JP3762092B2 - タイヤ加硫機の型締装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ金型を加圧すべく、タイヤ加硫機に組込まれて使用される型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ加硫中においては、タイヤ内方に導入される加熱加圧媒体(蒸気、温水又は蒸気とイナートガスの混合体)の作用により、タイヤ金型を開こうとする力が発生する。そこで従来より、タイヤ加硫機にはこの力に抗してタイヤ金型を閉状態に保持するために型締装置が装備されており、この型締装置の一形式として液圧シリンダを使用したものが提案されている。
本件出願人も、タイヤ搬出入装置の配置やタイヤ金型作業を容易に行うことができると共に、タイヤ加硫機の安定度を低下させることなしに部品点数を減らすことができる改良技術をすでに開示している(要すれば、特開平8−258049号公報「タイヤ加硫プレス」を参照されたい)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記特開平8−258049号公報により開示した技術は、タイヤ搬出入装置の配置を容易に行うことができる等の効果を発揮しているものの、シール部材の交換その他加圧シリンダの保守に当たり、タイヤ加硫機の設置場所において当該加圧シリンダの分解再組立を行わなければならないという不便が残っていた。また、コラムと前記加圧シリンダを着脱するためのロックハウジングは、当該加圧シリンダのピストンロッドの先端部に形成されているので、加圧シリンダが割高になるという問題も残っていた。
【0004】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、従来の加圧加熱媒体吹出防止用の安全装置が不要となり、製作費を低減できると共に、加圧シリンダの保守作業を容易に行うことが可能なタイヤ加硫機の型締装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、加圧シリンダを使用してタイヤ金型の型締めを行うタイヤ加硫機の型締装置において、前記タイヤ金型側に取付けられ、ピストンロッドの回り止め機構が内装されている複数の型締用加圧シリンダと、該加圧シリンダのピストンロッドと係合し、かつ前記タイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えている。すなわち、
(1) 加圧シリンダのストロークを、万一タイヤ金型が開いても加圧加熱媒体が吹出すことのないような必要最小限の値としている。
(2) 上記加圧シリンダのピストンロッドに雄ねじを形成し、この雄ねじと係合するナット部材をタイヤ加硫機のベースに回転自在に組込み、上記加圧シリンダをタイヤ金型側のボトムプレートに固定している。
(3) 上記ナット部材を回した時にピストンロッドが回転しないようにする回り止め機構を上記加圧シリンダに内装している。
(4) 上記加圧シリンダの設置数を、好ましくは金型一面につきタイロッドの本数と同じ3組としている。
【0006】
また、本発明においては、加圧シリンダを使用してタイヤ金型の型締めを行うタイヤ加硫機の型締装置において、前記タイヤ金型側に取付けられ、ピストンの回り止め機構が内装されている複数の型締用加圧シリンダと、前記ピストンに回り止め機構を介して取付けられるねじ棒と、該ねじ棒と係合し、かつ前記タイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えている。すなわち、
(1)加圧シリンダのストロークを、万一タイヤ金型が開いても加圧加熱媒体が吹出すことのないような必要最小限の値としている。
(2)上記加圧シリンダのピストンにねじ棒を着脱可能に固定し、このねじ棒と係合するナット部材をタイヤ加硫機のベースに回転自在に組込み、上記加圧シリンダをタイヤ金型側のボトムプレートに固定している。
(3)上記ナット部材を回した時にねじ棒が回転しないようにする回り止め機構を上記加圧シリンダに内装すると共に、同加圧シリンダのピストンとねじ棒との間にも回り止め機構を介装している。
(4)上記加圧シリンダの設置数を、好ましくは1組毎の金型につきタイロッドの本数と同じ3組としている。
【0007】
本発明に係るタイヤ加硫機の型締装置では、タイヤ金型の交換後、加圧シリンダのピストンロッド又はピストンを引込んだ状態で、ボルスタープレートを下降限まで下降させ、駆動モータでチェーンホイールを駆動させることによりナット部材を回して上型部分を上熱板に当接させてから、上型部分を上熱板に、下型部分を下熱板にそれぞれボルト締めして準備を完了する。
