JP3764354B2 - 潤滑剤吹付装置付鍛造プレスおよび潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法 - Google Patents

潤滑剤吹付装置付鍛造プレスおよび潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潤滑剤吹付装置付鍛造プレスおよび潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法に関する。鍛造プレスでは、上下一対の金型によって鍛造素材を挟んで加圧し、上下一対の金型に形成されている形穴の形状に鍛造素材を成形する。このとき、鍛造素材と金型との間に発生する摩擦力を小さくして金型の変形を防ぎ型寿命を延ばしたり、鍛造素材の型穴内での流れや、鍛造品の寸法精度および表面粗さを良好にするために、金型の表面には潤滑剤が塗布されている。本発明は、金型の表面に潤滑剤を塗布することができる潤滑剤吹付装置付鍛造プレスおよび潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は自動送り装置110が設けられた鍛造プレス100の概略説明図である。同図に示すように、鍛造プレス100は、上ダイホルダー104と下ダイホルダー105を備えており、上ダイホルダー104の下面および下ダイホルダー105の上面に上下一対の上型102、下型103がそれぞれ取り付けられている。
また、図3において、符号110は成形前の鍛造素材Bを上型102と下型103の間に供給したり、成形された鍛造素材Bを次工程に搬送するための自動送り装置であり、符号111は鍛造素材Bを支持するためのフィンガーであり、符号112は鍛造素材Bを支持したフィンガー111を上下および前後(図3では紙面に垂直な方向)に移動させるためのフィードバーである。
さらに、符号120は上下一対の上型102、下型103の表面に、潤滑剤を吹き付けるための潤滑剤吹付け装置であり、この潤滑剤吹付装置120は上下一対の上型102、下型103に向けて進退可能なアーム121と、アーム121の先端に設けられたノズル部122とを備えている。
このため、自動送り装置110によって鍛造素材Bを上型102と下型103の間に供給し、その後、上ダイホルダー104を下降させて、上型102と下型103を接近させれば、上型102と下型103の間に鍛造素材Bを挟んで加圧することができるので、上型102および下型103に設けられた型穴の形状に鍛造素材Bを成形することができる。
ついで、上ダイホルダー104を上昇させて上型102と下型103を離間させた後、自動送り装置110のフィンガー111によって鍛造素材Bを支持した状態でフィードバー112によって鍛造素材Bを次工程に搬送することができる。
そして、自動送り装置110によって鍛造素材Bを搬送している間に、潤滑剤吹付装置120のノズル部122を前進させてアーム121を上型102と鍛造素材Bの上端との間に位置させれば、ノズル部122によって上型102および下型103の型穴に潤滑剤を吹付けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、例えば、等速ジョイントやピニオンシャフト等のように、本体部より下方に伸びた長尺な軸部を有するような鍛造品(以下軸物製品という)を成形するときには、成形された鍛造素材Bを下型103から完全に抜くためには、フィンガー111によって鍛造素材Bを上方に移動させる量が大きくなり、鍛造素材Bの上端と上型102との間が狭くなる。すると、潤滑剤吹付装置120のノズル部122を上型102と鍛造素材Bの上端との間に挿入させることができなかったり、たとえ挿入することができても、ノズル部122と上型102との間の距離とノズル部122と下型103との間の距離に大きな差ができてしまう。すると、上型102では一部分に多量の潤滑剤が吹付けられたりするし、下型103では十分な量の潤滑剤が吹付けられなかったり、潤滑剤が周囲に飛散したりする。すると、上型102と下型103の間に鍛造素材Bを挟んで加圧したときに、型穴内での鍛造素材Bの流れが悪くなったり、鍛造素材Bの表面粗さが低下してしまうし、飛散した潤滑剤によって型の周囲を汚してしまうという問題がある。
また、上ダイホルダー104を上昇させるストロークの量を長くすれば、上型102と下型103との間の間隔を広くすることができ、潤滑剤吹付装置120のノズル部122を上型102および下型103の中間に配置することも可能であるが、汎用プレスではストロークの量を大きくすると他の鍛造品を成形するときの生産効率が低下するので、そのような長いストロークをとることができない。したがって、汎用プレスで軸物製品をプレスした場合、上型102および下型103への潤滑剤の吹付けが不良となり、軸物製品を精度よく成形することが困難であるため、汎用プレスで軸物製品を製造することができないという問題がある。