JP3753870B2 - 自動車用開閉体ロック装置の解除機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に設けられたストライカに係合して、開閉体の全閉状態を維持するとともに、ラッチ解除操作手段の解除操作によりストライカから解除し開閉体の開扉を可能とする自動車用開閉体ロック装置の解除機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用開閉体ロック装置の解除機構としては、例えば、特公平6−63396号公報に開示されているようなものがある。この開閉体(B)の回動端部に設けられたロック装置(20)の解除機構(70)は、車体に設けられたストライカ(10)に係脱可能なラッチ(40)と、該ラッチに係脱するロッキングプレート(50)とを収容したハウジング(30)を有し、ハウジング上面には、該ハウジング上面に取付けるための取付部と上方に屈曲する立壁部からなる断面L字形のベースプレート(71)が配設され、ベースプレートにはラッチ解除操作手段に連結されたオープンレバー(72)と、施解錠手段に連結され施錠位置と解錠位置とに移動可能な施解錠レバー(76)とを同軸に枢支し、オープンレバーの他端に一端が枢着されるとともに施解錠レバーの支持部に他端がスライド可能に支持されたサブレバーは、施解錠レバーが解錠位置の時オープンレバーのラッチ解除作動により連携作動し、押動部がロッキングプレートの当接部に当接し押動することにより、ロッキングプレートを解除作動させてラッチをストライカから解除し開閉体の開扉を可能にした開閉体ロック装置の解除機構であり、従来技術の第5図、第6図に開示されているように、サブレバーの押動部は板状部材の端縁部をそのまま押動部とし、またロッキングプレートの当接部はロッキングプレート端部を折曲成形した平面で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
サブレバーの押動部は、ハウジング上に設置されたベースプレートの立壁上に配置されているので、ハウジング内に配置されたロッキングプレートの当接部とは、ベースプレートの折曲部の角度の誤差やハウジングへの取付誤差等により、両者の相対位置関係の位置ズレが生じやすいという問題があった。。
【0004】
また、他端部を施解錠レバーの支持部に支持されているサブレバー(74)の押動部(74b)は、施解錠レバーの施解錠操作に連携し揺動する。しかし、施解錠レバーが作動不良で解錠位置に至らないまま中間で止まる場合があると、サブレバーは本来の解錠位置に相当する姿勢よりも傾斜した姿勢で、ロッキングプレートの当接部に当接する。サブレバーの押動部には、外方に突出して形成された突起が形成されている。一方、ロッキングプレートの当接部は、折曲成形した平面で構成されているから、傾斜した状態のサブレバーの押動部は、上方に揺動した状態でロッキングプレートの当接部に当接するので、その分当接状態が変化することになる。
【0005】
サブレバーの押動部とロッキングプレートとの当接状態が変化すると、ロッキングプレートの回転中心から両者の当接点までの距離が変化するので、解除操作力や解除操作ストロークが影響を受けやすいことになる。
【0006】
また、サブレバーの押動部とロッキングプレートとの当接部の当接状態が変化した場合には、解除操作ストロークに影響を与えるので、解除機構の作動安定性が不足することになる。
【0007】
本発明は、上述のような従来の技術が有する問題点に鑑み、サブレバーの位置が変化しても、ロッキングプレートとの当接点は変化しないようにして、解除機構の作動安定性を向上した自動車用開閉体ロック装置の解除機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、開閉体の回動端部に設けられたロック装置は、車体に設けられたストライカに係脱可能なラッチと、該ラッチに係脱するロッキングプレートとを内部に枢支したハウジングを有し、該ハウジング上面には、該ハウジング上面に取付けるための取付部と、上方に屈曲する立壁部とからなる断面L字形のベースプレートが配設され、該ベースプレートには、一端がラッチ解除操作手段に連結されたオープンレバーと