JP3756261B2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導発熱ローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように誘導発熱ローラ装置は、回転可能の円筒状ローラと、その中空内部に配置された固定の磁束発生機構とにより主に構成されてあり、磁束発生機構は、通常、磁性鋼板を巻回して構成した巻鉄心に誘導コイルを巻装して構成されている。そして、誘導コイルに交流電流を印加することにより、誘導コイルと鎖交する鉄心とローラとからなる磁気回路に交番磁束が発生し、この交番磁束によってローラに誘導電流が発生し、この誘導電流によってローラはジュール発熱して高温となる。
【0003】
この場合、磁束発生機構自体は自己の鉄損、銅損によるわずかな発熱であるが、磁束発生機構はローラの内部に配置されてあるので、ローラからの輻射および空気の熱伝導によって徐々に高温となり、やがてローラと同一か、やや更に高い温度となる。
【0004】
ところで、鉄心には使用可能な最高温度の限界がある。すなわち、キユーリーポイント(非磁化温度)があり、この温度に近づくにつれて透磁率が1となって、誘導コイルは空心化され、ローラの発熱が困難となるため、ローラの使用できる最高温度が制限されている。また、誘導コイルも高温使用すると、電線の酸化や絶縁物の耐熱性の上から寿命も短くなり、電線の酸化防止手段や絶縁物の耐熱性を上げなければならずコスト高になる、という問題がある。
【0005】
この問題を解決するためにローラ本体と誘導コイルとの間にローラからの熱を遮断するための断熱材を介在させ、さらに鉄心の内部に冷却媒体を流通させるためのジャケットを配し、誘導コイル、鉄心を低温に維持するという提案がなされている(詳しくは特公昭63−49877号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように鉄心の内部に冷却媒体流通ジャケットを設け、鉄心及び誘導コイルを冷却するようにしても、鉄心は、前述のように磁性鋼板を巻回して構成した巻鉄心であり、半径方向に多数の層間接触部が存在し、鉄心の半径方向の熱抵抗は非常に大きく、すなわち総括伝熱係数は非常に低く、鉄心ならびに誘導コイルの温度は期待されるほどには低温化できないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、鉄心及び誘導コイルの効果的な冷却を可能にしてローラの温度を高めることができ、また、誘導コイルの耐熱仕様を下げ、製作コストが低減できる誘導発熱ローラ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、回転可能の円筒状ローラと、湾曲部を有する鉄心鋼板を放射状に配列積層した円筒状鉄心とを備え、前記円筒状鉄心に誘導コイルを巻装して前記円筒状ローラの内部に配置してなる誘導発熱ローラ装置において、前記円筒状鉄心の内周面に、複数の環状の中空帯体を、間隔をおいて嵌合し、前記各環状の中空帯体と前記鉄心の内周面とを溶接によって一体化するとともに、前記各環状の中空帯体の中空と連通する配管を設け、前記配管を介して前記各環状の中空帯体の内部に冷却媒体を流通させてなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成される。
【0009】
また、本発明の上記目的は、請求項1に係る本発明において、誘導コイルの外周面に断熱材を配置してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成される。
【0010】
さらに、本発明の上記目的は、請求項1に係る本発明において、誘導コイル、円筒状鉄心及び中空帯体を耐熱樹脂でモールド化してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成される。
【0011】
さらにまた、本発明の上記目的は、請求項1ないし請求項3のいずれかに係る本発明において、複数の各環状の中空帯体と配管とを一体化し、中空帯体を螺旋状にしてなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成される。
【0012】
