JP3757958B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、排出過程にある用紙をスイッチバックさせて画像形成部に再給送することにより用紙の両面に画像を形成することができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置として、用紙に画像を形成する画像形成部と、この画像形成部により画像が形成された用紙を用紙排出部に向けて搬送する搬送路と、この搬送路により前記用紙排出部に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路とを備え、前記返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して前記用紙排出部に向かう用紙とが摺擦しながら異なる方向へと移動する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−244357号公報(要約、0024〜0025段落、図1〜3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
排紙トレイに排出される用紙が帯電していると、すでに排紙トレイ上に排出されている用紙に対して、後続して排紙トレイ上に排出されてくる用紙が静電気で吸着し、先の用紙を排紙トレイから押し出してしまったり後続する用紙がきれいに排出されない等の不具合が生じるので、従来の画像形成装置では、排紙ローラと排紙トレイとの間(排紙ローラの直後)に除電手段(除電ブラシ等)が設けられていた。
しかしながら、上述したように、返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して用紙排出部に向かう用紙とが摺擦しながら異なる方向へと移動する構成を採用した場合、上記スイッチバック部において紙詰まりが発生しやすいということが分かり、その原因は、上記スイッチバック部において、返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して用紙排出部に向かう用紙とが両者の静電気で吸着してしまうことによるということが分かった。
この発明の目的は、以上のような課題を解決し、スイッチバック部における紙詰まりを防止することができる画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本願発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、
この画像形成部により画像が形成された用紙を定着ローラ対を通過させて画像を定着させて用紙排出部に向けて搬送する搬送路と、
この搬送路により前記用紙排出部に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路とを備え、
前記返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して前記用紙排出部に向かう用紙とが摺擦しながら異なる方向へと移動する画像形成装置であって、
前記用紙排出部に向かう用紙の搬送経路中において、前記両用紙の摺擦開始部よりも、前記用紙排出部に向かう用紙の移動方向上流側でかつ前記定着ローラ対よりも下流側に、当該用紙と接触してこれを除電する除電手段が設けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用効果】
本願発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、この画像形成部により画像が形成された用紙を用紙排出部に向けて搬送する搬送路と、この搬送路により前記用紙排出部に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路とを備え、前記返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して前記用紙排出部に向かう用紙とが摺擦しながら異なる方向へと移動する構成となっているので、搬送路および返送路のループ長を必要以上に長くすることなく用紙の両面に画像を形成することができ、しかもスループットを向上させることができる。
そして、前記用紙排出部に向かう用紙の搬送経路中において、前記両用紙の摺擦開始部よりも、前記用紙排出部に向かう用紙の移動方向上流側に、当該用紙と接触してこれを除電する除電手段が設けられているので、摺擦する前記両用紙は、この除電手段により除電された後に摺擦することとなる。スイッチバックして返送路に向かう用紙は、先に用紙排出部に向かう過程ですでに前記除電手段で除電されているし、後続して用紙排出部に向かう用紙は、上記返送路に向かう用紙と摺擦する前に前記除電手段で除電されるからである。