次いで、公知の手順でタイヤ金型を開いて次に加硫されるタイヤを金型内に挿入し、金型を閉じた後、加圧シリンダの作用により型締めしてからタイヤの内方に加圧加熱媒体を注入して加硫工程に入る。この時、加圧シリンダのピストンロッド又はピストンはタイヤ加硫機のベース、ボルスタープレートその他の部材の弾性変形により押し出される方向に移動する。尚、加圧シリンダの最大ストロークは、この弾性変形によるピストンストロークに多少余裕を持たせたものとしておけば良い。
万一、加圧シリンダの液圧が降下してピストンが押し戻され、上記弾性変形量に相当する開きが金型に生じても、一般に弾性変形量は小さいので加熱加圧媒体が外部に吹出すということはなく、金型の締付と金型厚変更への対応という2つの作用を備えたことになる。また、加圧シリンダの設置数をタイロッドの本数と同じとすることにより、ボトムプレート及びベース内に発生する応力が減少するように作用することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1は本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫機の型締装置の一部を断面にした正面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図2のB−B矢視断面図であり、図1におけるX−X線から左側は肉厚の厚い金型を装着し、同右側は肉厚の薄い金型を装着したもので、いずれも金型が閉じた状態を示している。
【0010】
本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫機は、据付架台2の上に設備されるベース1を有しており、このベース1にはガイド支柱3の下端がボルト締めにより固定されている。そして、ガイド支柱3には、ボルスタープレート4がベース1の上方位置で昇降可能に組付けられている。このため、ガイド支柱3には昇降シリンダ5が固定されていると共に、該昇降シリンダ5のピストンロッドの先端部がボルスタープレート4に連結されており、昇降シリンダ5の作用によりボルスタプレート4はガイド支柱3を案内として昇降するようになっている。
また、ベース1とボルスタープレート4との上下間には、複数本のタイロッド6が配設されており、タイロッド6の一端はボルスタープレート4に固定され、タイロッド6の他端はコッタ7の作用によりベース1に着脱可能に取付けられている。
【0011】
さらに、ボルスタープレート4の下面側には断熱板8を介して上熱板9がボルト締めにより固定され、また、ベース1上には図示省略の案内部材を介してボトムプレート10が昇降可能に組付けられている。このボトムプレート10の上面側には、断熱板11を介して下熱板12がボルト締めにより固定されている。そして、タイヤ加硫用金型Mの上型部分Maは上熱板9にボルト締めされ、その下型部分Mbは下熱板12にボルト締めされて組付けられている。
【0012】
そして、ボトムプレート10の下面側には、キーパープレート14を介して複数の型締用加圧シリンダ(液圧シリンダ)13がボルト締めにより固定されている。この加圧シリンダ13は短ストロークに構成されており、その開口部には図示省略の公知手段で回り止めされたキャップ15がねじ込まれている。また、加圧シリンダ13の内部にはピストン16が配設されており、これら加圧シリンダ13、キャップ15及びピストン16の周面間には公知のシール部材17,18,19が設けられている。
【0013】
前記ピストン16には、図2に示す如く、ベース1側へ向かって延びるピストンロッド16bが一体化されている。そして、ピストンロッド16bの外周面には、雄ねじ16cが形成され、ピストンロッド16bの内部にはピストン16の上方液室20aと連通する第1縦通液穴16d及びピストン16の下方液室20bと連通する第2縦通液穴16eが形成されており、各縦通液穴16d、16eの下端には図示省略のパイプを介して液圧装置が接続されている。
また、ピストン16には、ピストンロッド16bの回り止め機構が内装されている。この回り止め機構は、図2及び図3に示す如く、加圧シリンダ13の内方中央に突出形成された断面四角形状の突起部13aと、ピストン16の上面に形成され、かつ突起部13aの両側面と接合する面を有する凹部16aとから構成されている。
【0014】
