JP3758772B2 - 遊技システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に使用するために遊技者が携行するカード等の情報媒体を利用した遊技システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコホール等の遊技店においては、プリペイドカードとしての遊技カードをはじめとする各種カード(即ち、情報媒体)が発行され、カードに記憶された情報に基づいて遊技を行えるようになっている。一般に、上記した遊技カードは、有価情報である残金情報やセキュリティ情報等の各種情報を磁気により記憶しており、遊技媒体(例えば、パチンコ遊技機における遊技球)の貸出し等により有価情報が書換えられるようになっている。しかしながら、この遊技カードは、情報を磁気を用いて記憶しているので、記憶した情報の解析が比較的容易であり、変造遊技カードが横行する等深刻な問題となっている。
【0003】
この点に鑑み、遊技カードを遊技店専用のハウスカードとし、金額情報等を遊技店側で管理することが考えられる。しかしながら、この場合には、ハウスカードを使用する度に記憶された情報の更新を行わねばならず、多量の情報を高速に伝送することが要求されてしまう。例えば、このハウスカードを用いて遊技媒体の貸出しを行った場合には、貸出しの度にハウスカードの番号の照合と照合した番号に対応して記憶されている残金情報の書換えを始め、各種処理を短時間で行わなければならず、高速処理が可能な複雑で高価なシステムを構築する必要がある。
【0004】
そこで、最近では、ICメモリやCPU(中央制御装置)等の制御回路を内蔵したいわゆるICカードにより遊技カードを構成する試みがなされている。このICカードは、上記した磁気カードに比べて大きな記憶容量を有しており、上記した残金情報及びセキュリティ情報の他に、獲得した遊技媒体の数量(例えば、貯玉情報)や遊技者の住所といった個人情報をも記憶可能となっている。従って、セキュリティ情報の情報量を増やすことができるのでセキュリティの向上が図れ、カードの変造が極めて困難となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、遊技者が遊技機を選択する際には、遊技者は、短時間の遊技でその遊技機における遊技の感触を確認し、所望の遊技機を選択する。そして選択した遊技機にて継続して遊技を行う。従って、好みの遊技機を選択するまでは遊技機の移動を頻繁に行うことになり、その都度、ICカード(遊技カード)の挿抜を行わねばならず、操作が煩雑になってしまう。
【0006】
また、遊技の期間中に亘ってICカードを装着しているので、遊技を終了したり席を立ったりした際に、装着したICカードを取り忘れてしまったり、盗難の虞がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、遊技者により携行される遊技カード等の情報媒体に記憶された情報を用いて遊技を行わせる遊技システムにおいて、使用時における操作の煩雑さを低減するとともに、情報媒体の置き忘れをなくすことができる遊技システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため請求項1記載の発明は、遊技者により携行可能であって、識別コードが記憶された情報媒体と、
前記情報媒体と無線による情報の送受信を行う情報媒体受付手段と、
前記情報媒体受付手段と対をなして複数設けられ、当該情報媒体受付手段と電気的に連絡する遊技手段と、
から構成され、
前記情報媒体受付手段は、
前記遊技者の操作を確認して識別コード要求信号を前記情報媒体に送信し、
前記識別コード要求信号の受信に基づいて前記情報媒体より送信された識別コードの正当性を認めた場合に受付コードを情報媒体に送信し、
前記情報媒体は、前記情報媒体受付手段より受信した受付コードを記憶し、
前記情報媒体受付手段が受付コードを所定周期毎に前記情報媒体に送信し、情報媒体が受付コードを受信した旨のACK信号を情報媒体受付手段に送信することにより、前記遊技手段が情報媒体により占有された状態を形成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を含んで構成された遊技システムを例に挙げて説明することにする。
【0011】
図1に示すように、パチンコ店1(遊技店)内には、遊技手段として機能する複数のパチンコ遊技機2と、情報媒体として機能し、残金情報(有価情報)や識別コード等の各種情報が記憶された遊技カード3と、支払金額に応じた金額情報を遊技カード3の残金情報に付加する金額付加機4(有価情報付加手段)と、微弱電波を利用した無線通信で遊技カード3と電気的に連絡し情報媒体受付手段として機能するカード受付装置5と、遊技者が賞として獲得した遊技球を計数するための球(玉)計数装置6と、遊技者が賞として獲得した遊技球を景品と交換するための景品POS等からなる景品交換装置7と、パチンコ店1における各種の管理を行う管理装置8等が配設されている。
【0012】
なお、上記した遊技カード3に記憶された残金情報は、球貸し要求に基づく遊技球の払出しが行われる毎に払出しに応じて順次減じられる情報である。また、識別コードは、遊技カード3を識別するための情報である。
【0013】
そして、カード受付装置5はパチンコ遊技機2毎に1個宛設けられ、対応するパチンコ遊技機2と電気的に連絡している。また、各パチンコ遊技機2、球計数装置6、及び景品交換装置7は、電気的配線である店内伝送路を介して管理装置8と電気的に連絡している。金額付加機4、及びカード受付装置5は、赤外線通信を利用した無線通信により中継装置9と電気的に連絡し、中継装置9は電気的配線からなる店内伝送路を介してカードデータ転送装置10に電気的に連絡している。このカードデータ転送装置10は、カード受付装置5による金額情報の付加状況やカード受付装置5における遊技カード3の使用状況等を、カード会社の管理装置(図示せず)に転送するための装置で、電話回線等を介してカード会社11と電気的に連絡している。このカードデータ転送装置10は、カードデータパチンコ店1の管理装置8にも情報を送信している。
【0014】
