JPS6023757Y2 - ト−ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル - Google Patents
ト−ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイルInfo
- Publication number
- JPS6023757Y2 JPS6023757Y2 JP1980096952U JP9695280U JPS6023757Y2 JP S6023757 Y2 JPS6023757 Y2 JP S6023757Y2 JP 1980096952 U JP1980096952 U JP 1980096952U JP 9695280 U JP9695280 U JP 9695280U JP S6023757 Y2 JPS6023757 Y2 JP S6023757Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic field
- toroidal magnetic
- fusion device
- torus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトーラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル
に係り、特にトロイダル磁場コイルを構成する各コイル
間の渡り部の構造に関する。
に係り、特にトロイダル磁場コイルを構成する各コイル
間の渡り部の構造に関する。
トーラス形核融合装置は、第１図および第２図に示す様
に、内部にプラズマ２を閉じ込めるベローズ部３、およ
び厚肉部４からなる真空容器１゜ポロイダル磁場コイル
５．真空排気装置６．トロイダル磁場コイル７、架台８
．および変流器コア９等から構成されている。
に、内部にプラズマ２を閉じ込めるベローズ部３、およ
び厚肉部４からなる真空容器１゜ポロイダル磁場コイル
５．真空排気装置６．トロイダル磁場コイル７、架台８
．および変流器コア９等から構成されている。
このトーラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル７は
、第３図ないし第５図に示す様に、外周に絶縁層１１が
施こされたコイル導体１０を渦巻状に巻回してなる２組
のコイル１２Ａ、１２Ｂをその内周側コイル導体端部に
おいて渡り部１３を介して直列に接続し、さらにこれら
の外周を絶縁スペーサ１４を介してリング状サポート１
５で支持することにより構成され、各コイル１２Ａ、１
２Ｂの外周側コイル導体端部をそれぞれ給電端子１６Ａ
、１６Ｂとしてサポート１５外に引出している。
、第３図ないし第５図に示す様に、外周に絶縁層１１が
施こされたコイル導体１０を渦巻状に巻回してなる２組
のコイル１２Ａ、１２Ｂをその内周側コイル導体端部に
おいて渡り部１３を介して直列に接続し、さらにこれら
の外周を絶縁スペーサ１４を介してリング状サポート１
５で支持することにより構成され、各コイル１２Ａ、１
２Ｂの外周側コイル導体端部をそれぞれ給電端子１６Ａ
、１６Ｂとしてサポート１５外に引出している。
この様に構成されたトロイダル磁場コイルにおいて、コ
イルに電流が流れると、コイルの自己磁場により、第３
図に矢印で示す如く、電磁力Ｆｒがコイル導体１０に発
生するとともに、コイルはその抵抗損失により全体に昇
温する。
イルに電流が流れると、コイルの自己磁場により、第３
図に矢印で示す如く、電磁力Ｆｒがコイル導体１０に発
生するとともに、コイルはその抵抗損失により全体に昇
温する。
この電磁力Ｆｒはコイルの大形化に伴って強大なものと
なり、コイルの内、外径を増大する方向に変形する。
なり、コイルの内、外径を増大する方向に変形する。
このため、各コイル１２Ａ、１２Ｂ間に設けられた渡り
部１３はコイルのフープ力Ｆｍにより、コイルの巻回方
向に引張られて、第５図および第６図の２点鎖線で示す
如く、コバ曲げ変形が生じ、渡り部１３を形成するコイ
ル導体１０の絶縁層１１にクラック１７が発生する欠点
があった。
部１３はコイルのフープ力Ｆｍにより、コイルの巻回方
向に引張られて、第５図および第６図の２点鎖線で示す
如く、コバ曲げ変形が生じ、渡り部１３を形成するコイ
ル導体１０の絶縁層１１にクラック１７が発生する欠点
があった。
また、第７図に示す如く、薄いフレキシブル線１８の積
層体からなる接続線１９を斜めに配置し、その内端部を
各コイル１２Ａ、１２Ｂの内周側コイル導体端部１０ａ
に接続部この接続部の回りに絶縁チューブ２０をかぶせ
ることによって、渡り部１３を構成することも知られて
いるが、この場合には、コイル巻回方向に長いスペース
を必要とするばかりでなく、渡り部の冷却も困難になる
という欠点があった。
層体からなる接続線１９を斜めに配置し、その内端部を
各コイル１２Ａ、１２Ｂの内周側コイル導体端部１０ａ
に接続部この接続部の回りに絶縁チューブ２０をかぶせ
ることによって、渡り部１３を構成することも知られて
いるが、この場合には、コイル巻回方向に長いスペース
を必要とするばかりでなく、渡り部の冷却も困難になる
という欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、コイ
ル巻回方向に短かいスペースで、その接続導体が損傷さ
れることのない渡り部を構成することのできるトーラス
形核遊融合装置のトロイダル磁場コイルを提供するにあ
る。
ル巻回方向に短かいスペースで、その接続導体が損傷さ
れることのない渡り部を構成することのできるトーラス
形核遊融合装置のトロイダル磁場コイルを提供するにあ
る。
この目的を達成するために、本考案は、渡り部近傍に位
置するコイル導体端部に流体流通用パイプ等のような温
度制御手段を設け、この温度制御手段によりコイル導体
端部を熱的に伸縮させて、コイル導体端部間の相対変位
置を吸収する様にしたことを特徴とする。
置するコイル導体端部に流体流通用パイプ等のような温
度制御手段を設け、この温度制御手段によりコイル導体
端部を熱的に伸縮させて、コイル導体端部間の相対変位
置を吸収する様にしたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第８図および第９図について
説明する。
説明する。
この実施例では、各コイル１２Ａ、１２Ｂにおける内部
側コイル導体端部１０ａが互に重なり合う位置まで延長
されており、この延長部を、両端にブロック２２を有す
る複数個の導体２１で互接続するとともに、これらコイ
ル導体端部１０ａに接して流体流通用パイプ２３を設け
ることにより、渡り部１３が構成されている。
側コイル導体端部１０ａが互に重なり合う位置まで延長
されており、この延長部を、両端にブロック２２を有す