したがって、この画像形成装置によれば、スイッチバック部において、返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して用紙排出部に向かう用紙との静電気による吸着を防止し、スイッチバック部における紙詰まりを防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す概略側面図である。
この画像形成装置は、最大ほぼA3サイズの用紙の両面にフルカラー画像を形成することのできるカラー画像形成装置であり、ケース10と、このケース10内に収容された、像担持体ユニット20、露光ユニット30、現像器40、中間転写体ユニット50、および定着ユニット60を有する画像形成部と、この画像形成部により片面(または後述するように両面)に画像が形成された用紙を用紙排出部である排紙トレイ15に向けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により用紙排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路17とを備えている。排紙トレイ15の手前には排紙ローラ部70が設けられている。
ケース10には装置本体の図示しないフレームが設けられており、このフレームに各ユニット等が取り付けられている。
【0008】
像担持体ユニット20は、外周面に感光層を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の外周面を一様に帯電させる帯電手段(スコロトロン帯電器)22とを有しており、この帯電手段22により一様に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット30からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像に現像器40で現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を中間転写体ユニット50の中間転写ベルト51に一次転写部t1で一次転写し、さらに、二次転写部t2で、転写対象である用紙に二次転写させるようになっている。
像担持体ユニット20には、一次転写後に感光体21の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段(クリーニングブレード)23と、このクリーニング手段23で除去された廃トナーを収容する廃トナー収容部24が設けられている。
【0009】
ケース10内には、後述する給紙トレイ18からの用紙を上記二次転写部t2に搬送し、二次転写部t2で片面に画像が形成された用紙をケース10上面の排紙ローラ部70により排紙トレイ部15に向けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により排紙ローラ部70および排紙トレイ部15に向けて途中まで搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記二次転写部t2に向けて返送する返送路17とが設けられている。
ケース10の下部には、複数枚の用紙を積層保持する給紙トレイ18と、その用紙を一枚ずつ上記二次転写部t2に向けて給送する給紙ローラ19とが設けられている。
また、搬送路16および返送路17から二次転写部t2に至る経路内には、二次転写部t2への用紙の供給タイミングを制御するためのゲートローラ10gが設けられている。
【0010】
現像器40はロータリ現像器であり、回転体本体41に対して、それぞれトナーが収容された複数の現像器カートリッジが着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42Kとが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カートリッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41が矢印方向に90度ピッチで回転することによって、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっている。
露光ユニット30は、板ガラス等で構成された露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向けて照射するようになっている。
【0011】
