JP3765066B2 - ロータリースエージング機を用いた電池のキャップ取付方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管材等を周囲から圧縮して厚さや直径を減らして所定寸法に加工するようにしたロ−タリ−スエ−ジング機を用いて電池のキャップを筒状容器に取付ける方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
ロ−タリ−スエ−ジング機のダイス(die,ダイ)は、一対の割りダイスで構成され、内径(d)の平行部とそれより徐々に内径が拡大するテ−パ部を有している。そして、上記テ−パ部側から外径(D)の被加工材を挿入し、上記ダイスをロ−ラで打撃して上記被加工材を周囲から圧縮し、外径(d)の製品を得るように構成されている。
【0003】
円筒容器の内部に電解液等を充填しその上部にキャップを取り付けて内部を密閉するようにした電池を製造する場合にも、キャップを取付ける工程で上記の如きロ−タリ−スエ−ジング機は使用される。具体的には、外径(D)の円筒容器内に内容物を充填した後その上部にキャップを乗せ、ロ−タリ−スエ−ジング機により該円筒容器の断面を外径(d)に縮小すると共に該キャップの周囲に円筒容器の内壁を圧着して該キャップを固定している。
【0004】
従来のロ−タリ−スエ−ジング機を用いた場合、そのダイスは、上記平行部の内径の全周を製品の外径寸法としてあるので、外形寸法の精度を良くするため上記内径を該外形寸法の外径と精密に一致させると、上記キャップの周縁の圧着が不完全になったり、キャップが変形したりして電解液の漏洩を生じ、液密性が不充分となり、一方上記キャップによる液密性に重点を置いて上記平行部の内径を調整すると、製品の外面にしわを生じたり外形がくずれる現象を生じることがしばしばみられた。
【0005】
【発明の解決課題】
本発明は、上述したようにロ−タリ−スエ−ジング機を用いて円筒容器の断面を縮小させると共に該円筒容器内にキャップを固定する電池のキャップ取付方法において、製品の外形及びその寸法を正確に形成できると共にキャップ等を液密性良く容器内に固定できるようにした電池のキャップ取付方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題解決の手段】
本発明によれば、上記の如き現象は、外径(D)の円筒容器を外径(d)の製品にロ−タリ−スエ−ジング加工するに際し、ダイスの平行部の内径を全周にわたって製品の外形寸法(d)と一致させたことに起因することを発見し、この発見に基いて上記ダイスの平行部の一部に内径が製品の外径(d)よりも0.9(D−d)〜1.3(D−d)大きい径大部を設けたロ−タリ−スエ−ジング機のダイスを形成し、このロ−タリ−スエ−ジング機を用いることにより外形寸法を精密に成形でき、かつキャップを液密性良く取付けることができるロ−タリ−スエ−ジング機を用いた電池のキャップの取付方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1,図2は一般的なロ−タリ−スエ−ジング機を示し、回転軸(図示略)により回転される頭部(1)には一対のダイス(2),(2)が半径方向に移動可能に設けられ、該ダイス(2),(2)は組み合わされて平行部(3)とテ−パ部(4)を有する挿入孔(5)を形成し、外方にスペ−サ−(6)を介してバッカ−(ハンマ)(7)を設け外面に取付けたカバ−(8),(9)でこれらを保持し、さらに上記バッカ−(7)の外方には上記頭部(1)を囲むアウタ−レ−ス(10)との間にロ−ラ(11)・・・が設けられ、上記頭部(1)が回転することにより上記バッカ−(7)はロ−ラ(11)・・・に当って繰り返し打撃される。
【0008】
上記ダイス(2)は、図3に示すように、平行部(3)の内径は、製品のほぼ外径(d)に形成され、図においては±0.01の公差を設けてある。また、テ−パ部(4)は、円筒容器の外径(D)より少し大きい入口内径とするよう図においては、約1.05D〜1.053D程度大きく形成してある。
【0009】
而して、上記平行部(3)の一部には、内径が上記内径(d±0.01)よりも大きな径大部(12)が軸方向に設けてある。この径大部(12)の大きさは、実験によれば、d+0.9(D−d)〜d+1.3(D−d)の大きさが良く、この範囲であれば、後記するような所期の目的を達成することができた。
【0010】
上記径大部(12)は、最大径部(13)を中心として約28°〜35°の範囲で弧状に設けられ、なだらかな曲線をもって上記内径(d±0.01)の部分に連らなっている。なお、この径大部の曲面は上記テ−パ部(4)の内面に沿ってダイスの入口部まで続いて設けられている(図3(A))。
【0011】
製品として加工される電池の外筒(14)は外径(D)の円筒容器で構成され、その内部に電解液,減極剤等の電池構成要素(15)を充填し、その上にロア−キャップ(16),パッキン(17),アッパ−キャップ(18)を嵌着して取付け、これを上記のダイス(2)を用いたロ−タリ−スエ−ジング機で加工する。
【0012】
この際、上記キャップ(18)等を上方から押えるようアッパ−パンチ(19)が用いられ、また加工時底面が極端に凸面になることを制御し、かつ加工後に製品を取り出すためのロア−パンチ(20)が容器(14)の下方に設けられる。
【0013】
上記のようにしてロ−タリ−スエ−ジング加工したところ、キャップ(18)等を充分な液密性をもって容器(14)の上部に取付けることができ、容器の外形も所定寸法(d)に加工することができた。なお、上記の径大部(12)の内径をd+0.9(D−d)より小さくしたところ、容器の外面にしわ等を生じ、またd+1.3(D−d)より大きくしたところ、キャップの液密性が不充分であった。また、径大部を設けた範囲を約28°よりも狭くするとキャップの液密性が不充分であり、約35°よりも広くすると、容器の外形寸法の精度が良くなかった。
【0014】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成され、ロ−タリ−スエ−ジング機のダイスの平行部の一部に上述の如き径大部を設けることにより、液密性を充分にもった状態にキャップを取り付けることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロ−タリ−スエ−ジング機の平面図。
【図2】 ロ−タリ−スエ−ジング機の断面図。
【図3】 ダイスを示し、(A)は平面図、(B)はB−B断面図、(C)はC−C断面図。(D)はD−D端面図。
【図4】 電池の概略説明図。
【符号の説明】
1 頭部
2 ダイス
3 平行部
4 テ−パ部
11 ロ−ラ
12 径大部
14 容器
16 ロア−キャップ
17 パッキン
18 アッパ−キャップ
Claims (2)
- 内部に電解液,減極剤等の電池構成要素を充填し、該電池構成要素の上方にキャップ,パッキン等を嵌着した外径(D)の円筒容器をロ−タリ−スエ−ジング機で製品寸法(d)に縮径し、上記キャップを上記容器の上部に固定する電池のキャップ取付方法において、上記ロ−タリ−スエ−ジング機のダイスの平行部の一部に内径が製品寸法(d)より0.9(D−d)〜1.3(D−d)大きい径大部を軸方向に沿って形成したダイスを用いて加工することを特徴とするロ−タリ−スエ−ジング機を用いた電池のキャップ取付方法。
- 上記径大部は最大径部を中心として周方向に28°〜35°の範囲で弧状に設けられている請求項1に記載のロ−タリ−スエ−ジング機を用いた電池のキャップ取付方法。
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JP33905496A JP3765066B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ロータリースエージング機を用いた電池のキャップ取付方法 |
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Publications (2)
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