JP3762227B2 - ロック解除用ハンドル機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック装置のロック解除用ハンドル機構に関し、さらに詳しくは、自動車のトランクリッドに取り付けられるロック装置のロック解除操作をトランクルーム内から行うのに好適なロック解除用ハンドル機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のトランクルームの中に人間が入っている状態で、トランクリッドが何らかの原因で閉じられると、トランクリッドのロック装置が作動してトランクリッドがロックされ、人間はトランクルーム内から自力で出られなくなってしまう。そこで、トランクルーム内の人間が自力でトランクルームから出られるように、トランクルーム内でトランクリッドのロック解除を行えるようにしたロック装置が既に提案されている。
【0003】
この種のロック装置としては、トランクリッドの閉動作時に車体側のストライカに嵌合し、このストライカに押されて噛合位置まで回動するフックと、この噛合位置のフックに当接して、フックの戻り動作を規制し、ストライカとフックとの噛合状態を保つラチェットとを有したものが一般に用いられる。そして、トランクルーム内の人間が自力でトランクリッドのロック解除を行う際には、リンク等を介してラチェットに連結されたロック解除用ハンドル機構内のハンドルを操作して、ラチェットを回動させ、ストライカとフックの噛合状態を解除する。
【0004】
ところで、トランクルームの内壁はトリムで形成されており、ロック装置やロック解除用ハンドル機構は、このトリムとアウタパネルとの間に配置され、ロック解除用ハンドル機構内のハンドル部分のみが、トランクルーム内に露出している。又、ロック装置やロック解除用ハンドル機構の固定は、アウタパネルの内側のインナパネルにこれらをビス止めすること等により行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構造において、トリムの脱着を行う時点では、ロック解除用ハンドル機構はインナパネルに固着された状態にある。このために、トリムには、トリムより内側に位置するハンドル部分を通すための穴が事前に開けられている。
【0006】
この穴は、ハンドル部分を通す必要上、かなりの大きさを有しており、穴周辺の見栄えを悪くする。そこで、トリムの組み付け前に、この穴を塞ぐのに十分なサイズの目隠しプレートをロック解除用ハンドル機構に装着しておき、トリムの組み付け後に、トランクルーム側から環状のベゼルを差し込み、このベゼルと目隠しプレートの外周部分とでトリムの開口端部を挟み込むようにしている。
【0007】
しかし、ベゼルや目隠しプレートを用いる場合、ロック解除用ハンドル機構周辺の構成が複雑になり、その結果、組み付けやメンテナンスの際の脱着作業性が悪く、製造コストも上昇する。又、穴が塞がれはしたものの、トリムとは異なる材質のベゼルや目隠し用プレートが露出するため、依然、見栄えは悪い。
【0008】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、組み付けやメンテナンスの際のトリムの脱着作業性がよく、製造コストを下げることができるロック解除用ハンドル機構を実現することにある。又、本発明の他の課題は、トランクルームの見栄えがよいロック解除用ハンドル機構を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する請求項1記載の発明は、円形凹部を有し該円形凹部の底面には該円形凹部と同軸的に円形貫通穴が穿設されたベースと、一端が、前記ベースの円形貫通穴に挿通され、中間部分の円柱部が、該ベースの円形凹部に回動自在に嵌合され、他端には、放射状に形成されたスリ割り状の溝によって縮径可能に形成されたフックが設けられ、かつ、該フックの外周面には外側に向けて突出した抜け止め用の爪が形成され、さらに、前記円柱部の前記フック側の端面には、前記フックを外側から囲むように嵌合凹部が形成されたシャフトと、該シャフトのフックが嵌入され係止される円形係止穴と前記シャフトの嵌合凹部に嵌入する嵌合凸部とが同軸的に形成されたハンドル本体と、前記フックの中心穴に嵌入して前記フックの縮径を規制する突起を有すると共に、前記ハンドル本体に着脱自在に嵌着されるハンドルカバーと、前記シャフトの前記フックとは反対側の端部に取り付けられ、前記シャフトと一体になって回動するレバーとを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
本発明では、ハンドル本体及びハンドルカバーを組み付けない状態で、トランクルームの内壁を構成するトリムを装着する。このため、トリムには、シャフトだけが入るサイズの貫通穴を開けておけばよい。このトリムを装着後、トランクルーム側からハンドル本体の嵌合凸部をシャフトの嵌合凹部に差し込む。この時、シャフトのフックがハンドル本体の円形係止穴に嵌入し、フックの爪が掛かかることで抜け止めがなされ、ハンドル本体がシャフトに係止される。その後、ハンドル本体にハンドルカバーを嵌着し、シャフトのフックの中心穴にハンドルカバーの突起を嵌入する。これにより、フックの縮径は規制され、フックの抜け止めは確実なものとなる。