、施解錠操作手段に連結され且つ施錠位置と解錠位置とに移動可能な施解錠レバーとを同軸に枢支し、前記オープンレバーの他端に一端が枢支軸をもって枢支されるとともに、施解錠レバーの支持部に他端がスライド可能に支持されたサブレバーは、施解錠レバーが解錠位置のときオープンレバーのラッチ解除作動により連携作動し、押動部がロッキングプレートの当接部に当接し押動することにより、ロッキングプレートを解除作動させてラッチをストライカから解除し開閉体の開扉を可能にした自動車用開閉体ロック装置の解除機構において、前記サブレバーの押動部は、オープンレバーとの枢支軸の軸方向に折曲された折曲面で構成され、該折曲面に形成された押動部は、前記枢支軸を中心とする円弧面に形成されてなり、前記ロッキングプレートの当接部には、球状突起が形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、前記サブレバーの押動部は、オープンレバーとの枢支軸の軸方向に折曲された折曲面で構成され、該折曲面に形成された押動部は、前記枢支軸を中心とする円弧面に形成されてなり、前記ロッキングプレートの当接部には、球状突起が形成されているので、サブレバーの押動部とロッキングプレートの当接部との間に位置ズレが生じても、また、施解錠レバーの作動不良によって、サブレバーの押動部が傾斜した状態でロッキングプレートの当接部とが当接することになっても、位置ズレする方向であるオープンレバーとの枢支軸の方向にサブレバーの押動部は折曲され、サブレバーの押動部とロッキングプレートの当接部との当接位置は常に球状突起上にあり、ロッキングプレートの枢支された中心から両者の当接点までの距離が変化せず、解除操作力が変化したり、解除操作ストロークが変化することはなく、解除機構の作動安定性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜図7は、本発明の開閉体電動閉鎖装置の駆動機構の一実施形態を示し、図8〜図11は、その各部の作動態様を示す。図1〜図7、特に図3に示すように、この開閉体の電動閉鎖装置は、自動車の車体Aの後端上部に開閉可能に枢着された開閉体であるバックドアBの下端部に設けられたロック装置Cに組み込まれている。
【0013】
ロック装置Cは、バックドアBの下端部に固着されたハウジング1内に収容されたラツチ2とロッキングプレート5とを備えている。ラツチ2は、ハウジング1に枢支された軸3に固着され、自動車の車体Aに設けられたストライカ4に係脱可能な噛合溝2aと、ロッキングプレート5と係合可能な2個の段部2b、2cとを有している。ロッキングプレート5は、ハウジング1に軸6をもって枢支され、ラツチ2の段部2b、2cに係脱しうる爪部5aと、上方に折曲された当接部5bとを有している。なお、図6において、ラツチ2は、反時計方向に、ロッキングプレート5は、時計方向にそれぞれ図示を省略したスプリングにより常時付勢されている。
【0014】
図2及び図5に示すように、ラツチ2の軸3の上端部には、被押動部である回動レバー7が固着され、ラツチ2と回動レバー7とは一体となって回動するようになっている。回動レバー7は、ほぼ円板状の基部7aより頚部7cを介して後方に延出する先端部7bを有しており、先端部7bは、後述するアーム15bの枢軸15aとほぼ平行をなすように、基部7aに対して折曲されている。また、先端部7bの左方の側縁は、後述するコネクトレバー17の押動部17aが当接する平面視ほぼ円弧状の当接縁7dをなしている。
【0015】
ラツチ2と回動レバー7とは、バックドアBが開いているときは、ストライカ4と離脱したオープン位置に位置しており、バックドアBがいわゆる半ドア状態まで閉じると、噛合溝2aにストライカ4 が辛うじて係合し、かつ段部2bにロッキングプレート5の爪部5aが係合して、オープン位置方向への回動が阻止されたハーフラツチ位置に位置し、さらに、ドアが全閉すると、図6に示すように、噛合溝2aにストライカ4が完全に係合し、かつ段部2cにロッキングプレート5の爪部5aが係合して、オープン位置方向への回動が阻止された図6に示すようなフルラツチ位置に位置するようになっている。
【0016】