中間転写体ユニット50は、図示しないユニットフレームと、このフレームで回転可能に支持された駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ56、一次転写部t1でのベルト51の状態を安定させるためのガイドローラ57,およびテンションローラ58と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56との間において前記一次転写部t1が形成されており、駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ10bとの圧接部において前記二次転写部t2が形成される。
二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可能であり、接触した際に二次転写部t2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接部(二次転写部t2)に用紙が供給されることによって用紙上にカラー画像(トナー像)が転写されることとなる。
トナー像が転写された用紙は、定着ユニット(定着部)60の定着ローラ対61,62の圧接部を通ることでトナー像が溶融定着され、搬送ローラ対14で搬送されて上記排紙ローラ部70および排紙トレイ部15に向けて排出される。
【0012】
用紙の両面に画像を形成する場合、先ず用紙の片面にトナー像を形成して用紙を排紙ローラ部70および排紙トレイ15の途中まで排出した後、その用紙をスイッチバックさせて返送路17へ供給するので、そのスイッチバック機構およびその作動の詳細について説明する。
【0013】
図2〜図7はそれぞれ図1の部分拡大図であり、排紙ローラ部70を含むスイッチバック機構およびその作動を説明するための図である。
図8は上カバーを開けた状態の装置全体を示す斜視図、図9は排紙ローラ部70の斜視図、図10は図9におけるX−X視図、図11は図9におけるXI−XI視図、図12は図9におけるXII視部分拡大斜視図である。
【0014】
図2に示すように、スイッチバック機構は、搬送路16と返送路17との分岐部に設けられ、かつその周面が搬送路16と返送路17とに臨む搬送駆動ローラ14aと、搬送路16側に設けられ、搬送駆動ローラ14aに圧接されて従動する搬送路側従動ローラ14bと、返送路17側に設けられ、搬送駆動ローラ14aに圧接されて従動する返送路側従動ローラ14cと、軸81(図13参照)回りに揺動可能に設けられた切替レバー80と、上記排紙ローラ部70とを有している。
【0015】
切替レバー80は、自重(または図示しない付勢手段)により軸81を中心として反時計回りに軽く付勢されており、その先端82が紙ガイド90に当接することにより反時計方向への回動が規制されている。定着ユニット60から送られてくる用紙(符号P1参照)の先端(符号P1a参照)が切替レバー80に達すると、切替レバー80は用紙に押し上げられるようにして時計方向へ回動し、用紙の通過を許すようになっている(図3参照)。また、用紙の後端(符号P1b参照)が通過すると、反時計方向へ回動してその先端82が紙ガイド90に当接する(図4参照)。
図13および図23において、83は、切替レバー80に設けられた除電手段としての除電ブラシである。
除電ブラシ83は、用紙Pの幅方向全長に亘って設けられており、その先端84が用紙Pに接触することにより、用紙Pの静電気を除去するようになっている。
【0016】
排紙ローラ部70は、図9〜図12にも示すように、駆動軸71に固定された複数個(図示のものは4個)の駆動ローラ72と、これら駆動ローラ72に接離可能な従動ローラ73と、腰付け用部材としての腰付け用ローラ74とを備えている。
駆動軸71は、図示しない駆動機構により駆動され、正逆転可能であり、従って駆動ローラ72も正逆転可能である。
【0017】
従動ローラ73は、図10に示すように、ホルダ75によって回転可能に支持されている。
ホルダ75は、一対の側板75a(図10では手前側の側板のみ図示)と、底板75bとを板バネを折り曲げ加工して構成してあり、側板75a、75a間に従動ローラ73が回転可能に支持されている。
底板75bは、回動部材76にネジ76aで固定され支持されている。回動部材76は軸71方向に伸びるブロック状の部材であり(図9参照)、軸76bによってこの画像形成装置本体の図示しないサイドフレームに回動可能に支持されている。
回動部材76の端部には、レバー76cが一体的に設けられており、このレバー76cに、ソレノイド77の可動軸77aがピン77bで連結されている。ソレノイド77は、装置本体のフレームに取り付けられている。