【0014】
一方、メンテナンス時において、トリムを取り外す必要が生じた場合には、まず、ハンドルカバーをハンドル本体から外す。次に、シャフトのフックを縮径させて、シャフトからハンドル本体を抜き取る。その後、トリムを取り外す。
【0015】
本発明では、トリムには、シャフトの外径より若干大きいサイズの貫通穴を開けておけばよいため、ベゼルや目隠しプレートが不要になる。よって、ロック解除用ハンドル機構周辺の構成が簡単になり、その結果、組み付けやメンテナンスの際の脱着作業性がよく、製造コストを下げることができる。又、トランクルームの見栄えがよくなる。
【0016】
請求項2記載の発明は、請求項2記載のロック解除用ハンドル機構において、ハンドル本体には、円形係止穴を境にして長手方向に二分したときの握り部側に、ハンドルカバーに向けて角穴を穿設し、握り部とは反対側の先端部に、長手方向を向いた係合突起を設け、ハンドルカバーには、ハンドル本体の係合突起と嵌合する穴と、角穴に掛合するカバーフックとを設けたことを特徴とするものである。
【0017】
この発明では、ハンドル本体の係合突起にハンドルカバーを引っかけた状態でハンドルカバーを開閉することで、容易に、ハンドルカバーの組み付けや取り外しができる。
【0018】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のロック解除用ハンドル機構において、ハンドルカバーを蓄光材入りの合成樹脂を用いて形成し、トランクルーム内等の暗闇でも、ハンドル位置を知ることができるようにしたものである。この発明によれば、ハンドル本体については高価な蓄光材入りの材料で形成しなくともよくなり、コストを低減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の実施の形態例を示す全体構成図で、図1は図2におけるA−A断面図である。これらの図において、ベース10は、自動車の車体後部に設けられるトランクリッドのインナパネル1(図1参照)に固着されるもので、本形態例では、図3〜図5にも示したように、円形凹部11を有し、この円形凹部11の底面には、円形凹部11と同軸的に円形貫通穴12が穿設されている。又、ベース10は、3つの脚部13〜15を有し、脚部13,14はインナパネル1の穴に挿入され、脚部15はインナパネル1にビス止めされている。
【0022】
図6〜図11にも示したシャフト20は、中間部分の円柱部21が、ベース10の円形凹部11に回動自在に嵌合されている。シャフト20の一端は、ベース10の円形貫通穴12に挿通され、その先端部には、環状に配置された6個の突起22a〜22fが突設されている。
【0023】
又、シャフト20の他端には、放射状に形成されたスリ割り状の溝23a〜23fによって縮径可能に形成されたフック24が設けられている。このフック24の外周面には外側に向けて突出した抜け止め用の爪25が形成されている。具体的には、フック24は6つのフック片24a〜24fからなり、これらの外周面には、それぞれ、外側に向けて突出した爪25a〜25fが形成されている。
【0024】
さらに、円柱部21のフック24側の端面には、フック24を外側から囲むように環状の嵌合凹部26が形成されている。この嵌合凹部26には、回転規制突起27a〜27fが半径方向から内側に突き出ている。
【0025】
図12〜図16にも示したように、ハンドル本体40には、シャフト20のフック24が嵌入され係止される円形係止穴41とシャフト20の嵌合凹部26に嵌入する嵌合凸部42とが同軸的に形成されている。この嵌合凸部42の外周には、シャフト20の回転規制突起27a〜27fと嵌合する切り欠き部43a〜43fが形成されている。
【0026】
又、ハンドル本体40には、円形係止穴41を境にして長手方向に二分したときの握り部44側に、後述のハンドルカバー50に向けて角穴45〜47が穿設され、握り部44とは反対側の先端部に、長手方向を向いた係合突起48が突設されている。
【0027】
ハンドルカバー50は、蓄光材(螢光物質)入りの合成樹脂を用いて形成されたもので、図17〜図20にも示したように、フック24の中心穴28(シャフト20における円柱部21の中心の穴29ではなく、フック24の内周面により形成された穴;図7参照)に嵌入して、フック24の縮径を規制する円柱状の突起51を有している。
【0028】
ハンドルカバー50には、フック24のスリ割り状の溝23a〜23fに嵌入するための、放射状の突起56a〜56fと、フック片24f,24aの先端部に当接し、それを押し広げる突起57,58も設けられている。又、ハンドル本体40に着脱自在に嵌着できるように、ハンドル本体40の係合突起48と嵌合する穴52(図1参照)と、角穴45〜47に掛合するカバーフック53〜55とが設けられている。
【0029】
カバーフック54の断面形状は図示しないが、カバーフック53と同様な形状をしている。一方、カバーフック55の断面形状は図1に示した通りS字状をしており、先端に係止用の爪が形成されている。さらに、このハンドルカバー50には、トランクリッドが開けられた車の側面形状P1と、ハンドル操作方向を示す矢印形状P2とが表現されるように、これらの形状の穴が穿設され、このハンドルカバーの切除部分が暗闇で光らないようになっている。なお、この穴の凹みが気になる場合には、この穴に入り込む突起をハンドル本体40に形成すればよい。
