時の蒸気温度変動に対して先行制御を行い、ボイラ蒸気温度を一定に保つようにしている。
【0005】
また、主蒸気温度設定値と実主蒸気温度の間に主蒸気温度偏差5が発生した場合、関数発生器9により、前記温度偏差に応じた関数を発生させて、信号切替器6を経由して前記温度偏差に応じた燃料量を加算器7でベース燃料流量に補正を加えて、蒸気温度の安定化を図っている。
【0006】
上述の補正を加えた加算器7の後の信号を、最終的なボイラ燃料量指令8とし、蒸気タービンの負荷変化に対しても、ボイラ出口の蒸気温度を一定に保つようにしている。
【0007】
図5に従来のボイラの燃焼用空気の系統図を示す。
押込通風機(FDF)13により大気が吸込まれ、大気は空気予熱器(AH)11でボイラ排ガスと熱交換された後、ボイラガス再循環ファン14により空気側に再循環されるボイラ排ガスと混合され、ウィンドボックス10を通ってボイラ燃焼用空気として使用される。
【0008】
図5に示すボイラの場合、上述のように大気が押込通風機13で昇圧され、空気予熱器11で加熱されて燃焼用空気として使われるため、燃焼用空気によるボイラへの入熱量の変化は、四季の変化による大気温度の変化分程度しかなく、また、ウィンドボックス10の入口空気温度は空気予熱器11で制御されているため、ほぼ一定値となり、ボイラの燃料量に補正を加えなければならない程の影響はない。
【0009】
図5に示す、従来のボイラの場合は、大気が空気予熱器11で加熱されて燃焼用空気として使われるが、図6に燃焼用空気の系統図を示すように排気再燃型コンバインドサイクルボイラの場合は、ガスタービン16より排出された高温の排ガスが、直接ボイラウィンドボックス10に導かれ、ボイラ燃焼用空気として使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す排気再燃型コンバインドサイクルにおけるボイラからの排ガスは、燃焼用空気を加熱する代わりにガス給水加熱器15によりボイラ給水と熱交換され、ボイラ給水を加熱するために利用されるが、ガス給水加熱器15はボイラと蒸気タービンの熱交換サイクル内の熱交換であるため、ボイラ入熱として蒸気温度を変動させる要素にはならない。
【0011】
しかし、図2に示す排気再燃型コンバインドサイクルでは、ガスタービン16の排ガスをボイラ燃焼用空気として使用するため、ガスタービン16の排ガス温度及び流量が変わるとボイラへの入熱量が変化し、ボイラ発生蒸気温度への外乱要素となる。ガスタービン16の排ガス温度、流量及び排ガスの総熱量について、ガスタービン起動からの時間的変化と負荷に対する関係を、図7から図12に示す。
【0012】
図7は、ガスタービン起動時のガスタービン排ガス温度特性を示し、図8はガスタービン負荷に対する排ガス温度特性を示す。また、図9はガスタービン起動時の排ガス風量変化を示し、図10はガスタービン起動時の排ガス熱量変化を示す。
【0013】
図7に示すガスタービン排ガス温度と、図9に示すガスタービン排気風量を掛け合わせたものが、図10に示すガスタービン出口排ガス熱量18となる。また、ボイラ入熱となるウィンドボックス排ガス熱量19は、ガスタービン16の出口からボイラウィンドボックス10までのダクトなどの熱容量により、ガスタービン16の出口の排ガス温度変化に対して遅れを持った特性となる。
【0014】
ガスタービン起動時は、ガスタービン排気ガス温度が大気温度から一旦600℃程度まで上昇し、その後300℃程度まで下がる特性のため、ボイラへの入熱量も大きく変化し、ボイラ蒸気温度特性に対して大きな外乱となる。
【0015】
ガスタービン負荷が変化する場合も、ガスタービン排ガス風量ならびにガスタービン排ガス温度は変化し、ボイラへの入熱量がガスタービン排ガス温度変化に対して遅れを持って変動する。ガスタービン負荷変化時のガスタービン排ガス風量変化を図11に、ガスタービン16出口排ガス熱量18ならびにウィンドボックス10での排ガス熱量19の変化を図12にそれぞれ示す。
【0016】
図12に示すようにガスタービン16の負荷変化中は、ガスタービン16出口の排ガス総熱量変化に対し、ボイラウィンドボックス10での排ガス熱量も遅れを持って変動するため、ボイラ蒸気温度特性への外乱となる。
【0017】
従来の燃料量制御方式では、ボイラ燃焼用空気によるボイラへの入熱量がほとんど一定のため、ボイラ入熱量の変化に対する考慮がされておらず、排気再燃型コンバインドサイクルボイラのように、温度と風量変化の大きいガスタービン16の排ガスをボイラ燃焼用空気として使用する場合、ボイラ燃焼用空気の入熱量変化を考慮しないと、ガスタービン16の負荷が変化したような時はボイラ総入熱量と給水量のバランスがずれて主蒸気温度偏差が大となる。