また、カードデータ転送装置10には、カード発行装置12が電気的に連絡している。このカード発行装置12は、係員等により遊技カード3を発行する装置であり、発行に関する各種情報をカードデータ転送装置に送信する。そして、このカード発行装置12は、パチンコ店1のカウンタ(図示せず)等に設置されており、係員等が、免許証等に基づき本人(遊技者)を特定し、個人情報等を入力して遊技カード3を発行する。なお、このカード発行装置12に関し、一般的なカード発行機のように遊技者により発行させるようにしてもよい。
【0015】
次に、上記したパチンコ遊技機2、及びカード受付装置5について説明する。図2は、パチンコ遊技機2及びカード受付装置5を正面から見た斜視図、図3は、パチンコ遊技機2及びカード受付装置5の背面図、図4は、カード受付装置5の電気的構成を説明するブロック図である。
【0016】
図2に示すように、パチンコ遊技機2とカード受付装置5とは対をなしており、カード受付装置5は、パチンコ遊技機2の左側方(同図における左斜め上方に相当)に隣接して設置されている。
【0017】
そして、パチンコ遊技機2は、機枠15により囲われており、この機枠15の前面には、額縁状の前面枠16が配設されている。この前面枠16の窓部を臨むように後方から遊技盤23を取り付けるとともに、前面枠16の前方側に透明部材保持枠17に保持された前面ガラス18(透明部材の一種)を取り付けてある。また、透明部材保持枠17の下方には、遊技球を貯留する上皿19が設けられている。この上皿19の下方には、球抜き操作がなされたりオーバーフローした場合等に、上皿19からの遊技球を受け入れる下皿20が設けられている。この下皿20の右側には、遊技球の発射操作を行うための発射操作ハンドル21が設けられている。さらに、この透明部材保持枠17の上側には、ランプ22等が設けてある。
【0018】
一方、カード受付装置5は、その正面上方に通信制御装置44(後述)の送受信部25が設けられている。この送受信部25は、上記した中継装置9との間で赤外線を送受する。また、カード受付装置5の正面中央には占有報知手段の一部として機能し、各種メッセージ等を表示する表示装置26が設けられている。さらに、カード受付装置5の正面(図示した例では表示装置26の下方)であってカード受付装置5の内部側にはカード通信制御装置45(後述)の送受信部27が設けられている。この送受信部27は、上記した遊技カード3との間で微弱電波を送受信する。なお、この微弱電波の送受信範囲は、遊技者の着座位置に基づいて規定され、遊技者が選択したパチンコ遊技機2に連絡するカード受付装置5とのみ微弱電波が送受可能な範囲に規定される。
【0019】
図3に示すように、パチンコ遊技機2の裏機構盤29の上部には遊技球を貯留する球タンク30が設けられている。また、ほぼ中央には、遊技盤23に設けられた変動表示装置(図示せず)を制御する表示制御装置31が配設されており、下方には、パチンコ遊技を制御する役物制御装置32、遊技球の発射を制御する発射制御装置33、及び賞球或いは球貸しの遊技球の払い出しを制御するための排出制御装置34等が配設されている。そして、排出制御装置34とカード受付装置5とがケーブル35を介して電気的に連絡している。
【0020】
そして、上記した排出制御装置34は、上記したカード受付装置5とともに遊技媒体貸出指令に基づき遊技媒体の貸出しを行う遊技媒体貸出手段としても機能している。
【0021】
図4に示すように、カード受付装置5は、制御プログラムに基づき必要な制御を行うCPU38と、上記した制御プログラム等を格納しているROM39(リードオンリメモリ)と、ワークエリアの設定や制御に必要なデータの一時記憶等を行うRAM40(ランダムアクセスメモリ)と、各種設定値等の書替し得る情報を格納しているEEPROM41(電気的に書替可能なROM)と、動作クロックを供給するクロック生成回路42と、計時及び計時した時間情報の出力を行う計時手段としての時計IC43と、上記した中継装置9との間の通信制御を行う通信制御装置44と、上記した表示装置26と、上記した遊技カード3との間の通信制御を行うカード通信制御装置45等から構成されており、これらはインターフェイス46やバスBを介して互いに連絡している。
【0022】
そして、上記したCPU38及びROM39が上記した表示装置26とともに占有報知手段を構成している。また、CPU38、ROM39、及びカード通信制御装置45が、特定情報要求受付手段、特定情報出力手段、及び有価情報書替指令手段として機能している。
【0023】
次に、上記した遊技カード3について説明する。図5は、遊技カード3の構成を示した図で(a)は正面図、(b)は背面図、図6は、遊技カード3の電気的構成を説明するブロック図である。
【0024】
図5に示すように、この遊技カード3は、衣服の胸ポケット等に収容可能な程度の薄板方形状のカードとして構成されている。そして、その上縁部には微弱電波を送受信するためのアンテナ49が配設されている。また、その表面には、バッテリ電圧表示用のLED50、遊技球の貸出しを受ける際に操作する球貸(玉貸)スイッチ51(遊技媒体貸出指令手段の一部)と、何れのカード受付装置5(即ち、遊技機)と遊技カード3とが電気的に連絡しているのかを確認する際に操作する確認スイッチ52とが設けてあり、背面には、バッテリ装填扉によって塞がれ、バッテリ54を収容するバッテリケース55を設けてある。なお、例示した構成においては、アンテナ49が外部に突出した状態で配設されているが、このアンテナ49を外部に突出しないように遊技カード3内に設けてもよい。
【0025】
図6に示すように、この遊技カード3内には、制御プログラムに基づき必要な制御を行うCPU57aと、上記した制御プログラム等を格納しているROM57bと、ワークエリアの設定や制御に必要なデータの一時記憶等を行うRAM57cと、設定値や金額情報等の書替し得る各種情報を格納し、有価情報保持手段として機能するEEPROM57dとを内蔵した1チップのマイクロコンピュータ57が設けられている。このマイクロコンピュータ57には、動作クロックを供給するクロック生成回路58が電気的に連絡している。
【0026】
