JP2002192272A - 缶 - Google Patents

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JP2002192272A
JP2002192272A JP2000394542A JP2000394542A JP2002192272A JP 2002192272 A JP2002192272 A JP 2002192272A JP 2000394542 A JP2000394542 A JP 2000394542A JP 2000394542 A JP2000394542 A JP 2000394542A JP 2002192272 A JP2002192272 A JP 2002192272A
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tapered
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Sadao Nishiyama
貞雄 西山
Motohiko Kamata
元彦 鎌田
Masahiro Hosoi
正宏 細井
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶軸方向に伸びるしわの発生を防止し、しわ
によるネジ山不良の発生を防止できる缶を提供する。 【解決手段】 円筒状の缶胴10の開口された一端を縮
径させながら缶軸方向に延出してテーパー部20を設
け、このテーパー部20の先端に、蓋Bを螺合させて取
り付けられるようネジ部31を有する開閉部30を形成
し、缶胴10とテーパー部20の境界付近にテーパー部
20の周りを一周する段部40を設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉自在な蓋によ
って内容物を密閉する際に用いられて特に好適な缶に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビールやジュース等の飲料を入れる飲料
用アルミニウム缶において、蓋を開閉自在に螺合させる
ネジ山を備えたアルミニウム缶が知られている。ネジ山
付きアルミニウム缶は、特表平10−509095に示
されているように、アルミニウム板を絞りしごき加工
し、円筒状の缶胴を成形し、次いで、周知であるスムー
スダイネックイン方法でスムースなテーパー部と蓋を取
り付ける蓋取り付け部を形成した後、蓋取り付け部にネ
ジ山を形成することにより製造される。特表平10−5
09095の図28のように、テーパー部を完全にスム
ースにつながないで中間に段部が形成されているものも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように缶胴とテー
パー部が一体に成形されたネジ山付き缶に滑らかなテー
パー部を形成するためには、リング状ダイネック金型
に、円筒状の缶胴の開口部を20回程度押込み、缶軸方
向に沿って漸次縮径させなければならない。しかし、こ
のようなスムースダイネックイン方法において、一回目
の縮径加工時にしわが発生した場合、2回目、3回目の
ネックインで缶軸方向にしわが伸ばされて行き、20回
程度ネッキングすると、缶軸方向に伸びる大きなしわに
成長して美観を損ねる問題が発生した。さらに、テーパ
ー部を超えて蓋取り付け部の位置までしわが成長した場
合、ネジ山がうまく形成できず、製造ラインを止めた
り、ネジ山不良で内容物の漏れの原因になる恐れがあっ
た。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、缶軸方向に伸びるしわの発生を防止し、し
わによるネジ山不良の発生を防止できる缶を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、金属板から絞りしごき加工して形成した円筒状の缶
胴と、前記缶胴の開口された一端が縮径しながら缶軸方
向に延出してなるテーパー部とを備えてなり、該テーパ
ー部の先端に、前記缶胴と前記テーパー部とで囲まれた
空間を密閉する蓋が取り付けられるよう蓋取り付け部が
形成されてなり、前記蓋が前記蓋取り付け部に螺合する
よう前記蓋取り付け部にネジ部が形成された缶であっ
て、前記缶胴と前記テーパー部の境界付近に前記テーパ
ー部の周りを一周する段部が形成されていることを特徴
とする。
【0006】缶胴とテーパー部との境界は、缶胴の開口
された一端が最初のネックインで縮径されてテーパー部
が成形される箇所であり、しわが発生しやすい。このし
わは、引き続き開口端を縮径しながら缶軸方向に引き伸
ばしてテーパー部を形成する過程で、缶軸方向に引き伸
ばされて成長しやすい。しかしながら、不連続なネック
イン加工を行い、缶胴とテーパー部の境界付近にテーパ
ー部の周りを一周する段部を設けることにより、しわが
引き伸ばされて成長することが段部によって阻止され
る。こうして、テーパー部表面の缶軸方向に伸びるしわ
の発生を防止し、しわが蓋取り付け部に達してネジ山不
良を引き起こすことを防止することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、金属板から絞り
しごき加工して形成した円筒状の缶胴と、前記缶胴の開
口された一端が縮径しながら缶軸方向に延出してなるテ
