JP3759877B2 - 折りたたみ式自転車 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、前側フレームと後側フレームが重なり合わないようにサドルパイプに取り付けられており、展開乗車位置において前側フレームと後側フレームを共にロックするクイックリリースクランプ若しくは他の手段を用いてそのサドルパイプ上若しくはサドルパイプ近傍で折りたたむことが可能な折りたたみ式自転車に関する。本願明細書では、“クイックリリース”若しくは他のロッキング装置を規制装置と称する。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第4,067,589号に記載されているダホーン(Dahon)のような折りたたみ式自転車の多くは、多数の折りたたみ工程を必要とする。折りたたみを行うに際しては、複雑で構造的に弱い自転車を構成している構成部材の中央に折り曲げ軸が設定されている。現在のところ、最強の折りたたみ式自転車は、最小限の数のクイックリリースレバーを用いてサドルパイプの回りに折りたたむ形式のものである。米国特許第4,448,437号及び同4,900,047号にはサドルパイプを中心に折りたたむ構造のものが開示されており、後側部材が前側部材の回りに周巻した取付構造となっており、サドル柱が前側部材に取り付けられた構造になっている。
【0003】
米国特許第4,579,360号に開示のあるブリジストン社の“グランドテック”の様な自転車では、サドルパイプの回りに折りたたむ方式を採用しており、かつ自転車の折りたたみステップを数工程にとどめている。しかしながら、折りたたみ工程数を制限した回数に抑えるためにサドル柱をゆがめており、この意味で展開した自転車の強度を犠牲にしているといえる。同様に、米国特許第5,222,751号では同第4,448,437号に開示のあるコンセプトを採用している。即ち、米国特許第4,448,437号公報の図2Bに示されているのと同じボトムブラケットエリアのカラーを採用している。この設計では、クランク近傍の底部とサドルパイプ近傍の上部に、前側フレームと後側フレームを取り付けるカラー折り曲げサドルパイプが用いられている。
【0004】
本発明者による従来の構成を含め、上記した自転車やタンデムの全てには前側フレームと後側フレームがあり、これらのフレームは部分的若しくは完全に重なり合う関係にあった。米国特許第4,448,437号には2つの状態が示されている。一つは前側フレームが後側フレームを囲む構成であり、他の一つは後側フレームが前側フレームを囲む構成である。本件出願にかかわる構成では、前側フレームと後側フレームが部分的に重なり合うようになっている。ブリジストン社の“グランドテック”について開示した米国特許第4,579,360号に開示されている構成では、バックフレームが前側フレームを囲っている状態にあり、米国特許第5,222,751号では2つのフレームが重なった状態にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、部品点数を減らし、フレーム強度を増し、折りたたみ動作を向上し簡素化するために設計を改良する余地はまだ残されている。本発明による新規なノンオーバラップフレーム設計では、前側フレームも後側フレームも一方が他方に重ね合わさる構成を採っていない。枢支点若しくは制限点は反対側のフレーム領域に突出しているが、別々のフレームの基本質量ではない。後側フレームと前側フレームが重なり合わない構成の折りたたみ式自転車やタンデムは他には存在しない。後側車輪軸にセットされたヘッド部から延びた連続した一本の棒で設計された多くのリカンバントや自転車があるが、これらの中で折りたたみ方式のものには中央部にドア型ヒンジが設けられている。このため折りたたむとフレームが重なり合うようになっている。これらの中に前側フレームと後側フレームが重なり合わない構成となっているものは存在しない。
【0006】
本発明の目的は、サドルパイプ及び前側フレームと後側フレーム上若しくはそれらの近傍に枢支手段を有する折りたたみ式の自転車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
サドルパイプ及び前側フレームと後側フレームは重なり合わない構成となっており、展開位置においてこれらのフレームを互いに結合させるロッキング部材を備えている。前側フレームと後側フレームは重ならない関係にあるが、一方は他方の上方に配設される。前側部と後側部とは、従来の別体構成のトップパイプとボトムパイプ、サドル支柱及びチェーン支柱、即ち、中実の棒体で構成されている。取り付けポイント及び回転ポイントは前側部にあり、サドルパイプ上若しくはサドルパイプの後側で、前側車輪が折りたたまれたパッケージの中に入るかあるいは入らないように角度を形成するかあるいは角度を形成しないようにしてある。取り付けポイントにおいて、前側サドルパイプ部材若しくは後側フレームサドルパイプ部材はそれぞれの相手部材の回りに周巻した取付状態となっている。枢支点は制限点と併合してもよいし、あるいは入れ替えて両者を置き換えるようにしてもよい。
【0008】
上記全ての変形例はどのフレームに対しても、また最も小型の子供用自転車から最も大型の大人用自転車までのどのようなサイズの車輪に対しても適用することができる。後側フレームを伸長して子供用のシートを保持するようにしてもよく、中央部で折りたたむタンデムを構成するようにこの概念を利用してもよい。軽量で強い材料を使えば上部のパイプ部材と下部の管部材を単一の部材に置き換えることが可能となる。前述した従来の非折りたたみ方式のXフレームにおいては、連続棒状体が前側ヘッドセットバックから後側車輪離脱部に至るまで使われている。本発明による“変形X”形状では、連続棒状体は2つに分断され、一方を他方の上部に配置しているため自転車の折りたたみが可能となっている。
【0009】