【0018】
主蒸気温度偏差が出た場合、その偏差量に応じて燃焼量指令に補正をかけるようにしているが、偏差が出てからの対応では、ボイラ燃焼量調節による蒸気温度の安定までに時間がかかり、ボイラ蒸気温度制御が遅れてしまう問題が生じる。
【0019】
本発明の課題は、ガスタービンの負荷が変化しても、ボイラ蒸気温度制御が遅れない排気再燃型コンバインドサイクルボイラのボイラ燃料の制御を行うことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は、次の構成によって達成される。
すなわち、請求項1記載の発明は、排ガスがボイラの燃料用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法において、ガスタービンの起動・停止時ならびに、ガスタービン入熱量が変動するガスタービン負荷変化時に、ボイラからの発生蒸気の安定した圧力、温度特性を得るために、ガスタービンからボイラへの入熱量をボイラに入る燃焼用空気の流量と温度から演算し、得られた入熱量を蒸気タービンの負荷とガスタービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法である。
【0021】
請求項2記載の発明は、排ガスがボイラの燃料用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法において、ガスタービンの起動・停止時ならびに、ガスタービン入熱量が変動するガスタービン負荷変化時に、ボイラからの発生蒸気の安定した圧力、温度特性を得るために、ガスタービンからボイラへの入熱量をボイラに入る燃焼用空気の流量と温度から演算し、得られた入熱量を蒸気タービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法である。
【0024】
これはプラント効率および最低負荷などの運用性を考慮する場合は、プラント出力に対し、蒸気タービン負荷とガスタービン負荷の組み合わせが一通りであるため、ガスタービン排ガスによるボイラへの入熱量が、予想性能上の数値として蒸気タービンの負荷により定まるので、この予想値に基づき、ボイラベース燃料量指令の補正を行うものである。
【0025】
請求項3記載の発明は、排ガスがボイラの燃焼用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置において、ガスタービンからボイラに入る燃焼用空気の流量計と温度計からなるガスタービンからボイラへの入熱量の検出手段と、ボイラへの燃料流量を制御するボイラ燃料制御回路と、前記入熱量検出手段の検出値により得られた入熱量を、ボイラ燃料制御回路の蒸気タービンの負荷とガスタービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える補正手段を設けた排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置である。
【0026】
請求項4記載の発明は、排ガスがボイラの燃焼用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置において、ガスタービンからボイラに入る燃焼用空気の流量計と温度計からなるガスタービンからボイラへの入熱量の検出手段と、ボイラへの燃料流量を制御するボイラ燃料制御回路と、前記入熱量検出手段の検出値により得られた入熱量を、ボイラ燃料制御回路の蒸気タービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える補正手段を設けた排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置である
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
実施例1
図1に示す本発明の一実施例の制御回路図を示し、図2には図1の制御回路が適用される本発明の一実施例の排気再燃型コンバインドサイクルボイラの燃焼空気系統図を示す。図2に示す排気再燃型コンバインドサイクルボイラの燃焼空気系統図の装置で、図6に示す装置と同一機能を奏するものは同一番号を付して、その説明は省略する。
【0030】