したがって、図9,図10に示すように、ソレノイド77の軸77aが突出した状態にあるとき、回動部材76が時計方向へ回動した状態となり、従動ローラ73がホルダ75の底板75bのバネ性によって弾性的に駆動ローラ72に対して圧接された状態となる。また、図14〜図16に示すように、ソレノイド77の軸77aが後退した状態にあるとき、回動部材76およびホルダ75が反時計方向へ回動した状態となり、従動ローラ73が駆動ローラ72から離間した状態となる。
【0018】
腰付け用ローラ74は、図9,図11,および図17,図18に示すように、支持部材78によって支持されている。支持部材78は排出される用紙の先端を腰付け用ローラ74に向けて案内する紙ガイドを構成しているので、この支持部材(78)を、以下紙ガイド(78)ともいう。
図17に示すように、紙ガイド78は、断面コ字型のホルダ状の部材であり、その一対の側板78a、78aの間に腰付け用ローラ74の軸74aが回転可能に支持されている。
紙ガイド78には、付勢手段である板バネからなる支持部材79が取り付けられ(先端部分79aが連結され)、この支持部材79の後端部分79bが、前記搬送路16の下面を形成している紙ガイド90の底面91にネジ79c(図11、図18参照)で固定されている。この状態で、腰付け用ローラ74は、従動ローラ73側から、少なくとも2つの駆動ローラの間(この実施の形態では、図9に示すように2対の駆動ローラの間)において当該駆動ローラ72の円周よりも中心側に用紙当接部である周面74b(図11参照)が入り込んでいる。また、図11,図14、および図15からも明らかなように、従動ローラ73の駆動ローラ72に対する当接・離間に拘わらず、腰付け用ローラ74の周面74bは、駆動ローラ72の円周よりも駆動ローラ72の中心側に入り込んでいる。
したがって、駆動ローラ72と従動ローラ73との間を用紙が通過する際、腰付け用ローラ74は、その用紙に向けて上記板バネ79により付勢される状態となる。
【0019】
前述した回動部材76およびソレノイド77は上記板バネ79による腰付け用ローラ74の用紙に対する付勢力を切り替える切替手段を構成している。
図11および図21に示すように、回動部材76における板バネ79との対向部には、板バネ79に対する押圧部76dが一体的に設けられている。
この押圧部76dは、回動部材76が時計方向へ回動して従動ローラ73が駆動ローラ72に押圧されるとき、板バネ79の中間部79dを紙ガイド90の底面91に向けて押圧し、板バネ79の中間部79dを紙ガイド90の底面91との間に挟み込むようにして固定する。
このとき、板バネ79の自由長L1は短くなるため、腰付け用ローラ74の用紙に対する付勢力は大きくなる。
また、この押圧部76dは、図15および図22に示すように、回動部材76が反時計方向へ回動して従動ローラ73が駆動ローラ72から離間したとき、板バネ79に対する押圧を解除する。
このとき、板バネ79の自由長L2は長くなるため、腰付け用ローラ74の用紙に対する付勢力は小さくなる。
すなわち以上のような切替手段は、従動ローラ73の駆動ローラ72に対する当接・離間に連動し、従動ローラ73が駆動ローラ72に当接するとき、駆動ローラ72と従動ローラ73との間を通過する用紙に対する腰付け用ローラ74の付勢力を大きくし、従動ローラ73が駆動ローラ72から離間するとき前記付勢力を小さくする。
【0020】
以下、主として両面に画像を形成する場合の上記除スイッチバック機構、除電ブラシ83、および腰付け用ローラ74の作動について説明する。
図2および図3に示すように、先行する用紙P1の片面(この場合、図2において左側の面)に画像が形成され、その先行する用紙(以下先行用紙ともいう)P1が定着ユニット60を通過して、その先端P1aが切替レバー80に達すると、前述したように、用紙P1が切替レバー80を押し上げるようにして(時計方向へ回動させ)、搬送路16を通って排紙ローラ部70へと向かう。このとき、駆動ローラ72は時計方向(送り方向)へ回転しており、従動ローラ73は駆動ローラ72に当接しているので、図3に示すように、先行用紙P1は、排紙ローラ部70により排紙トレイ15へ向けて途中まで排出される。
また、先行用紙P1は、除電ブラシ83部分(図13参照)を通過する過程で除電ブラシ83の先端84に接触し、静電気が除去される(除電される)。
【0021】
その後、先行用紙P1の後端P1bが切替レバー80の先端82を通過すると、切替レバー80が反時計方向へ回動し、その先端82が紙ガイド90に当接する(図4参照)。その後、図4に示すように、駆動ローラ72が逆転し、先行用紙P1はその後端P1bが先頭になった状態で返送路17へ向けて搬送される。この際、切替レバー80は反時計方向へ回動していてその先端82が紙ガイド90に当接しているので、先行用紙P1は定着ユニット60側へ進入することなく確実に返送路17へ向けて搬送される。
【0022】