自転車を折りたたむと、前側フレームと後側フレームとはお互いに行き違いとなり、重なり合わない。このため完全な折りたたみ位置に納めることができる。一般に自転車のフレームは2つの主要部分から成り立っており、その内の一方はヘッドパイプから延びサドルパイプ領域に戻っており、他方はサドルパイプ領域から延び後側車輪の中央へ戻っている。結合構造とこの新規なノンオーバラップ結合構造の思想として下記の7つの点を挙げることができる。1)前側フレーム若しくは後側フレームは他方の部分の上に位置する。通常は、前側フレームが後側フレームの上側に位置する。2)自転車の前側部分若しくは後側部分は、中空長円形若しくは方形の棒状体からなるか、あるいはパイプや棒状体の組み合わせにより形成された開放形状となっている。3)前側フレーム枢支部材若しくは後側フレーム枢支部材は枢支点において他方の枢支部材に周巻した取付状態となっており、このため枢支部は同心円上を回転可能となっている。4)折りたたみのための枢支点は前側にあってもよく、サドルパイプ位置上若しくはサドルパイプの後側でもよい。5)たたみ込み枢支角を変えることによりたたみ込んだパッケージに前側車輪が脱輪若しくは着輪している状態とすることができる。6)枢支位置と規制装置の位置は相互に入れ替えることができ、また枢着装置は取付装置であってもよいし、逆に取付装置が枢着装置であってもよい。枢着装置と取付装置を結合し、両者を乗輪位置でフレーム張架のために使用するのであれば、他方の遠隔規制装置はピン若しくは楔であればよい。7)自転車は上記変形例のいずれか若しくは全てを含むようなタンデムであってもよい。また、最も小型の子供用自転車から最も大型の大人用自転車に至るまでのフレームの違いや車輪サイズの違いに対する設計上の制限は全く存在しない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面と以下の好ましい実施の形態の説明に基づき本発明を詳細に説明する。
【0011】
好ましい実施の形態及び以下の全ての実施の形態では、前側フレームの部品は奇数の参照番号で、後側フレームの部品は偶数の参照番号で表す。図1は第1の好ましい実施の形態を示したものである。第1の実施の形態は、中実の棒状体前側フレームと中実の棒状体後側フレームで構成されており、前側フレームが後側フレームの上側に位置しており、L字形状をした前側フレームはT字形状をした後側フレームを包み込むように取り付けられている。後側フレームはサドルパイプに直交する棒状体から構成されている。枢支点はサドルパイプ上にあり、前側車輪を離脱させるために鉛直方向に枢支されている。サドルパイプの前面には取付装置が示されている。また、サドルパイプの後方には別の枢支部材のオプションが示されている。後側フレームの上方に配設された前側フレームからなるこの中実棒状体の構造を、男女共用の“改良X”フレームデザインと称する。
【0012】
この好ましい実施の形態では、L字形状の前側フレームは棒状体の端部にサドルパイプが取り付けられた構造となっている。このサドルパイプは小径のサドルパイプを包囲している。小径のサドルパイプはT字形状の後側フレームの一部をなしている。後側フレームはクランクハウジングと後軸の間にまたがる支柱のセット若しくはサドルパイプと後側棒状体の下側面との間に付加的な筋交いを有している。内側のサドルパイプと外側のサドルパイプの間には、回転を容易にするための長い非金属のカラー(collar)が内挿されている。この非金属カラーを使用することにより自転車用の金属としてアルミニュームのような柔らかく軽量の金属を使うことができる。しかしながら、多くの自転車に使われている標準となっているスチールや、混合物、ファイバーグラス若しくはこの種の設計で使われる他の材料の使用を妨げるものではない。
【0013】
図1には、後側フレームを包み込む形で取り付けられたL字形状の前側フレームを有し、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の基本剛性棒状フレームの構成が示されている。図1において、前側フレーム1は、ヘッド管3,単一の棒状体5として結合されたトップ−ボトム管、棒状体5に溶接されたサドルパイプ7、一端に偏心レバーアーム13を他端に調整ノブ15を有する規制ロッド11、トップ及びボトムワッシャ17及びロッドハウジング19からなる。棒状体5はサドルパイプの他方の側に延びていてもよく、棒状体21を有していてもよい。その棒状体21は規制ロッド11、偏心レバーアーム13等と同種の部材を備えている。
【0014】
図1において、後側フレーム2は、サドルパイプ6に取り付けられ、前側フレームの外側パイプ7の内部を上方に延びるクランクハウジング4を備えている。サドルパイプの頂部には溝が形成されたリング8が取り付けられている。そのリング8はクイックリリース機構12によりサドル柱10に沿って下方に圧入されている。サドルパイプ6の端部は螺刻されており、螺刻カラー14を用いて前側フレームを後側フレーム上に締め付けている。サドルパイプ6は後側棒状体16と斜材18に取り付けられている。棒状体支柱16の後部には後側車輪の離脱部20が形成されている。後側フレームの棒状体支柱16には、参照番号22で示され、サドルパイプ6の前側に位置する拡張部が設けられており、分割されたサドル支柱を単一部材に結合している。これら全ての部品と前側フレームは、アルミニューム、スチール、混合物及び樹脂で製造するために、従来の自転車技術を用いている。図示されてはいないが、上述の構成に加えて、標準的な従来の自転車のように、前側及び後側フレームには前側フォーク、ハンドル棒ステム、ハンドル棒、コントロール、前側及び後側車輪、ブレーキ、シート、チェーン、クランク、ペダル、チェーンリング、前部及び後部変速装置、ケーブル等が収容されている。
【0015】
次に本発明による第1の実施の形態による折りたたみ動作について説明する。折りたたみ動作の第1ステップとして、前側と後側のフレームを固定している規制装置をはずす。レバーアーム13を持ち上げることで、ハウジング上部へ作用していた偏心加圧力が減少し、規制ロッド11に作用していた圧力が減少するので、下側にある調整ノブ15と後側フレーム2の拡張部22との接触状態が解放される。そのため規制ロッド11を後側フレーム2の拡張部22におけるスロットから抜き出すことができる。しかしながら、この抜き出し動作を行う前に、標準の前側車輪クイックリリース機構を解放することで前側車輪を離脱させておく必要がある。前側車輪をはずすと、前側フレーム1は回動可能になり、前側フォークと後輪が合体するまで回動する。後側の規制装置を用いて前側フレーム1の拡張部21を後側フレーム2に固定している場合には、前側の規制装置を解放するのと同様な方法で後側の規制装置も解放しておく。
【0016】
第1の実施の形態で示したような前側フレームと後側フレームの周巻関係を逆にして、後側フレームが前側フレームを包み込むように取り付けてもよい。図2は、外側のカラー部は、前側フレームの下面よりも下側に位置している後側フレームに取り付けられている。いずれの場合においても、当然のことながら、クランクハウジングは後側フレームに取り付けられている。好ましい実施の形態では、サドル柱10は後側フレーム内を摺動するようになっているが、別の形態として、サドル柱10を前側フレーム1に取り付けてもよい。好ましい実施の形態には、内側のサドルパイプに螺着された外側カラー部が形成されており、前後のフレームを締め付ける働きをしている。あるいは、後側フレームが前側フレームを包み込むようにして、螺刻カラーを他方のサドルパイプ内に螺着するようにしてもよい。
【0017】
