JP3759447B2 - 車載用レーダー装置の軸調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエンジンルームの前部空間に取り付けられて前方の物体を検知するレーダー装置と、このレーダー装置に取り付けられて該レーダー装置の軸線の傾きを検知するための軸調整治具とからなる車載用レーダー装置の軸調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ACCシステム(アダプティブ・クルーズ・コントロール・システム)、Srop&Goシステム(渋滞追従システム)、車間警報システム等に使用されるレーダー装置を車両に取り付ける場合、そのレーダー装置の軸線が予め設定した方向を正しく指向していないと、隣車線の対向車を誤検知してシステムが誤作動したり、路面、陸橋、看板だけを検知して先行車を検知しないためにシステムが作動しないという問題が発生する。
【0003】
特開2000−258527号公報には、車体に固定したブラケットに3本のボルトを介してレーダー装置を支持し、それら3本のボルトのうちの2本を回転させることでレーダー装置の軸線を上下方向および左右方向に調整するものが記載されている。
【0004】
また特開2000−344031号公報に示されるように、レーダー装置をラジエータグリル(フロントグリル)の内側に配置することも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでレーダー装置がフロントグリルの内側に配置されている場合、フロントグリルがボンネット側に取り付けられていれば、ボンネットを開くことでレーダー装置を露出させて軸線の調整を行うことができる。しかしながら、フロントグリルがバンパー側に取り付けられていると、ボンネットを開いてもフロントグリルが移動しないため、フロントグリルに邪魔されてレーダー装置の軸線の調整が困難になる問題がある。このような場合、レーダー装置の軸線の調整を行うためにフロントグリルやバンパーを取り外すことが必要になり、その作業が極めて面倒なものとなる。
【0006】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジンルームの前部空間に取り付けられたレーダー装置の軸線の調整作業を、エンジンルーム開閉体を開放するだけで簡単に行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両のエンジンルームの前部空間に取り付けられて前方の物体を検知するレーダー装置と、このレーダー装置に取り付けられて該レーダー装置の軸線の傾きを検知するための軸調整治具とからなる車載用レーダー装置の軸調整装置であって、レーダー装置は、そのケーシングの上部に第1の取付基準部を備えるとともに、軸調整治具は、エンジンルーム開閉体を開放し前記レーダー装置の前方に存在する障害物の上縁から上方に突出した状態で、該レーダー装置の上 部に装着されるように前記第1の取付基準部に当接して該軸調整治具をレーダー装置のケーシングに対して位置決めする第2の取付基準部と、レーダー装置の軸線の上下左右の傾きを判定する軸調整状態判定手段とを備えたことを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0008】
上記構成によれば、エンジンルーム開閉体を開放した状態で、エンジンルームの前部空間に取り付けられたレーダー装置のケーシングの上部の第1の取付基準部に軸調整治具の第2の取付基準部を当接させることで、前方に存在するフロントグリルのような障害物の上縁から上方に突出するように軸調整治具をレーダー装置のケーシングに対して位置決めし、軸調整治具に設けた軸調整状態判定手段によりレーダー装置の軸線の上下左右のずれを判定することができるので、レーダー装置の前方にフロントグリルのような障害物が存在する場合でも、エンジンルーム開閉体を開放するだけで、前記障害物を取り外すことなくレーダー装置の軸調整を行うことが可能となって作業性が大幅に向上する。しかも軸調整治具はレーダー装置に対して一定の位置関係に位置決めされるので、軸調整治具に設けた軸調整状態判定手段による軸ずれの判定を高精度で行うことができる。
【0009】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第1の取付基準部はレーダー装置のケーシングの上端面に形成されており、レーダー装置に対する軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を位置決めすることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0010】