また、このマイクロコンピュータ57は、通信インターフェイス59(I/F)及び送受信回路60を介してアンテナ49に接続されている。この送受信回路60は、送信系回路と受信系回路とからなっている。送信系回路は、通信インターフェイス59に電気的に連絡し、デジタル信号をアナログ信号に変調する変調回路61と、この変調回路61とアンテナ49とに電気的に連絡し、アナログ信号に基づきアンテナ49から微弱電波を発信させるドライブ回路62とから構成されている。また、受信系回路は、アンテナ49に電気的に連絡し、アンテナ49が受信した電波から微弱電波に基づくアナログ信号を取り出すためのフィルタ回路63と、このフィルタ回路63と通信インターフェイス59とに電気的に連絡しアナログ信号をデジタル信号に復調して通信インターフェイス59に出力する復調回路64とから構成されている。
【0027】
さらに、マイクロコンピュータ57には、上記したLED50、球貸スイッチ51、及び確認スイッチ52が電気的に接続されるとともに、バッテリ54の電圧に基づき変化するバッテリ電圧検出信号が入力されており、バッテリ電圧に応じてLED50による表示状態を切り替えている。
【0028】
そして、上記したマイクロコンピュータ57と球貸スイッチ51とが遊技媒体貸出指令手段として機能し、マイクロコンピュータ57、通信インターフェイス59、送受信回路60、及びアンテナ49が、特定情報要求手段及び遊技媒体貸出指令送信手段として機能し、マイクロコンピュータ57が有価情報書替手段として機能する。
【0029】
このような構成を有するシステムでは、カード発行時に、固有の識別コードや遊技者(会員)の個人情報等を遊技カード3に書き込む。そして、図1に示すように、遊技者は、金額付加機4に遊技カード3を装着して現金を投入することで、投入した現金に相当する金額の情報を遊技カード3に書込ませ、遊技カード3の残金情報を増額させる。また、金額付加機4に投入した現金の金額情報は、中継装置9を介してカードデータ転送装置10に送信され、カードデータ転送装置10がカード会社11に送信する。カード会社11は、投入金額分の金銭をパチンコ店1から受領し、預り金として保管する。
【0030】
一方、遊技者は、遊技カード3を使用してパチンコ遊技を行う。このとき、遊技球の払出しを受けると、払出しに応じてカード受付装置5と遊技カード3との間で残金情報が書替えられる。そして、消費した金額の情報はカード受付装置5から中継装置9を介してカードデータ転送装置10に送信する。カードデータ転送装置10は、この消費金額の情報をカード会社11に送信する。さらに、パチンコ店1は消費金額分の金銭をカード会社11(預り金)から受領する。
【0031】
次に、図7から図10を参照して、システムの動作の詳細について説明する。ここで、図7は、遊技カード3の受付から球貸しまでの一連の処理動作を説明する模式図、図8は、カード受付装置5の表示装置26の表示態様を説明する図、図9は、遊技者の離席や次遊技者の遊技開始に伴う受付コードの変遷を説明する模式図、図10は、遊技者が離席した際の状態変化を説明する模式図である。
【0032】
図7に示すように、カード受付装置5は、電源投入後、開店コマンドの受信等を経ると普段表示を行う。この普段表示は、例えば、図8(a)に示すように、遊技者に対して遊技カード3の確認スイッチ52の入力(操作)を促す旨の表示態様とされる。そして、所望の遊技機にて、遊技者がこの普段表示に従って確認スイッチ52をオン(入力)すると、遊技カード3(特定情報要求手段)は、外部に選択信号(特定情報要求信号)を送信する。この選択信号はカード受付装置5(特定情報要求受付手段)により受信される。カード受付装置5は、この選択信号の受信により照合中表示を行う。この照合中表示は、例えば、図8(b)に示すように、遊技者に対して情報の照合中である旨を知らせる表示態様とされる。
【0033】
この照合処理にあっては、次のような動作がなされる。即ち、図7に示すように、まず、カード受付装置5が識別コードの送信を要求するための識別コード要求信号を遊技カード3に送信する。この識別コード要求信号の受信により、遊技カード3は記憶している識別コードをカード受付装置5に送信する。この識別コードの受信により、カード受付装置5(特定情報出力手段)は所定の受付コード(特定情報)を遊技カード3に送信する。この受付コードの受信(特定情報受信手段)により、遊技カード3は受付コードを記憶するとともに記憶したことを示すACK信号をカード受付装置5に送信する。このACK信号の受信により、カード受付装置5は遊技中表示を行い、継続フラグをセットする。以後、カード受付装置5と遊技カード3とは、この受付コードを用いて情報の送受を行う。また、これ以後、カード受付装置5と遊技カード3とは、受付コードを用いた確認処理を適宜周期にて行い、遊技カード3を所持した遊技者が着席し続けていることを確認する。
【0034】
そして、この段階で、カード受付装置5は遊技カード3により占有された状態になり、他の遊技カード3からの情報(即ち、他の受付コードに基づく情報)を受け付けない。換言すれば、このカード受付機に対応したパチンコ遊技機2は、無線で連絡している遊技カード3により占有された状態になる。
また、この段階において、遊技者が行った確認スイッチ52の操作に基因して表示装置26の表示態様が変化するので、遊技者は、所持している遊技カード3と遊技を行おうとしているパチンコ遊技機2とが電気的に連絡した状態にあること、即ち、遊技を行おうとしているパチンコ遊技機2を自分が占有していることを認識できる。
【0035】
続いて、カード受付装置5は、遊技カード3に記憶されている残金を示す残高情報を要求するための残高要求信号を遊技カード3に送信する。この残高要求信号の受信により、遊技カード3は残高情報(有価情報)と上記した受付コードとからなる情報をカード受付装置5に送信する。この情報を受信したカード受付装置5は、受付コードに基づいて情報の取込可否を判定し、連絡している遊技カード3に付与した正規の受付コードであった場合に残金情報を取込み、取込んだ残金情報の表示を行う。この残金情報の表示は、例えば、図8(c)に示すような表示態様とされる。
【0036】