この第1の好ましい実施の形態では、規制装置が下方に延びて後側フレームの拡張部と係合している。この規制装置はロッドから構成されており、当該ロッドの上部は前側フレームを構成する棒状体よりも上の位置にあってレバーを有しており、下部にはノブを有している。このレバーを締め付けると、自転車が展開した乗輪位置にあるときに前側と後側フレームを構成する棒状体を引き付ける役割を果たす。締め付けトルクを作用させるには、標準的な自転車用のクイックリリースレバーを用い、ノブはロッドの長さ調節用に用いる。この好ましい実施の形態では、この単一の規制装置のみによって前側フレームと後側フレームとをしっかりとロックしている。サドルパイプの頂部に装着した螺刻カラーナットにより、2つのフレームのカラー部を締め付け、その締め付けを予め調整することができる。また、最も耐久力に優れたオフロード用の自転車やタンデムのオプションとして、別の規制装置をサドルパイプの後方に取り付けるようにしてもよい。
【0018】
図2には、後側フレームが前側フレームを包み込む形のノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の基本剛性棒状フレームの構成が示されている。図2において、前側フレーム1は、ヘッド管3,単一の棒状体5として結合されたトップ−ボトム管、サドル柱23(この部材は前側フレームに取り付けられているので、新たな参照番号を用いた)まで延び、クランクハウジングのすぐ上まで垂下したサドルパイプ7からなる。サドル柱23の内部には螺刻カラーが装着されており、2つのフレームに対して力を作用しているので、サドル柱23がクランクハウジングに取り付けられている状態にはない。サドルパイプは前側の棒状体5に溶接されており、規制ロッド11を有する。規制ロッド11の一端には偏心レバーアーム13を他端には調整ノブ15を有し、更にトップ及びボトムワッシャ17及びロッドハウジング19を有している。
【0019】
図2において、後側フレーム2はクランクハウジング4を有し、そのクランクハウジング4はサドルパイプ6に取り付けられており、前側フレームを構成する棒状体5の下面の真下位置まで上方に延びている。このサドルパイプ6は後側で棒状体16に溶接されており、前側で後側フレームの拡張部に溶接されている。後側の棒状体16はチェーン支柱としての役割も併せ持つが、別のチェーン支柱が形成されていてもよい。後側の棒状体16の端部には後側車輪の離脱部20が形成されている。これら全ての部品と前側フレームは、アルミニューム、スチール、混合物及び樹脂で製造するために、従来の自転車技術を用いている。図示されてはいないが、上述の構成に加えて、標準的な従来の自転車のように、前側及び後側フレームには前側フォーク、ハンドル棒ステム、ハンドル棒、コントロール、前側及び後側車輪、ブレーキ、シート、チェーン、クランク、ペダル、チェーンリング、前部及び後部変速装置、ケーブル等が収容されている。
【0020】
図1及び図2の双方に示されている第1の実施の形態では、前側フレーム1を構成する棒状体5は参照番号21で示される領域まで後方に延設されていてもよく、そこには後側フレーム2を構成する棒状体16の拡張部22に用いられているのと同様な規制装置を用いてもよい。このような2つの規制棒装置は、耐久性を要するオフロード用自転車や、後側フレームの拡張部に子供用のいすを装着する場合のように余計な負荷がかかる自転車や、図9に示されているような折りたたみ式タンデムに適用される。折りたたみ式のタンデムは後側フレームを更に拡張しているが、通常の自転車のように折りたたむことができる。
【0021】
図3において、開放型の前側フレームと後側フレームはサドルパイプ上で包み込まれた支持構造となっており、前側フレーム用のサドルパイプが後側フレーム用のサドルパイプに包み込まれた状態になっている。鉛直揺動点がサドルパイプ上にあるノンオーバラップフレームからなる基本剛性開放型形状が図3に示されており、前側フレーム用のサドルパイプが後側フレーム用のサドルパイプの周りに同心円状に配列されている。図3に示した開放型フレーム設計の別の形として、後側フレーム用のサドルパイプを前側フレーム用のサドルパイプの周りに同心円状に配列するようにしてもよい。前側フレームと後側フレームは標準的な開放型溶接管によって構成されている。別の変形例として、上側の管を持ち上げて点線で示したような構造の男性用自転車としてもよい。前側フレーム1は、ヘッド管3、上側管5a、下側管5b、サドルパイプ7、一端13に偏心下側アームを、他端に調整ノブ15を有する規制ロッド11、トップ及びボトムワッシャ17及びロッドハウジング19を備えている。前側フレームはサドルパイプ7の後側まで延びて拡張部21を有してもよく、その場合には拡張部21に同じ規制装置を設けるようにしてもよい。後側フレーム2は、クランクハウジング4を有するサドル柱6、チェーン柱16a、後輪の離脱部20、サドル柱16b、部材22、前側フレームの規制装置に取り付けられた部材30とを備えている。サドル柱16bはサドルパイプ6を超えて前方に延びていてもよく、サドル柱6とは結合状態にある。
【0022】
図1と図2の説明で述べたように、全ての部品と構造は折りたたみ工程と同様に標準的なものである。図1及び図2に示したサドルパイプの周巻結合を逆にして図3に示した構成を別の形に変形してもよい。
図4は、サドルパイプの前方の鉛直方向の枢支点によって、前輪をつけたままでパッケージに折り畳める婦人用の構成のオープンフレームを示す。
【0023】
図4は、傾いた回動軸がサドルパイプの前方にあるノンオーバラップフレームの剛性開放型形状を示したものであり、前輪を装着したままにすることができる。前側フレームと後側フレームとは標準的な開放型溶接管構造となっている。前側フレーム1は、ヘッド管3、下方に下げられた上側管5a、下側管5b及びサドルパイプ7を備えている。サドルパイプ7の上端部にはサドル柱23とクイックリリース用カラー部27が配設されており、カラー部27のクイックリリース機構29によりサドルパイプ7を締め付けることができる。サドル柱23はサドルパイプ6の下部まで垂下していてもよく、別の規制装置として作用させるようにしてもよい。カラー部19はある角度に傾いた回動軸に設定されており、上側管と下側管の間に延設されている。管の内部には上部と底部に調整用ナットが螺設されており、前側フレームと後側フレームを一体に保持している。この揺動ポイントは上部と底部に螺設した調整用ナットで平衡位置に保つことができ、また必要であればクイックリリース機構を上部に配設して揺動ポイントの位置をずらすようにしてもよい。別の折りたたみ設計ではこの揺動ポイントを鉛直方向に設定し、折りたたみ時に前側車輪を離脱可能にしてもよい。後側フレーム2には、サドル柱6、クランクハウジング4、チェーン柱16a、後側車輪の離脱部20及び突っ張り棒30に対して斜めに接続されたサドル柱16bと前方拡張部22が含まれる。図1乃至図3の説明で述べたように、全ての部品と構造、更に折りたたみ工程は従来と同様である。
