JP3753363B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り付け相手に取り付けられてその内外の接続が可能となるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、外ケース1内にCCDカメラ本体2を収容したCCDカメラを図示している。
CCDカメラの構成について簡単に説明すると、外ケース1の一側壁3には、貫通孔4が形成されており、そこに接続用のワイヤハーネス5が内外にわたって挿し通されている。ワイヤハーネス5は、外ケース1の外側の端末にwire to wireのコネクタ6を有しており、その反対側の端末には、wire to board のコネクタ7が設けられている。貫通孔4には、外ケース1の内外を水密にするためのシール処理が施されている。CCDカメラ本体2は、基板8に実装されており、外ケース1内の所定位置にねじ止め固定されるようになっている。基板8には、コネクタ7の接続先となる基板用コネクタ9が設けられている。尚、引用符号10は、外ケース1の開口縁部に嵌合する保護カバーを示している。
【0003】
上記構成において、CCDカメラの組み立ては、先ず外ケース1の一側壁3にワイヤハーネス5を挿し通す作業が行われる。次に、外ケース1内でコネクタ7を基板用コネクタ9に接続し基板8を外ケース1内の所定位置にねじ止め固定する作業が行われる。そして最後に、保護カバー10を外ケース1の開口縁部に装着する作業が行われて組み立てが完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術にあっては、コスト及びスペースの関係から、外ケース1内に配索されるワイヤハーネス5を極力短くしなければならなかった。そのため、手作業でのコネクタ7と基板用コネクタ9との接続が難しくなり、且つ面倒なものになってしまい、作業効率に影響を来してしまっていた。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、作業効率を向上させるためのコネクタを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のコネクタは、取り付け相手本体が実装された基板が内部に固定されたる取り付け相手の外ケースに取り付けられ、前記外ケース内に固定された基板とワイヤハーネスを外ケース外でコネクタ接続するためのコネクタであって、略中央内部に内設された隔壁と、該隔壁を挟んだ両側にそれぞれ形成されたフード状の端子導出部と、外側中間部に一体に形成された取り付け部とを有し、前記端子導出部の一方が前記外ケースの一側壁に突出して開口形成された嵌合部を介して前記外ケース内に挿入されて前記取り付け部により前記外ケースに取り付けられるコネクタハウジングと、前記隔壁に中間部が保持され、前記一方の端子導出部内に突出するバネ性のある接点部と前記他方の端子導出部内に突出するタブ状の接触部とをそれぞれ有する複数の端子とを備え、前記取り付け部は、前記コネクタハウジングの外側中間部に周設され前記一方の端子導出部を前記嵌合部に挿入したときその開口縁に当接される第1のフランジと、該第1のフランジに隣接して前記第1のフランジよりも小さな突出量で周設された第2のフランジと、前記一方の端子導出部の方向に前記第2のフランジに連続するように形成され、かつ、前記一方の端子導出部の中間部に位置する先端に係止突起が形成された可撓性を有するロックアームと、前記第1のフランジと前記第2のフランジの間に後付された防水性を有するシール部材とを有し、前記一方の端子導出部は、前記取り付け相手本体と導通され前記外ケース内部に固定した基板に対して直交方向に突出された複数の外部端子が、前記一方の端子導出部を区画形成している壁を横切って挿入されるように形成された孔又はスリットを有し、前記コネクタハウジングは、前記第1のフランジが前記外ケースの嵌合部の開口縁に当接された状態で前記ロックアームの先端の係止突起が前記外ケースの内側に係合されて前記外ケースに取り付けられ、前記一方の端子導出部内の前記複数の端子の前記接点部は、前記孔又はスリットを通じて挿入された前記外部端子の先端と接触されてバネ変形されることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の本発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記接点部を、前記孔又は前記スリットに向けて湾曲形成したことを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の本発明のコネクタは、請求項1記載のコネクタにおいて、前記外部端子は基板に設けられ、前記壁の外面を、前記基板を置くための台として形成したことを特徴としている。
