JP2803398B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JP2803398B2
JP2803398B2 JP3187358A JP18735891A JP2803398B2 JP 2803398 B2 JP2803398 B2 JP 2803398B2 JP 3187358 A JP3187358 A JP 3187358A JP 18735891 A JP18735891 A JP 18735891A JP 2803398 B2 JP2803398 B2 JP 2803398B2
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Japan
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toilet lid
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信二郎 宮原
和明 藤田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00—Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/08—Devices in the bowl producing upwardly-directed sprays; Modifications of the bowl for use with such devices ; Bidets; Combinations of bowls with urinals or bidets; Hot-air or other devices mounted in or on the bowl, urinal or bidet for cleaning or disinfecting

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洋式便器に設置して使用
する温水洗浄装置の便座、便蓋の回転軸の固定に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の温水洗浄装置は図４〜図
６に示すように便器１の上に設置された洗浄装置本体２
と、それに回動自在に接続された便座３および便蓋４か
ら構成され、前記便座３および便蓋４と洗浄装置本体２
とを回動的に結合する回動軸５に回転減速装置６を配し
ている。そして前記回転減速装置６は一枚の金属板を断
面Ｕ字状に曲げ、かつその先端を固定端７とする固定具
８の間に挟み込むと同時に前記固定端７を洗浄装置本体
２から突出した固定部９に強固に直接固定する構造が取
られていた。そして上記便座３あるいは便蓋４を開放す
る際は人力によって上方に持ち上げて開放するととも
に、閉止する場合は便座３あるいは便蓋４を軽く手前に
引くことによって後は便座３あるいは便蓋４の自重と回
転減速装置６の作用によって便座３あるいは便蓋４の急
激な回転運動を抑制しつつ閉止するものである。１０は
固定具８を固定部９に固定するためのビスである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、回転減速装置６は洗浄装置本体２から突出
した固定部９に片持ち状態で固定しているため、便座３
あるいは便蓋４を開閉する際の全回転モーメントによる
応力を固定具８を介して洗浄装置本体２の固定部９で受
ける状態になる。したがって固定部９への応力の集中が
生じ、固定部９の強度が不足するという課題があった。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、装置
本体と回転減速装置との固定部にかかる回転モーメント
などによる応力の集中の低減を目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため洗浄装置本体と前記洗浄装置本体に回動軸を介
して回動自在に接続された便座および便蓋とからなり、
前記便座および便蓋の少なくとも一方の回動軸に固定具
を介して洗浄装置本体に固定する回転減速装置を搭載す
るとともに、前記固定具は前記回動軸の固定部を有する
上面部、側面部、この側面部の下端を曲折して形成した
平面部を一体形成し、その上面部を洗浄装置本体から突
出させた固定部に固定するとともに前記固定具の側面を
前記固定部に圧接して添わせて配置し、かつ、固定具の
平面部を洗浄装置本体の内面と圧接させたものである。
【０００６】
【作用】本発明は上記構成により、便座あるいは便蓋の
開閉動作による回転モーメントなどによる応力を、回転
減速装置と洗浄装置本体との固定部に使用している固定
具によって固定部と洗浄装置本体に分散させ、固定部に
加わる応力集中を軽減することができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図１〜図３を参照しな
がら、便蓋部を例にして説明する。図に示すように本温
