JP3669791B2 - 遊技場におけるプリペイドカード発行システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ店等の遊技場におけるプリペイドカードの発行システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、例えばパチンコ店におけるカードシステムにおいては、予め顧客がプリペイドカードを購入し、そのカードを用いて顧客がパチンコ台の横に設置された玉貸機にカードを挿入し、玉貸ボタン(一般には、パチンコ台の方に設けられている)を1回押すと、予め設定された金額分、例えば300円分(店によって異なる。また、顧客が自由に設定するようなタイプの玉貸機もある。)の玉がパチンコ台の上皿に出てくる。カードの残額がなくなるまで玉貸ボタンにより玉を借りることができ、途中でやめたいときには、カード返却ボタン(これもパチンコ台に設けられている)を押すと、残額が記録されてカードが返却されるようになっている。このようなプリペイドカードの金額は、1万円、5000円、3000円、1000円等のものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このカードシステムは、プリペイドカードをどの店に持っていっても使えるようにして顧客の便を図った反面、カードの偽造が横行し、大きな社会的問題となっている。
【0004】
また、これを防ぐカードシステムも提案されている。例えば特開昭61−143085号公報がある。このシステムではカード1枚毎にID番号をとり、偽造防止を図っている。しかし、このシステムでは、新規にカードを発行する際、店のコンピュータにID番号の登録要求を行ない、その結果を店のコンピュータからカード発行機が受信した後に、カードにそのID番号等を含むデータの印字及び磁気データの記録を行なうようにしているので、発行までに時間がかかるという問題点があった。
【0005】
本発明は前記実情に鑑みなされたもので、短時間でかつセキュリティに優れたプリペイドカードを発行することのできるプリペイドカード発行システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、印字・磁気記録と並行してコンピュータ(ターミナルコントローラ)へ問い合わせを行ない、OKなら即、カードを排出し、NGならカードに対して無効処理を行なってから回収するようにしている。
【0007】
さらにまた、本発明では、次回発行用のID番号をターミナルコントローラから返信してもらい、カード発行機側で記憶するようにしたことを特徴とする。
そしてターミナルコントローラでは、1枚毎に異なるID番号を付されたプリペイドカードの発行状況を記憶するとともにプリペイドカード発行機からID番号の登録依頼があったときその登録を承認するか否かの判断を行う。
【0008】
すなわち、本発明は、1枚毎に異なるID番号を付されたプリペイドカードの発行状況を記憶するとともにプリペイドカード発行機からID番号の登録依頼があったときその登録を承認するターミナルコントローラと、発行すべきID番号を予め前記ターミナルコントローラから取得して記憶し、貨幣の投入後顧客により選択指定された金額のカードに前記ID番号を含む磁気データを記録してプリペイドカードを作成するとともに前記ターミナルコントローラに当該ID番号の登録依頼を要求し、承認が得られた場合には前記プリペイドカードを排出し、承認が得られなかった場合には前記プリペイドカードの磁気データを無効にして回収するプリペイドカード発行機とを具備したことを特徴とする遊技場におけるプリペイドカード発行システムにある。
【0009】
望ましくは、前記ターミナルコントローラは、登録依頼の要求があって承認できる場合には、承認OKの電文の他にその登録依頼のあったプリペイドカード発行機から次に発行すべきID番号も返信するように構成されている。
【0010】
また望ましくは、発行される前記プリペイドカードには、磁気データの記録の他に発行金額の印字を施されるように構成されており、承認が得られないときには発行金額の印字を無効とする印字を行なってから回収するように構成されていることを特徴とする。
【0011】