上記構成によれば、レーダー装置のケーシングの上端面に第1の取付基準部を形成したので、エンジンルーム開閉体を開放した状態でレーダー装置のケーシングに軸調整治具を容易に装着し、その軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を正確に位置決めすることができる。
【0011】
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記第1の取付基準部はレーダー装置のケーシングの前後左右の何れかの端面に形成されており、レーダー装置に対する軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を位置決めすることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0012】
上記構成によれば、レーダー装置のケーシングの前後左右の何れかの端面に第1の取付基準部を形成したので、エンジンルーム開閉体を開放した状態でレーダー装置のケーシングに軸調整治具を容易に装着し、その軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を正確に位置決めすることができる。
【0013】
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、更に車外の所定位置に設置されるターゲット治具を備え、ターゲット治具は軸調整治具に向けて軸調整用光を照射する軸調整用光照射手段と、軸調整用光の反射光を受光する受光手段とからなり、軸調整状態判定手段は軸調整用光を反射するミラーからなり、レーダー装置はミラーによる反射光が受光手段の所定位置に着光するように軸調整手段を介して車体に取り付けられていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0014】
上記構成によれば、車外の所定位置に配置したターゲット治具の軸調整用光照射手段が軸調整治具に向けて軸調整用光を照射すると、その軸調整用光が軸調整治具のミラーに反射された反射光がターゲット治具の受光手段の所定位置に着光することで、レーダー装置の軸線が正しく調整されているか否かを判定することができる。
【0015】
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、ミラーはエンジンルームの外部に突出するように設けられていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0016】
上記構成によれば、軸調整治具のミラーがエンジンルームの外部に突出するので、障害物に遮られることなく軸調整用光照射手段からの軸調整用光を反射することができる。
【0017】
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、軸調整状態判定手段は軸調整用光を照射する軸調整用光照射手段からなり、レーダー装置は軸調整用光が車外の所定位置に設置した受光手段の所定位置に着光するように軸調整手段を介して車体に取り付けられていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0018】
上記構成によれば、車外の所定位置に設置した受光手段に向けて軸調整治具の軸調整用光照射手段が軸調整用光を照射すると、その軸調整用光が受光手段の所定位置に着光することで、レーダー装置の軸線が正しく調整されているか否かを判定することができる。
【0019】
また請求項7に記載された発明によれば、請求項6の構成に加えて、軸調整用光照射手段はエンジンルームの外部に突出するように設けられていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0020】
上記構成によれば、軸調整治具の軸調整用光照射手段がエンジンルームの外部に突出するので、障害物に遮られることなく軸調整用光を受光手段に照射することができる。
【0021】
また請求項8に記載された発明によれば、請求項6または請求項7の構成に加えて、受光手段は軸調整状態が適正であることを示す目印を備えていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0022】
上記構成によれば、受光手段に軸調整状態が適正であることを示す目印を設けたので、軸調整用光が着光する位置と目印との位置関係に基づいて軸調整状態が適正であるか否かを容易に判定することができる。