そして、遊技者が、遊技カード3の球貸スイッチ51を操作すると、遊技カード3(遊技媒体貸出指令送信手段)は球貸要求信号(貸出指令)と上記した受付コードとからなる情報をカード受付装置5に送信する。この情報を受信したカード受付装置5は、正規の受付コードを受信した場合に球貸要求信号を受け付ける。そして、受け付けた場合には、残高情報を減算させるための減算要求信号を遊技カード3に送信する。この減算要求信号の受信により、遊技カード3(有価情報書替手段)は記憶している残高情報の減算を行い、減算を終了するとその旨を示すACK信号をカード受付装置5に送信する。このACK信号の受信により、カード受付装置5は残高情報を更新するとともに更新した残高の記憶並びに表示を行う。さらに、排出制御装置34に対して貸し球(貸し玉)としての遊技球の払出しを指示する払出信号を送信する。この払出信号の受信により、排出制御装置34は遊技球の払出し制御を行い、払出し動作が完了すると、その旨を示すACK信号をカード受付装置5に送信する。このACK信号の受信により、カード受付装置5は球貸し(玉貸し)が行われたことを示す球貸情報(玉貸情報)を中継装置9を介してカードデータ転送装置10に送信する。
【0037】
次に、図9及び図10を参照して、本実施形態における遊技者の離席や次遊技者の遊技開始に伴う受付コードの変遷について説明する。
上記したように、照合処理が正常になされると、カード受付装置5と遊技カード3とは所定の受付コードを用いた占有状態を形成する。例えば、図9に示すように、受付コード(1)を用いている場合には、カード受付装置5は所定の周期で受付コード(1)を遊技カード3に送信し、遊技カード3はこの受付コードに(1)の受信によりACK信号をカード受付装置5に送信する。
【0038】
より詳細には、図10に示すように、カード受付装置5は、所定周期T1毎に受付コードを遊技カード3に送信する。この受付コードの受信により、遊技カード3は受信した旨を示すACK信号をカード受付装置5に送信する。このACK信号の受信により、カード受付装置5は継続フラグをセットする。この継続フラグがセットされることで、遊技者がパチンコ遊技機2の近傍に居ることが認識される。
【0039】
ところで、遊技者が離席した場合には、カード受付装置5が受付コードを送信してもACK信号が送信されない。そこで、カード受付装置5は、受付コードを送信してからの経過時間を計時し、所定時間T2を経過してもACK信号を受信できなかった場合に、遊技者が離席したとみなして継続フラグ及び識別コードをクリアするとともに表示装置26の表示態様を普段表示にする。
【0040】
従って、図9に示すように、受付コード(1)を用いて確認している最中に遊技者Aが席を離れると、遊技カード3からのACK信号が送信されず、受付コード(1)はクリアされる。そして、遊技者Aが再度着席した場合には、確認スイッチ52の操作の要求状態となっており、遊技者Aのスイッチ操作により選択信号が送信され、新たな受付コード(2)が付与される。以後、この受付コード(2)を用いた確認処理が行われる。
【0041】
そして、上記した遊技者Aがパチンコ遊技を終えて離席した場合には、受付コード(2)がクリアされる。
【0042】
その後、次の遊技者Bが着席すると、確認スイッチ52の操作の要求状態となっており、この遊技者Bがスイッチ操作をすると選択信号が送信され、新たな受付コード(3)が付与される。以後、この受付コード(3)を用いた確認処理が行われる。
【0043】
なお、上記した動作において、カード受付装置5は、情報の送受信時刻等を時計ICにより刻まれた時刻情報により認識している。従って、受付コードが付与されて遊技可能になった時刻や遊技者による球貸操作がなされた時刻等を記憶している。そして、この時刻情報については、カードデータ転送装置10を介してカード会社11やパチンコ店1の管理装置8に送信する。
【0044】
また、上記した受付コードに関し、本実施形態においては、受付コード(1)が値「1」、受付コード(2)が値「2」、受付コード(3)が値「3」、・・・というように、順次+1されるようになっており、同一コードの使用を避けている。そして、この受付コードを利用して遊技に関する情報を取得することもできる。例えば、遊技機にて遊技を行った延べ人数を把握することができる。
【0045】
このように、本実施形態では、遊技開始時に、遊技カード3とカード受付装置5との間で無線により情報を送受信するように構成しているので、遊技カード3を手元から離さずに済み、遊技カード3の取り忘れをなくすことができる。また、この操作を遊技カード3に設けられた確認スイッチ52の操作をきっかけに行うようにしているので、操作が手元ででき煩雑さがなくなる。
【0046】
また、特定情報としての受付コードを用いた確認処理により、遊技者が着席してパチンコ遊技を行っているかを認識するとともに、この受付コードを遊技者の離席時や交代時に更新して新たな受付コードによる確認処理を行うように構成している。従って、遊技者は、遊技開始時や離席後の遊技再開時の度に確認操作を行うことになり、その都度、表示装置26の表示態様が変化するのを確認できるので、自らが所持している遊技カード3とカード受付装置5(パチンコ遊技機2)とが連絡して占有状態が形成されていることを確認でき、他遊技者とのトラブルを未然に防ぐことができ、安心して遊技を行うことができる。
【0047】
さらに、従来、パチンコ遊技機に設けられていた球貸スイッチや遊技カードを排出するための排出スイッチ等をパチンコ遊技機に設けずに済むので、パチンコ遊技機の構造の簡素化を図ることができ、またコストダウンもできる。
【0048】
次に、上記した制御を実現するためのカード受付装置5及び遊技カード3の個々の動作について詳細に説明する。
まず、図11から図15を参照してカード受付装置5の動作について説明する。ここで、図11から図13は、カード受付装置5の主動作を示すフローチャート、図14は、主動作中の割込処理としてなされる通信割込処理を示すフローチャート、図15は、同じく割込処理としてなされる確認割込処理を示すフローチャートである。
【0049】