また望ましくは、前記ターミナルコントローラは、店舗の外部に設けられた管理コンピュータに接続可能であり、前記管理コンピュータは、各店舗で発行された全てのプリペイドカードのデータを前記ターミナルコントローラから受けとり蓄積するように構成されており、プリペイドカード発行日から所定期間経過したカードのデータの確認を行うことができることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図10に一例を示すようなプリペイドカードは発行日から所定期間(例えば8日間、ここでは、この所定期間のことを、有効期限と表示している。)は、その発行店でしか使用できないが、それを過ぎると一定期限内(例えば発行日から1ヶ月以内)であれば、カードに残額がある場合は、その残額分を更新してカードを発行できるように構成されている。その際、他の店で発行したカードであっても更新を可能としている。そのしくみは、各店が毎日、1日の営業終了時点でその店で発行されたプリペイドカードの全てについて、ID番号と残額とを管理コンピュータにデータ送信し、管理コンピュータでは、各店の全データをチェックし蓄積していく。すなわち、発行すべきID番号が予め記憶され、貨幣の投入後顧客により選択指定された金額のカードに磁気データを記録する。この磁気データには、所定期間と一定期限も設定される。そして同時に管理コンピュータにID番号の登録依頼を要求し、承認が得られた場合にはプリペイドカードを排出し、承認が得られなかった場合には、既に印字及び磁気記録されていたプリペイドカードに、印字が無効であることを意味するマークを上書き印字するとともに磁気データにはすべて、0を書込み、このプリペイドカードを回収する。
【0013】
データがOKのときには、既に印字及び磁気記録されていたプリペイドカードを即、排出する。
【0014】
また、発行日から例えば8日間経過して有効期限が過ぎると、ターミナルコントローラは、そのデータを削除する。そしてこの後のデータ管理は、センターの管理コンピュータによってのみなされる。従って、有効期限が過ぎたカードの更新登録がなされる場合には、ターミナルコントローラは、センターの管理コンピュータにデータ要求を行い、そのデータに基づいて、更新登録するかどうかの判断処理等を行う。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1および図2は本発明の遊技媒体供給システムの概略を示す概略図およびシステムブロック図である。この装置では、センター1を中心にしてこのセンターの管理コンピュータ2に公衆回線網3を介して接続された各遊技店にターミナルコントローラ10が設けられ、これらには複数の島が接続され、各島は島コントローラ40によって制御される複数の遊技ユニット50と、プリぺイドカードの発行、販売を行うカード発行機20とで構成されている。通常、各島毎に1台程度のカード発行機が設けられ、発行すべきID番号が予め記憶され、貨幣の投入後顧客により選択指定された金額分のデータ及びID番号等がカードに磁気記録されプリペイドカードとして発行される。この磁気データには、発行日も含まれ、発行されるプリペイドカードには、ID番号、有効期限、発行金額などのデータが、印字される。また、各遊技店毎に1台程度のカード更新機30が設けられ、最初のカード発行日から8日間の有効期限がきれてかつカード発行日から1ヶ月以内の場合に、この更新機30にカードを挿入すると、カードのID番号及びカードのデータが管理コンピュータで照合され、OKのときには残額分を当初度数とする新しいカードが発行される(第12図参照)。このとき新しい8日間の有効期限が記録される。尚、発行日から8日間以内は、そのカードの発行店でのみ通用し、それ以降はこのシステムを導入している他店でも更新機にカードを入れることにより、その店で遊技することができる。更新は繰り返して行なえる。また、この遊技ユニット50は通貨と等価な有価データの記録されたプリぺイドカードから有価データの読み書きを行うとともに遊技者による遊技台への遊技媒体の貸し出し要求に基づき、有価データの範囲内で、前記遊技媒体を貸し出すように構成されたカードユニット(CRユニット)70と、遊技台60とで構成され、各構成要素はLAN(ローカルエリアネットワーク)で接続され、互いにデータ交換を行うことができるようになっている。
【0016】
そしてターミナルコントローラ10は、システム全体の制御を行う制御部とメモリとディスプレイなどの表示部と、キーボード、プリンタなどの入出力部とから構成されている。そしてこのターミナルコントローラは、センター1の管理コンピュータ2と公衆回線網3で接続されており、この管理コンピュータ2を用いてターミナルコントローラ10内のデータを管理できるようになっている。