【0024】
図5において、前側及び後側棒状体フレームは、サドルパイプの前方に位置する規制装置によってサドルパイプに対して角度をなして結合されており、前側フレームから後側フレーム内にサドル柱が突出している。クイックリリース機構を緩めてサドルパイプを離脱すると、2つの部分を完全に分離することができる。この構成では枢着手段を採用しておらず、前側フレームと後側フレームそれぞれの接続ケーブルを用いて両フレームを分離するようにしている。枢着設計を採用したい場合には、ロッド11を後側部材22の底部まで延設し、後側部材22の中でロッド11を包み込むようにすればよい。
図5を参照すると、サドルパイプの前方に傾斜して枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用”改良X”の剛性棒状フレームの構成が示されている。図5において、前側フレームは、ヘッド管3、結合されたトップ−ボトム管5,トップ−ボトム管5に溶接されたサドルパイプ7、規制ロッド11、偏心レバーアーム13及び調整ノブ15、ワッシャ17、カラーチューブ19、棒状延長部31、ロッド11,ナット15及びクイックリリース機構13から構成される。サドルパイプ7は、カラー25、サドル柱27、およびクイックリリース機構29によって締め付けられる。サドル柱は、後側フレーム内のポケットに納められて折られないように保護される。図5において、後側フレーム2は、前側フレームの棒5の底部よりも下方に延在するサドルパイプ6に取り付けられたクランクハウジング4を有する。サドルパイプ6は、後側フレームの棒15と拡張棒22とに溶接されている。何れのフレーム部分も、折畳みプロセスにおいて包み込まれることがないので、前側フレームと後ろ側フレームとは、別々のままで最も小さな折り畳み形状に折り畳まれる。この構造と部品とは、折り畳み行程と同様に前述のように標準である。
図6は、図1と類似しているが、前側フレームと後側フレームとを一緒に結合する唯一の手段として、サドルパイプの上部で螺旋が切られたカラーを使用する点が異なる。歯が形成されたリングが、2つのフレームが一緒になるサドルパイプのところに配置されている。締め付けのない規制ピンやスロットが、サドルパイプの前後、またはそのいずれかに配置されて、自転車がこがれている時の旋回 トルクに対抗している。
【0025】
図6には、L字形状の前側フレームが後側フレームを包み込む形で、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性棒状フレームの構成が示されている。図6に示した前側フレーム1は図1に示した構成と同様に、ヘッドセット3,前側棒状体5、サドルパイプ7及び同様の後側拡張部21から構成されている。後側フレームは、クランクハウジング4、前側フレームのカラー部を通ってサドル支柱カラー部8まで延設されたサドルパイプ6、サドル柱10及びクイックリリース機構12を備えている。サドルパイプの端部もまた螺刻されており、螺刻されたカラーを用いて前側フレームを下方に移動して後側フレーム上に締め付ける。しかしながら、図6において、下方締め付けプロセスは主規制装置で用いられる。自転車を折りたたんだり展開する毎にレバー32を回転することで締め付けを解放する。この2つのフレームの締め付け一体化プロセスは、サドルパイプの外側位置にある単純形状のピンやスロットを一緒に引っ張ることにより実行することができる。サドルパイプの前方において、前側フレームに取り付けられたピン35は後側フレームに取り付けられたピンホルダー36内に収容されている。サドルパイプの後方において、後側フレームに取り付けられたピン34は前側フレームに取り付けられたピンホルダー33内に収容されている。2つのフレームが接触するサドル柱に上側フレームに取り付けられる噛合リング55と下側フレームに取り付けられる噛合リング48を配設するようにしてもよい。これらのリングがあると2つのフレームの接続点における摩擦が増加し、回転力が減殺される可能性がある。前記したように、図6に示した構成と部品は全て標準のものである。
【0026】
図7は小径車輪用の構成である点、分離方式とせず2つのフレーム部を回動して折りたたみパッケージ化できるようにサドルパイプの前方に枢着部を有した点を除き図5の構成と同様である。他の小径車輪の折りたたみ方式のように、下方に折りたたむヘッドセットとハンドル棒を備えている。図7は前側車輪に電動モータのオプションを採用した例を示したもので、このオプション用に後部にはラックとバッテリが取り付けられている。
【0027】
図7には、前側フレームを構成する棒状体に対して角度をなしてサドル柱の前方の点に枢支された小径車輪用ノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性棒状フレームの構成が示されている。かかる構成のため折りたたみ過程で前側車輪は装着されたままの状態にある。図7は図5と同様であり、小径車輪用の折りたたみ構造に適合した幾何学的構成を採用したに過ぎない。前側フレーム1は、前側フレームを構成する棒状体5内に埋め込まれたヘッド管と、ワッシャ17と共にスリーブ19内に収容され、上部にナット15を有する規制ロッド11と、サドルパイプ7に溶接された前側フレームを構成する棒状体5と、サドル柱用カラー27と、サドル柱23と、サドル37と、クイックリリース機構29を有する締め付け装置と、後方棒状体拡張部31と、クイックリリース機構とからなる。前側フォーク39は前側車輪41とオプションで設けられた前側車輪用モータ43を担持している。拡張されたヘッド管45は枢着部47に枢支されており、ヘッド管45には規制プレート49が溶接されている。この規制プレート49は制限ロッド11に螺合するナット15と係合するように前側フレーム内に形成されたスロット内に取り付けられており、クイックリリース機構13により締め付けられる。スロットは制限ロッドを受け入れるためのスロットが傾斜しており、枢着部47の角度に依存した角度でナット15は制限ロッドの方へ戻る。
【0028】
図7に示した後側フレーム2は、クランクハウジング4に取り付けられ、サドルパイプ軸の前方に設置されると共に後側の棒状体16内に設置されたクランクアームとペダル40を備えている。後側の棒状体16は、後方車輪の離脱部20、後方車輪42及びオプションで取り付けられたモータ用バッテリ46を搭載した後部ラック44を保持している。この構成及び部品は全て標準的なものである。折りたたみ過程で前側車輪は装着されたままである。前側のヘッドセットクイックリリース機構を緩め、ヘッドセット45、ヘッドステム及びハンドル棒53を下方にある角度で下方に回動し、こらが前側フレームを構成する棒状体5の側平面に対して平坦状態を維持するようにする。拡張された後側棒状体31のクイックリリース機構13を解放し、サドル柱23を取り外して自転車を折りたたむと、前側の棒状体5は後部ラックとバッテリに近づいた位置関係となる。