【0023】
また請求項9に記載された発明によれば、請求項6〜請求項8の何れか1項の構成に加えて、受光手段は軸線のずれ量を判別可能な目印を備えていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0024】
上記構成によれば、軸調整用光が着光する位置と目印との位置関係に基づいてレーダー装置の軸線のずれ量を容易に判定することができる。
【0025】
また請求項10に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、レーダー装置は車体への取付角度を調整するための軸調整手段を介して車体に取り付けられており、軸調整治具は軸調整手段を操作するための操作手段を備えていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0026】
上記構成によれば、軸調整治具に設けた操作手段で、レーダー装置の車体への取付角度を調整する軸調整手段を操作するので、レーダー装置の軸線を容易に調整することができる。
【0027】
また請求項11に記載された発明によれば、請求項10の構成に加えて、操作手段は、軸調整に伴ってレーダー装置のケーシングの角度が変化しても軸調整手段を操作し得るように、変位吸収手段を介して軸調整治具に支持されることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0028】
上記構成によれば、操作手段は変位吸収手段を介して軸調整治具に支持されているので、軸調整に伴ってレーダー装置のケーシングの角度が変化しても、軸調整手段を支障なく操作することができる。
【0029】
また請求項12に記載された発明によれば、請求項1〜請求項11の何れか1項の構成に加えて、軸調整治具はレーダー装置のケーシングに固定するための固定手段を備えていることを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置が提案される。
【0030】
上記構成によれば、軸調整治具は固定手段でレーダー装置のケーシングに固定されるので、軸調整治具がケーシングに対して移動して軸調整の精度が低下するのを防止することができる。
【0031】
尚、実施例の第1の取付基準面P1,P2は本発明の第1の取付基準部に対応し、実施例の第2の取付基準面Q1,Q2は本発明の第2の取付基準部に対応し、実施例のボンネット3は本発明のエンジンルーム開閉体に対応し、実施例の支持板12は本発明の車体に対応し、実施例のボルト部材20,21は本発明の軸調整手段に対応し、実施例の固定レバー34は本発明の固定手段に対応し、実施例のミラー37およびレーザーポインタ52′は本発明の軸調整状態判定手段に対応し、実施例の調整ビット支持手段44は本発明の変位吸収手段に対応し、実施例のレーザーポインタ52,52′は本発明の軸調整用光照射手段に対応し、実施例の受光板53は本発明の受光手段に対応する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1〜図15は本発明の第1実施例を示すもので、図1はレーダー装置を備えた車両の平面図、図2は図1の2方向矢視図、図3はレーダー装置の斜視図、図4は図3の4方向矢視図、図5は図3の図5方向矢視図、図6は図3の6方向矢視図、図7は図5の7部拡大断面図、図8は図5の8部拡大断面図、図9は軸調整治具の正面図、図10は図9の10方向矢視図、図11は図9の11方向矢視図、図12は軸調整治具をレーダー装置に取り付けた状態を示す図、図13は図12の13方向矢視図、図14はターゲット治具の使用状態を示す図、図15は図14の15−15線矢視図である。
【0033】
図1および図2に示すように、車両Vの進行方向に存在する前走車等の物体を検知するレーダー装置Srは、フロントバンパー1の中央上部に固定されたフロントグリル2の後方であって、ボンネット3で開閉されるエンジンルーム4の前端部に配置される。従って、レーダー装置Srはフロントグリル2の格子間から前方に電磁波を照射し、かつフロントグリル2の格子間から反射波を受信するようになっている。尚、本明細書中で使用される前後左右の用語はシートに着座した乗員を基準とするもので、その定義は図3に示される。
【0034】
図3〜図8から明らかなように、レーダー装置Srを支持板12に支持するためのブラケット13は、金属板をL字状断面に折り曲げた左右のブラケット本体13a,13bと、両ブラケット本体13a,13bの上端間および下端間を接続する上下の連結部材13c,13dとで構成されており、その四隅が4本のボルト14…で支持板12に固定される。レーダー装置Srは直方体状のケーシング15を備えており、その外周面を囲むフランジ15dから突出する3個のステー15a,15b,15cに、合成樹脂製のナット部材16,17,18が支持される。