先行用紙P1の後端(進行方向先端)P1bが搬送駆動ローラ14aと返送路側従動ローラ14cとの圧接部を通過した後(これらのローラによる先行用紙P1の搬送が可能となった後)、後続する用紙(以下後続用紙ともいう)P2の先端P2aが駆動ローラ72と従動ローラ73との圧接部に達する前に、ソレノイド77が作動して可動軸77aが後退し、回動部材76が反時計方向へ揺動して従動ローラ73が駆動ローラ72から離間する(図5参照)。したがって、駆動ローラ72が逆転しているにも拘わらず、後続用紙P2は駆動ローラ72と従動ローラ73との間を通って排紙トレイ15方向へと搬送されうる状態となる。
後続用紙P2も、除電ブラシ83部分(図13参照)を通過する過程で除電ブラシ83の先端84に接触し、静電気が除去される(除電される)。
このように後続用紙P2は従動ローラ73が駆動ローラ72から離間している状態で、その先端P2aが駆動ローラ72と従動ローラ73との間に向かうこととなるが、前述したように、また、図15に明示されるように、腰付け用ローラ74の支持部材78が排出される用紙(P2)の先端P2aを腰付け用ローラ74に向けて案内する紙ガイドを構成しているので、用紙の先端P2aはそのガイド面78bによって腰付け用ローラ74と駆動ローラ72と間に向けて円滑に案内されることとなる。
【0023】
その後、図5および図24、図25に示すように、先行用紙P1が返送路17へと搬送されると同時に後続用紙P2が排紙トレイ15方向へと搬送され続ける。すなわち、従動ローラ73の駆動ローラ72からの離間時に、これら駆動ローラ72と従動ローラ73との間において2枚の用紙P1,P2が重なり合いながら摺擦しつつ排出方向と返送路方向へと移動可能な状態となっている。
図24に示すように、除電ブラシ83は、用紙排出部15に向かう用紙(P1,P2)の搬送経路16中において、両用紙P1,P2の摺擦開始部16sよりも、用紙排出部15に向かう用紙の移動方向上流側に設けられている。また、除電ブラシ83は、用紙に対し、直前に画像形成部で画像が形成された側の面とは反対側の面に当接する。
【0024】
従動ローラ73の駆動ローラ72からの離間時に、これら駆動ローラ72と従動ローラ73との間において2枚の用紙P1,P2が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際、前述したように、用紙に対する腰付け用ローラ74の付勢力は小さくなっているので、排紙トレイ15方向へ排出される用紙P2にある程度(後続用紙P2がカールし過ぎてこのカールによる不具合を生じない程度)の腰付けをしつつ、互いに擦れ合う当該2枚の用紙P1,P2同士の摺擦力を低減し、摺擦面における画像欠陥を低減させることができる。
また、2枚の用紙P1,P2が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際にはすでに、両用紙とも除電ブラシ83に接触して除電された状態となっているので、用紙同士の静電的な吸着が防止される。
したがって、両用紙が吸着することによる紙詰まりが防止されるとともに、用紙P1,P2同士の摺擦力が一層低減され、摺擦面における画像欠陥がより一層低減される。
【0025】
その後、先行用紙P1の先端(進行方向後端)P1aが駆動ローラ72と従動ローラ73との間を返送路17へ向かって通過した後、後続用紙P2の後端P2bが搬送駆動ローラ14aと搬送路側従動ローラ14bとの圧接部を通過する前に、図6、図7に示すように、ソレノイド77が作動して可動軸77aが突出し、回動部材76が時計方向へ揺動して従動ローラ73が駆動ローラ72に当接する。
ここで、後続用紙P2がすでに両面に画像が形成されている(あるいは片面にのみ画像が形成されればよい)用紙である場合、後続用紙P2はそのまま排紙ローラ部70により排紙トレイ15へと排出されることとなるが、前述したように、また図5〜図7にも示すように、従動ローラ73の駆動ローラ72に対する当接・離間に拘わらず、腰付け用ローラ74の周面74bが、駆動ローラ72の円周よりも駆動ローラ72の中心側に入り込んでいるので、従動ローラ73の駆動ローラ72からの離間時に、図5,図6に示すように駆動ローラ72と従動ローラ73との間において2枚の用紙P1,P2が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際にも、排出される用紙P2は、図19に示すように、駆動ローラ72と腰付け用ローラ74とによって横手方向に波うち状に腰付けされてカールが抑制されつつ排出されることとなる。
また、図7および図20に示すように、従動ローラ73が駆動ローラ72に当接している状態においても、排出される用紙P2は、駆動ローラ72と腰付け用ローラ74とによって横手方向に波うち状に腰付けされてカールが抑制されつつ排出される。
