JPS5924043Y2 - 複写機等の原稿押え装置 - Google Patents

複写機等の原稿押え装置

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Publication number
JPS5924043Y2
JPS5924043Y2 JP6130279U JP6130279U JPS5924043Y2 JP S5924043 Y2 JPS5924043 Y2 JP S5924043Y2 JP 6130279 U JP6130279 U JP 6130279U JP 6130279 U JP6130279 U JP 6130279U JP S5924043 Y2 JPS5924043 Y2 JP S5924043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure plate
document
rotating body
holding device
state
Prior art date
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Expired
Application number
JP6130279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55162252U (ja
Inventor
重徳 水野
正 伊東
Original Assignee
株式会社リコー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
Priority to JP6130279U priority Critical patent/JPS5924043Y2/ja
Publication of JPS55162252U publication Critical patent/JPS55162252U/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機等の原稿押え装置に関するものであ
る。
従来、複写機等においてはコンタクトガラス上に原稿を
平坦にセットするため原稿を押える圧板が用いられてい
る。
この圧板としてはある程度の自重を有し、かつ、原稿面
全体にわたって均一な押圧力を与えつるようにするため
、ゴム等よりなる可撓性のある板や非可撓性の支持体に
可撓性のある押圧部材を一体化して構成されている。
そして、圧板の取付構造は、その操作性の良好であるこ
とを考慮して圧板の端部を回転自在に保持しているもの
である。
しかしながら、両手で扱わなければならない原稿などの
場合には、あらかじめ圧板を開放状態にしなければなら
ないものであるが、従来のものにおいては、圧板の開放
は約180度も回転させなければならず、しかも、押え
時にはそれを戻さなければならないので、きわめて操作
性が悪いものである。
このようなことから、従来は原稿挿入を両手で行なうこ
とができるように圧板を30〜70°開くとその位置で
停止する保持機構を設けたものも存するが、このような
ものは圧板の最大開放角度に限定があり、書籍などのよ
うにきわめて部厚い原稿をコピーすることは困難である
と言う欠点を有している。
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、原稿
交換時に片手で作業することができない場合であっても
きわめて操作性が良く、しかも部厚い原稿のセットをも
行ないうる複写機等の原稿押え装置を得ることを目的と
するものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例は複写機1に係るもので、その複写機1の固定
部となる本体2の上面には原稿載置面となるコンタクト
ガラス3が水平に取付けられている。
このコンタクトガラス3の一側には二本の支軸4が軸方
向には挿脱自在に取付けられ、これらの支軸4間にはピ
ン5により圧板6が回動自在に取付けられている。
この圧板6の尾部は上方へ膨出する膨出部7とされ、こ
の膨出部7の上端には前記ピン5が嵌合する孔8が形成
されているとともに、尾端には下方へ延出される尾部9
が形成され、この尾部9の下方内面には係合部材となる
圧接ファスナー10が取付けられている。
また、前記支軸4間には回動体となる回動枠11が取付
けられている。
この回動枠11は上方へ突出するアーム12の上端が前
記ピン5に嵌合して回動自在に取付けられているととも
に両側方向に延出する支持部13と前記支軸4の内方に
位置する円弧状のガイド部14とを有する。
そして、前記支持部13には前記圧接ファスナー10に
対向する係合部材となる圧接ファスナー15が取付けら
れている。
さらに、前記支持部材13の外端と前記ガイド部10の
先端に形成されたストッパー16の外端との間には前記
支軸4の外側に位置する板ばね17が固着されている。
この板ばね17は波形に形成されており、この波形の傾
斜は開放方向への動きは硬く、復帰方向への動きは軽い
ように抵抗をもたせつつその傾斜角度が定められている
このような構成において、原稿押え状態は第3図に示す
とおりであるが、その原稿が一枚のシート等のように片
手で操作可能であれば圧板6の回動範囲が圧接ファスナ
ー10.15の接合状態になるまでにはいたらず、通常
の開閉動作ですむ。
そして、原稿を両手で扱わなければならないときには、
圧板6をやや大きく開くと、圧接ファスナー10゜15
が接合して第4図に示す状態になり、圧板6から手を離
しても開放状態を維持する。
この状態で原稿をセットしてから圧板6を押すと、圧接
ファスナー10.15の保合は解除され、原稿押え状態
になる。
つぎに、原稿がブックのようなものであって圧板6を9
0度開く必要があるときには、第4図に示す状態から更
に圧板6に開放力を与えると、板ばね17による支軸4
との保合がはずれて回動枠11が回動してストッパー1
6が支軸4に当り、第5図に示す状態になる。
この状態でも板ばね17は圧板6を押えておく程度には
保持力があるので、開放状態を維持し、原稿交換や清掃
等の作業がなされる。
そして、圧板6に復帰方向の力を与えると、この圧板6
と回動枠11とは第3図に示す状態にまで復帰し、回動
枠11は支軸4に当って止められるため、その後は圧接
ファスナー10.15の保合が解除されて第3図に示す
状態にまで復帰する。
また、回動枠11は一定の抵抗をもって所定角度の範囲
で往復回動自在に設けられているため、開放角度を必要
とする角度に設定することが容易であり、最も操作し易
い状態を得ることができる。
なお、前記実施例においては圧接ファスナー10゜15
を用いた状態について説明したが、実施に当っては圧接
ファスナー10.15に代えてマグネットを使用するよ
うにしてもよいもので゛ある。
この考案は、上述のように圧板に保合部材を設けるとと
もにこれに係合する保合部材を回動体に設けたので、通
常使用は従来のものとなんら変るところがなく、原稿が
大きくて片手セットができないときには保合部材の保合
により圧板を所定角度量いた状態に維持して操作性を高
めることができ、また、原稿が本などのようなときには
圧板をさらに開けば回動体が回動して原稿載置面を開放
させることができ、この開放角度も直角に達しない必要
な角度に設定することが容易で操作性を上向させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は要部を拡大した分解斜視図、第3図は原稿
押え状態の縦断正面図、第4図は開放状態の縦断正面図
、第5図はさらに大きく開放した状態の縦断正面図、第
6図a、 t)は回動枠の位置変化を示す水平断乎面
図である。 2・・・・・・本体(固定部)、3・・・・・・コンタ
クトガラス(原稿載置面)、6・・・・・・圧板、10
・・・・・・圧接ファスナー(係合部材)、11・・・
・・・回動枠(回動体)、15・・・・・・圧接ファス
ナー(保合部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿載置面を有する固定部に原稿を押える圧板を回転自
    在に取付け、この圧板の回転中心の近傍に係合部材を設
    けるとともに前記圧板が所定角度開放したときその係合
    部材に係合する保合部材を前記圧板の回動中心を中心と
    して回動する回動体に設け、この回動体に所定値以上の
    力を作用させることによりその回動体が所定角度の範囲
    で往復回動するようにしたことを特徴とする複写機等の
    原稿押え装置。
JP6130279U 1979-05-09 1979-05-09 複写機等の原稿押え装置 Expired JPS5924043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6130279U JPS5924043Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 複写機等の原稿押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6130279U JPS5924043Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 複写機等の原稿押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55162252U JPS55162252U (ja) 1980-11-21
JPS5924043Y2 true JPS5924043Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=29295266

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6130279U Expired JPS5924043Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 複写機等の原稿押え装置

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JPS55162252U (ja) 1980-11-21

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