図11に示すように、このカード受付装置5においては、まずステップS1にてRAM40等の初期化処理を行い、ステップS2にてカードデータ転送装置10との回線テスト処理を行う。そして、ステップS3にてカードデータ転送装置10よりの初期値の有無を判定し、初期値の送信が有れば(Y)、ステップS4にて送信された初期値を受信するとともに初期値の設定を行う。また、初期値の送信がなかった場合(N)には、このステップS4の処理をスキップする。そして、ステップS5にて、開店コマンドの有無を判定し、開店コマンドが送信された場合(Y)には、ステップS6に移行し、開店コマンドの送信がなかった場合(N)には、上記したステップS3に移行する。
【0050】
ステップS6では、継続フラグの有無を参照し、継続フラグが有れば(Y)ステップS22に移行し、継続フラグがなかった場合(N)にはステップS7に移行する。電源投入直後においては、継続フラグはセットされていないので、ここでは、継続フラグがなかった場合(N)について、先に説明する。
【0051】
図12に示すように、ステップS7では、確認割込処理の禁止状態に設定する。なお、この確認割込処理については後に説明する。そして、ステップS8に移行して、表示装置26に表示コマンドを出力して普段表示〔図8(a)参照〕を行い、ステップS9にて遊技カード3からの選択信号(遊技カード3に設けられた確認スイッチ52の操作により送信される信号)の有無を判定する。そして、選択信号が送信され受信した場合(Y)にはステップS10に移行し、選択信号が送信されなかった場合(N)にはステップS20に移行する。ステップS10では、選択信号を受信したことに基づき、表示装置26に表示コマンドを出力して照合中表示〔図8(b)参照〕を行い、ステップS11では、識別コードの送信を要求するための識別コード要求信号を遊技カード3に送信する。
【0052】
ステップS12では、遊技カード3からの識別コードの正当性を判定する。ここで、識別コードを受信し正当性が認められた場合(Y)にはステップS13に移行する。一方、識別コードを受信できなかった場合、又は、非正当性が認められた場合(N)、より詳細には、上記したステップS11にて識別コードの送信要求をしてから所定時間を経過しても遊技カード3からの識別コードを受信できなかった場合、又は受信した識別コードが不当な場合には、ステップS20に移行する。そして、ステップS13では正当性が認められた識別コードを記憶し、ステップS14ではカードの受付コードを更新して新たな受付コードを設定する。そして、ステップS15に移行して、ステップS14にて設定した受付コードを外部即ち遊技カード3に送信する。
【0053】
ステップS16では、ACK信号の有無を判定する。このACK信号は、上記したステップS15にて送信した受付コードを遊技カード3が受信し記憶したことを示す信号であり、受信及び記憶が正常に行われた場合に遊技カード3から送信される。ここで、ACK信号を受信した場合にはステップS17に移行し、受付コードを送信(S15)してから所定時間が経過してもACK信号が受信できなかった場合には、ステップS20に移行する。
【0054】
ステップS17では、遊技カード3が受付コードを受付けた(記憶した)ことに基づき、表示装置26に表示コマンドを出力して遊技中表示を行い。ステップS18では、ステップS7で設定した確認割込処理の禁止状態を解除する。そして、ステップS19にて継続フラグをセットして上記したステップS6(図11参照)に移行する。
【0055】
一方、上記したステップS9、S12、S16からステップS20に移行した場合には、このステップS20にて識別コードをクリアし、ステップS21にて表示装置26に表示コマンドを出力して表示装置26における表示態様を普段表示に切替える。そして、ステップS6に移行する。
【0056】
次に、上記したステップS6にて継続フラグがセットされていた場合について説明する。図11に示すように、継続フラグがセットされている場合には、ステップS6からステップS22に移行し、このステップS22にて遊技カード3に記憶されている残高情報を要求するための残高要求信号を遊技カード3に送信する。ステップS23では、遊技カード3からの残高情報の受信を待ち、この残高情報の受信を終了するまで、上記したステップS22の要求処理を繰り返し実行する。そして、ステップS24では、受信した残高情報に基づいて残高の有無を判定し、残高があればステップS25に移行して残高を記憶し、ステップS26にて表示装置26に表示コマンドを出力して残高表示〔図8(c)参照〕を行った後に、ステップS28に移行する(図13参照)。また、残高がなかった場合には、ステップS27にて残高無しの旨を表示させる表示コマンドを表示装置26に出力してその旨の表示を行わせ、上記したステップS20(図12参照)に移行する。
【0057】
図13に示すように、ステップS28では、継続フラグの有無を判定する。そして、継続フラグがあった場合にはステップS29に移行し、継続フラグがなかった場合(即ち、後述する確認割込処理でクリアされた場合)にはステップS20に移行する。ステップS29では、球貸要求の有無を判定する。この判定は、遊技カード3から受付コードとともに送信されてくる球貸要求信号の有無に基づいて判定される。ここで、球貸要求があった場合(Y)にはステップS30に移行し、なかった場合(N)には、上記したステップS28の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS30では、球貸要求があったことに基づいて残高情報の減算を要求するための減算要求信号を遊技カード3に送信し、ステップS31では、遊技カード3からのACK信号、即ち、残高情報の減算終了を示す信号を有無を判定する。ここで、ACK信号があった場合(Y)には、遊技カード3側で残高情報の減算が正常に行われたと判断してステップS32に移行し、減算要求信号を送信してから所定時間経過してもACK信号が送信されなかった場合(N)には、ステップS20に移行する。
【0058】
ステップS32では、遊技カード3側で残高が減算されたことに基づき、減算された残高情報を更新記憶するとともに、表示装置26に表示コマンドを出力して更新した残高情報を表示する。ステップS33では、排出制御装置34に払出信号を送信する。この払出信号により排出制御装置34は所定数の遊技球(貸し球)を払出すための制御を行うとともに、払出しが終了するとその旨を示すACK信号をカード受付装置5に送信する。ステップS34では、この排出制御装置34からのACK信号の有無を監視し、ACK信号があった場合(Y)にはステップS35に移行し、所定時間経過してもACK信号を受信できなかった場合にはステップS36に移行する。