この際、前述したように、用紙に対する腰付け用ローラ74の付勢力は大きくくなっているので、排紙トレイ15方向へ排出される用紙に対して確実に腰付けをし、より確実に、カールを抑制することができる。
なお、以上のような各部材の作動は、装置本体に設けられた図示しない制御部により制御される。
【0026】
以上のような画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、この画像形成部により画像が形成された用紙を用紙排出部15に向けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により前記用紙排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路17とを備え、返送路17に向かう用紙P1と、この用紙P1に後続して用紙排出部15に向かう用紙P2とが摺擦しながら異なる方向へと移動する構成となっているので、搬送路16および返送路17のループ長を必要以上に長くすることなく用紙の両面に画像を形成することができ、しかもスループットを向上させることができる。
そして、用紙排出部に向かう用紙(P1,P2)の搬送経路16中において、前記両用紙P1,P2の摺擦開始部16sよりも、前記用紙排出部に向かう用紙(P1,P2)の移動方向上流側に、当該用紙(P1,P2)と接触してこれを除電する除電手段83が設けられているので、摺擦する前記両用紙P1,P2は、この除電手段83により除電された後に摺擦することとなる。スイッチバックして返送路17に向かう用紙P1は、先に用紙排出部15に向かう過程ですでに前記除電手段83で除電されているし、後続して用紙排出部15に向かう用紙P2は、上記返送路に向かう用紙P1と摺擦する前に前記除電手段83で除電されるからである。
したがって、この画像形成装置によれば、スイッチバック部(排紙ローラ部70と、搬送駆動ローラ14aと返送路側従動ローラ14cとの圧接部との間)において、返送路17に向かう用紙P1と、この用紙P1に後続して用紙排出部15に向かう用紙P2との静電気による吸着を防止し、スイッチバック部における紙詰まりを防止することができる。
【0027】
また、従動ローラ73の駆動ローラ72に対する当接・離間に拘わらず、従動ローラ73側から、少なくとも2つの駆動ローラ72の間において当該駆動ローラ72の円周よりも中心側に用紙当接部74bが入り込んでいて、排出される用紙に腰付けする腰付け用部材74を有しているので、従動ローラ73の駆動ローラ72からの離間時に、駆動ローラ72と従動ローラ73との間において2枚の用紙が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際、腰付け用部材74の用紙当接部74bが従動ローラ73側から、少なくとも2つの駆動ローラ72の間において当該駆動ローラ72の円周よりも中心側に入り込んでいることにより、排出される用紙は、駆動ローラ72と腰付け用部材74とによって横手方向に波うち状に腰付けされてカールが抑制されつつ排出されることとなる。
このように、2枚の用紙が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際、腰付け用部材74の用紙当接部74bが従動ローラ73側から、少なくとも2つの駆動ローラ72の間において当該駆動ローラ72の円周よりも中心側に入り込んでいる構成であると、上記用紙同士は広い面積で摺擦されやすくなり、仮に除電手段83が設けられていないとしたならば、両用紙は吸着しやすくなって紙詰まりを起こしやすくなるが、この実施の形態によれば、上記のように除電手段83が設けられているので、上記の構成であるにも拘わらず、両用紙の吸着による紙詰まりが生じにくくなる。
したがって、この画像形成装置によれば、搬送路16および返送路17のループ長を必要以上に長くすることなく高スループットで用紙の両面に画像を形成することができるとともに紙詰まりを起こすことなく排出される用紙のカールを抑制することができる。
【0028】
しかも、腰付け用部材74は、付勢手段79により、駆動ローラ72と従動ローラ73との間を通過する用紙に向けて付勢されており、かつ、この付勢手段79による付勢力が切替手段(回動部材76,ソレノイド77)により切り替えられるようになっているので、例えば、排出される用紙が比較的腰が強くカールしにくい用紙である場合には、切替手段で付勢手段79による付勢力を弱くすることによって、当該用紙にある程度の腰付けをしつつその搬送負荷を軽減することができる。また、上記2枚の用紙が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際にも、切替手段で付勢手段79による付勢力を弱くすることによって、排出される用紙にある程度の腰付けをしつつ、互いに擦れ合う当該2枚の用紙同士の摺擦力を低減し、摺擦面における画像欠陥を低減させることができる。すなわち、用紙の搬送不良および画像欠陥を防止しつつ排出される用紙に腰付けを行うことが可能となる。