【0029】
図8Aと図8Bは、本発明の第2の実施の態様に基づくフルサスペンション折りたたみ自転車の後側フレーム用サスペンションの2つの位置の状態を示したものである。後側の開放型フレームは回転カラーと共にクランクハウジングポイントの回りに枢支されている。前側フレームを構成する棒状体の管の底部に取り付けられた圧縮機構がそのサスペンションを提供している。図8Aにおいて、負荷がない状態で、ブロック57が後側に移動できる限り移動したとすると、前側フレーム圧縮機構と当該圧縮機構に接触している後側フレームのサスペンションホイールの間には圧力は作用しない。規制装置を解放しサスペンションホイールをわきに移動してたたみ込み処理を開始する。
【0030】
図8Aと図8Bは、同じ自転車の2つの側面図を示したもので、後側サスペンションシステムの作動位置が示されている。即ち、同図は、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性棒状フレームの構成を示したものである。図8Aと図8Bに示されている前側フレームは図6に示した前側フレームと近似している。ヘッド管3,前側棒状体5,サドルパイプ7及び噛合リング55は同じである。後側フレームは、上部に図6で用いられているのと同じ規制用螺刻装置を有するサドルパイプ6と、螺刻カラー14と,当該カラーを回転するためのハンドル32と、サドル柱カラー8と,サドル柱10とクイックリリース機構12により構成されている。サドルパイプ6は噛刻リング48とその連続管50に溶接されている。サドルパイプ50とサドルパイプ6は同様の部材であるが、サドルパイプ50の直径の方が大きい。サドルパイプ50はクランクハウジング4まで垂下し、クランクハウジング4に溶接することで剛性のある構造としている。回転スリーブ52がクランクハウジング4の外周とその側部に配設されている。この回転スリーブ52には開放型の後側フレームが取り付けられている。後側フレームはチェーン柱54,後方車輪の離脱部20,サドル柱56,三角形の第3の辺に相当する突っ張り支柱58によって構成されている。支柱56はサドルパイプの両側を通って延びており、支柱58はシリンダ60に結合されている。シリンダ60にはその回りを回転するホイールが取り付けられている。
【0031】
前側フレームのサスペンションシステムの構成要素には移動ブロック57が含まれる。この移動ブロック57は棒状体5の下部に設けられ、ガイドレール59に保持されガイドレール59上を案内されると共に、ショックアブソーバとしてのスプリング61に当接し、次いで固定ブロック63に当接する。図8Aはスプリング/ショックが開放位置にあり、図8Bはスプリング/ショックが閉成位置にある状態を示したもので、自転車に上方向の力を作用させて衝撃を与え後側フレームの後方を持ち上げるときにスプリング/ショックは閉成位置となる。図8Bは後側が持ち上がった状態を示したものであり、点線で示した位置は図8Aに示した状態に相当する。後側フレームが図8Aに示した位置から図8Bに示した位置に移動すると、回転ホイール62はスプリング61を圧縮する移動ブロック57の面を横切るように移動する。図8Aにおいて、回転ホイール62と移動ブロック57の間には圧力は作用しておらず、そのため後側フレームはロックがはずれた状態でありたたみ込み位置に回転可能となっている。この構造及び構成部品の全て並びにたたみ込み処理は標準的なものである。
【0032】
図9はタンデムの構造を示したものであるが、図6に示した自転車に使用されているのと同じ規制装置が3つ使用されている。ここに示したタンデムの設計上の特徴は、折りたたんだパッケージとしたときに前側と後側の車輪の双方を離脱するようになっている点にある。
【0033】
図9は、L字形状の前側フレームのサドルパイプが後側フレームのサドルパイプを包み込むように取り付けられており、サドルパイプ上に鉛直な揺動点を有するノンオーバラップ構造のタンデム用フレームの基本剛性フレーム構成を示したものである。図9において、前側フレーム1は、ヘッド管3,前側棒状管5,サドルパイプ7,ノブ15とクイックリリース機構13を備えた規制ロッド11,ワッシャー17,カラー19,棒状体拡張部21及び前側位置にあるのと同じ規制用エレメントのセットから構成される。前側フォーク39,ハンドルバーステム51及びハンドルバー53が前方及び直交側面の折りたたみ位置に示されている。後側フレームには、クランクハウジング4,チェーンリング38,筋交い18に溶接されたサドルパイプ6、前側拡張部22,後側棒状体64,螺刻カラー14,ハンドル32,サドル柱カラー8,サドル柱10,クイックリリース機構12,ストッカーハンドルバーステム66,ストッカーハンドルバー68及びサドル70が含まれる。管64の後側にはストッカーサドル柱72が取りつけられている。ストッカーサドル柱72には、クランクハウジング4,チェーンホイール38,後側拡張棒状体74,後側離脱部20,サドル柱76,ストッカーサドル柱カラー8,サドル柱10,クイックリリース機構12及びサドル70が含まれる。この構成と部品は全てタンデム用に標準化されている。3つ規制装置がサドルパイプ上とサドルパイプの両側に採用されている。前側車輪と後側車輪及びストッカーハンドルバーをサドルと共に取り外してサドルパイプを中心にタンデムを折りたたみ、規制クイックリリース機構を緩めてタンデムを半分に折りたたむ。棒状体拡張部21の端部からハンドルバーを横に回転したときの最先端までの距離は、棒状体拡張部22の前端部から後側の離脱部20までの距離にほぼ等しく、約38インチ(96.52cm)から40インチ(101.6cm)である。
【0034】
図10は、本発明の第3の実施の形態による後側フレームが前側フレームより上方に位置した構成を示したものである。図10には、後側フレームが前側フレームの上方に位置し、棒状体の前側フレームが後側の棒状体フレームを包み込む形で取り付けられ、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性棒状フレームの構成が示されている。図10において、前側フレーム1は、ヘッド管3,棒状体5,サドルパイプ7,非金属管9を有する。後側フレーム2は、クランクハウジング4,サドルパイプ6,螺刻カラー14,後側棒状体16,後側離脱部20,スロットが形成されたカラー8,サドル柱10,クイックリリース機構12を有している。規制装置にはクイックリリース機構12,ロッド及びノブ12aが含まれる。
【0035】