本発明の特徴によれば、円筒状鉄心は鉄心鋼板を放射状に配列積層して構成されているので半径方向に層間接触部がなく、半径方向の熱抵抗が小さく、円筒状鉄心及び誘導コイルの熱は効果的に中空帯体内を通流する冷却媒体に伝達されて外部に放出され、円筒状鉄心及び誘導コイルの温度上昇が抑制される。したがって、ローラの温度をより高めることができ、また、誘導コイルの耐熱仕様を下げ、製作コストの低減を図ることが可能になる。
【0013】
この場合、誘導コイルの外周面に断熱材を配置すると、ローラからの熱を遮断し円筒状鉄心及び誘導コイルの温度をより低く維持することができ、また、誘導コイル、円筒状鉄心及び中空帯体からなる磁束発生機構に耐熱樹脂を含浸してモールド化すると、磁束発生機構の空隙部がなくなり熱抵抗がさらに小さく、円筒状鉄心及び誘導コイルの熱は効果的に中空帯体を通流する冷却媒体に伝達される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る誘導発熱ローラ装置の実施形態例について、図を参照して説明する。図1は本発明に係る一例の誘導発熱ローラ装置の断面図、図2は本発明に係る誘導発熱ローラ装置の鉄心の斜視図、図3は鉄心の配列積層説明図、図4は鉄心構成部材の拡大断面図である。
【0015】
図1において、1は円筒状ローラ本体、2は駆動軸、3は軸受、4は支持ロッド、5は円筒状鉄心、6は誘導コイル、7は磁束発生機構、8は支持ロッド4の端部のフランジ、9は軸受、10は中空帯体、16a〜16eは配管、17は誘導コイル6のリード線で、円筒状ローラ本体1は両端に駆動軸2が連結され、軸受3を介して機台に対して回転自在に支持されている。
【0016】
磁束発生機構7は、円筒状鉄心5とこの鉄心5に巻装されている誘導コイル6とからなり、機台に固定支持された円筒状ローラ本体1の駆動軸2に軸受9を介して回転可能に挿通されている支持ロッド4のフランジ8に円筒状鉄心5の端縁を溶接によって固定し、円筒状ローラ本体1の内部に円筒状ローラ本体1に対して回転自在に配置されている。これにより、磁束発生機構7は機台に対して固定されるが、円筒状ローラ本体1は磁束発生機構7および機台に対して回転自在となる。
【0017】
円筒状鉄心5は、図4に示すように、半径方向に例えばインボリュート曲線状に湾曲された湾曲部12と、この湾曲部12に連続して屈曲角度θ、例えば30度で形成された屈曲部13とによって形成された鉄心鋼板を、図3に示すように、屈曲部13の端縁を円筒状内周に、また、湾曲部12の端縁を円筒状外周に沿うように放射状に配列積層して図2に示すような円筒状にされている。
【0018】
円筒状鉄心5の内周には、複数の環状に形成された中空帯体10が適当な間隔をおいて円筒状鉄心5の内周面に当接して嵌合されており、円筒状鉄心5の内周面と環状の中空帯体10とは溶接によって一体化されている。この場合、環状の中空帯体10は耐熱性があり、かつ非磁性体であることが望ましく、例えばステンレス鋼などが好適である。
【0019】
そして、円筒状鉄心5の内周に当接された複数の環状の中空帯体10は、配管16b〜16dによって互いに中空内部が連通されていて、両端部に位置する環状の中空帯体10の中空内部は冷却媒体を供給する配管16e及び冷却媒体を排出する配管16aに連通されている。すなわち、複数の環状の中空帯体10及び配管16a〜16eは冷却媒体の流通路15となっている。なお、図示例では環状の中空帯体10の中空は断面矩形状に形成されているが、それを円形、楕円形としても良い。
【0020】
円筒状鉄心5と環状の中空帯体10の組立ては、図3、図4に示すとおり、湾曲部12、屈曲部13からなる鉄心鋼板11を放射歌に配列積層して円筒状鉄心5を構成し、この円筒状鉄心5の内周に配管16b〜16dを介して連結した複数の環状の中空帯体10を嵌合する。そのあと円筒状鉄心5の外周を鋼帯などで締め付けて、円筒状鉄心5の内面と環状の中空帯体10の外周とを十分に密着させておいてから、円筒状鉄心5の内面と環状の中空帯体10とを溶接して一体化する。このあと円筒状鉄心5を締め付けておいた鋼帯を取り除いて製作される。
【0021】
以上のように構成された誘導発熱ローラ装置は、リード線17が交流電源に接続され、誘導コイル6に交流電圧が印加されると、誘導コイル6と鎖交する円筒状鉄5と円筒状ローラ本体1とからなる磁気回路に交番磁束が発生し、この交番磁束によって円筒状ローラ本体1の円周方向に誘導電流が発生し、この誘導電流によって円筒状ローラ本体1はジュール発熱して高温となる。
