JP3760319B2 - 補助板付き合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法 - Google Patents

補助板付き合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法に関し、とくに、二次曲面を有するポリエステル化粧合板に適用される。
【0002】
【従来の技術】
従来のポリエステル化粧合板は、平板の端面を二次曲面としたものがなかった。
【0003】
そこで、端面が二次曲面である化粧合板は、例えばメラミン化粧合板、塩化ビニル化粧合板を用いるしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの合板はロット生産等の理由により少量使用には不向きであった。
【0005】
ポリエステル化粧合板は、例えば1枚でも入手できるため経済的な利点はあるものの、端面を二次曲面にすることができない。
【0006】
これは次の理由による。ポリエステル化粧合板は予め合板に含浸用紙を貼着し、この状態で溶解したポリエステル樹脂を付与するためである。端面の二次曲面は無限の形態があるため、そのような製品を予め生産することはできず、どうしても受注生産となり、コストアップの要因となる。
【0007】
あらゆる二次曲面に対応させるためには、ポリエステル化粧材を合板から分離し予め生産することが考えられる。しかしながら、本発明者の試行において、含浸用紙の表面にポリエステル樹脂を、裏面に粘着剤を各付与した単材としてのポリエステル化粧材は、二次曲面に貼着する際少量の撓みでも折損してしまい、二次曲面を形成した合板の化粧材とすることができなかった。本発明者は試行錯誤の結果、これが紙の波打ち現象によるためであると考えた。即ち、含浸用紙109が載置状態において波打っていると、図10に示すようにポリエステル樹脂100を含浸させた場合、樹脂ムラを生じる。裏面の粘着剤107の付与においても同様である。そして含浸用紙109が載置状態において波打っていることは通例である。このように樹脂層100の薄いところと厚いところ、粘着層107の薄いところと厚いところが生ずると、合板132に対する化粧材の固着が点接着となるため曲面接着性が著しく低下し、このため二次曲面に適用することができないのである。
【0008】
本願発明は上記背景において、あらゆる二次曲面に対応することができる合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法を供することを目的とする。
【0009】
本願発明の他の目的は、現場施工性のある合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法を供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本願発明による補助板付き合板用ポリエステル化粧材は、含浸用紙からなるベースと、該ベースの表面側に含浸されるとともに一部が表面に露出されかつ平面状に均平されたポリエステル樹脂からなる樹脂層と、該ベースの裏面側に含浸されるとともに一部が裏面に露出されかつ平面状に均平された粘着層とからなるポリエステル化粧材であって、上記ポリエステル化粧材は平面を有する均平面成形用の補助板に両面離型紙を介して成形用粘着剤により貼着されてなることを特徴とする。
また、請求項1記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材において、上記両面離型紙の剥離単位値は表面側が裏面側より「小」であることを特徴とする。
また、請求項1記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材において、上記樹脂層が下塗層及び上塗層からなることを特徴とする。
また、本願発明による補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法は、両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、含浸用紙からなるベースに上記両面離型紙を貼着する第1工程と、工程紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、均平面成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写し成形用粘着層を形成する第2工程と、第1工程の工程品をベースが上面となるようにして上記成形用粘着層の上に貼着する第3工程と、溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する第4工程とからなることを特徴とする。
また、本願発明による補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法は、両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、含浸用紙からなるベースに上記両面離型紙を貼着する工程と、上記工程で得られた工程品の両面離型紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写して成形用粘着層を形成する工程と、次いでベースが上面となるようにして上記成形用粘着層の上に上記工程品を粘着する工程と、次いで溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する工程とからなることを特徴とする。
また、請求項4記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法において、第4工程のポリエステル樹脂の付与を2回に分けて行うことを特徴とする。
また、本願発明による補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法は、両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、離型紙からなる保護紙に上記両面離型紙を貼着する第1工程と、工程紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、均平面成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写し成形用粘着層を形成する第2工程と、第1工程の工程品から上記保護紙を剥離し、含浸用紙からなるベースを上記粘着層の上に貼着する第3工程と、溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する第4工程とからなることを特徴とする