ーパー部とを備えてなり、該テーパー部の先端に、前記
缶胴と前記テーパー部とで囲まれた空間を密閉する蓋が
取り付けられるよう蓋取り付け部が形成されてなり、前
記蓋が前記蓋取り付け部に螺合するよう前記蓋取り付け
部にネジ部が形成された缶であって、前記テーパー部と
前記蓋取り付け部の境界付近に前記テーパー部の周りを
一周する段部が形成されていることを特徴としている。
【0008】テーパー部を形成する途中のスムースネッ
クイン工程でしわが発生した場合でも、テーパー部と蓋
取り付け部の境界付近にテーパー部の周りを一周する段
部を設けることにより、しわが段部を超えて引き伸ばさ
れることが防止される。こうして、しわが蓋取り付け部
に達してネジ山不良を引き起こすことを防止することが
できる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2のいずれかに記載の缶において、前記段
部は、2〜4段設けられていることを特徴としている。
【0010】このような構成としたことにより、缶軸方
向へのしわの成長を効果的に防止する。5段以上にする
と、スムースな部分の面積が少なくなり、見栄えがしな
いばかりか、コップ等についで飲用する場合に液残りの
原因となり好ましくない。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、金属板か
ら絞りしごき加工して形成した円筒状の缶胴と、前記缶
胴の開口された一端が縮径しながら缶軸方向に延出して
なるテーパー部とを備えてなり、該テーパー部の先端
に、前記缶胴と前記テーパー部とで囲まれた空間を密閉
する蓋が取り付けられるよう蓋取り付け部が形成されて
なり、前記蓋が前記蓋取り付け部に螺合するよう前記蓋
取り付け部にネジ部が形成された缶であって、前記缶胴
と前記テーパー部の境界付近、及び、前記テーパー部と
前記蓋取り付け部の境界付近のそれぞれに前記テーパー
部の周りを一周する段部が形成されていることを特徴と
している。
【0012】缶胴とテーパー部の境界付近にテーパー部
の周りを一周する段部を設けることにより、缶胴とテー
パー部との境界付近に発生したしわが、段部を超えて引
き伸ばされることが防止される。さらに、テーパー部を
形成する途中のスムースネックイン工程でしわが発生し
た場合でも、テーパー部と蓋取り付け部の境界付近にテ
ーパー部の周りを一周する段部を設けることにより、し
わが段部を超えて引き伸ばされることが防止される。こ
うして、しわが蓋取り付け部に達してネジ山不良を引き
起こすことを防止することができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の缶において、前記缶胴と前記テーパー部の境界
付近または前記テーパー部と前記蓋取り付け部の境界付
近のいずれか一方もしくは双方に、前記段部が複数設け
られていることを特徴としている。
【0014】このような構成としたことにより、缶軸方
向へのしわの成長を効果的に防止する。5段以上にする
と、スムースな部分の面積が少なくなり、見栄えがしな
いばかりか、コップ等についで飲用する場合に液残りの
原因となり好ましくない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による缶を図面に基
づき説明する。
【0016】図1〜4に、本発明に係る缶の一実施形態
を示す。図において、缶Aは、有底円筒状の缶胴10
と、この缶胴10の開口された一端から缶軸方向に縮径
しながら延出して缶胴10と一体形成されたテーパー部
20とを有している。さらに、テーパー部20の先端
に、缶胴10とテーパー部20とで囲まれた内部の空間
を密閉する蓋B(蓋体)が取り付けられるよう開閉部3
0(蓋取り付け部)が形成されている。この開閉部30
には、蓋Bが螺合するようにネジ部31が設けられてい
る。また、テーパー部20には、缶胴10との境界付近
に、テーパー部20の回りを一周する段部40が設けら
れている。
【0017】この缶胴10は、絞り装置を用いてアルミ
合金や鉄等の素板を打ち抜き、絞り加工してカップ状部
材を成形した後、このカップを保持しつつ内部にパンチ
スリーブを挿入して再絞り・しごき加工を施すことによ
り形成されている。そして、その底側には、再絞り・し
ごき加工の際に、パンチスリーブと、先端が半球面状の
ドーム成形部との間に底部を挟みつつ、底部の周縁部に
絞って形成された缶胴10内側へ凹むドーム部11と、
このドーム部11の周縁に缶軸方向外方に突出し、缶胴
10を直立させた際に接地する脚となる環状凸部12が
設けられている。
【0018】テーパー部20は、缶胴10の開口側の一
端が、例えば、リング状ダイネック金型に20回程度押
込まれ、缶胴10先端に向かって缶軸方向に段階的に縮
径されることによって形成され、一定の傾きを有する直
線部21を備えている。ここで、段部40は、例えば、
ダイネック金型への押し込みの深さを浅くする等して設
けられている。
【0019】ネジ部31を有する開口部30は、テーパ
ー部20を形成する工程の終了後、缶胴10より細径の
円筒形状を有した終端部にネジを転造することによって
形成されている。例えば、外面にネジの形成されたマン
ドレルを終端部に先ず挿入し、次いでマンドレルの位置
を保ったままローラをこの終端部の外面に押し当てて終
端部の回りに回転させ、マンドレルのネジ型に合わせて