【0035】
ケーシング15の各々のステー15a,15b,15cの後方に位置するように、左右のブラケット本体13a,13bに3個のボルト支持部材22,23,24が固定される。図7に示すように、右上のステー15aの後方に位置するボルト支持部材22を貫通するボルト部材19の基端はプッシュナット25により軸方向に固定され、雄ねじ部19aはナット部材16に螺合する。
【0036】
図8に示すように、右下および左上のステー15b,15cの後方に位置するボルト支持部材23,24を貫通するボルト部材20,21に基端はプッシュナット26,27により軸方向に固定され、雄ねじ部20a,21aはナット部材17,18に螺合する。ボルト部材20,21の頭部20b,21bの前面にはギヤ歯20c,21cが形成されており、このギヤ歯20c,21cに対向するガイド突起23a,24aがボルト支持部材23,24の後面に突出する。支持部材23,24の上面には、後述する調整ビット41を挿入するための開口23b,24bが形成される。
【0037】
図4に示すように、右上のボルト支持部材22は右下のボルト支持部材23に対して前方にずれており、従って上方から見たときに、右下のボルト支持部材23の上面の開口23bは右上のボルト支持部材22に遮られることなく露出する。
【0038】
次に、図9〜図11に基づいて軸調整治具31の構造を説明する。
【0039】
軸調整治具31は直方体状の治具本体32を備えており、その左右両側面に支軸33,33を介して左右一対の固定レバー34,34の中間部が枢支される。両固定レバー34,34の上端部間および下端部間はそれぞれ左右方向に延びる連結バー35,36で連結されており、図示せぬスプリングで図10の矢印A方向に付勢される。治具本体32の前面にはミラー37が設けられており、その下方には前後方向に貫通する開口38が形成される。開口38はフロントグリル2の裏面との干渉を避けるためのものであるが、干渉が発生しない場合には省略可能である。
【0040】
治具本体32の上面には前後方向に延びる第1水準器39と、左右方向に延びる第2水準器40とが設けられる。第1水準器39はレーダー装置Srの軸線Lの上下方向の傾きを検出するためのものであり、第2水準器40はレーダー装置Srの軸線L回りの傾きを検出するためのものである。第1、第2水準器39,40は液体を満たした管状の容器内に気泡を封入したもので、その容器の長手方向が水平になると気泡が中央に移動する一般的な構造のものである。
【0041】
尚、第2水準器40はレーダー装置Srの軸線Lを調整する上でさほど重要ではないため、省略することも可能である。また液体を満たした部分球状の容器内に気泡を封入し、水平状態になると気泡が容器の中心に移動する2次元式の水準器を用いれば、第1、第2水準器39,40を1個に纏めることができる。
【0042】
2本のボルト部材20,21を回転させる調整ビット41は、柄部42と軸部43とを備えており、軸部43の先端にはボルト部材20,21の頭部20b,21bのギヤ歯20c,21cに係合する凹凸部43aが形成される。
【0043】
治具本体32の左右両側部にそれぞれ設けられた調整ビット支持手段44は、治具本体32に固定された筒状部材45と、筒状部材45の内部に配置されて調整ビット41の軸部43が貫通するガイド部46と、ガイド部46を筒状部材45の内部でフローティング支持する3本のスプリング47…とを備える。
【0044】
レーダー装置Srのケーシング15の上面と後面とには、それぞれ水平および鉛直な第1の取付基準面P1,P2が形成されており、かつ軸調整治具31の治具本体32の下面には、前記第1の取付基準面P1に当接可能な水平な第2の取付基準面Q1が形成されるとともに、治具本体32の下面から下方に突出する脚部32aの前面には前記第1の取付基準面P2に当接可能な鉛直な第2の取付基準面Q2が形成される。
【0045】
図14に示すように、車両Vの前方に配置されるターゲット治具48は、基台49と、基台49に鉛直方向に立設された支柱50と、支柱50に上下位置調整自在に支持されたスライダ51と、スライダ51に水平方向に向けて取り付けられたレーザーポインタ52と、レーザーポインタ52の周囲を囲むように鉛直に配置された受光板53とを備える、図15に示すように、車両Vに面する受光板53の表面には格子状の目印53aが設けられている。尚、受光板53は、格子状に限らず、レーザーポインタ52を中心とした複数の同心円状または蜘蛛の巣状としても良い。