【0059】
ステップS35では、正常に球貸処理が行われたこと(ACK信号有)に基づき、球貸しに基づく残金情報の消費を示す球貸情報をカードデータ転送装置10に送信し、上記したステップS28に移行する。また、ステップS36では球貸処理がなされなかった(ステップS34でACK信号が受信できなかった)ことに基づき、確認割込処理の禁止状態を設定する。そして、ステップS37にて表示装置26にエラー表示させる為の表示コマンドを出力するエラー表示処理を行い、ステップS38にて遊技カード3にエラーが生じた旨を示すエラー情報を送信する(このエラー情報に基づき、遊技カード3にて既に行われた減算処理を無効にする)。ステップS39では、図示しないリセットスイッチのオン操作を監視する。ここで、リセットスイッチがオンされた場合(Y)にはステップS40に移行し、されなかった場合(N)にはステップS36に移行する。そして、ステップS40では、ステップS36で設定した確認割込処理の禁止状態を解除してステップS28に移行する。
【0060】
次に、上記した主動作の実行中になされる割込処理について説明する。この割込処理は、カードデータ転送装置10との情報の送受を行う通信割込処理と、遊技カード3との情報の送受を行う確認割込処理とに大別される。
【0061】
そして、通信割込処理は、図14のフローチャートに基づいてなされる。即ち、図14に示すように、この通信割込処理では、ステップS41にてカードデータ転送装置10から送信されたデータの受信を行う。そして、この受信処理の終了により上記した主動作に復帰する。
【0062】
また、確認割込処理は、所定周期(T1、図10参照)毎に図15のフローチャートに基づいてなされる。即ち、図15に示すように、この確認割込処理では、まず、ステップS42にて、遊技カード3に受付コードを送信し、ステップS43にて遊技カード3からのACK信号(送信した受付コードを受信した旨の信号)を受信したか否かを判定する。ここで、ACK信号を受信した場合(Y)にはステップS44にて継続フラグをセットし、また、所定時間(T2、図10参照)経過してもACK信号を受信できなかった場合(N)には、ステップS45にて継続フラグをクリアする。
【0063】
即ち、この確認割込処理は、所定周期毎に遊技カード3が所定の距離範囲内に存在するか否か(遊技者が着座しているか否か)を判定しており、存在していた場合に継続フラグをセットし、存在しない場合(離席した場合)に継続フラグをクリアしている。従って、遊技者が離席した場合には継続フラグがクリアされ、上記したステップS6にて継続フラグ無しとなり、識別コードがクリアされ普段表示に切替わる(S20、S21)。
【0064】
次に、図16から図19を参照して遊技カード3の動作について詳細に説明する。ここで、図16は、遊技カード3の主動作を示すフローチャート、図17は、主動作の実行中になされる割込処理を示すフローチャート、図18は、主動作における確認処理を示すフローチャート、図19は、主動作における球貸処理を示すフローチャートである。
【0065】
図16に示すように、この遊技カード3においては、まず、ステップS51にて金額付加処理を行い、ステップS52にて個人情報処理を行う。ここで、金額付加処理は、上記した金額付加機4にて行われる処理で、投入した現金に応じた金額情報を遊技カード3の残金情報に付加して記憶させる処理である。また、個人情報処理は、会員(遊技者)の住所氏名等の個人情報を遊技カード3に記憶させる処理で、カード発行時になされる処理である。そして、ステップS53では確認処理を行い、ステップS54では球貸処理を行う。ここで、確認処理は、遊技者が所持している遊技カード3とパチンコ遊技機2の占有状態を確認するための処理で、球貸処理は、遊技球の貸出しを受ける場合の処理である。そして、この球貸処理が終了すると、再度ステップS51からの処理を実行する。
【0066】
次に、上記した確認処理について詳細に説明する。図18に示すように、この確認処理においては、まず、ステップS53aにて、確認スイッチ52のオン操作が判定される。ここで、確認スイッチ52がオンされた場合(Y)にはステップS53bにて低消費電力モードを解除し、ステップS53cにて選択信号をカード受付装置5に送信する。また、確認スイッチ52がオンされなかった場合(N)にはこの確認処理を終了する。そして、ステップS53dでは、カード受付装置5からの識別コード要求信号の有無を判定する。ここで、識別コード要求信号を受信した場合(Y)にはステップS53eにて識別コードをカード受付装置5に送信し、受信しなかった場合(N)には低消費電力モードに移行した後にこの確認処理を終了する。
【0067】
ステップS53fでは、カード受付装置5からの受付コードの有無を判定する。ここで、受付コードを受信した場合(Y)には、ステップS53gにて受信した受付コードを記憶するとともに、ステップS53hにて受付コードを記憶した旨を示すACK信号をカード受付装置5に送信する。また、受信しなかった場合(N)には、低消費電力モードに移行して一連の処理を終了する。
そして、ステップS53iでは、低消費電力モードに移行した後に、この確認処理を終了する。
【0068】
次に、上記した球貸処理について詳細に説明する。図19に示すように、この球貸処理においては、まず、ステップS54aにて、連絡状態にあるカード受付装置5(即ち、受付端末)からの残高要求信号の有無を判定する。ここで、残高要求信号を受信した場合(Y)には、低消費電力モードを解除してステップS54bにて受付コードと残高情報とを送信する。また、残高要求信号を受信しなかった場合(N)には、ステップS54bをスキップしてステップS54cに移行する。ステップS54cでは、低消費電力モードに移行する。
【0069】
ステップS54dでは、球貸スイッチ51のオン操作を判定する。ここで、球貸スイッチ51が操作されてオンした場合(Y)には、ステップS54eに移行して低消費電力モードを解除するとともに、ステップS54fにて受付コードと球貸要求信号とを送信する。一方、球貸スイッチ51の操作がなかった場合(N)には、この球貸処理を終了する。
