JP3761810B2 - 鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置 - Google Patents

鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、アップライトピアノなどの回動式の鍵盤蓋の開閉を制御する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8および図9は、従来のアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置の一例を示している。両図に示すように、鍵盤蓋2は、その背面が蝶番9を介して、奥屋根3に回動自在に連結されており、この蝶番9を中心として、開閉される。また、奥屋根3の裏面の左端部には、ワンウェイトルク式の回転ダンパー8が固定されている。鍵盤蓋2の左側面には、ステー金具4を取り付けるための切欠き部2aが、鍵盤蓋2の後方および下方に開放するように、またステー金具4の形状に合致するように形成されており、ステー金具4は、その切欠き部2aに取付けねじ5により固定されている。また、鍵盤蓋2の切欠き部2aの上方には、これを覆うつば部2bが形成されている。そして、ステー金具4の一端部は、リンクバー10および11を介して回転ダンパー8と連結されている。以上の構成により、鍵盤蓋2の閉動作の際に回転ダンパー8を作用させることで鍵盤蓋2の閉じる速度を遅くし、図示しない口棒に強く衝突して鍵盤蓋2や口棒が損傷したり、鍵盤蓋2と口棒の間に指を挟んで怪我をしたりすることを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の鍵盤蓋開閉装置40では、鍵盤蓋2の開閉動作の際にステー金具4に大きな負荷が作用する。このため急激な開閉動作を行ったり、調律などのために鍵盤蓋2や奥屋根組立品を取り外したりするときに、ステー金具4が取り付けられている鍵盤蓋2が負荷に耐えられず、割れが発生してしまうことがある。
【0004】
具体的には、鍵盤蓋2の開動作の際に、ステー金具4に上向きの負荷が作用し、ステー金具4の側面が鍵盤蓋2のつば部2bを圧迫することにより、すなわちステー金具4からの押圧により、つば部2bから蝶番9が取り付けられている鍵盤蓋2の背面にわたって平面方向に裂けるようにして割れが発生してしまうことがある。また、アップライトピアノなどでは、調律などの際に奥屋根3が取り外され、開いた状態の鍵盤蓋2を奥屋根3で支えることができなくなるため、同様の割れが生じやすい。あるいは閉動作の際に、ステー金具4に下向きの負荷が作用し、さらに取付けねじ5を介して鍵盤蓋2にせん断力として作用する結果、鍵盤蓋2の平面方向に割れが発生してしまうことがある。特に、リンクバー10との連結点から近い位置に取り付けた取付けねじ5からは、大きなせん断力が作用するので、その部分から、取付けねじ5からのせん断力による割れが発生しやすい。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、鍵盤蓋の開閉動作の際、急激な操作などによりステー金具に大きな負荷が作用したときでも、鍵盤蓋の割れによる破損を防止することができる鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1に係る鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置は、奥屋根に回動自在に取り付けられた鍵盤蓋の開閉を制御するための鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置であって、鍵盤蓋は、一方の側面に後方および下方に開放する切欠き部と、切欠き部の上方を覆うつば部を有し、つば部との間に間隙を形成した状態で鍵盤蓋の切欠き部に固定されたステー金具を一端部に有するリンク機構と、切欠き部の間隙よりも前方にねじ込まれ、ステー金具を切欠き部に固定する取付けねじと、奥屋根に取り付けられるとともに、リンク機構の他端部が連結され、鍵盤蓋が閉方向に回動するときに、リンク機構を介して鍵盤蓋を制動する緩衝器と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
この鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置では、リンク機構の一端部のステー金具が、鍵盤蓋の一方の側面に形成した切欠き部に、切り欠き部の上方のつば部との間に間隙を形成した状態で固定される。それにより、ステー金具とつば部が接することが回避されることで、鍵盤蓋の開動作の際や、調律などのために奥屋根を取り外した際に、ステー金具に生じる負荷が直接つば部に伝達されることを防止することができる。したがって、鍵盤蓋の開動作の際などのステー金具の押圧による割れが生じることを防止することができる。