図11は、第3の実施の形態の変形例を示したものであり、前側と後側に開放型のフレームを使用して後側フレームが前側フレームの上方に位置するようにした例である。この図には、後側フレームが前側フレームの上方に位置し、前側フレーム管が後側のフレーム管を包み込む形で取り付けられ、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性開放型フレームの構成が示されている。図11において、前側フレーム1は、ヘッド管3,上側管5a、下側管5b、サドルパイプ7,規制ピン33,35を有する。後側フレーム2は、クランクハウジング4,サドルパイプ6,螺刻カラー14,ハンドル32,ピンスロット34,36,チェーン柱16a、後側離脱部20,サドル柱16b、スロット形成カラー8,サドル柱10及びクイックリリース機構12が含まれる。
【0036】
図12には、後側フレームにボルトで締結されたL字形状の前側フレームを有し、サドルパイプ上に鉛直に枢支されたノンオーバラップ構造の男女共用“改良X”の剛性棒状フレームの構成が示されている。図12において、前側フレーム1は、ヘッド管3,単一の棒状体5として結合されたトップ−ボトム管、棒状体5に溶接されたサドルパイプ7、一端に偏心レバーアーム13を他端に調整ノブ15を有する規制ロッド11、トップ及びボトムワッシャ17及びロッドハウジング19からなる。スロット形成リング27,サドル柱23,クイックリリース機構29がサドルパイプの頂部に取りつけられている。サドルパイプの底部には、後側のフレーム用ボルトに螺合するプレート9が配設されている。
【0037】
図12において、後側フレーム2は、サドルパイプ6に取り付けられたクランクハウジング4からなる。サドルパイプ6は、後側フレームの内部を上方に延びて後側フレームの頂部とプレート10aに達し、ボルト10bを保持している。サドルパイプ6は後側棒状体16と斜材18に取り付けられている。棒状体支柱16の後部には後側車輪用の離脱部20が形成されている。後側フレームの棒状体支柱16には、参照番号22で示され、サドルパイプ6の前側に位置する拡張部が設けられており、分割されたサドル支柱を単一部材に結合している。
【0038】
本発明の技術思想の範囲内において、本発明を他の形に変形して実施できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームの一部を示した側面図であって、棒状体の前側部分が棒状体の後側部分を包み込んだ形で係合しており、前側部分と後側部分とがサドルパイプ上に鉛直に枢支された状態を示したものである。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の変形例によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームの一部を示した側面図であって、棒状体の後側部分が棒状体の前側部分を包み込んだ形で係合しており、前側部分と後側部分とがサドルパイプ上に鉛直に枢支された状態を示したものである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、前側と後側の両方に開放型フレームを有し、前側フレームが後側フレームを包み込んだ形で係合しており、両フレームがサドルパイプ上に鉛直に枢支された状態を示したものである。後側フレームが前側フレームを包み込む形で係合した別の例はこの図面には示されていない。
【図4】 ノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、前側と後側の両方に開放型フレームを有し、上側の管が下側位置に降下した状態にありサドルパイプの前方に角度をもって枢着されており、前側フレームが後側フレーム棒を包み込んだ形で係合している状態を示したものである。
【図5】 第1の実施の形態の変形例によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームの一部を示した側面図であって、サドルパイプ前方においてある角度をなして棒状の前側部分と後側部分とが枢着されており、折りたたんだパッケージに前側車輪が含まれる場合を示したものである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の変形例によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームの一部を示した側面図であって、棒状体の前側部分が棒状体の後側部分を包み込んだ形で係合しており、前側部分と後側部分とがサドルパイプ上に鉛直に枢支され、サドルパイプ上に主規制装置が配設された状態を示したものである。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるノンオーバラップフレーム構造の小径車輪自転車を示した側面図であって、棒状前側部分と棒状後側部分とがサドルパイプの前方においてある角度をなして枢着されている状態を示したものである。
【図8】 図8Aは、本発明の第2の実施の形態によるフルサスペンションでノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、棒状体の前側部分が棒状体の後側部分を包み込んだ形で係合しており、前側部分と後側部分とがサドルパイプ上に鉛直に枢支され、サドルパイプ上に別の規制装置が配設された状態を示したものである。図8Bは、同じ自転車の側面図であって、リヤサスペンションが完全に加圧された状態を示したものである。
【図9】 棒状体の前側部分と棒状体の後側部分を有するタンデム用フレームの側面図であって、両部分がサドルパイプ上に鉛直に枢支され、前側部分が後側部分を包み込んだ形で係合しており、サドルパイプ上に別の規制装置が配設された状態を示したものである。
【図10】 本発明の第3の実施の形態によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、棒状体の前側部分が棒状体の後側部分の下方に位置しており、両部分がサドルパイプ上で鉛直に枢支され、前側部分が後側部分を包み込んだ形で係合しており、更に遠隔規制装置を備えた構成を示したものである。
【図11】 本発明の第3の実施の形態の変形例によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、開放型前側部分が開放型後側部分の下側に位置し、前側部分が後側部分を包み込んだ形で係合しており、両部分がサドルパイプ上に鉛直に枢支され、サドルパイプ上に主規制装置が配設された状態を示したものである。
【図12】 本発明の第1の実施の形態によるノンオーバラップ構造の自転車用フレームを示した側面図であって、棒状体の前側部分と棒状体の後側部分とがサドルパイプ上に鉛直に枢支され、後側部分が前側部分にボルトで固定された状態若しくはその逆の状態を示したものである。
【符号の説明】
1 前側フレーム
2 後側フレーム
3 ヘッド管
4 クランクハウジング
5 棒状体
6 (小径)サドルパイプ
7 (大径)サドルパイプ
10 サドル柱
11 規制ロッド
