JPH0422345Y2 - - Google Patents

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JPH0422345Y2
JPH0422345Y2 JP1983171653U JP17165383U JPH0422345Y2 JP H0422345 Y2 JPH0422345 Y2 JP H0422345Y2 JP 1983171653 U JP1983171653 U JP 1983171653U JP 17165383 U JP17165383 U JP 17165383U JP H0422345 Y2 JPH0422345 Y2 JP H0422345Y2
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JP1983171653U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、シート原稿またはブツク原稿(立
体物)を、複写機の原稿載置ガラスに圧着して固
定させ、90°以上の一定角度に開いたときには、
その開き状態に保持されるような、複写機の原稿
圧着装置に関する。
従来技術 この種の装置としては、従来、例えば特開昭51
−39041号公報で知られるような、ゴム等の可撓
体を圧着板に用いて、シート原稿およびブツク原
稿の圧着に兼用できるようにし、圧着板はいわゆ
るフリーストツプ機構により所望開き状態に保持
されるようにしたものがある。しかし、このフリ
ーストツプ機構は、圧着板の自重をその開き状態
に応じて相殺するようばねを働かせた複雑なリン
ク機構からなるものであるうえ、圧着板が可撓体
であるから、それを所望開き状態に保持するため
に、圧着板基部がヒンジ連結されている複写機本
体側に一端を枢支され、他端が圧着板自由端部ま
で延びてその自由端部を吊持する大きな支持アー
ムを必要とし、高価につく。また、圧着板周りに
機構的引つ掛かり部ができ、使用上および外観上
好ましくない。
一方、圧着板が非可撓体からなり、原稿を複写
機の原稿載置ガラスに圧着する第1部分と、該第
1部分に一縁がヒンジ連結されるとともに他端が
複写機本体にヒンジ連結された第2部分とを有し
て、シート原稿は第1部分と第2部分とが水平の
状態で、またブツク原稿は第1部分が水平、第2
部分が傾いた状態でそれぞれ圧着できるものが、
実開昭49−138841号公報等で知られている。それ
らは、圧着板を所望開き状態に保持し、あるいは
開いたときの倒れ防止手段がなく、原稿を差し替
えながら順次複写作業を進めるのに不便である。
また、前記フリーストツプ機構を採用するにして
も、第1部分と第2部分とのヒンジ連結部のため
に、前記可撓体圧着板と同じ支持構造が必要であ
る。
目 的 この考案は、前記ヒンジ連結された第1部分と
第2部分とを持つたシート原稿およびブツク原稿
に兼用の原稿圧着部材を採用し、前記第2部分と
複写機本体側との相対する部分の一方に磁石体
を、他方に磁性体を設けることにより、第1部分
と第2部分とのヒンジ連結構造を生かし、極く簡
単な構造で、90°以上の所定開き状態に保持され、
前記従来の欠点を解消し得る複写機の原稿圧着装
置を提供することを目的とするものである。
実施例 第1図から第11図に示される実施例について
説明すれば、第1図、第2図において、1は複写
機本体、2は本体1上面の原稿載置ガラス、3は
シート原稿4〔第1図、第7図〕および立体物で
あるブツク原稿5〔第9図,第10図〕に兼用の
原稿圧着板である。原稿圧着板3は、原稿4およ
び5を原稿載置ガラス2に圧着する第1部分3a
と、該第1部分3aに一縁がヒンジ連結6され他
縁が本体1上面の原稿載置ガラス2横にヒンジ連
結7された第2部分3bとを備える。第1部分3
aおよび第2部分3bは硬質プラスチツク等より
なる非可撓体とされ、第1部分3aの原稿圧着面
8aは、ブツク原稿5の場合の表面凹凸を吸収し
得る発泡合成樹脂板8により形成されている。
ヒンジ連結部6は、ビス6aとナツト6bによ
り、また、ヒンジ連結部7は、ビス7aと本体1
上のビス受7bとによりそれぞれ分離できるよう
になされている。これらヒンジ連結部6,7は、
分離可能な他のスナツプピンやアンカークリツプ
等を利用してなされてもよい。ヒンジ連結部6の
近傍には、第1部分3aのヒンジ連結側一縁3c
部が、第1部分3aの90°以上の開放時第2部分
3bの第1部分3aとのヒンジ連結側一縁3dと
当接するように形成されている。第2部分3bの
ヒンジ連結部6の近傍には、第2部分3bと複写
機本体との相対向する部分の一方に設けられた磁
石体9と、他方に設けられた磁性体10とからな
る倒れ防止手段11が設けられている。磁石体9
は、第2部分3bの裏側に接着等により固着さ
れ、磁性体10は本体1上面の金属製部分とされ
ている。
原稿圧着板3は、シート原稿4に対しては、第
1図、第2図に示されるように、第1部分3aと
第2部分3bとが水平な状態で、原稿載置ガラス
2に圧着させる。第2部分3bは磁石体9と磁性
体10との吸着によつて水平状態に安定させられ
ているため、第1部分3aは、第2部分3bとの
ヒンジ連結部6を中心として、第6図から第8図
に示される状態まで単独に開くことができ、シー
ト原稿4は勿論、第9図、第10図の如きブツク
原稿5であつても、原稿載置ガラス2上面に対し
自由に差し替え、また置き替えられる。もつと
も、シート原稿4であれば、第1部分3aを90°
以下の半開き状態に一方の手で保ち、他方の手で
原稿4を差し替えても不便はない。
第1部分3aが、第6図から第8図に示されて
いるような90°以上の開き状態であれば、第1部
分3aは、第2部分3bとのヒンジ連結部6を中
心に後方へ倒れようとして、連結側一縁3cの上
面を、第2部分3bの第1部分3aとのヒンジ連
結側一縁3dに当接して停止するものの、第2部
分3bのヒンジ連結部7を中心とした浮き上がり
回動を伴つて後方へ倒れ易くなるか倒れようとす
るが、磁石体9は磁性体10との吸着によつて水
平状態に強力に保持されているため、第1部分3
aの第2部分3bを伴つての後方への倒れは阻止
され、第6図から第8図の所定開き状態に保持さ
れる。
次に、第1部分3aにより原稿4または5を圧
着するには、第1部分3aを原稿載置ガラス2側
へ倒せばよい。シート原稿4の場合、第1部分3
aが第6図の開き状態からヒンジ連結部6を中心
に、第2部分3bには影響なく回動して第1図の