【0008】
また、ステー金具を取り付ける取付けねじが、間隙よりも前方の位置、すなわちステー金具の、リンクバーとの連結点からより遠い位置に配置されるので、鍵盤蓋の開閉動作の際に、ステー金具から取付けねじを介して鍵盤蓋に作用するせん断力を小さくすることができ、その結果、取付けねじからのせん断力による割れを防止することができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る鍵盤楽器の鍵盤開閉装置において、ステー金具は、鍵盤蓋の裏面に固定され、鍵盤蓋を補強する鍵盤蓋固定部を備えていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、ステー金具に、鍵盤蓋の裏面に固定される鍵盤蓋固定部を設けることで、ステー金具は、鍵盤蓋の側面だけでなく、裏面にも固定される。それにより、鍵盤蓋の開閉動作の際にステー金具に作用する負荷を、鍵盤蓋の側面に加えて、鍵盤蓋固定部を介して裏面にも分散させた状態で支持することが可能となり、鍵盤蓋に割れが生じることを確実に防止することができる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る鍵盤楽器の鍵盤開閉装置において、鍵盤蓋は、裏面に左右方向に延びる溝を有し、蝶番を介して奥屋根に取り付けられており、ステー金具は、溝に挿入され、鍵盤蓋の背面からねじ込まれたねじにより蝶番を鍵盤蓋に固定する蝶番固定部を備えていることを特徴とする。
【0012】
鍵盤蓋は、その左右方向の全体にわたって、蝶番を介して奥屋根に回動自在に取り付けられるのに対し、前記リンク機構は鍵盤蓋の一側面に取り付けられるため、すなわち片持ちの状態であるため、鍵盤蓋の開閉動作を繰り返すと、蝶番のリンク機構付近の部分が次第に鍵盤蓋から抜けることがある。本発明によれば、蝶番は、ステー金具に設けた蝶番固定部を、鍵盤蓋の裏面の左右方向に延びる溝に挿入するとともに、鍵盤蓋の背面からこの蝶番固定部にねじ込んだねじによって、鍵盤蓋に固定される。それにより、蝶番の鍵盤蓋からの抜けを防止することができる。
【0013】
また、鍵盤蓋の開閉動作の際にステー金具に作用する負荷を、鍵盤蓋の側面に加えて、蝶番固定部にも分散させた状態で支持することが可能となり、鍵盤蓋に割れが生じることを確実に防止することができる。さらに鍵盤固定部がステー金具と一体であるので、部品点数を削減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明の第1実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置を示している。なお、この鍵盤蓋開閉装置1の基本的な構成は、すでに説明した図7および図8の従来の鍵盤蓋開閉装置40と同じであるので、図1以降の図面では、従来と同様の構成要素について同一の参照番号を付している。
【0015】
鍵盤蓋2および奥屋根3は、ラワンの薄い板を張り合わせた合板などから成り、鍵盤蓋2は、その背面および奥屋根3の前面に左右方向の全体にわたって固定された蝶番9を介して、奥屋根3に回動自在に取り付けられている。また、鍵盤蓋2の裏面の左端部の奥側には、左右方向に延びる溝6が設けられており、蝶番9を鍵盤蓋2に固定するための蝶番固定金具7が挿入されている。これに対応して、鍵盤蓋2には、その背面から溝6まで貫通するように、例えば3つのねじ挿入孔(図示せず)が形成されており、これらのねじ挿入孔に、鍵盤蓋2の背面から挿入した長ねじ7a(ねじ)を、蝶番固定金具7に設けられたねじ孔(図示せず)にねじ込み、蝶番9と蝶番固定金具7の間に鍵盤蓋2を挟み付けた状態で締め付けることによって、蝶番9が鍵盤蓋2に固定されている。
【0016】
鍵盤蓋開閉装置1は、鍵盤蓋2が閉方向に回動するときに鍵盤蓋2を制動する回転ダンパー8(緩衝器)と、鍵盤蓋2と回転ダンパー8を連結するリンク機構12とを備えている。
【0017】
回転ダンパー8は、オイルが充填された円筒形のケーシング8aと、ケーシング8aに回動自在に嵌め合わされた軸部8bとを有するワンウェイトルク式の油圧ダンパーで構成され、ケーシング8aの部分が、奥屋根3の裏面の左端部に固定されている。そして、回転ダンパー8は、軸部8bが反時計方向に回動するときのみ制動を加え、逆方向への回動に対しては制動を行わず、無負荷となるように構成されている。
【0018】
リンク機構12は、回転ダンパー8側から順に、互いに回動自在に連結されたリンクバー11、10およびステー金具4で構成されている。このステー金具4は、鍵盤蓋2の切欠き部2aに取付けねじ5で固定され、リンクバー11の一端部は、回転ダンパー8の軸部8bの中心に固定されている。
【0019】
