JP2778295B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JP2778295B2
JP2778295B2 JP3175095A JP17509591A JP2778295B2 JP 2778295 B2 JP2778295 B2 JP 2778295B2 JP 3175095 A JP3175095 A JP 3175095A JP 17509591 A JP17509591 A JP 17509591A JP 2778295 B2 JP2778295 B2 JP 2778295B2
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信二郎 宮原
和明 藤田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洋式便器に設置して使用
する温水洗浄装置の便蓋、便座の回動軸装置の固定に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の温水洗浄装置は図7およ
び図8に示すように便器1の上に設置された装置本体2
と、それに回動自在に接続された便座3および便蓋4か
ら構成され、前記便座3および便蓋4と装置本体2とを
回動的に結合する回動軸6に回転減速装置7を配すると
ともに、回転減速装置7は装置本体2の固定部8に強固
に直接固定する構造がとられていた。そして上記便座3
あるいは便蓋4を開放する際は人力によって上方に持ち
上げて開放するとともに、閉止する場合は便座3あるい
は便蓋4を軽く手前に引くことによって後は便座3ある
いは便蓋4の自重と回転減速装置7の作用によって便座
3あるいは便蓋4の急激な回転運動を抑制しつつ閉止す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、回転減速装置7を温水洗浄装置の装置本体
2に強固に、直接固定し、便座3あるいは便蓋4の回転
モーメントによる応力を回動軸6を介して装置本体2の
固定部8で受ける構成であるため、固定部8への応力の
集中が生じ、くり返し使用などに対して固定部8の耐久
強度が不足するという課題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、温水
洗浄装置の装置本体と回転減速装置との固定部にかかる
回転モーメントなどによる応力の集中の軽減を目的とし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するための第1の手段は温水洗浄装置の装置本体と前記
装置本体に回動軸を介して回動自在に接続された便座お
よび便蓋とからなり、前記便座および便蓋の少なくとも
一方の回動軸に回転減速装置を備えるとともに、装置本
体に回転減速装置を取付ける支持具は、平板状に構成
し、支持具の一端を装置本体から突出させた、固定部の
先端に固定し、他端に前記回転減速装置を固定した構成
としたものである。
【0006】また、第2の手段として温水洗浄装置の装
置本体と前記装置本体に回動軸を介して回動自在に接続
された便座および便蓋とからなり、前記便座および便蓋
の少なくとも一方の回動軸に回転減速装置を備えるとと
もに、装置本体と一体に成形し,かつ周囲に薄肉部を有
する固定部に固定具を介して前記回転減速装置を支持し
た構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成により、便座あるいは便蓋に
よる回転モーメントなどによって温水洗浄装置の装置本
体に加わる応力の一部を、回転減速装置と前記装置本体
との固定部に使用した支持具に持たせた緩衝力によって
前記固定部に加わる応力集中を軽減する。
【0008】さらに、便座あるいは便蓋による回転モー
メントなどによって温水洗浄装置の装置本体に加わる応
力の一部を装置本体と一体に成形した固定部の周囲に薄
肉部を有する構成とした緩衝によって固定部に加わる応
力集中を軽減する。
【0009】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1〜図2を参
照しながら、便座部を例にして説明する。図に示すよう
に本温水洗浄装置は、便器1の上に設置された装置本体
2と、それに回動軸3を介して回動自在に接続された便
座4と便蓋5とで構成している。前記便座4と装置本体
2との間の回転軸3に回転減速装置6を備えるととも
に、回転減速装置6は装置本体2から突出させた固定部
7に固定した支持具9を介して固定する構成としてい
る。すなわち、支持具9は一端を固定端8とし、他端を
自由端10とする平板状に構成し、固定端8を固定部7
に固定するとともに、自由端10に回転減速装置6を
定する構成としている。すなわち、回転減速装置6を固
定する支持具9は、ステンレスの板材を使用して一端を
装置本体2に強固に固定する固定端8とし、固定端8か
ら2本の支持アングル11および12と、その間に自由
端10を上方に曲折させた保護アングル13を突出させ
平板状でE字型に形成した緩衝材とするとともに支持
アングル11および12の自由端10を回転減速装置6
の結合部としたものである。また、保護アングル13は