【0046】
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
【0047】
車両Vのボンネット3を開いてエンジンルーム4内のレーダー装置Srを露出させ、その上部に軸調整治具31を装着する。即ち、レーダー装置Srのケーシングの水平な第1の取付基準面P1に軸調整治具31の水平な第2の取付基準面Q1を当接させるとともに、レーダー装置Srのケーシングの鉛直な第1の取付基準面P2に軸調整治具31の鉛直な第2の取付基準面Q2を当接させ、その状態で固定レバー34,34の下端の押圧部34a,34aを図示せぬスプリングの弾発力でケーシング15のフランジ15dの前面に押し付けることで、ケーシング15に対して軸調整治具31を一定の位置関係で固定する。このように、固定レバー34,34と治具本体32の鉛直な第2の取付基準面Q2とによってケーシング15を前後から挟んで軸調整治具31を固定するので、軸調整治具31の着脱作業は極めて容易である。軸調整治具31をケーシング15に固定した状態で、軸調整治具31のミラー37はレーダー装置Srの軸線Lに直交する鉛直姿勢となる。
【0048】
続いて、図14に示すように、車両Vの前後軸線上にターゲット治具48を設置し、そのスライダ51の高さを調整してレーザーポインタ52の高さを軸調整治具31のミラー37の高さに一致させる。この状態で、レーザーポインタ52から可視レーザービームよりなる軸調整用光B1を軸線Lの正しい方向である水平方向に照射すると、その軸調整用光B1が軸調整治具31のミラー37に反射され、反射光B2としてターゲット治具48の受光板53に着光する。図15に示すように、受光板53の中心に位置するレーザーポインタ52を囲む四角形の領域に反射光B2の着光点T(1)があれば、レーダー装置Srの軸線Lのずれが許容範囲にあると判定される。このとき、四角形の領域に格子状の目盛り53aが設けられているため、着光点Tに対応する目盛りを読み取ることで、軸線Lのずれ量を具体的に知ることができる。
【0049】
反射光B2の着光点T(2)が受光板53の許容範囲にない場合には、ブラケット13に対するレーダー装置Srの取付角度を上下左右に調整し、着光点T(2)を矢印B方向に移動させて受光板53の許容範囲内に移動させる。即ち、レーダー装置Srの軸線Lが上下方向にずれている場合には、調整ビット41の軸部43を右側の調整ビット支持手段44のガイド部46に上方から挿入し、軸部43の先端の凹凸部43aを右下のボルト部材20の頭部20bのギヤ歯20cに係合させ、柄部42を握って回転させる。このとき調整ビット41の凹凸部43aとボルト部材20のギヤ歯20cとの係合が外れないように、ボルト支持部材23の突起23aによって調整ビット41の凹凸部43aの背面が支持される(図8参照)。
【0050】
右下のボルト部材20を回転させてケーシング15のステー15bを前方に押し出すと、上側の2本のボルト部材19,21を支点としてケーシング15が上向きに揺動し、レーダー装置Srの軸線Lが上向きに調整される。逆に、ケーシング15のステー15bを後方に引き戻すと、上側の2本のボルト部材19,21を支点としてケーシング15が下向きに揺動し、レーダー装置Srの軸線Lが下向きに調整される。
【0051】
同様にして、調整ビット41を用いて左上のボルト部材21を回転させてケーシング15のステー15cを前方に押し出すと、右側の2本のボルト部材19,20を支点としてケーシング15が右向きに揺動し、レーダー装置Srの軸線Lが右向きに調整される。逆に、ケーシング15のステー15cを後方に引き戻すと、右側の2本のボルト部材19,20を支点としてケーシング15が左向きに揺動し、レーダー装置Srの軸線Lが左向きに調整される。
【0052】
このようにして、レーダー装置Srの軸線Lの方向を上下左右に調整し、レーザーポインタ52から出た軸調整光B1の反射光B2の着光点がTがターゲット治具48の受光板53の許容範囲内に移動させることで、レーダー装置Srの軸線Lが正しく調整される。 尚、2本のボルト部材20,21を回転させてレーダー装置Srの軸線Lの調整する際に、ボルト部材20,21の頭部20b,21bに係合する調整ビット41の軸部43の先端部は移動しないが、レーダー装置Srと一体に移動する軸調整治具31に設けた調整ビット支持手段44の位置、即ち調整ビット41の軸部43の中間部の位置は移動する。しかしながら、調整ビット41の軸部43が挿入される調整ビット支持手段44のガイド部46はスプリング47…でフローティング支持されているため、調整ビット支持手段44の移動を吸収してボルト部材20,21の頭部20b,21bと調整ビット41の軸部43との係合状態を維持することができる。