また、請求項記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法において、上記両面離型紙の表裏面に剥離度の差をつけ、上記成形用粘着層の剥離単位値に比し表面側の剥離単位値を「小」とし裏面側を「大」とすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明による合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0012】
図1は本願発明による合板用ポリエステル化粧材30を示す。まず、中比重ファイバーボート(MDF)と呼ばれる成形用板1がある。該成形用板1は平面を有する面状材であり、上面に成形用粘着剤3aからなる成形用粘着層3が同厚で均平に形成されている。該成形用粘着層3の上面には両面離型紙5が貼着される。該両面離型紙5の上面には粘着層7を有するベース9が貼着される。即ち、該ベース9はチタン紙からなり、裏面に粘着剤7aが含浸され一部が裏面に露出され粘着層7を形成する。該粘着層7は同厚で均平に形成されている。またベース9の表面にはポリエステル樹脂が含浸され、一部が表面に露出され樹脂層11を形成する。該樹脂層11は下塗層11a及び上塗層11bからなり、各同厚で均平に形成されている。
【0013】
下塗層11aの成分は、スチレン39%、不飽和ポリエステル60%及びコバルト1%からなるポリエステル樹脂に、アセトン5%、バーノック3%及びメポックス0.1%を混合してなる。これにより、粘度を柔らかくし、ベース9に含浸させ易くするとともに、上塗層11bの樹脂との食いつきを良好とする。上塗層11bの成分は上記ポリエステル樹脂に軟質ポリエステル樹脂5%、スチレン10%及び硬化剤1%を混合してなる。これにより、曲げ強度を大とする。
【0014】
粘着層7、成形用粘着層3を各構成する粘着剤7a、成形用粘着剤3aの成分及び含有量は、アクリル樹脂43〜47%、トルエン20〜30%、酢酸エチル20〜30%であり、いずれも50g/m2となるよう設定される。
【0015】
上記両面離型紙5の剥離単位値は表面側が裏面側より「小」である。
【0016】
次に図2乃至図6に基づき本願発明による合板用ポリエステル化粧材30の製造方法を説明する。まず図2に示すように、両面離型紙5の片面に粘着剤7aを付与した後、乾燥炉13にて乾燥状態とし、含浸用紙からなるベース9に上記両面離型紙5を貼着する(第1工程)。
【0017】
次に図3に示すように、工程紙15の一面に成形用粘着剤3aを付与した後、乾燥炉13にて乾燥状態とし、成形用板1に上記成形用粘着剤3aを押圧ローラ17にて均平な厚さとなるよう押圧・転写する(第2工程)。
【0018】
次に図4に示すように、第2工程の工程紙15を剥離し成形用粘着層3を露出させ、次いで第1工程の工程品19をベース9が上面となるようにして上記成形用粘着層3上に貼着する(第3工程)。
【0019】
次に図5に示すように、作業台25に第3工程品21を載置し(図5(B))、溶融状態のポリエステル樹脂10を上記ベース9の上に供給する(図5(C))。次いで成形用フィルム22を張設し(図5(D))、上記成形用フィルム22の上から押圧ローラ23により上記ポリエステル樹脂10を均平化する(図5(E))。かくして硬化によりベース9の表面に樹脂層11が形成される(図5(F))(第4工程)。
【0020】
第4工程のポリエステル樹脂10の付与は2回に分けて行われる。これは、図6に示すように、ベース9となる含浸用紙中に残存するエア27が1回目のポリエステル樹脂10の付与・押圧により逃げようとするが、下面にエア27を通さない両面離型紙5があるため、ベース9の上面に逃げる。よって1回目付与の樹脂層(下塗層11a)にエア27の通過孔がピンホール状に残る。そこで、2回目のポリエステル樹脂10を付与し、ローラ23で押圧して均平化し、上塗層11bを形成するのである。
【0021】
本願発明による合板用ポリエステル化粧材30は、例えば図7に示すようなポリエステル化粧合板33に用いる。まず粘着層7、ベース9及び樹脂層11からなるポリエステル化粧材31を成形用板1(図1に示す)から剥し、合板32に固着する。ここで合板32の端面32aは二次曲面となっている。ポリエステル化粧材31を貼着することにより、このような合板32の平面32b及び端面32aを装飾し美的に処理するのである。
【0022】
ベース9の表裏面に含浸され形成された樹脂層11及び粘着層7は、平面状に形成されかつその厚さが均平化されているため、貼着面が面接着となり、これによりポリエステル化粧材31の曲面接着性が大となる。
【0023】
端面32aへの貼着は、通常、図7(B)に示すように少量しか回り込みがない。これは材料の節約及び軽量化等のためである。このため二次曲面の端面32aには、硬化した樹脂層11自体の剛性より剥離しようとする力(剥れ力)が働く。しかし、本願発明においては、このように少量の貼着面積しかなくとも、樹脂層11及び粘着層7の厚さが均平であり、曲面接着性が大のため、上記剥れ力に抗しポリエステル化粧材31が端面32aより剥離しないのである。
【0024】
また本実施の形態においては、樹脂層11が均平化されているため、ポリエステル化粧材31の曲げ強度も大となり、端面32aの二次曲面に固着・形成されても折損しない。
【0025】
ポリエステル化粧材31は合板32に貼着すればよいから、従来のように曲げ加工のための加圧、加熱等特別の設備を要せず、現場において大工等が自在に施工することができる。よって現場施工性に優れ、この面からもあらゆる二次曲面に一層対応可能である。
【0026】
本願発明は上記した実施の形態に限定されない。例えば、図8に示すように、第1工程品19を第3工程に用い、第1工程乃至第3工程を連続して行なうことができる。即ち、第1工程品19の両面離型紙5の一面に成形用粘着剤3aを付与した後乾燥状態とする。一方、供給されてくる成形用板1に上記成形用粘着剤3aを転写する。次いでベース9が上面となるようにして上記成形用粘着層3の上に第1工程品19を貼着した後、上記第4工程に移行する。
【0027】
また図9に示すように、ベース9の貼着を第3工程後第4工程前に行なうことができる。この場合、第1工程においてはベース9に代えて片面剥離紙又は両面剥離紙からなる保護紙29を用いる。上記した第2工程及び第3工程(ただし、第1工程品19はベース9に代えて保護紙29を用いてある)を経た後、第4工程前に保護紙29を剥離し、ベース9を粘着層7上に貼着してから第4工程に移行する。この場合、両面離型紙5の表裏面には剥離度の差が付けられており、成形用粘着層3の剥離単位値に比し表面側(図9の上面)の剥離単位値は「小」とされ、裏面側(図9の下面)は「大」とされる。
【0028】
ベース9の素材は他の素材からなる含浸用紙であってもよい。
【0029】