一方、前記ベース1の加圧シリンダ13と対向する箇所には、ベヤリング22及び23を介してナット部材21が回転自在に組込まれている。このナット部材21は大径のナット本体24を有しており、該ナット本体24の内周面にはピストンロッド16bに形成された雄ねじ16cと係合する雌ねじ24aが形成されている。また、ナット部材21には、ナット本体24から下方向へ延びる小径の円筒部24bが形成され、この円筒部24bのベース1から突出した下端にはチェーンホイール25が公知の方法で固定されている。尚、ベース1の上面にはナット部材21と係合するカバーリング26がボルト締めにより固定され、ベース1の下面にはベヤリング23と係合するベヤリング押え27がボルト締めにより固定されている。
【0015】
さらに、ベース1の下面側には、チェーンホイール25と関連してナット部材21用の駆動装置28が固定されており、該駆動装置28の出力軸にはチェーンホイール29が固定されている。そして、このチェーンホイール29と前記チェーンホイール25との間には、ローラチェーン30が掛け渡らされており、これによって複数のナット部材21が同期して同時に回転されるようになっている。尚、図1において31及び32はヒートシールである。
【0016】
次に、本発明の第1実施形態に係る型締装置の作用について説明する。
先ず、タイヤ加硫用金型Mの搬入又は交換後に、加圧シリンダ13のピストン16を引込み、ボトムプレート10を下降させた状態でボルスタープレート4を下降させる。そして、ボルスタープレート4を下降限とし、即ち、タイロッド6とベース1とをロック可能状態としてからナット部材21を回転させ、ボトムプレート10を上昇させて金型Mの上面を上熱板9に当接させる。しかる後、上型部分Maを上熱板9にボルト締めすると共に、下型部分Mbを下熱板12にボルト締めして固定する。そして、金型予熱等を行ってから公知の手順で金型Mを開いて未加硫タイヤを搬入し、その後に金型Mを閉じる。
【0017】
金型Mが閉じ終わったら、タイロッド6をベース1にロックする。次いで、加圧シリンダ13内の上方液室20aに圧力液体を注入し、金型Mを締め付けた後タイヤ内方に加圧加熱媒体を導入して加硫工程に入る。
この間、ピストン16は、ベース1やボルスタープレート4その他の部材の弾性変形によって、ピストンロッド16bが伸びる方向へ移動する。加圧シリンダ13の最大ストロークは、この移動量に多少の余裕を持たせた値に予め設計されている。
尚、タイヤ加硫中において、万一液圧が降下して加圧シリンダ13が押し戻されて金型Mが開くことがあっても、前記弾性変形量は一般に小さく、この変形量以上に金型Mは開かないので、加圧加熱媒体が吹き出すことは防止される。
【0018】
また、前記型締装置は、金型Mの搬入又は交換後に行われるボトムプレート10の上昇時において、金型Mの上面と上熱板9の当接直前を検出する公知のセンサ、並びに、ボトムプレート10の昇降ストローク限を規制する安全用の公知センサが組付けられているが、図示は省略している。
尚、タイロッド6を1組毎の金型Mにつき3本とすることの有効性は前記特開平8−258049号公報で述べているが、加圧シリンダ13をタイロッド6と同数にすることにより、加圧シリンダ13の組付ピッチを適切に選べば、ベース1及びボトムプレート10内に発生する応力を減少させるように作用するという効果も得られる。
【0019】
図4は本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫機の型締装置の一部を断面にした図1のA−A矢視断面図であり、図1〜図3で示す第1実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係るタイヤ加硫機の型締装置のピストン16には、図4に示す如く、ベース1側へ向かって延びるねじ棒34がボルト35により締め付け固定されており、同ボルト35の軸部はねじ棒34内を貫通して配置されている。また、ねじ棒34の外周面には、雄ねじ34aが形成されている。なお、ねじ棒34のベース側の下端部とボルト35の頭部との間にはスプリングワッシャ36が介設されている。
【0020】
そして、加圧シリンダ13には、ピストン16の上方液室20aと連通する第1横通液穴13b及びピストン16の下方液室20bと連通する第2横通液穴13cが形成されており、各横通液穴13b,13cの外方端には図示省略のパイプを介して液圧装置が接続されている。
また、同加圧シリンダ13には、ピストン16の回り止め機構が内装されている。この回り止め機構は、図2及び図3に示す第1実施形態に係るピストンロッドの回り止め機構と同様の構造で構成されている。
さらに、第2実施形態では、ピストン16とねじ棒34にも同様の回り止め機構が介装されている。この回り止め機構は、ねじ棒34の上端部に突出形成された断面四角形状の突起部34bと、ピストン16の下面に形成され、かつ突起部34bの両側面と接合する面を有する凹部16fとから構成されている。