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑み、汎用プレスにおいて軸物製品を成形しても、金型に確実に潤滑剤を吹付けることができ、成形された軸物製品の品質が低下することを防ぐことができる潤滑剤吹付装置付鍛造プレスおよび潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の潤滑剤吹付装置付鍛造プレスは、鍛造素材を形成するための型穴が形成された一対の金型と、該一対の金型に鍛造素材を供給搬出するための自動送り装置と、前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹付けるための潤滑剤吹付装置を備えた鍛造プレスであって、前記自動送り装置が、前記鍛造素材を支持するための一対のフィンガーと、前記鍛造素材を搬出するときに、前記フィンガーによって支持された前記鍛造素材を、一の金型から離間させてから次工程に送るフィードバーとからなり、前記潤滑剤吹付装置が、型打ちを行わなかった前記一対の金型の表面に向けて潤滑剤を噴射するノズルと、該ノズルを、前記他の金型と前記フィードバーとの間から、前記一対の金型間挿入離脱させるアームとからなり、前記鍛造素材を搬出するときに、前記フィードバーが、前記鍛造素材を前記一の金型から完全に離間させる前に一時停止し、前記フィードバーが一時停止している間に、前記潤滑剤吹付装置が、潤滑剤を一対の金型の表面に吹き付けることを特徴とする。
請求項2の潤滑剤吹付装置付鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記潤滑剤吹付装置のノズルを、前記他の金型と前記フィードバーとの間から、前記一対の金型間に挿入したときに、前記ノズルが、前記一対の金型の中間に位置することを特徴とする。
請求項3の潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法は、鍛造素材を形成するための型穴が形成された一対の金型と、該一対の金型に鍛造素材を供給搬出するための自動送り装置と、前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹付けるための潤滑剤吹付装置を備えた鍛造プレスであって、前記鍛造素材を搬出するときに、自動送り装置によって、前記鍛造素材を前記一の金型から完全に離間させる前に一時停止させ、前記鍛造素材が停止している間に、前記潤滑剤吹付装置によって、型打ちを行わなかった前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹き付けることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、鍛造が終了した鍛造素材を次工程に搬出するときに、鍛造素材を一の金型から完全に離間させる前に、自動送り装置のフィードバーを一時停止させているので、フィードバーと他の金型との間にノズルを挿入するための十分な間隔をとることができる。したがって、汎用プレスにおいて軸物製品をプレスしても、フィードバーが一時停止している間に、ノズルによって、型打ちを行わなかった金型の表面に潤滑剤を吹き付けることができるので、汎用プレスでも軸物製品を精度良く成形することができる。
請求項2の発明によれば、潤滑剤を吹き付けるときに、ノズルと一の金型との間の距離およびノズルと他の金型との間の距離を同じ長さにすることができるので、各金型の表面に潤滑剤を確実に吹き付けることができる。したがって、型穴内での鍛造素材の流れが安定するし、鍛造素材の表面粗さを良好に保つことができる。しかも、型の周囲に潤滑剤が飛散して、型の周囲を汚すこともない。
請求項3の発明によれば、鍛造が終了した鍛造素材を次工程に搬出するときに、自動送り装置によって、鍛造素材を一の金型から完全に離間させる前に一時停止させているので、フィードバーと他の金型との間にノズルを挿入するための十分な間隔をとることができる。したがって、汎用プレスにおいて軸物製品をプレスしても、ノズルによってフィードバーが一時停止している間に、ノズルによって、型打ちを行わなかった金型の表面に潤滑剤を吹き付けることができるので、汎用プレスでも軸物製品を精度良く成形することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1の概略説明図である。同図に示すように、本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1は、上下一対の金型2 ,3、自動送り装置10および潤滑剤吹付装置20を備えており、鍛造素材Bを搬出するときに、自動送り装置10が、鍛造素材Bを下型3から完全に離間させる前に一時停止し、自動送り装置10が一時停止している間に、潤滑剤吹付装置20によって、潤滑剤を上下一対の金型2,3に吹き付けるようにしたことが特徴である。
【0008】
まず、上下一対の金型2 ,3を説明する。
図1において、符号4および符号5は、それぞれ上ダイホルダーおよび下ダイホルダーを示している。この上ダイホルダー4の下端および下ダイホルダー5の上端には、それぞれ上下一対の金型2 ,3が取り付けられている。この上下一対の金型2 ,3は、本体部より下方に伸びた長尺な軸部を有するような鍛造品、すなわち軸物製品を製造するためのものであり、下型3には、前記軸部を形成するために、下方に凹んだ型穴が形成されている。