ステー金具4が取り付けられる上記切欠き部2aは、鍵盤蓋2の左側面に設けられており、ステー金具4の厚さと同じ深さで、鍵盤蓋2の後方および下方に開放するように、また、ステー金具4の形状とほぼ合致するように形成されている。さらに、鍵盤蓋2の切欠き部2aの上側にはつば部2bが形成されている。このつば部2bは、鍵盤蓋2を閉じたときに、切欠き部2aに取り付けられたステー金具4を覆い、外部から見えないようにするためのものである。
【0020】
ステー金具4の上面の、リンクバー10に近い部分には、ステー金具4の長さ方向に沿って、切欠き4aが形成されている。ステー金具4は、切欠き4aよりも前側の位置で、すなわち、ステー金具4とリンクバー10との連結点からより遠い位置で、例えば3本の取付けねじ5によって、鍵盤蓋2の切欠き部2aに固定されている。この状態において、ステー金具4と鍵盤蓋2のつば部2bの間には、ステー金具4の切欠き4aにより、鍵盤蓋2の後方に開放する間隙が形成されている。
【0021】
次に、上記構成の鍵盤蓋制御装置1の動作を説明する。図3(a)は、鍵盤蓋2が閉位置にある状態を示している。この閉位置では、鍵盤蓋1は、時計方向に最大限回動した状態であり、その前部が口棒(図示せず)に接しており、また、鍵盤蓋2にリンク機構12を介して連結された回転ダンパー8の軸部8bは、反時計方向に最大限回動している。この閉位置から鍵盤蓋2を引き起こすようにすると、鍵盤蓋2が蝶番9を中心として回動する。これに伴い、回転ダンパー8の軸部8bは、リンク機構12により、時計方向に回動することによって、鍵盤蓋2は最終的に、図3(b)の開位置に達する。前述したように、この開位置方向への回動中は、回転ダンパー8の制動力が作用しないので、容易に鍵盤蓋2を開くことができる。
【0022】
また、図3(b)に示す開位置から、鍵盤蓋2を手前側に倒すようにすると、鍵盤蓋2は蝶番9を中心として時計方向に回動する。このとき、鍵盤蓋2には、リンク機構12を介して回転ダンパー8の制動力が作用し、この制動力により、鍵盤蓋2の回動が減速され、ゆっくりと安全に閉じ、鍵盤蓋2の前部が口棒に突き当たることで停止し、閉状態となる。
【0023】
また、鍵盤蓋2のつば部2bとステー金具4の間に、前述した間隙が形成されていて、鍵盤蓋2の側面の後端部で、つば部2bとステー金具4が直接接することがないので、鍵盤蓋2の開動作の際、ステー金具4に作用する上向きの負荷によりステー金具4が直接つば部2bを圧迫することを防止できる。したがって、ステー金具4からの押圧による鍵盤蓋2の割れを防止することができる。さらに、ステー金具4を鍵盤蓋2に固定するための取付けねじ5が、ステー金具4とリンクバー10との連結点からより遠い位置に配置されているので、鍵盤蓋2の開閉動作の際、ステー金具4に作用し、取付けねじ5を介して鍵盤蓋2に伝達されるせん断力を低減させることができる。これにより、取付けねじ5からのせん断力による割れを防止することができる。また、回転ダンパー8に近い鍵盤蓋2の部分で蝶番固定金具7を用いて、蝶番9を鍵盤蓋2に強固に固定しているため、鍵盤蓋2の開閉動作の反復による蝶番9の鍵盤蓋2からの抜けを防止できる。
【0024】
図4および図5は、本発明の第2実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置20を示している。なお、本実施形態および後述する第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明については適宜省略する。本実施形態では、ステー金具4は、鍵盤蓋2の裏面側の側面から直角に延びる鍵盤蓋固定部4bを一体に備えている。この鍵盤蓋固定部4bは、ステー金具4が第1実施形態と同様にして取付けねじ5によって鍵盤蓋2の左側面の切欠き部2aに固定されたときに、鍵盤蓋2の裏面の溝6よりも前側を右方向に延びるようになっており、複数のねじ21で鍵盤蓋2の裏面に固定されている。他の構成は、第1実施形態と同様である。
【0025】
上述した構成により、本実施形態においては、鍵盤蓋2の開閉動作の際に、ステー金具4に作用し、取付けねじ5を介して鍵盤蓋2に伝達されるせん断力を、鍵盤蓋2の左側面に加えて、鍵盤蓋固定部4bを介して鍵盤蓋2の裏面に分散させることができる。それにより、取付けねじ5からの、鍵盤蓋2の側面へのせん断力を低減させ、取付けねじ5からのせん断力による鍵盤蓋2の割れを確実に防止することができる。
【0026】
図6および図7は、本発明の第3実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置30を示している。本実施形態では、ステー金具4は、第2実施形態と同様の鍵盤蓋固定部4bと、鍵盤蓋4bから突出する蝶番固定部4cを一体に備えている。この鍵盤蓋固定部4bは、溝6と重なるように配置されている。また、蝶番固定部4cは、前述した蝶番固定金具7の場合と同様に、鍵盤蓋2の背面から挿入した長ねじ7aを、蝶番固定部4cに設けられたねじ孔(図示せず)にねじ込み、蝶番9と蝶番固定部4cの間に鍵盤蓋2を挟み付けた状態で締め付けることによって、蝶番9が鍵盤蓋2に固定されている。他の構成は、第1実施形態と同様である。