【0021】
一方、前記ベース1の加圧シリンダ13と対向する箇所には、ベヤリング22及び23を介してナット部材21が回転自在に組込まれている。このナット部材21は、第1実施形態と同様、大径のナット本体24を有しており、該ナット本体24の内周面にはねじ棒34の外周面に形成された雄ねじ34aと係合する雌ねじ24aが形成されている。その他の構成及び作用は、第1実施形態とほぼ同様である。
【0022】
第2実施形態の型締装置では、ナット部材21の回転によりねじ棒34が回転することなく確実に加圧シリンダ13の位置を変えることが可能となる。また、第1実施形態では、ピストン16に加圧シリンダ13を組込んだ状態で、同ピストン16に一体化された雄ねじ部と共に同加圧シリンダ13を取出さねばならないの比し、第2実施形態では、ねじ棒34をベース1内に残したまま加圧シリンダ13のみを機外に取出すことができる。しかも、第2実施形態では、ピストン16とねじ棒34との間に回り止め機構16f,34bが介在しているため、両者の固定用ボルト35は1組の加圧シリンダ13につき1本で十分であり、装置の分解再組立作業を容易にかつ短時間で行うことができる。
【0023】
図5は本発明の第3実施形態に係るタイヤ加硫機の型締装置の一部を断面にした図1のA−A矢視断面図であり、図1〜図4で示す第1及び第2実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
上記第2実施形態においては、ピストン16とねじ棒34との取付けがボルト35によるボルト締めであるのに比し、この第3実施形態に係るタイヤ加硫機の型締装置では、ピストン16とねじ棒34との取付けがテーパーコッタ37を用いて行われる点を除けば、第2実施形態と同じであり、以下異なる点についてのみ説明する。
【0024】
ピストン16の下面には断面四角形状の突起部16gが突出形成され、ねじ棒34の上面には突起部16gの両側面と接合する面を有する凹部34cが形成されており、これら突起部16gと凹部34cとによってピストン16及びねじ棒34の回り止め機構が構成されている。
また、上記突起部16g及び凹部34cには、テーパーコッタ37を挿入するコッタ穴16h,34dが穿設されており、同テーパーコッタ37の先端には抜け止めナット38と螺合するねじ部37aが形成されている。したがって、ねじ棒34は、コッタ穴16h,34dにテーパーコッタ37を挿入し、ねじ部37aに抜け止めナット38を螺入して抜け止めすることにより、ピストン16に固定されるようになっている。その他の構成及び作用は、第1及び第2実施形態とほぼ同様である。
【0025】
第3実施形態の型締装置では、ピストン16とねじ棒34との間に回り止め機構16g,34cが介装されていると共に、ピストン16とねじ棒34とがテーパーコッタ37により固定されているため、上記第2実施形態と同様の効果が得られる上、ピストン16とねじ棒34との分解再組立作業がベース1の上方のみの作業となり、より一層作業性の向上を図ることができる。
【0026】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更を加え得るものである。
【0027】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫機の型締装置は、タイヤ金型側に取付けられ、ピストンロッドの回り止め機構が内装されている複数の型締用加圧シリンダと、該加圧シリンダのピストンロッドと係合し、かつタイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えており、加圧機能と加圧加熱媒体吹出防止用の安全装置としての機能を兼備したものであるから、従来の安全装置は不要となり、部品点数の減少による製作費節減等の効果を損なうことなしに、ピストンを加圧シリンダに組込んだ状態で当該加圧シリンダを機外に取出すことが可能となり、加圧シリンダの保守作業を容易に行うことができる。
しかも、本発明の型締装置は、前記加圧シリンダのピストンロッドの外周面に雄ねじ加工を施すのみでロックハウジングを形成する必要がなくなるため、より一層製作費の低減を図ることができる。
【0028】