ハウジング1の上面1aには上方を向くベースプレート8が取り付けられ、このベースプレート8にはロック装置Cの制御機構部Dが設けられている。
【0017】
制御機構部Dは、電動式の駆動装置である正逆回転可能なモータ9と、施解錠操作用のモータ式のアクチュェータ10と、軸11aをもってベースプレート8に枢支され、かつ施解錠操作手段であるアクチュェータ10の駆動レバー10aに連結されて、施錠位置と解錠位置とに移動可能な施解錠レバー11と、施解錠レバー11の支持部11bにスライド可能に支持されたサブレバー12と、上記軸11aをもってベースプレート8に枢支され、かつバックドアBのラツチ解除操作手段(図示略)に連結されたラッチ解除手段であるオープンレバー13と、バックドアBに設けられたキーシリンダー(図示略)に連結されたキーレバー14と、ラツチ2の軸3と直角かまたは所要の傾斜角度をなす枢軸15aをもってベースプレート8に枢支され、かつモータ9に連結された減速歯車のピニオン9aにラック状のギア部15cでもって噛合した作動部材であるセクターギア15と、セクターギア15と一体となって、枢軸15aより下方に延出するアーム15bと、アーム15bの枢軸15aと平行な連結軸16をもってアーム15bの下端部に連結されたコネクトレバー17とを備えている。ここでベースプレート8に設けられたモータ9、ピニオン9a、セクターギア15、コネクトレバー17は制御機構部D内で駆動機構部Eを構成している。
【0018】
モータ9と、キーレバー14と、セクターギア15及びその一部であるアーム15bと、コネクトレバー17とは、ベースプレート8の前面側に配設され、また、それ以外のアクチュェータ10、施解錠レバー11、サブレバー12、オープンレバー13等は、ベースプレート8の後面側に配設されている。
【0019】
オープンレバー13は、下方に延びた第1アーム部13aの下端部に枢支軸13bをもってサブレバー12の一端が回動可能に連結され、かつコネクトレバー17の方向に延出する第2アーム部13cを有し、ドアハンドル等のラツチ解除操作手段の操作により、図8に示す位置から反時計方向に回動させられて、ラツチ解除位置まで回動させられる。
【0020】
サブレバー12は、バックドアBが閉じて、施解錠レバー11が図4に示す解錠位置にあるとき、オープンレバー13のラツチ解除作動により、図8に示す位置から左方に直線運動して、他端に形成された押動部12aがロッキングプレート5の当接部5bに当接することにより、ロッキングプレート5 を解除作動させてラツチ2からの係合を解除して、バックドアBの開扉を可能にする。
【0021】
サブレバー12の押動部12aは、オープンレバー13との枢支軸13bの軸方向にプレス加工により折曲された折曲面で構成され、該折曲面は、前記枢支軸13bを中心とする円弧面に形成されているので、施解錠レバー11の作動不良によって、サブレバー12の押動部12aが傾斜した状態でロッキングプレート5の当接部5bとが当接することになっても、サブレバー13の枢支軸13b中心からロッキングプレート5の当接部5bまでの距離は常に一定である。従って、解除操作ストロークが影響を受けることはなく、解除機構の作動安定性が向上する。さらに、ロッキングプレート5の当接部5bには、プレス加工による球状突起5cが成形されているので、サブレバー12の押動部12aとロッキングプレート5の当接部5bとの間に位置ズレが生じても、位置ズレする方向Fであるオープンレバー13との軸13bの軸方向にサブレバー12の押動部12aは折曲されており、サブレバー12の押動部12aとロッキングプレート5の当接部5bとの当接位置は常に球状突起5c上にある。従って、ロッキングプレート5の回転中心から当接点までの距離Lがほとんど変化しない。また、解除操作力が変化したり、解除操作ストロークが変化することはない。このため、解除機構の作動安定性が向上するものである。
【0022】
モータ9は、バックドアBが開いている状態から閉じられて、ラツチ2がハーフラツチ位置に達し、そのことをハーフラツチ検知スイッチ(図示略)が検知することにより正転するように制御される。また、同モータ9は、ラツチ2がさらにフルラツチ位置に達して、そのことをフルラツチ検知スイッチ(図示略)が検知することにより逆転するように制御される。