【0027】
上述した構成により、本実施形態においては、ステー金具4が鍵盤固定部4cを一体に有していることにより、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。また、鍵盤蓋2の開閉動作の際にステー金具4に作用し、取付けねじ5を介して鍵盤蓋2に伝わるせん断力を、鍵盤蓋2の左側面に加えて、鍵盤蓋固定部4bを介して鍵盤蓋2の裏面および蝶番固定部4cに分散させることができる。それにより、取付けねじ5からの、鍵盤蓋2の側面へのせん断力を低減させ、取付けねじ5からのせん断力による鍵盤蓋2の割れを確実に防止することができる。さらに鍵盤固定部4cがステー金具4と一体であるので、部品点数を削減することができる。
【0028】
なお、上述した実施形態においては、回転ダンパー8として、ワンウェイトルク式の油圧ダンパーを用いているが、他の適当な回転ダンパーに代えることも可能である。また、実施形態は、アップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置への適用例であるが、グランドピアノや電子ピアノなどの、回動式の鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置にも適用させることが可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明の鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置は、鍵盤蓋の開閉動作の際、急激な操作などによりステー金具に大きな負荷が作用したときでも、鍵盤蓋の割れによる破損を防止することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置の、鍵盤蓋を開いた状態での左側面図である。
【図2】図1に対応する一部正面図である。
【図3】図1に対応する鍵盤蓋の(a)閉状態および(b)開状態の左側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置の、鍵盤蓋を開いた状態での左側面図である。
【図5】図4に対応する一部正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態によるアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置の、鍵盤蓋を開いた状態での左側面図である。
【図7】図6に対応する一部正面図である。
【図8】従来のアップライトピアノの鍵盤蓋開閉装置の、鍵盤蓋を開いた状態での左側面図である。
【図9】図8に対応する一部正面図である。
【符号の説明】
1 鍵盤蓋開閉装置
2 鍵盤蓋
2a 切欠き部
2b つば部
3 奥屋根
4 ステー金具
4a 切欠き
4b 鍵盤蓋固定部
4c 蝶番固定部
5 取付けねじ
6 溝
7a 長ねじ(ねじ)
8 回転ダンパー(緩衝器)
9 蝶番
12 リンク機構
20 鍵盤蓋開閉装置
30 鍵盤蓋開閉装置

Claims (3)

  1. 奥屋根に回動自在に取り付けられた鍵盤蓋の開閉を制御するための鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置であって、
    前記鍵盤蓋は、一方の側面に後方および下方に開放する切欠き部と、前記切欠き部の上方を覆うつば部を有し、
    前記つば部との間に間隙を形成した状態で前記鍵盤蓋の前記切欠き部に固定されたステー金具を一端部に有するリンク機構と、
    前記切欠き部の前記間隙よりも前方にねじ込まれ、前記ステー金具を前記切欠き部に固定する取付けねじと、
    前記奥屋根に取り付けられるとともに、前記リンク機構の他端部が連結され、前記鍵盤蓋が閉方向に回動するときに、前記リンク機構を介して前記鍵盤蓋を制動する緩衝器と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置。
  2. 前記ステー金具は、前記鍵盤蓋の裏面に固定され、前記鍵盤蓋を補強する鍵盤蓋固定部を有することを特徴とする、請求項1に記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置。
  3. 前記鍵盤蓋は、裏面に左右方向に延びる溝を有し、蝶番を介して前記奥屋根に取り付けられており、前記ステー金具は、前記溝に挿入され、前記鍵盤蓋の背面からねじ込まれたねじにより前記蝶番を前記鍵盤蓋に固定する蝶番固定部を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置。
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