JP2002000445A - 炊飯ジャーの蓋 - Google Patents

炊飯ジャーの蓋

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JP2002000445A JP2000185086A JP2000185086A JP2002000445A JP 2002000445 A JP2002000445 A JP 2002000445A JP 2000185086 A JP2000185086 A JP 2000185086A JP 2000185086 A JP2000185086 A JP 2000185086A JP 2002000445 A JP2002000445 A JP 2002000445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯ジャーの蓋の開放角度を制限すべく蓋に
形成されたストッパー当て部を、部品点数の増加を伴う
ことなく補強して耐久性を向上させることである。 【解決手段】 ステンレス鋼製の補強板5により補強さ
れた蓋本体10をヒンジピン2を介してジャー本体に開
閉自在に取り付け、上記蓋本体10に設けたストッパー
当て部9と、ジャー本体1に設けたストッパー受け部を
当接させて蓋3開放角度を制限するようにした炊飯ジャ
ーの蓋において、上記補強板5の一部にストッパー補強
部21を設け、そのストッパー補強部21を上記ストッ
パー当て部9に重ねて該ストッパー当て部9を補強した
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は炊飯ジャーの蓋に
関し、特に開放角度を制限するために設けられたストッ
パー部の補強構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯ジャーの蓋は、ジャー本体に対しヒ
ンジ部を介して開閉自在に取り付けられ、その自動開放
を可能とするためにヒンジ部周りに装着したコイルばね
により開放方向の付勢力を付与している。また、蓋の開
放角度を制限するためのストッパー部として、蓋の一部
にストッパー当て部を、ジャー本体の一部にストッパー
受け部をそれぞれ設け、前者のストッパー当て部を後者
のストッパー受け部に当接させることが従来から行われ
ている。さらに、上記のストッパー当て部がストッパー
受け部に衝突する不都合を避けるために、制動シューを
蓋に設け、これをジャー本体の一部に摺接させ、制動を
かけながら最大開放角度に達するようにすることも行わ
れている。
【0003】一方、加圧炊飯型式の炊飯ジャーにおいて
は、その蓋を補強するために、ステンレス鋼製の補強板
を蓋本体に一体に取り付ける補強構造が採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の炊飯ジャーにお
いて、ストッパー部を構成するストッパー当て部とスト
ッパー受け部は、ともにプラスチック製の部品の一部に
形成されるものであるので、蓋の開放時に制動をかけて
はいても、当接時に過負荷となって破損の原因になるこ
とがある。例えば、手入れ時等において蓋に放熱板セッ
トを付けないで自動開放させることがあると、蓋が軽量
になっているので大きな付勢力が作用し、ストッパー部
で衝突を生じるような場合がある。
【0005】そこで、この発明は前記の補強板を利用し
てストッパー部の補強を図り、蓋のストッパー部の耐久
性を向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、金属製の補強板により補強された蓋
をヒンジ部を介してジャー本体に開閉自在に取り付け、
上記蓋の一部にストッパー当て部を設け、該蓋の最大開
放角度においてそのストッパー当て部を上記ジャー本体
のストッパー受け部に当接させて該蓋の開放を制限する
ようにした炊飯ジャーの蓋において、上記補強板の一部
にストッパー補強部を設け、そのストッパー補強部を上
記ストッパー当て部に重ねて該ストッパー当て部を補強
した構成を採用した。
【0007】上記の構成によると、ストッパー当て部
が、金属製のストッパー補強部により補強されるので、
それがストッパー受け部に衝突した際の損傷を防止する
ことができる。また、従来から用いられている補強板の
一部を利用してストッパー当て部の補強を行うものであ
るから、部品の増加をもたらさない。