この実施の形態では、切替手段を、従動ローラ73の駆動ローラ72に対する当接・離間に連動させ、従動ローラ73が駆動ローラ72に当接するとき付勢力を大きくし、従動ローラ73が駆動ローラ72から離間するとき付勢力を小さくする構成としてあるので、上記2枚の用紙が重なり合いながら排出方向と返送路方向へと移動する際には、自動的に、排出される用紙にある程度の腰付けをしつつ、互いに擦れ合う当該2枚の用紙同士の摺擦力を低減させて摺擦面における画像欠陥を低減させることができ、従動ローラ73が駆動ローラ72に当接するときには、より確実に、排出される用紙に腰付けを行うことができる。
また、腰付け用部材を、支持部材78で支持した腰付け用ローラ74とし、その支持部材78で、排出される用紙の先端を腰付け用ローラに向けて案内する紙ガイドを構成してあるので、従動ローラ73が駆動ローラ72から離間した状態においても、用紙を円滑に排出することができる。この支持部材(紙ガイド)78は図22にも示すように腰付け用ローラ74が用紙との当接で仮想線で示すように退避したとき腰付け用ローラ74と一緒に退避するので、腰の強い用紙の搬送負荷および腰付け跡が軽減される。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、腰付け用部材は、ローラに代えてリブで構成することもできる。また、腰付け用ローラ74の外径を従動ローラ73よりの大きくして従動ローラ73と同軸上に配してもよい。また、切替手段は、従動ローラの駆動ローラに対する当接・離間に連動させずに、用紙の厚さ(腰の強さ)に応じて、薄い用紙の場合には付勢力を大きくし、厚い用紙の場合には付勢力を小さくするように構成することもできる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】図1の部分拡大図。
【図4】図1の部分拡大図。
【図5】図1の部分拡大図。
【図6】図1の部分拡大図。
【図7】図1の部分拡大図。
【図8】上カバーを開けた状態の装置全体を示す斜視図。
【図9】排紙ローラ部70の斜視図。
【図10】図9におけるX−X視図。
【図11】図9におけるXI−XI視図。
【図12】図9におけるXII視部分拡大斜視図。
【図13】搬送駆動ローラ14aおよび切替レバー80の拡大図。
【図14】図9におけるX−X視図。
【図15】図9におけるXI−XI視図。
【図16】排紙ローラ部70の斜視図。
【図17】腰付用ローラ74、紙ガイド78,支持部材79の分解斜視図。
【図18】排紙ローラ部70の部分拡大斜視図。
【図19】排紙トレイ15側から見た排紙ローラ部70の正面図。
【図20】排紙トレイ15側から見た排紙ローラ部70の正面図。
【図21】腰付け用ローラの付勢手段およびその切替手段の作動説明図。
【図22】腰付け用ローラの付勢手段およびその切替手段の作動説明図。
【図23】図13におけるXXIII矢視図。
【図24】スイッチバック部および両用紙の移動状態を示す側面図。
【図25】両用紙の移動状態を示す斜視図。
【符号の説明】
P(P1,P2):用紙、15:排紙トレイ(用紙排出部)、16:搬送路、16s:摺擦開始部、17:返送路、83:除電ブラシ(除電手段)。

Claims (1)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    この画像形成部により画像が形成された用紙を定着ローラ対を通過させて画像を定着させて用紙排出部に向けて搬送する搬送路と、
    この搬送路により前記用紙排出部に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記画像形成部に向けて返送する返送路とを備え、
    前記返送路に向かう用紙と、この用紙に後続して前記用紙排出部に向かう用紙とが摺擦しながら異なる方向へと移動する画像形成装置であって、
    前記用紙排出部に向かう用紙の搬送経路中において、前記両用紙の摺擦開始部よりも、前記用紙排出部に向かう用紙の移動方向上流側でかつ前記定着ローラ対よりも下流側に、当該用紙と接触してこれを除電する除電手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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