12 クイックリリース機構
13 偏心レバーアーム
20 離脱部
22 拡張部
53 ハンドル棒

Claims (39)

  1. 前側車輪を取りつけるための前側フレームと後側車輪を取りつけるための後側フレームとを備え、
    前記前側フレームと前記後側フレームとは、乗車可能な状態では一体的に固定されながらも、乗車可能な状態から前記前側フレーム若しくは前記後側フレームのいずれか一方を他方に対して共通の回転軸の回りにのみ回転して折りたたんだ状態ではメインサドルパイプ若しくはその近傍に位置する折りたたみ点あるいは結合点を除いて前記前側フレームと前記後側フレームとは同一面上で非接触状態にあることを特徴とする折りたたみ式自転車。
  2. 前記前側フレームは、前記メインサドルパイプよりも前方に突き出ている前記後側フレームの上端部の上側に位置していることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  3. 前記前側フレームと前記後側フレームとの固定を制御するロック機構を備え、前記ロック機構により前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に固定され、前記ロック機構を解放すると、前記前側フレームと前記後側フレームとは折りたたみ可能となることを特徴とする請求項2記載の折りたたみ式自転車。
  4. 選択的に使用可能な電気的駆動源を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の折りたたみ式自転車。
  5. 前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に取り付けられており、前記前側フレームを含む面と前記後側フレームを含む面とが同一回転軸を中心に回転可能な同心的回転によって折りたたみ状態から展開できることを特徴とする請求項2記載の折りたたみ式自転車。
  6. 前記同心的回転は、前記メインサドルパイプの位置よりも前方で生じることを特徴とする請求項5記載の折りたたみ式自転車。
  7. 前記同心的回転の回転軸は、鉛直方向から傾いていることを特徴とする請求項6記載の折りたたみ式自転車。
  8. 前記前側フレームは前記後側フレームと結合するためのヒンジを更に有し、当該ヒンジが前記後側フレームの回転軸を包み込むように形成されていることを特徴とする請求項7記載の折りたたみ式自転車。
  9. 前記同心的回転は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記メインサドルパイプは、前記前側フレームに直接取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の下方に位置して前記後側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、
    上側にある前記前側フレームを通って下側にある前記後側フレームへと摺動する内側サドルパイプによって走行可能な乗輪状態にロックされ、
    前記内側サドルパイプの内部に配置されたサドル柱と、当該サドル柱を前記内側サドルパイプに締め付けるための締め付け手段とが設けられていることを特徴とする請求項6記載の折りたたみ式自転車。
  10. 前記メインサドルパイプを下側にある前記後側フレームに保持させるための保持力を提供する手段を更に備えたことを特徴とする請求項9記載の折りたたみ式自転車。
  11. 前記内側サドルパイプに締め付けられるカラーを更に備え、前記内側サドルパイプが前記上側サドルパイプ部の内部の全体に亘って摺動することを防止したことを特徴とする請求項9記載の折りたたみ式自転車。
  12. サドル柱が前記内側サドルパイプ内に嵌合し、クイックリリース締め付け装置が前記サドル柱を所定位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項11記載の折りたたみ式自転車。
  13. 前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に取りつけられており、ピン部材を回転軸として同心的に回転して展開したり閉じたりすることを特徴とする請求項2記載の折りたたみ式自転車。
  14. 少なくとも前記前側フレームと前記後側フレームとのうちの一方は中実棒状構造であることを特徴とする請求項13記載の折りたたみ式自転車。
  15. 前記同心的回転が前記メインサドルパイプの位置で生じるようにしたことを特徴とする請求項13記載の折りたたみ式自転車。
  16. 前記同心的回転の回転軸が鉛直方向から傾いた位置にあることを特徴とする請求項15記載の折りたたみ式自転車。
  17. 前記同心的回転は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記メインサドルパイプは、前記前側フレームに直接取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の下方に位置して前記後側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、
    前記上側サドルパイプ部を通って前記下側サドルパイプ部へと摺動するサドル柱によって、走行可能な乗輪状態にロックされることを特徴とする請求項15記載の折りたたみ式自転車。
  18. 前記同心的回転は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記メインサドルパイプは、前記前側フレームに取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の真下において前記後側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、
    上側にある前記前側フレームを通って下側にある前記後側フレームへと摺動する内側サドルパイプによって走行可能な乗輪状態にロックされ、サドル柱が前記内側サドルパイプの内側に配置されて、締め付け装置を用いて前記内側サドルパイプに締め付けられていることを特徴とする請求項15記載の折りたたみ式自転車。
  19. 前記後側フレームは、前記メインサドルパイプよりも後方に突き出ている前記前側フレームの上端部の上に位置していることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  20. 前記前側フレームと前記後側フレームとの固定を制御するロック機構を更に備え、前記ロック機構により前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に固定され、前記ロック機構を解放すると、前記前側フレームと前記後側フレームとは折りたたみ可能になることを特徴とする請求項19記載の折りたたみ式自転車。