ガスタービン16から排出された排ガスは、ボイラウィンドボックス10に導かれ、ボイラ燃焼用空気として使用される。また、ボイラ燃焼用空気の熱量演算をするために、ボイラウィンドボックス10の入口に温度計20と流量計21を設置している。
【0031】
排気再燃型コンバインドサイクルは、ガスタービン16と蒸気タービン(図示せず)の組み合わせとからなるため、プラント出力に対する蒸気タービン負荷とガスタービン負荷の組合わせは一通りではない。
従って、ボイラ燃料量指令は、蒸気タービン負荷とガスタービン負荷の組み合わせにより決まるボイラ入熱量を考慮した値となる。
【0032】
図1において、蒸気タービン負荷で決まるボイラ入力信号1とガスタービン負荷29を入力信号とし、蒸気タービンとガスタービン16の負荷に応じたボイラ入熱量となるよう関数発生器22でベース燃料量指令を作成している。
また、ガスタービン負荷29とガスタービン排ガス熱量はほぼ一定の関係にあるため、関数発生器24ではガスタービン負荷29を入力信号とし、静特性上のガスタービン排ガス熱量信号を作成している。
【0033】
これに対し、ボイラへ実際に入る燃焼用空気の熱量は、温度計20により測定されるウィンドボックス入口ガス温度と流量計21により測定されるウィンドボックス入口ガス流量の積として、乗算器28で演算される。なお、このとき、流量計21の測定値は温度計20の測定値に基づき乗算器26と開平演算器27で補正されて前記乗算器28に入力される。
【0034】
この実測値に基づいたボイラ入熱量(乗算器28の出力)と、ガスタービン負荷29により決まる静特性上のガスタービン排ガス熱量、すなわち関数発生器24の出力の差を減算器25で演算し、この出力を減算器23でボイラ入力信号1(ボイラ燃料量指令)に対する補正値として加えるようにしている。
【0035】
ボイラ燃料入力加速信号4による補正及び主蒸気温度偏差5による燃料量補正は、図4に示す従来の制御回路と同一である。
上記図1に示す回路により、ガスタービン16の状態が変化しても、ボイラ燃焼空気の熱量を実測し、それに基づいて燃料量指令値を補正しているので、燃料流量指令値8を最適値とすることができる。
【0036】
また、ガスタービン風量の経時的変化、すなわち運転するに従ってガスタービン風量が減少する現象及びガスタービン16の出口とボイラウィンドボックス10との間のダクトによる熱容量による排ガス熱量伝達遅れも、上記図1に示す制御回路で補正される。
実施例2
本発明の他の実施例を図3に示す。図3に示す排気再燃型コンバインドサイクルボイラの燃焼空気系統図の装置で、図1に示す同一機能を奏する装置については同一番号を付して、その説明は省略する。
【0037】
排気再燃型コンバインドサイクルプラントでは、蒸気タービン負荷とガスタービン負荷29に組み合わせが多数あるが、プラント効率及び最低負荷などの運用性を考慮して、蒸気タービン負荷とガスタービン負荷29の組合せが最適となる一通りの運用が多い。
本実施例はその運用を対象としたものである。
【0038】
プラント出力に対し、蒸気タービン負荷とガスタービン負荷29の組み合わせが一通りであるため、ガスタービン排ガスによるボイラへの入熱量が、予想性能上の数値として蒸気タービンの負荷により定まる。この予想値をボイラ入力信号1を入力信号とする関数発生器22で出力し、実測値から演算したボイラ入熱補正値である演算器25からの出力信号との偏差を、減算器23でボイラベース燃料量指令に補正を加える。
【0039】
この場合も、実施例1と同様にガスタービン排ガス風量経年変化や、ダクトの熱容量による遅れにも対応でき、しかも蒸気タービン負荷とガスタービン負荷29の組合せが予定されたものと異なった運用となっても、実測値に基づいた燃焼用空気入熱量による燃料流量補正ができるため、規定値以上の蒸気温度差が生じない。
【0040】
以上のように本発明によればガスタービン起動、停止及び負荷変化時等、ガスタービンからの熱排出量が変化する時でも、ボイラ燃焼用空気の総熱量を演算しボイラ燃料量指令に補正を行え、良好なボイラ主蒸気温度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる一実施例を示す排気再燃型コンバインドサイクルの制御系統図である。
【図2】 本発明に関わる排気再燃型コンバインドサイクルの燃焼空気系統図である。
【図3】 本発明になる他の実施例を示す排気再燃型コンバインドサイクルの制御系統図である。
【図4】 従来技術のボイラ燃料制御を示す制御系統図である。
【図5】 従来型ボイラの燃焼空気系統図である。