る複数個の導体２１で互接続するとともに、これらコイ
ル導体端部１０ａに接して流体流通用パイプ２３を設け
ることにより、渡り部１３が構成されている。
したがって、各コイル１２Ａ、１２Ｂの内周側コイル導
体端部１０ａ間に、前述の如き理由によりコイル巻回方
向に相対変位が生じる様な場合には、流体流通用パイプ
２３に所定温度の液体、または気体を流すことにより、
コイル導体端部を熱的に伸縮させて、前記コイル導体端
部１０ａ間の相対変位を吸収することができる。
体端部１０ａ間に、前述の如き理由によりコイル巻回方
向に相対変位が生じる様な場合には、流体流通用パイプ
２３に所定温度の液体、または気体を流すことにより、
コイル導体端部を熱的に伸縮させて、前記コイル導体端
部１０ａ間の相対変位を吸収することができる。
すなわち、コイル導体端部１０ａの伸縮量Δ１は、
Δ１＝α・ １ ・ΔＴ
α：コイル導体の線膨張係数
１：コイル導体端部の受熱部の有効長さ
ΔＴ：加熱または冷却の温度差
で表わされるため、コイル導体端部１０ａ間の相対変位
が伸縮いずれの場合にも、それに見合った温度差を有す
る流体をパイプ２３に流通させることにより、これを吸
収して、コイル導体および渡り部に加わる応力を緩和す
ることができ、コイル巻回方向に短かいスペースで、そ
の接続導体が損傷されることのない渡り部を構成するこ
とができる。
が伸縮いずれの場合にも、それに見合った温度差を有す
る流体をパイプ２３に流通させることにより、これを吸
収して、コイル導体および渡り部に加わる応力を緩和す
ることができ、コイル巻回方向に短かいスペースで、そ
の接続導体が損傷されることのない渡り部を構成するこ
とができる。
以上説明した様に、本考案によれば、温度制御手段によ
り、コイル導体端部を熱的に伸縮させてコイル導体端部
間の相対変位を吸収する様にしたので、コイル導体およ
び渡り部に加わる応力を緩和することができ、コイル巻
回方向に短かいスペースで、その接続導体が損傷される
ことのない渡り部を構成することができる。
り、コイル導体端部を熱的に伸縮させてコイル導体端部
間の相対変位を吸収する様にしたので、コイル導体およ
び渡り部に加わる応力を緩和することができ、コイル巻
回方向に短かいスペースで、その接続導体が損傷される
ことのない渡り部を構成することができる。
第１図は、トーラス形核融合装置の要部破断平面図、第
２図は第１図の■−■断面図、第３図は従来のトロイダ
ル磁場コイルの要部破断正面図、第４図は第３図のＴＶ
−ＩＶ断面図、第５図は第３図に示したトロイダル磁場
コイルの内周渡り部付近の展開図、第６図は第５図のＲ
図拡大図、第７甲は従来のトロイダル磁場コイルにおけ
る他の渡り部構造を示す第５図に相当する展開図、第８
図は本考案の一実施例に係るトロイダル磁場コイルの内
周渡り部付近の展開図、第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ断
面図である。 １０ａ・・・コイル導体端部、１２Ａ、１２Ｂ・・・コ
イル、１３・・・渡り部、２１・・・接続導体、２３・
・・流体流通用パイプ。
２図は第１図の■−■断面図、第３図は従来のトロイダ
ル磁場コイルの要部破断正面図、第４図は第３図のＴＶ
−ＩＶ断面図、第５図は第３図に示したトロイダル磁場
コイルの内周渡り部付近の展開図、第６図は第５図のＲ
図拡大図、第７甲は従来のトロイダル磁場コイルにおけ
る他の渡り部構造を示す第５図に相当する展開図、第８
図は本考案の一実施例に係るトロイダル磁場コイルの内
周渡り部付近の展開図、第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ断
面図である。 １０ａ・・・コイル導体端部、１２Ａ、１２Ｂ・・・コ
イル、１３・・・渡り部、２１・・・接続導体、２３・
・・流体流通用パイプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ コイル導体を渦巻状に巻回して構成された複数個の
コイルを組み合せ、これらのコイルのコイル導体を渡り
部を介して互に直列に接続してなるものにおいて、前記
渡り部の近傍に位置するコイル導体端部にその温度を制
御する手段を設けたことを特徴とするトーラス形核融合
装置のトロイダル磁場コイル。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項において、前記温度
制御手段は、流体流通用パイプからなることを特徴とす
るトーラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980096952U JPS6023757Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | ト−ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980096952U JPS6023757Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | ト−ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5720693U JPS5720693U (ja) | 1982-02-02 |
| JPS6023757Y2 true JPS6023757Y2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=29458761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980096952U Expired JPS6023757Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | ト−ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023757Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59202093A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-15 | 三菱電機株式会社 | 核融合装置のポロイダルコイル |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP1980096952U patent/JPS6023757Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5720693U (ja) | 1982-02-02 |
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