【0017】
このプリぺイドカード発行機20は、このシステムを導入している店舗のみ(但し、発行店以外では、前述したような条件を満たす場合のみ使用可能)使用することのできる「ハウスカード」を販売する。尚、本実施例では、カード発行時にカード1枚毎に固有のID番号を付与しカードのデータはターミナルコントローラで一括管理している。
【0018】
そして図3に外観の正面図を示すように、筐体の表面パネルの上部にLEDなどの発光体を内蔵した複数のカード選択ボタン21が一列に設けられている。そしてカード選択ボタン列の下部右側には、紙幣挿入口22、左側には硬貨投入口23が、そして中央には取り消しボタン24が配列されている。またその下中央には硬貨出口25が設けられ、その右側にカード出口27が設けられている。また硬貨出口25の左側はサービスとして投出される遊技媒体の取り出し口(プレミアム取り出し口)26である。
【0019】
そして図4はその扉を開いた状態を示す図であり、扉側上から内部操作部31、表示部45、外部操作部32、硬貨処理部33、制御部34が配設され、さらに本体側上から循環式紙幣識別放出部35、プレミアム取り出し口26に玉を投出する玉投出部37、印刷部36、発行ユニット20d、電源38、サブコントローラ39、外部出力部44が配設されている。
【0020】
さらにこのプリぺードカード発行機20は図5に制御系の機能ブロック図を示すように、演算処理を行うCPU20aと、制御プログラムや制御データを記憶するROM20bと、RAM20cと、カードに購入された金額、発行日などを記録し、プリペイドカードとしてカード出口に排出するという実際の発行操作を行う発行ユニット20dと、島コントローラ40とのデータ通信を行う通信インターフェース20eと、投入貨幣の真偽識別を行なうとともに必要に応じて釣銭を投出する貨幣処理部20fとを具備している。
【0021】
図6は発行ユニットの一例を示す断面図であり、磁気ロール紙をローラからなる搬送部Cを介してカッタで所望の大きさにカットし、磁気ヘッドで磁気データの書き込みを行い、プリンタBの印字部で、印字を行う。一方回収する場合にはリジェクトスタッカDへ回収する。ここで27は発行されたカードの出口である。
【0022】
次に、本発明実施例のシステムの動作について説明する。
図7は本発明にかかるプリペイドカード発行機の操作を示すフローチャートである。
プリペイドカード発行機ではまず、電源をONにしスタートすると(ステップ101)、貨幣が紙幣投入口22または硬貨投入口23から紙幣または硬貨が投入されたか否かの判断を行う(ステップ102)。実際には複数枚、複数個の貨幣を投入することができ、購入することのできる金額のボタンのみ点灯する。そこで顧客が購入しようとする金額のカード選択ボタン21を押すと、投入金額から購入することのできる範囲であるか否かの判断を行い(ステップ103)、購入することのできる範囲であると判断された場合には、発行ユニットの磁気ヘッドAを用いて磁気ロール紙からカットされたカードに磁気データの書き込みを行うと共にプリンタBの印字部で印字を行い、これら処理と並行してターミナルコントローラT/C10に登録要求を行う(ステップ104)。図8に示すように、カード発行機は島コントローラ40を介して、ターミナルコントローラT/C10に登録要求を行う。ここでは島コントローラ40からのポーリング(POL)に対し、カード発行機は自局宛ポーリングの時に登録要求データHS02を送信する。島コントローラ40がこれを正常受信するとACKを返信し、これに対しカード発行機はEOTを送信して正常終結し、島コントローラ40はEOTを受信するとターミナルコントローラT/C10へ登録要求データを送信する。尚、カード登録中のカード発行機に対してポーリングのなげかけをしない。
【0023】
この登録要求に対し、ターミナルコントローラT/C10はカードデータ登録結果を報告すると共に、次回発行すべき連番を送信する。ここでは登録結果を島コントローラが受け取るとセレクティング(SEL)をカード発行機に投げかけカード発行機の応答ACKがあると登録結果SH02を送り、カード発行機がACKを送ると島コントローラからEOTを送信して終了する。
【0024】