終端部にネジを整形し、最後にマンドレルをねじ戻して
引き抜く等して形成されている。
【0020】図1〜4に示す缶Aにおいては、テーパー
部20の回りに設けられた段部40により、テーパー部
20にしわが発生することが防止される。缶胴10とテ
ーパー部20との境界は、缶胴10の開口された一端が
最初のネックインで縮径されてテーパー部20の始端が
成形される箇所であり、しわが発生しやすい。このしわ
は、引き続きネックインによって開口端を縮径しながら
缶軸方向に引き伸ばしてテーパー部20を形成する過程
で、缶軸方向に引き伸ばされて成長しやすい。しかしな
がら、缶胴10とテーパー部20の境界付近にテーパー
部20の周りを一周する段部40を設けることにより、
しわが段部40を超えて引き伸ばされることが防止され
る。こうして、テーパー部20表面の缶軸方向に伸びる
しわの発生が防止され、しわが開閉部30に達してネジ
山不良が引き起こされることもなく、蓋Bを閉めた際に
内容物が漏れたりしないようにすることができる。ま
た、外径が大きい箇所ほど外力を受け易く、また、変形
もしやすいが、円筒状の缶胴10からテーパー部20へ
と繋がる外径の最も大きい箇所に段部40が設けられて
おり、缶Aの変形が防止される。缶胴10との境界付近
に設けられた段部40は、さらに略同一外径である缶胴
10をも補強する。
【0021】なお、上記の実施形態では、段部40がテ
ーパー部20の缶胴10との境界付近に形成される構成
としたが、図5に示すように、テーパー部20と開閉部
30の境界付近に段部41が設けられる構成としてもよ
い。このような構成にすれば、テーパー部20を形成す
る途中のスムースネックイン工程でしわが発生した場合
でも、テーパー部20と開閉部30の境界付近にテーパ
ー部20の周りを一周する段部41を設けることによ
り、しわが段部41を超えて引き伸ばされることが防止
される。こうして、テーパー部20表面の缶軸方向に伸
びるしわの発生を防止し、しわが開閉部30に達してネ
ジ山不良を引き起こすことを防止して蓋Bを閉めた際に
内容物が漏れたりしないようにすることができる。
【0022】また、図6に示すように、缶胴10と開閉
部30の中間付近に段部42が設けられる構成としても
よいし、図7〜9に示すように、複数の段部40,4
1,42をテーパー部20の異なる位置に設ける構成と
してもよい。とりわけ、図9に示すように、缶胴10と
テーパー部20の境界付近、及び、テーパー部20と開
閉部30の境界付近のそれぞれにテーパー部20の周り
を一周する段部40,41が設けられる構成にすれば、
缶胴10とテーパー部20との境界付近に発生したしわ
が、段部40を超えて引き伸ばされることが防止される
とともに、テーパー部20を形成する途中のスムースネ
ックイン工程でしわが発生した場合でも、テーパー部2
0と開閉部30の境界付近にテーパー部20の周りを一
周する段部41により、しわが段部41を超えて引き伸
ばされることが防止される。こうして、しわが開閉部3
0に達してネジ山不良を引き起こすことを防止すること
ができる。
【0023】さらには、図10に示すように、段部40
が複数設けられる構成としてもよい。この数は2〜4段
が好ましい。このような構成としたことにより、缶軸方
向へのしわの成長が効果的に防止される。5段以上にす
ると、スムースな直線部21の部分の面積が少なくな
り、見栄えがしないばかりか、コップ等についで飲用す
る場合に液残りの原因となり好ましくない。
【0024】なお、複数の段部は、缶胴10とテーパー
部20の境界付近と、テーパー部20と開閉部30の境
界付近のいずれか一方、もしくは双方に設けられる構成
でもよいことは言うまでもない。
【0025】加えて、缶Aは、底部が一体形成された有
底円筒状の缶胴10を有する形状としたが、底部に缶蓋
が巻締められた構成のものであってもよい。また、缶胴
とテーパー部とが一体とされていない場合でも、テーパ
ー部を補強するためにテーパー部に段部を設けてもよ
い。
【0026】本実施形態による缶Aによれば、しわが開
閉部30に達してネジ山不良を引き起こさないため、蓋
Bを閉めた際に内容物が漏れたりしないようにすること
ができる。しかも、直線部21を有する構成とすること
により、テーパー部に段を形成する通常の多段のネック
イン缶と比較して外観がよく、内容物の液残りが生じな
い。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。請求項1に記載の発明によれば、缶胴の一端
が縮径しながら缶軸方向に延出してなるテーパー部の缶
胴との境界付近に、このテーパー部の回りを一周する段
部が設けられているので、缶軸方向に伸びるしわの発生
を防止し、しわが蓋取り付け部に達してネジ山不良を引
き起こすことを防止することができる。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、缶
胴の一端が縮径しながら缶軸方向に延出してなるテーパ
ー部の蓋取り付け部との境界付近に、このテーパー部の
回りを一周する段部が設けられているので、蓋取り付け
部に伸びるしわの発生を防止し、しわが蓋取り付け部に
達してネジ山不良を引き起こすことを防止することがで
きる。
【0029】また、請求項3に記載の発明によれば、段
部が複数設けられているので、しわの発生を効果的に防
止することができ、しわが蓋取り付け部に達してネジ山