【0011】
請求項1に記載された本発明によれば、コネクタは、取り付け相手本体が実装された基板が内部に固定されたる取り付け相手の外ケースに取り付けられ、前記外ケース内に固定された基板とワイヤハーネスを外ケース外でコネクタ接続するためのものであり、コネクタハウジングと複数の端子とを備える。コネクタハウジングは、略中央内部に内設された隔壁と、該隔壁を挟んだ両側にそれぞれ形成されたフード状の端子導出部と、外側中間部に一体に形成された取り付け部とを有し、端子導出部の一方が外ケースの一側壁に突出して開口形成された嵌合部を介して外ケース内に挿入されて取り付け部により外ケースに取り付けられる。
複数の端子は、コネクタハウジングの隔壁に中間部が保持され、一方の端子導出部内に突出するバネ性のある接点部と他方の端子導出部内に突出するタブ状の接触部とをそれぞれ有する。
コネクタハウジングの取り付け部は、コネクタハウジングの外側中間部に周設され一方の端子導出部を嵌合部に挿入したときその開口縁に当接される第1のフランジと、該第1のフランジに隣接して第1のフランジよりも小さな突出量で周設された第2のフランジと、一方の端子導出部の方向に第2のフランジに連続するように形成され、かつ、一方の端子導出部の中間部に位置する先端に係止突起が形成された可撓性を有するロックアームと、第1のフランジと第2のフランジの間に後付された防水性を有するシール部材とを有する。
一方の端子導出部は、取り付け相手本体と導通され外ケース内部に固定した基板に対して直交方向に突出された複数の外部端子が、一方の端子導出部を区画形成している壁を横切って挿入されるように形成された孔又はスリットを有する。
コネクタハウジングは、第1のフランジが外ケースの嵌合部の開口縁に当接された状態でロックアームの先端の係止突起が外ケースの内側に係合されて外ケースに取り付けられ、一方の端子導出部内の複数の端子の接点部は、孔又はスリットを通じて挿入された外部端子の先端と接触されてバネ変形される。
したがって、コネクタを取り付け相手の外ケースに取り付けた後、コネクタハウジングの一方の端子導出部に形成した孔又はスリットに、取り付け相手本体が実装された基板に設けられる外部端子を挿通させると、取り付け相手の外ケース内での接続が完了する。
取り付け相手の外ケース側で従来のようなワイヤハーネスの配索は不要である。コネクタの端子の接点部はバネ性を有することから、孔又はスリットに挿通され接触する外部端子との接続は確実に行われる。外部端子を取り付け相手の組み立ての最中に孔又はスリットに挿通できるように配設すれば、接続に係る作業は一層簡略化される。コネクタハウジングの取り付け部に、防水性を有するシール部材を設けていることから、コネクタを外ケースに水密に取り付けることが可能になる。
尚、取り付け相手の外ケース外側では、他方の端子導出部を介してワイヤハーネスをコネクタ接続を行えばよい。
【0012】
請求項2に記載された本発明によれば、端子の接点部を、一方の端子導出部に形成した孔又はスリットに向けて湾曲形成していることから、外部端子との接触性がよくなる。
【0015】
請求項3に記載された本発明によれば、壁の外面を、基板を置くための台として形成していることから、基板の取り付けが容易になるとともに、基板の安定性を確保することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明のコネクタの一実施の形態を示す外観斜視図である。また、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB−B線断面図を示している。
【0017】
図1ないし図3いずれかにおいて、引用符号21で示されるコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング22と、コネクタハウジング22に装着される複数の端子23とを備えて構成されている。また、コネクタ21は、中継用のコネクタとして構成されている。
尚、端子23は、本形態において三つ備えられているものとする(その数に限られるものではない)。また、コネクタハウジング22には、既知のOリング24が取り付けられているものとする(Oリング24は特許請求の範囲に記載したシール部材に相当する。パッキンを用いてもよいものとする。コネクタ21を防水コネクタとして位置付けすることもできる)。
【0018】