また、本発明に係るタイヤ加硫機の型締装置は、タイヤ金型側に取付けられ、加圧シリンダにピストンの回り止め機構が内装されている複数の短ストロークの型締用加圧シリンダと、該加圧シリンダのピストンに回り止め機構を介して取付けられるねじ棒と、該ねじ棒と係合し、かつタイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えており、ナット部材の回転によりねじ棒が回転することなく確実に加圧シリンダの位置が変わり、加圧機能と加圧加熱媒体吹出防止用の安全装置としての機能を兼備したものであるから、従来の安全装置は不要となり、部品点数の減少による製作費節減等の効果を損なうことなしに、ピストンを加圧シリンダに組込んだ状態でねじ棒はベース内に残したまま、当該加圧シリンダのみを機外に取出すことが可能となり、加圧シリンダの保守作業を更に容易に行うことができる。それに加えて、ピストンとねじ棒との間には回り止め機構が介在しているので、両者の固定用ボルトが1組の加圧シリンダにつき1本で済み、分解再組立作業が簡単かつ短時間で行える。
さらに、ピストンとねじ棒との取付けにテーパーコッタを採用した場合には、両者の分解再組立作業がベース上方のみの作業となり、作業性を高めることができる。
しかも、本発明の型締装置は、前記加圧シリンダのピストンとねじ棒とを分割し、加圧シリンダにロックハウジングを形成する必要がなくなるため、より一層製作費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る型締装置を備えているタイヤ加硫機を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】図2におけるB−B矢視断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る型締装置を備えているタイヤ加硫機を示し、図1におけるA−A矢視断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る型締装置を備えているタイヤ加硫機を示し、図1におけるA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 据付架台
3 ガイド支柱
4 ボルスタープレート
5 昇降シリンダ
6 タイロッド
7 コッタ
8 断熱板
9 上熱板
10 ボトムプレート
11 断熱板
12 下熱板
13 加圧シリンダ
13a 突起部
13b,13c 横通液穴
14 キーパープレート
15 キャップ
16 ピストン
16a,16f 凹部
16b ピストンロッド
16c ピストンロッドの雄ねじ
16d,16e 縦通液穴
16g 突起部
16h コッタ穴
20a 上方液室
20b 下方液室
21 ナット部材
24 ナット本体
24a 雌ねじ
24b 円筒部
25,29 チェーンホイール
28 駆動装置
30 ローラチェーン
34 ねじ棒
34a 雄ねじ
34b 突起部
34c 凹部
34d コッタ穴
35 ボルト
37 テーパーコッタ
38 抜け止めナット
M タイヤ加硫用金型

Claims (5)

  1. 加圧シリンダを使用してタイヤ金型の型締めを行うタイヤ加硫機の型締装置において、前記タイヤ金型側に取付けられ、ピストンロッドの回り止め機構が内装されている複数の型締用加圧シリンダと、該加圧シリンダのピストンロッドと係合し、かつ前記タイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えたことを特徴とするタイヤ加硫機の型締装置。
  2. 前記加圧シリンダが、1組毎の金型につきタイヤ加硫機のタイロッドの本数と同じ3組設けられていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫機の型締装置。
  3. 加圧シリンダを使用してタイヤ金型の型締めを行うタイヤ加硫機の型締装置において、前記タイヤ金型側に取付けられ、ピストンの回り止め機構が内装されている複数の型締用加圧シリンダと、前記ピストンに回り止め機構を介して取付けられるねじ棒と、該ねじ棒と係合し、かつ前記タイヤ加硫機のベースに回転自在に組込まれるナット部材と、該ナット部材を回転させる駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫機の型締装置。
  4. 前記ねじ棒は、これを貫通するボルトにより前記ピストンに固定されていることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫機の型締装置。
  5. 前記ねじ棒は、テーパーコッタにより前記ピストンに固定されていることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫機の型締装置。
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