水平状態となり、シート原稿4を原稿載置ガラス
2に圧着する。またブツク原稿5の場合、第1部
分3aは、ヒンジ連結部6を中心に前記の如く原
稿載置ガラス2上に倒される際、先ず斜めの状態
でブツク原稿5に当接する。ブツク原稿5圧着の
ため、第1部分3aを水平状態までさらに押し倒
すと、第1部分3aは、ブツク原稿5に当接した
状態で押し倒されるときのテコ作用によつて、第
2部分3bを、磁石体9と磁性体10との吸着力
に打ち勝つて第10図の斜め状態に難なく回動さ
せ、第10図のブツク原稿5を圧着する状態にな
る。
原稿圧着板3の第1部分3a上面の連結側一縁
3c寄りの部分に、第1部分3aの自由端側の把
手13に向く段差12が設けられている。この段
差12は、シート原稿4を複写するのに、第1部
分3aの第11図の如き90°以下の半開き状態で
原稿4を差し替えるような場合、第1部分3a上
面に原稿4を載せておいても、原稿4は第11図
仮想線の如く段差12に受け止められ、半開き状
態の第1部分3aから滑り落ちたり位置ズレした
りしないので、第1部分3aを原稿置き台に兼用
することができ、複数枚のシート原稿4を複写す
るのに、複写作業を手際よく進められる。
もつとも、第12図に示されるように、第1部
分3aの上面を、段差のないフラツトな形状にし
ておいてもよいことは勿論である。
[効果] 以上説明したように、本考案は、ヒンジ連結部
で連結された第1部分と第2部分とを持つたシー
ト原稿及びブツク原稿に兼用の原稿圧着部材を採
用したものである。シート原稿圧着の際、第2部
分は、原稿載置ガラス外上面を覆い複写機本体側
に磁気吸着されているため、第1部分のみを開閉
すればよい。さらに、前記ヒンジ連結部の近傍に
設けられ第1部分が90°以上開かれたとき、第2
部分は磁石と磁性体の磁気吸着によつて水平状態
に保持され、第1部分の倒れを防止する手段を設
けたから、90°以上に開いた状態で保持され使用
に際し便利なものとなる。
また、本考案によれば、第2部分ないし第1部
分の基部から第1部分の自由端にまで延びるよう
な支持部材が不要であり、第1部分と第2部分と
のヒンジ連結を利用したものでよく、従来のもの
に比べ簡略化し、臨出するものもなく、安価にし
かも、外観上好ましく作成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す複写機一部の断面図、
第2図は複写機全体の斜面図、第3図は一部斜面
図、第4図は原稿圧着板第2部分の複写機本体に
対するヒンジ連結部の断面図、第5図は原稿圧着
板第1部分と第2部分とのヒンジ連結部の断面
図、第6図は原稿圧着板開き状態の要部断面図、
第7図は第6図の状態の複写機全体の斜面図、第
8図は第7図の一部拡大斜面図、第9図はブツク
原稿圧着状態を示す複写機全体の斜面図、第10
図は同圧着状態の要部拡大断面図、第11図は原
稿圧着板中開き状態を示す複写機本体の全体斜面
図、第12図は変形例の断面図である。 1……複写機本体、2……原稿載置ガラス、3
……原稿圧着板、3a……第1部分、3b……第
2部分、4……シート原稿、5……ブツク原稿、
6,7……ヒンジ連結、9……磁石体、10……
磁性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿を複写機の原稿載置ガラスに圧着する第1
    部分と、該第1部分に一縁がヒンジ連結されると
    共に他縁が複写機本体側にヒンジ連結され原稿載
    置ガラス外上のみを覆う第2部分とを有する原稿
    圧着部材によつて、シート原稿は第1部分と第2
    部分とが水平の状態で、また、ブツク原稿は第1
    部分が水平、第2部分が傾いた状態で、第1部分
    により原稿の圧着を行う複写機の原稿圧着装置に
    おいて、 前記第2部分と複写機本体側との相対する部分
    の一方に磁石体を、他方に磁性体を設けると共
    に、第1部分のヒンジ連結側一縁部が、第1部分
    の90°以上の開放時、前記磁石体と磁性体により
    水平状態に保持された第2部分の第1部分とのヒ
    ンジ連結側一縁と当接するように形成し、第1部
    分が第2部分に当接して倒れを防止することを特
    徴とする複写機の原稿圧着装置。
JP17165383U 1983-11-04 1983-11-04 複写機の原稿圧着装置 Granted JPS59112248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17165383U JPS59112248U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 複写機の原稿圧着装置

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JP17165383U JPS59112248U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 複写機の原稿圧着装置

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Publication Number Publication Date
JPS59112248U JPS59112248U (ja) 1984-07-28
JPH0422345Y2 true JPH0422345Y2 (ja) 1992-05-21

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JP17165383U Granted JPS59112248U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 複写機の原稿圧着装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728189Y2 (ja) * 1977-02-17 1982-06-19
JPS606835Y2 (ja) * 1979-11-19 1985-03-06 株式会社東芝 電子複写機

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JPS59112248U (ja) 1984-07-28

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