上記コネクタハウジング22には、その略中央内部に隔壁25が内設されており、隔壁25を挟んだ前後両側には、それぞれ端子導出部26、27が形成されている(前後の方向は図1を正規に見た場合、手前側を前とする。端子導出部26は特許請求の範囲に記載した他方の端子導出部に、また、端子導出部27は特許請求の範囲に記載した一方の端子導出部に相当するものとする)。また、コネクタハウジング22の外側中間には、上記Oリング24を後付することが可能な取り付け部28が一体に形成されている。
【0019】
隔壁25は、上記端子23を保持するために他よりも厚肉に形成されている。また、隔壁25には、上記端子23に対する端子挿通孔29が等ピッチで三つ穿設されている(端子23をインサート成形した場合にはこの限りでない)。
【0020】
前方の端子導出部26は、断面視の外形が略小判形となるフード状に形成されている。また、端子導出部26の外側には、係止用の突起30と、一対の案内用のリブ31、31とが形成されている。突起30は、端子導出部26を区画形成する壁の中間に突出形成されており、リブ31、31は、コネクタハウジング22の軸方向(上記前後の方向に一致)に沿って端子導出部26の両サイドに一体に形成されている。
【0021】
後方の端子導出部27は、前方の端子導出部26よりも若干窄まっており、断面視の外形が矩形となるフード状に形成されている。また、端子導出部27を区画形成する一壁32には、三つの貫通する孔33が穿設されている。孔33は、上記端子23の位置にあわせて形成されている。一壁32は、平坦に形成されている。一壁32は、特許請求の範囲に記載した一つの壁に相当するものとする。
【0022】
尚、孔33は本形態において丸形に形成されているが、例えば矩形であってもよいものとする。ただ、孔33に挿通される後述の外部端子48(図4参照)がスムーズに案内されれることが好ましい。また、孔33に代えてスリットを形成してもよいものとする。
端子導出部26及び27の開放端からは、上記端子23の各端部が突出しないものとする。
【0023】
取り付け部28は、上記Oリング24を後付できるように形成したフランジ34及び35と、取り付け相手に係合する一対のロックアーム36、36とを備えて構成されている。第1のフランジとしてのフランジ34は、本形態において端子導出部26の外形にあわせて略小判形に突出するようにコネクタハウジング22の外周に周設されている。また、第2のフランジとしてのフランジ35は、フランジ34よりも若干突出量が少なく形成されている。フランジ34及び35の各肉厚は、Oリング24を後付した際に変形が生じない程度の厚みをもって形成されている。
【0024】
ロックアーム36、36は、可撓性を有するとともに、フランジ35に連続するように形成されている。また、コネクタハウジング22の上記軸方向に沿って形成されている。ロックアーム36、36の各先端は、端子導出部27の中間に位置するように形成されている。ロックアーム36、36は、後述の外部端子48(図4参照)との接続の妨げにならない位置に形成されている。ロックアーム36、36の各先端には、外側へ突出する爪状の係止突起37、37が形成されている。係止突起37、37はテーパを有し、取り付け相手の形状に合わせて適宜形成されるものとする。
【0025】
上記端子23は、導電性を有する金属板をプレス加工することにより製造されており、タブ状の接触部38とこれに連成される接点部39とで構成されている。言い換えれば、端子23の中間を挟んで一方側が接触部38、他方側が接点部39として構成されている。
【0026】
接触部38は、端子挿通孔29に挿通されてその先端が端子導出部26内に導出されている。また、接点部39は、端子導出部27内に導出されている。接点部39は、バネ性を有しており、その先端が孔33に近づくように湾曲形成されている(後述の外部端子48(図4参照)に対して接触性がよくなる)。
【0027】
本形態において、接点部39同士のピッチは、接触部38同士のピッチよりも狭く形成されている。接点部39同士のピッチは、広げることも当然に可能である(ピッチを狭くした場合にはコネクタの小型化を図ることができる)。接点部39同士のピッチは、後述の外部端子48(図4参照)のピッチにあわせて形成されるものとする。また、端子23には、隔壁25に係合する一対の係止突起(不図示)が形成されている。
【0028】
上記構成において、コネクタ21は、コネクタハウジング22に対して各端子23をその接点部39が端子導出部27の孔33に近づく向きに装着して組み立てられる。また、コネクタ21は、図4に示される如く、例えばCCDカメラに取り付けられる。
【0029】
先ず、CCDカメラの構成について簡単に説明する。