【0030】
レバー60は、シャフト20のフック24とは反対側の端部に取り付けられ、シャフト20と一体になって回動するものである。このため、図21〜図22にも示したように、シャフト20の突起22a〜22fが嵌合する穴61a〜61fが穿設されている。そして、突起22a〜22fに穴61a〜61fが嵌合した状態で、図2に示すように、座金付きスクリュー65によりシャフト20に固定されている。
【0031】
このレバー60は、ハンドル本体40の回転をリンク等を介してロック装置に伝達し、ロック解除を行うもので、ベース10の環状の空間17内に収納されたトーションコイルスプリング66により、ロック方向に常時付勢されている。このため、トーションコイルスプリング66の一端はベース10のフック穴18(図3参照)に掛止され、他端66aはレバー60のフック62に掛止されている。
【0032】
又、レバー60には、突起63が形成されており、ロック時にはこの突起63がベース10の脚部15の一方の側壁に当接し、アンロック時には、フック62が脚部15の他方の側壁に当接するようになっている。本形態例では、図2に示したように、レバー60の穴64には、ロック装置と連結されるリンク67が嵌合している。
【0033】
図1,図2及び図23に示すように、トリム2には、シャフト20を挿通するための貫通穴2aが穿設されていると共に、この貫通穴2aの周辺にハンドル本体40を回動可能に収容する凹部2bが形成されている。
【0034】
次に、上記形態例の作動を説明する。自動車のトランクルームの中に人間が入っている状態で、トランクリッドが何らかの原因で閉じられると、ロック装置が働いてトランクリッドがロックされる。この時、本形態例のロック解除用ハンドル機構は図1及び図2に示す状態にある。この状態において、トランクルーム内の人間は、ハンドル(ハンドル本体40及びハンドルカバー50)を操作することにより、トランクルーム内から自力で出ることができる。
【0035】
すなわち、ハンドルを押し下げることにより、シャフト20が図2における反時計方向に回転し、レバー60も同方向に回転し、ロック装置のロックが解除されることになる。
【0036】
トランクルーム内の人間は、ハンドルカバー50が蓄光材入りの合成樹脂を用いて形成されているので、トランクルーム内の暗闇でも、ハンドル位置を容易に知ることができる。しかも、このハンドルカバー50には、トランクリッドが開けられた車の側面形状P1と、ハンドル操作方向を示す矢印形状P2とが表現されるように穴が穿設されているので、迷うことなくロック解除操作を行える。
【0037】
本形態例では、ハンドル本体40及びハンドルカバー50を車に組み付けない状態で、トリム2を装着することになる。このため、トリム2には、シャフト20の外径より若干大きいサイズの貫通穴2aを開けておけばよい。このトリム2を装着後、トランクルーム側からハンドル本体40の嵌合凸部42をシャフト20の嵌合凹部26に差し込む。この時、シャフト20のフック24がハンドル本体40の円形係止穴41に嵌入し、フック24の爪25が段部41aに掛かることで抜け止めがなされ、ハンドル本体40がシャフト20に係止される。その後、ハンドル本体40にハンドルカバー50を嵌着し、シャフト20のフック24の中心穴28にハンドルカバー50の突起51を嵌入する。これにより、フック24の縮径は規制され、フック24の抜け止めは確実なものとなる。
【0038】
一方、メンテナンス時において、トリム2を取り外す必要が生じた場合には、まず、ハンドルカバー50をハンドル本体40から外す。次に、シャフト20のフック24を縮径させて、シャフト20からハンドル本体40を抜き取り、その後、トリム2を取り外すことになる。
【0039】
本形態例では、トリム2には、シャフト20の外径より若干大きいサイズの貫通穴2aを開けるだけで済むため、ベゼルや目隠しプレートが不要になる。よって、ロック解除用ハンドル機構周辺の構成が簡単になり、その結果、組み付けやメンテナンスの際の脱着作業性がよく、製造コストを下げることができる。又、トランクルームの見栄えがよくなる。しかも、ハンドルカバー50だけを蓄光材入りの材料で形成し、ハンドル本体40については高価な蓄光材入りの材料で形成しなくともよくなり、コストを低減できる。
【0040】
さらに、ハンドル本体40の係合突起48にハンドルカバー50を引っかけた状態でハンドルカバー50を開閉することで、容易に、ハンドルカバー50の組み付けや取り外しができ、この点の作業性もよい。
【0041】
又、トリム2にシャフト20を挿通するための貫通穴2aを穿設すると共に、貫通穴2aの周辺にハンドル本体40を回動可能に収容する凹部2bを形成したので、ハンドル部分(ハンドル本体40及びハンドルカバー50)がトランクルームに突出することがなく、荷物等がハンドル部分に当たり、誤ってロックが解除されてしまうという事態を回避できる。
【0042】