保護アングル13の自由端10を支持アングル11およ
びこ12の自由端10より下方に位置させるとともに支
持具9を装置本体2に固定する際、装置本体2内部に配
されているリード線14の一部を保護アングル13と装
置本体2との間に挟み込んで固定している。なお、15
は装置本体2、支持具9、回転減速装置6を固定するビ
スである。
【0010】上記構成において、便座4を開放する際は
人力によって上方に持ち上げて開放するとともに閉止す
る場合は便座4を軽く手前に引くことによって以後は便
座4の自重と回転減速装置6の作用によって便座4の急
激な回転運動を抑制しつつ閉止するものである。一方、
この実施例の構成によれば回転減速装置6と装置本体2
との固定部7に加わる便座4の回転モーメントによる応
力の一部を、回転減速装置6と装置本体2との間の支持
具9が緩衝材すなわち板バネとして作用し、このバネに
よる緩衝力によって吸収することができるため、装置本
体2の固定部7に加わる応力の集中を軽減することがで
きるという効果がある。また、支持具9の自由端10を
上方に曲折させた保護アングル13を使用することによ
って支持アングル11、12のタワミによるリード線1
4の損傷を防止することができる。
【0011】つぎに第2の実施例を図4〜図6を参照し
ながら、便蓋部を例にした説明する。図に示すように本
温水洗浄装置は、便器1の上に設置された装置本体2
と、これに回動軸3を介して回動自在に接続された便座
4と便蓋5とで構成するとともに便蓋5との結合に使用
する回動軸3は回転減速装置6と一体化構成としてい
る。そして回転減速装置6は固定具16を介して装置本
体2の固定部7に固定し、かつ、この固定部7は装置本
体2の壁面17に固定している。すなわち、固定部7は
装置本体2を構成する壁面17と一体に成形するととも
に、固定部7の周囲に、壁面17および固定部7の板厚
よりも薄い薄肉部分18を配置した緩衝構造にしてい
る、さらに複数の梁リブ19を、固定部7と壁面17と
の間に設けて,薄肉部分18の補強を計っている。
お、15は固定具16と固定部7を結合するビスであ
る。
【0012】上記構成において、便蓋5を開放する際は
人力によって上方に持ち上げて開放するとともに閉止す
る場合は便蓋5を軽く手前に引くことによって以後は便
蓋5の自重と回転減速装置6の作用によって便蓋5の急
激な回転運動を抑制しつつ閉止するものである。この実
施例の構成によれば装置本体2の壁面17の柔軟性、す
なわち固定部7、薄肉部分18およびリブ19とで構成
する壁面17が緩衝材として作用する。したがって、回
転減速装置6を介して固定具16と装置本体2との固定
部7に加わる便蓋5の回転モーメントによる応力の一部
を、装置本体2の壁面17の緩衝力が吸収することによ
り固定部7に加わる応力の集中を軽減することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の温水洗浄装
置は、回転減速装置と装置本体との間に配した固定具を
緩衝材、すなわち板バネとして作用させることによっ
て、固定部に加わる応力の一部を吸収することができる
ため、固定部に加わる応力の集中を軽減することができ
る。
【0014】また、装置本体の壁面の柔軟性、すなわち
壁面を緩衝構造にすることで前記壁面を緩衝材として作
用させることによって前記壁面が応力の一部を吸収す
る。したがって、この壁面の緩衝力によって固定部に加
わる応力の一部を吸収することができるため、固定部に
加わる応力の集中を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における温水洗浄装置の
全体斜視図
【図2】図1の温水洗浄装置の要部斜視部
【図3】図1の温水洗浄装置の要部の分解図
【図4】本発明の第2の実施例における温水洗浄装置の
全体斜視図
【図5】図4の温水洗浄装置の要部斜視図
【図6】図4の温水洗浄装置の要部の分解図
【図7】従来の温水洗浄装置の全体斜視図
【図8】同温水洗浄装置の要部斜視図
【符号の説明】
2 装置本体 3 回動軸 4 便座 6 回転減速装置 7 固定部 9 支持具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水洗浄装置の装置本体と前記装置本体に
    回動軸を介して回動自在に接続された便座および便蓋と
    からなり、前記便座および便蓋の少なくとも一方の回動
    軸に回転減速装置を備えるとともに、装置本体に回転減
    速装置を取付ける支持具は平板状に構成し、支持具の一
    端を装置本体から突出させた固定部の先端に固定し、他
    端に前記回転減速装置を固定した温水洗浄装置。
  2. 【請求項2】装置本体と前記装置本体に回動軸を介して
    回動自在に接続された便座および便蓋とからなり、前記
    便座および便蓋の少なくとも一方の回動軸に回転減速装
    置を備えるとともに、装置本体と一体に成形し,かつ周
    囲に薄肉部を有する固定部に固定具を介して前記回転減
    速装置を支持した温水洗浄装置。
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