図4において、CCDカメラは、CCDカメラ本体41を収容する外ケース42を有している。外ケース42は、開放部を有する有底の箱状に形成されており、その一側壁43には、コネクタ21に対する嵌合部44が形成されている。また、外ケース42内には、取り付け用のフランジ45が適宜位置に複数形成されている(一つのみ図示)。外ケース42の開放部には、保護カバー46が適宜手段で装着固定されるようになっている。
【0030】
嵌合部44は、コネクタ21を差し込み固定できるように開口形成されるとともに、一側壁43から突出するような枠状に形成されている。その突出量は、コネクタ21のフランジ34からロックアーム36(図5参照、以下同様)の係止突起37(図5参照、以下同様)までの長さに略一致するように形成されている。
【0031】
CCDカメラ本体41は、基板47上に実装されており、その下側には、CCDカメラ本体41に導通する外部端子48が基板47に対して直交方向に突出するように複数(本形態においては三つ)配設されている。基板47は、その外縁部がフランジ45に載せられ、複数のねじ(不図示)により固定されるようになっている。外部端子48は、例えば丸ピン状に形成されている。また、コネクタ21が取り付けられた際に接点部39を十分に押し付けるだけの長さを有している。
【0032】
次に、CCDカメラの組み立てについて説明する。
CCDカメラを組み立てるには、先ず、外ケース42の嵌合部44にコネクタ21を取り付ける作業を行う。この時、コネクタ21は、嵌合部44を介して端子導出部27から外ケース42内へ挿し込まれるようになる。差し込みの最中に、嵌合部44の開口縁にロックアーム36、36の係止突起37、37が当接するが、ロックアーム36、36は内側へ撓みコネクタ21の差し込みは許容される。嵌合部44の開口縁にコネクタ21のフランジ34が当接すると、コネクタ21の差し込みが規制され、これとほぼ同時に、ロックアーム36、36の係止突起37、37が外ケース42の内側に係合(図5参照)する。Oリング24は、嵌合部44により圧縮される(図5参照)。これによりコネクタ21の取り付けが完了する。コネクタ21は水密に取り付けられる。
【0033】
続いて、外ケース42内にCCDカメラ本体41を実装した基板47を固定する作業を行う(外部端子48は、CCDカメラ本体41と同様、予め基板47の所定位置に配設されているものとする)。基板47をフランジ45に置いてねじ止めのための位置合わせをする。この時、外部端子48は、孔33を介して端子導出部27内に挿通され、接点部39と接触する。接点部39は、外部端子48により押し付けられ若干弾性変形する。端子導出部27の平坦な一壁32上には、外部端子48を配設した部分の基板47が載せられる。基板47は、安定した状態で配置されることになる。この状態で基板47をねじ止めして外ケース42内に固定すると、外部端子48と端子23との接続も完了する。外部端子48は、接点部39を押し付けた状態で確実に接続される。
【0034】
そして最後に、外ケース42の開放部に保護カバー46を装着固定する作業を行う。保護カバー46は、適宜手段で固定されるものとする。これにより一連の組み立てに係る作業が完了する。
【0035】
尚、コネクタ21の端子導出部26側には、ワイヤハーネス(不図示)がコネクタ接続されるものとする。
【0036】
以上、図1ないし図5までを参照しながら説明してきたように、コネクタ21を取り付け相手(上述ではCCDカメラ。以下同様)に取り付けた後、端子導出部27の孔33に外部端子48を挿通させれば、取り付け相手内での接続が容易に行えるようになる。また、取り付け部28を介してコネクタ21を容易に取り付けることができるようになる。
【0037】
従って、従来より行われていた取り付け相手側でのコネクタ接続(図6参照、コネクタ7と基板用コネクタ9の接続)と、ワイヤハーネス5(図6参照)の配索に係る作業は不要になる。これにより、作業効率が向上するのは言うまでもない。
【0038】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
即ち、上述のコネクタ21は中継用のコネクタになるので、CCDカメラに限らず自動車等に搭載される電気接続箱(ジャンクションボックス)等にも取り付けができるものとする。また、Oリング24を取り付けない構成(例えばOリング24とフランジ35を上記構成から除く)にすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、コネクタを取り付け相手の外ケースに取り付けた後、コネクタハウジングの一方の端子導出部に形成した孔又はスリットに、取り付け相手本体が実装された基板に設けられる外部端子を挿通させれば、取り付け相手の外ケース内での接続を容易に完了させることができる。他方側の端子導出部を介して例えばワイヤハーネスをコネクタ接続を行えば、取り付け相手の外ケース内外の接続が容易になし得られるようになる。