ベース9には模様、色彩等を付ける場合と付けない場合があり、いずれにも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】
このように本願発明によれば、あらゆる二次曲面に対応することができる合板用ポリエステル化粧材及びその製造方法を供することができる。また現場施工性に優れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による合板用ポリエステル化粧材の実施の形態を示す断面図である。
【図2】(A)は本願発明による合板用ポリエステル化粧材の製造工程(第1工程)を示す図、(B)は(A)のB部拡大図である。
【図3】(A)は本願発明による合板用ポリエステル化粧材の製造工程(第2工程)を示す図、(B)は(A)のB部拡大図である。
【図4】(A)は本願発明による合板用ポリエステル化粧材の製造工程(第3工程)を示す図、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は同C部拡大図、(D)は同D部拡大図である。
【図5】本願発明による合板用ポリエステル化粧材の製造工程(第4工程)を示す図である。
【図6】本願発明による合板用ポリエステル化粧材の製造工程(第4工程)の説明に用いた図である。
【図7】(A)は本願発明による合板用ポリエステル化粧材を用いた合板の斜面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(B)のC部拡大図である。
【図8】Aは本願発明による合板用ポリエステル化粧材の他の製造工程を示す図、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は同C部拡大図、(D)は同D部拡大図である。
【図9】本願発明による合板用ポリエステル化粧材さらに他の製造工程を示す図である。
【図10】従来技術の説明に用いた図である。
【符号の説明】
1 成形用板
3 成形用粘着層
3a 成形用粘着剤
5 両面離型紙
7 粘着層
7a 粘着剤
9 ベース
10 ポリエステル樹脂
11 樹脂層
11a 下塗層
11b 上塗層
13 乾燥炉
15 工程紙
17 押圧ローラ
19 第1工程品
21 第3工程品
22 成形用フィルム
23 押圧ローラ
25 作業台
27 エア
29 保護紙
30 合板用ポリエステル化粧材
31 ポリエステル化粧材
32 合板
32a 端面
32b 平面
33 ポリエステル化粧合板

Claims (8)

  1. 含浸用紙からなるベースと、該ベースの表面側に含浸されるとともに一部が表面に露出されかつ平面状に均平されたポリエステル樹脂からなる樹脂層と、該ベースの裏面側に含浸されるとともに一部が裏面に露出されかつ平面状に均平された粘着層とからなるポリエステル化粧材であって、上記ポリエステル化粧材は平面を有する均平面成形用の補助板に両面離型紙を介して成形用粘着剤により貼着されてなることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材。
  2. 請求項1記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材において、上記両面離型紙の剥離単位値は表面側が裏面側より「小」であることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材。
  3. 請求項1記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材において、上記樹脂層が下塗層及び上塗層からなることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材。
  4. 両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、含浸用紙からなるベースに上記両面離型紙を貼着する第1工程と、工程紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、均平面成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写し成形用粘着層を形成する第2工程と、第1工程の工程品をベースが上面となるようにして上記成形用粘着層の上に貼着する第3工程と、溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する第4工程とからなることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法。
  5. 両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、含浸用紙からなるベースに上記両面離型紙を貼着する工程と、上記工程で得られた工程品の両面離型紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写して成形用粘着層を形成する工程と、次いでベースが上面となるようにして上記成形用粘着層の上に上記工程品を粘着する工程と、次いで溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する工程とからなることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法。
  6. 請求項4記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法において、第4工程のポリエステル樹脂の付与を2回に分けて行うことを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法。
  7. 両面離型紙の片面に粘着剤を付与した後乾燥状態とし、離型紙からなる保護紙に上記両面離型紙を貼着する第1工程と、工程紙の一面に成形用粘着剤を付与した後乾燥状態とし、均平面成形用の補助板に上記成形用粘着剤を転写し成形用粘着層を形成する第2工程と、第1工程の工程品から上記保護紙を剥離し、含浸用紙からなるベースを上記粘着層の上に貼着する第3工程と、溶融状態のポリエステル樹脂を上記ベースに均平化した後硬化し樹脂層を形成する第4工程とからなることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法。
  8. 請求項記載の補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法において、上記両面離型紙の表裏面に剥離度の差をつけ、上記成形用粘着層の剥離単位値に比し表面側の剥離単位値を「小」とし裏面側を「大」とすることを特徴とする補助板付き合板用ポリエステル化粧材の製造方法。
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