【0023】
セクターギア15及びそのアーム15bは、常時は図2、図8、図9、及び図11に示す非作動位置にあり、モータ9の正転により図8等において反時計方向に回動させられ、図10に示す作動位置に達し、それによってラツチ2がフルラツチ位置に達して、モータ9が逆転させられることにより、元の非作動位置に復帰回動させられて、その位置で停止する。
【0024】
コネクトレバー17は、右端部に形成された押動部17aが回動レバー7の当接縁7dに当接して、アーム15bの非作動位置から作動位置への回動により、回動レバー7をラツチ2とともにハーフラツチ位置からフルラツチ位置まで押動しうる図9及び図10に示す係合位置と、押動部17aが回動レバー7の当接縁7dから回動レバー7の先端部7bの板面とほぼ直交する方向に離れた図8、及び図11に示す解除位置とに移動可能で、常時は、付勢手段であるスプリング18の付勢力により係合位置に向けて付勢されており、ラツチ2がオープン位置からハーフラツチ位置の直前の位置までの範囲内にあるときは、押動部17aまたは押動部17aの下縁が回動レバー7の先端部7bの上面にほぼ直角をなして当接し、係合位置方向への移動が阻止されるようになっている。
【0025】
コネクトレバー17における右端部上縁には、上右方に延出した後下方を向く、正面形がほぼ下向きコ字状をなし、かつ下方を向く先端部の中位部に設けられた後方に鈎形に屈曲する段部17bが、図4に示すように、ベースプレート8に穿設したほぼ方形の開口20を通ってベースプレート8の後面側に延出するようにした折曲片17cが連設されている。
【0026】
この折曲片17cにおける段部17bの下方に、オープンレバー13の第2アーム部13cの下縁部が係合し、オープンレバー13がラツチ解除位置に回動させられたとき、その第2アーム部13cにより、折曲片17cが跳ね上げられて、コネクトレバー17は、スプリング18の付勢力に抗して、解除位置に回動させられるようになっている。
【0027】
また、コネクトレバー17の折曲片17cが、ベースプレート8の開口20を通してオープンレバー13と係合していることにより、コネクトレバー17とオープンレバー13とが互いに外れにくくなるとともに、コネクトレバー17がオープンレバー13または開口20の縁により案内され、コネクトレバー17が円滑かつ確実に移動することができる。
【0028】
次に、この実施形態の作用を、主に図8〜図11を参照して説明する。
【0029】
このとき、図8に示すように、セクターギア15は非作動位置にあり、また、コネクトレバー17は、押動部17aが回動レバー7の先端部7bの上面に乗り上がり、係合位置方向への移動が阻止されて、解除位置に保持されている。
【0030】
この状態から、バックドアBが閉じる方向に移動させられて、ストライカ4がラツチ2の噛合溝2aに進入し、ラツチ2がハーフラツチ位置の直前の位置まで回動させられると、ラツチ2とともに回動する回動レバー7 の当接縁7dが、コネクトレバー17の押動部17aの直下を通過し、それによってコネクトレバー17は、スプリング18の付勢力により、図9に示すように、解除位置まで回動させられ、コネクトレバー17の押動部17aは、回動レバー7の当接縁7dの回動軌跡内に位置する。
【0031】
その後、ラツチ2がハーフラツチ位置まで回動させられると、ハーフラツチ検知スイッチが作動して、モータ9が正転させられ、それによってセクターギア15及びそのアーム15bは、非作動位置から作動位置に向かって図9における反時計方向に回動させられる。
【0032】
それに伴って、コネクトレバー17が、図9図示の状態から図10図示の状態のように、右方にほぼ直線的に移動させられ、その押動部17aで回動レバー7の当接縁7dを押動し、回動レバー7とラツチ2とを、ハーフラツチ位置からフルラツチ位置まで強制的に回動させ、バックドアBを半ドア状態から全閉状態まで閉じさせる。
【0033】