【0070】
ステップS54gでは、カード受付装置5からの減算要求の有無を判定する。ここで、減算要求(減算要求信号)があった場合(Y)には、ステップS54hにて球貸しにて消費した金額分だけ残高情報を減算して記憶し、ACK信号をカード受付装置5に送信する。そして、ステップS54iでは低消費電力モードに移行して、この球貸処理を終了する。
【0071】
そして、上記した主動作の実行中においては、カード受付装置5からのデータの受信に応じて割込処理がなされる。図17に示すように、この割込処理では、まず、ステップS61にて低消費電力モードを解除し、ステップS62にて受信データを解析する。そして、ステップS63にて受信データをマイクロコンピュータ57のRAM57cに記憶し、ステップS64にて記憶した受信データが確認要求であるか否かを判定する。ここで、受信したデータが確認要求であった場合(Y)にはステップS65に移行し、確認要求でなかった場合(N)には、低消費電力モードに移行してこの割込処理を終了する。なお、この割込処理の終了により、再度、低消費電力モードに移行する。
【0072】
ステップS65では、受信したデータが記憶している受付コードであるか否かを判定する。そして、記憶している受付コードであった場合(Y)にはステップS66にてACK信号を送信し、低消費電力モードに移行した後にこの割込処理を終了する。また、記憶している受付コードと異なっている場合(N)には、ACK信号を送信しないで低消費電力モードに移行し、この割込処理を終了する。
【0073】
上記した実施形態においては、確認スイッチ52の操作により占有状態を確認するものであったが、本発明における確認手段はこれに限定されるものではない。例えば、遊技カード3に磁気データ部を設けるとともに、カード受付装置5にリーダを設けるようにしてもよい。以下、このような構成を有する第2の実施形態について説明する。
【0074】
図20に示すように、この遊技カード3は、先に説明した第1実施形態の遊技カード3(図5参照)と略同様の外観形状をしており、衣服の胸ポケット等に収容可能な程度の薄板方形状のカードとして構成されている。そして、上記した第1実施形態との差異は、確認スイッチ52に代えて帯状の磁気データ部67(特定要求情報記憶手段)が設けられている点にある。この磁気データ部67は、いわゆるキャッシュカードやクレジットカード等の磁気データ部67と同様なものとされ、図20における正面右端に上下方向に延長して設けられている。そして、この磁気データ部67には、占有を確認するためのコマンド(特定要求情報)が磁気により記録されている。なお、この遊技カード3における他の構成は、上記した第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0075】
また、この第2実施形態では、遊技カード3の磁気データ部67に記憶された情報を読み取るためのカードリーダ68を設けてある。このカードリーダ68は特定要求情報読取手段として機能し、図21(a)に示すように、カード受付装置5の正面に設けてある。そして、図21(b)に示すように、遊技者によるスライド操作によって確認操作情報〔即ち、上記した第1実施形態における選択信号(S9)に相当、図12参照〕が読取られる。従って、この第2実施形態では、このスライド操作が本発明における確認指令に相当する。
【0076】
そして、第2実施形態の遊技カード3における確認処理は、上記した第1実施形態における遊技カード3の動作から確認スイッチ52に関する処理が省かれた点に差異を有し、他の処理については同様にしてなされる。具体的には、図22に示すように、ステップS53の確認処理に関し、第1実施形態におけるステップS53aからS53cの処理が省かれ、ステップS53dからの処理となっている。なお、各処理の内容については、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0077】
なお、上記した第1及び第2実施形態においては、占有状態の確認をカード受付装置5に設けられた表示装置26にておこなっているが、この占有状態の確認を遊技カード3側で行うように構成することもできる。例えば、遊技カード3(情報媒体)に、数字等が表示可能な表示素子(占有報知手段)を設けるとともにカード受付装置5からの台番号の情報(特定情報)を受信するための機構(特定情報受信手段)を設け、一方、カード受付装置5(情報媒体受付手段)には、遊技カード3からの要求信号(特定情報要求信号)に応じて台番号の情報を送信する機構(特定情報出力手段)を設ける。そして、遊技カード3に設けられた確認スイッチ52の操作により要求信号をカード受付装置5に送信し、カード受付装置5は、遊技カード3からの要求信号に応じて台番号の情報を遊技カード3に送信し、遊技カード3は表示素子にて台番号を表示する。遊技者は表示素子にて表示された番号と遊技を着席しているパチンコ遊技機2の台番号を照合することで占有状態の確認を行う。
【0078】
このように構成することにより、遊技者は、確認スイッチを操作するために遊技カード見た際、視線を他に移すことなく占有状態の確認も行うことができる。
【0079】
さらに、遊技カード3に残金情報を表示させるための残金確認スイッチ(残金表示指示手段)を設けるとともに、この残金確認スイッチからの信号をマイクロコンピュータ57(残金情報出力手段)に入力するように構成し、残金確認スイッチからの信号に基づいてマイクロコンピュータ57から上記した表示素子(残金情報表示手段)に表示駆動信号を出力し、この表示素子にて残金情報を表示させるように構成してもよい。
【0080】
同様に、遊技カード3に貯玉情報を表示させるための貯玉確認スイッチ(貯玉表示指示手段)を設けるとともにEEPROM57d(貯玉情報記憶手段)に貯玉情報を記憶させ、貯玉確認スイッチからの信号をマイクロコンピュータ57に入力するように構成し、貯玉確認スイッチからの信号に基づいてマイクロコンピュータ57(貯玉情報出力手段)から上記した表示素子(残金情報表示手段)に表示駆動信号を出力し、この表示素子にて貯玉情報を表示させるようにしてもよい。
【0081】