【0008】上記ストッパー補強部を上記ストッパー当
て部の当接面側に重ね、そのストッパー補強部の表面及
びこれと当接するストッパー受け部の両方又はいずれか
一方にクッション材を貼着した構成を採用することがで
きる。この構成によると、クッション材の緩衝作用によ
りストッパー部が保護される。
【0009】さらに、上記補強板の両側に上向きに屈曲
された補強桁部を設け、その補強桁部間に上記ストッパ
ー補強部をブリッジ状に設けた構成を採用することがで
きる。この構成によると、ストッパー補強部自体の強度
が増し、また、その全長の全部又は一部をジャー本体側
のストッパー受け部に当接させることができ、荷重が分
散される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、実施形態の炊
飯ジャーは、加圧炊飯型式のものであり、ジャー本体1
と、そのジャー本体1にヒンジピン2を介して開閉自在
に取り付けられた蓋3、その蓋3の内面に着脱自在に取
り付けられた放熱板セット4等からなる。
【0011】上記の蓋2は、図2に示すように、プラス
チック製の蓋本体10と、これに固定されるステンレス
鋼製の補強板5、これらの上面をカバーするプラスチッ
ク製の蓋上板6(図1参照)を主要な構成部品としてい
る。上記の蓋本体10は多数の補強リブ7により補強さ
れ、さらに上記の補強板5を加えることにより、加圧炊
飯時の圧力に耐え得るようになっている。
【0012】上記の蓋本体10の後部にヒンジ凹所8が
設けられ、そのヒンジ凹所8の内側辺に沿ってストッパ
ー当て部9が形成される。このストッパー当て部9は蓋
本体10の一部をなすものであり、従ってプラスチック
により形成される。
【0013】一方、補強板5は、中央補強部11の両側
部を上向きに屈曲して、前後方向の平行な補強桁部1
2,12を形成したものである。中央補強部11は蓋本
体10の上面部に突き出した蒸気通路13や蒸気通路セ
ット14の周りを囲んで蓋本体10の上面に密着され、
補強桁部12,12は縦リブ15,15の内面に密着さ
れる。上記の補強板5は、補強桁部12,12に設けら
れた所要数のビス穴16を通してビス17により蓋本体
10に固定される。
【0014】上記補強板5の各補強桁部12の後端部
に、前記ヒンジ凹所8の両側に沿ったヒンジピン支持部
18が形成され、ピン穴19が設けられる。各ヒンジピ
ン支持部18の下端内側に水平に屈曲されたストッパー
補強部21が内向きに形成される。このストッパー補強
部21は、図3に示すように、前記のストッパー当て部
9の両端部の上面に重ねられ、その部分を保護する。上
記のストッパー補強部21は、図2において二点鎖線で
示すように、左右の補強桁部12,12間にブリッジ状
に渡るように形成してもよい。
【0015】上記の両側のピン穴19,19に支持され
る前記のヒンジピン2に一対のコイルばね23、23が
挿通される。各コイルばね23の一端部はヒンジ凹所8
の前面壁24のスリット25を通過し、蓋本体10の上
面のばね支持部26,26で支持される。上記スリット
25の内側において、前面壁24に制動シュー27,2
7が取り付けられる。
【0016】一方、図3に示すように、ジャー本体1の
ヒンジ部28には、左右一対のピン受け部29、29が
設けられ、また、前記各コイルばね23の他端部を支持
する一対のばね支持部31,31が設けられる。また、
上記のピン受け部29,29の前面側は壁面により連結
され、その壁面の上端部及び各ピン受け部29、29の
内面がストッパー受け部32となっている(図4参
照)。
【0017】前記のような蓋本体10を備えた蓋2を、
ジャー本体1に取り付ける場合は、コイルばね23、2
3の他端部をわん曲させて(図3の二点鎖線参照)ジャ
ー本体1側の各ばね支持部31に挿入すると共に、ヒン
ジピン2をピン受け部29,29に挿入支持させる。
【0018】実施形態の炊飯ジャーは以上のようなもの
であり、通常の状態においては、図4(a)に示すよう
に、蓋2は閉止状態にあり、蓋フック(図示省略)によ
りその状態に保持される。蓋フックが外されると蓋2
は、同図(b)に示すようにコイルばね23,23のば
ね力で自動開放を開始する。その開放の途中で制動シュ
ー27がストッパー受け部32に摺接し、その摩擦抵抗
により制動されて緩衝作用を受ける。蓋2の開放角度が
最大限に達すると、同図(c)に示すように蓋2側のス