また、取り付け部を介してコネクタを容易に取り付けできることから、取り付け相手の外ケース内側で従来より行われていたワイヤハーネスの配索に係る作業を省略することができる。コネクタハウジングの取り付け部に、防水性を有するシール部材を設けていることから、コネクタを外ケースに水密に取り付けることが可能になる。
さらに、コネクタの端子の接点部にバネ性をもたせていることから、孔又はスリットに挿通される外部端子を接点部に押しつけるようにすれば確実な接続がなされるようになる。
従って、作業効率が向上するコネクタを提供することができるという効果を奏する。
【0040】
請求項2に記載された本発明によれば、端子の接点部を、一方の端子導出部に形成した孔又はスリットに向けて湾曲形成していることから、請求項1の効果の他に、外部端子との接触性をよくすることができるという効果を奏する。
【0043】
請求項3に記載された本発明によれば、外部端子は基板に設けられ、一つの壁の外面を、基板を置くための台として形成していることから、請求項1又は2の効果の他に、基板の取り付けを容易にすることができるという効果を奏する。また、基板の安定性を確保することができるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】本発明によるコネクタを取り付けたCCDカメラ(取り付け相手)の断面図である。
【図5】取り付け状態を説明するための要部拡大図である。
【図6】従来例のCCDカメラの分解斜視図である。
【符号の説明】
21 コネクタ
22 コネクタハウジング
23 端子
24 Oリング(シール部材)
25 隔壁
26 端子導出部(一方の端子導出部)
27 端子導出部(他方の端子導出部)
28 取り付け部
29 端子挿通孔
32 一壁(一つの壁)
33 孔
36 ロックアーム
38 接触部
39 接点部
47 基板
48 外部端子
Claims (3)
- 取り付け相手本体が実装された基板が内部に固定されたる取り付け相手の外ケースに取り付けられ、前記外ケース内に固定された基板とワイヤハーネスを外ケース外でコネクタ接続するためのコネクタであって、
略中央内部に内設された隔壁と、該隔壁を挟んだ両側にそれぞれ形成されたフード状の端子導出部と、外側中間部に一体に形成された取り付け部とを有し、前記端子導出部一方が前記外ケースの一側壁に突出して開口形成された嵌合部を介して前記外ケース内に挿入されて前記取り付け部により前記外ケースに取り付けられるコネクタハウジングと、
前記隔壁に中間部が保持され、前記一方の端子導出部内に突出するバネ性のある接点部と前記他方の端子導出部内に突出するタブ状の接触部とをそれぞれ有する複数の端子とを備え、
前記取り付け部は、前記コネクタハウジングの外側中間部に周設され前記一方の端子導出部を前記嵌合部に挿入したときその開口縁に当接される第1のフランジと、該第1のフランジに隣接して前記第1のフランジよりも小さな突出量で周設された第2のフランジと、前記一方の端子導出部の方向に前記第2のフランジに連続するように形成され、かつ、前記一方の端子導出部の中間部に位置する先端に係止突起が形成された可撓性を有するロックアームと、前記第1のフランジと前記第2のフランジの間に後付された防水性を有するシール部材とを有し、
前記一方の端子導出部は、前記取り付け相手本体と導通され前記外ケース内部に固定した基板に対して直交方向に突出された複数の外部端子が、前記一方の端子導出部を区画形成している壁を横切って挿入されるように形成された孔又はスリットを有し、
前記コネクタハウジングは、前記第1のフランジが前記外ケースの嵌合部の開口縁に当接された状態で前記ロックアームの先端の係止突起が前記外ケースの内側に係合されて前記外ケースに取り付けられ、
前記一方の端子導出部内の前記複数の端子の前記接点部は、前記孔又はスリットを通じて挿入された前記外部端子の先端と接触されてバネ変形される
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記接点部を、前記孔又は前記スリットに向けて湾曲形成したことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記壁の外面を、前記基板を置くための台として形成したことを特徴とするコネクタ。
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