そしてカード発行機のCPUはこの応答結果に応じて、ターミナルコントローラT/C10への登録がOKであるか否かの判断を行い(ステップ105)、OKであるときは、発行すべきカードに既におこなったカード印字および磁気ライトが正常に終了しているか否かの判断を行い(ステップ106)、正常終了しているときはターミナルコントローラT/C10から受け取った次回発行のID番号をRAM20cに記憶する(ステップ107)。そして図10に示すように磁気記録および印字のなされたプリペイドカードがカード出口27から排出される(ステップ108)。
【0025】
そしてプレミアムが必要であるか否かの判断を行い(ステップ109)、プレミアムが必要である場合はプレミアム取り出し口26にプレミアムを投出する。
【0026】
一方必要でないと判断されればそのままエンドとなる。
【0027】
さらにつり銭が必要であるか否かの判断を行い(ステップ111)、必要である場合はつり銭を投出する(ステップ112)。
【0028】
一方、ステップ105で、ID番号が重複している、店コードが異なるなどターミナルコントローラT/C10から拒否応答の場合、あるいは受信データとのベリファイがとれないなど受信データが異常である場合、あるいは無応答の場合、あるいはカード発行機の通信部分のハードが故障である場合等、登録失敗であると判断された場合、図11に示すようにプリペイドカードの印字領域に××を印字し、磁気データにオール0をオーバライトし、無効処理をおこなったのち、回収を行う(ステップ113)。これら処理は、発行ユニット20dのカード搬送制御部Cによりカードの搬送方向を制御しながらプリンタBと磁気ヘッドAとにより行ないリジェクトスタッカDへカードを回収する。
【0029】
そして、ターミナルコントローラT/C10に削除要求を行う(ステップ114)。また、ステップ106で磁気ロールのジャム等により、カードが正常に作成されていないと判断された場合も、ターミナルコントローラT/C10に削除要求を行う(ステップ114)。この動作は、図9に示すように、カード発行機が島コントローラ40を介して、ターミナルコントローラT/C10に削除要求を行うことによってなされる。ここでも登録要求の場合と同様に、島コントローラ40からのポーリング(POL)に対し、カード発行機は自局宛ポーリングの時に削除要求データHS05を送信する。島コントローラ40がこれを正常受信するとACKを返信し、これに対しカード発行機はEOTを送信して正常終結し、島コントローラ40はEOTを受信するとターミナルコントローラT/C10へデータ削除要求を送信する。尚、カード削除中のカード発行機に対してポーリングのなげかけをしない。
【0030】
この削除要求に対し、ターミナルコントローラT/C10はカードデータ削除結果を報告する。ここでは削除結果を島コントローラが受け取るとセレクティングをカード発行機に投げかけ、カード発行機の応答ACKがあると削除結果SH05を送り、カード発行機がACKを送ると島コントローラからEOTを送信して終了する。
【0031】
そしてエラー発生後、リセットキーが押されるのを待ち(ステップ115)、リセットキーが押されたと判断した場合無効処理・回収が完了しているか否かの判断を行い(ステップ116)、完了していなければ再度無効処理および回収を行う(ステップ117)。一方、ターミナルコントローラT/C10に対する削除が完了しているか否かの判断を行ない(ステップ120)、完了していなければ再度削除要求を行なう(ステップ121)。無効処理および回収が完了し、削除が完了し、いずれの処理に対してもエラーがなかったか否かの判断を行い(ステップ118)、エラーがなければ投入紙幣を返金し(ステップ119)、エンドとなる。
【0032】
尚、1日の営業終了時、各遊技店からその店で扱ったすべてのカードに関するデータが公衆回線によりセンターの管理コンピュータに蓄積される。カードの発行日から8日間経過して有効期限が過ぎると、ターミナルコントローラT/C10は、そのデータを削除する。そしてこの後のデータ管理は、センター1の管理コンピュータ2によってのみなされる。従って、有効期限が過ぎたカードの更新登録がなされる場合には、ターミナルコントローラ10は、センター1の管理コンピュータ2にデータ要求を行い、そのデータに基づいて、更新登録するかどうかの判断処理等を行う。
【0033】
また、カードの磁気データが何らかの原因により装置で読めなくなった場合には、このカード発行機を用いてカードを再発行することができる。つまり、顧客が係員に申し出ると、係員はカード発行機の扉を開け、外部操作部32を操作してカードに印字されたID番号を入力することによりターミナルコントローラT/C10でそのIDをチェックし、OKならばそのIDのカードの残額分を再発行できる。この際、実際に存在しない番号あるいは現在遊技中の番号等、不正な番号が入力された場合、3回続けてNGとなるとカード発行機はエラーダウンし、係員による不正発行を防止する。また、再発行した場合にはターミナルコントローラT/C10では再発行したことを記録し元のカードは使用不能とする。