このため、上下一対の金型2 ,3間に鍛造素材Bを配置して、上ダイホルダー4を下降させれば、上型2と下型3の間に鍛造素材Bを挟んで加圧することができるので、軸物製品を成形することができる。
【0009】
つぎに、自動送り装置10を説明する。
図1に示すように、上ダイホルダー4と下ダイホルダー5の間において、上下一対の金型2 ,3の両側方には、左右一対のフィードバー12,12が設けられている。この左右一対のフィードバー12 ,12は、上下および前後(図1では紙面に垂直)に移動可能に設けられている。
この左右一対のフィードバー12 ,12には、左右一対のフィンガー11 ,11が、互いに対向するように取り付けられており、上下一対の金型2,3に取り付けられた鍛造素材Bに対して接近離間自在に設けられている。
このため、左右一対のフィンガー11 ,11によって鍛造素材Bを支持した状態で左右一対のフィードバー12,12を移動させて、鍛造素材Bを下型3の上まで移動して、左右一対のフィンガー11 ,11を鍛造素材Bから離間させれば、鍛造素材Bを下型3に載せることができる。
また、鍛造が終了して、上型2が上ダイホルダー4とともに上方に移動した後で、左右一対のフィンガー11,11を成型された鍛造素材Bに接近させれば、右一対のフィンガー11 ,11によって鍛造素材Bを支持することができる。そして、左右一対のフィンガー11,11によって鍛造素材Bを支持した状態で左右一対のフィードバー12 ,12を上方に移動させれば、鍛造素材Bを下型3から離間させることができ、次工程に送ることができる。
【0010】
つぎに、潤滑剤吹付装置20を説明する。
図1において、符号21は潤滑剤吹付装置20のアームを示している。このアーム21は、その先端部を前記上下一対の金型2 ,3に向けて前進後退可能に設けられている。
このアーム21の先端には、金型に対応するように分岐してノズル22が設けられている。金型数とノズル配置については4工程金型では各工程金型に対応して設け、5工程金型では中間の3つの金型の各々に対応して設けられている。このノズル22は、その上方および下方に、潤滑剤を同時に噴霧することができるものである。
このため、上下一対の金型2 ,3が離間しているときに、アーム21を前進させれば、アーム21の先端に設けられたノズル22を、上下一対の金型2,3間に挿入することができる。そして、ノズル22を、上下一対の金型2 ,3間に挿入した状態で、ノズル22から潤滑剤を噴霧すれば、潤滑剤を上下一対の金型2 ,3の表面に吹き付けることができる。
【0011】
つぎに、本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1の作用と効果を説明する。
図2は本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1によって、軸物製品を製造したときにおける潤滑剤吹き付け作業の説明図である。
なお、本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1は、複数の工程を同時に行うために、複数の金型2 ,3を備えているが、全ての金型2,3では型打ちを行わず、隣接する金型2 ,3のうち、いずれか一方のみが型打ちを行う状態で鍛造作業が行うことがある。例えば、4工程の型打ちを同時に行う場合では、第一工程の金型によって型打ちが行われているときは、第三工程では型打ちを行うが、第二、第四工程では型打ちをしないように、自動送り装置10によって鍛造素材Bを一個飛ばしで搬送している。図2では、複数の金型2,3のうち、型打ちを行っていない金型2 ,3を示している。
【0012】
図2(A) および図2(B) に示すように、鍛造が終了すると、上型2が、上ダイホルダー4とともに上昇し、上下一対の金型2,3が離間する。
【0013】
ついで、左右一対のフィンガー11 ,11を、図示しない鍛造素材Bに接近させれば、左右一対のフィンガー11,11によって成型された鍛造素材Bを支持することができる。そして、左右一対のフィンガー11 ,11によって鍛造素材Bを支持した状態で左右一対のフィードバー12,12を上方に移動させれば、鍛造素材Bを下型3から離間させることができる。
このとき、左右一対のフィードバー12 ,12を一時停止させて、図示しない型打ちを行った下型3から鍛造素材Bを完全に離間させず、下型3からわずかに浮かせた状態で保持する。
【0014】
ついで、アーム21を前進させれば、フィードバー12と上型2との間に十分な間隔があるので、フィードバー12と上型2との間から、ノズル22を上下一対の金型2 ,3の間に挿入することができる。
【0015】
その状態で、ノズル22から潤滑剤を噴霧すれば、型打ちを行っていない上下一対の金型2 ,3では、両者の表面全体に潤滑剤を吹き付けることができる。しかも、上下一対の金型2,3間には、鍛造素材Bが存在しないので、上型2および下型3の潤滑剤を吹き付ける面が、鍛造素材Bによって遮られるという不都合が生じない
0016】
図2(C) 吹きつけが終了すると、アーム21を後退させて、鍛造素材Bと上型2との間からにノズル22を抜き、再び左右一対のフィードバー12,12を作動させれば、鍛造素材Bを次工程に搬出することができる。
【0017】