【0022】
このとき、配管16eに例えば水等の冷却媒体を供給すると、その冷却媒体は各配管16b〜16dおよび各環状の中空帯体10内を通流し配管16aを通流して排出(熱交換器を介して配管16eに供給するようにしても良い。)される。この環状の中空帯体10内の冷却媒体の通流によって、円筒状鉄心5は冷却される。
【0023】
この冷却効果は、円筒状鉄心5が鉄心鋼板を放射状に配列積層して構成されているので半径方向に層間接触部がなく、半径方向の熱抵抗が小さく、円筒状鉄心5の外周面にまで及び、円筒状鉄心5の外周面に巻装されてある誘導コイル6の冷却が行なわれる。すなわち、誘導コイル6の熱は円筒状鉄心5を流れて冷却媒体に効果的に伝達され、円筒状鉄心5及び誘導コイル6の温度上昇が抑制される。これにより、円筒状鉄心5がキューリーポイントに達するまでの円筒状ローラ本体1の温度を高くすることができ、また、誘導コイル6の絶縁物の耐熱仕様を下げることができる。
【0024】
また、環状の中空帯体10は、湾曲部12、屈曲部13からなる鉄心鋼板11を放射状に配列積層して円筒状に形成した鉄心の内周面に嵌合して溶接固定して一体化されているので、円筒状鉄心5はこの環状の中空帯体10によって剛性が維持される。すなわち、環状の中空帯体10は円筒状鉄心5の形状を固定する固定帯体として兼用できる。言い替えれば、円筒状鉄心5の剛性を維持するために形成される帯体を中空にすることにより形成でき、部品点数や製作手間をさほど増すこと無く冷却媒体流通路を形成することができる。
【0025】
図1に示した誘導発熱ローラ装置では、円筒状鉄心5の内周に複数の環状に形成した中空帯体10を嵌合し、その間を配管16b〜16dで連結しているが、図5に示すように、中空帯体10を螺旋状に形成し円筒状鉄心5の内周面に螺旋状に当接して嵌合するようにしても良い。なお、図5において、図1と同一部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0026】
円筒状鉄心5と螺旋状の中空帯体18の組立ては、図3、図4に示すとおり、湾曲部12、屈曲部13からなる鉄心鋼板11を積層して円筒状鉄心5を構成し、この円筒状鉄心5の内周に螺旋状の中空帯体18を嵌合する。そのあと円筒状鉄心5の外周を鋼帯などで締め付けて、円筒状鉄心5の内面と螺旋状の中空帯体18の外周とを十分に密着させておいてから、円筒状鉄心5の内面と螺旋状の中空帯体18とを溶接して一体化する。このあと円筒状鉄心5を締め付けておいた鋼帯を取り除いて製作される。
【0027】
以上のように構成された誘導発熱ローラ装置も図1に示した誘導発熱ローラ装置と同様に、リード線17が交流電源に接続され、誘導コイル6に交流電圧が印加されることにより円筒状ローラ本体1はジュール発熱して高温となる。このとき、配管16eに冷却媒体を供給すると、その冷却媒体は螺旋状の中空帯体18内を通流し配管16aを通流して排出(熱交換器を介して配管16eに供給するようにしても良い。)される。この螺旋状の中空帯体18内の冷却媒体の通流によって、円筒状鉄心5は冷却される。
【0028】
この冷却効果は、円筒状鉄心5の外周面にまで及び、円筒状鉄心5の外周面に巻装されてある誘導コイル6の熱は円筒状鉄心5を流れて冷却媒体に効果的に伝達され、円筒状鉄心5及び誘導コイル6の温度上昇が抑制される。これにより、円筒状鉄心5がキューリーポイントに達するまでの円筒状ローラ本体1の温度を高くすることができ、また、誘導コイル6の絶縁物の耐熱仕様を下げることができる。
【0029】
図6は、図1に示した誘導発熱ローラ装置の誘導コイル6の外周に断熱材19を配した誘導発熱ローラ装置の断面図で、断熱材19は、円筒状ローラ本体1から誘導コイル6への輻射熱、空気熱伝導等の熱流を遮断し、誘導コイル6の低温化に寄与させたものである。なお、誘導発熱ローラ装置は図1に示したものに限るものではない。
【0030】
図7は、本発明に係る誘導発熱ローラ装置のモールド化の要部拡大断面図で、5は湾曲部12、屈曲部13からなる鉄心鋼板11を図3に示すように放射状に配列積層した図2に示す円筒状鉄心、6は誘導コイル、10(又は18)は中空帯体、20は耐熱性樹脂を示している。図示のように誘導コイル6、円筒状鉄心5及び中空帯体10(又は18)からなる磁束発生機構の隙間に耐熱性樹脂20を含浸し、モールド化して、各部位に存在する空気層を耐熱性樹脂の充填で無くし総括伝熱係数を大きくすると、磁束発生機構の空隙部がなくなり熱抵抗がさらに小さく、円筒状鉄心5及び誘導コイル6の熱は効果的に中空帯体10(又は18)を通流する冷却媒体に伝達することができる。