【0053】
以上のように、フロントグリル2がフロントバンパー1側に取り付けられているために、ボンネット3を開放してもレーダー装置Srの前面に作業用のスペースが確保できない場合でも、レーダー装置Srの上部に着脱自在に装着した軸調整治具31をフロントグリル2の上縁から上方に突出させることで、フロントグリル2やエンジンルーム4内の機器類に邪魔されずにレーダー装置Srの軸線Lの調整作業を容易に行うことができる。特に、エンジンルーム4内に配置したレーダー装置Srを軸調整する2本のボルト部材20,21を、エンジンルーム4の上方から調整ビット41を用いて調整することができるので、作業性が極めて良好になる。
【0054】
尚、レーダー装置Srの軸線Lの上下方向のずれは前後方向に延びる第1水準器39によっても確認することができるが、レーザーポインタ52による軸調整との併用により調整精度を一層高めることができる。
【0055】
次に、図16に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0056】
第2実施例の軸調整治具31は、ターゲット治具48の受光板53にレーザーポインタ52が設けられておらず、その代わりに第1実施例の軸調整治具31のミラー37の位置に、軸線Lの方向を指向するレーザーポインタ52′が設けられている。
【0057】
この第2実施例によれば、レーダー装置Srのケーシング15に軸調整治具31を装着し、そのレーザーポインタ52′から前方に照射した軸調整用光B1′がターゲット治具58の受光板53の許容範囲内に着光すれば、レーダー装置Srの軸線Lが正しくエイミングされていると判定する。また軸調整用光B1′が受光板53の許容範囲内に着光しなければ、第1実施例と同様に調整ビット41を用いてレーダー装置Srの取付角度を変更することで、軸調整用光B1′が受光板53の許容範囲内に着光するように軸調整を行う。
【0058】
本第2実施例によっても、前述した第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。
【0059】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0060】
例えば、実施例ではレーダー装置Srの軸線Lの上下方向の角度を水平方向に調整しているが、水平方向よりも上向きや下向きに調整することもできる。第1実施例においてレーザーポインタ52の高さをミラー37と同じ高さに設置したとき、レーダー装置Srの軸線Lを水平方向よりも上向きに調整する場合には、正しい着光点Tはレーザーポインタ52よりも上側になり、レーダー装置Srの軸線Lを水平方向よりも下向きに調整する場合には、正しい着光点Tはレーザーポインタ52よりも下側になる。
【0061】
またレーダー装置Srのケーシング15および軸調整治具31の取付基準部として、実施例では水平な取付基準面P1,Q1および鉛直な取付基準面P2,Q2を用いているが、取付基準部として任意の平面、曲面、突起、エッジ等を用いることができ、更に取付基準部をケーシング15の前後左右の何れかの側面に設けても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、エンジンルーム開閉体を開放した状態で、エンジンルームの前部空間に取り付けられたレーダー装置のケーシングの上部の第1の取付基準部に軸調整治具の第2の取付基準部を当接させることで、前方に存在するフロントグリルのような障害物の上縁から上方に突出するように軸調整治具をレーダー装置のケーシングに対して位置決めし、軸調整治具に設けた軸調整状態判定手段によりレーダー装置の軸線の上下左右のずれを判定することができるので、レーダー装置の前方にフロントグリルのような障害物が存在する場合でも、エンジンルーム開閉体を開放するだけで、前記障害物を取り外すことなくレーダー装置の軸調整を行うことが可能となって作業性が大幅に向上する。しかも軸調整治具はレーダー装置に対して一定の位置関係に位置決めされるので、軸調整治具に設けた軸調整状態判定手段による軸ずれの判定を高精度で行うことができる。
【0063】
また請求項2に記載された発明によれば、レーダー装置のケーシングの上端面に第1の取付基準部を形成したので、エンジンルーム開閉体を開放した状態でレーダー装置のケーシングに軸調整治具を容易に装着し、その軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を正確に位置決めすることができる。