【0034】
なお、前記実施例では、カードはロール紙のものをカットし、その都度印字・磁気記録して一時保留しているが、予めカットしたカードに印字・磁気記録してもよい。また、予め金額のみを印刷したカードを金額毎に収納しておき、そのカードに磁気データのみを記録するようにしてもよい。また、予め金額が印字されるとともに磁気的に金額が記録されたプリペイドカードに対してID番号等を記録して発行するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカード発行機では、カードの印字及び記録を行なうと同時に管理コンピュータにデータの確認を問い合わせるようにしているため、発行に要する時間を短縮することが可能となり、短時間でかつセキュリティに優れたカード発行を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例で用いられる処理システムを示す図
【図2】同システムの機能ブロック図
【図3】カード発行機の外観を示す正面図
【図4】カード発行機の扉をあけた状態を示す正面図
【図5】カード発行機の制御系の機能ブロック図
【図6】発行ユニットを示す図
【図7】本発明実施例のシステムの動作を示すフローチャート図
【図8】本発明実施例のシステムで用いられる登録要求のシーケンスを示す図
【図9】本発明実施例のシステムで用いられる削除要求のシーケンスを示す図
【図10】本発明実施例の装置で形成したプリペイドカードを示す図
【図11】本発明実施例の装置で無効処理を行ったプリペイドカードを示す図
【図12】本発明実施例の装置で発行した更新カードを示す図
【符号の説明】
10
ターミナルコントローラ
20 カード発行機
30 カード更新機
40 島コントローラ
50 遊技ユニット
60 遊技台
A 磁気ヘッド
B プリンタ
C カード搬送制御部
D リジェクトスタッカー
20a CPU
20b ROM
20c RAM
20d 発行ユニット
20e 通信インターフェース
Claims (4)
- 1枚毎に異なるID番号を付されたプリペイドカードの発行状況を記憶するとともにプリペイドカード発行機からID番号の登録依頼があったときその登録を承認するターミナルコントローラと、
発行すべきID番号を予め前記ターミナルコントローラから取得して記憶し、貨幣の投入後顧客により選択指定された金額のカードに前記ID番号を含む磁気データを記録してプリペイドカードを作成するとともに前記ターミナルコントローラに当該ID番号の登録依頼を要求し、承認が得られた場合には前記プリペイドカードを排出し、承認が得られなかった場合には前記プリペイドカードの磁気データを無効にして回収するプリペイドカード発行機と
を具備したことを特徴とする遊技場におけるプリペイドカード発行システム。 - 前記ターミナルコントローラは、
登録依頼の要求があって承認できる場合には、承認OKの電文の他にその登録依頼のあったプリペイドカード発行機から次に発行すべきID番号も返信するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の遊技場におけるプリペイドカード発行システム。 - 発行される前記プリペイドカードには、磁気データの記録の他に発行金額の印字を施されるように構成されており、承認が得られないときには発行金額の印字を無効とする印字を行なってから回収するように構成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技場におけるプリペイドカード発行システム。 - 前記ターミナルコントローラは、
店舗の外部に設けられた管理コンピュータに接続可能であり、
前記管理コンピュータは、
各店舗で発行された全てのプリペイドカードのデータを前記ターミナルコントローラから受けとり蓄積するように構成されており、プリペイドカード発行日から所定期間経過したカードのデータの確認を行うことができる
ことを特徴とする請求項1記載の遊技場におけるプリペイドカード発行システム。
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