【図6】 従来の排気再燃型コンバインドサイクルの燃焼空気系統図である。
【図7】 ガスタービン起動時のガスタービン排ガス温度特性図である。
【図8】 ガスタービン負荷に対するガスタービン排ガス温度特性図である。
【図9】 ガスタービン起動時のガスタービン排ガス風量特性図である。
【図10】 ガスタービン起動時のボイラ燃焼空気入熱特性図である。
【図11】 ガスタービン負荷に対するガスタービン排ガス風量特性図である。
【図12】 ガスタービン負荷に対するボイラ燃焼空気入熱特性図である。
【符号の説明】
1 ボイラ入力信号 2、9、22、24、27 関数発生器
3、7 加算器 4 燃料ボイラ入力加速信号
5 主蒸気温度偏差 6 信号切替器
8 ボイラ燃料量指令 10 ウィンドボックス
11 空気予熱器 12 煙突
13 押込通風機 14 ボイラガス再循環ファン
15 ガス給水加熱器 16 ガスタービン
17 誘引通風機 18 ガスタービン出口排ガス総熱量
19 ウィンドボックスでの排ガス総熱量
20 ウィンドボックス入口温度計 21 ウィンドボックス入口流量計
23、25 減算器 26、28 乗算器
27 開平演算器

Claims (4)

  1. 排ガスがボイラの燃料用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法において、
    ガスタービンの起動・停止時ならびに、ガスタービン入熱量が変動するガスタービン負荷変化時に、ボイラからの発生蒸気の安定した圧力、温度特性を得るために、ガスタービンからボイラへの入熱量をボイラに入る燃焼用空気の流量と温度から演算し、得られた入熱量を蒸気タービンの負荷とガスタービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加えることを特徴とする排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法。
  2. 排ガスがボイラの燃料用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法において、
    ガスタービンの起動・停止時ならびに、ガスタービン入熱量が変動するガスタービン負荷変化時に、ボイラからの発生蒸気の安定した圧力、温度特性を得るために、ガスタービンからボイラへの入熱量をボイラに入る燃焼用空気の流量と温度から演算し、得られた入熱量を蒸気タービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加えることを特徴とする排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御方法。
  3. 排ガスがボイラの燃焼用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置において、
    ガスタービンからボイラに入る燃焼用空気の流量計と温度計からなるガスタービンからボイラへの入熱量の検出手段と、
    ボイラへの燃料流量を制御するボイラ燃料制御回路と、
    前記入熱量検出手段の検出値により得られた入熱量を、ボイラ燃料制御回路の蒸気タービンの負荷とガスタービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える補正手段
    を設けたことを特徴とする排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置。
  4. 排ガスがボイラの燃焼用空気に使用されるガスタービンと燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラと、該ボイラで発生する蒸気で駆動される蒸気タービンとから成る排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置において、
    ガスタービンからボイラに入る燃焼用空気の流量計と温度計からなるガスタービンからボイラへの入熱量の検出手段と、
    ボイラへの燃料流量を制御するボイラ燃料制御回路と、
    前記入熱量検出手段の検出値により得られた入熱量を、ボイラ燃料制御回路の蒸気タービンの負荷により決まるベース燃料量指令値に対する補正信号として加える補正手段
    を設けたことを特徴とする排気再燃型コンバインドサイクルのボイラ燃料制御装置。
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