【0064】
また請求項3に記載された発明によれば、レーダー装置のケーシングの前後左右の何れかの端面に第1の取付基準部を形成したので、エンジンルーム開閉体を開放した状態でレーダー装置のケーシングに軸調整治具を容易に装着し、その軸調整治具の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を正確に位置決めすることができる。
【0065】
また請求項4に記載された発明によれば、車外の所定位置に配置したターゲット治具の軸調整用光照射手段が軸調整治具に向けて軸調整用光を照射すると、その軸調整用光が軸調整治具のミラーに反射された反射光がターゲット治具の受光手段の所定位置に着光することで、レーダー装置の軸線が正しく調整されているか否かを判定することができる。
【0066】
また請求項5に記載された発明によれば、軸調整治具のミラーがエンジンルームの外部に突出するので、障害物に遮られることなく軸調整用光照射手段からの軸調整用光を反射することができる。
【0067】
また請求項6に記載された発明によれば、車外の所定位置に設置した受光手段に向けて軸調整治具の軸調整用光照射手段が軸調整用光を照射すると、その軸調整用光が受光手段の所定位置に着光することで、レーダー装置の軸線が正しく調整されているか否かを判定することができる。
【0068】
また請求項7に記載された発明によれば、軸調整治具の軸調整用光照射手段がエンジンルームの外部に突出するので、障害物に遮られることなく軸調整用光を受光手段に照射することができる。
【0069】
また請求項8に記載された発明によれば、受光手段に軸調整状態が適正であることを示す目印を設けたので、軸調整用光が着光する位置と目印との位置関係に基づいて軸調整状態が適正であるか否かを容易に判定することができる。
【0070】
また請求項9に記載された発明によれば、軸調整用光が着光する位置と目印との位置関係に基づいてレーダー装置の軸線のずれ量を容易に判定することができる。
【0071】
また請求項10に記載された発明によれば、軸調整治具に設けた操作手段で、レーダー装置の車体への取付角度を調整する軸調整手段を操作するので、レーダー装置の軸線を容易に調整することができる。
【0072】
また請求項11に記載された発明によれば、操作手段は変位吸収手段を介して軸調整治具に支持されているので、軸調整に伴ってレーダー装置のケーシングの角度が変化しても、軸調整手段を支障なく操作することができる。
【0073】
また請求項12に記載された発明によれば、軸調整治具は固定手段でレーダー装置のケーシングに固定されるので、軸調整治具がケーシングに対して移動して軸調整の精度が低下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーダー装置を備えた車両の平面図
【図2】 図1の2方向矢視図
【図3】 レーダー装置の斜視図
【図4】 図3の4方向矢視図
【図5】 図3の図5方向矢視図
【図6】 図3の6方向矢視図
【図7】 図5の7部拡大断面図
【図8】 図5の8部拡大断面図
【図9】 軸調整治具の正面図
【図10】 図9の10方向矢視図
【図11】 図9の11方向矢視図
【図12】 軸調整治具をレーダー装置に取り付けた状態を示す図
【図13】 図12の13方向矢視図
【図14】 ターゲット治具の使用状態を示す図
【図15】 図14の15−15矢視図
【図16】 本発明の第2実施例に係る、前記図14に対応する図
【符号の説明】
B1 軸調整用光
B2 反射光
P1 第1の取付基準面(第1の取付基準部)
P2 第1の取付基準面(第1の取付基準部)
Q1 第2の取付基準面(第2の取付基準部)
Q2 第2の取付基準面(第2の取付基準部)
L 軸線
Sr レーダー装置
V 車両
3 ボンネット(エンジンルーム開閉体)
4 エンジンルーム
12 支持板(車体)
15 ケーシング
20 ボルト部材(軸調整手段)
21 ボルト部材(軸調整手段)
31 軸調整治具
34 固定レバー(固定手段)
37 ミラー(軸調整状態判定手段)
41 調整ビット(操作手段)
44 調整ビット支持手段(変位吸収手段)
48 ターゲット治具
52 レーザーポインタ(軸調整用光照射手段)
52′ レーザーポインタ(軸調整状態判定手段、軸調整用光照射手段)
53 受光板(受光手段)
53a 目印
Claims (12)
- 車両(V)のエンジンルーム(4)の前部空間に取り付けられて前方の物体を検知するレーダー装置(Sr)と、このレーダー装置(Sr)に取り付けられて該レーダー装置(Sr)の軸線(L)の傾きを検知するための軸調整治具(31)とからなる車載用レーダー装置の軸調整装置であって、