不良を引き起こすことを防止することができる。さら
に、外観を良くし、液残りの問題も起こさない。
【0030】また、請求項4に記載の発明によれば、缶
胴の一端が縮径しながら缶軸方向に延出してなるテーパ
ー部の缶胴との境界付近、及び、蓋取り付け部との境界
付近に、このテーパー部の回りを一周する段部が設けら
れているので、缶軸方向に伸びるしわの発生や、蓋取り
付け部に伸びるしわの発生を防止し、しわが蓋取り付け
部に達してネジ山不良を引き起こすことを防止すること
ができる。
【0031】また、請求項5に記載の発明によれば、段
部が複数設けられているので、しわの発生を効果的に防
止することができ、しわが蓋取り付け部に達してネジ山
不良を引き起こすことを防止することができる。さら
に、外観を良くし、液残りの問題も起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態を示す図であって、
缶の一例を示す正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明に係る一実施の形態を示す図であって、
缶の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る他の一実施の形態を示す図であっ
て、缶の一例を示す正面図である。
【図6】本発明に係るさらに他の一実施の形態を示す図
であって、缶の一例を示す正面図である。
【図7】本発明に係るさらに他の一実施の形態を示す図
であって、缶の一例を示す正面図である。
【図8】本発明に係るさらに他の一実施の形態を示す図
であって、缶の一例を示す正面図である。
【図9】本発明に係るさらに他の一実施の形態を示す図
であって、缶の一例を示す正面図である。
【図10】本発明に係るさらに他の一実施の形態を示す
図であって、缶の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
A・・・缶 B・・・蓋 10・・・缶胴 20・・・テーパー部 30・・・開閉部(蓋取り付け部) 31・・・ネジ部 40,41,42・・・段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細井 正宏 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社アルミ缶開発センター内 Fターム(参考) 3E033 AA02 AA06 BA09 DA03 DB01 DD01 EA04 FA01 GA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板から絞りしごき加工して形成した
    円筒状の缶胴と、前記缶胴の開口された一端が縮径しな
    がら缶軸方向に延出してなるテーパー部とを備えてな
    り、該テーパー部の先端に、前記缶胴と前記テーパー部
    とで囲まれた空間を密閉する蓋が取り付けられるよう蓋
    取り付け部が形成されてなり、前記蓋が前記蓋取り付け
    部に螺合するよう前記蓋取り付け部にネジ部が形成され
    た缶であって、 前記缶胴と前記テーパー部の境界付近に前記テーパー部
    の周りを一周する段部が形成されていることを特徴とす
    る缶。
  2. 【請求項2】 金属板から絞りしごき加工して形成した
    円筒状の缶胴と、前記缶胴の開口された一端が縮径しな
    がら缶軸方向に延出してなるテーパー部とを備えてな
    り、該テーパー部の先端に、前記缶胴と前記テーパー部
    とで囲まれた空間を密閉する蓋が取り付けられるよう蓋
    取り付け部が形成されてなり、前記蓋が前記蓋取り付け
    部に螺合するよう前記蓋取り付け部にネジ部が形成され
    た缶であって、 前記テーパー部と前記蓋取り付け部の境界付近に前記テ
    ーパー部の周りを一周する段部が形成されていることを
    特徴とする缶。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の缶において、 前記段部は、2〜4段設けられていることを特徴とする
    缶。
  4. 【請求項4】 金属板から絞りしごき加工して形成した
    円筒状の缶胴と、前記缶胴の開口された一端が縮径しな
    がら缶軸方向に延出してなるテーパー部とを備えてな
    り、該テーパー部の先端に、前記缶胴と前記テーパー部
    とで囲まれた空間を密閉する蓋が取り付けられるよう蓋
    取り付け部が形成されてなり、前記蓋が前記蓋取り付け
    部に螺合するよう前記蓋取り付け部にネジ部が形成され
    た缶であって、 前記缶胴と前記テーパー部の境界付近、及び、前記テー
    パー部と前記蓋取り付け部の境界付近のそれぞれに前記
    テーパー部の周りを一周する段部が形成されていること
    を特徴とする缶。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の缶において、 前記缶胴と前記テーパー部の境界付近または前記テーパ
    ー部と前記蓋取り付け部の境界付近のいずれか一方もし
    くは双方に、前記段部が2〜4段設けられていることを
    特徴とする缶。
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