なお、本発明は上記形態例に限定されるものではない。例えば、ハンドルカバー50の放射状の突起56a〜56f及び突起57,58は必ずしも設けなくてよい。又、円柱状の突起51を先細状に形成し、シャフト20のフック24の先端部を押圧するようにしてもよい。さらに、シャフト20のフック24を6つのフック片24a〜24fで構成したが、この数に限るものではない。シャフト20の回転規制突起27a〜27fやこれと嵌合する切り欠き部43a〜43fの数等についても同様である。又、車の側面形状P1と矢印形状P2は、遮光性インクによる印刷によって形成してもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、トリムには、シャフトの外径より若干大きいサイズの貫通穴を開けておけばよいため、ベゼルや目隠しプレートが不要になる。よって、ロック解除用ハンドル機構周辺の構成が簡単になり、その結果、組み付けやメンテナンスの際の脱着作業性がよく、製造コストを下げることができる。又、トランクルームの見栄えがよくなる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、ハンドル本体の係合突起にハンドルカバーを引っかけた状態でハンドルカバーを開閉することができ、容易に、ハンドルカバーの組み付けや取り外しができる。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、ハンドルカバーだけを蓄光材入りの材料で形成し、ハンドル本体については高価な蓄光材入りの材料で形成しなくともよくなり、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A断面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の背面側を示す全体構成図である。
【図3】図2中のベースの側面図である。
【図4】図2中のベースの背面図である。
【図5】図4におけるB−B断面図である。
【図6】図2中のシャフトの正面図である。
【図7】図6におけるC−C断面図である。
【図8】図2中のシャフトの左側面図である。
【図9】図8におけるD−D断面図である。
【図10】図2中のシャフトの背面図である。
【図11】図10におけるE−E断面図である。
【図12】図2中のハンドル本体の正面図である。
【図13】図12におけるF−F断面図である。
【図14】図2中のハンドル本体の下面図である。
【図15】図2中のハンドル本体の要部の背面図である。
【図16】図15におけるG方向から見た図である。
【図17】図2中のハンドルカバーの正面図である。
【図18】図2中のハンドルカバーの背面図である。
【図19】図18におけるI−I断面図である。
【図20】図18におけるJ−J断面図である。
【図21】図2中のレバーの背面図である。
【図22】図21におけるレバーを下方から見た図である。
【図23】ハンドル部分周辺のトリムの凹部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インナパネル
2 トリム
2a 貫通穴
2b 凹部
10 ベース
11 円形凹部
12 円形貫通穴
20 シャフト
21 円柱部
24 フック
25 爪
26 嵌合凹部
28 中心穴
40 ハンドル本体
41 円形係止穴
42 嵌合凸部
48 係合突起
50 ハンドルカバー
51 突起
52 穴
53〜55 カバーフック
60 レバー
Claims (3)
- 円形凹部を有し該円形凹部の底面には該円形凹部と同軸的に円形貫通穴が穿設されたベースと、
一端が、前記ベースの円形貫通穴に挿通され、中間部分の円柱部が、該ベースの円形凹部に回動自在に嵌合され、他端には、放射状に形成されたスリ割り状の溝によって縮径可能に形成されたフックが設けられ、かつ、該フックの外周面には外側に向けて突出した抜け止め用の爪が形成され、さらに、前記円柱部の前記フック側の端面には、前記フックを外側から囲むように嵌合凹部が形成されたシャフトと、
該シャフトのフックが嵌入され係止される円形係止穴と前記シャフトの嵌合凹部に嵌入する嵌合凸部とが同軸的に形成されたハンドル本体と、
前記フックの中心穴に嵌入して前記フックの縮径を規制する突起を有すると共に、前記ハンドル本体に着脱自在に嵌着されるハンドルカバーと、
前記シャフトの前記フックとは反対側の端部に取り付けられ、前記シャフトと一体になって回動するレバーと
を備えたロック解除用ハンドル機構。 - 前記ハンドル本体には、前記円形係止穴を境にして長手方向に二分したときの握り部側に、前記ハンドルカバーに向けて角穴を穿設し、握り部とは反対側の先端部に、長手方向を向いた係合突起を設け、
前記ハンドルカバーには、前記ハンドル本体の係合突起と嵌合する穴と、前記角穴に掛合するカバーフックとを設けたことを特徴とする請求項1記載のロック解除用ハンドル機構。 - 前記ハンドルカバーを蓄光材入りの合成樹脂を用いて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のロック解除用ハンドル機構。
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