レーダー装置(Sr)は、そのケーシング(15)の上部に第1の取付基準部(P1,P2)を備えるとともに、軸調整治具(31)は、エンジンルーム開閉体(3)を開放し前記レーダー装置(Sr)の前方に存在する障害物の上縁から上方に突出した状態で、該レーダー装置(Sr)の上部に装着されるように前記第1の取付基準部(P1,P2)に当接して該軸調整治具(31)をレーダー装置(Sr)のケーシング(15)に対して位置決めする第2の取付基準部(Q1,Q2)と、レーダー装置(Sr)の軸線(L)の上下左右の傾きを判定する軸調整状態判定手段(37,52′)とを備えたことを特徴とする車載用レーダー装置の軸調整装置。 - 前記第1の取付基準部(P1)はレーダー装置(Sr)のケーシング(15)の上端面に形成されており、レーダー装置(Sr)に対する軸調整治具(31)の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を位置決めすることを特徴とする、請求項1に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 前記第1の取付基準部(P2)はレーダー装置(Sr)のケーシング(15)の前後左右の何れかの端面に形成されており、レーダー装置(Sr)に対する軸調整治具(31)の上下方向の取付角度あるいは左右方向の取付角度を位置決めすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 更に車外の所定位置に設置されるターゲット治具(48)を備え、ターゲット治具(48)は軸調整治具(31)に向けて軸調整用光(B1)を照射する軸調整用光照射手段(52)と、軸調整用光(B1)の反射光(B2)を受光する受光手段(53)とからなり、軸調整状態判定手段は軸調整用光(B1)を反射するミラー(37)からなり、レーダー装置(Sr)はミラー(37)による反射光(B2)が受光手段(53)の所定位置に着光するように軸調整手段(20,21)を介して車体(12)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- ミラー(37)はエンジンルーム(4)の外部に突出するように設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 軸調整状態判定手段は軸調整用光(B1′)を照射する軸調整用光照射手段(52′)からなり、レーダー装置(Sr)は軸調整用光(B1)が車外の所定位置に設置した受光手段(53)の所定位置に着光するように軸調整手段(20,21)を介して車体(12)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 軸調整用光照射手段(52′)はエンジンルーム(4)の外部に突出するように設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 受光手段(53)は軸調整状態が適正であることを示す目印(53a)を備えていることを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 受光手段(53)は軸線(L)のずれ量を判別可能な目印(53a)を備えていることを特徴とする、請求項6〜請求項8の何れか1項に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- レーダー装置(Sr)は車体(12)への取付角度を調整するための軸調整手段(20,21)を介して車体(12)に取り付けられており、軸調整治具(31)は軸調整手段(20,21)を操作するための操作手段(41)を備えていることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 操作手段(41)は、軸調整に伴ってレーダー装置(Sr)のケーシング(15)の角度が変化しても軸調整手段(20,21)を操作し得るように、変位吸収手段(44)を介して軸調整治具(31)に支持されることを特徴とする、請求項10に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
- 軸調整治具(31)はレーダー装置(Sr)のケーシング(15)に固定するための固定手段(34)を備えていることを特徴とする、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の車載用レーダー装置の軸調整装置。
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