水洗浄装置は、便器１の上に設置された洗浄装置本体２
と、それに回動軸３を介して回動自在に接続された便座
４と便蓋５および前記便蓋５の回動軸３に接合し、固定
具６を介して洗浄装置本体２に固定する回転減速装置７
とで構成している。そして前記固定具６は洗浄装置本体
２から突出させた固定部８を取り囲む前記回動軸３の固
定部１０ａを有する上面部１０ｄ、側面部１０ｂ、この
側面部１０ｂの下端を曲折して形成した平面部１０ｃを
一体形成し、固定具６の上面部１０ｄを洗浄装置本体２
から突出させた固定部８にビス９で固定している。さら
に固定具６はその一側面部を傾斜させた側面部１０ｂの
内面を前記固定部８の傾斜部８ａに圧接するとともに側
面部１０ｂの下端を曲折して形成した平面部１０ｃを洗
浄装置本体２の内面とも圧接させている。
【０００８】上記構成において、便蓋５を開放する際は
人力によって上方に持ち上げて開放するとともに、閉止
する場合は便蓋５を軽く手前に引くことによって以後は
便蓋５の自重と回転減速装置７の減速作用によって便蓋
５の急激な回転運動を抑制しつつ閉止するものである。
一方、便蓋５の開閉時に発生し、回転減速装置７を介し
て洗浄装置本体２に加わる回転モーメントなどによる応
力は固定具６の作用により洗浄装置本体２全体に分散荷
重されるものである。すなわち、回転減速装置７を介し
て固定具６に伝達された前記荷重の一部はビス９によっ
て固定されている固定部８に伝達される。しかしなが
ら、固定具６を前記した形状に形成するとともに、その
平面部１０ｃを洗浄装置本体２の内面に圧接するように
することにより固定具６に加わる荷重の一部を前記固定
部８を介して直接洗浄装置本体２に伝達し、固定部８の
先端に集中する荷重の一部を負担することができる。さ
らに回転モーメントに対しても前記形状に形成した固定
具６の傾斜させた側面部１０ｂを傾斜させた固定部８ａ
に圧接させるとともに固定具６の側面部１０ｂの先端を
曲折させた平面部１０ｃを洗浄装置本体２の内面に圧接
するようにすることにより固定部８および洗浄装置本体
２に回転モーメントによる応力を分散させる事ができ
る。
【０００９】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の温水洗浄装置は、回転減速装置と装置本体との間に配
した固定具により、その上面及び側面を固定部に、ま
た、先端の平面部を洗浄装置本体の内面に圧接するよう
に構成することによって、固定具が固定部および洗浄装
置本体に応力を分散させることができるため固定部に加
わる応力の集中を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の温水洗浄装置の全体斜視図
【図２】同温水洗浄装置の回転減速装置の固定部の要部
斜視図
【図３】同温水洗浄装置の回転減速装置の固定部の分解
図
【図４】従来の温水洗浄装置の全体斜視図
【図５】同温水洗浄装置の回転減速装置の固定部の要部
斜視図
【図６】同温水洗浄装置の回転減速装置の固定部の分解
図
【符号の説明】
２ 装置本体 ３ 回動軸 ６ 固定具 ７ 回転減速装置 ８ 固定部 ８ａ 傾斜部 １０ａ 回動軸固定部 １０ｂ 側面部 １０ｃ 平面部 １０ｄ 上面部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】洗浄装置本体と前記洗浄装置本体に回動軸
    を介して回動自在に接続された便座および便蓋とからな
    り、前記便座および便蓋の少なくとも一方の回動軸に固
    定具を介して洗浄装置本体に固定する回転減速装置を搭
    載するとともに、前記固定具は前記回転減速装置の回動
    軸固定部を有する上面部、側面部とその下端を曲折させ
    て形成させた平面部を一体形成し、その上面部を洗浄装
    置本体から突出させた固定部に固定するとともに前記固
    定具の側面部を前記固定部に圧接して添わせて配置し、
    かつ、固定具の平面部を洗浄装置本体の内面と圧接させ
    た温水洗浄装置。
JP3187358A 1991-07-26 1991-07-26 温水洗浄装置 Expired - Fee Related JP2803398B2 (ja)

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KR1019920013277A KR960008019B1 (ko) 1991-07-26 1992-07-24 회전감속장치 및 그것을 장착한 세정장치
DE69213623T DE69213623T2 (de) 1991-07-26 1992-07-24 Drehflügelschwingungsdämpfer
CA002074597A CA2074597C (en) 1991-07-26 1992-07-24 Sanitary cleaning device including a rotation deceleration device
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