このように構成することにより、遊技者は、遊技カードに記憶されている残金情報や貯玉情報を遊技カード(即ち、自分の手元)の表示素子にて確認することができる。従って、遊技カードを手元から離すことなく遊技を行うことができるとともに、残金情報や貯玉情報を他の遊技者に見られずにすむ。
【0082】
なお、以上説明した各実施形態においては、パチンコ遊技機を例に挙げて説明したが、遊技カード等の情報媒体を使用して遊技を行う遊技機であれば本発明を適用することができる。また、情報媒体はカード状のものに限定されるものではなく、例えば万年筆状とし、遊技者のポケット等に引っ掛けられるようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果を奏する。
即ち、遊技者により携行可能であって、識別コードが記憶された情報媒体と、前記情報媒体と無線による情報の送受信を行う情報媒体受付手段と、前記情報媒体受付手段と対をなして複数設けられ、当該情報媒体受付手段と電気的に連絡する遊技手段と、から遊技システムを構成し、前記情報媒体受付手段は、前記遊技者の操作を確認して識別コード要求信号を前記情報媒体に送信し、前記識別コード要求信号の受信に基づいて前記情報媒体より送信された識別コードの正当性を認めた場合に受付コードを情報媒体に送信し、前記情報媒体は、前記情報媒体受付手段より受信した受付コードを記憶し、前記情報媒体受付手段が受付コードを所定周期毎に前記情報媒体に送信し、情報媒体が受付コードを受信した旨のACK信号を情報媒体受付手段に送信することにより、前記遊技手段が情報媒体により占有された状態を形成するので、情報媒体を遊技機側に装着しなくても遊技を行うことができ、遊技者は遊技中においても、常に、遊技媒体を身につけておくことができる。従って、遊技カード等の情報媒体の置き忘れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ店における各装置の配置の概略構成を説明するブロック図である。
【図2】パチンコ遊技機及びカード受付装置を正面から見た斜視図である。
【図3】パチンコ遊技機及びカード受付装置の背面図である。
【図4】カード受付装置の電気的構成を説明するブロック図である。
【図5】遊技カードの構成を示した図で、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図6】遊技カードの電気的構成を説明するブロック図である。
【図7】遊技カードの受付から球貸しまでの一連の処理動作を説明する模式図である。
【図8】カード受付装置の表示装置の表示態様を説明する図で、(a)は普段表示、(b)は照合中表示、(c)は残高表示を示している。
【図9】遊技者の離席や次遊技者の遊技開始に伴う受付コードの変遷を説明する模式図である。
【図10】遊技者が離席した際の状態変化を説明する模式図である。
【図11】カード受付装置の主動作を示すフローチャートである。
【図12】カード受付装置の主動作を示すフローチャートである。
【図13】カード受付装置の主動作を示すフローチャートである。
【図14】主動作中の割込処理としてなされる通信割込処理を示すフローチャートである。
【図15】主動作中の確認割込処理を示すフローチャートである。
【図16】遊技カードの主動作を示すフローチャートである。
【図17】主動作の実行中になされる割込処理を示すフローチャートである。
【図18】主動作における確認処理を示すフローチャートである。
【図19】主動作における球貸処理を示すフローチャートである。
【図20】第2実施形態における遊技カードの構成を示した図である。
【図21】第2実施形態におけるカードリーダを説明する図で、(a)は外観斜視図、(b)は読込動作(スライド)を説明する図である。
【図22】第2実施形態における確認処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ店
2 パチンコ遊技機
3 遊技カード
4 金額付加機
5 カード受付装置
6 球計数装置
7 景品交換装置
8 管理装置
9 中継装置
10 カードデータ転送装置
11 カード会社
12 カード発行装置
15 機枠
16 前面枠
17 透明部材保持枠
18 前面ガラス
19 上皿
20 下皿
21 発射操作ハンドル
22 ランプ
23 遊技盤
25 通信制御装置の送受信部
26 表示装置
27 カード通信制御装置の送受信部
30 球タンク
31 表示制御装置
32 役物制御装置
33 発射制御装置
34 排出制御装置
35 ケーブル
38 カード受付装置のCPU
39 カード受付装置のROM
40 カード受付装置のRAM
41 カード受付装置のEEPROM
42 カード受付装置のクロック生成回路
43 時計IC
44 通信制御装置
45 カード通信制御装置
46 インターフェイス
49 アンテナ
50 LED
51 球貸スイッチ
52 確認スイッチ
54 バッテリ
55 バッテリケース
57 マイクロコンピュータ
57a CPU
57b ROM
57c RAM
57d EEPROM
58 遊技カードのクロック生成回路
59 通信インタフェース
60 送受信回路
61 変調回路
62 ドライブ回路
63 フィルタ回路
64 復調回路
67 磁気データ部
68 カードリーダ
Claims (1)
- 遊技者により携行可能であって、識別コードが記憶された情報媒体と、
前記情報媒体と無線による情報の送受信を行う情報媒体受付手段と、
前記情報媒体受付手段と対をなして複数設けられ、当該情報媒体受付手段と電気的に連絡する遊技手段と、
から構成され、
前記情報媒体受付手段は、
前記遊技者の操作を確認して識別コード要求信号を前記情報媒体に送信し、
前記識別コード要求信号の受信に基づいて前記情報媒体より送信された識別コードの正当性を認めた場合に受付コードを情報媒体に送信し、
前記情報媒体は、前記情報媒体受付手段より受信した受付コードを記憶し、
前記情報媒体受付手段が受付コードを所定周期毎に前記情報媒体に送信し、情報媒体が受付コードを受信した旨のACK信号を情報媒体受付手段に送信することにより、前記遊技手段が情報媒体により占有された状態を形成することを特徴とする遊技システム。
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