  21. 前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に取り付けられており、前記前側フレームを含む面と前記後側フレームを含む面とが同一回転軸を中心として回転可能な同心的回転によって折りたたみ状態から展開できることを特徴とする請求項19記載の折りたたみ式自転車。
  22. 前記同心的回転が主サドルパイプ位置よりも後方で生じるようにしたことを特徴とする請求項21記載の折りたたみ式自転車。
  23. 前記同心的回転の回転軸が鉛直方向から傾いた位置にあることを特徴とする請求項21記載の折りたたみ式自転車。
  24. 前記後側フレーム部材が前記前側フレームと結合するためのヒンジを更に有し、当該ヒンジが前記後側フレーム部材の回転軸を包み込むように形成されていることを特徴とする請求項23記載の折りたたみ式自転車。
  25. 前記ヒンジは、クランクハウジングと前記後側フレームに結合された回転スリーブからなり、前記クランクハウジングがサドルパイプに担持されていることを特徴とする請求項24記載の折りたたみ式自転車。
  26. 前記後側フレームは、クランクハウジングを有するヒンジを備え、前記後側フレームが前方にずれたときに回転移動可能としたことを特徴とする請求項23記載の折りたたみ式自転車。
  27. 前記前側フレームは、前記後側フレームの一部に接触する移動可能な停止ブロックを更に備え、前記後側フレームが前記前側フレームに対して前方向に移動可能としたことを特徴とする請求項21記載の折りたたみ式自転車。
  28. 前記同心的回転は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記主サドルパイプは、前記後側フレームに取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の真下にて配列され前記前側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、前記上側サドルパイプ部を通って前記下側サドルパイプ部へと摺動するサドル柱によって走行可能な乗輪状態にロックされることを特徴とする請求項21記載の折りたたみ式自転車。
  29. 前記同心的回転は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記主サドルパイプは、前記後側フレームに取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の真下に配列され前記前側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、上側に位置する前記後側フレームを通って下側の前側フレームへと摺動する内側サドルパイプによって走行可能な乗輪状態にロックされており、サドル柱が前記内側サドルパイプの内部に配置されており、クイックリリース締め付け装置を含む締め付け装置を用いて前記内側サドルパイプに締め付けられていることを特徴とする請求項21記載の折りたたみ式自転車。
  30. 前記前側フレームと前記後側フレームとは一体的に取りつけられており、ピン部材を回転軸として回動して展開し閉成することを特徴とする請求項19記載の折りたたみ式自転車。
  31. 前記回動は、前記メインサドルパイプの位置よりも前方で生じるようにしたことを特徴とする請求項30記載の折りたたみ式自転車。
  32. 前記回動軸が鉛直方向にあることを特徴とする請求項31記載の折りたたみ式自転車。
  33. 前記回動は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記主サドルパイプは、前記後側フレームに取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の真下に配列されて前記前側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、前記上側サドルパイプ部を通って前記下側サドルパイプ部へと摺動するサドル柱によって走行可能な乗輪状態にロックされることを特徴とする請求項31記載の折りたたみ式自転車。
  34. 前記回動は、前記前側フレームと前記後側フレームの2つの軸取付部間の中点近傍の点でのほぼ鉛直方向の回りで生じ、前記主サドルパイプは、前記後側フレームに取り付けられた上側サドルパイプ部と、前記上側サドルパイプ部の直ぐ下に配列されて前記前側フレームに取り付けられた下側サドルパイプ部との2つの部分に分離されており、上側にある前記後側フレームを通って下側にある前記前側フレームへと摺動する内側サドルパイプによって走行可能な乗輪状態にロックされており、サドル柱が内側サドルパイプの内部に配置されており、クイックリリース締め付け装置を含む締め付け装置を用いて前記内側サドルパイプに締め付けられていることを特徴とする請求項31記載の折りたたみ式自転車。
  35. 少なくとも前記前側フレームと前記後側フレームのうちの一方は中実棒状構造であることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  36. 少なくとも前記前側フレームと前記後側フレームのうちの一方は開放型の管幾何学的構成であることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  37. 前記前側フレームに対して前記後側フレームを移動可能とする弾性サスペンションを更に備えたことを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  38. 前記フレームがタンデム用フレームであることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
  39. 前記前側フレームは、ヘッド管、上側サドルパイプ、及び前記ヘッド管と前記上側サドルパイプの間に延設された単一の特大管を有し、
    前記後側フレームは、前記上側サドルパイプに上部から底部までが内挿された下側サドルパイプを有し、
    前記上側サドルパイプを前記下側サドルパイプに取り付けるサドル柱と、
    前記上側サドルパイプと前記下側サドルパイプを通って内挿された内側のサドルパイプと
    をさらに有し、
    前記内側のサドルパイプによって、前記前側フレームは、前記下側サドルパイプを中心に回動でき、前記前側フレームと前記後側フレームとは、前記乗車可能な状態に展開されて固定されることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式自転車。
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