上記のごとく、本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1によれば、成型が終了した鍛造素材Bを次工程に搬出するときに、鍛造素材Bを下型3から完全に離間させる前に自動送り装置10の左右一対のフィードバー12 ,12を一時停止させているので、フィードバー12と上型2との間にノズル22を挿入するための十分な間隔をとることができる。したがって、汎用プレスにおいて軸物製品をプレスしても、左右一対のフィードバー12,12が一時停止している間に、ノズル22によって上下一対の金型2 ,3の表面に潤滑剤を吹き付けることができるので、汎用プレスでも軸物製品を精度良く成形することができる。
【0018】
また、潤滑剤吹付装置20のノズル22を、フィードバー12と上型2との間からに上下一対の金型2 ,3間に挿入したときに、ノズル22が、上下一対の金型2,3の中間に位置するように設ければ、上下一対の金型2 ,3に潤滑剤を吹き付けるときに、ノズル22と上型2との間の距離およびノズル22と下型3との間の距離を同じ長さにすることができる。
【0019】
したがって、型打ちを行っていない上下一対の金型2 ,3では、上下一対の金型2 ,3の表面に潤滑剤を均一に吹き付けることができるので、型穴内での鍛造素材Bの流れが安定するし、鍛造素材Bの表面粗さを良好に保つことができる。しかも、下型3の周囲に潤滑剤が飛散して、型の周囲を汚すこともない。
【0020
0021】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、汎用プレスにおいて軸物製品をプレスしても、フィードバーが一時停止している間に、ノズルによって、型打ちを行わなかった金型の表面に潤滑剤を吹き付けることができるので、汎用プレスでも軸物製品を精度良く成形することができる。
請求項2の発明によれば、型穴内での鍛造素材の流れが安定するし、鍛造素材の表面粗さを良好に保つことができ、型の周囲に潤滑剤が飛散して、型の周囲を汚すこともない。
請求項3の発明によれば、汎用プレスにおいて軸物製品をプレスしても、ノズルによってフィードバーが一時停止している間に、ノズルによって、型打ちを行わなかった金型の表面に潤滑剤を吹き付けることができるので、汎用プレスでも軸物製品を精度良く成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1の概略説明図である。
【図2】 本実施形態の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス1によって、軸物製品製造したときにおける潤滑剤吹き付け作業の説明図である。
【図3】 自動送り装置110が設けられた鍛造プレス100の概略説明図である。
【符号の説明】
1 潤滑剤吹付装置付鍛造プレス
2 上型
3 下型
10 自動送り装置
11 フィンガー
12 フィードバー
20 潤滑剤吹付装置
21 アーム
22 ノズル

Claims (3)

  1. 鍛造素材を形成するための型穴が形成された一対の金型と、該一対の金型に鍛造素材を供給搬出するための自動送り装置と、前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹付けるための潤滑剤吹付装置を備えた鍛造プレスであって、
    前記自動送り装置が
    前記鍛造素材を支持するための一対のフィンガーと、
    前記鍛造素材を搬出するときに、前記フィンガーによって支持された前記鍛造素材を、一の金型から離間させてから次工程に送るフィードバーとからなり、
    前記潤滑剤吹付装置が、
    型打ちを行わなかった前記一対の金型の表面に向けて潤滑剤を噴射するノズルと、
    該ノズルを、前記他の金型と前記フィードバーとの間から、前記一対の金型間挿入離脱させるアームとからなり、
    前記鍛造素材を搬出するときに、前記フィードバーが、前記鍛造素材を前記一の金型から完全に離間させる前に一時停止し、前記フィードバーが一時停止している間に、前記潤滑剤吹付装置が、潤滑剤を一対の金型の表面に吹き付ける
    ことを特徴とする潤滑剤吹付装置付鍛造プレス。
  2. 前記潤滑剤吹付装置のノズルを、前記他の金型と前記フィードバーとの間から、前記一対の金型間に挿入したときに、前記ノズルが、前記一対の金型の中間に位置する
    ことを特徴とする請求項1記載の潤滑剤吹付装置付鍛造プレス。
  3. 鍛造素材を形成するための型穴が形成された一対の金型と、該一対の金型に鍛造素材を供給搬出するための自動送り装置と、前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹付けるための潤滑剤吹付装置を備えた鍛造プレスであって、
    前記鍛造素材を搬出するときに、自動送り装置によって、前記鍛造素材を前記一の金型から完全に離間させる前に一時停止させ、前記鍛造素材が停止している間に、前記潤滑剤吹付装置によって、型打ちを行わなかった前記一対の金型の表面に潤滑剤を吹き付ける
    ことを特徴とする潤滑剤吹付装置付鍛造プレスにおける潤滑剤吹付方法。
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