ラツチ2がフルラツチ位置まで回動させられると、ロッキングプレート5の爪部5aがラツチ2の段部2cに係合するとともに、フルラツチ検知スイッチが作動して、モータ9が逆転させられ、セクターギア15は図8に示す元の非作動位置に復帰させられる。それに伴って、コネクトレバー17は、押動部17aが回動レバー7の当接縁7dから離れて、図8と同様の図11に示す位置まで復帰させられる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、前記サブレバーの押動部は、オープンレバーとの枢支軸の軸方向に折曲された折曲面で構成され、該折曲面に形成された押動部は、前記枢支軸を中心とする円弧面に形成されてなり、前記ロッキングプレートの当接部には、球状突起が形成されているので、サブレバーの押動部とロッキングプレートの当接部との間に位置ズレが生じても、また、施解錠レバーの作動不良によって、サブレバーの押動部が傾斜した状態でロッキングプレートの当接部とが当接することになっても、位置ズレする方向であるオープンレバーとの枢支軸の方向にサブレバーの押動部は折曲され、サブレバーの押動部とロッキングプレートの当接部との当接位置は常に球状突起上にあり、ロッキングプレートの枢支された中心から両者の当接点までの距離が変化せず、解除操作力が変化したり、解除操作ストロークが変化することはなく、解除機構の作動安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係わる開閉体ロック装置の解除機構をバックドアに搭載した自動車を示す斜視図である。
【図2】 開閉体の電動閉鎖装置のモータを取り除いた状態の正面図である。
【図3】 同じく、モータを装着した状態の側面図である。
【図4】 同じく、背面図である。
【図5】 図3のVより見た矢視図である。
【図6】 図2のVI−VI線断面図である。
【図7】 図4の平面図である。
【図8】 開扉状態における制御機構部の要部の正面図である。
【図9】 第1の作動状態を示す制御機構部の要部の正面図である。
【図10】 第2の作動状態を示す制御機構部の要部の正面図である。
【図11】 第3の作動状態を示す制御機構部の要部の正面図である。
【符号の説明】
A 車体
B バックドア(開閉体)
C ロック装置
D 制御機構部
E 駆動機構部
F ズレ方向
L 距離
1 ハウジング
1a ハウジング上面
2 ラッチ
4 ストライカ
5 ロッキングプレート
5b 当接部
5c 球状突起
8 ベースプレート
9 モータ
10 アクチュエータ(施解錠操作手段)
11 施解錠レバー
11a 軸
12 サブレバー
12a 押動部
12c 円弧部
13 オープンレバー
13b 枢支軸
15 セクターギア
Claims (1)
- 開閉体の回動端部に設けられたロック装置は、車体に設けられたストライカに係脱可能なラッチと、該ラッチに係脱するロッキングプレートとを内部に枢支したハウジングを有し、
該ハウジング上面には、該ハウジング上面に取付けるための取付部と、上方に屈曲する立壁部とからなる断面L字形のベースプレートが配設され、
該ベースプレートには、一端がラッチ解除操作手段に連結されたオープンレバーと、施解錠操作手段に連結され且つ施錠位置と解錠位置とに移動可能な施解錠レバーとを同軸に枢支し、前記オープンレバーの他端に一端が枢支軸をもって枢支されるとともに、施解錠レバーの支持部に他端がスライド可能に支持されたサブレバーは、施解錠レバーが解錠位置のときオープンレバーのラッチ解除作動により連携作動し、押動部がロッキングプレートの当接部に当接し押動することにより、ロッキングプレートを解除作動させてラッチをストライカから解除し開閉体の開扉を可能にした自動車用開閉体ロック装置の解除機構において、
前記サブレバーの押動部は、オープンレバーとの枢支軸の軸方向に折曲された折曲面で構成され、該折曲面に形成された押動部は、前記枢支軸を中心とする円弧面に形成されてなり、
前記ロッキングプレートの当接部には、球状突起が形成されていることを特徴とする自動車用開閉体ロック装置の解除機構。
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JP25280698A JP3753870B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 自動車用開閉体ロック装置の解除機構 |
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