トッパー当て部9の補強部材であるストッパー補強部2
1が、ジャー本体1側のストッパー受け部32に当接し
て停止する。このとき、ストッパー当て部9に作用する
荷重はその前面のストッパー補強部21により支持され
るため、ストッパー当て部9に過負荷がかかることを防
ぐことができる。
【0019】この場合、ジャー本体1側のストッパー受
け部32側はピン受け部29が十分な強度を持つ肉厚に
形成されているので、特別な補強構造は不要である。ま
た、図4(d)に示すように、ストッパー補強部21と
ストッパー受け部32の当接面の両方又はいずれか一方
にラバー等のクッション材33、33’を貼着して緩衝
作用を行わせてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、蓋の
ストッパー当て部が金属板により補強されるので、ジャ
ー本体側のストッパー受け部に対し衝突することがあっ
ても、十分耐えることができ、蓋の耐久性を向上させる
ことができる。また、その補強は、蓋自体の補強板の一
部を利用するものであるから、部品の増加をもたらすこ
とがない。
【0021】更に、上記補強板に形成されるストッパー
補強部を、補強桁部間にブリッジ状に設けることによ
り、当該ストッパー補強部の強度を上げることができ
る。また、上記ストッパー補強部の表面及びこれと当接
するストッパー受け部の両方又はいずれか一方にクッシ
ョン材を貼着することにより、蓋全開時の緩衝作用を行
わせ、ストッパー部の一層の耐久性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の炊飯ジャーの断面図
【図2】同上の蓋の一部分解斜視図
【図3】同上の蓋の取り付け部分における一部分解斜視
【図4】(a)〜(c)蓋の開放時のヒンジ部分の断面
図 (d)ストッパー部の変形例の断面図
【符号の説明】
1 ジャー本体 2 ヒンジピン 3 蓋 4 放熱板セット 5 補強板 6 蓋上板 7 補強リブ 8 ヒンジ凹所 9 ストッパー当て部 10 蓋本体 11 中央補強部 12 補強桁部 13 蒸気通路 14 蒸気通路セット 15 縦リブ 16 ビス穴 17 ビス 18 ヒンジピン支持部 19 ピン穴 21 ストッパー補強部 23 コイルばね 24 前面壁 25 スリット 26 ばね支持部 27 制動シュー 28 ヒンジ部 29 ピン受け部 31 ばね支持部 32 ストッパー受け部 33、33’ クッション材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の補強板により補強された蓋をヒ
    ンジ部を介してジャー本体に開閉自在に取り付け、上記
    蓋の一部にストッパー当て部を設け、該蓋の最大開放角
    度においてそのストッパー当て部を上記ジャー本体のス
    トッパー受け部に当接させて該蓋の開放を制限するよう
    にした炊飯ジャーの蓋において、上記補強板の一部にス
    トッパー補強部を設け、そのストッパー補強部を上記ス
    トッパー当て部に重ねて該ストッパー当て部を補強した
    ことを特徴とする炊飯ジャーの蓋。
  2. 【請求項2】 上記ストッパー補強部を上記ストッパー
    当て部の当接面側に重ね、そのストッパー補強部の表面
    及びこれと当接するストッパー受け部の両方又はいずれ
    か一方にクッション材を貼着したことを特徴とする請求
    項1に記載の炊飯ジャーの蓋。
  3. 【請求項3】 上記補強板の両側に上向きに屈曲された
    補強桁部を設け、その補強桁部間に上記ストッパー補強
    部をブリッジ状に設けたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の炊飯ジャーの蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004008630A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Zojirushi Corp 炊飯ジャーにおける蓋補強構造
KR100447194B1 (ko) * 2002-06-17 2004-09-04 엘지전자 주식회사 전기 압력밥솥의 힌지스프링 고정구조
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