【0031】
実験によれば、総括伝熱係数は従来の2倍以上とれるようになり、円筒状鉄心5がキューリーポイントに達するまでの円筒状ローラ本体1の温度を格段に高くすることができ、また、誘導コイル6の絶縁物の耐熱仕様をより下げることができた。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、円筒状鉄心は鉄心鋼板を放射状に配列積層して構成されているので半径方向に層間接触部がなく、半径方向の熱抵抗が小さく、円筒状鉄心内面に冷却媒体を通流する中空帯体を配設しても円筒状鉄心及び誘導コイルの熱は効果的に冷却することができ、したがって、ローラの温度を高めることができ、また、誘導コイルの耐熱仕様を下げ、製作コストの低減を図ることが可能になる。
【0033】
また、誘導コイルの外周面に断熱材を配置すると、ローラからの熱を遮断し円筒状鉄心及び誘導コイルの温度をより低く維持することができ、さらに、誘導コイル、円筒状鉄心及び中空帯体からなる磁束発生機構に耐熱樹脂を含浸してモールド化すると、磁束発生機構の空隙部がなくなり熱抵抗がさらに小さく、円筒状鉄心及び誘導コイルの熱は効果的に中空帯体を通流する冷却媒体に伝達され、よりローラの温度を高めることができ、また、誘導コイルの耐熱仕様を下げ、製作コストの低減を図ることが可能になる。
【0034】
さらには、中空帯体は、円筒状に形成した鉄心の内周面に当接して固定して一体化されているので、円筒状鉄心はこの環状の中空帯体によって剛性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一例の誘導発熱ローラ装置の断面図である。
【図2】本発明に係る誘導発熱ローラ装置の鉄心の斜視図である。
【図3】図2の鉄心の配列積層説明図である。
【図4】図3の鉄心構成部材の拡大断面図である。
【図5】本発明に係る他の例の誘導発熱ローラ装置の断面図である。
【図6】図1の誘導発熱ローラ装置に断熱材を配した例の断面図である。
【図7】本発明に係る誘導発熱ローラ装置のモールド化の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ローラ本体
2 駆動軸
3、9 軸受
4 支持ロッド
5 円筒状鉄心
6 誘導コイル
7 磁束発生機構
8 フランジ
10、18 中空帯体
11 鉄心鋼板
12 湾曲部
13 屈曲部
15 冷却媒体流通路
17 リード線
19 断熱材
20 耐熱性樹脂
Claims (4)
- 回転可能の円筒状ローラと、湾曲部を有する鉄心鋼板を放射状に配列積層した円筒状鉄心とを備え、前記円筒状鉄心に誘導コイルを巻装して前記円筒状ローラの内部に配置してなる誘導発熱ローラ装置において、前記円筒状鉄心の内周面に、複数の環状の中空帯体を、間隔をおいて嵌合し、前記各環状の中空帯体と前記鉄心の内周面とを溶接によって一体化するとともに、前記各環状の中空帯体の中空と連通する配管を設け、前記配管を介して前記各環状の中空帯体の内部に冷却媒体を流通させてなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置。
- 誘導コイルの外周面に断熱材を配置してなることを特徴とする請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置。
- 誘導コイル、円筒状鉄心及び中空帯体を耐熱樹脂でモールド化してなることを特徴とする請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置。
- 複数の各環状の中空帯体と配管とを一体化し、中空帯体を螺旋状にしてなることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の誘導発熱ローラ装置。
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Cited By (1)
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